JP2002311709A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002311709A
JP2002311709A JP2001116289A JP2001116289A JP2002311709A JP 2002311709 A JP2002311709 A JP 2002311709A JP 2001116289 A JP2001116289 A JP 2001116289A JP 2001116289 A JP2001116289 A JP 2001116289A JP 2002311709 A JP2002311709 A JP 2002311709A
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toner
unit
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Shuichi Endo
修一 遠藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、操作性の向上や繰り返し操作
に対する信頼性を向上させることができる画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 装置本体に着脱可能に設けられ、感光体
1上にトナー像を形成する現像ユニット4Yと、現像ユ
ニット4Yに着脱可能に設けられ、現像ユニット4Yに
トナーを供給するトナーユニット46とを有し、現像ユ
ニット4Yとトナーユニット46との着脱方向が互いに
直交する。これにより、現像ユニット4Yの通常のセッ
ト状態でトナーユニット46のみの着脱が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものであり、
装置本体に着脱可能に設けられ、像担持体上にトナー像
を形成する現像ユニットと、該現像ユニットに着脱可能
に設けられ、該現像ユニットにトナーを供給するトナー
ユニットとを有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、装
置本体に着脱可能に設けられ、感光体等の像担持体にト
ナー像を形成する現像ユニットと、該現像ユニットに着
脱可能に設けられ、該現像ユニットにトナーを供給する
トナーユニットとを有するものが知られている。この種
の画像形成装置においては、現像ユニットが像担持体に
対向する方向と直交する方向に、現像ユニットとトナー
ユニットとをそれぞれ同方向に着脱する方式が一般的で
ある。図6は、従来の画像形成装置の一例を説明する概
略構成図である。図6に示すように、像担持体としての
ベルト状感光体100に対して、現像ユニット101は
矢印X方向に引き抜かれ、トナーユニット102は現像
ユニット101の着脱方向と同方向の矢印Y方向に引き
抜かれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように現像ユニットとトナーユニットとの着脱方向が同
方向である画像形成装置においては、現像ユニットから
トナーユニットのみを引き抜くとき、現像ユニットを抜
けないように固定しなければいけない。また、現像ユニ
ット全体を引き抜くときは、この現像ユニットの固定を
解除して、現像ユニットを引き抜く作業を行なわなけれ
ばいけない。したがって、現像ユニットを装置本体に対
して固定、またこれを解除する固定解除機構の両方が必
要となる。
【0004】また、現像ユニットからトナーユニットを
着脱する際には、トナーユニットのトナーシールの摩擦
力等により、現像ユニットの支持部に大きな荷重がかか
る。そのため、現像ユニットとトナーユニットとの着脱
方向が同方向である場合には、現像ユニットを支持する
特別な支持部の設置、該支持部の補強が必要となり、上
記現像ユニットの固定解除機構の強度を高くする必要が
ある。そのために、スペースやコストアップも生じる。
【0005】現像ユニット全体を引き抜くための大きな
開口が装置手前側の側板に必要になるため、現像ユニッ
トの支持部の強度を高めるための面板が追加される方法
がとられた場合には、通常セット時やトナーユニットの
みを引き抜く時はネジ等により現像ユニットを上記面板
に固定し、現像ユニットを引き抜く時はネジを工具で外
す等の手作業により上記面板を外す必要があり非常に手
間がかかる。
【0006】図6に示すように、現像ユニットを該現像
ユニットが像担持体に対向する方向と直交する方向に着
脱する場合、現像ユニットの現像剤担持体が像担持体に
接触する虞があるため、着脱の際に現像ユニットを安全
な位置に離す特別な機構が必要となる。現像ユニット全
体を引き抜くときのみ、現像ユニットの位置を解除レバ
ー等で移動する方法がとられた場合には、通常セット時
における現像ユニットと像担持体との位置関係を維持す
るために高い精度も要する。
【0007】さらに、装置本体に現像ユニットとトナー
ユニットとが固定されている状態で、ユーザーが誤って
トナーユニットのみを引き抜くつもりで力を加えた場合
には、現像ユニットを介して現像ユニットを固定してい
る装置本体にその力がかかり、装置の破損や変形という
不具合が生じることも想定される。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、簡単な構成で、操作
性の向上や繰り返し操作に対する信頼性を向上させるこ
とができる画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、装置本体に着脱可能に設けら
れ、像担持体上にトナー像を形成する現像ユニットと、
該現像ユニットに着脱可能に設けられ、該現像ユニット
にトナーを供給するトナーユニットとを有する画像形成
装置において、上記現像ユニットと上記トナーユニット
の着脱方向が直交することを特徴とするものである。
【0010】この画像形成装置においては、トナーユニ
ットの着脱方向が現像ユニットの着脱方向と直交する方
向になっているので、現像ユニットの通常のセット状態
でトナーユニットのみの着脱が可能となる。したがっ
て、トナーユニットと現像ユニットの着脱方向が同方向
である場合に必要とする現像ユニットの固定解除機構が
不要である。また、トナーユニットの着脱方向が現像ユ
ニットの着脱方向と直交する方向になっているので、ト
ナーユニットを着脱する際に現像ユニットにかかる力
を、該現像ユニットを支持している本体で受けることが
でき、現像ユニットを支持する特別な支持部の補強が不
要である。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記現像ユニットの着脱方向は、該現像ユ
ニットが上記像担持体に対向している方向であることを
特徴とするものである。
【0012】この画像形成装置においては、現像ユニッ
トを像担持体と対向する方向に着脱するので、現像ユニ
ットを着脱する際、現像ユニットが像担持体に接触しな
いように現像ユニットを像担持体から離す特別な機構を
設ける必要がない。また、現像ユニットとトナーユニッ
トの着脱方向が直交するので、請求項1で説明したよう
に、現像ユニットからトナーユニットを着脱する際に現
像ユニットにかかる力を、該現像ユニットを支持してい
る本体で受けることができる。したがって、現像ユニッ
トを支持する支持部や現像ユニット自身の補強を必要と
せず、現像ユニットからトナーユニットを着脱する際、
特に現像ユニットにトナーユニットを装着する際、像担
持体方向に大きな荷重がかかって現像ユニットと像担持
体との位置関係が損なわれることを防止することができ
る。
【0013】また、請求項3の発明は、請求項1の画像
形成装置において、上記現像ユニットを上記像担持体に
対向している方向へ接離、もしくは該像担持体とのギャ
ップを変化させるように移動させる接離移動手段を備え
ることを特徴とするものである。
【0014】この画像形成装置においては、現像ユニッ
トが接離移動手段により像担持体と対向する方向に移動
し停止時の衝撃を受けても、トナーユニットの着脱方向
が現像ユニットの着脱方向に対して直交する方向なの
で、トナーユニットの位置がずれにくい。したがって、
現像ユニットにトナーを供給するトナーユニットの開口
部に十分なトナーシール性を確保でき、トナーユニット
の開口部からのトナー漏れを防止することができる。ま
た、トナーユニットの着脱方向が現像ユニットの着脱方
向に対して直交する方向なので、現像ユニットの接離移
動手段の設置が容易で該接離移動手段の強度アップも必
要なく、現像ユニットからトナーユニットを着脱する操
作が現像ユニットの接離移動に悪影響を与えることがな
い。
【0015】また、請求項4の発明は、請求項1の画像
形成装置において、上記現像ユニットは装置本体側面側
方向に着脱可能であり、上記トナーユニットは装置本体
前面側方向に着脱可能であることを特徴とするものであ
る。
【0016】この画像形成装置においては、交換頻度の
高いトナーユニットを装置本体前側から着脱操作するの
で、より操作性が向上する。
【0017】請求項5の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記現像ユニットが上記トナーユニットと
一体に着脱可能であることを特徴とするものである。
【0018】この画像形成装置においては、現像ユニッ
トの着脱操作の際、現像ユニットとトナーユニットとの
連結部が露出しないため、現像ユニットの着脱操作によ
るトナー飛散を防止することができる。
【0019】請求項6の発明は、請求項3の画像形成装
置において、上記現像ユニットが装置の非稼動時には付
勢手段により上記像担持体から離間した位置に固定され
ていることを特徴とするものである。
【0020】この画像形成装置においては、現像ユニッ
トやトナーユニットを着脱する際、装置の開口部に対応
した位置に現像ユニットを移動させて固定させることが
できるので、現像ユニットやトナーユニットの着脱を簡
単に行うことができる。また、トナーユニットの交換の
際、現像ユニットのがたつきがないので、トナーユニッ
トの位置合わせも簡単に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したカラー画
像形成装置の一実施形態について説明する。図1は、本
実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する概略構成
図である。まず、図1を用いて、画像形成装置の構成及
び動作について説明する。像担持体としてのベルト状感
光体1は、時計回り方向に回転駆動されながら、帯電手
段としての帯電ローラ2により一様に帯電された後、光
書き込み手段3により画像情報に基づきレーザ光LDに
より走査露光されて表面に静電潜像が形成される。ここ
で露光する画像情報は、所望のフルカラー画像をマゼン
タ、シアン、イエロー、黒の色情報に分解した単色の画
像情報である。感光体1上に形成された静電潜像は、後
述の現像ユニット4により各々の所定の現像剤としての
マゼンタ、シアン、イエロー、黒トナーで現像され、こ
れにより感光体1上に各色画像が形成される。
【0022】感光体1上に形成された各色画像は、反時
計周り方向に回転駆動される中間転写ベルト5上にマゼ
ンタ、シアン、イエロー、黒の単色毎、一次転写バイア
スローラ6によって順次重ね転写される。中間転写ベル
ト5上に重ねあわされたマゼンタ、シアン、イエロー、
黒の画像は、二次転写バイアスローラ7によって給紙カ
セット8から給紙された転写紙に一括転写される。転写
終了後の転写紙は、定着装置9によりトナー像が定着さ
れフルカラープリンタとして機外に排出される。
【0023】なお、中間転写ベルト5に転写されなかっ
た感光体1上のトナーは、感光体クリーニングユニット
10のクリーニングブレード10aにより除去される。
また、転写紙上に転写されなかった中間転写ベルト5上
のトナーは、中間転写ベルトクリーニングユニット11
により除去される。
【0024】次に、上記現像ユニット4について詳細に
説明する。上記現像ユニット4は、マゼンタトナーから
なる一成分現像剤を収容するM現像ユニット4Mと、シ
アントナーからなる一成分現像剤を収容するC現像ユニ
ット4Cと、イエロートナーからなる一成分現像剤を収
容するY現像ユニット4Yと、ブラックトナーからなる
一成分現像剤を収容するK現像ユニット4Kと、M現像
ユニット4M、C現像ユニット4C、Y現像ユニット4
Y、K現像ユニット4Kの選択された現像ユニットを図
中左右方向に移動させ、該現像ユニットを感光体1に対
し接離動作を行う図示しない接離移動手段等で構成され
ている。以下、M現像ユニット4M、C現像ユニット4
C、Y現像ユニット4Y、K現像ユニット4Kの内部構
造は同様であるので、Y現像ユニット4Yを例にとって
説明する。
【0025】図2は、Y現像ユニット4Yの内部構造を
説明する概略構成図である。図2に示すように、Y現像
ユニット4Yは、感光体1表面の静電潜像を現像するた
めに現像剤を表面に担持して回転する現像ローラ40、
現像ローラ40にトナーを予備帯電させながら供給する
トナー供給ローラ41、現像ローラ40のトナー付着量
を規制しかつトナーを本帯電させるローラ状トナー層規
制部材42、トナー層規制部材の表面のトナーを掻き落
とす掻き落とし部材43、トナーを現像ユニット外部に
漏れ出ないように収納するトナーホッパ44、トナーホ
ッパ44内のトナーをトナー供給ローラ41に搬送する
トナー搬送部材45、Y現像ユニット4Yに着脱可能に
設けられ、トナーホッパ44内のトナーの残量に応じて
新しくトナーをトナーホッパ44に供給するトナーユニ
ット46、トナーユニット46の内部からトナーホッパ
44内にトナーを送り出す羽状のアジテータ47、48
から構成されている。
【0026】上記現像ローラ40は感光体の進行方向
(図2で下→上)と同方向、すなわち図2で時計回りの
方向に、感光体1に対して線速比1.1〜2.0倍速程
度で回転している。上記トナー供給ローラ41は現像ロ
ーラ40に所定のニップをもって接触し、相対線速差を
持つように時計回りもしくは反時計回り方向に回転し、
該トナー供給ローラ41上のトナーを該ニップ内で現像
ローラ40表面に擦りつけることで該トナーを予備摩擦
帯電させながら供給する。このトナー供給ローラ41
は、金属芯金とポリウレタン、シリコン、EPDM、ポ
リカーボネートなどの発泡材から構成されている。上記
トナー搬送部材45は、時計回りもしくは反時計回り方
向に回転可能で、回転によってトナーを供給ローラ41
に送り出す。上記トナー層規制部材42は現像ローラ4
0に対して所定の荷重で当接していて、そのニップにト
ナー供給ローラ41より供給されてきたトナーを通過さ
せることで、トナー通過量を一定に整えて、また現像ロ
ーラ40表面のスラスト方向位置によらず均一なトナー
層を形成する。現像ローラ40とトナー層規制部材42
との間を通過したトナーは、現像ローラ40とトナー層
規制部材42との双方の表面と摩擦帯電されるので、感
光体1への現像に供されるトナーは安定した帯電量を持
つことができ、濃度の安定した地肌汚れの無い現像を行
うことができる。
【0027】上記トナーユニット46は、トナーユニッ
ト46内のトナーをアジテータ47、48でトナー供給
口49からトナーホッパ44側へ押し出し、トナーホッ
パ44内のトナー残量に応じてトナーを供給する。上記
アジテータ47、48を回転させる為の駆動(ギア駆動
列)手段は、図示していないが、トナーユニット46の
奥側に配置していて、Y現像ユニット4Yの駆動手段か
ら派生したギアと噛み合って、回転駆動力を得ることが
できるように構成されている。なお、ここではベルト状
の感光体1を図示しているが、現像ローラの硬度を低く
抑えることで、ドラム状感光体を用いることが出来る。
【0028】ところで、本実施形態に係る画像形成装置
においては、上述した現像ユニット4とトナーユニット
46の交換に際して、現像ユニット4の着脱方向とトナ
ーユニット46の着脱方向とが直交するようにしたこと
を特徴とするものである。図3は、画像形成装置の概略
構成を説明する斜視図である。図3に示すように、この
画像形成装置は、トナーユニット46の交換の際には、
操作側となる装置本体の前側側面(図1中右側)にある
前カバー51を開いて矢印A方向にトナーユニット46
の着脱を行う。また、現像ユニット4の交換の際には、
装置本体の片側側面(図1中手前側)にある横カバー5
2を開いて矢印B方向にトナーユニット46も一体とな
った現像ユニット4(図示の例ではY現像ユニット4
Y)の着脱を行う。
【0029】トナーユニット46は現像ユニット4に比
べ交換頻度が高いため、上述したように、装置前側から
トナーユニット46の交換作業を可能にすることで、ユ
ーザーの交換作業が楽になり、装置が再び使用できる状
態になるまでの復帰時間が短くてすむ。
【0030】図4は、Y現像ユニット4Yが装置本体内
にセットされている状態を説明する斜視図である。図4
に示すように、このY現像ユニット4Yは、装置本体に
固定されているガイド板61に形成された横割の溝61
aに、現像ユニットケースの凸部62、トナーユニット
46の取っ手63、現像ローラ40の軸40aがスライ
ド可能に勘合された状態で装置本体に支持され、現像ロ
ーラ40が感光体1に対向するように装置本体にセット
されている。そして、Y現像ユニット4Yは、現像ロー
ラ40が感光体1に対向する方向、図中矢印C方向にス
ライドしながら、装置本体に対して着脱可能な構成とさ
れている。Y現像ユニット4Yを装置本体から着脱する
際、トナーユニット46もY現像ユニット4Yに装着さ
れた状態で抜き取られる。図4に示すように、Y現像ユ
ニット4Y内にトナーユニット46が完全に収まる構成
としたり、Y現像ユニット4Yとトナーユニット46と
の勘合をしっかりさせたりすることにより、現像ユニッ
トはトナーユニットと一体となった状態で着脱される。
これにより、Y現像ユニット4Yを着脱する際、Y現像
ユニット4Yとトナーユニット46との連結部となるト
ナー供給口49が露出することなく、トナー供給口49
からのトナー漏れを防止することができる。
【0031】また、現像ユニット4は、接離移動手段に
よって上述した着脱方向と同方向へ移動可能なように構
成されている。例えば、この接離移動手段は、Y現像ユ
ニット4Yの現像動作時には、Y現像ユニットの現像ロ
ーラ40が感光体1に接触するようにY現像ユニットを
感光体1に対向する方向へ移動させ、イエロー画像に他
の色のトナーが混じらないように他の現像ユニット4
M、4C、4Kを感光体1から所定の距離離れた位置に
移動させる。その接離移動方法としては、Y現像ユニッ
ト4Yの後ろからカムで押す方法や、現像ローラ40の
駆動時に発生するギアの引き込み力を利用してY現像ユ
ニット4Yを引き戻すようにする方法等により、選択さ
れた現像ユニット4(図示の例ではY現像ユニット4
Y)を感光体1方向へ動かし、現像ローラ40の軸40
aが両側にあるガイド板61にそれぞれ設けられたスト
ッパ64に突き当たるまで移動させ、その移動力が無く
なったときにY現像ユニット4Yを感光体1から離す。
図4では、両側にあるガイド板61の溝61aの中にそ
れぞれスプリング65を置き、ガイド板61の溝61c
に勘合している現像ユニットケースの凸部62でスプリ
ング65を受け、上記移動力が無くなったときに、スプ
リング65の付勢力によってY現像ユニット4Yを感光
体1から離し、所定位置にスプリング65の付勢力で固
定する。このとき、ガイド板61の溝61aの一部にY
現像ユニット4Yの離間方向でストッパ(図示せず)を
設け、それによってY現像ユニット4Yの移動範囲を規
制するとともに、非稼動時には所定位置でY現像ユニッ
ト4Yを固定するとよい。
【0032】なお、図4では、Y現像ユニット4Yの現
像ローラ40が感光体1と当接している位置関係を示し
ている。この状態で感光体1・現像ローラ40が駆動さ
れ、現像ローラ40に所定のバイアスが印加され、トナ
ーホッパ44内のトナーが現像ローラ40から感光体1
上の静電像に移動して感光体1上にトナー像を形成する
現像動作が行われる。ここでは、Y現像ユニット4Yと
感光体1との位置関係を保つ方法として、図4に示すよ
うに現像ローラ40の軸40aをストッパ64に突き当
てて、Y現像ユニット4Yの位置を固定し、感光体1と
現像ローラ40との食込み量を規定している。ここで
は、接触型の1成分現像方式について説明したが、この
現像方式に限定されるものではなく、2成分現像方式で
は、感光体と現像ローラの間に現像磁気ブラシで接触さ
せる様に所定のギャップを設けるとよい。また、飛翔現
像方式では感光体と現像ローラ間にトナーを飛ばすのに
適正なギャップを設けるとよい。
【0033】図5は、Y現像ユニット4Yからトナーユ
ニット46が抜き取られている状態を説明する斜視図で
ある。図5に示すように、トナーユニット46はY現像
ユニット4Yのケースで囲まれた空間に収まる形状とな
っている。そして、このトナーユニット46は、Y現像
ユニット4Yのケースに設けられた凸状のガイド66に
沿って、Y現像ユニット4Yの着脱方向とは直交する方
向に脱着可能となっている。Y現像ユニット4Yのケー
スにある凸状のガイド66は、トナーユニット46に設
けられたガイド溝46aに勘合し、トナーユニット46
がY現像ユニット4Yに装着された状態でガタツキがで
ないように、その動きを規制している。なお、Y現像ユ
ニット4Yのケース側に凹状ガイドを形成し、トナーユ
ニット46側に凸状のガイドを形成してもよい。Y現像
ユニット4Yからトナーユニット46を着脱する際、Y
現像ユニット4Yを画像形成装置本体にセットしたまま
の状態で着脱するために、図4に示すガイド板61をト
ナーユニット46の移動するスペース分だけ切り欠いて
おくと操作性が良くなる。そのときY現像ユニット4Y
の支持力が弱まるならば、ガイド板61の溝61aへの
勘合部をY現像ユニット4Yの側面に追加して、Y現像
ユニット4Y全体を支える様にするとよい。
【0034】以上説明したように、本実施形態に係る画
像形成装置においては、トナーユニット46の着脱方向
が現像ユニット4の着脱方向と直交する方向になってい
るので、現像ユニット4の通常のセット状態でトナーユ
ニット46のみの着脱が可能となる。したがって、現像
ユニット4とトナーユニット46との着脱方向が同方向
である場合に必要とする現像ユニット4の固定解除機構
が不要である。また、トナーユニット46の着脱方向が
現像ユニット4の着脱方向と直交する方向になっている
ので、トナーユニット46を着脱する際にY現像ユニッ
ト4Yにかかる力を、該現像ユニット4を支持している
装置本体で受けることができ、現像ユニット4を支持す
るガイド板61の補強や装置本体の強度や剛性を上げる
必要がない。
【0035】また、本実施形態に係る画像形成装置にお
いては、現像ユニット4を感光体1と対向する方向に着
脱することにより、現像ユニット4の着脱の際、現像ユ
ニット4の現像ローラ40が感光体1表面をこすってし
まうことがないように現像ユニットを感光体1から離す
特別な手段を設ける必要がない。また、上述したよう
に、現像ユニット4とトナーユニット46の着脱方向を
直交するようにようにしたので、現像ユニット4にトナ
ーユニット46を装着する際、感光体1の方向に大きな
荷重がかかり、感光体1と現像ローラ40との位置関係
が損なわれることを防止することができる。これに対
し、トナーユニット46を現像ユニット4の着脱方向と
同方向に感光体1に対向する方向に装着する場合には、
現像ユニット4とトナーユニット46の勘合をしっかり
確保するためにトナーユニット46を最後強めに押しこ
むため、現像ユニット4の感光体1方向のストッパ64
に大きな荷重がかかり、現像ユニット4にたわみが発生
し、感光体1と現像ユニット4との位置関係が変化しや
すく、現像ギャップや現像ニップを損なうことになる。
そのため、Y現像ユニット4Yとトナーユニット46と
を感光体1に対向する方向に同方向に着脱する場合に
は、Y現像ユニット4Yの支持部やY現像ユニット4Y
自身の強度アップが必要となり、そのためのスペースや
コストアップが生じてしまう。
【0036】また、本実施形態に係る画像形成装置にお
いては、4色の現像ユニット4M、4Y、4C、4Kが
それぞれ接離移動手段により装置本体内で感光体1と対
向する方向に接離移動し順番に現像動作を行うが、トナ
ーユニット46の着脱方向が現像ユニット4の着脱方向
に対して直交する方向なので、トナーユニット46の位
置がずれにくい。したがって、現像ユニット4にトナー
を供給するトナーユニット46の開口部に十分なトナー
シール性を確保でき、トナーユニット46の開口部から
のトナー漏れを防止することができる。また、トナーユ
ニット46の着脱方向が現像ユニット4の着脱方向に対
して直交する方向なので、現像ユニット4の接離移動手
段の設置が容易で該接離移動手段の強度アップも必要な
く、現像ユニット4からトナーユニット46を着脱する
操作が現像ユニット4の接離移動に悪影響を与えること
がない。これに対し、現像ユニット4とトナーユニット
46との着脱方向が同方向であると、現像ユニット4の
移動によりストッパ64による停止時の衝撃を受け、ト
ナーユニット46の位置が僅かにずれて、現像ユニット
4とトナーユニット46との連結部となるトナー供給口
49からトナーが漏れやすくなったり、装置側面に現像
ユニット4を移動させるためスプリング65等の付勢手
段を配置しずらくなったり、接離移動手段の強度アップ
を上述した理由から高める必要がでてきてしまう。
【0037】なお、本実施形態に係る画像形成装置にお
いては、現像ユニット4を装置本体の側面から着脱し、
トナーユニット46を装置本体の前面から着脱する構成
のものについて説明したが本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば現像ユニットを装置本体側面から、
トナーユニットを装置上面から着脱するような構成、ま
た現像ユニットを装置前面からトナーユニットを装置側
面から着脱するような構成等でも、現像ユニットの固定
解除機構の付加や、現像ユニットの支持部及び固定解除
機構の高強度化を必要としないで、現像ユニットの通常
のセット状態でトナーユニットのみの着脱が可能とな
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、現像ユ
ニットとトナーユニットとの着脱方向が直交するので、
現像ユニットの通常のセット状態でトナーユニットの着
脱が可能で、操作性の向上や繰り返し操作に対する信頼
性を向上させることができるという優れた効果がある。
【0039】特に、請求項2の発明によれば、現像ユニ
ットの着脱の際に現像ユニットを像担持体から離す特別
な機構を設ける必要がなく、また現像ユニット支持部や
現像ユニット自身の強度アップを必要とせず、現像ユニ
ットにトナーユニットを装着する際に現像ユニットと像
担持体との位置関係が損なわれることを防止することが
できるという優れた効果がある。
【0040】また、請求項3の発明によれば、現像ユニ
ットが像担持体と対向する方向に移動して停止時の衝撃
を受けても、トナーユニットの開口部からのトナー漏れ
を防止することができ、トナーユニットの着脱操作が現
像ユニットの接離移動に悪影響を与えることがないとい
う優れた効果がある。
【0041】また、請求項4の発明によれば、トナーユ
ニットの着脱操作の操作性が向上するという優れた効果
がある。
【0042】また、請求項5の発明によれば、現像ユニ
ットの着脱操作によるトナー飛散を防止することができ
るという優れた効果がある。
【0043】また、請求項6の発明によれば、現像ユニ
ットやトナーユニットの着脱を簡単に行うことができ、
トナーユニットの位置合わせも簡単に行うことができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るカラー画像形成装置の構成を説
明する概略構成図。
【図2】同画像形成装置の現像ユニットの内部構造を説
明する概略構成図。
【図3】同画像形成装置の概略構成を説明する斜視図。
【図4】同現像ユニットが装置本体にセットされている
状態を説明する斜視図。
【図5】同現像ユニットからトナーユニットが抜き取ら
れている状態を説明する斜視図。
【図6】従来の画像形成装置の構成を説明する斜視図。
【符号の説明】
1 感光体 4 現像ユニット 4Y イエロー現像ユニット 40 現像ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に着脱可能に設けられ、像担持体
    上にトナー像を形成する現像ユニットと、該現像ユニッ
    トに着脱可能に設けられ、該現像ユニットにトナーを供
    給するトナーユニットとを有する画像形成装置におい
    て、 上記現像ユニットと上記トナーユニットの着脱方向が直
    交することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記現像ユニットの着脱方向は、該現像ユニットが上記
    像担持体に対向している方向であることを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の画像形成装置において、 上記現像ユニットを上記像担持体に対向している方向へ
    接離、もしくは該像担持体とのギャップを変化させるよ
    うに移動させる接離移動手段を備えることを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1の画像形成装置において、 上記現像ユニットは装置本体側面側方向に着脱可能であ
    り、上記トナーユニットは装置本体前面側方向に着脱可
    能であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1の画像形成装置において、 上記現像ユニットが上記トナーユニットと一体に着脱可
    能であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項3の画像形成装置において、 上記現像ユニットが装置の非稼動時には付勢手段により
    上記像担持体から離間した位置に固定されていることを
    特徴とする画像形成装置。
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