JP2002316485A - 表面をクリーニングする装置 - Google Patents

表面をクリーニングする装置

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JP2002316485A
JP2002316485A JP2002025514A JP2002025514A JP2002316485A JP 2002316485 A JP2002316485 A JP 2002316485A JP 2002025514 A JP2002025514 A JP 2002025514A JP 2002025514 A JP2002025514 A JP 2002025514A JP 2002316485 A JP2002316485 A JP 2002316485A
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Eric Verschueren
エリク・ベルシユエレン
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】平版印刷用の基材からインク受容層を除去し、
平版印刷用の基材を再利用するのに特に適した、表面を
クリーニングする装置の提供。 【解決手段】− 開口部を取り囲む縁2を端の所におい
て有する細長いハウジング1、− 該ハウジングのを通
してクリーニング液を表面13上に噴出または噴霧させ
るためのジェットまたは噴霧ノズル4、− ハウジング
1の内部から開口部の方へ延び、該周6に沿って配置さ
れ回転し得るように取り付けられている、表面13を機
械的に処理するための擦り取り装置8であって、該擦り
取り装置8および該ハウジング1吸引室9を規定してい
る擦り取り装置8、− 該擦り取り装置8と表面13か
ら放出される材料との間から引き出されるクリーニング
液を除去するために、吸引室9を減圧に保つように吸引
室9に連結された吸引通路11を具備していることを特
徴とする装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の分野】本発明は表面をクリーニングする装
置、特に平版印刷用の版面から被覆物を除去し、平版印
刷用の基材を再利用し再びその上に被覆物を被覆する装
置に関する。
【0002】
【本発明の背景】平版印刷法ではいわゆる印刷用の原
版、例えば印刷機のシリンダーに取り付ける版面を使用
する。この原版はその表面に平版印刷用の画像をもち、
この画像の上にインクを塗布してインクを原版から被印
刷材料、典型的には紙へ転写することによって印刷が行
われる。通常の平版印刷法においては、インク並びに水
性の貯蔵溶液(fountain solution)
(加湿液とも呼ばれる)を親油性(または疎水性、即ち
インクを受容し水を反撥する)区域並びに親水性(また
は疎油性、即ち水を受容しインクを反撥する)区域から
成る平版印刷の画像に供給する。いわゆる乾平版印刷法
においては、平版印刷の画像はインクを受容する区域お
よびインクを接着する(インクを反撥する)区域から成
り、乾平版印刷を行う際にはインクだけが原版に供給さ
れる。
【0003】印刷用の原版は一般にコンピュータ・フィ
ルム転写法(computer−to−film me
thod)によって得られるが、この場合印刷前の種々
の段階、例えば活字の書体の選択、走査、色の分離、ス
クリーニング、トラッピング(trapping)、レ
イアウトおよび組み付けはディジタル的に行われ、それ
ぞれの色の選択は画像設定機を用いてグラフィックアー
ト用のフィルムへ送られる。これらの処理を行った後、
フィルムは版面前駆体(plate precurso
r)と呼ばれる画像材料を露光するためのマスクとして
使用することができ、版面処理を行った後原版として使
用できる版面が得られる。
【0004】最近ではいわゆるコンピュータ版面転写法
(computer−to−plate metho
d)が大きな関心をもたれている。この方法はまた直接
版面転写法とも呼ばれているが、ディジタル化された文
書がいわゆる版面設定機によって直接版面前駆体に送ら
れるから、フィルムをつくる過程が省略されている。コ
ンピュータ・版面転写法では、日中の光に対して安定な
ため、特に熱または赤外線に敏感な感熱版面が広く使用
されている。このような感熱材料は吸収した光を熱に変
える化合物を含んでいることが好ましい。画像に従った
露光の際に生成した熱は、離脱、重合、重合体の交叉結
合による不溶化、分解、または熱可塑性重合体ラテック
スの粒子の凝集のような(物理)化学的な反応の引き金
になり、適宜処理を行うと平版印刷の像が得られる。
【0005】湿式処理を必要としない版面はいわゆるデ
ィジタル印刷機、特にいずれのカラー・ステーションに
おいても一体化された露光装置が組み込まれている印刷
機において印刷時における画像処理を行うのに特に適し
ている。このようなディジタル印刷機は、未露光の版面
前駆体を先ず各カラー・ステーションの印刷シリンダー
に取り付け、版面がシリンダーに固定されている間に露
光を行い、良好な位置合わせを行って版面の位置を再調
節する必要がないコンピュータ印刷の作業の流れを行う
ことができる。
【0006】版面前駆体は通常シート状の支持物と一つ
またはそれ以上の被覆物から成っているが、例えば英国
特許1546532号においては、画像に従って露光が
行われた際および適宜行われる処理において、平版印刷
面をつくり得る組成物が印刷機の版面のシリンダーの上
に直接備えられているコンピュータ印刷法が記載されて
おり、ヨーロッパ特許A 101 266号には、平版
シリンダーの親水性の表面に直接被覆された疎水性の被
覆物について記載されている。剥離させて印刷されない
区域を除去した後、原版が得られる。このような印刷時
における被覆法は米国特許5,713,287号および
ヨーロッパ特許A 802 457号にも記載されてい
る。印刷工程を行った後、クリーニング液を使用し、随
時機械的に擦り取り印刷しながらクリーニング工程を行
うことによって版面シリンダーから被覆物を除去し、被
覆、露光、印刷およびクリーニングから成る次の過程に
クリーニングされた基材を再利用することができる。
【0007】クリーニング工程を行う装置は日本特許6
3−4947号、米国特許5,713,287号、米国
特許5,644,986号および米国特許5,603,
775号に記載されている。後者の特許の中で米国特許
5,603,775号から転載した装置を図1に示す。
ノズル・ヘッドは、円形の断面をもつケースから成るハ
ウジング25、および該ケースの中心線の直ぐ近くにお
いて該ケース25の中に配置されたジェットノズル24
を含んでいる。好ましくは円筒形のケース25はそれ自
身で細長い吸引ノズルになっており、その端は機械的な
部材をもたない開口部39を取り囲むオリフィスの縁2
9の所にある。吸引ノズル26は該開口部39を含む室
32を含み、クリーニングすべき表面から間隔を空けて
配置され、外殻の表面22とオリフィスの縁29との間
に周方向の間隙34をつくっている。ジェットノズル2
4は、クリーニング液のジェット40を放出するために
ケースの室32の中において開口部39から間隔を空け
て配置され、表面上の予め定められた処理区域41をつ
くっている。保持器27にはジェットノズル24が取り
付けられ、そのオリフィス28はケース25の中心に配
置されている。吸引ノズル26の前端部は、クリーニン
グすべき表面の曲率に一致して該間隙34をつくるよう
な形の輪郭をもっている。保持器27はジェットノズル
27と連絡した供給通路30を具備している。また保持
器27には周上にある軸方向の貫通孔31が多数備えら
れ、その中を通って真空パイプが吸引ノズル26の室3
2と明確に連絡している。
【0008】印刷時に被覆、露光およびクリーニングを
行う方法に伴って生じる問題は、湿った状態で行われる
被覆およびクリーニングの段階において一体化された画
像設定機の光学系および電子装置が損傷または汚染され
る危険があることである。往々にして公知のクリーニン
グ法は失敗することが多い。何故なら一方ではクリーニ
ング液の化学的反応性と除去されるべきインク受容区域
との間で、また他方では該クリーニング液に必要な不活
性性と脆弱な平版の表面との間に適切な妥協点が見出だ
されていないからである。典型的な平版の表面は機械的
にも化学的にも極めて傷つき易い。一般に平版の表面
は、インクおよび貯蔵溶液の伸展性を十分識別できるよ
うに微小細孔構造からなっている。陽極酸化されたアル
ミニウム板は、表面で吸着現象が起こり得る1種または
それ以上の金属酸化物を含む平版の表面をなしている。
これらの金属酸化物は、化学変化を起こしてもはや平版
印刷的に活性をもたない形に極めてなり易い。上記の平
版の表面の微小多孔質はまた非常に機械的損傷を受け易
い。平版の表面を機械的に効率的にクリーニングするの
にしばしば必要とされる固体粒子がクリーニング液の中
に存在すると、該表面の微小構造を撹乱することは避け
られない。インクおよび被覆された画像層は微小細孔構
造の中に入り込んでいるから、前の画像の除去が不完全
なために生じるゴースト画像が次の印刷過程で得られる
のを避けるためには、激しくクリーニングを行うことが
必要である。
【0009】
【本発明の概要】本発明の目的は、表面を効果的にクリ
ーニングする装置、特に基材の平版印刷の品質を損なう
ことなく、また周辺の環境、例えば近所にある画像設定
機の光学系および電子機器を汚染する危険を少なくし
て、平版印刷用の印刷版面から被覆物を除去する装置を
提供することである。また本発明の目的は、印刷機の中
に容易に組み込むことができる小型の装置を提供するこ
とである。これらの目的は特許請求の範囲請求項1記載
の装置によって実現される。請求項1の装置は図1に記
載された装置と実質的には同じであるが、それに付け加
えて、該装置を操作する際、回転する擦り取り装置8
(図2および3)、例えば刷毛が、一方ではノズル4に
よって処理される表面13の区域、即ち開口部3の部分
5に相当する区域と、他方では吸引室9との間の障壁に
なり、クリーニング液および表面13から除去される任
意の材料が、吸引室へ引き出される前に、先ず回転する
擦り取り装置を通るようになっているという特徴をもっ
ている。
【0010】本発明の好適具体化例の特定の特徴は従属
請求項に記載されている。本発明の他の利点および具体
化例は下記の説明および添付図面から明らかであろう。
【0011】
【本発明の詳細な説明】本発明の装置は好ましくは円筒
形をした細長いハウジング1を具備し、このハウジング
はその端の所に開口部3を取り囲む縁2を有している。
縁2は好ましくは円形の断面をもち、クリーニングすべ
き平らな曲った面に従って平面または凹面をなしている
ことができる。好適な具体化例においては、縁2は内側
へ曲がっており、その曲率半径はクリーニングすべきロ
ールの表面の曲率半径と等しい。ハウジング1、縁2お
よび開口部3は表面13からクリーニング液および不純
物を除去する吸引ノズルをつくっている。ここで「不純
物」という言葉は装置作動中に表面13に固着している
すべての材料、特に平版基材の表面にある被覆物、およ
びインク、紙の繊維、および該被覆物および該表面上に
存在する任意の他の材料を意味するものとする。
【0012】本発明の装置は、クリーニング液が表面1
3の処理区域に突き当たることができるように開口部3
から或る距離を隔てて配置された1個またはそれ以上の
ジェットまたは噴霧ノズルを具備している。ここで「ジ
ェット」および「噴霧」という言葉は、ノズル4から表
面13へ突き当たる液層の流れを意味する。「噴霧」は
典型的には加圧空気または他の噴射剤の中に含まれるク
リーニング液のエーロゾルまたは液滴である。噴霧パラ
メータの好適な値は1999年9月15日出願のヨーロ
ッパ特許99293964に定義されている。「ジェッ
ト」は通常噴射剤なしで、好ましくは液の供給圧力50
〜150バール、供給速度20〜60ml/秒、さらに
好ましくは30〜40ml/秒において得られる。
【0013】クリーニング液は供給通路10を介してノ
ズル4へ供給される。供給通路10はノズルへ液を供給
する公知の装置、例えばポンプ、ホース、フィルター等
に連結されている。他の具体化例においては、本発明の
装置はまた噴射剤供給通路(図示せず)を備え、これは
通路10を介して供給されるクリーニング液と共に噴霧
をつくる。噴霧は公知方法、例えば内燃機関のエンジン
のキャブレターに使用されるように、クリーニング液に
沿って噴射剤を流すような方法でノズル4の中につくら
れる。ノズル4は噴射剤とクリーニング液とを混合する
混合室(図示せず)備えていることができる。
【0014】ジェット化されたまたは噴霧された液は任
意の形の液塊をつくるが、以後この液塊をその特定の形
には無関係に「円錐」と呼ぶことにする。各ノズル4の
処理区域はジェットまたは噴霧の円錐14の発散角、ノ
ズル4と表面13との間の上記の距離、および円錐14
の軸と表面13との間の角度に依存する区域をもってい
る。これらの角度および距離の特定の値は、除去すべき
不純物の種類、クリーニング液の組成、および表面の組
成および形態のような多くのパラメータに依存すること
を強調しておかなければならない。本発明の範囲を限定
するものではないが、円錐14の発散角の典型的な値は
5〜50 °であり、ノズル4と開口部3との間の距離
は好ましくは60〜100mmであり、円錐14の中心
軸と表面13との間の角度は典型的には45〜90°で
ある。後者の角度はハウジング1の中心軸と表面13と
の間の角度、並びにノズル4の中心軸とハウジング1の
中心軸との間の角度によって決定される。好適具体化例
においては、これらの角度は二つ共図2に示すように約
90°である。好適具体化例においては、円錐14の該
発散角、ノズル4と開口部3との間の該距離、およびノ
ズル4の中心軸とハウジング1の中心軸との間の該角度
は操作員または装置の製造業者によって調節される。
【0015】ノズル4と表面13との間の距離は、一方
ではノズル4と開口部3との間の距離と、他方では装置
の操作中に開口部3と表面13との間に残された間隙と
の和である。好ましくは、該間隙は実質的にゼロであ
る。即ち装置の操作中縁2は好ましくは表面13に接触
しているか、或いは表面13の非常に近接している。そ
うでないと装置と表面13との間に実質的な、例えば数
mmの幅の間隙が残り、空気が装置の外側から吸引室9
の中へと流れ、装置から出て行く液または不純物に対す
る障壁になる。別法として、米国特許5,603,77
5号記載のように、空気または他のガスを縁2の周りに
ある分配器(図示せず)からこの間隙に供給することが
できる。縁2と表面13の間に間隙が残っている場合に
は、擦り取り装置8を縁2の方へ突き出して擦り取り装
置8と表面13とが接触するようにしなければならな
い。
【0016】装置が単一のジェットまたは噴霧ノズル4
を具備している具体化例においては、ハウジング1の中
心軸の近所にノズルを配置することが好ましい。多数の
ノズル4を具備した他の具体化例においては、これらの
ノズル4をハウジング1の中心軸の周りに配置し、各ノ
ズル4の軸をハウジング1の中心軸の方へ傾け、すべて
のノズル4の処理区域が重なるかまたは同じになるよう
にすることができる。さらに他の具体化例においては、
各ノズルの処理区域は重ならないか僅かしか重ならず、
すべてのノズル4の組み合わされた処理区域は単一のノ
ズル4の処理区域よりも実質的に大きくなっている。
【0017】ノズル4のジェットまたは噴霧の円錐は開
口部3と交叉し、該開口部3の一部5をつくっている。
該部分5は任意の形、好ましくは長円、卵形または円形
の周6をもっている(円形の場合を図3に示す)。処理
区域は部分5と実質的に同じである。装置と表面13と
の間に間隙が残されていない場合には、処理区域は部分
5と一致する。処理区域が円形でない具体化例において
は、ノズル4は、ノズル4の中心軸に沿って一回転する
ことにより円形の処理区域がつくられるようにハウジン
グ1の中に回転し得るように取り付けることができる。
【0018】部分5と一致しない開口部3の区画は吸引
オリフィスをつくり、これはハウジング1によって取り
囲まれた吸引室9と連結されている。該吸引オリフィス
は部分5を取り囲んでいることが好ましい。吸引室9は
吸引通路11に連結され、この通路は、クリーニング液
および不純物を吸引オリフィスから効果的に後方へ吸引
するのに必要な吸引力を生じる程度に吸引室9の内部を
減圧下に保つ装置に連結されている。このような装置は
当業界の専門家には一般に公知であり、ポンプ、ホー
ス、フィルター等の真空源を含んでいることができる。
【0019】本発明の装置の擦り取り装置8はジェット
または噴霧の円錐14と吸引室9との間の障壁になって
いる。もっと特定的に言えば、擦り取り装置8は装置の
内部から開口部3へ向かって延び、開口部3の部分5の
周6に沿って配置され、クリーニング液はジェット化ま
たは噴霧化される。この際擦り取り装置は一方では開口
部3の該部分5と他方では吸引室9との間の境界をつく
っている。「周6に沿って」という言葉は、擦り取り装
置8が周6の上かその近傍に配置されることを意味す
る。擦り取り装置8は完全な境界または不完全な境界を
つくることができる。即ち擦り取り装置8は周6の全体
に沿ってまたは周6の一区画または数区画(図3には3
区画を示す)に沿って備えられていることができる。
「境界」という言葉はクリーニング液およびその中に含
まれる不純物に対する閉鎖した物理的な障壁と考えては
いけない。何故なら本発明の装置を操作する場合、表面
13に衝突するジェット化または噴霧化されたクリーニ
ング液が、吸引室9の中に引き込まれ吸引される前に、
擦り取り装置8の間を通過する効果によって本発明の有
利な効果が得られるからである。擦り取り装置8は例え
ばクリーニング液を滲み込ませる繊維布または布から成
っているか、或いは表面13を効果的に摩擦することが
できる材料、例えばゴム、綿またはプラスティックスで
覆われた或いは被覆された小さい摩擦材から成っている
ことができる。一好適具体化例においては、擦り取り装
置8は刷毛を具備し、その間をクリーニング液が通過し
吸引室9の中に流入することができる。擦り取り装置8
が周6に沿って間隔を空けて配置されている不完全な障
壁は、クリーニング液およびその中に存在する不純物を
良好に吸引するために有利である。
【0020】本発明の装置の擦り取り装置8は例えばシ
ャフト12の上に回転し得るように取り付けられ、擦り
取り装置8が回転すると表面13に摩擦力を及ぼすこと
ができる。擦り取り装置8の回転運動は公知方法、例え
ばモーターによって駆動することができる。好適具体化
例においては、ノズル4に供給される媒体、例えばクリ
ーニング液または噴射剤の圧力により、例えば1個また
はそれ以上のひれ(フィン)をもつシャフト、または加
圧空気によって駆動されるドリルに用いられるような他
の公知の装置によって回転が駆動される。
【0021】供給通路および吸引通路は好ましくはそれ
ぞれ供給パイプおよび吸引パイプに連結され、これらは
ホースから成っていることができる。新しいクリーニン
グ液用の供給パイプは好ましくは使用済みの液および不
純物のための吸引パイプの内部に延びている。供給パイ
プおよび/または吸引パイプはサービス・ユニットに連
結され、このユニットは新しいクリーニング液のタン
ク、不純物を含む使用済みの液の処理装置、吸引パイプ
に連結された真空ポンプ、供給パイプに連結された随時
使用される高圧ポンプ、フィルター、および該サービス
・ユニットを駆動する必要な電子機器および機械的な装
置を含んでいる。
【0022】本発明の装置は好ましくは走査しながら表
面13をクリーニングする。印刷機の印刷用シリンダー
のような円筒形の表面をクリーニングするのに使用する
場合、シリンダー自身を回転させ装置の縁を表面に近い
一定の距離に保ちながら本発明の装置をシリンダーの軸
に平行なラインに沿って案内することが好ましい。ハウ
ジング1の中心軸は好ましくは表面に垂直に保たれてい
るが、他の形態も可能である。クリーニング操作の間、
装置の軸方向の移動およびシリンダーの回転速度は制御
ユニットによって駆動されることが好ましく、制御ユニ
ットはノズルヘッドへの供給速度および吸引室からの吸
引速度を制御するサービス・ユニットに連結されている
ことができる。供給圧力および吸引圧力は両方共、間隙
を通って装置から液または不純物が滲み出すことなく効
果的なクリーニングが行われ、好ましくはまた本発明の
装置が通過した直後に実質的に乾燥した面が得られるよ
うに調節することが好適である。
【0023】本発明の第1の方法に従えば、表面13の
クリーニングは上記の装置でクリーニング液をジェット
化または噴霧化し、クリーニング液を不純物と一緒に吸
引室を介して吸引することによって行われる。クリーニ
ングは化学的および機械的な効果により達成することが
できる。適当なクリーニング液は不純物が分散または可
溶化される溶媒を含んでいる。クリーニング液の液滴の
衝撃によりさらに表面13へ機械的な衝撃が与えられ、
これはクリーニング液へ固体粒子を添加したり、超音波
処理などを行うことによってで強化することができる。
しかし本発明装置の中に擦り取り装置8が存在すること
により、クリーニング液または噴射剤を実質的に加圧す
ることなく効果的なクリーニングを行うことができる。
通常クリーニング液をほぼ大気圧で表面13に供給する
だけで十分である。何故なら擦り取り装置8の作用によ
り機械的なクリーニングが行われるからである。
【0024】本発明の他の方法においては、例えば本発
明の装置を被覆装置として使用することにより、即ち真
空による吸引を行わずに、第1のクリーニング液のフィ
ルムを表面13に被覆する。クリーニング液が不純物を
攻撃する適当な時間を置いた後、この装置を使用して表
面13の上に第2のクリーニング液をジェット化または
噴霧化し、真空による吸引を行って表面から不純物を除
去する。第2のクリーニング液は第1のクリーニング液
と同じであることができる。第2のクリーニング液は不
純物を化学的に攻撃せず、単に表面から不純物を抜き取
る担体として使用される例えば淡水であることが好まし
い。
【0025】本発明のさらに他の方法に従えば、クリー
ニング液のフィルムを上記のようにして表面13に被覆
し、しばらく後に該フィルムを不純物と共に装置の真空
作用だけで、即ち第2のクリーニング液を用いずに除去
する。
【0026】上記のように、本発明方法は特に平版印刷
の基材からインク受容区域を除去し、該基材を再利用し
て新しい画像記録層を付与するのに適している。クリー
ニング段階は印刷を行いながら、即ち印刷用の原版を印
刷機に取り付けて、或いは印刷を行わない時に、例えば
本発明の装置を含む専用のクリーニング装置の中で行う
ことができる。このようなクリーニング装置は印刷機と
機械的に連結することができる。即ち印刷原版を自動的
に印刷機から取り出し、機械的な方法でクリーニング装
置へ運び、人手を介さずに印刷原版を交換することがで
きる。好適具体化例に従えば、本発明の装置はディジタ
ル印刷機の中に入っており、該印刷機はまた一体となっ
た版面設定機を含んでいる。最も好適な具体化例に従え
ば、印刷機はまた基材に平版印刷用の被覆物を印刷を行
いながら被覆できる被覆ユニットを含み、該基材は印刷
機の平版シリンダーの周りに取り付けられた平版、或い
は平版自身であることができる。被覆後、一体となって
いる平版設定機により画像に従って被覆物が熱または光
に露出され、適宜処理が行われた後、印刷機が始動され
る。印刷を行った後、本発明の装置を用いてインク受容
区域を除去し、次いでリサイクルされた基材を被覆、露
光、印刷およびクリーニングの次の過程に再使用するこ
とができる。これらのすべての段階は好ましくは印刷し
ながら、即ち平版印刷用の基材を印刷機に取り付けて行
われる。
【0027】本発明方法に使用される平版印刷用の基材
は板のようなシート状の材料であるか、或いはスリーブ
のような円筒形の要素であって印刷機の印刷シリンダー
の周りで滑らせる得るようようなものであることができ
る。別法として、基材は印刷シリンダー自身であること
もできる。後者の場合には、例えば印刷中に被覆液を噴
霧またはジェットにして吹き付けることにより画像記録
層を印刷シリンダー上に取り付ける。平版印刷用の基材
は親水性の支持材であるか、或いは親水性の層を取り付
けた支持材であることができる。好ましくはこの支持材
はアルミニウムまたはステンレス鋼のような金属であ
る。
【0028】特に好適な平版印刷用の基材は電気化学的
に研磨し陽極酸化したアルミニウムの支持材である。陽
極酸化したアルミニウムの支持材はその表面の親水性を
改善するように処理することができる。例えばアルミニ
ウムの支持材はその表面を高温、例えば95℃において
珪酸ナトリウムで処理し珪酸塩化することができる。別
法として、さらに無機フッ化物を含む燐酸塩溶液で酸化
アルミニウムの表面を処理する燐酸塩処理を行うことも
できる。また酸化アルミニウムの表面をクエン酸または
クエン酸塩で洗滌することができる。この処理は室温或
いは約30〜50℃の僅かに高い温度において行うこと
ができる。他の興味深い処理法には酸化アルミニウム表
面を重炭酸塩溶液で洗滌する方法が含まれる。さらにま
た酸化アルミニウム表面をポリビニルフォスフォン酸、
ポリビニルメチルフォスフォン酸、ポリビニルアルコー
ルの燐酸エステル、ポリビニルスルフォン酸、ポリビニ
ルベンゼンスルフォン酸、ポリビニルアルコールの硫酸
エステル、およびスルフォン酸化されたアルデヒドとの
反応により生成するポリビニルアルコールのアセタール
で処理することができる。これらの一つまたはそれ以上
の後処理は単独または組み合わせて行い得ることは明ら
かである。これらの処理に関する詳細点は英国特許A−
1 084 070号、ドイツ特許A−4 423 1
40号、同A−4 417 907号、ヨーロッパ特許
A−659 909号、同A−537633号、ドイツ
特許A−4 001 466号、ヨーロッパ特許A−2
92801号、同A−291 760号、および米国特
許4 458 005号に記載されている。
【0029】他の具体化例に従えば、この基材は以後
「基底層」と呼ぶ親水性の層を備えた可撓性の支持材で
あることができる。可撓性の支持材は例えば紙、プラス
ティックスのフィルムまたはアルミニウムである。プラ
スティックス・フィルムの好適な例はポリエチレンテレ
フタレート・フィルム、ポリエチレンナフタレート・フ
ィルム、酢酸セルロース・フィルム、ポリスチレン・フ
ィルム、ポリカーボネート・フィルム等である。プラス
ティックス・フィルムの支持材は透明または不透明であ
ることができる。
【0030】基底層は好ましくはヨーロッパ特許A−6
01 240号、英国特許1 419 512号、フラ
ンス特許2 300 354号、米国特許3 971
660号、および同4 284 705号に記載されて
いるような、硬化剤、例えばフォルムアルデヒド、グリ
オキサール、ポリイソシアネートまたは加水分解したテ
トラアルキルオルトシリケートと交叉結合した親水性の
接合剤から得られる交叉結合した親水性の層である。接
着改善層、或いは下塗り層(subbinglaye
r)とも呼ばれる層が取り付けられたフォルム支持材を
使用することが特に好適である。本発明に使用するのに
特に適した接着改善層はヨーロッパ特許A−619 5
24号、同A−620 502号および同A−619
525号に記載されているように親水性の接合剤とコロ
イド状のシリカから成っている。この接着改善層の中の
シリカの量は200〜750mg/m2であることが好
ましい。さらに、シリカ対親水性接合剤の比は好ましく
は1よりも大きく、コロイド状シリカの表面積は好まし
くは少なくとも300m2/g、さらに好ましくは少な
くとも500m2/gである。
【0031】本発明方法に使用される画像生成材料は平
版印刷用の基材に取り付けられた少なくとも一つの画像
記録層を含んでいる。基材には単一層だけを取り付ける
ことが好ましい。この材料は光または熱に対して敏感で
あることができ、後者の場合の方が日中の光に対して安
定であるから好適である。この材料の画像記録層は非除
去性(nob−ablative)であることが好まし
い。「非除去性」と言う言葉は、画像記録層が露光段階
において実質的に除去されないことを意味するものと理
解されたい。画像材料は処理不要であることが好まし
い。即ち露光直後に湿式処理を行わずに平版印刷画像が
得られるか、加湿液および/またはインクを供給するこ
とによって、即ち印刷工程の開始によって簡単に処理で
きることが好ましい。
【0032】この材料は陽画的に処理を行うことができ
る。即ち画像記録層の露光区域を処理液を用いて除去
し、これによって原版の非印刷区域を規定する平版印刷
用の基材の親水性の表面を露出させることがことがで
き、一方非露光区域は貯蔵溶液のような処理液では除去
できず、原版の疎水性の印刷区域を規定するようにする
ことができる。もっと好適な具体化例においては、材料
は陰画的に処理される。即ち画像記録層の未露光区域は
処理液で除去することができ、これによって原版の非印
刷区域を規定する平版印刷用の基材の親水性の表面を露
出させることがことができ、一方露光区域は処理液では
除去できず、原版の疎水性の印刷区域を規定するように
することができる。ここで「除去できる」と言う言葉は
画像記録層が処理液を供給することによって、例えばそ
の液の中で該層を溶解するか、或いはその液の中で該層
の懸濁物または乳化物を生成させることによって平版印
刷用の基材から除去できることを指すものとする。
【0033】極めて好適な陰画的に処理される画像記録
層の極めて好適な二つの具体化例を次に説明する。
【0034】第1の極めて好適な具体化例においては、
画像生成層の処理機構は、例えばヨーロッパ特許770
494号、同770 495号、同770 497
号、同773 112号、同774 364号および同
849 090号に記載のように、好ましくは親水性の
接合剤の中に分散させた疎水性の熱可塑性重合体粒子が
熱により誘起されて凝集を起こすことに基づいている。
凝集した重合体粒子は加湿液および/またはインクでは
容易に除去できない疎水性の印刷区域になり、他方露光
されない層は加湿液および/またはインクで用に除去で
きる非印刷区域になる。熱による凝集は例えば感熱ヘッ
ドにより直接熱をかけるか、或いは光、さらに好ましく
は例えば固体レーザーによって放射される赤外線を熱に
変えることができる1種またはそれ以上の化合物に光を
吸収させることによって誘起することができる。特に有
用な光−熱変換化合物は例えば染料、顔料、カーボンブ
ラック、金属カーバイド、硼化物、窒化物、カーボニト
リル、青銅構造をもった酸化物、および伝導性重合体の
分散物、例えばポリピロール、ポリアニリン、またはポ
リチオフェンをベースにした伝導性重合体の分散物であ
る。赤外線染料およびカーボンブラックが極めて好適で
ある。
【0035】疎水性の熱可塑性重合体粒子は好ましくは
35℃より高い、さらに好ましくは50℃より高い凝集
温度をもっている。凝集は、熱の影響下において熱可塑
性重合体粒子が軟化または熔融する結果生じることがで
きる。疎水性の熱可塑性重合体粒子の凝集温度には特定
の上限はないが、この温度は重合体粒子の分解温度より
も十分低い温度でなければならない。凝集温度は重合体
粒子の分解が起こる温度よりも少なくとも10℃低い温
度であることが好ましい。疎水性の重合体粒子の特定の
例は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)ア
クリル酸メチル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニ
トリル、ポリビニルカルバゾール、ポリスチレンまたは
これらの共重合体である。ポリスチレンが最も好適に使
用される。これらの重合体の重量平均分子量は5,00
0〜1,000,000g/モルである。これらの疎水
性の粒子は粒径が0.01〜50μm、さらに好ましく
は0.05〜10μm、最も好ましくは0.05〜2μ
mである。画像生成層の中に含まれる疎水性の熱可塑性
重合体粒子の量は好ましくは20〜65重量%、もっと
好ましくは25〜55重量%、最も好ましくは30〜4
5重量%である。
【0036】適当な親水性の接合剤は例えば単独重合体
または共重合体、例えばポリビニルアルコール、ポリ
(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)アクリルアミド、ポ
リヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリビニル
メチルエーテル、または天然産の接合剤、例えばゼラチ
ン、ポリサッカリド、例えばデキストラン、セルロー
ス、アラビアゴム、アルギン酸である。
【0037】第2の極めて好適な具体化例においては、
画像生成層はアリールジアゾスルフォネートの単独重合
体または共重合体から成り、これは親水性であって露光
前には加湿液および/またはインク中で除去でき、露光
後には疎水性になりあまり除去できなくなる。露光は重
合体粒子の熱的な凝集に関して上記に説明したのと同じ
方法で行われる。別法として、アリールジアゾスルフォ
ネート重合体は例えば紫外レーザーまたは紫外線ランプ
を用い紫外線に露出することによりスイッチングを行う
ことができる。
【0038】このようなアリールジアゾスルフォネート
重合体の好適な例はアリールジアゾスルフォネート単量
体を他のアリールジアゾスルフォネート単量体および/
またはビニル単量体、例えば(メタ)アクリル酸または
そのエステル、(メタ)アクリルアミド、アクリロニト
リル、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチ
レン、α−メチルスチレン等と重合または共重合させる
ことによってつくることができる化合物である。本発明
に使用される適当なアリールジアゾスルフォネートは下
記の式をもっている。
【0039】
【化1】
【0040】ここでR0,1,2はそれぞれ独立に水素、ア
ルキル基、ニトリルまたはハロゲン、例えばClを表
し、Lは2価の結合基、nは0または1、Aはアリール
基を表し、Mは陽イオンを表す。Lは好ましくは−Xt
−CONR3−、−Xt−COO−、−X−および−Xt
−CO−から成る群から選ばれる2価の結合基を表し、
ここでtは0または1、R3は水素、アルキル基または
アリール基を表し、Xはアルキレン基、アリーレン基、
アルキレンオキシ基、アリーレンオキシ基、アルキレン
チオ基、アリーレンチオ基、アルキレンアミノ基、アリ
ーレンアミノ基、酸素、硫黄またはアミノ基を表す。A
は好ましくは非置換のアリール基、例えば非置換のフェ
ニル基、または1個またはそれ以上の置換基をもったア
リール基、例えばフェニル基であり、置換基としてはア
ルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
基またはアミノ基がある。Mは好ましくはNH4 +のよう
な陽イオン、または金属イオン、例えばAl、Cu、Z
n、アルカリ土類金属またはアルカリ金属の陽イオンを
表す。
【0041】上記重合体を製造するのに適したアリール
ジアゾスルフォネート単量体はヨーロッパ特許A 33
9393号、同A 507008号および同A 771
645号に記載されている。
【0042】画像生成材料はまた画像記録層の他に平版
印刷用の基材に取り付けられた他の層を含んでいること
ができる。上記の他の成分、例えば疎水性の熱可塑性重
合体粒子およびアリールジアゾスルフォネート重合体を
含む層の近くの他の層の中には光吸収性化合物が存在す
ることができる。或いはまた画像生成材料は取り扱う際
の或いは機械的な損傷を保護するための処理液、加湿液
および/または同様物を用いて除去できる保護用の表面
層を含んでいることができる。適当な保護用の表面層は
ポリビニルアルコールを含んでいる。
【0043】上記画像成性材料を処理するのに特に効果
的な適当なクリーニング液およびクリーニング法は下記
のヨーロッパ特許に記載されている:ヨーロッパ特許0
0200176号(出願日2000年9月18日)、同
00200177号(同日)、同00200178号
(同日)、同00203224号(出願日2000年9
月18日))、同00204090号(出願日2000
年11月21日)、同00204093号(同日)、お
よび同00204376号(出願日2000年12月7
日)。印刷を行っていない時に実施するクリーニング法
およびその装置はヨーロッパ特許00203967号お
よび同00203968号(出願日はいずれも2000
年11月14日)に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来法における公知装置の透視図。
【図2】本発明の装置の好適具体化例の側面図。
【図3】図2に示した装置の端面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリク・ベルシユエレン ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 Fターム(参考) 2H096 AA06 BA01 CA03 EA04 EA23 LA01 LA30 2H114 AA04 AA23 AA27 BA01 BA10 DA41 DA54 DA75 EA01 EA06 EA10 GA27 GA29 GA35

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面(13)をクリーニングする装置に
    おいて、該装置は − 開口部(3)を取り囲む縁(2)を端の所において
    有する細長いハウジング(1)、 − 該ハウジングの中にに該開口部(3)から間隔を空
    けて配置され、開口部(3)の、周(6)を有する部分
    (5)を通してクリーニング液を表面(3)上に噴出ま
    たは噴霧させるためのジェットまたは噴霧ノズル
    (4)、 − クリーニング液を供給するためのノズル(4)に連
    結された供給通路(10)、 − ハウジング(1)の内部から開口部(3)の方へ延
    び、該周(6)に沿って配置され回転し得るように取り
    付けられている、表面(13)を機械的に処理するため
    の擦り取り装置(8)であって、該擦り取り装置(8)
    および該ハウジング(1)が吸引室(9)を規定してい
    る擦り取り装置(8)、 − 該擦り取り装置(8)と表面(13)から放出され
    る材料との間から引き出されるクリーニング液を除去す
    るために、吸引室(9)を減圧に保つように吸引室
    (9)に連結された吸引通路(11)を具備しているこ
    とを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 擦り取り装置(8)は刷毛であることを
    特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 さらに、噴射剤を供給するためのノズル
    (4)に連結された第2の供給通路を具備していること
    を特徴とする請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 さらに、噴射剤により擦り取り装置を駆
    動回転させる装置を具備していることを特徴とする請求
    項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 擦り取り装置(8)は該周(6)の全部
    ではなく該周(6)の一つまたはそれ以上の区画に沿っ
    て取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 基材および該基材上の印刷区域から成る
    平版印刷用の版面をクリーニングする方法において、該
    方法は請求項1〜5のいずれか1に記載の装置により基
    材から印刷区域を除去する工程を含むことを特徴とする
    方法。
  7. 【請求項7】 − 平版印刷用の基材に画像記録層を被
    覆し、 − 画像に従って該層画像方法(image-wise)を熱または
    光に露出し、随時露出した層を処理し、 − 印刷を行い、 − 請求項6記載の方法で基材からインク受容区域を除
    去する工程から成ることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 すべての工程を印刷を行いながら実施す
    ることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 画像記録層は疎水性の熱可塑性重合体粒
    子を含んでいることを特徴とする請求項7または8記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 画像記録層はアリールジアゾスルフォ
    ネート重合体を含んでいることを特徴とする請求項7ま
    たは8記載の方法。
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