JP2002313969A - コンタクトレス・チャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセル及びその製造方法 - Google Patents
コンタクトレス・チャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセル及びその製造方法Info
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Abstract
とができ、かつ近在する他のメモリセルのソース、もし
くは他のメモリセル全体に対して干渉が発生することな
く、正常な操作が得られるフラッシュメモリセルを提供
する。 【解決手段】 多重構造ベースと、ドレインとなる第1
イオンドーピング領域と、その側面の位置のフローティ
ングゲートと、該第1イオンドーピング領域の下面に形
成される第2イオンドーピング領域と、該第2イオンド
ーピング領域と接続する第3イオンドーピング領域と、
該第3イオンドーピング領域と接続してソースとなる該
第4イオンドーピング領域と、該第1および第4イオン
ドーピング領域上に形成される2つの酸化層スペーサー
と、該フローティングゲートと該両酸化層スペーサー上
の誘電層と、その上に形成されるコントロールゲートと
によってなり、該第1イオンドーピング領域と第2イオ
ンドーピング領域とを電気的に短絡接続する。
Description
セルに関し、特にコンタクトレス・チャネル書き込み/
消去を実行するフラッシュメモリセルと、その製造方法
に関する。
造を開示する。図示によれば、P型ベース10上にn型
ウェル12を形成し、さらにスタック構造ゲート14を
形成する。また、n型ウェル12は内部のスタック構造
ゲート14の両側面に当たる位置にn+イオンドーピン
グ領域16、18をそれぞれ形成してソース及びドレイ
ンとするとともに、ドレイン側のn+イオンドーピング
領域18の外周にはディープp型イオンドーピング領域
20を形成し、かつスタック構造ゲート14の下方には
シャロp型イオンドーピング領域22を形成する。
ゲート24とフローティングゲート26とによってな
り、ワードライン電圧VWLをコントロールゲート24
に印加してフラッシュメモリセルの操作を制御する。ま
たフローティングゲートは外部と接続しないフローティ
ング状態となって電荷を保存する。
はソースライン電圧VSLに接続し、ドレイン側のn+
イオンドーピング領域18はビットライン電圧VBLに
接続する。また、ドレイン側のn+イオンドーピング領
域18と、その外周に形成するディープp型イオンドー
ピング領域20と短絡接続する。これは、プログラム化
を行うために電圧をドレインに印加した場合ドレイン
(n+イオンドーピング領域18)の周囲にデプレーシ
ョン領域(depletion region)が発生し、フローティ
ングゲート26内の電荷(e−)がファウラーノルトハ
イム現象によってドレインに移動してホットエレクトロ
ンホール(e+)を発生させ、さらに側面電場(latera
l electric field)の作用によってホットエレクトロ
ン注入現象が起きることを防ぐためである。ホットエレ
クトロン注入現象が発生すると、フラッシュメモリセル
の正常な操作に大きな影響を与える。
ドレインとなるn+イオンドーピング領域18との短絡
的接続の構造を図2に開示する。即ち、ビットライン電
圧V BLに接続したメタルコンタクト30によってそれ
ぞれのドレインとなるn+イオンドーピング領域32を
電気的に接続し、かつメタルコンタクト30をn+イオ
ンドーピング領域32からディープp型イオンドーピン
グ領域34に貫通させて短絡接続効果を得る。
メタルコンタクト30とスタック構造ゲート36との間
には所定の距離38を保持しなければならない。これ
は、互いに干渉が発生してフラッシュメモリセル全体の
操作に影響を与えることを防ぐためであるが、このよう
に所定の距離38を設けて干渉を防ぐ構造は、サイズの
縮小化が絶え間なく要求されるフラッシュメモリセルの
構造にとって、適宜な構造といいがたく、高集積化を達
成することが難しい。
に見られる金属コンタクト方式による上述の欠点を改善
し、高集積化を達成してサイズの縮小を図ることのでき
るフラッシュメモリセルであって、かつ近在する他のフ
ラッシュメモリのソース、もしくは他のフラッシュメモ
リセル全体に対して干渉が発生することなく、正常な操
作が得られるコンタクトレス・チャネル書き込み/消去
を実行するフラッシュメモリセル及びその製造方法を提
供することを課題とする。
欠点に鑑み鋭意研究を重ね、多重構造ベースと、第1イ
オンドーピング領域と、フローティングゲートと、第2
イオンドーピング領域と、第3イオンドーピング領域
と、第4イオンドーピング領域と、2つの酸化層スペー
サーと、内部が多結晶質ケイ素によってなる誘電層と、
及びコントロールゲートとによってなるフラッシュメモ
リの構造により前記課題を解決できることに着目し、か
かる見地に基づいて本発明を完成させた。
ャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセル
の構造を提供するものであって、前記第1イオンドーピ
ング領域は該多重構造層ベース内に設けられてドレイン
とし、該フローティングゲートは該多重構造層上で、か
つ第1イオンドーピング領域の側面に位置し、該第2ド
ーピング領域は第1イオンドーピング領域の下面外周に
位置し、該第3イオンドーピング領域はフローティング
領域の下面に位置して第2イオンドーピング領域と接続
し、該第4イオンドーピング領域は、該多重構造ベース
内に位置して該第3イオンドーピング領域と接続してソ
ースとなり、該2つの酸化層スペーサーは該第1イオン
ドーピング領域と第4イオンドーピング領域上とに形成
され、該内部が多結晶質ケイ素によってなる誘電層は、
該フローティングゲートと2つの酸化層スペーサー上に
形成され、該コントロールゲートは該フローティングゲ
ートと2つの酸化層スペーサー上の誘電層上に形成され
る。
前記コントロールゲートを横方向(即ち、ワードライン
方向)に延伸させ、第1イオンドーピング領域(n+イ
オンドーピング領域)と第2イオンドーピング領域(p
型イオンドーピング領域)は前後方向(即ち、ビットラ
イン方向)に延伸させる。よって、ビットライン電圧が
接続するメタルコンタクトは、前後方向の外周部分に設
けるようにレイアウトすることができる。このため、メ
タルコンタクトの数を低減させてメモリセルアレイの面
積を縮小させることができる。
n型ベースと、ディープp型ウェルと、n型ウェルの順
に形成して構成する。さらに、前記第1イオンドーピン
グ領域と第4イオンドーピング領域とは同様のn+イオ
ンドーピング領域とし、前記第2イオンドーピング領域
と第3イオンドーピング領域とはp型イオンドーピング
領域とし、第2イオンドーピング領域の深さを第3イオ
ンドーピング領域の深さに比して深くする。また、該n
+イオンドーピング領域は燐(Phos)か、もしくは
ヒ素(As)イオンを打ち込み、p型イオンドーピング
領域はホウ素イオンを打ち込んで形成する。
イオンドーピング領域とを電気的に短絡接続する。例え
ば、該1イオンドーピング領域と第2イオンドーピング
領域との接合部にメタルコンタクトを貫通させるか、も
しくは1イオンドーピング領域と第2イオンドーピング
領域の露出部をメタルコンタクトで接続する。
ル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセルの製
造方法を提供する。その製造方法は、多重構造ベースを
形成する工程と、シャロp型イオンドーピング領域を該
多重構造ベース内に形成する工程と、フローティングゲ
ートを該多重構造ベース上に形成する工程と、ディープ
p型イオンドーピング領域を該フローティングゲート側
面で、かつ該多重構造ベース内の位置に形成する工程
と、2つのn型イオンドーピング領域を該ディープp型
イオンドーピング領域内部上面と、該フローティングゲ
ートの他方の側面でかつ該多重構造ベース内の位置とに
それぞれ形成する工程と、2つの酸化層スペーサーを該
2つのn型イオンドーピング領域上に形成する工程と、
内部が多結晶質ケイ素による誘電層を該フローティング
ゲートと、該両n型イオンドーピング領域上に形成する
工程と、コントロールゲートを該誘電層上に形成する工
程とを含んでなる。
ベースを形成する工程と、該n型ベース上にディープp
型ウェルを形成する工程と該ディープp型ウェル領域上
にn型ウェル領域を形成する工程とを含んでなる。
ネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセルの
製造方法は、さらにビットライン電圧に接続した少なく
とも1以上のメタルコンタクトをフラッシュメモリセル
の外周において該酸化層スペーサーと該n型イオンドー
ピング領域とに貫通させる工程を含む。この場合、該ビ
ットライン電圧に接続したメタルコンタクトをn+イオ
ンドーピング領域と重なり合うp型イオンドーピング領
域まで貫通させてもよい。もしくはn+イオンドーピン
グ領域とp型イオンドーピング領域の露出部をメタルコ
ンタクトで接続してもよい。
ッシュメモリセルは、コンタクトレス・チャネル書き込
み/消去を実行するフラッシュメモリセルであって、そ
の構造は多重構造ベースと、トンネル酸化層と、第1イ
オンドーピング領域と、フローティングゲートと、第2
イオンドーピング領域と、第3イオンドーピング領域
と、第4イオンドーピング領域と、2つの酸化層スペー
サーと、誘電層と、及びコントロールゲートとによって
なり、該トンネル酸化層は該多重構造ベース上に形成さ
れ、該第1イオンドーピング領域は、該多重構造ベース
内に形成されてドレインとなり、該フローティングゲー
トは該多重構造ベース上で、かつ該第1イオンドーピン
グ領域の側面の位置に形成され、該第2イオンドーピン
グ領域は、該第1イオンドーピング領域の下面外周に形
成され、該第3イオンドーピング領域は、該フローティ
ングゲート下方に位置して該第2イオンドーピング領域
と接続し、該第4イオンドーピング領域は、該多重構造
ベース内に形成され、該第3イオンドーピング領域と接
続してソースとなり、該2つの酸化層スペーサーは、該
第1イオンドーピング領域と該第4イオンドーピング領
域上に形成され、該誘電層は、該フローティングゲート
と、該両酸化層スペーサー上に形成され、該コントロー
ルゲートは、該フローティングゲートと該両酸化層スペ
ーサー上の該誘電層上に形成される。
は、請求項1における多重構造ベースが、n型ベース
と、該n型ベース上に形成されるディープp型ウェル
と、該ディープp型ウェル上に形成されるn型ウェルと
によってなる。
は、請求項1における第1イオンドーピング領域と、第
4イオンドーピング領域とがn型イオンドーピング領域
であって、該第2イオンドーピング領域と、第3イオン
ドーピング領域とがp型イオンドーピング領域である。
は、請求項3における第2イオンドーピング領域の接合
部に至る深さが該第3イオンドーピング領域に比して深
い。
は、請求項3における第1イオンドーピング領域と、第
4イオンドーピング領域とが、燐、もしくはヒ素イオン
を打ち込んで形成される。
は、請求項3における第2イオンドーピング領域と、第
3イオンドーピング領域とが、ホウ素イオンを打ち込ん
で形成される。
は、請求項1における第1イオンドーピング領域と、第
2イオンドーピング領域とが電気的に短絡接続される。
は、請求項7における電気的な短絡接続が、メタルコン
タクトを該1イオンドーピング領域と、第2イオンドー
ピング領域との接合部に貫通させて形成する。
は、請求項7における電気的な短絡接続が、該第1イオ
ンドーピング領域と、第2イオンドーピング領域の露出
表面をメタルコンタクトによって接続して形成される。
ルは、請求項7におけるフローティングゲートが、さら
に第1フローティングゲートと、第2フローティングゲ
ートを含んでなり、該第1フローティングゲートは両酸
化層スペーサーの間に位置する第3イオンドーピング領
域上に形成され、該第2フローティングゲートは該第1
フローティングゲート上面と、該両酸化層スペーサーの
一部上面とに形成され、かつ該第1フローティングゲー
トと、第2フローティングゲートとを電気的に短絡接続
する。
ルの製造方法は、コンタクトレス・チャネル書き込み/
消去を実行するフラッシュメモリセルの製造方法であっ
て、多重構造ベースを形成する工程と、該多重構造ベー
ス上にトンネル酸化層を形成する工程と、シャロp型イ
オンドーピング領域を該多重構造ベース内に形成する工
程と、フローティングゲートを該多重構造ベース上に形
成する工程と、ディープp型イオンドーピング領域を該
フローティングゲート側面で、かつ該多重構造ベース内
の位置に形成する工程と、2つのn型イオンドーピング
領域を該ディープp型イオンドーピング領域内部上面
と、該フローティングゲートの他方の側面でかつ該多重
構造ベース内の位置とにそれぞれ形成する工程と、2つ
の酸化層スペーサーを該2つのn型イオンドーピング領
域上に形成する工程と、誘電層を該フローティングゲー
トと、該両n型イオンドーピング領域上に形成する工程
と、コントロールゲートを該誘電層上に形成する工程と
を含んでなる。
ルの製造方法は、請求項11における多重構造ベースを
形成する工程がn型ベースを形成する工程と、該n型ベ
ース上にディープp型ウェルを形成する工程と、該ディ
ープp型ウェル領域上にn型ウェル領域を形成する工程
とを含んでなる。
ルの製造方法は、請求項11におけるフラッシュメモリ
セルの製造方法が、さらにビットライン電圧に接続した
少なくとも1以上のメタルコンタクトを該メモリセルの
n型イオンドーピング領域とp型イオンドーピング領域
とから離れた任意の位置において該酸化層スペーサー
と、及び該n型イオンドーピング領域と該ディープp型
イオンドーピング領域との接合部に貫通させる工程を含
む。
ルの製造方法は、請求項13におけるメタルコンタクト
を該n型イオンドーピング領域に貫通させ、さらに該デ
ィープp型イオンドーピング領域に至るまで貫通させ
る。
ルの製造方法は、請求項13におけるビットライン電圧
を接続するメタルコンタクトによって該n型イオンドー
ピング領域と、ディープp型イオンドーピング領域の露
出表面を接続するか、もしくは該第2イオンドーピング
領域と、該ディープp型イオンドーピング領域の露出表
面を接続する。
ルの製造方法は、請求項11におけるシャロp型イオン
ドーピング領域と、ディープp型イオンドーピング領域
とが、ホウ素イオンを打ち込んで形成される。
ルの製造方法は、請求項11におけるn型イオンドーピ
ング領域が、燐、もしくはヒ素イオンを打ち込んで形成
される。
レイは、半導体チップ内に形成されるフラッシュメモリ
アレイであって、該フラッシュメモリアレイは複数のフ
ラッシュメモリセルを含んでなり、該複数のフラッシュ
メモリセルは所定の線に沿って直線状に配列され、それ
ぞれのフラッシュメモリセルはフローティングゲート
と、コントロールゲートと、第1導電タイプのソース
と、第1導電タイプのドレインと、第2導電タイプの第
1イオンドーピング領域と、第2導電タイプの第2イオ
ンドーピング領域とを含んでなり、該フローティングゲ
ートは該半導体チップ上に位置し、該コントロールゲー
トはコントロールゲートはフローティングゲート上に位
置し、該第1導電タイプのソースは該半導体チップに第
1領域内に位置し、該第1領域は該フローティングゲー
トの一側面に位置し、該第1導電タイプのドレインは該
半導体チップの第2領域内に位置し、該第2領域は該フ
ローティングゲートの一側面に位置し、かつ該第1、第
2領域は該フローティングゲートの両側面に対向して位
置するとともに、該ドレインはビットラインの方向に沿
って延伸して隣接する他のメモリセルのドレインと接続
し、該第2導電タイプの第1イオンドーピング領域は、
該半導体チップ内に位置し、該ドレインの下面を取り囲
むように形成され、かつ該第1イオンドーピング領域は
ビットラインの方向に沿って延伸して隣接する他のメモ
リセルの第1イオンドーピング領域と接続し、該第2導
電タイプの第2イオンドーピング領域は、該半導体チッ
プ内で、該フローティングゲート下方に位置し、かつ該
第1イオンドーピング領域と接続し、該ドレインと、該
第1イオンドーピング領域が少なくとも1以上のメタル
コンタクトによって短絡接続され、かつ該メタルコンタ
クトが任意の該第2領域から離れた位置に設けられた該
メモリセルと、フローティングゲートと、メタルコンタ
クトとの間に発生する電気的干渉を防ぎ、メモリアレイ
において隣接するメモリセル間の距離を短縮するように
構成させる。
レイは、請求項18における複数のフラッシュメモリセ
ルを直線上に配列するための所定の線が、ビットライン
に沿って延伸する線である。
レイは、請求項18における複数のフラッシュメモリセ
ルを直線上に配列するための所定の線が、ワードライン
に沿って延伸する線である。
レイは、請求項18における第1イオンドーピング領域
の接合の深さが該第2イオンドーピング領域の接合の深
さに比して深い。
レイは、請求項18における第1導電タイプがn型であ
って、第2導電タイプがp型である。
レイは、請求項18におけるメタルコンタクトがコンタ
クトホール内に設けられ、かつ該コンタクトホールが該
ドレインと、該第1イオンドーピング領域との接合部に
形成される。
レイは、請求項18におけるメタルコンタクトが該半導
体チップの表面に設けられ、該ドレインと、該第1イオ
ンドーピング領域とを接続する。
レイは、請求項18におけるドレインと、該第1イオン
ドーピング領域とが単一のメタルコンタクトによって短
絡接続され、かつ該メタルコンタクトが該ドレインと、
該第1イオンドーピング領域との接合部を貫通する。
レイは、請求項18におけるそれぞれの前記メモリセル
のフローティングゲートが矩形に形成され、またそれぞ
れの該メモリセルは該フローティングゲート上に位置
し、該フローティングゲートと接触するイオンドーピン
グ領域を別途含んでなり、該フローティングゲート上の
表面積を拡張し、コントロールゲートで該フローティン
グゲートが制御されるように構成する。
ネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセルの
構造と、その製造方法に関し、該フラッシュメモリセル
は多重構造ベースと、第1イオンドーピング領域と、フ
ローティングゲートと、第2イオンドーピング領域と、
第3イオンドーピング領域と、第4イオンドーピング領
域)と、2つの酸化層スペーサーと、内部が多結晶質ケ
イ素によってなる誘電層と、及びコントロールゲートと
によってなる。
徴、及びその製造方法を詳述するために、具体的な実施
例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
チャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセ
ルの構造を開示する。図示によれば、該フラッシュメモ
リセルは多重構造ベース100と、第1イオンドーピン
グ領域102と、フローティングゲート104と、第2
イオンドーピング領域106と、第3イオンドーピング
領域108と、第4イオンドーピング領域110と、2
つの酸化層スペーサー112、114と、誘電層116
と、及びコントロールゲート118とによってなる。
n型ベース120と、ディープp型ウェル122と、n
型ウェル124の三層を順に形成してなる。
イオンを多重構造ベース100内のn型ウェル124に
打ち込みn+イオンドーピング領域を形成してなり、ド
レインとする。
ース100上に形成され、かつ第1イオンドーピング領
域102と接続する。
イオンドーピング領域102の下面外周にディープレベ
ルの高いp型ディープイオンを打ち込んでディープp型
イオンドーピング領域を形成する。
ープレベルの低いp型イオンを打ち込んで形成するシャ
ロp型イオンドーピング領域であって、フローティング
ゲート104下方に位置し、第2イオンドーピング領域
106と接続する。
構造ベース100内のn型ウェル124内に位置し、第
3イオンドーピング領域108と接続してソースとな
る。
は、第1イオンドーピング領域102と第4イオンドー
ピング領域110上に形成される。
4と、酸化層スペーサー112、114上に形成され、
フローティングゲート104は誘電層116上に形成さ
れる。
メモリセル全体の構造と、その上面図を表わす。図示に
よれば、コントロールゲート118は横方向(X軸方
向)に延伸し、他のコントロールゲートと電気的に接続
してビットライン電圧を印加する。本来の第1イオンド
ーピング領域102と第2イオンドーピング領域106
の共同部分(下面パターンの共同部分)は突出し凹んだ
パターンの歩行(前後方向)に延伸して、共同でコンタ
クトホール146に接続し、コンタクトホール146を
介してメタルコンタクトでビットライン電圧に接続す
る。
は、両酸化層130、132の間に位置し、複数のフロ
ーティングゲート(例えば図4Bに示す134、13
6)を跨ぐように形成される。また、フローティングゲ
ート134の側面で、コントロールゲート118下方に
位置する第1イオンドーピング領域102と、第2イオ
ンドーピング領域106(上面パターン参照)との共同
部分138は、前後方向に延伸して外周部のコンタクト
ホール146に接続し、金属を該コンタクトホール内部
に挿設してビットライン電圧を供給する。よって、周知
の技術に見られるようにメタルコンタクトと、フローテ
ィングゲートとの間に所定の距離を保持しなければない
ため、サイズの縮小が達成できなくなる状況を改善する
ことができる。
イオンドーピング領域は電気的に短絡接続する。例え
ば、図5Aによれば、図4Bにおけるコンタクトホール
146のメタルコンタクト148を第1イオンドーピン
グ領域150と第2イオンドーピング領域152との接
合面に挿設させて短絡接続を形成するか、もしくは図5
Bに開示するように別途金属によって露出した第1イオ
ンドーピング領域と第2イオンドーピング領域とを接続
して短絡接続を形成する。
ス・チャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモ
リセルの第2の実施例による形態を開示する。図示によ
れば、本来図3に開示するフローティングゲート104
を第1フローティングゲート105と第2フローティン
グゲート107とに変更する。第1フローティングゲー
ト105は両酸化層112、114の間に位置する第3
イオンドーピング領域108上に形成され、第2フロー
ティングゲート107は両酸化層112、114の一部
表面と、第1フローティングゲート105上に形成され
る。また、第1フローティングゲート105と第2フロ
ーティングゲート107とは電気的に短絡接続させる。
かかる構造は、第2フローティングゲート107のコン
トロールゲートとの積層面積が増加するため、キャパシ
タ・カップリング効果が高まり、フラッシュメモリセル
の操作効率を高めることができる。
き込み/消去を実行するフラッシュメモリセルの製造方
法を図7A〜図7Eに開示する。先ず、図7Aに開示す
るように多重構造ベース200を形成する。多重構造ベ
ース200は下から上へn型ベース208と、ディープ
p型ウェル206と、n型ウェル204を順に形成する
とともに、両側にシャロ・トレンチ・アイソレーション
(Shallow Trench Isolation:STI)によってフィ
ールド酸化層を形成し、かつp型イオンを打ち込んでシ
ャロp型イオンドーピング領域202を形成して多重構
造ベース200の内部表面とする。
酸化層210を形成し、多結晶質ケイ素を沈降させてフ
ローティングゲート212を形成し、さらに窒化ケイ素
層を沈降させて形成し、フォトマスクを利用してエッチ
ングを行い図7Bの上面パターンの構造を形成する。
フォトマスクを進行させ、BF2のp型イオンを第1多
結晶質のフローティングゲート212側面の多重層構造
ベース内200のn型ウェル204に打ち込み、p型イ
オンドーピング領域216を形成する。該p型イオンド
ーピング領域は、ホウ素イオンを打ち込んで形成する。
さらに、ヒ素(As)、もしくは燐をn+イオンとして
p型イオンドーピング領域216内部上面と、第1多結
晶質のフローティングゲート212側面の多重層構造ベ
ース200のn型ウェル204とに打ち込み、それぞれ
n+イオンドーピング領域218とn+イオンドーピン
グ領域220とを形成する。
ドーピング領域218と、n+イオンドーピング領域2
20上に酸化層スペーサー(例えば222、224)を
形成し、第1多結晶質ケイ素のフローティングゲート2
12上の窒化ケイ素214を除去する。
結晶質ケイ素のフローティングゲート212と酸化層ス
ペーサー222、224上に誘電層226を沈降させて
形成し、さらに誘電層226上に第2多結晶ケイ素層2
28を沈降させてスタック構造ゲートを形成するととも
に、第2多結晶ケイ素層228を細長く形成してビット
ラインとし、図4に示すように外周にコンタクトホール
を形成してメタルコンタクトを該酸化層スペーサーとn
+イオンドーピング領域とに貫通させてビットライン電
圧に接続する。もしくは、該メタルコンタクトをさらに
n+イオンドーピング領域に重畳するp型イオンドーピ
ング領域に至るまで貫通させて短絡接続効果を得る。
に対応する操作方法を以下に説明する。本発明によるフ
ラッシュメモリセルの操作方法は、ファウラーノルトハ
イム現象の原理を利用してフラッシュメモリセルのプロ
グラミング、もしくは消去などの操作を実行する。図8
A〜8Cに示すように、フラッシュメモリセル300の
コントロールゲートにはワードライン電圧VWLを、ソ
ースにはソースライン電圧VSLを、ドレインにはビッ
トライン電圧VBLをそれぞれ印加して、フラッシュメ
モリセルのディープp型ウェルと接続する。
を実行する場合は、図8Aに開示するようにワードライ
ン電圧VWLは比較的高い電圧とし(例えばVWL=1
0〜18V)、ソースに印加するソースライン電圧は、
該ワードライン電圧VWLよりも低い電圧と(例えばV
SL=−8〜0V)とし、ビットライン電圧VBLによ
ってフローティング状態を保持する。このため、ソース
のエレクトロンがメモリセル300のフローティングゲ
ートに注入され、フラッシュメモリセル300の閾電圧
が高められて消去操作(Erase to high threshold
voltage)が完了する。
ング操作を実行する場合は、図8Bに開示するようにワ
ードライン電圧VWLは比較的低い電圧とし(例えばV
WL=−12〜−8V)、ビットライン電圧VBLは、
該ワードライン電圧VWLよりも高い電圧とする(例え
ばVSL=3〜7V)とし、ソースライン電圧VSLに
よってフローティング状態を保持する。このため、エレ
クトロンがフローティングゲートからチャネルを介して
メモリセルに射出されてドレインに至り、フラッシュメ
モリセル300の閾電圧が低下してプログラミング操作
(Program tolow threshold voltage)が完了する。
ュメモリセル300に対して読み取り操作を行う場合
は、ワードラインにワードライン電圧VWLを印加し
(2〜5V)、ソースライン電圧VSLは、該ワードラ
イン電圧VWLよりも低い電圧(例えばVSL=0〜2
V)とする。さらに、ビットライン電圧VBLは該ソー
スライン電圧VSLよりも低い電圧(例えばVBL=−
2〜0V)とすることによってフラッシュメモリセル3
00に対する読み取りが完了する。
本発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、
当業者のなし得る修正、もしくは変形であって、本発明
に対して均等の効果を有するものは、いずれも本発明の
特許請求の範囲に含まれるものとする。
高密度の集積を達成し、サイズ縮小を図ることができ、
かつ近在する他のメモリセルのソース、もしくは他のフ
ラッシュメモリセル全体に対して干渉が発生することな
く、正常な操作が得られる。
明図である。
コンタクトを介してビットライン電圧VBLをドレイン
のn+イオンドーピング領域とp型イオンドーピング領
域に接続した状態の説明図である。
わす説明図である。
表わす説明図である。
である。
タクトを挿設して第1イオンドーピング領域と第2イオ
ンドーピング領域を接続した状態の説明図である。
て、第1イオンドーピング領域と第2イオンドーピング
領域の露出部を接続した状態の説明図である。
セルの構造を表わす説明図である。
法の各工程を表わす説明図である。
法の各工程を表わす説明図である。
法の各工程を表わす説明図である。
法の各工程を表わす説明図である。
法の各工程を表わす説明図である。
を行う場合の操作方法の説明図である。
グラミングを行う場合の操作方法の説明図である。
取りを行う場合の操作方法の説明図である。
ト 105 第1フローティングゲート 106、152 第2イオンドーピング領域 107 第2フローティングゲート 108 第3イオンドーピング領域 110 第4イオンドーピング領域 112、114、222、224 酸化層スペーサー 116、226 核誘電層 118 コントロールゲート 120、208 n型ベース 122、206 ディープp型ウェル 124、204 n型ウェル 130、132 酸化層 138 共同部分 146 コンタクトホール 148 メタルコンタクト 202 シャロp型イオンドーピング領域 210 チャネル酸化層 214 窒化ケイ素 216 p型イオンドーピング領域 218、220 n+イオンドーピング領域 228 第2多結晶ケイ素層 300 フラッシュメモリセル
Claims (26)
- 【請求項1】 コンタクトレス・チャネル書き込み/消
去を実行するフラッシュメモリセルの構造において、 多重構造ベースと、トンネル酸化層と、第1イオンドー
ピング領域と、フローティングゲートと、第2イオンド
ーピング領域と、第3イオンドーピング領域と、第4イ
オンドーピング領域と、2つの酸化層スペーサーと、誘
電層と、及びコントロールゲートとによってなり、 該トンネル酸化層は該多重構造ベース上に形成され、 該第1イオンドーピング領域は、該多重構造ベース内に
形成されてドレインとなり、 該フローティングゲートは該多重構造ベース上で、かつ
該第1イオンドーピング領域の側面の位置に形成され、 該第2イオンドーピング領域は、該第1イオンドーピン
グ領域の下面外周に形成され、 該第3イオンドーピング領域は、該フローティングゲー
ト下方に位置して該第2イオンドーピング領域と接続
し、 該第4イオンドーピング領域は、該多重構造ベース内に
形成され、該第3イオンドーピング領域と接続してソー
スとなり、 該2つの酸化層スペーサーは、該第1イオンドーピング
領域と該第4イオンドーピング領域上に形成され、 該誘電層は、該フローティングゲートと、該両酸化層ス
ペーサー上に形成され、 該コントロールゲートは、該フローティングゲートと該
両酸化層スペーサー上の該誘電層上に形成されることを
特徴とするコンタクトレス・チャネル書き込み/消去を
実行するフラッシュメモリセル。 - 【請求項2】 前記多重構造ベースは、n型ベースと、
該n型ベース上に形成されるディープp型ウェルと、該
ディープp型ウェル上に形成されるn型ウェルとによっ
てなることを特徴とする請求項1に記載のコンタクトレ
ス・チャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモ
リセル。 - 【請求項3】 前記第1イオンドーピング領域と、第4
イオンドーピング領域とがn型イオンドーピング領域で
あって、該第2イオンドーピング領域と、第3イオンド
ーピング領域とがp型イオンドーピング領域であること
を特徴とする請求項1に記載のコンタクトレス・チャネ
ル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセル。 - 【請求項4】 前記第2イオンドーピング領域の接合部
に至る深さが該第3イオンドーピング領域に比して深い
ことを特徴とする請求項3に記載のコンタクトレス・チ
ャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセ
ル。 - 【請求項5】 前記第1イオンドーピング領域と、第4
イオンドーピング領域とが、燐、もしくはヒ素イオンを
打ち込んで形成されることを特徴とする請求項3に記載
のコンタクトレス・チャネル書き込み/消去を実行する
フラッシュメモリセル。 - 【請求項6】 前記第2イオンドーピング領域と、第3
イオンドーピング領域とが、ホウ素イオンを打ち込んで
形成されることを特徴とする請求項3に記載のコンタク
トレス・チャネル書き込み/消去を実行するフラッシュ
メモリセル。 - 【請求項7】 前記第1イオンドーピング領域と、第2
イオンドーピング領域とが電気的に短絡接続されること
を特徴とする請求項1に記載のコンタクトレス・チャネ
ル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセル。 - 【請求項8】 前記電気的な短絡接続が、メタルコンタ
クトを該1イオンドーピング領域と、第2イオンドーピ
ング領域との接合部に貫通させて形成することを特徴と
する請求項7に記載のコンタクトレス・チャネル書き込
み/消去を実行するフラッシュメモリセル。 - 【請求項9】 前記電気的な短絡接続が、該第1イオン
ドーピング領域と、第2イオンドーピング領域の露出表
面をメタルコンタクトによって接続して形成されること
を特徴とする請求項7に記載のコンタクトレス・チャネ
ル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセル。 - 【請求項10】 前記フローティングゲートが、さらに
第1フローティングゲートと、第2フローティングゲー
トを含んでなり、該第1フローティングゲートは両酸化
層スペーサーの間に位置する第3イオンドーピング領域
上に形成され、該第2フローティングゲートは該第1フ
ローティングゲート上面と、該両酸化層スペーサーの一
部上面とに形成され、かつ該第1フローティングゲート
と、第2フローティングゲートとを電気的に短絡接続す
ることを特徴とする請求項7に記載のコンタクトレス・
チャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセ
ル。 - 【請求項11】 コンタクトレス・チャネル書き込み/
消去を実行するフラッシュメモリセルの製造方法におい
て、 多重構造ベースを形成する工程と、 該多重構造ベース上にトンネル酸化層を形成する工程
と、 シャロp型イオンドーピング領域を該多重構造ベース内
に形成する工程と、 フローティングゲートを該多重構造ベース上に形成する
工程と、 ディープp型イオンドーピング領域を該フローティング
ゲート側面で、かつ該多重構造ベース内の位置に形成す
る工程と、 2つのn型イオンドーピング領域を該ディープp型イオ
ンドーピング領域内部上面と、該フローティングゲート
の他方の側面でかつ該多重構造ベース内の位置とにそれ
ぞれ形成する工程と、 2つの酸化層スペーサーを該2つのn型イオンドーピン
グ領域上に形成する工程と、 誘電層を該フローティングゲートと、該両n型イオンド
ーピング領域上に形成する工程と、 コントロールゲートを該誘電層上に形成する工程とを含
んでなることを特徴とするコンタクトレス・チャネル書
き込み/消去を実行するフラッシュメモリセルの製造方
法。 - 【請求項12】 前記多重構造ベースを形成する工程
は、n型ベースを形成する工程と、該n型ベース上にデ
ィープp型ウェルを形成する工程と、該ディープp型ウ
ェル領域上にn型ウェル領域を形成する工程とを含んで
なることを特徴とする請求項11に記載のコンタクトレ
ス・チャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモ
リセルの製造方法。 - 【請求項13】 前記フラッシュメモリセルの製造方法
は、さらにビットライン電圧に接続した少なくとも1以
上のメタルコンタクトを該メモリセルのn型イオンドー
ピング領域とp型イオンドーピング領域とから離れた任
意の位置において該酸化層スペーサーと、及び該n型イ
オンドーピング領域と該ディープp型イオンドーピング
領域との接合部に貫通させる工程を含むことを特徴とす
る請求項11に記載のコンタクトレス・チャネル書き込
み/消去を実行するフラッシュメモリセルの製造方法。 - 【請求項14】 前記メタルコンタクトを該n型イオン
ドーピング領域に貫通させ、さらに該ディープp型イオ
ンドーピング領域に至るまで貫通させることを特徴とす
る請求項13に記載のコンタクトレス・チャネル書き込
み/消去を実行するフラッシュメモリセル。 - 【請求項15】 前記ビットライン電圧を接続するメタ
ルコンタクトによって該n型イオンドーピング領域と、
ディープp型イオンドーピング領域の露出表面を接続す
るか、もしくは該第2イオンドーピング領域と、該ディ
ープp型イオンドーピング領域の露出表面を接続するこ
とを特徴とする請求項13に記載のコンタクトレス・チ
ャネル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセ
ル。 - 【請求項16】 前記シャロp型イオンドーピング領域
と、ディープp型イオンドーピング領域とが、ホウ素イ
オンを打ち込んで形成されることを特徴とする請求項1
1に記載のコンタクトレス・チャネル書き込み/消去を
実行するフラッシュメモリセルの製造方法。 - 【請求項17】 前記n型イオンドーピング領域が、
燐、もしくはヒ素イオンを打ち込んで形成されることを
特徴とする請求項11に記載のコンタクトレス・チャネ
ル書き込み/消去を実行するフラッシュメモリセル。 - 【請求項18】 半導体チップ内に形成されるフラッシ
ュメモリアレイであって、該フラッシュメモリアレイは
複数のフラッシュメモリセルを含んでなり、 該複数のフラッシュメモリセルは所定の線に沿って直線
状に配列され、 それぞれのフラッシュメモリセルはフローティングゲー
トと、コントロールゲートと、第1導電タイプのソース
と、第1導電タイプのドレインと、第2導電タイプの第
1イオンドーピング領域と、第2導電タイプの第2イオ
ンドーピング領域とを含んでなり、 該フローティングゲートは該半導体チップ上に位置し、 該コントロールゲートはフローティングゲート上に位置
し、 該第1導電タイプのソースは該半導体チップに第1領域
内に位置し、該第1領域は該フローティングゲートの一
側面に位置し、 該第1導電タイプのドレインは該半導体チップの第2領
域内に位置し、該第2領域は該フローティングゲートの
一側面に位置し、かつ該第1、第2領域は該フローティ
ングゲートの両側面に対向して位置するとともに、該ド
レインはビットラインの方向に沿って延伸して隣接する
他のメモリセルのドレインと接続し、 該第2導電タイプの第1イオンドーピング領域は、該半
導体チップ内に位置し、該ドレインの下面を取り囲むよ
うに形成され、かつ該第1イオンドーピング領域はビッ
トラインの方向に沿って延伸して隣接する他のメモリセ
ルの第1イオンドーピング領域と接続し、 該第2導電タイプの第2イオンドーピング領域は、該半
導体チップ内で、該フローティングゲート下方に位置
し、かつ該第1イオンドーピング領域と接続し、 該ドレインと、該第1イオンドーピング領域が少なくと
も1以上のメタルコンタクトによって短絡接続され、か
つ該メタルコンタクトが任意の該第2領域から離れた位
置に設けられた該メモリセルと、フローティングゲート
と、メタルコンタクトとの間に発生する電気的干渉を防
ぎ、メモリアレイにおいて隣接するメモリセル間の距離
を短縮するように構成したことを特徴とするフラッシュ
メモリアレイ。 - 【請求項19】 前記複数のフラッシュメモリセルが直
線上に配列される所定の線が、ビットラインに沿って延
伸する線であることを特徴とする請求項18に記載のフ
ラッシュメモリアレイ。 - 【請求項20】 前記複数のフラッシュメモリセルが直
線上に配列される所定の線が、ワードラインに沿って延
伸線であることを特徴とする請求項18に記載のフラッ
シュメモリアレイ。 - 【請求項21】 前記第1イオンドーピング領域の接合
の深さが該第2イオンドーピング領域の接合の深さに比
して深いことを特徴とする請求項18に記載のフラッシ
ュメモリアレイ。 - 【請求項22】 前記第1導電タイプがn型であって、
第2導電タイプがp型であることを特徴とする請求項1
8に記載のフラッシュメモリアレイ。 - 【請求項23】 前記メタルコンタクトがコンタクトホ
ール内に設けられ、かつ該コンタクトホールが該ドレイ
ンと、該第1イオンドーピング領域との接合部に形成さ
れることを特徴とする請求項18に記載のフラッシュメ
モリアレイ。 - 【請求項24】 前記メタルコンタクトが該半導体チッ
プの表面に設けられ、該ドレインと、該第1イオンドー
ピング領域とを接続することを特徴とする請求項18に
記載のフラッシュメモリアレイ。 - 【請求項25】 前記該ドレインと、該第1イオンドー
ピング領域とが単一のメタルコンタクトによって短絡接
続され、かつ該メタルコンタクトが該ドレインと、該第
1イオンドーピング領域との接合部を貫通することを特
徴とする請求項18に記載のフラッシュメモリアレイ。 - 【請求項26】 前記それぞれのメモリセルのフローテ
ィングゲートが矩形に形成され、またそれぞれの該メモ
リセルは該フローティングゲート上に位置し、該フロー
ティングゲートと接触するイオンドーピング領域を別途
含んでなり、該フローティングゲート上の表面積を拡張
し、コントロールゲートで該フローティングゲートを制
御するように構成したことを特徴とする請求項18に記
載のフラッシュメモリセル。
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