JP2002314133A - 発光ダイオードアレイとその製造方法 - Google Patents

発光ダイオードアレイとその製造方法

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JP2002314133A
JP2002314133A JP2001119571A JP2001119571A JP2002314133A JP 2002314133 A JP2002314133 A JP 2002314133A JP 2001119571 A JP2001119571 A JP 2001119571A JP 2001119571 A JP2001119571 A JP 2001119571A JP 2002314133 A JP2002314133 A JP 2002314133A
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Masumi Koizumi
真澄 小泉
Hiroyuki Fujiwara
博之 藤原
Masaharu Nobori
正治 登
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Digital Imaging Corp
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OKI DEGITAL IMAGING KK
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Oki Digital Imaging Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光装置の光源として用いられる発光ダイオ
ードアレイの各発光ダイオードの発光効率をよくし、各
発光ダイオードの光量、閾値電圧等の諸特性の均一性を
高め、高密度化を可能とする発光ダイオードアレイ及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】 素子分離溝4により、電気的且つ空間的
に分離された複数の発光ダイオード3からなる発光ダイ
オードアレイ1において、各発光ダイオード3の発光領
域に相当する電流狭窄部17を形成し、光の出射方向で
ある積層方向(図1の手前方向)で、この電流狭窄部と
重複しない位置に上部電極配線5を配設し、層間絶縁膜
に形成されたコンタクトホール6を介して上部電極配線
5の一端部5aをオーミック層に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プリンタ
などの露光装置の光源として用いられる発光ダイオード
アレイの構造とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真記録方式を採用したプリンタ等
の露光装置の光源として、発光ダイオードアレイなどの
光半導体素子が採用されている。自己発光型の発光ダイ
オードアレイで構成したLEDヘッドを露光装置の光源
としたプリンタは、画像信号に応じて発光ダイオードア
レイの各ドットを発光させ、分布屈折率レンズなどの等
倍結像素子により感光ドラム上に露光して静電潜像を形
成する。そして現像器によりトナーを選択的に付着させ
てトナー像を形成した後、転写装置により記録紙上にト
ナー像を転写させ、定着させて印字を行なう。
【0003】この種の発光ダイオードアレイとして、G
aAs基板上にエピタキシャル成長したGaAsPの基
板(以後、エピ基板と称す)を用い、選択的にP型の不
純物として働くZnなどを気相拡散法などでP型拡散部
を形成し、光源アレイとしたものが開発されている。し
かしながら、プリンタの印刷速度の高速化に伴って、高
密度で低消費電力を可能とする、より発光効率の高い発
光ダイオードアレイが求められている。
【0004】図13(a)は、特開平6−302856
号公報に開示された発光効率の優れた発光ダイオードア
レイの外部形状を示す部分斜視図であり、同図(b)
は、矢印A方向からみた面発光型発光ダイオード101
の内部の構成を示す部分断面図である。
【0005】面発光型発光ダイオードアレイ100を構
成する面発光型発光ダイオード101は、n型電極10
2とp型電極103との間に、GaAs基板104及び
活性層105をはじめ種々の層を積層した構成となって
いる。P型電極103の上部には、ボンディングパッド
106(図13(b))につながる配線107が更に積
層されている。各面発光型発光ダイオード101は、分
離溝108によって互いに電気的に分離され、各々の発
光ダイオード周辺のエピ層を全てエッチングで除去した
構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の面発光
型発光ダイオード101では、P型電極103が発光す
る活性層105を含む発光部上に形成されているため、
P型電極103の下で発光する光がこれによって遮蔽さ
れ、上面方向の光の取り出し効率が悪くなるという問題
があった。
【0007】また、電極の形成にはパターンの加工精度
に伴うばらつきが生じる。従って、上記の面発光型発光
ダイオード101のように、P型電極103の直下の活
性層105で最も強く発光し、上面方向に出射する光が
この電極によって遮蔽される構造の発光ダイオードを、
図13(a)に示す面発光型発光ダイオードアレイ10
0のように直線状に配列した場合、各発光ドットの取り
出し光量に差が生じてしまう問題があった。
【0008】本発明の目的は、従来の発光ダイオードア
レイよりも光量ばらつきが小さく、且つ光の取り出し効
率の高い発光ダイオードを有する発光ダイオードアレイ
とその製造方法とを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発光ダイオー
ドアレイは、電気的且つ空間的に分離された複数の発光
ダイオードからなる発光ダイオードアレイであって、各
発光ダイオードが、活性層と、該活性層の上層となる上
クラッド層と、前記活性層の下層となる下クラット層
と、前記上クラッド層の上層に電流狭窄部が形成された
電流狭窄部形成層と、前記電流狭窄部形成層の上層であ
って、前記活性層のバンドギャップよりも大きいバンド
ギャップを有し、不純物がドーピングされた電流通過層
と、前記電流通過層の上層のオーミック層と、前記各層
によって形成される積層部を覆う層間絶縁膜と、上部電
極とを有し、前記上部電極が、積層方向において少なく
とも前記電流狭窄部と重複しない位置に配設され、前記
層間絶縁膜に形成されたコンタクトホール部を介して前
記オーミック層と接合するように構成したことを特徴と
する。
【0010】請求項2の発光ダイオードアレイは、請求
項1記載の発光ダイオードアレイにおいて、前記上部電
極が前記コンタクトホール部の全領域を覆うように形成
されたことを特徴とする。請求項3の発光ダイオードア
レイは、請求項1又は2記載の発光ダイオードアレイで
あって、前記発光ダイオードの前記積層方向と垂直な断
面が凸状に形成されたことを特徴とする。請求項4の発
光ダイオードアレイは、請求項1乃至3のいずれかに記
載の発光ダイオードアレイであって、前記積層方向にお
いて、前記オーミック層の前記電流狭窄部と重複する部
分を除去したことを特徴とする。
【0011】請求項5の発光ダイオードアレイの製造方
法は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発光ダイオー
ドアレイの製造方法であって、半導体基板上に、少なく
ともバッファ層、下部クラッド層、活性層、上部クラッ
ド層、選択的に酸化可能な電流狭窄部形成層、電流通過
層、及びオーミック層が順に結晶成長した基板を用い、
前記各層からなる積層部を有し、前記発光ダイオードア
レイの長手方向に延在するブロック状部を形成すべく、
少なくとも、前記発光ダイオードアレイに対応する範囲
で且つ前記活性層に達する深さまでエッチングを行なう
工程と、水蒸気雰囲気で熱処理して前記ブロック状部の
前記電流狭窄部形成層を選択的に酸化して帯状の非酸化
部である電流狭窄部を形成する工程と、前記ブロック状
部に所定の形状の素子分離溝を形成し、複数の発光ダイ
オードの発光部を形成する工程とを含むことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明に
よる実施の形態1の発光ダイオードアレイの構成を示す
平面図であり、図2は、図1に示す発光ダイオードアレ
イ1に配設された発光ダイオード3の中心部を通る指示
線100を含む断面を矢印A−A方向からみた断面図で
ある。図3は、図1の平面図において、発光ダイオード
3の部分を拡大した部分拡大図である。
【0013】図1に示すように、発光ダイオードアレイ
1は、N型GaAs基板2の上に192個の発光ダイオ
ード3を600dpiのピッチ(約42.3μm)で直
線状に配設している。各発光ダイオード3は、隣接する
発光ダイオード間に介在する素子分離溝4で電気的・空
間的に分離されている。
【0014】各発光ダイオード3に対応して配設された
上部電極配線5の一端は、各発光ダイオード3の上部に
形成された後述するコンタクトホール6を介して同じく
後述するP型GaAsオーミック層15(図2)と、各
々電気的に接続した構成となっている。従って、この上
部電極配線5の一端部5aは各発光ダイオード3の上部
電極に相当する。また上部電極配線5のパッド形状に形
成された各他端部5bは、所定の位置に配列して形成さ
れて外部接続部7を形成している。
【0015】次に、図2の断面図を参照しながら発光ダ
イオード3の内部構造について説明する。発光ダイオー
ド3は、積層構造をなしており、N型GaAs基板2の
上にMOCVD法(Metal organic chemical vapor dep
osition:有機金属気相成長法)により、順にN型Ga
Asバッファ層9、N型Al0.4Ga0.6As下ク
ラッド層10、P型Al0.15Ga0.85As活性
層11、P型Al0.4Ga0.6As上クラッド層1
2、P型AlAs電流狭窄部形成層13、P型Al0.
2Ga0.8As電流通過層14、及びP型GaAsオ
ーミック層15を少なくとも形成したエピ基板を用いて
形成している。尚、N型GaAs基板2の下面には、下
部電極8が電気的に接続されている。
【0016】また、P型AlAs電流狭窄部形成層13
は、図2に示すように、電流が通過しない酸化部13a
を形成し、電流が通過する非酸化部13bを狭めた電流
狭窄部17(図3)を形成している。図3に示すこの電
流狭窄部17は、発光ダイオード3の発光領域に対応す
る。
【0017】以上のように、発光ダイオード3の構造
は、発光波長に対応するエネルギーバンドギャップの活
性層11を、この活性層11よりもエネルギーバンドギ
ャップの大きい下クラッド層10と上クラッド層12と
で挟んだ、ダブルヘテロ構造になっている。
【0018】電流狭窄部形成層13の上には、活性層1
1よりもバンドギャップの大きな組成の電流通過層14
が形成されている。この電流通過層14は、炭素が不純
物として高濃度にドーピングされた半導体層であり、2
e19cm−3以上のドーピングがなされている。
【0019】電流通過層14の上には、GaAsを亜鉛
または炭素でドーピングしたオーミック層15が形成さ
れている。更にこのオーミック層15の上にはSiNx
膜を用いた層間絶縁膜16が形成されると共に、この層
間絶縁膜16の一部を除いてコンタクトホール6が形成
されている。
【0020】上部電極配線5は、このコンタクトホール
6を介してオーミック層15に電気的に接続する。従っ
て、このコンタクトホール6は、上部電極配線5が、図
3に示すように、発光ダイオード3の発光領域に相当す
る電流狭窄部形成層13の電流狭窄部17から積層方向
である矢印B(図2)方向、即ち図3の紙面の手前方向
に出光する光を妨げない位置で、オーミック層15に接
続できる位置に形成されている。
【0021】以下に、本実施の形態における発光ダイオ
ード3の典型的な積層構造の規格を示す。N型GaAs
基板2のキャリア濃度は、5e17cm−3である。N
型GaAsバッファ層9のキャリア濃度は、5e18c
m−3,0.1μmである。N型Al0.4Ga0.6
As下クラッド層10のキャリア濃度は、5e17cm
−3,0.5μmである。P型Al0.15Ga0.8
5As活性層11のキャリア濃度は、1e18cm−
3,0.1μmである。P型Al0.4Ga0.6As
上クラッド層12のキャリア濃度は、5e17cm−
3,0.5μmである。P型AlAs電流狭窄部形成層
13のキャリア濃度は、1e18〜1e19cm−3,
0.1μmである。P型Al0.2Ga0.8As電流
通過層14のキャリア濃度(炭素ドープ)は、5e19
cm−3,0.5μmである。P型GaAsオーミック
層15のキャリア濃度(炭素ドープ)は、2e19cm
−3,0.1μmである。また、上部電極配線5及び下
部電極8には、それぞれ一般的な金属膜が用いられ、上
部電極配線5はAl金属膜であり、下部電極はAu系金
属膜である。
【0022】以上の構成において、各部の働きを説明す
る。活性層11の上下層である下クラッド層10及び上
クラッド層12は、キャリアを活性層11に閉じ込めて
キャリアの再結合確率を増加させ、発光効率を高くす
る。また、上クラッド層12は、活性層11よりもバン
ドギャップが大きいため、活性層11で発生した光を吸
収せずに透過させる働きをする。
【0023】また、上クラッド層12の上層である電流
狭窄部形成層13は、酸化部13aと非酸化部13bと
からなり、発光ダイオード3を流れる電流を非酸化部1
3bの電流狭窄部17に制限する。酸化部13aは、こ
の部分を介しての上下方向の電流の流れを阻止する働き
をする。
【0024】電流狭窄部形成層13の上部に位置し、炭
素を高濃度にドーピングした半導体層である電流通過層
14は、電流ドロップの小さい導体として働き、上部電
極配線5から注入される電流の経路となる。更に、この
電流通過層14は、活性層11のバンドギャップよりも
大きなバンドギャップを持つ組成の半導体としているた
め、活性層11で発光した光を透過する。更に、最上部
のオーミック層15は、上部電極配線5との接合でオー
ミック接触が容易にとれる働きをする。
【0025】以上のように、実施の形態1の発光ダイオ
ードアレイによれば、特定の層に酸化部と非酸化部とを
形成して非酸化部のみ電流が流れる電流狭窄部17を設
け、上部電極配線5が積層方向(図3の紙面の手前方
向)において、この電流狭窄部と重複しない位置に配設
されている。このため、電流狭窄部下の活性層で発光
し、上方(積層方向)に出射する光が上部電極配線によ
って遮蔽されないため、その分取り出し光量がアップす
る。
【0026】また、加工時に形状がばらつきやすい上部
電極配線5によって出射した光が遮蔽されないため、複
数の発光ダイオードを配列する発光ダイオードアレイの
光量のばらつきを抑制することができる。
【0027】また、電流狭窄部を有する電流狭窄部形成
層13の上に、活性層11よりもエネルギーバンドギャ
ップが大きく、且つ炭素を不純物として高濃度にドーピ
ングした電流通過層14を設けたので、上記したような
配置によって上部電極から発光部までの距離が数μmと
なるような構造でも、発光ダイオード3の閾値電圧Vf
(例えば、3mA注入時の電圧)を、従来のように電極
が発光部の上部でコンタクトする構造の発光ダイオード
の閾値電圧とほとんど同等の低電圧に抑えることができ
る。
【0028】尚、MOCVD法によりP型を形成する場
合、亜鉛を不純物とした場合には、高濃度にドーピング
されないが、炭素の場合には、容易に19乗台のドーピ
ングができるため、低抵抗層を形成するのに適してい
る。
【0029】実施の形態2.図4は、本発明による実施
の形態2の発光ダイオードアレイの構造を示す平面図の
部分拡大図である。この実施の形態2の発光ダイオード
アレイが、図1乃至図3に示す実施の形態1の発光ダイ
オードアレイと異なる点は、発光ダイオード20のオー
ミック層15(図2)上の層間絶縁膜16の一部を除い
て形成したコンタクトホールの形状であり、更にこのコ
ンタクトホール21と上部電極配線5の相対的な関係で
ある。他の構成要素は、前記した実施の形態1の発光ダ
イオードアレイ1(図1)と同じであるため、同符号を
付してその説明を省略し、異なる点のみ重点的に説明す
る。
【0030】この場合、コンタクトホール21の横幅W
1が、図4に示すように上部電極配線5の先端部の横幅
W2より小さく設定されており、この上部電極配線5が
コンタクトホール21の全体を覆うように取付けられて
いる。
【0031】以上の構成によって、上部電極配線5とオ
ーミック層15(図2)との接合面積を、上部電極配線
5の加工精度のばらつきにかかわらず、コンタクトホー
ル21の面積によってきまる一定値とすることができ
る。これにより、この接合面積によって大きく変化する
発光ダイオードの内部抵抗を一定にする。
【0032】また、発光ダイオードアレイの各発光ダイ
オード20の電流狭窄部17と接合部との平面的な距離
L(図4の紙面手前からみた)を、上部電極配線5の形
成位置のばらつきにかかわらず一定とすることができ
る。これにより、電流通過層14(図2)での電圧降下
量が一定となり、アレイ内での閾値電圧Vfのばらつき
を小さくする。
【0033】以上のように、実施の形態2の発光ダイオ
ードアレイによれば、上部電極配線5の加工上の形成寸
法のばらつきにかかわらず、各発光ダイオードの閾値電
圧Vf及び内部抵抗の均一性を保つことができる。これ
により、この発光ダイオードアレイを駆動する駆動ドラ
イバの駆動電圧範囲を小さく設定することができるた
め、比較的低出力の駆動ドライバを採用し、全体でのコ
ストダウンを計ることができる。
【0034】実施の形態3.図5は、本発明による実施
の形態3の発光ダイオードアレイの構造を示す平面図の
部分拡大図である。この実施の形態3の発光ダイオード
アレイが、図1乃至図3に示す実施の形態1の発光ダイ
オードアレイと異なる点は、各発光ダイオード25の積
層方向(図5の紙面の手前方向)に垂直な断面形状を凸
形状とし、コンタクトホール26を介してオーミック層
27と接合する上部電極配線28の接合面積を広げた点
である。その他の構成要素は、前記した実施の形態1の
発光ダイオードアレイ1(図1)と同じであるため、同
符号を付してその説明を省略し、異なる点のみ重点的に
説明する。
【0035】この場合、各発光ダイオード25の上部電
極配線28との接合部分の幅、コンタクトホール21の
横幅、及び上部電極配線28の先端部の幅が、それぞれ
実施の形態1の各発光ダイオード3より広く設定されて
いる。これにより、オーミック層27と上部電極配線2
8との接合面積を広げた構成となっている。
【0036】一般的に、上記接合面積と発光ダイオード
の閾値電圧Vf(例えば、3mA流れるときの電圧値)
との関係は反比例の関係にあり、接合面積を増やすこと
により閾値電圧Vfの値を低減することができる。更
に、接合面積がある一定面積以上になると、閾値電圧V
fの変化は小さく、略一定とみなすことができる。
【0037】従って、以上のような、実施の形態3の発
光ダイオードアレイによれば、実施の形態1の発光ダイ
オードアレイに比して閾値電圧Vfをより低減すること
ができ、その分発光ダイオードアレイ全体の消費電力を
低減することができる。
【0038】実施の形態4.図6は、本発明による実施
の形態4の発光ダイオードアレイの構造を示す平面図の
部分拡大図である。この実施の形態4の発光ダイオード
アレイが、前記実施の形態3の発光ダイオードアレイと
異なる点は、コンタクトホール31の形状であり、更に
このコンタクトホール31と上部電極配線28の相対的
な関係である。他の構成要素は、前記した実施の形態3
の発光ダイオードアレイと同じであるため、同符号を付
してその説明を省略し、異なる点のみ重点的に説明す
る。
【0039】この場合、コンタクトホール31の横幅W
3が、図6に示すように上部電極配線28の先端部の横
幅W4より小さく設定されており、この上部電極配線2
8がコンタクトホール31の全体を覆うように取付けら
れている。
【0040】以上の構成による実施の形態4の発光ダイ
オードアレイによれば、前記した実施の形態2の効果
と、実施の形態3の効果を併せ持つことができる。
【0041】実施の形態5.図7は、本発明による実施
の形態5の発光ダイオードアレイの構造を示す平面図の
部分拡大図である。この実施の形態5の発光ダイオード
アレイが、前記実施の形態4の発光ダイオードアレイと
異なる点は、各発光ダイオード30の配列方向であり、
他の構成要素は、前記した実施の形態4の発光ダイオー
ドアレイと同じであるため、同符号を付してその説明を
省略し、異なる点のみ重点的に説明する。
【0042】この場合、図7に示すように、積層方向
(図7の紙面の手前方向)に垂直な断面が凸形状の各発
光ダイオード30が、各々の電流狭窄部17が直線に沿
って配列されるように交互に向きを変えて並べられてい
る。これにより、上部電極配線28に接合される各発光
ダイオード30の幅広部30aが、隣接する発光ダイオ
ード30の幅狭部30bに近接して配置されるため、素
子分離溝4を一定の値に保ったまま、発光ダイオード3
0を高密度に配列することができる。
【0043】以上のように、実施の形態5の発光ダイオ
ードアレイによれば、前記した実施の形態4の効果に加
え、複数の発光ダイオードを高密度に並べた発光ダイオ
ードアレイを構成できる。
【0044】実施の形態6.図8は、本発明による実施
の形態6の発光ダイオードアレイの構造を示す平面図の
部分拡大図であり、図9は、図8に示す発光ダイオード
35の中心部を通る指示線102を含む断面を矢印A−
A方向からみた発光ダイオードアレイ全体の断面図であ
る。
【0045】この実施の形態6の発光ダイオードアレイ
が前記した実施の形態2の発光ダイオードアレイと異な
る点は、発光ダイオード35のオーミック層36の一部
領域と、層間絶縁膜37の同領域を共に除去した点であ
る。他の構成要素は、前記した実施の形態2の発光ダイ
オードアレイと同じであるため、同符号を付してその説
明を省略し、異なる点のみ重点的に説明する。
【0046】オーミック層36及び層間絶縁膜37の除
去領域38は、矢印Bで示す積層方向において電流狭窄
部17と重複する位置にあり、電流狭窄部17の中央部
を通る指示線102に対して対称に形成されている。
【0047】一方、図10は、本発明による実施の形態
6の発光ダイオードアレイの別の構成例を示す平面図の
部分拡大図であり、図11は、図10に示す発光ダイオ
ード40の中心部を通る指示線103を含む断面を矢印
A−A方向からみた発光ダイオードアレイ全体の断面図
である。
【0048】この実施の形態6の別の構成例の発光ダイ
オードアレイが前記した実施の形態1の発光ダイオード
アレイと異なる点は、発光ダイオード40のコンタクト
ホール41を、矢印Bで示す積層方向において電流狭窄
部17と重複する領域まで広げ、このコンタクトホール
41領域内にあって、上部電極配線5との接合部以外の
オーミック層42を除去した点である。他の構成要素
は、前記した実施の形態1の発光ダイオードアレイと同
じであるため、同符号を付してその説明を省略する。
【0049】各発光ダイオードの電流狭窄部17下の活
性層11では、キャリアの再結合が起こり、そこが発光
部となっている。この発光部から矢印Bで示す積層方向
に出射してくる光は、活性層11の上の上部グラッド層
12、非酸化層13b、及び電流通過層14では、殆ど
吸収されない。しかし最上部にオーミック層が存在する
場合、このGaAsのバンドギャップが活性層11のバ
ンドギャップよりも小さいため、出射した光の一部が吸
収される。
【0050】このため、本実施の形態の発光ダイオード
35及び40では、各々のオーミック層36及び42
が、電流狭窄部17の上部に位置して光吸収層として作
用するGaAs層の少なくとも一部を削除した構成とな
っている。
【0051】従って、以上のように構成された実施の形
態6の発光ダイオードアレイによれば、前記した実施の
形態1乃至5の各発光ダイオードアレイに比べ、電流狭
窄部下で発光し、積層方向に出射する光の吸収量が小さ
くなるため、発光ダイオードの光の取り出し効率を向上
させて発光ダイオードアレイの低消費電力化を実現でき
る。
【0052】実施の形態7.図12は、本発明による実
施の形態7の発光ダイオードアレイの製造方法を説明す
るための製造工程図である。尚、この製造工程図は、図
1に示す実施の形態1の発光ダイオードアレイ1を形成
する場合を例にして示している。
【0053】本発明による発光ダイオードアレイを製造
するにあたって、先ず、実施の形態1で説明したよう
に、発光ダイオード部の積層構造を有するエピ基板を製
作する。このエピ基板は、図2に示す発光ダイオード3
の断面が示すように、N型GaAs基板2の上にMOC
VD法により、順にN型GaAsバッファ層9、N型A
l0.4Ga0.6As下クラッド層10、P型Al
0.15Ga0.85As活性層11、P型Al0.4
Ga0.6As上クラッド層12、P型AlAs電流狭
窄部形成層13、P型Al0.2Ga0.8As電流通
過層14、P型GaAsオーミック層15を少なくとも
形成した構成となっている。図12(a)に点線で示す
領域51は、このエピ基板の平面上に、製作する発光ダ
イオードアレイの最終的な外形を示したものである。
【0054】次に、レジストや絶縁膜などでブロック状
部52をマスクし、エピ基板をエッチングする図12
(a)。このエッチングは、領域51の一部をカバーし
て少なくとも活性層11(図2)に到達する深さまで行
なう。
【0055】次に、電流狭窄構造を形成するために、エ
ッチングされてブロック状部52が形成された状態のエ
ピ基板に水蒸気雰囲気中で一定時間熱処理を施す。この
熱処理により、エッチングされて断面に露出しているエ
ピ構造の中のAlAs層のみが、水蒸気のOH基の横
方向への拡散により容易に酸化され、電流狭窄部形成層
13(図2)において、図12(b)に示すように帯状
の電流狭窄領域53が形成される。この電流狭窄領域5
3は、AlAs層の非酸化部であり、この非酸化部の両
側には、均等の幅にAlAs層が酸化された酸化領域5
4が形成される。
【0056】次に、個々の発光ダイオード3を形成する
ために、図12(c)に示すようにブロック状部52に
素子分離溝4をエッチングにより形成する。この素子分
離溝4の形状は、前記実施の形態1,2、実施形態3,
4、又は実施の形態5の各々の発光ダイオードの形状及
び配列方法に応じて、断面がそれぞれ四角形状、凸部形
状、又はクランク形状に形成される。
【0057】次に、層間絶縁膜として、P−CVD(P-
chemical vapor deposition)法によってSiN膜を基
板全体に形成して、図12(d)に示すように各発光ダ
イオード3上にコンタクトホール6を形成する。その
後、Alなどの金属を電子ビーム蒸着法により基板全体
に蒸着したあと、所望の形状にエッチングして、図12
(e)に示すように上部電極配線5を形成する。この
際、各上部電極5は、各発光ダイオード3のコンタクト
ホール6を介してオーミック層15(図2)に接合し、
電流狭窄部17の領域から積層方向(図12の紙面の手
前方向)に出射する光を遮らない位置に形成される。
【0058】次に、図2に示すようにAu系材料を用い
てN型GaAs基板2の下面に下部電極8を形成し、点
線で示すダイオードアレイの外形51に沿ってダイシン
グソーで切断し、図1に示す実施の形態1のダイオード
アレイ1を形成する。
【0059】以上のように、実施の形態7の発光ダイオ
ードアレイの製造方法によれば、所定の積層構造を有す
るエピ基板に発光ダイオードアレイ1チップに対応する
範囲でブロック状部を形成し、水蒸気雰囲気で熱処理し
てAlAs層に電流狭窄構造を形成し、素子分離して所
定の形状及び配列方法で並ぶ発光ダイオードを形成す
る。
【0060】従って、素子分離する際に、その素子分離
形状を考慮することにより、電極配線とのコンタクト面
積を十分確保しつつ、発光ダイオードが高密度に配列さ
れた発光ダイオードアレイを形成することができる。
【0061】尚、前記実施の形態では、600dpi相
当の発光ダイオードアレイを想定して記述したが、より
高密度の、例えば1200dpiの発光ダイオードアレ
イに適用も可能である。
【0062】また、前記実施の形態では、電極配線とし
て主にAl膜を用いた場合について説明したが、Ti/
Pt/Auや、AuZn/Auなどをリフトオフ法によ
って形成してもよい。
【0063】また、前記実施の形態では、760nm程
度の発光波長が得られるように、活性層をAl0.15
Ga0.85Asとしたが、他の組合せを選定して別の
発光波長の発光ダイオードアレイとしてもかまわない。
【0064】また、前記実施の形態では、活性層をP型
半導体で形成したが、N型半導体で形成してもよい。
【0065】更に、前記実施の形態で示した発光ダイオ
ードの積層構造は、その膜の種類、膜厚、キャリア濃度
等など、これに限定されるものではなく種々の態様を取
り得るものである。
【0066】また、前記した特許請求の範囲、及び実施
の形態の説明において、「上」、「下」、「前」、
「後」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であ
って、発光ダイオードアレイの絶対的な位置関係を限定
するものではない。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発光ダイオードアレイによれ
ば、電流狭窄部下の活性層で発光し、上方(積層方向)
に出射する光が上部電極によって遮蔽されないため、そ
の分取り出し光量がアップする。また、加工時に形状が
ばらつきやすい上部電極によって出射した光が遮蔽され
ないため、複数の発光ダイオードを配列する発光ダイオ
ードアレイの光量のばらつきを抑制することができる。
更に電流通過層を設けたので、閾値電圧を従来の発光ダ
イオードとほとんど同レベルに抑えることができる。
【0068】また請求項2の発光ダイオードアレイによ
れば、請求項1の発光ダイオードアレイの効果に加え、
上部電極の加工上の形成寸法のばらつきにかかわらず、
各発光ダイオードの閾値電圧Vf及び内部抵抗の均一性
を保つことができるため、この発光ダイオードアレイを
駆動する駆動ドライバによる光量補正が容易となり、そ
の結果、従来よりも安価な駆動ドライバを採用すること
ができる。
【0069】また請求項3の発光ダイオードアレイによ
れば、上部電極のコンタクト面積をより広く確保できる
ため、閾値電圧Vfをより低くすることができ、その分
発光ダイオードアレイ全体の消費電力を低減することが
できる。また請求項4の発光ダイオードアレイによれ
ば、更に発光ダイオードの発光効率を向上させて発光ダ
イオードアレイの低消費電力化を実現できる。
【0070】また、請求項5の発光ダイオードアレイの
製造方法によれば、発光ダイオードの断面形状と配列方
法の設計の自由度が増すため、実施の形態5に示すよう
に上部電極のコンタクト面積を大きく確保したまま、発
光ダイオードを高密度に配置することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施の形態1の発光ダイオード
アレイの構成を示す平面図である。
【図2】 図1に示す発光ダイオードアレイ1に配設さ
れた発光ダイオード3の中心部を通る指示線100を含
む断面を矢印A−A方向からみた断面図である。
【図3】 図1の平面図において、発光ダイオード3の
部分を拡大した部分拡大図である。
【図4】 本発明による実施の形態2の発光ダイオード
アレイの構造を示す平面図の部分拡大図である。
【図5】 本発明による実施の形態3の発光ダイオード
アレイの構造を示す平面図の部分拡大図である。
【図6】 本発明による実施の形態4の発光ダイオード
アレイの構造を示す平面図の部分拡大図である。
【図7】 本発明による実施の形態5の発光ダイオード
アレイの構造を示す平面図の部分拡大図である。
【図8】 本発明による実施の形態6の発光ダイオード
アレイの構造を示す平面図の部分拡大図である。
【図9】 図8に示す発光ダイオード35の中心部を通
る指示線102を含む断面を矢印A−A方向からみた発
光ダイオードアレイ全体の断面図である。
【図10】 本発明による実施の形態6の発光ダイオー
ドアレイの別の構成例を示す平面図の部分拡大図であ
る。
【図11】 図10に示す発光ダイオード40の中心部
を通る指示線103を含む断面を矢印A−A方向からみ
た発光ダイオードアレイ全体の断面図である。
【図12】 本発明による実施の形態7の発光ダイオー
ドアレイの製造方法を説明するための製造工程図であ
る。
【図13】 (a)は、特開平6−302856号公報
に開示された従来の発光ダイオードアレイの外形を示す
部分斜視図であり、同図(b)は、矢印A方向からみた
その内部構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 発光ダイオードアレイ、 2 N型GaAs基板、
3 発光ダイオード、4 素子分離溝、 5 上部電
極配線、 5a 一端部、 5b 他端部、6 コンタ
クトホール、 7 外部接続部、 8 下部電極、 9
N型GaAsバッファ層、 10 N型Al0.4G
a0.6As下クラッド層、 11P型Al0.15G
a0.85As活性層、 12 P型Al0.4Ga
0.6As上クラッド層、 13 P型AlAs電流狭
窄部形成層、 13a 酸化部、 13b 非酸化部、
14 P型Al0.2Ga0.8As電流通過層、1
5 P型GaAsオーミック層、 16 層間絶縁膜、
17 電流狭窄部、20 発光ダイオード、 21
コンタクトホール、 25 発光ダイオード 26 コンタクトホール、 27 オーミック層、 2
8 上部電極配線、30 発光ダイオード、 30a
幅広部、 30b 幅狭部、 31 コンタクトホー
ル、 35 発光ダイオード、 36 P型GaAsオ
ーミック層、37 層間絶縁膜、 40 発光ダイオー
ド、 41 コンタクトホール、 42 P型GaAs
オーミック層、 51 ダイオードアレイの外形、 5
2 ブロック状部、 53 電流狭窄領域、 54 酸
化領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 博之 東京都八王子市東浅川町550番地の1 株 式会社沖デジタルイメージング内 (72)発明者 登 正治 東京都八王子市東浅川町550番地の1 株 式会社沖デジタルイメージング内 Fターム(参考) 2C162 AE28 AE47 FA04 FA17 FA23 5F041 AA14 CA04 CA34 CA35 CA36 CA65 CA83 CA85 CA93 CB04 CB25 FF13 5F045 AA04 AA08 AB09 AB10 AB17 AB33 AC19 AF04 BB08 BB16 CA10 DA53 DA63

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的且つ空間的に分離された複数の発
    光ダイオードからなる発光ダイオードアレイにおいて、
    各発光ダイオードが、 活性層と、 該活性層の上層となる上クラッド層と、 前記活性層の下層となる下クラット層と、 前記上クラッド層の上層に電流狭窄部が形成された電流
    狭窄部形成層と、 前記電流狭窄部形成層の上層であって、前記活性層のバ
    ンドギャップよりも大きいバンドギャップを有し、不純
    物がドーピングされた電流通過層と、 前記電流通過層の上層のオーミック層と、 前記各層によって形成される積層部を覆う層間絶縁膜
    と、 上部電極とを有し、 前記上部電極が、積層方向において少なくとも前記電流
    狭窄部と重複しない位置に配設され、前記層間絶縁膜に
    形成されたコンタクトホール部を介して前記オーミック
    層と接合するように構成したことを特徴とする発光ダイ
    オードアレイ。
  2. 【請求項2】 前記上部電極が前記コンタクトホール部
    の全領域を覆うように形成されたことを特徴とする請求
    項1記載の発光ダイオードアレイ。
  3. 【請求項3】 前記発光ダイオードの前記積層方向と垂
    直な断面が凸状に形成されたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の発光ダイオードアレイ。
  4. 【請求項4】 前記積層方向において、前記オーミック
    層の前記電流狭窄部と重複する部分を除去したことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の発光ダイオ
    ードアレイ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の発光
    ダイオードアレイの製造方法であって、 半導体基板上に、少なくともバッファ層、下部クラッド
    層、活性層、上部クラッド層、選択的に酸化可能な電流
    狭窄部形成層、電流通過層、及びオーミック層が順に結
    晶成長した基板を用い、 前記各層からなる積層部を有し、前記発光ダイオードア
    レイの長手方向に延在するブロック状部を形成すべく、
    少なくとも、前記発光ダイオードアレイに対応する範囲
    で且つ前記活性層に達する深さまでエッチングを行なう
    工程と、 水蒸気雰囲気で熱処理して前記ブロック状部の前記電流
    狭窄部形成層を選択的に酸化して帯状の非酸化部である
    電流狭窄部を形成する工程と、 前記ブロック状部に所定の形状の素子分離溝を形成し、
    複数の発光ダイオードの発光部を形成する工程とを含む
    ことを特徴とする発光ダイオードアレイの製造方法。
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