JP2002315297A - リニアモータシステムおよび移動体システム - Google Patents

リニアモータシステムおよび移動体システム

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JP2002315297A
JP2002315297A JP2001112971A JP2001112971A JP2002315297A JP 2002315297 A JP2002315297 A JP 2002315297A JP 2001112971 A JP2001112971 A JP 2001112971A JP 2001112971 A JP2001112971 A JP 2001112971A JP 2002315297 A JP2002315297 A JP 2002315297A
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moving body
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JP2001112971A
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Hiroshi Nakagawa
洋 中川
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムとしての軽量化が容易であり、振動
の誘発や変形といった不具合の発生を低減できる移動体
システムを提供する。 【解決手段】 この移動体システムでは、移動体31が
図の紙面垂直方向に沿って敷設されたほぼ平板状の軌道
レール構造体30に沿って移動可能に支持されている。
軌道レール構造体30の上面30aの中央部には二次側
コア22が立設されている。移動体31は、この二次側
コア22を挟んで対向配置される一次側コア27(およ
びこれに巻回されるコイル28)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体を所定の経
路に沿って移動させるリニアモータシステムおよび移動
体システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体工場などにおいては、
半導体部品を搬送したり、作業ロボットを移動させる移
動体システムが用いられている。このような移動体シス
テムにおいては、リニアモータ方式やボールスクリュー
方式などがある。リニアモータを利用した方式は、ほこ
り等の発生が少なくクリーンであり、また静粛性にも優
れていおり、さらに移動体の位置決め精度も高いといっ
た利点がある。この他にも、1つの軌道上に複数の移動
体を配置するが可能であるといった利点や、摩耗部分が
少なく耐久性に優れるといった利点など様々な利点があ
る。したがって、半導体製造装置(特にステッパーや露
光機等)においては、リニアモータ方式の移動体システ
ムが広く用いられるようになっている。
【0003】ここで、図7に従来のリニアモータ方式を
用いた移動体システムの構成を示す。同図に示すよう
に、このシステムでは、移動体3は、図の紙面垂直方向
に敷設された軌道レール構造体1上をリニアガイド2に
よって移動可能に案内支持されている。移動体3は、一
次側コア4と、一次側コア4に巻回されるコイル5と、
一次側コア4を支持する支持部材9とを備える磁界発生
機構8を備えている。この磁界発生機構8では、コイル
5に電流を供給することにより、軌道レール構造体1に
おける一次側コア4と対向する位置に配置された二次側
コア6との間に磁界を発生し、これにより推力を発生し
て移動体3を移動させる。
【0004】このような移動体3には、上述した推力を
発生する磁界発生機構8に加え、半導体部品を実装する
実装ロボットなどが搭載される搭載部材7が設けられて
いる。ここで、搭載部材7と上記磁界発生機構8の支持
部材9とがボルト10により固定されている。従って、
搭載部材7上に半導体等の部品実装装置等を搭載すれ
ば、この実装装置を軌道レール構造体1に沿った任意の
位置に移動させることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動体シス
テムにおいては、上述した移動体3に搭載したロボット
などをある直線上だけでなく、所定範囲内で平面的(X
方向、Y方向)に任意に移動させるために、図8に示す
ようなシステムが用いられることがある。同図に示すよ
うに、このシステムでは、X軸方向に敷設される軌道レ
ール構造体1および移動体3などを含む上記のリニアモ
ータシステム16(図7参照)自体をボールスクリュー
方式でY軸方向に移動できるようにしている。具体的に
は、リニアモータシステム16をボールスクリュー15
によって駆動される架台に固定し、ボールスクリュー1
5をモータ17で駆動することにより、リニアモータシ
ステム16全体をY軸方向に移動させることができるよ
うになっている。このシステムによれば、ボールスクリ
ュー15およびリニアモータの両者の駆動を制御するこ
とにより、移動体3をXY平面の任意の位置に移動させ
ることができる。
【0006】このようなXY平面で移動可能な移動体シ
ステムでは、リニアモータシステム16自体をY軸方向
に移動させる構成であるため、リニアモータシステム1
6の重量が大きくなると、それを駆動するために大きな
動力が必要となり、システム全体の大型化および消費電
力が増加してしまうといった問題がある。従って、リニ
アモータシステムを軽量化することが望まれている。ま
た、上記のような平面的な移動体システムに限らず、軌
道レール構造体1などを天井につり下げて保持するよう
な場合にも、リニアモータシステムを軽量化することが
望まれる。
【0007】例えば、リニアモータシステム16におい
て、移動体3が20kgの質量の実装装置を搭載した場合
に、当該移動体3を加速度3G(G:重力加速度)程度
で加速する場合には、移動体3自体の質量、機械的な損
失等を考慮すると1500N程度の出力のモータが必要
となる。ここで、移動体3の移動ストロークを1m程度
とした場合には、取り付け寸法等を考慮すると軌道レー
ル構造体1の長さは1.4〜1.6m程度は必要であ
り、上記構成の軌道レール構造体1の質量が120〜1
50kg程度にもなってしまう。このようなリニアモータ
システム16をY軸方向に移動させるためには大きな能
力を持ったモータ17が必要となってしまう(Y軸方向
の駆動方式をボールスクリュー方式ではなく、リニアモ
ータ方式とした場合にも、大きな駆動力を有するリニア
モータが必要となる)。このように図8に示すXY平面
で移動可能な移動体システムにおいては、X軸方向に移
動体3を移動させるリニアモータシステム16の軽量化
が装置の小型化および消費電力の低減に大きな意味を持
つことが分かる。
【0008】また、図9に示すように、二次側コア6を
片側にのみ配置した構造を有するリニアモータシステム
が提案されている。このリニアモータシステムでは、略
平板状の軌道レール構造体1’の上面に二次側コア6が
取り付けられており、移動体3’の下面側には、当該二
次側コア6の上方側に所定の距離を隔てた位置に一次側
コア4が取り付けられている。一次側コア4にはコイル
5が巻回されており、コイル5に電流が供給されること
によって、当該コイル5、一次側コア4および二次側コ
ア6が協働して発生する磁界によって移動体3を移動さ
せるための推力が発生する。移動体3’は、軌道レール
構造体1’の両端側に設けられたリニアガイド2によっ
て図の紙面垂直方向に摺動可能に支持されており、上記
のように発生する推力によって軌道レール構造体1に沿
って移動することができるようになっている。
【0009】図9に示すリニアモータシステムでは、二
次側コア6が軌道レール構造体1’の上面に一つ設けた
構造であるため、図7に示すリニアモータシステム16
と比較すると軽量化が可能である。しかしながら、二次
側コア6と一次側コア4を上下方向に重ねて配置する構
成であるため、重心位置が高くなってしまい、移動体3
の加速度(もしくは減速度)が大きい時には二次側コア
6に曲げモーメントが発生し、この曲げモーメントに起
因して軌道レール構造体1’が振動してしまうことがあ
る。この振動が軌道レール構造体1’の共振を招く原因
となり得るので、当該リニアモータシステムのサーボ機
構の速度ゲインを上げることが困難となる。サーボ機構
の速度ゲインを上げることにより、移動体3の加減速度
の制御性が向上し、リニアモータシステムとしての機能
が向上することになるが、図9に示すリニアモータシス
テムでは上述した理由によって速度ゲインを上げること
ができず、結果としてリニアモータの機能の向上の妨げ
となってしまう。
【0010】また、図9に示すリニアモータシステムで
は、移動体3を移動させるための推力の発生に伴い、二
次側コア6と一次側コア4との間に大きな吸引力が作用
することになり、この吸引力は移動体3を支持する二次
側コア6やリニアガイド2に加わり、変形や振動の誘発
の原因となることもある。したがって、リニアガイド2
としても優れた強度を有するものを使用しなければなら
ず、コストの増加や装置の大型化といった問題が生じ
る。また、移動体3の加減速等に応じて吸引力が変動
し、これに起因して大きな騒音が発生してしまうことも
ある。
【0011】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、システムとしての軽量化が容易であり、か
つ構造に起因する振動の誘発や変形等の不具合の発生を
低減することにが可能なリニアモータシステムおよび移
動体システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の1つの態様のリニアモータシステムは、所
定の経路に沿って敷設される経路構造体と、前記経路構
造体に沿って移動可能に設けられる移動体とを備え、リ
ニアモータにより前記移動体に推力を付与するリニアモ
ータシステムであって、前記経路構造体は、前記所定の
経路に沿って設けられるほぼ平板状のプレート部と、該
プレート部の一方の面上における前記所定の経路と直交
する方向である幅方向のほぼ中央部に立設される二次側
磁界発生部材と、前記プレート部の前記一方の面側にお
ける前記幅方向の両端部に設けられ前記移動体を摺動可
能に支持する支持部とを有しており、前記移動体は、前
記二次側磁界発生部材を挟んで該二次側磁界発生部材と
所定の距離を隔てて対向配置される一次側磁界発生部材
と、該一次側磁界発生部材に券回されるコイルと、対向
配置される前記一次側磁界発生部材を支持する支持構造
体とを有していることを特徴としている。
【0013】この構成によれば、経路構造体の一方の面
上に立設された二次側磁界発生部材を挟んだ位置に一対
の一次側磁界発生部材が配置されるので、各々の一次側
磁界発生部材に対応して別体の二次側磁界発生部材を設
ける必要がないため、軽量化が可能となる。また、二次
側磁界発生部材と一次側磁界発生部材との間で移動体3
1を移動させるための推力を発生する際には、一次側磁
界発生部材と二次側磁界発生部材との間に大きな吸引力
が作用することになるが、二次側磁界発生部材にはその
両側において、一次側磁界発生部材からの吸引力が作用
することになり、結果としてこれらの吸引力が打ち消し
合って大きな力が作用しないことになる。したがって、
このような吸引力によって経路構造体が変形したり、振
動したりすることが低減される。
【0014】また、本発明の別の態様の移動体システム
は、第1の直線経路に沿って敷設される経路構造体と、
前記経路構造体に沿って移動可能に設けられる移動体と
を有し、リニアモータにより前記移動体に推力を付与す
る第1の移動体機構と、前記第1の移動体機構を前記第
1の直線経路と直交する方向に移動させる第2の移動体
機構とを備える移動体システムであって、前記経路構造
体は、前記所定の経路に沿って設けられるほぼ平板状の
プレート部と、該プレート部の一方の面上における前記
所定の経路と直交する方向である幅方向のほぼ中央部に
立設される二次側磁界発生部材と、前記プレート部の前
記一方の面側における前記幅方向の両端部に設けられ前
記移動体を摺動可能に支持する支持部とを有しており、
前記移動体は、前記二次側磁界発生部材を挟んで該二次
側磁界発生部材と所定の距離を隔てて対向配置される一
次側磁界発生部材と、該一次側磁界発生部材に券回され
るコイルと、対向配置される前記一次側磁界発生部材を
支持する支持構造体とを有していることを特徴としてい
る。
【0015】この構成によれば、経路構造体の一方の面
上に立設された二次側磁界発生部材を挟んだ位置に一対
の一次側磁界発生部材が配置されるので、各々の一次側
磁界発生部材に対応して別体の二次側磁界発生部材を設
ける必要がないため、第1移動体機構の軽量化が可能と
なる。第1移動体機構の軽量化・小型化が可能になる
と、これをY軸方向に移動させる第2移動体機構に要求
される駆動能力を抑えることができる。したがって、移
動体システム全体としての小型化・軽量化も可能とな
り、また移動体を駆動する時の消費電力を低減すること
もできる。また、二次側磁界発生部材と一次側磁界発生
部材との間で移動体31を移動させるための推力を発生
する際には、一次側磁界発生部材と二次側磁界発生部材
との間に大きな吸引力が作用することになるが、二次側
磁界発生部材にはその両側において、一次側磁界発生部
材からの吸引力が作用することになり、結果としてこれ
らの吸引力が打ち消し合って大きな力が作用しないこと
になる。したがって、このような吸引力によって経路構
造体が変形したり、振動したりすることが低減される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.実施形態 まず、図1は本発明の一実施形態に係る移動体システム
の主要部の外観を示す斜視図である。同図に示すよう
に、この移動体システムは、X軸方向に伸びる直線状に
敷設された軌道レール(経路構造体)30と、軌道レー
ル構造体30に沿って移動可能に設けられる移動体31
とを有する第1移動体機構32と、第1移動体機構32
をX軸と直交するY軸方向に移動させる第2移動体機構
33とを備えている。
【0017】第2移動体機構33は、X軸方向に伸びる
軌道レール構造体30の両端側に固定される移動架台3
30,340を有しており、当該移動架台330,34
0は各々Y軸方向に直線状に敷設された軌道レール33
1,341に沿って移動可能になされている。これによ
り、軌道レール構造体30はX軸方向に延在した状態を
維持したまま移動架台330,340の移動に伴ってY
軸方向に移動させられるようになっている。
【0018】この移動体システムでは、ある座標位置
(X1,Y1)に移動体31を移動させる場合には、Y
軸方向の位置情報(Y1)に示される位置に、第2移動
体機構33の移動架台330,340を軌道レール33
1,341に沿って移動させる。このように第2移動体
機構33によってY軸方向の位置決めが行われるととも
に、第1移動体機構32は、X軸方向の位置情報(X
1)に示される位置に移動体31を移動させる。このよ
うにして第1移動体機構32および移動体31を、目標
位置のX座標およびY座標にしたがって制御することに
より、移動体31をXY平面内の任意の位置に移動させ
ることができるようになっている。
【0019】次に、第1移動体機構32の詳細について
図2および図3を参照しながら説明する。図2に示すよ
うに、この移動体システムは、所定の経路に沿って敷設
された軌道レール構造体30に沿って移動体21が移動
可能になされている。
【0020】図3に示すように、軌道レール構造体30
は、X軸方向に沿って延在するほぼ平板状の構造体であ
り、その上面30aには軌道レール構造体30の延在方
向(X軸方向)に沿って延びる二次側コア(二次側磁界
発生部材)22が垂直方向に立設されている。ここで、
二次側コア22は、軌道レール構造体30の延在方向で
あるX軸方向と直交する幅方向(Y軸方向)の中央部に
コア支持部材22cを介して上面30aに固定されてい
る。このように上面30a上に立設された二次側コア2
2の両側面には、歯部22a,22bが形成されてい
る。
【0021】軌道レール構造体30の幅方向の両端部に
は、軌道レール構造体30の延在方向であるX軸方向に
沿ってリニアガイド23が設けられており、このリニア
ガイド23に移動体31が摺動可能に支持されている。
これにより移動体31は、軌道レール構造体30の延在
方向であるX軸方向に沿って案内されるようになってお
り、後述するリニアモータの原理によって発生する推力
によってこの方向に移動するようになっている。
【0022】移動体31は、軌道レール構造体30の上
面30aに対向配置される略平板状の本体部(支持構造
体)25と、上記二次側コア22とともに磁界を発生し
てこの移動体31に推力を付与する磁界発生機構24
と、上述したリニアガイド23に係合されるガイド係合
部26とを備えている。
【0023】磁界発生機構24は、上述した軌道レール
構造体30に立設された二次側コア22の両側面(歯部
22a,22b)の各々に対向する位置に所定の距離を
隔てて配置される一次側コア(一次側磁界発生部材)2
7と、各一次側コア27に巻回されるコイル(一次側磁
界発生部材)28とを有している。ここで、一次側コア
27は、本体部25における上面30aと対向する面2
5a側で本体部25によって固定支持されている。
【0024】次に、図4を参照しながら、磁界発生機構
24と軌道レール構造体30に設けられた二次側コア2
2とによる移動体31の具体的な駆動構成例について説
明する。本実施形態では、二次側コア22を挟んで一次
側コア27およびコイル28が2組設けられた構成とな
っているが、両者は同一の原理で動作するため、一方の
みを図示してその動作原理について説明する。
【0025】図4に示すように、軌道レール構造体30
に設けられた二次側コア22の一次側コア27と対向す
る面には、歯部22aが長手方向に沿って等間隔に形成
されている。移動体31の一次側コア57は、コ字状の
A相鉄心70およびB相鉄心71と、A相鉄心70のA
相磁極70aおよび相磁極70bに巻回されるコイル2
8a,28bと、B相鉄心71のB相磁極71aおよび
相磁極71bに巻回されるコイル28c,28dと、A
相鉄心70およびB相鉄心71の二次側コア52と反対
側の面に設けられた永久磁石72,73と、永久磁石7
2,73に取り付けられた板状の磁性体によって構成さ
れるバックプレート74とから構成されている。A相磁
極70aの二次側コア22と対向する面には、歯部22
aのピッチPと同一ピッチで3個の極歯75aが形成さ
れており、その他の磁極70b,71a,71bにも同
様に3個の極歯76b,77a,77bが形成されてい
る。また、各磁極70b,71a,71bはA相磁極7
0aに対して順次P/4ずつずらして配置され、これに
より各磁極70b,71a,71bは互いに位相が90
°ずつ異なった位置関係となっている。このような構成
の下、コイル28a,28b,28c,28dに一相励
磁方式等によりパルス信号を供給することにより、コイ
ル28a,28b,28c,28dに順次発生する磁束
と、永久磁石72,73が発生する磁束とが各磁極70
a,70b,71a,71bにおいて順次加減され、二
次側コア22に対する移動体31の磁気的安定位置が順
次移動し、これにより移動体31が二次側コア22に沿
った方向、つまり軌道レール構造体30に沿って移動さ
せられる。
【0026】これは、一般的なリニアパルスモータの構
成であるが、この他にも、例えば特開平3−12425
9号公報に記載されたリニアパルスモータ方式などを用
いるようにしてもよい。
【0027】図3に戻り、本体部25の幅方向の両端部
には、ガイド係合部26が設けられており、このガイド
係合部26に軌道レール構造体30に設けられたリニア
ガイド23が摺動可能に係合されている。本実施形態で
は、本体部25がガイド係合部26と、一次側コア27
をほぼ同じ高さの位置で固定支持する、すなわち一次側
コア27、ガイド係合部26およびリニアガイド23が
ほぼ水平線上に並ぶように配置することにより、リニア
ガイド23との係合位置と、磁界発生機構24による推
力発生位置とが大きく離間しないような構成を採用して
いる。
【0028】本体部25の磁界発生機構24が配置され
る面25aと反対側の面25bには、所定の作業を実行
するための装置等が取り付けられている。例えば、半導
体部品実装作業を実行する場合には、半導体部品実装ヘ
ッドや半導体部品搬送用ロボットなどが搭載され、単に
半導体部品を搬送する作業を実行する場合には、半導体
部品等を収容するラックなどが搭載されることになる。
このように本体部25に搭載された装置等が移動体31
の移動に伴って移動することができ、軌道レール構造体
30上の任意の位置に移動することができるようになっ
ている。
【0029】以上説明したのがリニアモータ方式によっ
て駆動される第1移動体機構32の構成である。第2移
動体機構33も上述した第1移動体機構32と同様の構
成によって軌道レール構造体30の両端を支持する移動
架台330,340をY軸方向に駆動できるようになっ
ているため、第2移動体機構33についての詳細な説明
は割愛する。
【0030】本実施形態に係る移動体システムの第1移
動体機構32では、軌道レール構造体30の上面30a
の幅方向の中央部に二次側コア22を立設するととも
に、二次側コア22の両面(歯部22a,22b)に対
向するように一次側コア27(およびコイル28)を配
置した移動体31を移動可能に支持するようにしてい
る。そして、二次側コア22の各々の面(歯部22a,
22b)と一次側コア27(およびコイル28)とで推
力を発生するようにしている。このようにすることで、
1つの二次側コア22で、その両側に配置された一次側
コア27およびコイル28との間で磁界を発生して推力
を得ることができ、図7に示す二次側コア6を2つ設け
た従来のリニアモータシステムと比較して軽量・小型化
が可能である。第1移動体機構32の軽量化・小型化が
可能になると、これをY軸方向に移動させる第2移動体
機構33に要求される駆動能力を抑えることもできる。
したがって、移動体システム全体としての小型化・軽量
化も可能となり、また移動体31を駆動する時の消費電
力を低減することもできる。
【0031】また、磁界発生機構24と二次側コア22
との間で移動体31を移動させるための推力を発生する
際には、一次側コア27と二次側コア22との間に大き
な吸引力も作用することになるが、本実施形態では、二
次側コア22にはその両側において、一次側コア27
(およびコイル28)からの吸引力が作用することにな
り、結果としてこれらの吸引力が打ち消し合って大きな
力が二次側コア22には作用しないことになる。したが
って、二次側コア22に作用する吸引力によって軌道レ
ール構造体30が変形したり、振動したりすることが低
減され、これにより騒音の発生も抑制することができ
る。
【0032】また、本実施形態では、二次側コア22と
一次側コア27との位置関係を上記のようにするととも
に、移動体31の本体部25がガイド係合部26と、一
次側コア27をほぼ同じ高さの位置で固定支持する、す
なわち一次側コア27、ガイド係合部26およびリニア
ガイド23がほぼ水平線上に並ぶように配置することで
き、従来のリニアモータシステム(図7および図9参
照)よりも薄型の構成とすることができる。このような
薄型の構成とすることにより、システムの重心位置が従
来のシステム(図7および図9参照)よりも低い位置と
なるため、移動体31の加減速時に二次側コア22に作
用する曲げモーメントが小さくなり、このような曲げモ
ーメントに起因する振動の発生や変形等の不具合を抑制
することができる。
【0033】また、二次側コア22、一次側コア27、
ガイド係合部26およびリニアガイド23をほぼ一直線
状に並ぶように配置することで薄型化が可能であるとと
もに、リニアガイド23による移動体31の支持位置と
推力発生位置とが大きく離間しないような構成とするこ
とができる。このように移動体31の支持位置と推力発
生位置との距離を小さくすることにより、移動体31の
支持位置近傍(リニアガイド23近傍)に作用するモー
メント力を低減することができる。このようなリニアガ
イド23近傍に生じるモーメント力は、振動誘発等の原
因となりうるので、このモーメント力が大きい場合には
当該リニアモータシステムのサーボ機構の速度ゲインを
上げることの妨げとなってしまう。本実施形態では、上
記のような各部材の配置構造を採用することにより、リ
ニアガイド23近傍に作用するモーメント力を低減する
ことができ、これにより従来のシステムと比して速度ゲ
インを上げることが可能となり、移動体31の加減速等
の制御性等といったシステムとしての機能を向上させる
ことができる。
【0034】B.変形例 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるもので
はなく、以下に例示するような種々の変形が可能であ
る。
【0035】(変形例1)上述した実施形態では、略平
板状の軌道レール構造体30によって移動体31を案内
するようにしていたが、移動体31を案内する構造体の
形状は平板状のものに限らない。例えば上記実施形態に
おける略平板状の軌道レール構造体30とほぼ同形状の
プレート部の下面側に、構造体としての剛性を向上させ
るための補強部を設けるようにしてもよい。このような
補強部の形状等は、要求される強度や他の設計条件(例
えば、設置可能な寸法等)に応じて適宜設計すればよ
く、上記プレート部と一体成形されたものであってもよ
いし、別体で製造したものを後から取り付けるようにし
てもよい。
【0036】上述した実施形態のように略平板状の軌道
レール構造体30の上面30aの幅方向の中央部に二次
側コア22を立設するとともに、二次側コア22の両面
(歯部22a,22b)に対向するように一次側コア2
7(およびコイル28)を配置した移動体31を移動可
能に支持する構造は、軌道レール構造体30の下面側へ
の構造体の追加が容易である等、設計自由度が高い。し
たがって、この変形例で説明したように軌道レール構造
体の補強が容易であり、軌道レール構造体の強度不足に
よるたわみやねじれに起因する位置決め精度の悪化や振
動の誘発といった問題の発生を低減することができる。
【0037】(変形例2)また、上述した実施形態で
は、略平板状の軌道レール構造体30の幅方向の両端部
にリニアガイド23を設け、このリニアガイド23の上
方側で移動体31を支持するようにしていたが、移動体
31の案内支持構造はこれに限るものではなく、例えば
図5に示すような構成を採用するようにしてもよい。
【0038】同図に示す軌道レール構造体500は、幅
方向の中央部分に二次側コア22が立設されている点で
は上記実施形態における軌道レール構造体30と同様で
あるが、その両端側から上方側に延出するガイド支持部
501,502が設けられている点で軌道レール構造体
30と相違している。
【0039】軌道レール構造体500の両端側に設けら
れたガイド支持部501,502の互いに対向する内面
部501a,502aに、リニアガイド23が図の紙面
垂直方向である軌道レール構造体500の延在方向に沿
って設けられている。
【0040】このような構成の軌道レール構造体500
によって案内支持される移動体31’は、下側である軌
道レール構造体30側が開放した断面コ字状の本体部2
5’を有している。本体部25’の幅方向の両端部から
下方側に延出する保持部251,252の内面側には各
々一次側コア27が保持されており、これによって一対
の一次側コア27は二次側コア22を挟んで対向する位
置で保持されている。一方、本体部25’の保持部25
1,252の外面側にはガイド係合部26が設けられて
いる。これらのガイド係合部26がリニアガイド23に
摺動可能に係合されており、これにより移動体31’が
軌道レール構造体500の延在方向(図の紙面垂直方
向)に沿って移動可能に支持されている。
【0041】このようにガイド係合部26およびリニア
ガイド23が水平方向に並んで配置するといった案内支
持構造を採用した場合にも、軌道レール構造体500の
中央部に二次側コア22を立設するとともに、二次側コ
ア22の両面に対向するように一次側コア27を配置し
た移動体31’を移動可能に支持する構成であれば、上
記実施形態と同様、小型・軽量化が容易でありながら、
騒音・振動等の不具合を低減することが可能である。ま
た、上記実施形態と同様、振動の発生等を低減すること
ができるので、当該システムのサーボ機構の速度ゲイン
を上げることも可能であり、移動体31’の加減速の制
御性の向上といったシステムとしての機能も容易に向上
させることができる。
【0042】(変形例3)また、上述した実施形態で
は、第1移動体機構32の軌道レール構造体30の両端
を移動架台330,340で支持し、移動架台330,
340を軌道レール331,341に沿って移動させる
第2移動体機構33を備えた移動体システムを例に挙げ
て説明したが、これに限らず、例えば図6に示すような
構成の移動体システムに本発明を適用することもでき
る。同図に示す移動体システムでは、上記実施形態の移
動システムと比較して軌道レール構造体30の長さが小
さく、このような場合には図示のように軌道レール構造
体30の一端側のみを移動架台340で支持し、当該移
動架台340を第2移動体機構33’の軌道レール34
1に沿ってY軸方向に移動させるような構成であっても
よい。
【0043】また、上述した実施形態のようにX軸に沿
って移動体31に移動させるさせるための第1移動体機
構32と、Y軸に沿って移動体31を移動させるための
第2移動体機構33といった2軸方向に移動体31を移
動させるための移動体システムに限らず、一方向にのみ
移動体31を移動させる移動体システムに本発明を適用
することも可能である。
【0044】また、上述した実施形態では、第2移動体
機構33も、第1移動体機構32と同様のリニアモータ
方式によって移動架台330,340を駆動する構成で
あったが、第2移動体機構33の駆動方式としては、リ
ニアモータ方式以外の方式、例えばボールスクリュー方
式等を用いて移動架台330,340を駆動するように
してもよい。
【0045】また、移動体システムの駆動方式として上
記実施形態で説明した方式に限らず、二次側コア22の
代わりに永久磁石の磁界を発生する部材を設けたリニア
モータ方式等の他のリニアモータ方式であってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
システムとしての軽量化が容易であるとともに、構造に
起因する振動の誘発等の不具合を低減することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る移動体システムの
主要部の外観を示す斜視図である。
【図2】 前記移動体システムの構成要素である第1移
動体機構の主要部の外観を示す斜視図である。
【図3】 前記第1移動体機構の主要部を示す断面図で
ある。
【図4】 前記第1移動体機構の動作原理を説明するた
めの図である。
【図5】 前記第1移動体機構のその他の変形例の主要
部を示す断面図である。
【図6】 前記移動体システムの変形例の主要部の外観
を示す斜視図である。
【図7】 従来のリニアモータシステムの主要部を示す
断面図である。
【図8】 従来の移動体システムの外観を示す斜視図で
ある。
【図9】 従来のリニアモータシステムの他の例の主要
部を示す断面図である。
【符号の説明】
22……二次側コア(二次側磁界発生部材)、23……
リニアガイド(支持部材)、24……磁界発生機構、2
5……本体部(支持構造体)、26……ガイド係合部、
27……一次側コア(一次側磁界発生部材)、28……
コイル(一次側磁界発生部材)、30……軌道レール構
造体、31……移動体、32……第1移動体機構、33
……第2移動体機構、500……軌道レール構造体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の経路に沿って敷設される経路構造
    体と、前記経路構造体に沿って移動可能に設けられる移
    動体とを備え、リニアモータにより前記移動体に推力を
    付与するリニアモータシステムであって、 前記経路構造体は、前記所定の経路に沿って設けられる
    ほぼ平板状のプレート部と、該プレート部の一方の面上
    における前記所定の経路と直交する方向である幅方向の
    ほぼ中央部に立設される二次側磁界発生部材と、前記プ
    レート部の前記一方の面側における前記幅方向の両端部
    に設けられ前記移動体を摺動可能に支持する支持部とを
    有しており、 前記移動体は、前記二次側磁界発生部材を挟んで該二次
    側磁界発生部材と所定の距離を隔てて対向配置される一
    次側磁界発生部材と、該一次側磁界発生部材に券回され
    るコイルと、対向配置される前記一次側磁界発生部材を
    支持する支持構造体とを有していることを特徴とするリ
    ニアモータシステム。
  2. 【請求項2】 前記支持部は、前記移動体の前記一次側
    磁界発生部材における前記二次側磁界発生部材と対向す
    る側と反対側の位置であって、前記二次側磁界発生部材
    および前記一次側磁界発生部材を結ぶ直線上の位置に設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載のリニア
    モータシステム。
  3. 【請求項3】 前記経路構造体は、前記プレート部の他
    方の面に設けられる補強部を有していることを特徴とす
    る請求項1または2に記載のリニアモータシステム。
  4. 【請求項4】 第1の直線経路に沿って敷設される経路
    構造体と、前記経路構造体に沿って移動可能に設けられ
    る移動体とを有し、リニアモータにより前記移動体に推
    力を付与する第1の移動体機構と、 前記第1の移動体機構を前記第1の直線経路と直交する
    方向に移動させる第2の移動体機構とを備える移動体シ
    ステムであって、 前記経路構造体は、前記所定の経路に沿って設けられる
    ほぼ平板状のプレート部と、該プレート部の一方の面上
    における前記所定の経路と直交する方向である幅方向の
    ほぼ中央部に立設される二次側磁界発生部材と、前記プ
    レート部の前記一方の面側における前記幅方向の両端部
    に設けられ前記移動体を摺動可能に支持する支持部とを
    有しており、 前記移動体は、前記二次側磁界発生部材を挟んで該二次
    側磁界発生部材と所定の距離を隔てて対向配置される一
    次側磁界発生部材と、該一次側磁界発生部材に券回され
    るコイルと、対向配置される前記一次側磁界発生部材を
    支持する支持構造体とを有していることを特徴とする移
    動体システム。
  5. 【請求項5】 前記支持部は、前記移動体の前記一次側
    磁界発生部材における前記二次側磁界発生部材と対向す
    る側と反対側の位置であって、前記二次側磁界発生部材
    および前記一次側磁界発生部材を結ぶ直線上の位置に設
    けられていることを特徴とする請求項4に記載の移動体
    システム。
  6. 【請求項6】 前記経路構造体は、前記プレート部の他
    方の面に設けられる補強部を有していることを特徴とす
    る請求項4または5に記載の移動体システム。
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