JP2002313183A - スイッチアッセンブリ及びサイクルコンピュータ - Google Patents

スイッチアッセンブリ及びサイクルコンピュータ

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JP2002313183A
JP2002313183A JP2002028027A JP2002028027A JP2002313183A JP 2002313183 A JP2002313183 A JP 2002313183A JP 2002028027 A JP2002028027 A JP 2002028027A JP 2002028027 A JP2002028027 A JP 2002028027A JP 2002313183 A JP2002313183 A JP 2002313183A
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JP
Japan
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casing
switch
magnet
flip
side wall
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Application number
JP2002028027A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kishimoto
仁 岸本
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J23/00—Other protectors specially adapted for cycles
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J50/00—Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
    • B62J50/20—Information-providing devices
    • B62J50/21—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger
    • B62J50/22—Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger electronic, e.g. displays
    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C22/00—Measuring distance traversed on the ground by vehicles, persons, animals or other moving solid bodies, e.g. using odometers, using pedometers
    • G01C22/002—Measuring distance traversed on the ground by vehicles, persons, animals or other moving solid bodies, e.g. using odometers, using pedometers for cycles
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H36/00—Switches actuated by change of magnetic field or of electric field, e.g. by change of relative position of magnet and switch, by shielding
    • H01H36/0006—Permanent magnet actuating reed switches

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な耐候性を有し、且つ、ケーシング内へ
の湿気の侵入を有効に防止し得るスイッチアッセンブリ
を提供する。 【解決手段】 ケーシングと、ケーシング内に配設され
た磁気検知スイッチと、ケーシングの外方において、該
ケーシングに対して相対移動し得るように移動自在に支
持されたマグネットとを備える。前記マグネットは、該
マグネットによる磁界が前記スイッチに対して作用しな
い第１位置と、該マグネットによる磁界が前記スイッチ
に対して作用する第２位置とを含む少なくとも２つの位
置に配置され得るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐候型スイッチア
ッセンブリに関し、より詳しくは、耐候型サイクルコン
ピュータスイッチアッセンブリに関する。
【０００２】
【従来の技術】図１に示すように、サイクルコンピュー
タは、一般的に、自転車又は他の二輪車のハンドルバー
に装着される。以下においては、本発明は、自転車に適
用される場合を例に説明するが、本発明は斯かる態様に
限定されるものではない。本明細書における耐候型ケー
シング及びスイッチアッセンブリは、スイッチを含む耐
候型ケーシングの使用が要求される種々の環境下に適用
され得る。
【０００３】使用に際して、自転車、即ち、該自転車に
備えられるサイクルコンピュータは、雨又は雪等の悪天
候条件にさらされる。スイッチを含むコンピュータ構成
部品内に湿気が侵入することを防止すべく、コンピュー
タを囲繞するケーシングには、耐候性が要求される。従
来技術においては、サイクルコンピュータのケーシング
からスイッチが突出しており、該スイッチはゴム又は他
の弾性部材によってシールされている。しかしながら、
前記シールは簡単に損傷する恐れがあり、その結果、ケ
ーシング内に湿気が侵入して、該ケーシング内のスイッ
チ又は他の部材を短絡させてしまう。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、斯かる従来
技術の問題点に鑑みなされたものであり、十分な耐候性
を有し、且つ、ケーシング内への湿気の侵入を有効に防
止し得るスイッチアッセンブリ及びサイクルコンピュー
タの提供を、一の目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の好ましい一態様
においては、磁気検知スイッチを収容するケーシング
と、該ケーシングの外方において該ケーシングに対して
移動自在とされたマグネットとを備えたアッセンブリが
提供される。前記マグネットは、前記ケーシングに対し
て移動自在とされる。該マグネットは、少なくとも２つ
の位置に位置し得るようになっている。該少なくとも２
つの位置は、前記マグネットによる磁界が前記スイッチ
に作用しない第１位置と、前記マグネットによる磁界が
前記スイッチに作用する第２位置とを含む。好ましい形
態においては、前記アッセンブリは、前記ケーシングの
外面に揺動自在に連結されたフリップを有し、前記マグ
ネットは該フリップに固着される。前記フリップは、ヒ
ンジピンを介して前記ケーシングに連結されることがで
きる。若しくは、該フリップが弾性片を介してケーシン
グに連結されるように、該フリップ及びケーシングは単
一ユニットとして形成され得る。他の好ましい形態にお
いて、前記マグネットは、前記ケーシングの外面に移動
自在に連結されるボタンに固着される。
【０００６】本発明の他の態様においては、スクリーン
及び磁気検知センサが収容されたケーシングと、該ケー
シング内に配設された電気回路と、前記ケーシングに対
して移動自在となるように、該ケーシングに連結された
マグネットとを備えている。前記電気回路は、前記スイ
ッチと、該スイッチ及び前記スクリーン間を電気的に接
続するプロセッサとを備えている。前記マグネットは、
該マグネットによる磁界が前記スイッチに作用しない第
１位置と、該マグネットによる磁界が前記スイッチに作
用する第２位置とを含む少なくとも２つの位置に配置し
得るようになっている。
【０００７】本発明のさらに他の態様においては、ケー
シング内部空間を画するように共働する前壁部，後壁部
及び複数の側壁部と、該複数の側壁部のうちの第１側壁
部から外方へ延在する一対の対向部材とを有するケーシ
ングと、該ケーシング内に配設される電気回路と、ヒン
ジピンを介して前記一対の対向部材に揺動自在に連結さ
れるフリップと、前記ヒンジピン上に配設され、且つ、
前記フリップを所定位置に向けて付勢するスプリング
と、前記フリップに固着されたマグネットとを備えたサ
イクルコンピュータが提供される。前記前壁部はスクリ
ーンを有しており、前記電気回路は、前記ケーシングの
第１側壁部に固着された磁気検知スイッチと、該スイッ
チ及び前記スクリーン間を電気的に接続するプロセッサ
とを有している。前記フリップは、前記マグネットによ
る磁界が前記スイッチに作用しない第１位置と、前記マ
グネットによる磁界が前記スイッチに作用する第２位置
とを含む少なくとの２つの位置に前記マグネットを配置
させ得るように構成されている。
【０００８】本発明のさらに他の態様においては、ケー
シング内部空間を画するように共働する前壁部，後壁部
及び複数の側壁部と、該複数の側壁部のうちの第１側壁
部から外方へ延在されたボタンハウジングとを有するケ
ーシングと、該ケーシング内に配設された電気回路と、
前記ボタンハウジングに移動自在に連結されたボタン
と、前記ボタンを外方へ付勢するように前記ボタンハウ
ジング内に配設されたスプリングと、前記ボタンに固着
されたマグネットとを備えたサイクルコンピュータが提
供される。前記前壁部はスクリーンを有しており、前記
電気回路は、前記ケーシングにおける前記第１側壁部に
固着された磁気検知スイッチと、該スイッチ及び前記ス
クリーン間を電気的に接続するプロセッサとを有してい
る。前記ボタンは、前記マグネットによる磁界が前記ス
イッチに作用しない第１位置と、前記マグネットによる
磁界が前記スイッチに作用する第２位置とを含む少なく
とも２つの位置に前記マグネットを配置させ得るように
構成されている。
【０００９】本発明のさらに他の態様においては、ケー
シング内部空間を画するように共働する前壁部，後壁部
及び複数の側壁部を有するケーシングと、該ケーシング
内に配設された電気回路と、弾性片を介して前記ケーシ
ングに揺動自在に連結され、且つ、前記弾性片によって
所定位置へ向けて付勢されるフリップと、該フリップに
固着されたマグネットとを備えたサイクルコンピュータ
が提供される。前記前壁部はスクリーンを有しており、
前記電気回路は、前記複数の側壁部のうちの第１側壁部
に固着された磁気検知スイッチと、該スイッチ及び前記
スクリーン間を電気的に接続するプロセッサとを有して
いる。前記フリップは、前記マグネットによる磁界が前
記スイッチに作用しない第１位置と、前記マグネットに
よる磁界が前記スイッチに作用する第２位置とを含む少
なくとも２つの位置に前記マグネットを位置させるよう
に構成されている。
【００１０】本発明のさらに他の態様においては、ケー
シング内に収容されたサイクルコンピュータを起動させ
る方法が提供される。該サイクルコンピュータの起動方
法は、前記ケーシング内に、前記サイクルコンピュータ
と電気的に接続された電気回路を備える工程と、前記ケ
ーシング内に、前記電気回路の切断状態／導通状態を切
り換える磁気検知スイッチを備える工程と、前記スイッ
チに対して接離し得るように、前記ケーシングの外方に
備えられたマグネットを、前記スイッチから所定距離離
間された位置に配設する工程と、前記スイッチに対して
マグネットを移動させて、前記スイッチを切断状態から
導通状態に変化させる工程とを含む。
【００１１】本発明の前記目的及び他の目的、構成及び
効果は、添付図面を参照して、本発明の好ましい形態を
説明する以下の実施の形態から、当業者にとって明らか
であろう。なお、本発明の好ましい実施の形態を示す下
記詳細な説明及び特定例示は、本発明を説明する為のも
のであり、本発明を限定するものではないことは理解さ
れるべきである。本発明の要旨から逸脱することなく、
種々の変形及び変更を行うことができ、これらの変形又
は変更態様は全て本発明に包含される。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１〜図４に、本発明の好ましい
一実施の形態に係るサイクルコンピュータアッセンブリ
１０を示す。該アッセンブリ１０は、ケーシング１２
と、スイッチ１４と、フリップ１６と、マグネット１８
とを備えている。
【００１３】なお、本明細書で用いる「前」，「後」及
び「横」等の用語は、単に説明容易化の為にのみ用いら
れるものであり、図面に示す各構成部材の配置・配向を
示している。即ち、本明細書で開示する前記アッセンブ
リ１０及びその構成部材の如何なる配置・配向態様も、
本発明の技術的範囲に包含される。
【００１４】前記アッセンブリ１０が自転車に適用され
る態様を説明する本実施の形態は、本発明の理解容易の
為の例示であり、本発明は斯かる形態に限定されるもの
ではない。図１に示すように、前記アッセンブリ１０
は、自転車のハンドルバー１００に装着されている。な
お、本発明は、前述のように、自転車への適用態様に限
定されるものではなく、又、他の二輪車への適用に限定
されるものでもない。例えば、該アッセンブリ１０は、
ラップトップコンピュータ，オールテラインビークル又
はゴーカート等にも適用され得る。
【００１５】前記ケーシング１２は、ケーシング内部空
間２６を囲繞するように共働する前壁部２０，後壁部２
２及び複数の側壁部２４を備えている。前記ケーシング
内部空間２６は、中央処理ユニット（ＣＰＵ）２８を収
容している。好ましくは、前記ケーシング１２の前記前
壁部２０は、前記ＣＰＵ２８によって生成される情報を
表示する為のスクリーン２０ａ等の表示部材を備えてい
る。該ケーシング１２は、好ましくは、ナイロン，フェ
ノール又は他の合成樹脂等のプラスチックによって形成
される。しかしながら、該ケーシング１２は、スイッチ
１４に作用するマグネット１８による磁力を妨害しない
ような種々の材料を用いて形成され得る。
【００１６】前記スイッチ１４及びマグネット１８は、
互いに近接配置される。該スイッチ１４は前記ケーシン
グ内部空間２６内に配設され、前記マグネット１８は前
記フリップ１６に取り付けられる。該スイッチ１４は磁
気作動型スイッチとされ、一の側壁部２４の近傍に配設
される。好ましくは、該スイッチ１４は、グルー又は他
の接着剤によって前記一の側壁部２４に固着される。
【００１７】前記スイッチ１４は、リードスイッチ等の
従来公知の種々の電磁スイッチとされ得る。必要時に、
前記リードスイッチが磁界内にさらされると、該リード
スイッチのスイッチ部材が状態変化を起こすことは、当
業者にとって容易に理解されるであろう。該スイッチ１
４は、通常状態において接続するようにも、又は、通常
状態において切断するようにも構成され得る。好ましく
は、該スイッチ１４は、通常時において、切断状態とさ
れる。なお、該切断状態とは、本明細書において、スイ
ッチがマグネットによって影響を受けずに、該スイッチ
が切断状態に保持され、これにより、コンピュータがオ
フ状態（即ち、回路が切断状態）とされる状態を意味す
る。図４ａに、通常時、切断状態を模式的に示す。図４
ａに示すように、マグネット１８が前記スイッチ１４か
ら十分に離間されており、該マグネット１８による磁界
がスイッチ１４に影響を与えていない。従って、該スイ
ッチ１４は切断状態に保持されている。これに対し、図
４ｂにおいては、前記マグネット１８が前記スイッチ１
４に十分に近接されており、該マグネット１８による磁
界によって前記スイッチ１４が接続状態とされている。
【００１８】前記ケーシング１２は、対向部材３０を備
えている。該対向部材３０は、それぞれ、ヒンジピン３
４を受け入れるように、軸線が位置合わせされた開口３
２を有している。前記フリップ１６は、前記ヒンジピン
３４が挿通される開口１６を有している。好ましい形態
において、前記フリップ１６は、図２に示すように、前
記ヒンジピン３４に巻き回されたスプリング３６を受け
入れる為のスプリングリセス１６ａを備える。前記スプ
リング３６は、所定位置（以下、オフ位置と記す）に位
置するように、前記フリップ１６を付勢する。オフ位置
において、前記マグネット１８とスイッチ１４との間に
は、ギャップ３８が存在する。該ギャップ３８が十分に
広い為、マグネット１８はスイッチ１４を作動又は接続
させない。なお、前記ギャップ３８の広さは、スイッチ
１４の感度及びマグネット１８の強度に依存すること
は、明らかであろう。前記マグネット１８及びスイッチ
１４は、所望により、最高感度とされ得ることは、当業
者にとって明らかであろう。
【００１９】前記スイッチ１４はケーシング１２の内部
に配設されているから、実際上、湿気が内部に入り込
み、スイッチ１４，ＣＰＵ２８又は他の構成部品に影響
を与えることは無い。
【００２０】前記スイッチ１４は、該スイッチ１４から
ＣＰＵ２８へ延びる一対のリード線４０を備えている。
従って、前記スイッチが接続状態とされ、回路が閉じら
れると、前記ＣＰＵは活性化される。そして、前記スイ
ッチが切断状態とされると、前記ＣＰＵは遮断される。
【００２１】図３〜図４ｂに示すように、前記スイッチ
１４は、使用に際し、通常時、切断状態とされている。
前記フリップ１６は、通常時、スプリング３６によって
オフ位置に位置するように付勢されている。この状態に
おいて、コンピュータはオフ状態である。マグネット１
８が斯かる位置にある際には、該マグネット１８による
磁界は、図３及び図４ａに示すように、スイッチ１４を
接続させるほど強くは無い。コンピュータをＯＮ状態と
する際には、前記フリップ１６を、前記ヒンジピン３４
回りに揺動させて内方へ押動する。そして、フリップ１
６は、図４に示す位置（以下、ＯＮ位置と記す）に保持
される。図４及び図４ｂに示すように、ＯＮ位置におい
て、前記マグネット１８は前記スイッチ１４に近接して
おり、これにより、該スイッチ１４が接続状態とされ、
コンピュータがＯＮ状態とされる。
【００２２】他の実施の形態においては、図３に示すフ
リップ１６の位置は、スイッチが接続状態とされ且つコ
ンピュータがＯＮ状態とされるＯＮ位置とされ得る。斯
かる形態においては、前記フリップ１６をオフ位置に位
置させる為に、該フリップ１６は、ケーシングの前壁部
２０と略平行になるように上方へ引っ張られる。当業者
がスイッチ，マグネット及びフリップの配置に関して種
々の変更を行えることは、本開示から明らかであろう。
斯かる全ての変更態様は、本発明の技術的範囲に包含さ
れる。
【００２３】さらに、本発明は、マグネット等の磁界発
生装置によって作動される装置に限定されないことも明
らかであろう。即ち、前記スイッチに対して状態変化を
起こさせ得る種々のエネルギーフィールドやビーム等の
使用態様も本発明に包含される。例えば、光ビーム出射
装置や適当な受光装置を使用することができる。又、磁
気歪み部材(magnetostrictive element)によって生成さ
れる超音波等の音波を使用することも可能である。
【００２４】図５は、本発明のさらに他の実施の形態に
係るアッセンブリ４０を示している。本実施の形態にお
いては、前記ケーシング１２及びフリップ１６は、単一
ユニットとして、弾性材料を介して一体形成されてい
る。前記フリップ１６は、揺動可能な弾性材料の薄片に
よって、前記ケーシング１２に連結されている。
【００２５】図６は、本発明のさらに他の実施の形態に
係るアッセンブリ６０を示している。本実施の形態に係
るアッセンブリ６０は、ケーシング１２の側壁部２４に
対して接離自在に支持されたボタン６２を有している。
前記マグネット１８は、該ボタン６２の背面に固着され
ている。より詳しくは、ケーシング１２は、側壁部２４
から外方へ延びるスプリング収容室６４を有している。
前記ボタン６２は、基端部が前記スプリング収容室６４
に進退自在に収容され、且つ、先端部が外方へ延在する
ように構成されている。前記スプリング収容室６４に
は、前記ボタン６２を外方へ付勢するスプリング６６が
収容されており、これにより、前記ボタン６２を操作し
ない通常時においては、前記ボタン６２に固着された前
記マグネット１８が前記スイッチ１４から離間されて、
該スイッチ１４が切断状態に保持されるようになってい
る。これに対し、前記ボタン６２を内方（ケーシング１
２の側壁部２４へ向けて）押動すると、これにより、前
記マグネット１８による磁界によって前記スイッチがＣ
ＰＵを起動させて、コンピュータがＯＮ状態とされる。
【００２６】このように、本発明においては、直接にス
イッチを手動操作する代わりに、磁界等のエネルギーフ
ィールドによって状態変化されるスイッチをケーシング
の内部に配設しており、これにより、耐候性を向上させ
ることができる。好ましくは、前記マグネットは、該マ
グネットによる磁界がスイッチに作用しない第１位置
と、該磁界がスイッチに作用する第２位置との少なくと
も２つの位置をとり得るように、ケーシングの外方にお
いて移動可能に支持される。なお、ケーシングの外方に
おいて移動可能に支持されるとは、マグネット１８がケ
ーシング１２の外方に位置し、何らかの手段（例えば、
フリップ，ボタン，ヒンジ等）によって前記ケーシング
１２に連結され、且つ、該ケーシング１２に対して相対
移動可能とされていることを意味する。
【００２７】本明細書で示した本発明の前記各実施の形
態は単なる例示であり、当業者は、本発明の要旨から逸
脱することなく、前記実施の形態に多枝いて種々の変更
・変形を施すことができる。特許請求の範囲によって画
されるように、斯かる種々の変更・変形態様は全て、本
発明の技術的範囲内に包含される。
【００２８】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ケーシ
ング内に配設されたスイッチ等の部品をケーシング外部
の湿気から有効に保護しつつ、戦記スイッチを簡便にＯ
Ｎ／ＯＦＦさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、サイクルコンピュータが固着された一
対のサイクルハンドルバーの概略図である。
【図２】図２は、本発明の第１実施の形態に係るスイッ
チアッセンブリ及びサイクルコンピュータの斜視図であ
る。
【図３】図３は、図２における3-3線に沿った断面図で
あり、ケーシング内部空間に配設されたスイッチ及び切
断位置にあるフリップを示している。
【図４】図４は、図３と同様の断面図であり、フリップ
が接続位置にある状態を示している。
【図４ａ】図４ａは、マグネットがスイッチから離間さ
れ、スイッチが切断状態とされている様子を示す模式図
である。
【図４ｂ】図４ｂは、マグネットがスイッチに近接さ
れ、スイッチが接続情愛とされている様子を示す模式図
である。
【図５】図５は、本発明の実施の形態２に係るスイッチ
アッセンブリの断面図である。
【図６】図６は、本発明の実施の形態３に係るスイッチ
アッセンブリの断面図である。
【符号の説明】
１０ スイッチアッセンブリ １２ ケーシング １４ スイッチ １６ フリップ １８ マグネット ２０ 前壁部 ２０ａ スクリーン ２２ 後壁部 ２４ 側壁部 ２８ ＣＰＵ ３０ 対向部材 ３４ ヒンジピン ６２ ボタン

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ケーシングと、 前記ケーシング内に配設された磁気検知スイッチと、 前記ケーシングの外方において、該ケーシングに対して
    相対移動し得るように移動自在に支持されたマグネット
    とを備え、 前記マグネットは、該マグネットによる磁界が前記スイ
    ッチに対して作用しない第１位置と、該マグネットによ
    る磁界が前記スイッチに対して作用する第２位置とを含
    む少なくとも２つの位置に配置され得るように構成され
    ていることを特徴とするスイッチアッセンブリ。
  2. 【請求項２】 前記ケーシングの外面に揺動自在に支持
    されたフリップをさらに備え、 前記マグネットは、該フリップに固着されていることを
    特徴とする請求項１に記載のスイッチアッセンブリ。
  3. 【請求項３】 前記ケーシングは、共働下にケーシング
    内部空間を囲繞する前壁部，後壁部及び複数の側壁部を
    備えており、 前記スイッチは、前記ケーシング内部空間に配設されて
    いることを特徴とする請求項２に記載のスイッチアッセ
    ンブリ。
  4. 【請求項４】 前記スイッチは、前記ケーシングの第１
    側壁部に固着されており、 前記フリップが前記マグネットを第１位置に保持するよ
    うに、前記フリップは、前記第１側壁部の近傍において
    前記ケーシングに揺動自在に支持されていることを特徴
    とする請求項３に記載のスイッチアッセンブリ。
  5. 【請求項５】 前記フリップは、ヒンジピンを介して、
    前記ケーシングの外面に揺動自在に支持されており、 前記ヒンジピンには、前記マグネットを第１位置に保持
    するように前記フリップを付勢するスプリングが配設さ
    れていることを特徴とする請求項２に記載のスイッチア
    ッセンブリ。
  6. 【請求項６】 前記ヒンジピンは、前記ケーシングの外
    面から延びる２つの対向部材に支持されていることを特
    徴とする請求項５に記載のスイッチアッセンブリ。
  7. 【請求項７】 前記ケーシング及び前記フリップは、単
    一ユニットとして形成されており、 通常時において前記マグネットを第１位置に保持すべく
    前記フリップが付勢されるように、該フリップは弾性片
    によって前記ケーシングに連結されていることを特徴と
    する請求項２に記載のスイッチアッセンブリ。
  8. 【請求項８】 前記マグネットは、前記ケーシングの外
    面に移動自在に連結されたボタンに固着されていること
    を特徴とする請求項１に記載のスイッチアッセンブリ。
  9. 【請求項９】 前記ボタンは、スプリングによって前記
    スイッチから離間する方向へ付勢されており、 該スプリングは、前記マグネットが第１位置に保持され
    るように、常時、前記ボタンを付勢していることを特徴
    とする請求項８に記載のスイッチアッセンブリ。
  10. 【請求項１０】 a)スクリーンを有するケーシングと、 b)前記ケーシング内に配設された電気回路と、 c)前記ケーシングに対して相対移動し得るように、該ケ
    ーシングの外方において該ケーシングに相対移動自在に
    支持されたマグネットとを備え、 前記電気回路は、 i)前記ケーシング内に配設された磁気検知スイッチと、 ii)前記スイッチ及びスクリーンに電気的に接続された
    プロセッサとを有し、 前記マグネットは、該マグネットによる磁界が前記スイ
    ッチに作用しない第１位置と、該マグネットによる磁界
    が前記スイッチに作用する第２位置とを含む少なくとも
    ２つの位置に位置し得るようにされ、 前記電気回路は、前記マグネットが第１位置に位置する
    際に切断状態とされ、且つ、前記マグネットが第２位置
    に位置する際に接続状態とされることを特徴とするサイ
    クルコンピュータ。
  11. 【請求項１１】 前記ケーシングの外面に揺動自在に支
    持されたフリップをさらに備え、 前記マグネットは、該フリップに固着されていることを
    特徴とする請求項１０に記載のサイクルコンピュータ。
  12. 【請求項１２】 前記スイッチは、前記ケーシングの第
    １側壁部に固着されており、 前記フリップが前記マグネットを第１位置に保持するよ
    うに、前記フリップは、前記第１側壁部の近傍において
    前記ケーシングに揺動自在に支持されていることを特徴
    とする請求項１１に記載のサイクルコンピュータ。
  13. 【請求項１３】 a)共働下にケーシング内部空間を形成
    する前壁部，後壁部及び複数の側壁部と、該複数の側壁
    部における第１側壁部から外方へ延びる一対の対向部材
    とを有し、前記前壁部がスクリーンを有するように構成
    されたケーシングと、 b)前記ケーシング内に配設された電気回路と、 c)前記対向部材の間に延びるヒンジピンによって前記ケ
    ーシングに揺動自在に支持されたフリップと、 d)前記ヒンジピン上に配設され、前記フリップが所定位
    置に位置するように該フリップを付勢するスプリング
    と、 e)前記フリップに固着されたマグネットとを備え、 前記電気回路は、 i)前記ケーシングの第１側壁部に固着された磁気検知ス
    イッチと、 ii)前記スイッチ及びスクリーンに電気的に接続された
    プロセッサとを有し、 前記フリップは、前記マグネットによる磁界が前記スイ
    ッチに作用しない第１位置と、前記マグネットによる磁
    界が前記スイッチに作用する第２位置とを含む少なくと
    も２つの位置に前記マグネットを位置させるように構成
    されていることを特徴とするサイクルコンピュータ。
  14. 【請求項１４】 a)共働下にケーシング内部空間を形成
    する前壁部，後壁部及び複数の側壁部を有するケーシン
    グと、前記複数の側壁部における第１側壁部から外方へ
    延びるボタンハウジングとを有し、前記前壁部にはスク
    リーンが備えられたケーシングと、 b)前記ケーシング内に配設される電気回路と、 c)前記ボタンハウジングに移動自在に連結されたボタン
    と、 d)前記ボタンハウジング内に配設され、前記ボタンを外
    方へ向けて付勢するスプリングと、 e)前記ボタンに固着されたマグネットとを備え、 前記電気回路は、 i)前記ケーシングの第１側壁部に固着された磁気検知ス
    イッチと、 ii)前記スイッチ及びスクリーンに電気的に接続された
    プロセッサとを有し、 前記ボタンは、前記マグネットによる磁界が前記スイッ
    チに作用しない第１位置と、前記マグネットによる磁界
    が前記スイッチに作用する第２位置とを含む少なくとも
    ２つの位置に前記マグネットを位置させるように構成さ
    れていることを特徴とするサイクルコンピュータ。
  15. 【請求項１５】 a)共働下にケーシング内部空間を形成
    する前壁部，後壁部及び複数の側壁部を有するケーシン
    グを有し、前記前壁部にはスクリーンが備えられたケー
    シングと、 b)前記ケーシング内に配設される電気回路と、 c)弾性材料片によって前記ケーシングに揺動自在に連結
    され、且つ、該弾性材料片によって所定位置に位置する
    ように付勢されるフリップと、 d)前記フリップに固着されたマグネットとを備え、 前記電気回路は、 i)前記ケーシングにおける前記複数の側壁部のうちの第
    １側壁部に固着された磁気検知スイッチと、 ii)前記スイッチ及びスクリーンに電気的に接続された
    プロセッサとを有し、 前記フリップは、前記マグネットによる磁界が前記スイ
    ッチに作用しない第１位置と、前記マグネットによる磁
    界が前記スイッチに作用する第２位置とを含む少なくと
    も２つの位置に前記マグネットを位置させるように構成
    されていることを特徴とするサイクルコンピュータ。
  16. 【請求項１６】 ケーシング内に収容されたサイクルコ
    ンピュータを起動させる方法であって、 前記ケーシング内に、前記サイクルコンピュータと電気
    的に接続された電気回路を備える工程と、 前記ケーシング内に、前記電気回路の切断状態／導通状
    態を切り換える磁気検知スイッチを備える工程と、 前記スイッチに対して接離し得るように、前記ケーシン
    グの外方に備えられたマグネットを、前記スイッチから
    所定距離離間された位置に配設する工程と、 前記スイッチに対してマグネットを移動させて、前記ス
    イッチを切断状態から導通状態に変化させる工程とを含
    むことを特徴とするサイクルコンピュータの起動方法。
  17. 【請求項１７】 前記サイクルコンピュータを自転車に
    固定する工程を、さらに含むことを特徴とする請求項１
    ６に記載のサイクルコンピュータの起動方法。
  18. 【請求項１８】 ケーシングと、 該ケーシング内に配設された磁気検知スイッチと、 前記磁気検知スイッチとの離間距離に応じて該スイッチ
    に状態変化を起こさせる磁界源とを備え、 前記磁界源は、常時、前記磁気検知スイッチから離間す
    る方向へ付勢されており、且つ、外部操作に基づき該付
    勢力に抗して前記磁気検知スイッチに近接させ得るよう
    に構成されていることを特徴とするスイッチアッセンブ
    リ。
  19. 【請求項１９】 前記磁界源は、前記ケーシングの外方
    に配設されていることを特徴とする請求項１９に記載の
    スイッチアッセンブリ。
  20. 【請求項２０】 前記ケーシング内には、前記磁気検知
    スイッチによって作動される装置が配設されていること
    を特徴とする請求項１８又は１９に記載のスイッチアッ
    センブリ。
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