JP2002314887A - イメージセンサの出力補正装置 - Google Patents

イメージセンサの出力補正装置

Info

Publication number
JP2002314887A
JP2002314887A JP2001363441A JP2001363441A JP2002314887A JP 2002314887 A JP2002314887 A JP 2002314887A JP 2001363441 A JP2001363441 A JP 2001363441A JP 2001363441 A JP2001363441 A JP 2001363441A JP 2002314887 A JP2002314887 A JP 2002314887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
sensor
correction
image sensor
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001363441A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Furukawa
誠 古川
Noriyuki Shinozuka
典之 篠塚
Jiro Kurita
次郎 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001363441A priority Critical patent/JP2002314887A/ja
Publication of JP2002314887A publication Critical patent/JP2002314887A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 何ら補正回路を用いた演算処理によることな
く、イメージセンサから出力されるセンサ信号の温度補
正を行わせることができるようにする。 【構成】 画素単位に用いられるMOS型の光センサ回
路の出力側に基準抵抗を介してバイアス電圧を印加して
センサ信号を読み出すようにしたうえで、そのバイアス
電圧を調整することによってセンサ信号の温度による変
化分の補正を行わせるようにするべく、温度センサによ
るイメージセンサの検出温度に応じてそのバイアス電圧
の値を可変に調整する手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOS型の光センサ回
路を画素単位に用いたイメージセンサから出力されるセ
ンサ信号の温度補正を行うイメージセンサの出力補正装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入射光に応じてフォトダイオード
に流れるセンサ電流をMOS型トランジスタにより弱反
転状態で対数特性を有する電圧信号に変換して出力する
ようにした光センサ回路を画素単位に用いたイメージセ
ンサにあって、そのセンサ出力が、図3および図6に示
すように、温度によって変動するため、温度センサによ
ってイメージセンサの温度を検出して、その検出値にも
とづいて温度によって変動するセンサ出力の温度補正を
行わせるようにしたものが開発されている(特開200
0−329616号公報参照)。
【0003】図18は、イメージセンサ1から出力され
るセンサ信号AISigを、温度センサ2によって検出
したイメージセンサ1の温度信号ATempに応じてデ
ジタル処理によって温度補正するようにしたときの従来
の構成を示している。
【0004】その構成によれば、コントローラICON
の制御下でイメージセンサ1から出力される各画素のセ
ンサ信号AISigがAD変換器IADCにおいてデジ
タル信号DISigに変換されてデジタル温度補正回路
DCALに与えられる。また、イメージセンサ1内に設
けられた温度センサ2から温度信号ATempがAD変
換器TADCにおいてデジタル信号DTempに変換さ
れる。そして、そのデジタル化された温度信号DTem
pがルックアップテーブルLUTに与えられ、そこで予
め設定されている温度に対するオフセット補正値の特性
のテーブルから現在検出されている温度に応じたオフセ
ット補正値DtempOFSが読み出されてデジタル温
度補正回路DCALに与えられる。そして、デジタル温
度補正回路DCALにおいて、デジタル化されたセンサ
信号DISigから所定のオフセット補正値Dtemp
OFSを加,減する演算処理が行われ、それにより温度
補正されたデジタル化されたセンサ信号OISigが得
られるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、イメージセンサから出力されるセンサ信号の温度
補正を演算処理によって行わせるようにするのでは、複
雑な構成による補正回路を必要とすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるイメージセ
ンサの出力補正装置にあっては、何ら補正回路を用いた
演算処理によることなく、イメージセンサから出力され
るセンサ信号の温度補正を行わせるべく、画素単位に用
いられるMOS型の光センサ回路の出力側に基準抵抗を
介してバイアス電圧を印加してセンサ信号を読み出すよ
うにしたうえで、温度センサによるイメージセンサの検
出温度に応じてそのバイアス電圧の値を可変に調整する
手段を設けて、そのバイアス電圧を調整することによっ
てセンサ信号の温度による変化分のオフセット補正を行
わせるようにしている。
【0007】
【実施例】図1は、イメージセンサ1に用いられる1画
素分の光センサ回路の構成例を示している。
【0008】それは、入射光Lsの光量に応じたセンサ
電流を生ずるフォトダイオードPDと、その寄生容量C
の充放電を行わせるためのトランジスタQ1と、その寄
生容量Cの端子電圧Vpdを増幅するトランジスタQ2
と、読出し信号Vcのパルスタイミングでもってセンサ
信号を出力するトランジスタQ3とからなり、ダイナミ
ックレンジを拡大するべく、トランジスタQ1によりフ
ォトダイオードPDに流れるセンサ電流を弱反転状態で
対数出力特性をもって電圧信号に変換させるようにして
いる。
【0009】そして、光センサ回路におけるトランジス
タQ3の出力側には、基準抵抗Rrefを介してバイア
ス電圧Vrefを印加して、センサ信号を電圧値として
とり出す出力回路が設けられている。
【0010】また、図示しないコントローラの制御下に
おいて、センサ信号の読出しに先がけて、トランジスタ
Q1のゲート電圧を一定に保持したままの状態で、その
ドレイン電圧を所定時間だけ定常よりも低い値に切り換
えてフォトダイオードPDの寄生容量Cに蓄積された電
荷を放電させて初期化することにより、センサ電流に急
激な変化が生じても即座にそのときの入射光量に応じた
センサ信号が得られるようにして、入射光量が少ない場
合でも残像を生ずることがないようにしている。
【0011】このような光センサ回路にあっては、図2
に示すように、入射光量に応じてフォトダイオードPD
に流れるセンサ電流が多いときには対数出力特性を示す
が、入射光量が少ないときにはフォトダイオードPDの
寄生容量Cの充放電に応答遅れを生じてほぼ線形の非対
数出力特性を示すものになっている。図中、WAは非対
数応答領域を、WBは対数応答領域をそれぞれ示してい
る。
【0012】しかして、このような光センサ回路では、
温度によってその出力特性が図3に示すように変化する
ものになっている。図中、aで示す特性は温度が所定の
基準値になっているときの出力特性であり、温度がその
基準値よりも低いときには出力特性がbで示すように上
方に変動し、温度がその基準値よりも高いときには出力
特性がcで示すように下方に変動することになる。
【0013】したがって、このような光センサ回路を画
素単位としてマトリクス状に複数配設したイメージセン
サから時系列的に順次出力される各画素のセンサ信号
を、そのときのイメージセンサの雰囲気温度による基準
値からの変動分をオフセットするべく、温度補正する必
要がある。
【0014】本発明は、このような点を考慮したうえ
で、光センサ回路の出力側に設けられる出力回路におけ
るバイアス電圧Vrefの値を変化させることによって
センサ信号を適宜オフセットさせることができる点に着
目して、温度センサによってイメージセンサの温度を検
出して、その検出温度に応じてバイアス電圧Vrefの
値を可変に調整する手段を設けるようにしたものであ
る。
【0015】図4は、バイアス電圧Vrefをパラメー
タとして1〜10Vまで変化させたときの光センサ回路
におけるVpd電圧に対するセンサ出力の特性を示して
いる。
【0016】この特性から、Vpd電圧がΔVだけ変化
したときのセンサ出力の変化分ΔVoは一定であること
がわかる。したがって、バイアス電圧Vrefを変化さ
せることによって、センサ出力の温度による変化分をキ
ャンセルすることができるようになる。
【0017】図5は、本発明によるイメージセンサの出
力補正装置の一実施例を示している。
【0018】それは、イメージセンサ1の雰囲気温度を
温度センサ2によって検出して、その温度センサ2から
の温度検出信号ATempを可変電源装置3が読み込ん
で、そのときの検出温度に応じてイメージセンサ1の出
力回路におけるバイアス電圧Vrefの電圧値を可変に
調整するようにしている。
【0019】その可変電源装置3は、イメージセンサの
温度が基準値から外れたときのセンサ出力の変動分をオ
フセットできるように、温度に応じて電圧値を切り換え
て出力させることができるようになっており、温度セン
サ2からの温度検出信号ATempに応じて所定の電圧
値によるバイアス電圧Vrefをイメージセンサ1に供
給するようになっている。
【0020】また、ここでは、コントローラICONの
制御下においてイメージセンサ1から時系列的に読み出
される各画素のセンサ信号AISigをデジタル信号に
変換するAD変換器IADCと、温度センサ2からの温
度検出信号ATempをデジダル信号に変換するAD変
換器TADCと、予め温度に応じたオフセット補正値が
テーブル設定されており、AD変換された温度信号DT
empに応じた所定のオフセット補正値DTempOF
Sを読み出すルックアップテーブルLUTと、その読み
出されたオフセット補正値DTempOFSを用いて、
AD変換されたセンサ信号CDISigの温度補正を行
って、その温度補正されたデジタル化されたセンサ信号
OISigを出力するデジタル温度補正回路DCALと
を設けるようにしている。
【0020】図6はイメージセンサ1から出力されるセ
ンサ信号AISigの温度に対する変化特性を示してい
る。
【0021】デジタル温度補正回路DCALにおける演
算処理としては、デジタル化されたセンサ信号CDIS
igから所定のオフセット補正値DtempOFSを
加,減する演算処理が行われる。
【0022】図7は、そのデジタル演算処理によってオ
フセット補正されたときのセンサ信号OISigの温度
に対する変化特性を示している。
【0023】しかして、本発明によれば、先にイメージ
センサ1の出力回路におけるバイアス電圧Vrefの値
を温度センサ2からの温度検出信号ATempに応じて
適宜調整することによってセンサ信号AISigの温度
補正を行わせたうえで、その温度による変動分が抑制さ
れたセンサ信号AISigをAD変換器IADCによっ
てデジタル信号に変換させるようにしているので、その
AD変換器IADCの入力レンジを狭く設定して、入力
レンジを充分に活用することができるようになる。
【0024】そして、本発明によれば、先のバイアス電
圧Vrefを調整することによっては補正できない非直
線的な部分については、後のデジタル演算処理によって
補正することができ、イメージセンサ1から出力される
センサ信号AISigの温度補正を精度良く行わせるこ
とができるようになる。
【0025】図8は、本発明によるイメージセンサの出
力補正装置の他の実施例を示している。
【0026】ここでは、特に、ルックアップテーブルL
UTに予め温度に応じたオフセット補正値およびゲイン
補正のための乗数がテーブル設定されており、AD変換
された温度信号DTempに応じた所定のオフセット補
正値DTempOFSおよびゲイン補正のための乗数値
DTempMLTが読み出されて、デジタル温度補正回
路DCALに与えられる。そして、そのデジタル温度補
正回路DCALにおいて、オフセット補正演算部OFC
ALによるセンサ信号CDISigのオフセット補正お
よびゲイン補正演算部MLTCALによるゲイン補正の
ためのデジタル演算処理が順次行われるようになってい
る。
【0028】図9は、デジタル温度補正回路DCALに
おいてオフセット補正およびゲイン補正されたときのセ
ンサ信号OISigの温度に対する変化特性を示してい
る。
【0029】しかして、デジタル温度補正回路DCAL
においてセンサ信号CDISigのオフセット補正およ
びゲイン補正が行われることによって、先のオフセット
補正だけでは図7に示すように明時の出力が傾きを有し
ているのが、図9に示すようにフラットな特性になるよ
うに補正されることになる。
【0030】図10は、デジタル温度補正回路DCAL
において各画素のデジタル化されたセンサ信号CDIS
igをオフセット補正およびゲイン補正する際、そのセ
ンサ信号CDISigが対数応答領域において温度によ
って変化する場合における演算処理のフローを示してい
る。
【0031】図11は、そのときの光センサ回路におけ
るセンサ出力の特性が温度TA,TB,TCによって変
化する状態を示している。ここで、センサ出力のしきい
値THに応じたセンサ電流の値Itmは、センサ出力が
非対数応答領域から対数応答領域に切り換わる点を示し
ている。Ioは暗時のセンサ電流を示している。
【0032】ルックアップテーブルLUTには、センサ
電流がItmの値のときにセンサ出力がTHとなるよう
なしきい値が設定されており、その設定されたしきい値
THを用いて温度TA,TB,TCに応じた特性の各セ
ンサ出力をオフセット補正すると図12に示すような特
性になる。
【0033】次に、そのオフセット補正されたセンサ信
号S1にもとづき、しきい値TH以上の対数応答領域に
対してゲイン補正のための乗算処理を行う。具体的に
は、オフセット補正されたセンサ信号S1がしきい値T
H以上か否かを判断して、しきい値THよりも小さけれ
ばそのまま信号S1を温度補正されたセンサ信号OIS
igとして出力する。また、その際、センサ信号S1が
しきい値TH以上であれば、ルックアップテーブルLU
Tから読み出されたゲイン補正のための所定の乗数値を
用いて、 出力←TH+(センサ信号S1−TH)×乗数 なる演算を行って、その演算結果を温度補正されたセン
サ信号OISigとして出力する。
【0034】このときの温度TA,TB,TCに応じた
各特性をもったセンサ信号の温度補正された処理結果と
して、図13に示すように、対数応答領域の傾きが同一
になるように補正されたセンサ出力が得られる。
【0035】図14は、デジタル温度補正回路DCAL
において各画素のデジタル化されたセンサ信号CDIS
igをオフセット補正およびゲイン補正する際、そのセ
ンサ信号CDISigが非対数応答領域において温度に
よって変化する場合における演算処理のフローを示して
いる。
【0036】図15は、そのときの光センサ回路におけ
るセンサ出力の特性が温度TA′,TB′,TC′によ
って変化する状態を示している。
【0037】その温度TA′,TB′,TC′に応じた
各特性のセンサ出力をしきい値THを用いてオフセット
補正すると、図16に示すように、対数応答領域の始点
がそろえられた特性になる。
【0038】次に、そのオフセット補正されたセンサ信
号S1にもとづき、しきい値TH以下の非対数応答領域
に対してゲイン補正のための乗算処理を行う。具体的に
は、センサ信号S1がしきい値TH以下か否かを判断し
て、しきい値THよりも大きければそのまま信号S1を
温度補正されたセンサ信号OISigとして出力する。
また、その際、センサ出力がしきい値TH以下であれ
ば、ルックアップテーブルLUTjから読み出した所定
の乗数値を用いて、 出力←TH−(TH−センサ信号S1)×乗数 なる演算を行って、その演算結果を温度補正されたセン
サ信号OISigとして出力する。
【0039】このときの温度TA′,TB′,TC′に
応じた各特性をもったセンサ信号の温度補正された処理
結果として、図17に示すように、非対数応答領域の特
性が同一になるように補正されたセンサ出力が得られ
る。
【0040】図10および図14にそれぞれ示す演算処
理のフローとしては、イメージセンサ1から出力するセ
ンサ信号の特性に応じて単独または組合せによって適用
されることになる。
【0041】
【発明の効果】以上、本発明によるイメージセンサの出
力補正装置にあっては、画素単位に用いられるMOS型
の光センサ回路の出力側に基準抵抗を介してバイアス電
圧を印加してセンサ信号を読み出すようにしたうえで、
温度センサによるイメージセンサの検出温度に応じてそ
のバイアス電圧の値を可変に調整する手段を設けて、そ
のバイアス電圧を調整することによってセンサ信号の温
度による変化分のオフセット補正を行わせるようにした
もので、何ら補正回路を用いた演算処理によることな
く、イメージセンサから出力されるセンサ信号の温度補
正を行わせることができるという利点を有している。
【0042】また、本発明によれば、温度によって出力
特性が変化するセンサ信号の温度補正をデジタル処理に
よって行わせるに際して、先にイメージセンサの検出温
度に応じてそのバイアス電圧の値を可変に調整すること
によってセンサ信号の温度補正を行わせたうえで、その
補正によって温度による変動が抑制されたセンサ信号を
AD変換器によってデジタル信号に変換させて、先のバ
イアス電圧の調整によっては補正できない非直線的な部
分の温度補正をデジタル演算処理によって行わせるよう
にしているため、イメージセンサから出力するセンサ信
号をデジタル信号に変換するAD変換器の入力レンジを
狭く設定して入力レンジを充分に活用できるとともに、
高精度な温度補正を行わせることができるという利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージセンサの画素単位となる光センサ回略
の構成例を示す電気回路図である。
【図2】その光センサ回路におけるフォトダイオードに
流れるセンサ電流(Log)に対するセンサ出力の変化
状態を示す特性図である。
【図3】イメージセンサから出力されるセンサ信号の温
度による変化状態を示す特性図である。
【図4】光センサ回路における出力用のバイアス電圧を
パラメータにとったときのフォトダイオードの端子電圧
に対するセンサ出力の特性図である。
【図5】本発明によるイメージセンサの出力補正装置の
一実施例を示すブロック構成図である。
【図6】イメージセンサから出力されるセンサ信号の温
度による変化状態を示す特性図である。
【図7】本発明によるイメージセンサの出力補正装置に
おけるデジタル演算処理によってオフセット補正された
ときのセンサ信号の温度に対する変化状態を示す特性図
である。
【図8】本発明によるイメージセンサの出力補正装置に
おける他の実施例を示すブロック構成図である。
【図9】本発明によるイメージセンサの出力補正装置に
おけるデジタル演算処理によってオフセット補正および
ゲイン補正がなされたときのセンサ信号の温度に対する
変化状態を示す特性図である。
【図10】センサ出力が対数応答領域において温度によ
って変化する場合のデジタル温度補正回路における演算
処理のフローを示す図である。
【図11】光センサ回路におけるセンサ出力が温度T
A,TB,TCによって変化する状態を示す特性図であ
る。
【図12】温度TA,TB,TCに応じた特性の各セン
サ出力をオフセット補正した結果を示す特性図である。
【図13】温度TA,TB,TCに応じた特性の各セン
サ出力をオフセット補正およびゲイン調整の乗算補正し
た結果を示す特性図である。
【図14】センサ出力が非対数応答領域において温度に
よって変化する場合のデジタル温度補正回路における演
算処理のフローを示す図である。
【図15】光センサ回路におけるセンサ出力が温度T
A′,TB′,TC′によって変化する状態を示す特性
図である。
【図16】温度TA′,TB′,TC′応じた各センサ
出力をオフセット補正した結果を示す特性図である。
【図17】温度TA′,TB′,TC′に応じた各セン
サ出力をオフセット補正およびゲイン調整の乗算補正し
た結果を示す特性図である。
【図18】従来のイメージセンサの出力補正装置を示す
ブロック構成図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ 2 温度センサ 3 可変電源装置 ICON コントローラ IADC AD変換器 TADC AD変換器 LUT ルックアップテーブル DCAL デジタル温度補正回路 OFSCAL オフセット補正演算部 MLTCAL ゲイン補正演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗田 次郎 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4M118 AA02 AA10 AB01 BA14 CA02 DD09 DD12 FA06 FA42 5C024 CX31 GX06 GY31 HX02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素単位に用いられるMOS型の光セン
    サ回路の出力側に基準抵抗を介してバイアス電圧を印加
    してセンサ信号を読み出すようにしたイメージセンサに
    あって、温度センサによってイメージセンサの温度を検
    出して、その検出温度に応じて前記バイアス電圧の値を
    可変に調整する手段を設けるようにしたイメージセンサ
    の出力補正装置。
  2. 【請求項2】 イメージセンサから読み出されるセンサ
    信号をデジタル信号に変換するAD変換器と、温度セン
    サによる温度検出信号をデジタル信号に変換するAD変
    換器と、予め温度に応じた補正値がテーブル設定されて
    おり、AD変換された温度信号に応じた所定の補正値を
    読み出すメモリと、その読み出された補正値を用いて、
    デジタル演算処理によってAD変換されたセンサ信号の
    温度補正を行うデジタル温度補正回路とを設けたことを
    特徴とする請求項1の記載によるイメージセンサの出力
    補正装置。
  3. 【請求項3】 メモリから読み出される補正値が温度に
    応じたオフセット補正値であり、そのオフセット補正値
    を用いてイメージセンサから読み出されるセンサ信号の
    オフセット補正を行うようにしたことを特徴とする請求
    項2の記載によるイメージセンサの出力補正装置。
  4. 【請求項4】 メモリから読み出される補正値が温度に
    応じたゲイン補正用の乗数であり、そのゲイン補正用の
    乗数を用いてイメージセンサから読み出されるセンサ信
    号のゲイン補正を行わせるようにしたことを特徴とする
    請求項2の記載によるイメージセンサの出力補正装置。
  5. 【請求項5】 メモリから読み出される補正値が温度に
    応じたオフセット補正値およびゲイン補正用の乗数であ
    り、そのオフセット補正値を用いてイメージセンサから
    読み出されるセンサ信号のオフセット補正を行ったの
    ち、ゲイン補正用の乗数を用いてそのオフセット補正さ
    れたセンサ信号のゲイン補正を行わせるようにしたこと
    を特徴とする請求項2の記載によるイメージセンサの出
    力補正装置。
  6. 【請求項6】 光センサ回路が、光信号を電気信号に変
    換するためのフォトダイオードと、そのフォトダイオー
    ドに流れる電流を対数的な電圧変化に変換するための第
    1のトランジスタと、その変換された電圧信号を増幅す
    るための第2のトランジスタと、画素を選択するための
    第3のトランジスタとからなり、第1のトランジスタの
    ドレイン電圧を所定時間だけ定常より低い電圧に切り換
    えることにより残像を抑制する機能を有することを特徴
    とする請求項1の記載によるイメージセンサの出力補正
    装置。
JP2001363441A 2001-02-08 2001-10-24 イメージセンサの出力補正装置 Pending JP2002314887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363441A JP2002314887A (ja) 2001-02-08 2001-10-24 イメージセンサの出力補正装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-75034 2001-02-08
JP2001075034 2001-02-08
JP2001363441A JP2002314887A (ja) 2001-02-08 2001-10-24 イメージセンサの出力補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002314887A true JP2002314887A (ja) 2002-10-25

Family

ID=26611387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001363441A Pending JP2002314887A (ja) 2001-02-08 2001-10-24 イメージセンサの出力補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002314887A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006098374A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Omron Corporation 撮像装置、信号処理装置及び信号処理方法
JP2007074488A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Konica Minolta Holdings Inc 撮像装置
US7420599B2 (en) 2001-04-03 2008-09-02 Institut Für Mikroelektronik Stuttgart Method and device for the FPN correction of image signals
JP2011182464A (ja) * 2011-06-06 2011-09-15 Konica Minolta Holdings Inc 撮像装置
WO2017183260A1 (ja) 2016-04-19 2017-10-26 三菱電機株式会社 赤外線撮像素子及び赤外線カメラ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7420599B2 (en) 2001-04-03 2008-09-02 Institut Für Mikroelektronik Stuttgart Method and device for the FPN correction of image signals
WO2006098374A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Omron Corporation 撮像装置、信号処理装置及び信号処理方法
JP2007074488A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Konica Minolta Holdings Inc 撮像装置
JP2011182464A (ja) * 2011-06-06 2011-09-15 Konica Minolta Holdings Inc 撮像装置
WO2017183260A1 (ja) 2016-04-19 2017-10-26 三菱電機株式会社 赤外線撮像素子及び赤外線カメラ
JPWO2017183260A1 (ja) * 2016-04-19 2018-12-20 三菱電機株式会社 赤外線撮像素子及び赤外線カメラ
CN109073458A (zh) * 2016-04-19 2018-12-21 三菱电机株式会社 红外线拍摄元件以及红外线照相机
US10848689B2 (en) 2016-04-19 2020-11-24 Mitsubishi Electric Corporation Infrared imaging element detecting temperature change, and infrared camera using the same element
CN109073458B (zh) * 2016-04-19 2021-01-22 三菱电机株式会社 红外线拍摄元件以及红外线照相机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3882128B2 (ja) イメージセンサの出力補正装置
JP6957949B2 (ja) 光検出器
US6274869B1 (en) Digital offset corrector
JPH11298799A (ja) 光センサ信号処理装置
US20050248666A1 (en) Image sensor and digital gain compensation method thereof
TW200824492A (en) Protection circuit and method
JP6484513B2 (ja) 画像センサ
US7652508B2 (en) Circuit device and electronic equipment provided with the same
JP2000175108A (ja) イメ―ジセンサの出力補正回路
JP2002314887A (ja) イメージセンサの出力補正装置
JP5619102B2 (ja) 照明装置及び表示装置
JP4809189B2 (ja) 撮像装置及び固体撮像素子の制御方法
US7932947B2 (en) Output-compensating device and method of an image sensor
IL118753A (en) Digital offset corrector
JP2007251481A (ja) 赤外線検出装置、赤外線検出装置のオフセット補正方法
EP0870330B1 (en) Bolometric focal plane array
JP5019850B2 (ja) カレントミラー回路の利得制御装置
JP2007318503A (ja) 撮像装置
KR100240171B1 (ko) 영상 처리 장치
JP2002262182A (ja) イメージセンサの出力補正装置
JP2005020680A (ja) イメージセンサの出力補正装置
JP2002271698A (ja) 光センサ回路
CN111412985A (zh) 一种光感检测装置及显示终端
JPH0743394B2 (ja) 電流検出回路
JP4853734B2 (ja) 撮像装置