JP2000326652A - 平版印刷マスターの作製方法 - Google Patents
平版印刷マスターの作製方法Info
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- B41M5/366—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using a polymeric layer, which may be particulate and which is deformed or structurally changed with modification of its' properties, e.g. of its' optical hydrophobic-hydrophilic, solubility or permeability properties using materials comprising a polymeric matrix containing a polymeric particulate material, e.g. hydrophobic heat coalescing particles
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 平版印刷マスターの作製方法を提供するこ
と。 【解決手段】 この方法は、親水性円筒状表面、例えば
印刷機械の版シリンダー上に設置されたアルミニウム版
に像記録組成物をドナー材料からの移送により付与する
段階を含んでなる。ドナー材料は支持体と親水性結合剤
中に分散された疎水性熱可塑性重合体粒子および光を熱
に転化させうる化合物を含んでなる移送層とを含んでな
る。移送はドナー層と円筒状表面との間の摩擦によりお
よび/または円筒状表面を水性液体で湿らせることによ
り行われる。この方法はコンピューター−ツー−プレス
工程におけるオン−プレスコーテイングおよびオン−プ
レス像形成用に特に適する。
と。 【解決手段】 この方法は、親水性円筒状表面、例えば
印刷機械の版シリンダー上に設置されたアルミニウム版
に像記録組成物をドナー材料からの移送により付与する
段階を含んでなる。ドナー材料は支持体と親水性結合剤
中に分散された疎水性熱可塑性重合体粒子および光を熱
に転化させうる化合物を含んでなる移送層とを含んでな
る。移送はドナー層と円筒状表面との間の摩擦によりお
よび/または円筒状表面を水性液体で湿らせることによ
り行われる。この方法はコンピューター−ツー−プレス
工程におけるオン−プレスコーテイングおよびオン−プ
レス像形成用に特に適する。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は像記録組成物のオン−プレスコ
ーテイング(on-press coating)による平版印刷マスタ
ーの作製方法に関する。
ーテイング(on-press coating)による平版印刷マスタ
ーの作製方法に関する。
【0002】
【発明の背景】回転式印刷機械はいわゆるマスター、例
えば印刷機械のシリンダー上に設置される印刷版を使用
する。マスターは印刷表面のインキ受容領域により規定
される像を担持し、そしてインキをこの表面に適用しそ
して次にインキをマスターから典型的には紙基質である
基質上に転写することによりプリントが得られる。従来
の平版印刷では、インキ並びに水性の湿し水(湿し液と
も称する)が、ここでは平版表面と称されそして親油性
(または疎水性、すなわちインキ受容性、撥水性)領域
並びに親水性(または親油性、すなわち水受容性、イン
キ撥水性)領域からなるマスターの印刷表面に供給され
る。
えば印刷機械のシリンダー上に設置される印刷版を使用
する。マスターは印刷表面のインキ受容領域により規定
される像を担持し、そしてインキをこの表面に適用しそ
して次にインキをマスターから典型的には紙基質である
基質上に転写することによりプリントが得られる。従来
の平版印刷では、インキ並びに水性の湿し水(湿し液と
も称する)が、ここでは平版表面と称されそして親油性
(または疎水性、すなわちインキ受容性、撥水性)領域
並びに親水性(または親油性、すなわち水受容性、イン
キ撥水性)領域からなるマスターの印刷表面に供給され
る。
【0003】印刷マスターは一般的にはいわゆるコンピ
ューター−ツー−フィルム(computer-to-film)方法によ
り得られ、そこでは例えばタイプ面選択、走査、色分
離、スクリーニング、トラッピング、レイアウトおよび
組み付けの如き種々のプリプレス段階がデジタル方式で
行われそして各々の色選択がイメージ−セッターを用い
て版画に転写される。処理後に、フィルムを版前駆体と
呼ばれる像形成材料の露光用マスクとして使用すること
ができ、そして版処理後に印刷版が得られ、それをマス
ターとして使用することができる。
ューター−ツー−フィルム(computer-to-film)方法によ
り得られ、そこでは例えばタイプ面選択、走査、色分
離、スクリーニング、トラッピング、レイアウトおよび
組み付けの如き種々のプリプレス段階がデジタル方式で
行われそして各々の色選択がイメージ−セッターを用い
て版画に転写される。処理後に、フィルムを版前駆体と
呼ばれる像形成材料の露光用マスクとして使用すること
ができ、そして版処理後に印刷版が得られ、それをマス
ターとして使用することができる。
【0004】最近の数年間では、いわゆるコンピュータ
ー−ツー−プレート(computer-to-plate)方法が大いに
興味をもたれている。ダイレクト印刷(direct-to-plat
e)方法とも呼ばれるこの方法は、デジタル文書がいわゆ
る版セッターにより版前駆体に直接転写されるため、フ
ィルムの作成が避けられる。
ー−ツー−プレート(computer-to-plate)方法が大いに
興味をもたれている。ダイレクト印刷(direct-to-plat
e)方法とも呼ばれるこの方法は、デジタル文書がいわゆ
る版セッターにより版前駆体に直接転写されるため、フ
ィルムの作成が避けられる。
【0005】そのようなコンピューター−ツー−プレー
ト方法の分野では、下記の改良点が現在研究されてい
る: (i)オン−プレス像形成。特殊なタイプのコンピュー
ター−ツー−プレート方法は、印刷機械の版シリンダー
上に設置されている間の印刷機械中に一体化されたイメ
ージ−セッターによる版前駆体の露光を含む。この方法
は「コンピューター−ツー−プレス」(computer-to-pr
ess)と称してもよくそして一体化されたイメージ−セ
ッターを有する印刷機械は時にはデジタル印刷機械とも
呼ばれる。デジタル印刷機械の概観は the Imaging Sci
ence & Technology's 1997 International Conference
on Digital Printing Technologies (Non-Impact Print
ing13) に示されている。コンピューター−ツー−プレ
ス方法は例えばEP−A 770 495、EP−A 7
70 496、WO 94001280、EP−A 58
0 394およびEP−A 774 364に記載されて
いる。コンピューター−ツー−プレス方法で使用される
典型的な版材料は融除(ablation)を基にしている。融除
版に関する問題は、除去するのが難しく且つ印刷工程を
妨害するかもしれずまたは一体化されたイメージ−セッ
ターの露光用光学素子を汚染するかもしれない破片の生
成である。他の方法は、一体化されたイメージ−セッタ
ーの電子部品および光学素子並びに印刷機械の他の装置
を損傷または汚染するかもしれない化学物質を用いる湿
潤処理を必要とする。 (ii)オン−プレスコーテイング。版前駆体が通常はシ
ート状支持体および1つもしくはそれ以上の官能性コー
テイングからなるコンピューター−ツー−プレス方法が
記載されており、そこでは像通りの露光および場合によ
る処理時に平版表面を形成しうる組成物が印刷機械の版
シリンダーの表面に直接付与される。EP−A 101
266は、版シリンダーの親水性表面上での直接的な疎
水性層のコーテイングを記載している。非−印刷領域の
融除による除去後に、マスターが得られる。しかしなが
ら、以上で論じたようにコンピューター−ツー−プレス
方法では融除を避けるべきである。US−P5,713,
287は、メチルメタクリル酸テトラヒドロ−ピラニル
の如きいわゆるスウィッチ可能な(switchable)重合体を
版シリンダー上に直接適用するコンピューター−ツー−
プレス方法を記載している。スウィッチ可能な重合体は
像通りの露光により最初の水感受性から反−水感受性に
転化される。後者の方法は硬化段階を必要とし、そして
重合体は熱的に不安定であり且つその結果として合成が
難しいためそれらは非常に高価である。 (iii)熱による像形成。以上で言及したコンピュータ
ー−ツー−プレス方法のほとんどはいわゆる熱によるす
なわち熱−方式の材料、すなわち吸収した光を熱に転化
させる化合物を含んでなる版前駆体またはオン−プレス
コーテイング可能組成物を使用する。像通りの露光で発
生する熱が(物理−)化学的工程、例えば融除、重合、
重合体の架橋結合による不溶性化、分解、または熱可塑
性重合体ラテックスの粒子凝固を誘発する。この熱−方
式の方法は次にインキ受容性およびインキ反撥性領域か
らなる平版表面を生ずる。 (iv)湿潤処理を必要としないかまたは淡水、インキも
しくは湿し水で処理できる官能性コーテイングの開発が
製版における別の主要な傾向である。そのような材料
は、処理液との接触による一体化されたイメージ−セッ
ターの光学素子および電子部品の損傷または汚染を避け
るため、コンピューター−ツー−プレス方法において特
に望まれる。WO90002044、WO910081
08およびEP−A 580 394はそのような版を開
示しているが、それらは全てオン−プレスコーテイング
にはあまり適していない多層構造を有する切除版であ
る。淡水で処理できる非−切除版は例えばEP−A 7
70 493およびEP−A 773 112に記載され
ている。そのような版は、印刷機械上に設置されている
間に露光された版を水で拭うことによりまたは印刷作業
の初期操業中にインキもしくは湿し水を適用することに
より、オン−プレス処理も可能にする。
ト方法の分野では、下記の改良点が現在研究されてい
る: (i)オン−プレス像形成。特殊なタイプのコンピュー
ター−ツー−プレート方法は、印刷機械の版シリンダー
上に設置されている間の印刷機械中に一体化されたイメ
ージ−セッターによる版前駆体の露光を含む。この方法
は「コンピューター−ツー−プレス」(computer-to-pr
ess)と称してもよくそして一体化されたイメージ−セ
ッターを有する印刷機械は時にはデジタル印刷機械とも
呼ばれる。デジタル印刷機械の概観は the Imaging Sci
ence & Technology's 1997 International Conference
on Digital Printing Technologies (Non-Impact Print
ing13) に示されている。コンピューター−ツー−プレ
ス方法は例えばEP−A 770 495、EP−A 7
70 496、WO 94001280、EP−A 58
0 394およびEP−A 774 364に記載されて
いる。コンピューター−ツー−プレス方法で使用される
典型的な版材料は融除(ablation)を基にしている。融除
版に関する問題は、除去するのが難しく且つ印刷工程を
妨害するかもしれずまたは一体化されたイメージ−セッ
ターの露光用光学素子を汚染するかもしれない破片の生
成である。他の方法は、一体化されたイメージ−セッタ
ーの電子部品および光学素子並びに印刷機械の他の装置
を損傷または汚染するかもしれない化学物質を用いる湿
潤処理を必要とする。 (ii)オン−プレスコーテイング。版前駆体が通常はシ
ート状支持体および1つもしくはそれ以上の官能性コー
テイングからなるコンピューター−ツー−プレス方法が
記載されており、そこでは像通りの露光および場合によ
る処理時に平版表面を形成しうる組成物が印刷機械の版
シリンダーの表面に直接付与される。EP−A 101
266は、版シリンダーの親水性表面上での直接的な疎
水性層のコーテイングを記載している。非−印刷領域の
融除による除去後に、マスターが得られる。しかしなが
ら、以上で論じたようにコンピューター−ツー−プレス
方法では融除を避けるべきである。US−P5,713,
287は、メチルメタクリル酸テトラヒドロ−ピラニル
の如きいわゆるスウィッチ可能な(switchable)重合体を
版シリンダー上に直接適用するコンピューター−ツー−
プレス方法を記載している。スウィッチ可能な重合体は
像通りの露光により最初の水感受性から反−水感受性に
転化される。後者の方法は硬化段階を必要とし、そして
重合体は熱的に不安定であり且つその結果として合成が
難しいためそれらは非常に高価である。 (iii)熱による像形成。以上で言及したコンピュータ
ー−ツー−プレス方法のほとんどはいわゆる熱によるす
なわち熱−方式の材料、すなわち吸収した光を熱に転化
させる化合物を含んでなる版前駆体またはオン−プレス
コーテイング可能組成物を使用する。像通りの露光で発
生する熱が(物理−)化学的工程、例えば融除、重合、
重合体の架橋結合による不溶性化、分解、または熱可塑
性重合体ラテックスの粒子凝固を誘発する。この熱−方
式の方法は次にインキ受容性およびインキ反撥性領域か
らなる平版表面を生ずる。 (iv)湿潤処理を必要としないかまたは淡水、インキも
しくは湿し水で処理できる官能性コーテイングの開発が
製版における別の主要な傾向である。そのような材料
は、処理液との接触による一体化されたイメージ−セッ
ターの光学素子および電子部品の損傷または汚染を避け
るため、コンピューター−ツー−プレス方法において特
に望まれる。WO90002044、WO910081
08およびEP−A 580 394はそのような版を開
示しているが、それらは全てオン−プレスコーテイング
にはあまり適していない多層構造を有する切除版であ
る。淡水で処理できる非−切除版は例えばEP−A 7
70 493およびEP−A 773 112に記載され
ている。そのような版は、印刷機械上に設置されている
間に露光された版を水で拭うことによりまたは印刷作業
の初期操業中にインキもしくは湿し水を適用することに
より、オン−プレス処理も可能にする。
【0006】上記の利点の多くにより特徴づけられるコ
ンピューター−ツー−プレス方法はEP−A 698 4
88に開示されている。親油性物質は、該物質をレーザ
ー光線で局部的に溶融することにより、箔から回転式印
刷機械シリンダーに像通りに転写される。片の形状にさ
れた転写箔はシリンダーと比べて狭い幅を有しておりそ
してシリンダーの表面と密に接触して保たれながらシリ
ンダーの軸と平行な通路に沿って動かされ、その表面上
に完全な像を徐々に形成する。その結果、このシステム
はどちらかと言えば時間がかかり且つ印刷機械の長い非
稼働期間を必要とし、それによりその生産性を減ずる。
ンピューター−ツー−プレス方法はEP−A 698 4
88に開示されている。親油性物質は、該物質をレーザ
ー光線で局部的に溶融することにより、箔から回転式印
刷機械シリンダーに像通りに転写される。片の形状にさ
れた転写箔はシリンダーと比べて狭い幅を有しておりそ
してシリンダーの表面と密に接触して保たれながらシリ
ンダーの軸と平行な通路に沿って動かされ、その表面上
に完全な像を徐々に形成する。その結果、このシステム
はどちらかと言えば時間がかかり且つ印刷機械の長い非
稼働期間を必要とし、それによりその生産性を減ずる。
【0007】EP−A 802 547は、親水性結合
剤、光を熱に転化させうる化合物および疎水性熱可塑性
重合体粒子を含んでなる水性液体を版シリンダー上にコ
ーテイングしてその上に均一な連続コーテイングを形成
するオン−プレスコーテイング方法を記載している。像
通りの露光で、コーテイングされた層の領域は疎水性状
態に転化され、それにより印刷マスターの印刷領域を規
定する。印刷機械の操業中にシリンダーに適用される湿
し水およびインキとの相互作用により層が処理されるた
め、印刷機械の操業を露光直後に追加処理なしに開始す
ることができる。それ故、これらの材料の湿潤化学的処
理は使用者には「隠され」そして印刷機械の初期操業中
に行われる。この方法に伴う問題は、湿潤コーテイング
段階が一体化されたイメージ−セッターの光学素子およ
び電子部品を損傷または汚染する危険性を含むことであ
る。さらに、この方法は低いコンシステンシーおよび高
い頻度のコーテイングアーテファクツ(coating artefac
ts)により特徴づけられる不充分なコーテイング品質を
生ずる。湿潤コーテイング段階の品質は、印刷機械に複
雑で且つ精巧なコーテイング装置を設置することによっ
てのみ改良することができる。
剤、光を熱に転化させうる化合物および疎水性熱可塑性
重合体粒子を含んでなる水性液体を版シリンダー上にコ
ーテイングしてその上に均一な連続コーテイングを形成
するオン−プレスコーテイング方法を記載している。像
通りの露光で、コーテイングされた層の領域は疎水性状
態に転化され、それにより印刷マスターの印刷領域を規
定する。印刷機械の操業中にシリンダーに適用される湿
し水およびインキとの相互作用により層が処理されるた
め、印刷機械の操業を露光直後に追加処理なしに開始す
ることができる。それ故、これらの材料の湿潤化学的処
理は使用者には「隠され」そして印刷機械の初期操業中
に行われる。この方法に伴う問題は、湿潤コーテイング
段階が一体化されたイメージ−セッターの光学素子およ
び電子部品を損傷または汚染する危険性を含むことであ
る。さらに、この方法は低いコンシステンシーおよび高
い頻度のコーテイングアーテファクツ(coating artefac
ts)により特徴づけられる不充分なコーテイング品質を
生ずる。湿潤コーテイング段階の品質は、印刷機械に複
雑で且つ精巧なコーテイング装置を設置することによっ
てのみ改良することができる。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、湿潤コーテイングまた
は処理段階を必要とせず且つ印刷機械の非稼働期間を短
縮するのに充分な速度で実施できる印刷マスターを作製
するための簡単で、一定なそして高品質のオン−プレス
コーテイング方法を提供することである。この目的は請
求項1で定義された方法により実現される。本発明の好
ましい態様の具体的な特徴は従属請求項に開示されてい
る。
は処理段階を必要とせず且つ印刷機械の非稼働期間を短
縮するのに充分な速度で実施できる印刷マスターを作製
するための簡単で、一定なそして高品質のオン−プレス
コーテイング方法を提供することである。この目的は請
求項1で定義された方法により実現される。本発明の好
ましい態様の具体的な特徴は従属請求項に開示されてい
る。
【0009】本発明の別の利点および態様は以下の記載
および図面から明らかになるであろう。
および図面から明らかになるであろう。
【0010】
【発明の詳細な記述】本発明に従う平版印刷マスターを
製造する方法では、支持体および転写層を含んでなるド
ナー材料を使用して親水性円筒状表面に像記録層を付与
する。「円筒状表面」という用語はまたここでは単に
「シリンダー」と称することができる。転写層は、ドナ
ー材料からシリンダーに転写されて連続的な像記録層を
形成する像記録組成物を含んでなる。より具体的には、
ドナー材料の転写組成物がシリンダーと物理的に接触し
そしてドナー材料が円筒状表面に沿って連続的に移送さ
れ、それにより像記録組成物をドナー材料から円筒状表
面に転写する。
製造する方法では、支持体および転写層を含んでなるド
ナー材料を使用して親水性円筒状表面に像記録層を付与
する。「円筒状表面」という用語はまたここでは単に
「シリンダー」と称することができる。転写層は、ドナ
ー材料からシリンダーに転写されて連続的な像記録層を
形成する像記録組成物を含んでなる。より具体的には、
ドナー材料の転写組成物がシリンダーと物理的に接触し
そしてドナー材料が円筒状表面に沿って連続的に移送さ
れ、それにより像記録組成物をドナー材料から円筒状表
面に転写する。
【0011】本発明の方法で使用される像記録組成物
は、親水性結合剤中に分散された疎水性熱可塑性重合体
粒子および光を熱に転化させうる化合物を含んでなる。
この組成物が摩擦により簡単に転写されうると見いだす
ことは全く予期されなかった。そのような摩擦はドナー
材料を円筒状表面に沿ってシリンダーの回転速度に等し
くない速度で移送することにより発生させうる。別の態
様によると、円筒状表面を水溶液で湿らせそしてドナー
材料を円筒状表面に沿って摩擦を発生させずに移送する
ことにより、すなわちドナー材料を円筒状表面に沿って
シリンダーの回転速度に等しくない速度で移送すること
により、該像記録組成物を転写することもできる。本発
明のさらに別の方法によると、円筒状表面を水溶液で予
備的に湿らせること並びに摩擦により、すなわちドナー
材料を湿した円筒状表面に沿ってシリンダーの回転速度
に等しくない速度で移送することにより、像記録組成物
を転写する。
は、親水性結合剤中に分散された疎水性熱可塑性重合体
粒子および光を熱に転化させうる化合物を含んでなる。
この組成物が摩擦により簡単に転写されうると見いだす
ことは全く予期されなかった。そのような摩擦はドナー
材料を円筒状表面に沿ってシリンダーの回転速度に等し
くない速度で移送することにより発生させうる。別の態
様によると、円筒状表面を水溶液で湿らせそしてドナー
材料を円筒状表面に沿って摩擦を発生させずに移送する
ことにより、すなわちドナー材料を円筒状表面に沿って
シリンダーの回転速度に等しくない速度で移送すること
により、該像記録組成物を転写することもできる。本発
明のさらに別の方法によると、円筒状表面を水溶液で予
備的に湿らせること並びに摩擦により、すなわちドナー
材料を湿した円筒状表面に沿ってシリンダーの回転速度
に等しくない速度で移送することにより、像記録組成物
を転写する。
【0012】本発明の方法は、像記録組成物が局部的加
熱により像通りに転写されないがコーテイングされて印
刷マスターの全印刷表面上に均一な連続層を形成する点
で、EP−A 698 488の先行技術の方法と区別さ
れる。ドナー材料の幅は好ましくは印刷マスターの幅に
等しいため、印刷マスターの全表面にコーテイングを付
与するために1回のシリンダー表面の回転で充分であ
り、それによりコーテイングに必要な印刷機械の非稼働
期間を事実上短縮する。1回の回転後に得られるコーテ
イングされた層の厚さが充分でない場合には、所望する
コーテイング厚さを得るために追加の回転が必要となる
かもしれない。ここに記載された像記録組成物は少数の
回転直後に充分なコーテイング厚さを生ずることが可能
である。
熱により像通りに転写されないがコーテイングされて印
刷マスターの全印刷表面上に均一な連続層を形成する点
で、EP−A 698 488の先行技術の方法と区別さ
れる。ドナー材料の幅は好ましくは印刷マスターの幅に
等しいため、印刷マスターの全表面にコーテイングを付
与するために1回のシリンダー表面の回転で充分であ
り、それによりコーテイングに必要な印刷機械の非稼働
期間を事実上短縮する。1回の回転後に得られるコーテ
イングされた層の厚さが充分でない場合には、所望する
コーテイング厚さを得るために追加の回転が必要となる
かもしれない。ここに記載された像記録組成物は少数の
回転直後に充分なコーテイング厚さを生ずることが可能
である。
【0013】コーテイング段階後に、コーテイングされ
た組成物を像通りに露光して加熱することができ、それ
により露光された部分を疎水性の印刷領域に転化させ
る。EP−A 802 547に記載された方法と同様に
して、露光されなかった部分を次に印刷作業の初期操業
中に湿し水および/またはインキを供給することにより
「隠された」処理段階で除去する。円筒状表面は親水性
表面であるため、印刷マスターの露光されなかった領域
は印刷中に平版湿し水により湿らされる。疎水性の露光
された領域はインキ受容性でありそして印刷マスターの
印刷領域を規定する。EP−A 802 547の湿潤コ
ーテイング方法と比べて、本発明の方法は簡単であり、
より便利であり、そして一定の結果およびより少ないコ
ーテイングアーテファクツ(coating artefacts)を生ず
る。
た組成物を像通りに露光して加熱することができ、それ
により露光された部分を疎水性の印刷領域に転化させ
る。EP−A 802 547に記載された方法と同様に
して、露光されなかった部分を次に印刷作業の初期操業
中に湿し水および/またはインキを供給することにより
「隠された」処理段階で除去する。円筒状表面は親水性
表面であるため、印刷マスターの露光されなかった領域
は印刷中に平版湿し水により湿らされる。疎水性の露光
された領域はインキ受容性でありそして印刷マスターの
印刷領域を規定する。EP−A 802 547の湿潤コ
ーテイング方法と比べて、本発明の方法は簡単であり、
より便利であり、そして一定の結果およびより少ないコ
ーテイングアーテファクツ(coating artefacts)を生ず
る。
【0014】上記の利点の他に、乾燥コーテイング段階
が使用されそしてその結果として印刷機械中に一体化さ
れた電子部品または光学装置、例えばデジタル印刷機械
のイメージ−セッターを損傷または汚染する危険性増加
がないため、本発明の方法は印刷機械上で実施するため
に特に適する。場合により行われる予備湿潤段階および
処理段階は一般的な湿し水を水性液体状で使用すること
により実施できるため、印刷機械の操業中にそのような
湿し液がいずれにしても印刷マスターに供給されるので
これらの段階は印刷機械の電子部品または光学装置の固
有の機能を損なわない。
が使用されそしてその結果として印刷機械中に一体化さ
れた電子部品または光学装置、例えばデジタル印刷機械
のイメージ−セッターを損傷または汚染する危険性増加
がないため、本発明の方法は印刷機械上で実施するため
に特に適する。場合により行われる予備湿潤段階および
処理段階は一般的な湿し水を水性液体状で使用すること
により実施できるため、印刷機械の操業中にそのような
湿し液がいずれにしても印刷マスターに供給されるので
これらの段階は印刷機械の電子部品または光学装置の固
有の機能を損なわない。
【0015】本発明の好ましい方法によると、像記録組
成物は摩擦によりシリンダーに転写される。その摩擦は
ドナー材料をシリンダーの表面に沿ってシリンダーの回
転速度Cに等しくない速度で移送することにより発生さ
せてよい。速度は絶対値並びに方向において異なってい
てよく、すなわちドナー材料のウェブがシリンダーの表
面に沿って移送される速度はシリンダーの回転より大き
くてもまたは遅くてもよくそしてシリンダーの運動と反
対であってもよくもしくは同じ方向に作用してもよい。
「Cに等しくない」という用語は、シリンダーの回転運
動の速度およびドナー材料がシリンダーに移送される速
度が等しい絶対値を有するが反対方向である態様も包括
する。Cは0に等しくてもよいため、ドナー材料を静止
シリンダーに沿って移送することにより摩擦が生ずる。
成物は摩擦によりシリンダーに転写される。その摩擦は
ドナー材料をシリンダーの表面に沿ってシリンダーの回
転速度Cに等しくない速度で移送することにより発生さ
せてよい。速度は絶対値並びに方向において異なってい
てよく、すなわちドナー材料のウェブがシリンダーの表
面に沿って移送される速度はシリンダーの回転より大き
くてもまたは遅くてもよくそしてシリンダーの運動と反
対であってもよくもしくは同じ方向に作用してもよい。
「Cに等しくない」という用語は、シリンダーの回転運
動の速度およびドナー材料がシリンダーに移送される速
度が等しい絶対値を有するが反対方向である態様も包括
する。Cは0に等しくてもよいため、ドナー材料を静止
シリンダーに沿って移送することにより摩擦が生ずる。
【0016】図1の具体的な態様では、ドナー材料1の
ローラー2をほどき、接触ローラー4および5により材
料1を印刷シリンダー3と接触させそして使用した材料
1を巻き上げローラー6上に再び巻きとることによりド
ナー材料1が印刷シリンダー3に供給される。既知の方
法では、供給ローラー2および巻き上げローラー6は電
子的に調節可能なモーターにより駆動されるため、ドナ
ー材料1の移送中は片の引っ張りを一定に保つことがで
きる。ローラー2および6並びに印刷シリンダー3の移
送方向および回転運動は図1に矢印(ベクトル)により
示されている。図1の好ましい態様では、ドナー材料1
は印刷シリンダー3にシリンダー3の相対運動より大き
い速度C(ベクトル7)で且つその回転と反対の方向
(ベクトル8)に移送される。もちろん、ドナー材料1
の移動を図1に示されたものとは別の方向で行うことも
できる。図1に示されたローラー並びにドナー材料1の
全ては実質的に同じ幅(図1の面に垂直な方向)を有す
るため、印刷シリンダーの全表面に少数の回転後にコー
テイングが付与される。シリンダーの表面に関するドナ
ー材料の速度が充分高いなら、適切なコーテイング厚さ
を得るために1回の回転で充分である。
ローラー2をほどき、接触ローラー4および5により材
料1を印刷シリンダー3と接触させそして使用した材料
1を巻き上げローラー6上に再び巻きとることによりド
ナー材料1が印刷シリンダー3に供給される。既知の方
法では、供給ローラー2および巻き上げローラー6は電
子的に調節可能なモーターにより駆動されるため、ドナ
ー材料1の移送中は片の引っ張りを一定に保つことがで
きる。ローラー2および6並びに印刷シリンダー3の移
送方向および回転運動は図1に矢印(ベクトル)により
示されている。図1の好ましい態様では、ドナー材料1
は印刷シリンダー3にシリンダー3の相対運動より大き
い速度C(ベクトル7)で且つその回転と反対の方向
(ベクトル8)に移送される。もちろん、ドナー材料1
の移動を図1に示されたものとは別の方向で行うことも
できる。図1に示されたローラー並びにドナー材料1の
全ては実質的に同じ幅(図1の面に垂直な方向)を有す
るため、印刷シリンダーの全表面に少数の回転後にコー
テイングが付与される。シリンダーの表面に関するドナ
ー材料の速度が充分高いなら、適切なコーテイング厚さ
を得るために1回の回転で充分である。
【0017】図1の態様の他に、ドナー材料と円筒状表
面との間で摩擦を生ずるための別の構造ももちろん可能
である。1個だけの接触ローラーが使用される時には、
ドナー材料と円筒状表面との間の線型接触が図1の部分
接触の代わりに得られる。
面との間で摩擦を生ずるための別の構造ももちろん可能
である。1個だけの接触ローラーが使用される時には、
ドナー材料と円筒状表面との間の線型接触が図1の部分
接触の代わりに得られる。
【0018】以上で言及したシリンダーは回転式印刷機
械の版シリンダーであることができ、すなわち転写段階
を印刷機械中で直接行うことができる。或いは、像記録
組成物をシリンダーに本発明の方法に従う層をコーテイ
ングするための専用装置の中で転写してもよくそしてそ
のシリンダーを次に印刷機械の中に手動でまたは自動的
にこの専用コーテイング装置を印刷機械に連結させる機
構により移動させてもよい。この方法は、コーテイング
および露光段階さえ他の印刷作業を操業中のままオフプ
レス式で実施できるため、印刷機械の非稼働期間をさら
に短縮させることが可能である。印刷機械の操業後に、
1つもしくは複数の印刷マスターを交換しそして新しい
印刷作業を直ちに開始することができる。
械の版シリンダーであることができ、すなわち転写段階
を印刷機械中で直接行うことができる。或いは、像記録
組成物をシリンダーに本発明の方法に従う層をコーテイ
ングするための専用装置の中で転写してもよくそしてそ
のシリンダーを次に印刷機械の中に手動でまたは自動的
にこの専用コーテイング装置を印刷機械に連結させる機
構により移動させてもよい。この方法は、コーテイング
および露光段階さえ他の印刷作業を操業中のままオフプ
レス式で実施できるため、印刷機械の非稼働期間をさら
に短縮させることが可能である。印刷機械の操業後に、
1つもしくは複数の印刷マスターを交換しそして新しい
印刷作業を直ちに開始することができる。
【0019】好ましい態様によると、印刷シリンダーは
像記録組成物で直接コーテイングされないが、その代わ
りに親水性ベース材料がこの印刷機械シリンダー上に設
置されそしてこのベース材料の表面が像記録組成物でコ
ーテイングされる。ベース材料は例えば印刷機械シリン
ダーの周りでつかむことができる円筒状の継目なしスリ
ーブまたはシートでありうる。ベース材料は例えば親水
性金属版または親水性層でコーテイングされたプラスチ
ックシートでありうる。
像記録組成物で直接コーテイングされないが、その代わ
りに親水性ベース材料がこの印刷機械シリンダー上に設
置されそしてこのベース材料の表面が像記録組成物でコ
ーテイングされる。ベース材料は例えば印刷機械シリン
ダーの周りでつかむことができる円筒状の継目なしスリ
ーブまたはシートでありうる。ベース材料は例えば親水
性金属版または親水性層でコーテイングされたプラスチ
ックシートでありうる。
【0020】非常に好ましいベース材料は電気化学的に
研磨され且つ陽極酸化されたアルミニウム版である。陽
極酸化されたアルミニウムをその表面の親水性を改良す
るために処理してもよい。例えば、アルミニウム支持体
をその表面を高められた温度、例えば95℃、において
珪酸ナトリウム溶液で処理することにより珪酸塩化(sil
icated)してもよい。或いは、酸化アルミニウム表面を
無機弗化物をその他に含有してもよい燐酸塩溶液で処理
することを包含する燐酸塩処理を適用してもよい。さら
に、酸化アルミニウム表面をクエン酸またはクエン酸塩
溶液ですすいでもよい。この処理は室温で行ってもよ
く、または約30〜50℃のわずかに高められた温度に
おいて行うこともできる。別の興味ある処理は、炭酸水
素塩溶液による酸化アルミニウム表面のすすぎを包含す
る。これらの後処理の1つもしくはそれ以上を単独でま
たは組み合わせて行ってもよいことは明らかである。
研磨され且つ陽極酸化されたアルミニウム版である。陽
極酸化されたアルミニウムをその表面の親水性を改良す
るために処理してもよい。例えば、アルミニウム支持体
をその表面を高められた温度、例えば95℃、において
珪酸ナトリウム溶液で処理することにより珪酸塩化(sil
icated)してもよい。或いは、酸化アルミニウム表面を
無機弗化物をその他に含有してもよい燐酸塩溶液で処理
することを包含する燐酸塩処理を適用してもよい。さら
に、酸化アルミニウム表面をクエン酸またはクエン酸塩
溶液ですすいでもよい。この処理は室温で行ってもよ
く、または約30〜50℃のわずかに高められた温度に
おいて行うこともできる。別の興味ある処理は、炭酸水
素塩溶液による酸化アルミニウム表面のすすぎを包含す
る。これらの後処理の1つもしくはそれ以上を単独でま
たは組み合わせて行ってもよいことは明らかである。
【0021】ベース材料として使用できるプラスチック
材料は、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)また
はポリ(エチレンナフタレート)である。これらの材料
には好ましくは架橋結合された親水性層が付与される。
特に適する架橋結合された親水性層は架橋結合剤、例え
ば、ホルムアルデヒド、グリオキサル、ポリイソシアナ
ートまたは加水分解されたテトラ−アルキルオルトシリ
ケートで処理された親水性結合剤から得ることができ
る。後者が特に好ましい。親水性結合剤としては、親水
性(共)重合体、例えば、ビニルアルコール、アクリル
アミド、メチロールアクリルアミド、メチロールメタク
リルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸ヒ
ドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシエチルのホモ
重合体および共重合体、または無水マレイン酸/ビニル
メチルエーテル共重合体を使用することができる。使用
される(共)重合体または(共)重合体混合物の親水性
は好ましくは少なくとも60重量%、好ましくは80重
量%の程度まで加水分解されたポリ酢酸ビニルの親水性
と同じであるかまたはそれより高い。架橋結合剤、特に
テトラ−アルキルオルトシリケートの量は、好ましく
は、1重量部の親水性結合剤当たり少なくとも0.2重
量部、好ましくは0.5〜5重量部の間、より好ましく
は1.0重量部〜3重量部の間である。
材料は、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)また
はポリ(エチレンナフタレート)である。これらの材料
には好ましくは架橋結合された親水性層が付与される。
特に適する架橋結合された親水性層は架橋結合剤、例え
ば、ホルムアルデヒド、グリオキサル、ポリイソシアナ
ートまたは加水分解されたテトラ−アルキルオルトシリ
ケートで処理された親水性結合剤から得ることができ
る。後者が特に好ましい。親水性結合剤としては、親水
性(共)重合体、例えば、ビニルアルコール、アクリル
アミド、メチロールアクリルアミド、メチロールメタク
リルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸ヒ
ドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシエチルのホモ
重合体および共重合体、または無水マレイン酸/ビニル
メチルエーテル共重合体を使用することができる。使用
される(共)重合体または(共)重合体混合物の親水性
は好ましくは少なくとも60重量%、好ましくは80重
量%の程度まで加水分解されたポリ酢酸ビニルの親水性
と同じであるかまたはそれより高い。架橋結合剤、特に
テトラ−アルキルオルトシリケートの量は、好ましく
は、1重量部の親水性結合剤当たり少なくとも0.2重
量部、好ましくは0.5〜5重量部の間、より好ましく
は1.0重量部〜3重量部の間である。
【0022】ベース材料の架橋結合された親水性層は、
好ましくは、層の機械的強さおよび多孔性を高める物質
も含有する。この目的のためには、コロイド状シリカを
使用することができる。使用されるコロイド状シリカは
40nmまでの、例えば20nmの平均粒子寸法を例え
ば有するコロイド状シリカのいずれかの市販の水性分散
液の形態であってよい。その他に、コロイド状シリカよ
り大きい寸法の不活性粒子、例えば、 J. Colloid and
Interface Sci., Vol. 26, 1968, pages 62 to69 に記
載されている Stoeber に従い製造されるシリカまたは
アルミニウム粒子または少なくとも100nmの平均直
径を有する二酸化チタン粒子もしくは他の重金属酸化物
である粒子を加えることができる。これらの粒子を加え
ることにより、架橋結合された親水性層の表面に極小寸
法の凹凸からなる均一な粗いきめが与えられ、それが背
景領域中の水のための貯蔵場所として機能する。
好ましくは、層の機械的強さおよび多孔性を高める物質
も含有する。この目的のためには、コロイド状シリカを
使用することができる。使用されるコロイド状シリカは
40nmまでの、例えば20nmの平均粒子寸法を例え
ば有するコロイド状シリカのいずれかの市販の水性分散
液の形態であってよい。その他に、コロイド状シリカよ
り大きい寸法の不活性粒子、例えば、 J. Colloid and
Interface Sci., Vol. 26, 1968, pages 62 to69 に記
載されている Stoeber に従い製造されるシリカまたは
アルミニウム粒子または少なくとも100nmの平均直
径を有する二酸化チタン粒子もしくは他の重金属酸化物
である粒子を加えることができる。これらの粒子を加え
ることにより、架橋結合された親水性層の表面に極小寸
法の凹凸からなる均一な粗いきめが与えられ、それが背
景領域中の水のための貯蔵場所として機能する。
【0023】ベース材料の架橋結合された親水性層の厚
さは0.2〜25μmの範囲で変動することができそし
て好ましくは1〜10μmである。本発明に従う使用に
適する架橋結合された親水性層の特定の例は、EP−A
601240、GB−P−1419512、FR−P
−2300354、US−P−3971660、US−
P−4284705およびEP−A 514490に開
示されている。
さは0.2〜25μmの範囲で変動することができそし
て好ましくは1〜10μmである。本発明に従う使用に
適する架橋結合された親水性層の特定の例は、EP−A
601240、GB−P−1419512、FR−P
−2300354、US−P−3971660、US−
P−4284705およびEP−A 514490に開
示されている。
【0024】ドナー材料は支持体と像記録組成物を含ん
でなる転写層とを含んでなる。場合により、支持体と像
記録層との間に1つもしくはそれ以上の中間層を付与す
ることもできる。
でなる転写層とを含んでなる。場合により、支持体と像
記録層との間に1つもしくはそれ以上の中間層を付与す
ることもできる。
【0025】ドナー材料の支持体は金属箔、紙またはプ
ラスチックフィルム、例えば、ポリ(エチレンテレフタ
レート)フィルム、酢酸セルロースフィルム、ポリスチ
レンフィルム、ポリカーボネートフィルムなどであるこ
とができる。プラスチックフィルム支持体は不透明であ
ってもまたは透明であってもよい。ポリエステルフィル
ム支持体を使用することが特に好ましい。
ラスチックフィルム、例えば、ポリ(エチレンテレフタ
レート)フィルム、酢酸セルロースフィルム、ポリスチ
レンフィルム、ポリカーボネートフィルムなどであるこ
とができる。プラスチックフィルム支持体は不透明であ
ってもまたは透明であってもよい。ポリエステルフィル
ム支持体を使用することが特に好ましい。
【0026】ドナー材料の転写層は親水性結合剤、例え
ば合成ホモもしくは共重合体、例えば、ポリ(ビニルア
ルコール)、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)ア
クリルアミド、ポリ(ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート)、ポリビニルメチルエーテル、または天然結合
剤、例えばゼラチン、多糖類、例えばデキストラン、プ
ルラン、セルロース、アラビアゴム、アルギン酸を含ん
でなる。
ば合成ホモもしくは共重合体、例えば、ポリ(ビニルア
ルコール)、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)ア
クリルアミド、ポリ(ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート)、ポリビニルメチルエーテル、または天然結合
剤、例えばゼラチン、多糖類、例えばデキストラン、プ
ルラン、セルロース、アラビアゴム、アルギン酸を含ん
でなる。
【0027】ドナー材料の転写層は好ましくは、35℃
より高くそしてより好ましくは50℃より高い凝固温度
を有する疎水性熱可塑性重合体粒子も含んでなる。凝固
は熱の影響下での熱可塑性重合体粒子の軟化または溶融
から生ずることがある。熱可塑性疎水性重合体粒子の凝
固温度の特定の上限はないが、この温度は重合体粒子の
分解より充分低いものであるべきである。好ましくは、
凝固温度は重合体粒子の分解が起きる温度より少なくと
も10℃低い。この重合体粒子が凝固温度より高い温度
を受ける時には、それらが凝固して親水性層の中に疎水
性の集塊を生成するため、これらの部分において親水性
層は淡水または水性液体の中に不溶性となる。本発明に
関する使用のための疎水性重合体粒子の具体的な例は、
例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ(塩化ビニ
ル)、ポリ((メタ)アクリル酸メチル)、ポリ((メ
タ)アクリル酸エチル)、ポリ(塩化ビニリデン)、ポ
リアクリロニトリル、ポリ(ビニルカルバゾール)など
またはそれらの共重合体である。ポリスチレンが最も好
ましく使用される。重合体の重量平均分子量は5,00
0〜1,000,000g/モルの範囲であってよい。疎
水性粒子は0.01μm〜50μm、より好ましくは0.
05μm〜10μmの間、そして最も好ましくは50n
m〜80nmの間の粒子寸法を有することができる。像
記録層中に含有される疎水性熱可塑性重合体粒子の量は
好ましくは20〜95重量%の間、より好ましくは40
〜95重量%の間、そして最も好ましくは70〜90重
量%の間である。
より高くそしてより好ましくは50℃より高い凝固温度
を有する疎水性熱可塑性重合体粒子も含んでなる。凝固
は熱の影響下での熱可塑性重合体粒子の軟化または溶融
から生ずることがある。熱可塑性疎水性重合体粒子の凝
固温度の特定の上限はないが、この温度は重合体粒子の
分解より充分低いものであるべきである。好ましくは、
凝固温度は重合体粒子の分解が起きる温度より少なくと
も10℃低い。この重合体粒子が凝固温度より高い温度
を受ける時には、それらが凝固して親水性層の中に疎水
性の集塊を生成するため、これらの部分において親水性
層は淡水または水性液体の中に不溶性となる。本発明に
関する使用のための疎水性重合体粒子の具体的な例は、
例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ(塩化ビニ
ル)、ポリ((メタ)アクリル酸メチル)、ポリ((メ
タ)アクリル酸エチル)、ポリ(塩化ビニリデン)、ポ
リアクリロニトリル、ポリ(ビニルカルバゾール)など
またはそれらの共重合体である。ポリスチレンが最も好
ましく使用される。重合体の重量平均分子量は5,00
0〜1,000,000g/モルの範囲であってよい。疎
水性粒子は0.01μm〜50μm、より好ましくは0.
05μm〜10μmの間、そして最も好ましくは50n
m〜80nmの間の粒子寸法を有することができる。像
記録層中に含有される疎水性熱可塑性重合体粒子の量は
好ましくは20〜95重量%の間、より好ましくは40
〜95重量%の間、そして最も好ましくは70〜90重
量%の間である。
【0028】重合体粒子は像形成層の水性コーテイング
液中の分散液として存在しておりそしてUS−P−3.
476.937に開示されている方法により製造でき
る。熱可塑性重合体量の水性分散液を製造するために特
に適する他の方法は、 −疎水性熱可塑性重合体を水非混和性の有機溶媒の中に
溶解させ、 −このようにして得られた溶液を水中または水性媒体中
に分散させ、そして −有機溶媒を蒸発により除去することを含んでなる。
液中の分散液として存在しておりそしてUS−P−3.
476.937に開示されている方法により製造でき
る。熱可塑性重合体量の水性分散液を製造するために特
に適する他の方法は、 −疎水性熱可塑性重合体を水非混和性の有機溶媒の中に
溶解させ、 −このようにして得られた溶液を水中または水性媒体中
に分散させ、そして −有機溶媒を蒸発により除去することを含んでなる。
【0029】光を熱に転化させうる適当な化合物は好ま
しくは赤外吸収成分であるが、使用する化合物の吸収が
像通りの露光のために使用される光源の波長範囲内であ
る限り吸収の波長は特に重要でない。特に有用な化合物
は例えば染料そして特に赤外染料、カーボンブラック、
金属の炭化物、ホウ化物、窒化物、炭窒化物(carbonitr
ides)、青銅構造の酸化物および青銅族と構造的に関連
するがA成分を欠いた酸化物、例えばWO2.9である。
導電性重合体分散液、例えばポリピロールまたはポリア
ニリンをベースとした導電性重合体分散液を使用するこ
とも可能である。
しくは赤外吸収成分であるが、使用する化合物の吸収が
像通りの露光のために使用される光源の波長範囲内であ
る限り吸収の波長は特に重要でない。特に有用な化合物
は例えば染料そして特に赤外染料、カーボンブラック、
金属の炭化物、ホウ化物、窒化物、炭窒化物(carbonitr
ides)、青銅構造の酸化物および青銅族と構造的に関連
するがA成分を欠いた酸化物、例えばWO2.9である。
導電性重合体分散液、例えばポリピロールまたはポリア
ニリンをベースとした導電性重合体分散液を使用するこ
とも可能である。
【0030】ドナー材料の転写層は他の成分、例えば、
アニオン性、カチオン性、非イオン性または両性であり
うる界面活性剤を含有することができる。ペルフルオロ
界面活性剤が好ましい。非−イオン性ペルフルオロ界面
活性剤が特に好ましい。該界面活性剤は単独でまたは好
ましくは組み合わせて使用することができる。
アニオン性、カチオン性、非イオン性または両性であり
うる界面活性剤を含有することができる。ペルフルオロ
界面活性剤が好ましい。非−イオン性ペルフルオロ界面
活性剤が特に好ましい。該界面活性剤は単独でまたは好
ましくは組み合わせて使用することができる。
【0031】本発明の好ましい態様によると、像形成要
素は好ましくはレーザーまたはL.E.D.を用いる走査
により熱方式で像通りに露光される。赤外(IR)発光
レーザー、より特に近赤外のもの、すなわち波長範囲7
00〜1500nmで発光するものを使用することが非
常に好ましい。近赤外半導体(ダイオード)レーザーが
特に好ましい。
素は好ましくはレーザーまたはL.E.D.を用いる走査
により熱方式で像通りに露光される。赤外(IR)発光
レーザー、より特に近赤外のもの、すなわち波長範囲7
00〜1500nmで発光するものを使用することが非
常に好ましい。近赤外半導体(ダイオード)レーザーが
特に好ましい。
【0032】像通りの露光後に、像記録層は好ましくは
印刷作業を開始することにより処理される。好ましい態
様では、湿し水を供給する湿しローラーが像記録組成物
がコーテイングされてあるシリンダー上に最初に降下
し、そして引き続きインキローラーが降下する。一般的
には、シリンダーの約10回の回転後に、最初のきれい
でそして有用なプリントが得られる。
印刷作業を開始することにより処理される。好ましい態
様では、湿し水を供給する湿しローラーが像記録組成物
がコーテイングされてあるシリンダー上に最初に降下
し、そして引き続きインキローラーが降下する。一般的
には、シリンダーの約10回の回転後に、最初のきれい
でそして有用なプリントが得られる。
【0033】本発明において有用な湿し液に関しては、
特別な制限はなくそして既知の市販の湿し液を使用する
ことができる。適する湿し液は一般的には酸性pHを有
しそしてアルコール、例えばイソプロパノールを含んで
なる水性液体である。
特別な制限はなくそして既知の市販の湿し液を使用する
ことができる。適する湿し液は一般的には酸性pHを有
しそしてアルコール、例えばイソプロパノールを含んで
なる水性液体である。
【0034】予備−湿潤段階、転写段階、露光段階およ
び上記の隠された処理段階の他に、追加段階を場合によ
り本発明の方法に含むことができる。転写によるコーテ
イングの前に、シリンダーの表面を、既知の手動式また
は自動的工程により、例えば布、木綿パッドもしくはブ
ラシを用いるこすり、空気吹き付け、真空化、噴霧もし
くはコーテイングによる液体を用いるすすぎ、またはク
リーニングローラー、例えばオフセット印刷機械のブラ
ンケットシリンダーのクリーニング用の当該技術で既知
の装置の使用により、クリーニングすることができる。
さらに、像記録組成物をコーテイングする前にプライマ
ー層をシリンダーの表面上に適用してもよい。該プライ
マー層は像記録組成物の接着性を改良するためまたは表
面の親水性を改良するために使用してもよい。
び上記の隠された処理段階の他に、追加段階を場合によ
り本発明の方法に含むことができる。転写によるコーテ
イングの前に、シリンダーの表面を、既知の手動式また
は自動的工程により、例えば布、木綿パッドもしくはブ
ラシを用いるこすり、空気吹き付け、真空化、噴霧もし
くはコーテイングによる液体を用いるすすぎ、またはク
リーニングローラー、例えばオフセット印刷機械のブラ
ンケットシリンダーのクリーニング用の当該技術で既知
の装置の使用により、クリーニングすることができる。
さらに、像記録組成物をコーテイングする前にプライマ
ー層をシリンダーの表面上に適用してもよい。該プライ
マー層は像記録組成物の接着性を改良するためまたは表
面の親水性を改良するために使用してもよい。
【0035】
【実施例】実施例1 ベース材料の製造 0.20mm厚さのアルミニウム版を5g/lの水酸化
ナトリウムの水溶液中に50℃において浸漬することに
より脱脂しそして引き続き脱塩水ですすいだ。版を次に
向流を用いて4g/lの塩酸、4g/lの臭化水素酸お
よび5g/lのアルミニウムイオンを含有する水溶液の
中で35℃の温度および1200A/m 2の電流密度に
おいて電気化学的に研磨して、0.5μmの平均中心線
粗面度(Ra)を有する表面形態を得た。脱塩水ですす
いだ後に、アルミニウム版を300g/lの硫酸の水溶
液で60℃において180秒間にわたりエッチングしそ
して引き続き脱塩水で25℃において30秒間にわたり
すすいだ。版を次に200g/lの硫酸の水溶液の中で
45℃、約10Vの電圧および150A/m2の電流密
度において300秒間にわたり陽極酸化にかけて、3.
0g/m2の酸化アルミニウムの陽極酸化膜を生成し
た。最後に、版を脱塩水ですすぎ、ポリビニルホスホン
酸および三塩化アルミニウムを含有する溶液で後処理
し、脱塩水で20℃において120秒間にわたりすすぎ
そして乾燥した。 ドナー材料の製造 界面活性剤(重合体に対して1.5重量%)で安定化さ
れた7.5gのポリスチレンの脱イオン水中20重量%
分散液(60nmの粒子直径)に20gの下記の化合
物:
ナトリウムの水溶液中に50℃において浸漬することに
より脱脂しそして引き続き脱塩水ですすいだ。版を次に
向流を用いて4g/lの塩酸、4g/lの臭化水素酸お
よび5g/lのアルミニウムイオンを含有する水溶液の
中で35℃の温度および1200A/m 2の電流密度に
おいて電気化学的に研磨して、0.5μmの平均中心線
粗面度(Ra)を有する表面形態を得た。脱塩水ですす
いだ後に、アルミニウム版を300g/lの硫酸の水溶
液で60℃において180秒間にわたりエッチングしそ
して引き続き脱塩水で25℃において30秒間にわたり
すすいだ。版を次に200g/lの硫酸の水溶液の中で
45℃、約10Vの電圧および150A/m2の電流密
度において300秒間にわたり陽極酸化にかけて、3.
0g/m2の酸化アルミニウムの陽極酸化膜を生成し
た。最後に、版を脱塩水ですすぎ、ポリビニルホスホン
酸および三塩化アルミニウムを含有する溶液で後処理
し、脱塩水で20℃において120秒間にわたりすすぎ
そして乾燥した。 ドナー材料の製造 界面活性剤(重合体に対して1.5重量%)で安定化さ
れた7.5gのポリスチレンの脱イオン水中20重量%
分散液(60nmの粒子直径)に20gの下記の化合
物:
【0036】
【化1】
【0037】の1重量%溶液を加えた。
【0038】以上で得られた溶液に66.5gの脱イオ
ン水および6gのカルボポル(CARBOPOL)WS801(グ
ッドリッチ(Goodrich))から市販されているポリアクリ
ル酸)の5重量%溶液を加えた。このようにして得られ
た溶液を100μmの厚さを有するポリエステル箔に6
0μmの湿潤厚さでコーテイングしそして次に60℃に
おいて少なくとも5分間にわたり乾燥した。 印刷マスターの製造 上記のベース材料を、図1に示されているような摩擦を
誘発する移送用装置が装備されているが条件として単一
接触ローラーだけが存在するハイデルベルグ(Heiderber
g)GTO46オフセット印刷機械の版シリンダー上に設
置し、それによりドナー材料とベース材料との間で線型
接触を得た。接触ローラー上に3バールの圧力を適用し
ながら、ドナー材料を版シリンダーに沿ってシリンダー
の回転と同一方向であるが印刷機械速度(3400枚の
プリント/時)の80%の減じられた速度で移送させ
た。印刷機械の1回の操業後に、接触を中断した。
ン水および6gのカルボポル(CARBOPOL)WS801(グ
ッドリッチ(Goodrich))から市販されているポリアクリ
ル酸)の5重量%溶液を加えた。このようにして得られ
た溶液を100μmの厚さを有するポリエステル箔に6
0μmの湿潤厚さでコーテイングしそして次に60℃に
おいて少なくとも5分間にわたり乾燥した。 印刷マスターの製造 上記のベース材料を、図1に示されているような摩擦を
誘発する移送用装置が装備されているが条件として単一
接触ローラーだけが存在するハイデルベルグ(Heiderber
g)GTO46オフセット印刷機械の版シリンダー上に設
置し、それによりドナー材料とベース材料との間で線型
接触を得た。接触ローラー上に3バールの圧力を適用し
ながら、ドナー材料を版シリンダーに沿ってシリンダー
の回転と同一方向であるが印刷機械速度(3400枚の
プリント/時)の80%の減じられた速度で移送させ
た。印刷機械の1回の操業後に、接触を中断した。
【0039】引き続き、印刷要素を830nmの波長お
よび400mJ/cm2の出力を有する赤外−ダイオー
ドレーザーを用いて像通りに露光した。湿しローラーを
5回転の間に適用しそして次にインキ作業システムを始
動することにより処理を行った。最初のプリントから非
常に良好なプリント品質が得られた。10000枚のコ
ピーの操業期間がプリント品質の損失なしに得られた。
よび400mJ/cm2の出力を有する赤外−ダイオー
ドレーザーを用いて像通りに露光した。湿しローラーを
5回転の間に適用しそして次にインキ作業システムを始
動することにより処理を行った。最初のプリントから非
常に良好なプリント品質が得られた。10000枚のコ
ピーの操業期間がプリント品質の損失なしに得られた。
【0040】実施例2 実施例1に記載されたものと同じベース材料、ドナー材
料および印刷機械が使用された。しかしながら、ドナー
材料およびベース材料を接触させる前に、後者を3回転
の間に湿しシステムを適用することにより印刷機械の湿
しシステムで湿らせた。この実施例では、接触ローラー
上の圧力は0.6バールに減じられた。1回転後に、移
送された像記録層を温度および湿度の周囲条件下で自然
乾燥した。最後に、実施例1と同じ像形成、処理および
印刷行程を適用して匹敵する結果を得た。
料および印刷機械が使用された。しかしながら、ドナー
材料およびベース材料を接触させる前に、後者を3回転
の間に湿しシステムを適用することにより印刷機械の湿
しシステムで湿らせた。この実施例では、接触ローラー
上の圧力は0.6バールに減じられた。1回転後に、移
送された像記録層を温度および湿度の周囲条件下で自然
乾燥した。最後に、実施例1と同じ像形成、処理および
印刷行程を適用して匹敵する結果を得た。
【0041】実施例3 実施例1に記載されたものと同じベース材料、ドナー材
料および印刷機械が使用された。この実施例では、自由
に動く接着剤クリーニングローラー、すなわちテクネク
(Teknek)LLC(米国)から市販されているテクネクク
リーニングヘッドCH2、が版シリンダーにさらに装備
されていた。ドナー材料およびベース材料を接触させる
前に、接着剤ローラーをベース材料に接触させながら印
刷機械を10回転操業した。このクリーニング段階後
に、実施例1に記載されたものと同じ露光および処理工
程を使用した。プリントの平版品質は実施例1および2
で得られたものに非常に良く匹敵する。しかしながら、
予備クリーニング段階が受容材料に接着する塵により引
き起こされるポイント欠陥数をほとんど0に減じた。
料および印刷機械が使用された。この実施例では、自由
に動く接着剤クリーニングローラー、すなわちテクネク
(Teknek)LLC(米国)から市販されているテクネクク
リーニングヘッドCH2、が版シリンダーにさらに装備
されていた。ドナー材料およびベース材料を接触させる
前に、接着剤ローラーをベース材料に接触させながら印
刷機械を10回転操業した。このクリーニング段階後
に、実施例1に記載されたものと同じ露光および処理工
程を使用した。プリントの平版品質は実施例1および2
で得られたものに非常に良く匹敵する。しかしながら、
予備クリーニング段階が受容材料に接着する塵により引
き起こされるポイント欠陥数をほとんど0に減じた。
【0042】実施例4 実施例1に記載されたものと同じベース材料、ドナー材
料および印刷機械が使用された。この実施例では、米国
ベラテク(Veratek)から入手できる繊維くずのでない吸
収性ハイトン(Hyton)カバーで覆われた自由に走行する
ゴムクリーニングローラー(ショア硬度40)が版シリ
ンダーにさらに装備されていた。ドナー材料およびベー
ス材料を接触させる前に、湿しシステムを適用すること
により版を湿らせそして覆われたゴムローラーおよびベ
ース材料を接触させながら印刷機械を10回転操業し
た。その後に、覆われたゴムローラーをベース材料から
傾けて離した。このクリーニング段階後に、実施例1に
記載されたものと同じ露光および処理工程を使用した。
プリントの平版品質は実施例1および2で得られたもの
に非常に良く匹敵する。しかしながら、予備クリーニン
グ段階が受容材料に接着する塵により引き起こされるポ
イント欠陥数をほとんど0に減じた。
料および印刷機械が使用された。この実施例では、米国
ベラテク(Veratek)から入手できる繊維くずのでない吸
収性ハイトン(Hyton)カバーで覆われた自由に走行する
ゴムクリーニングローラー(ショア硬度40)が版シリ
ンダーにさらに装備されていた。ドナー材料およびベー
ス材料を接触させる前に、湿しシステムを適用すること
により版を湿らせそして覆われたゴムローラーおよびベ
ース材料を接触させながら印刷機械を10回転操業し
た。その後に、覆われたゴムローラーをベース材料から
傾けて離した。このクリーニング段階後に、実施例1に
記載されたものと同じ露光および処理工程を使用した。
プリントの平版品質は実施例1および2で得られたもの
に非常に良く匹敵する。しかしながら、予備クリーニン
グ段階が受容材料に接着する塵により引き起こされるポ
イント欠陥数をほとんど0に減じた。
【図1】本発明の方法に従う好ましい態様の図式的説明
を示す。
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41N 6/00 B41N 6/00 (72)発明者 ジヨアン・ベルメールシユ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内
Claims (10)
- 【請求項1】 −支持体と像記録組成物を含有する層と
を含んでなるドナー材料を親水性円筒状表面に物理的に
接触させ、そして −ドナー材料を円筒状表面に沿って移送し、それにより
ドナー材料から円筒状表面への像記録組成物の転写を行
う段階により親水性円筒状表面に連続的な像記録層を付
与する平版印刷マスターの作製方法であって、像記録組
成物が親水性結合剤中に分散された疎水性熱可塑性重合
体粒子と光を熱に転化させうる化合物とを含んでなる方
法。 - 【請求項2】 像記録組成物の転写が摩擦により得ら
れ、この摩擦が −円筒状表面を0であってもよい速度Cで回転させ、そ
して −ドナー材料を円筒状表面に沿ってCに等しくない速度
で移送することにより生ずる請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 ドナー材料を円筒状表面と物理的に接触
させる前に円筒状表面を水性液体で湿らせる請求項1ま
たは2に記載の方法。 - 【請求項4】 ドナー材料を円筒状表面と物理的に接触
させる前に円筒状表面をクリーニングする請求項1〜3
のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 ドナー材料がウェブ−形状の材料であ
り、それがドナー材料を供給ローラーからほどきそして
円筒状表面との物理的接触後にドナー材料を巻き取りロ
ーラーに巻き上げることにより円筒状表面に沿って移送
される請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 円筒状表面が回転式印刷機械のシリンダ
ー上に設置される親水性ベース材料の表面である請求項
1〜5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】 ドナー材料の幅が平版印刷マスターの幅
に実質的に等しい請求項1〜6のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項8】 (i)親水性円筒状表面に請求項1〜7
のいずれかに記載の連続的な像記録層を付与し、(ii)
像記録層を像通りに露光し、(iii)湿し水またはイン
キを円筒状表面に供給することにより像記録層の未露光
の領域を除去する段階を含んでなる平版印刷マスターの
作製方法。 - 【請求項9】 像記録層が赤外レーザーにより露光され
る請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 段階(i)、(ii)および(iii)を
一体化されたレーザーイメージ−セッターを含んでなる
回転式印刷機械の中で実施する請求項8または9に記載
の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP99201315.1 | 1999-04-27 | ||
EP99201315A EP1048458B1 (en) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | Method for making a lithographic printing master |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000326652A true JP2000326652A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=8240154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000125422A Pending JP2000326652A (ja) | 1999-04-27 | 2000-04-26 | 平版印刷マスターの作製方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1048458B1 (ja) |
JP (1) | JP2000326652A (ja) |
DE (1) | DE69907867T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006023743A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Agfa Gevaert Nv | ネガ作用性感熱性平版印刷版前駆体の作製方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60224642T2 (de) * | 2002-04-26 | 2009-01-15 | Agfa Graphics N.V. | Negativ-arbeitender thermischer Flachdruckplattenvorläufer, der einen Aluminiumträger mit einer glatten Oberfläche enthält |
US6983694B2 (en) | 2002-04-26 | 2006-01-10 | Agfa Gevaert | Negative-working thermal lithographic printing plate precursor comprising a smooth aluminum support |
ES2338137T3 (es) * | 2004-10-01 | 2010-05-04 | Agfa Graphics Nv | Metodo de elaboracion de planchas de impresion litograficas. |
DE102008029817A1 (de) * | 2008-06-24 | 2009-12-31 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren zum Herstellen einer Bedruckstoff kontaktierenden Oberfläche |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3837978A1 (de) * | 1988-11-09 | 1990-05-10 | Roland Man Druckmasch | Verfahren zur bebilderung eines druckformzylinders |
DE3917844C1 (ja) * | 1989-06-01 | 1990-10-31 | Man Roland Druckmaschinen Ag, 6050 Offenbach, De | |
DE4430555C1 (de) * | 1994-08-27 | 1996-04-04 | Roland Man Druckmasch | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer Druckform |
EP0770495B1 (en) * | 1995-10-24 | 2002-06-19 | Agfa-Gevaert | A method for making a lithographic printing plate involving on press development |
EP0802457A1 (en) * | 1996-04-16 | 1997-10-22 | Agfa-Gevaert N.V. | Appartus for making and imaging a lithographic printing plate |
-
1999
- 1999-04-27 DE DE69907867T patent/DE69907867T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-27 EP EP99201315A patent/EP1048458B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125422A patent/JP2000326652A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006023743A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Agfa Gevaert Nv | ネガ作用性感熱性平版印刷版前駆体の作製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69907867D1 (de) | 2003-06-18 |
DE69907867T2 (de) | 2004-03-11 |
EP1048458B1 (en) | 2003-05-14 |
EP1048458A1 (en) | 2000-11-02 |
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