JP2002311349A - 光スイッチ装置およびその清掃方法 - Google Patents

光スイッチ装置およびその清掃方法

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JP2002311349A
JP2002311349A JP2001114904A JP2001114904A JP2002311349A JP 2002311349 A JP2002311349 A JP 2002311349A JP 2001114904 A JP2001114904 A JP 2001114904A JP 2001114904 A JP2001114904 A JP 2001114904A JP 2002311349 A JP2002311349 A JP 2002311349A
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JP
Japan
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optical fiber
cleaning
optical
switch device
holding member
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JP2001114904A
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Yoshio Yanagida
美穂 柳田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光スイッチのファイバ端面清掃作業を人手を
用いずに装置規模を大きくしないで清掃時間を含めた光
スイッチング時間を短縮する。クリーナテープを使用す
る清掃装置ではクリーナテープの無駄を減らす。 【解決手段】 光スイッチ装置は、光ファイバの移動範
囲内に清掃機構部13、14を備える。清掃動作時に
は、光ファイバ保持部材3、4は、ボード2上のガイド
溝2b、2b′に沿ってモータ7によって駆動されるワ
イヤ6により清掃機構13、14移動され、清掃機構部
と光ファイバ駆動系との協調作業によるファイバ端面清
浄化が行行われる。清掃終了後、光ファイバ保持部材
3、4は、ワイヤ6により、接続ポイントまで搬送され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光スイッチ装置と
その清掃方法に関し、特に入力信号側の光ファイバと出
力信号側の光ファイバが向かい合い、光ファイバが移動
手段を有する光スイッチ装置において光ファイバ端面を
清掃する装置を備えた光スイッチ装置とその清掃方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバを用いた光情報通信の
進歩に伴い、光コネクタによる光ファイバ接続切り替え
作業の機会が益々増加する傾向にある。光スイッチ装置
において、コネクタの切替え・切断時にゴミ等が付着し
てこの部分において伝送するべき光信号に光信損失が発
生する問題が生じている。したがって、光ファイバの接
続作業においてはファイバ端面をクリーニングし、ゴミ
等を除去しておくことが望ましい。このため、清掃方法
・過程についてのさまざまな検討がなされてきている
が、多くのものは清掃工程と接続切り替え工程が別個に
なされており、場所的にも時間的にも問題を有してい
た。そこで、この問題を解決するために色々な工夫がな
され、光スイッチ装置内に清掃装置を取り入れる装置が
提案されている。例えば、特開平2−254406号公
報(特許第2628745号)および特開平2−254
407号公報には、光スイッチ装置に光ファイバ端面清
掃装置を組み込んだ光スイッチ装置が開示されている。
これらの方法は、光ファイバの接続切り替え時におい
て、清掃工程とを同一装置内で自動的に簡便に行えると
いう長所を有している。
【0003】しかしながら、これらの方法では、全体の
構成は大きくならざるを得なかった。これは、入力側の
光ファイバと出力側の光ファイバが配列された出力ボー
ドが互いに直交する位置に配置されているため、光ファ
イバの接続切り替えも3次元に動く構成となっているた
めである。このため、余分のスペースを取り、コンパク
トな構成とすることができなかった。また、これらの従
来の技術においては、清掃工程においては接続するべき
光ファイバを取りだし、清掃場に移動し、ブラシまたは
クリーナテープ等により清掃を行い、さらに接続場所に
移動後、接続を行うもので、接続切り替えに時間を要す
るという問題を有している。また、これらの従来技術に
おいて、複数の清掃機構を設けるなどして複数の光ファ
イバを同時に清掃しようとしても光ファイバ同士が絡み
合うため、1本の光ファイバの清掃が完了した後でない
と他の光ファイバを清掃することができず、接続切り替
えに長時間を要するという問題を有している。さらに、
近年の光ファイバ通信の発展により、光ファイバ接続切
り替えの機会の増加とともに、建設コストに占める光ス
イッチ装置のコスト比率の増大も問題となってきてい
る。したがって、光ファイバの接続切り替えを、短時間
に正確に実行できる装置を安価に提供できることが今後
さらに要求されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の技術の持つこのような問題を解決することであって、
その目的としては以下のものが挙げられる。すなわち、
本発明の第一の目的は、光ファイバの接続切り替え工程
と清掃工程を短時間に実施できる光スイッチ装置および
その清掃方法を提供することである。本発明の第二の目
的は、光ファイバの接続切り替え工程と清掃工程を、大
きなスペースを取らずに実施できる光スイッチ装置を提
供することである。また、本発明の第三の目的は、上に
述べた接続切り替え工程および清掃工程を行う光スイッ
チ装置を安価に提供できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、第1の光ファイバを第1の光ファ
イバ保持部材に、第2の光ファイバを第2の光ファイバ
保持部材に、両光ファイバの端面同士が端面に垂直な方
向の0を含む微小距離を隔てた状態で向き合うように、
それぞれ保持させ、光ファイバ同士の接続の切り替え
を、少なくとも一方の光ファイバ保持部材を、両光ファ
イバの端面同士の端面に垂直な方向の距離が一定である
状態を維持しつつ、面内で移動させることにより実現で
きるようにした光スイッチ装置において、それぞれの光
ファイバの端面を清浄化することのできる清掃機構を備
えられていることを特徴とする光スイッチ装置、が提供
される。そして、好ましくは、前記第1の光ファイバ保
持部材がボードの第1に主面側に、前記第2の光ファイ
バ保持部材が前記ボードの第2の主面側に配置され、少
なくとも一方の光ファイバ保持部材が前記ボードに形成
されたガイドに沿って移動できるように構成される。
【0006】また、上記の目的を達成するため、本発明
によれば、第1の光ファイバを保持した第1の光ファイ
バ保持部材と、第2の光ファイバを保持した第2の光フ
ァイバ保持部材とを、第1、第2の光ファイバの端面同
士が端面に垂直な方向の微小距離を隔てて向き合うよう
に、対向させて配置し、少なくとも第1、第2の光ファ
イバ保持部材の一方を、第1、第2の光ファイバの端面
同士の端面に垂直な方向の距離が微小である状態を維持
しつつ、移動させて光ファイバの接続切り替えを行うよ
うに構成された光スイッチ装置の清掃方法であって、光
ファイバの接続切り替えを行うに際して、前記第1およ
び第2の光ファイバ保持部材を清掃機構部の存在する領
域に移動させて清掃を行うことを特徴とする光スイッチ
装置の清掃方法、が提供される。また、上記の目的を達
成するため、本発明によれば、第1、第2の主面に互い
に直交する第1、第2のガイド溝が形成された格子状の
ボードの第1の主面側に、第1の光ファイバを保持した
第1の光ファイバ保持部材を、前記ボードの第2の主面
側に、第2の光ファイバを保持した第2の光ファイバ保
持部材を、第1、第2の光ファイバの端面同士が端面に
垂直な方向の距離が微小である状態で向き合うように、
それぞれ配置し、第1、第2の光ファイバ保持部材をそ
れぞれ第1、第2のガイドに沿って直線的に移動させて
光ファイバの接続切り替えを行うように構成された光ス
イッチ装置の清掃方法であって、光ファイバの接続切り
替えを行うに際して、前記第1および第2の光ファイバ
保持部材を清掃機構部の存在する領域に移動させて清掃
を行うことを特徴とする光スイッチ装置の清掃方法、が
提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、実施例に即して図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施例)図1(a)は、本発明の第1の実施例
の概略の構成を示す平面図であり、図1(b)はその要
部を示す断面図である。図1(a)に示すように、接続
切り替えの対象となる一方の光ファイバ1は、光ファイ
バ保持部材3に固定され、光ファイバ保持部材3は、ボ
ード2の一方の面側(表面側とする)に配置される。他
方の光ファイバを保持する光ファイバ保持部材4は、ボ
ード2の裏面側に配置されている。図1(b)に示すよ
うに、ボード2の表・裏面には、ガイドレール2a、2
a′が形成されており、ガイドレール2a、2a′のそ
れぞれに挟まれた領域がガイド溝2b、2b′となって
いる。ガイド溝2b、2b′内を、光ファイバ1、1′
を保持した光ファイバ保持部材3、4は移動する。ガイ
ド溝2bとガイド溝2b′との交差部には、光ファイバ
の接続を行うための透孔2cが形成されている。表面側
の光ファイバ保持部材3はワイヤ6に接続されており、
ワイヤ6は、一対のプーリ10、10aに巻きつけられ
ている。一方のプーリ10に接続されたクラッチ11
は、シャフト8を介してモータ7と連結されている。他
方のプーリ10aは、固定機12に回転自在に支持され
ている。クラッチ11を"接”とすると、モータ7の回
転により、所望の光ファイバ保持部材3をガイドレール
2aに沿って移動させることが可能となる。ガイドレー
ル2aにより、光ファイバ保持部材3をスムーズに正確
に移動させることができ、また、光ファイバ保持部材3
の移動時の“ぶれ”を抑えることができる。
【0008】一方、裏面に配置された保持部材4につい
ても、同様に、モータ、シャフト、クラッチ、プーリを
含む駆動機構が用意されており、ボード2上を裏面にあ
るガイドレール2a′に沿って移動が可能である。以上
のように構成された機械式光スイッチ装置において、表
面側の光ファイバを保持する保持部材と裏面側の光ファ
イバを保持する保持部材とを、それぞれボード2上を直
交するガイドレールに沿って直線移動させることによ
り、任意の光ファイバ同士の接続切り替えを行うことが
できる。このため、従来の技術にみられたような3次元
的な広がりをなくしているため、接続切り替え装置全体
のコンパクト化を可能としている。なお、ボード上にス
ケールを刻んでおき、光ファイバ保持部材3、4を位置
検出センサを搭載しておくことにより、光ファイバの位
置を正確にコントロールすることができる。また、モー
タ7、ワイヤ6を用いた牽引機構を粗動機構としてこの
外に微動機構を設けると、より精細な位置決めを行うこ
とが可能になる。微動機構としては、圧電素子を用いた
超音波モータ、インチワーム(inchworm)駆動機構、イ
ンパクトドライブ機構を挙げることができる。また、光
ファイバ移動手段として、図1(a)に図示された方法
に代え、適宜方法を選択することができ、たとえば光フ
ァイバ保持部材に超音波モータ、リニアモータ等の自走
機構を具備させ、自走させることもできる。また、図1
(a)では、4×4のスイッチの例を示したが、スイッ
チの組み合わせ数を、任意の正の整数の組み合わせであ
るn×mの中から適宜選択することができる。
【0009】本発明においては、この光スイッチ装置に
さらに光ファイバ接続端面清掃装置を付帯させることに
より、清掃工程の簡略化および接続切り替え時間の短縮
を図ったものである。すなわち、図1(a)に示すよう
に、ボード2の2つの辺に沿って、清掃機構部13、1
4が設けられる。このうち、清掃機構部13は表面側の
光ファイバの清掃用に、清掃機構部14は裏面側の光フ
ァイバの清掃用に用いられる。清掃機構部13は、図2
の斜視図に示すように、クリーナテープ20を有し、巻
き取りリール22、供給リール23の回転によりクリー
ナテープ20をボード2に対して平行に移動させること
ができる。光ファイバ切断後に、光ファイバ保持部材3
を清掃機構部13に移動させ、テープパッド21上のク
リーナテープ20に光ファイバ1をおしあてることによ
り光ファイバ端面の清掃を行うことができる。裏面側の
光ファイバ保持部材4に対しても、同様の清掃が可能で
ある。清掃工程の終了後、光ファイバ保持部材3、4
は、それぞれ新しい接続点へ移動され新たな接続が行わ
れる。この方法では、光スイッチ装置の中にわずかな面
積の清掃機構部を設けるだけで、光ファイバの接続切り
替えの際の清掃工程が可能となる。
【0010】次に、本実施例における接続切り替え・清
掃方法についてより詳しく説明する。光ファイバ保持部
材3に固定された光ファイバ1は、モータ7の回転と共
にクリーナテープ20上に移動し清掃される。その動作
を図3のフローチャートおよび図1、図2を用いて説明
する。以下では、ボード2の表側の光ファイバ保持部材
3を中心に説明するが、裏側においても同様の動作、処
理が行われるものと理解されたい。本実施例における光
スイッチ装置は、光スイッチ制御装置から光ファイバ1
の接続を切り替えるコマンド(S1)を受けると、切替
対象となる光ファイバの接続を解除する(S2)。次
に、光ファイバの位置合わせを行うモータ7の回転数や
クラッチ11のオンオフを制御することにより光ファイ
バを清掃機構部13に移動させる(S3)。続いて、光
ファイバ1端面を清掃機構部13においてクリーニング
する(S4)。さらに、該当する表面の光ファイバ保持
部材3と裏面の光ファイバ保持部材4を新たな伝送路を
構成する場所に位置決めし光ファイバ1を接続させる
(S5)。最後にスイッチング動作完了を光スイッチ制
御装置に送信する(S6)。以上は、光スイッチの切替
動作の後に清掃動作を行うことを前提に説明をしたが、
清掃工程を省略することも可能である。光スイッチ装置
が清掃工程を省略するコマンドを受けた場合には、光フ
ァイバの接続を解除(S2)後直ちに、新接続位置に光
ファイバを移動(S5)させる。
【0011】以下に、本発明におけるクリーニング動作
の実施例について、図3、図4を参照して説明する。図
4は清掃動作のフローチャートである。本発明の光スイ
ッチ装置は図3のファイバ端面クリーニング(S4)の
状態になると、クリーニング開始コマンドをモータ7の
制御部(図示せず)とリール22、23の制御部(図示
せず)に発行する(S11)。リール制御部はクリーナ
テープ20が所定の動作をするようにリール22、23
の回転速度制御に必要な各種指令値の設定を行い(S1
2)、モータ制御部は光ファイバ1が所定の動作をする
ようにモータ7の回転速度制御に必要な各種指令値の設
定を行う(S13)。続いてクリーナテープ20と光フ
ァイバ保持部材3の移動制御を行い(S14)、指令値
に従って所定の動作を行う。清掃工程終了判定を行い
(S15)、判定条件を満足しないときにはS12に戻
ってリールおよび光ファイバ保持部材の指令値の再設定
を行い、清掃工程終了判定の条件を満足するときには光
スイッチ装置に対して清掃工程終了コマンドを発行する
(S16)。
【0012】なお、清掃工程終了判定の条件としては、
巻き取りリール22の回転量により判定、光ファイ
バ保持部材3の往復回数により判定、クリーニングチ
ェック用レーザパワーの減衰率により判定、光スイッ
チ制御部が送信した基本パターン信号に対するエラーレ
ートにより判定、などの方式がある。このうちいずれか
一つの方法により判定を行う。なお、図4においては、
リール制御司令値設定(S12)が終了後に光ファイバ保
持部材制御司令値設定(S13)を行う場合を図示した
が、S12とS13を同時に行わせること、S12とS
13を逆に行わせることなども可能である。また、ここ
ではクリーニング終了の判定(S15)を行わせたが、終
了判定(S15)を行わせずにクリーニングを完了(S
16)させることもできる。終了判定を行わずに所定の
回数S12、S13、S14を行わせることも可能であ
る。また、終了判定(S15)を行わせ、終了が判定され
るまで清掃を繰り返させたり、繰り返す回数の上限を設
定することも可能である。
【0013】続いて光ファイバ1の移動の動作について
動作説明図である図5〜図7を参照して説明する。図5
において、光ファイバ1とクリーナテープ20がそれぞ
れ一定速度で25と24の方向に進むならば、光ファイ
バ1は、クリーナテープ20上にクリーニング軌跡26
を描きながら移動する。また、クリーナテープ端に達す
ると、設定プログラムに従って戻り動作を行い、クリー
ナテープ20上を光ファイバ移動方向(25の逆方向)
に沿って移動し27の方向に移動軌跡を描く。この動作
の目標値の指令は、モータ7および巻き取りリール22
に対して生成される。この例を、動作説明図である図6
および図7を参照して説明する。図6(a)に示すよう
に、巻き取りリール22が一定の回転速度指令値に従っ
て駆動されるならば、クリーナテープ20の積算移動量
の経時変化は、図6(b)に示したような形状となる。
また光ファイバ1を駆動させるモータ7が図6(c)に
示す目標速度指令値になるように設定しておきかつクリ
ーナテープ20を一定速度で動かすと、光ファイバ1が
クリーナテープ20上に示す軌道は、図6(d)に示す
ように、テープ端方向への往復運動を行う変位軌道とな
る。また、テープクリーナの設定速度を一定にしてお
き、モータ7の回転速度を図7(a)に示すように、高
周波の正弦波の重畳された目標値に設定すると、光ファ
イバ1のクリーナテープ20上に現れる変位量は、図7
(b)に示すように、脈動した軌跡となる。このよう
に、光ファイバ1を移動させたり、移動速度を変化させ
ることにより、クリーナテープ20上への光ファイバ1
の軌跡を広く取らせることが可能になり、クリーナテー
プ20を有効に使用することができる。また、高周波を
重畳することによりモータを介して光ファイバ保持部材
に振動を与えることができ、清掃効果を高めることがで
きる。ここで、図7(a)に示すように、回転速度の切
替点で回転速度目標値を連続的につながらせるために
は、重ね合わせる正弦波の周波数f[Hz]を切替時間T
[s](往復運動の片道に要する時間)に応じて、 f=(n+1/2)/T(ここで、nは0または正の整
数) と設定する。ここでは、モータ7や巻き取りリール22
に対して一定速度で追従する目標軌道を示したが、単調
増加し単調減少する三角波軌道や時間関数のルートある
いは2乗などや正弦波の半周期やこれらの組み合わせな
ど、速度0から出発して再び速度0に戻る任意の目標値
に設定することが可能である。また、モータ7等に印加
する加振用の高周波は、図6(c)に示すような目標値
の電圧に重畳できるばかりでなく、光ファイバ保持部材
を停止状態とし、クリーナテープのみを移動させる場合
にも、印加することができる。
【0014】次に、クリーナテープ20の別の移動制御
について図8を用いて説明する。本実施例においては、
供給リール23はクリーナテープ20を巻き戻すことが
できるように構成されている。図示されないテープ位置
制御機構には、リールの積算回転数および光ファイバ保
持部材3に対する清掃履歴が記憶されている。清掃を開
始するに当たって、テープ位置制御機構は、前回および
今回清掃対象となった光ファイバ保持部材の位置から、
リール22または23の回転角度を算出する。これに基
づいて巻き取りリール22または供給リール23を所望
角度回転させて、図8に示すように、クリーナテープ2
0をテープ調整方向30に移動する。これにより、クリ
ーナテープ20の使用領域20bの終了端に光ファイバ
保持部材3が位置してからクリーニングを開始すること
ができる。したがって、スイッチング対象となった光フ
ァイバ保持部材3によらずにクリーナテープ20の未使
用領域20aの先頭から使うことができ、常に新鮮なテ
ープ領域を使用して清掃を行うことができるとともにテ
ープを有効活用できるという効果も得られる。
【0015】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例について、その要部斜視図である図9を参照して説
明する。図9に示すように、本実施例においては、巻き
取りリール22、供給リール23は、それぞれを囲うシ
ールド31、32内に配置される。これにより使用前の
クリーナテープ20に塵埃が付着することを低減する効
果が得られる。
【0016】(第3の実施例)上述の第1および第2の
実施例では、清掃時間を短縮するために、クリーナテー
プの移動速度を高めたとき、光ファイバ保持部材3、4
が清掃機構部13、14に到達した際に、光ファイバ保
持部に左右の“ぶれ”が生じる可能性がある。第3、第
4の実施例はこれに対処したものである。図10は、第
3の実施例の光ファイバ保持部材3とガイドレール2a
と清掃機構部13の形状関係を示す平面図である。図1
0に示すように、ガイドレール2aの終端部はボード2
本体の縁部と一致しており、そしてこの縁部に接してク
リーナテープ20が通っている。本実施例においては、
光ファイバ保持部材3は、その移動方向の長さがクリー
ナテープ幅の2倍以上となっている。この移動方向に長
い光ファイバ保持部材3を用いることにより、新たに装
置を設定することなく、クリーナテープの速度を高めた
ときに生じる可能性のある光ファイバ保持部材3の左右
の“ぶれ”を抑えることができる。すなわち、クリーナ
テープ20の全幅を安定して使用することができる。
【0017】(第4の実施例)図11は、本発明の第4
の実施例の光ファイバ保持部材3とガイドレール2aと
清掃機構部13の形状関係を示す平面図である。図11
に示すように、ガードレール2aは、ボード2本体から
突出してクリーナテープ20上に張り出す構造をしてお
り、光ファイバ保持部材3はボード2本体の縁部を越え
て進行することができる。この清掃機構により、クリー
ナテープの高速運転時に生じる可能性のある光ファイバ
保持部材3の左右の“ぶれ”を未然に抑えることができ
る。ここで、ガイドレール2aの突出量Tは、テープ幅
をW、光ファイバ保持部材3の移動方向の長さをLとす
るとき、T≧W+L/2とすることが望ましい。上記の
2つの実施例は、クリーナテープ20の移動速度を高め
て清掃時間を短縮させる必要があるときに、特に、有用
である。
【0018】(第5の実施例)図12(a)は、第5の
実施例における清掃機構部13の概略断面図であり、図
12(b)は、光ファイバ保持部材の交差部(すなわ
ち、接続点)での断面図である。本実施例において、光
ファイバ保持部材3、4は、断面が“凸”字状に形成さ
れており、その肩の部分が、ボード2のスライド面2
d、2d′上を摺動する。また、本実施例において、ボ
ード2のガイドレール2aは、ボード2本体の縁部から
清掃機構部へ突出している。そして、ガイドレール2a
の突出した光ファイバ保持部材3の通るガイドレール間
毎に、クリーナテープが巻きついたリール41と、リー
ル41の回転を回転方向42にのみ規制するラチェット
機構部43とを収容するクリーニングカセット40が配
置される。光ファイバの接続切り替えに際して、光ファ
イバ保持部材3は、ワイヤ6により紙面右方向に牽引さ
れて清掃機構部13に至る。同様に、ボード裏面側の光
ファイバ保持部材4は、ワイヤ6′により紙面垂直方向
に牽引されて清掃機構部(14)に至る。清掃機構部1
3において、光ファイバ保持部材3がリール41上を方
向44に移動するときリール41は回転方向42に回転
する。続いて光ファイバ保持部材3を方向45に戻すと
きにリール41は固定され、リール41に巻きついてい
るクリーナテープ上を走行して光ファイバ1の先端をク
リーニングする。なお、ラチェット式によりリールが回
転する方向は回転方向41と逆にすることもできる。本
実施例によれば、クリーナテープ搬送手段を用いること
なく清掃を行うことができる。但し、リール41を回転
軸方向に移動させる機構を設けてクリーナテープの有効
利用を図るようにしてもよい。
【0019】(第6の実施例)図13は、本発明の第6
の実施例における清掃機構部13の概略断面図である。
本実施例の図12に示した第5の実施例と相違する点
は、クリーニングカセットの構成のみである。本実施例
のクリーニングカセット40′には、巻き取りリール4
6と、巻き取りリール46の回転を回転方向42にのみ
規制するラチェット機構部43と、供給リール47と、
クリーナテープ20とが収容される。光ファイバ保持部
材3が巻き取りリール46上を方向44に移動するとき
リール46は回転方向42に回転し、供給リール47か
ら供給されるクリーナテープ20を巻き取る。続いて光
ファイバ保持部材3を方向45に戻すときに巻き取りリ
ール46は固定され、リール46に巻きついているクリ
ーナテープ上を走行して光ファイバ1の先端をクリーニ
ングする。以上の第1〜第6の実施例においては、清掃
機構は、クリーナテープを移動させる構成を有するもの
であったが、この方式に代え、クリーナテープや研磨シ
ートなどを固定しておき、移動手段を有する光ファイバ
を移動させることにより光ファイバ接続端面の清掃動作
を行うことも可能である。
【0020】(第7の実施例)図14(a)は、本発明
の第7の実施例における清掃機構部13の構成を示す模
式図であり、図14(b)は、第5の実施例を示す概略
平面図である。図14において、清掃機構部13は、図
外コンプレッサと、空気を吹き出すノズル48と、コン
プレッサとノズル48との間を接続する配管と、を有し
ている。光ファイバ1がノズル48の該当する吹き出し
口に到達したとき空気を吹き当てることにより光ファイ
バ1の先端に付着している塵埃を除去する。
【0021】(第8の実施例)図15は、本発明の第8
の実施例における清掃機構部13の模式図である。図1
5に示すように、清掃機構部13は、排気を行う図外ポ
ンプと、空気を吸引するノズル49と、ポンプとノズル
49との間を接続する配管39と、を有している。ファ
イバ1がノズル49の該当する吸引口に到達したとき空
気を吸引することによりファイバ1の先端に付着する塵
埃を除去する。また、空気吹付けまたは空気吸引機構を
持たせた光ファイバ端面清掃装置においても、空気吹付
け/吸引を光ファイバ保持部材への振動印加と同時に行
なうことも可能であり、これにより清掃効率を上げるこ
とができる。また、ノズル48、49にシャッターを設
け、清掃を行う必要のないノズルのシャッターは閉じ、
光ファイバが吹き出し口/吸引口に到達しているノズル
のみから空気の吹付け/吸引が行われるようにしてもよ
い。
【0022】(第9の実施例)図16は、本発明の第9
の実施例の概略の構成を示す平面図である。図16に示
すように、本実施例の光スイッチ装置においては、第1
の実施例において装備されていた清掃機構部13、14
に加えて、モータ7を有する駆動側にも清掃機構部13
a、14aが配置されている。そして、図示されない制
御装置は、接続切り替えのコマンドを受けると、切り替
え対象の光ファイバ保持部材13、14の、旧接続ポイ
ント→清掃機構部→新接続ポイントのトータルの移動距
離が小さくなる側の清掃機構部を決定し、これに基づい
て各光ファイバ保持部材の移動を制御する。スイッチ規
模が大きくなった場合、このように移動距離を短くして
清掃動作を行うことによりスイッチング時間を短縮する
ことが可能となる。
【0023】(第10の実施例)図17(a)は、本発
明の第10の実施例の概略の構成を示す平面図であり、
図17(b)は、図17(a)のA−A線での断面図で
ある(但し、光ファイバ保持部材の位置は異なってい
る)。図17(a)に示すように、本実施例において
は、清掃機構部13bおよび14bがボード2の中央部
を横断して設けられる。すなわち、清掃機構部13b、
14bのクリーナテープが、ボード2の中央部を十文字
に交差する。17(b)に示すように、光ファイバ保持
部材3は、ボード2に形成されたガイド溝2b内をスラ
イド面2dに接してワイヤ6に牽引されて紙面左右方向
に移動する。同様に、光ファイバ保持部材4は、ボード
2に形成されたガイド溝2b′内をワイヤ6′に牽引さ
れて紙面垂直方向に移動する。表面側の光ファイバ1を
清掃するためのクリーナテープ20は、ボード2の裏面
側に形成されたテープ溝2e内を通過する。クリーナテ
ープ20の下方にはテープパッド21が配置される。図
示されてはいないが、裏面側の光ファイバ1′を清掃す
るためのクリーナテープは、ボード2の表面側に形成さ
れたテープ溝内を通過する。光ファイバの接続切り替え
に際して、光ファイバ保持部材3は、ワイヤ6により紙
面右方向に牽引されてクリーナテープ20上に到達して
清掃される。同様に、ボード裏面側の光ファイバ保持部
材4は、ワイヤ6′により紙面垂直方向に牽引されて清
掃機構部(14b)に到達しボード2の表面側を通過す
るクリーナテープによって清掃される。本実施例によれ
ば、第1の実施例に比較して、清掃機構部から最も離れ
た光ファイバ接続ポイントまでの距離を短くすることが
できスイッチング時間を短縮することができる。第9お
よび第10の実施例は、接続切り替えするべき光ファイ
バの数が多いときに、特に有用である。
【0024】(第11の実施例)図18、図19は、光
ファイバ同士が光アッテネータを介して接続される、本
発明の第11の実施例を示す図であって、図18は概略
平面図、図19(a)は模式図、図19(b)は要部断
面図である。図18に示すように、光ファイバ保持部材
3は、ガイド溝2b内を図の左右方向に移動するが、そ
のガイド溝2bの底部をクリーナパッド50がワイヤ5
1に牽引されて図の左右方向に移動する。すなわち、ク
リーナパッド50は、光ファイバ1の下を通過できるよ
うに構成されている。そして、ガイド溝2bの最深部に
は光アッテネータが装着されている。図示はされていな
いが、光ファイバ保持部材4が通過するガイド溝2b′
の底部にもワイヤに牽引されるクリーナパッドが配備さ
れる。図19(a)に示すように、表面側の光ファイバ
保持部材3に対する清掃機構部は、光ファイバ保持部材
3と光アッテネータ59の間を通過するクリーナパッド
50と、クリーナパッド50を牽引するワイヤ51と、
ワイヤ51の巻き取り機構部52と、クリーナパッド5
0を送り出す送り出し機構部53とを有する。巻き取り
駆動部52は、ワイヤ51を巻き取る巻き取りリール5
4と、巻き取りプーリ55と、駆動系(図示せず)とを
有する。送り出し機構部53は、クリーナパッド50を
供給する供給リール56と、供給プーリ57と、駆動系
(図示せず)とを有する。裏面側の光ファイバ保持部材
4に対する清掃機構部は、光ファイバ保持部材4と光ア
ッテネータ59の間を通過するクリーナパッド60と、
クリーナパッド60を牽引するワイヤ61と、巻き取り
機構部62と、送り出し機構部(図示せず)とを有す
る。巻き取り機構部62は、巻き取りリール63と、巻
き取りプーリ64と、駆動用のモータ65と、モータ6
5と軸受け67間に渡されるシャフト66と、シャフト
66の回転の巻き取りプーリ63への伝達を制御するク
ラッチ68と、巻き取りプーリ64を回転自在に支持す
る固定機69と、を有する。なお、図示はされていない
が送り出し機構部も巻き取り機構部62とほぼ同様の構
成を有する。
【0025】図19(b)に示すように、光ファイバ保
持部材3が通過するガイド溝2bの最底部に光アッテネ
ータ59は配置される。その光アッテネータ59上をワ
イヤ51に牽引されてクリーナパッド50が通過して光
ファイバ1の端面を清掃する。裏面側の光ファイバ保持
部材4が通過するガイド溝2b′はガイド溝2b上に開
口している。そのためガイド溝2b′の最底部にアッテ
ネータ59の裏側表面は露出される。そのアッテネータ
59と光ファイバ保持部材4との間をクリーナパッド6
0が通過して光ファイバ1′の端面を清掃する。本実施
例の光スイッチ装置は、光スイッチ切り替えコマンドを
受けると、光ファイバ保持部材3、4が新たな接続ポイ
ント近傍に到達したときクリーニングコマンドを発行
し、供給リール56よりクリーナパッド50を供給し
て、巻き取りリール側に1回もしくは複数回往復させて
からクリーナパッド50を巻き取りリール側に移動させ
る。この第11の実施例では、接続直前にクリーニング
動作を行う構成となっているため、クリーニング動作か
らファイバ接続動作までの間に付着する塵埃を減らす効
果がある。なお、この第11の実施例では、ガイド溝2
bの底部に光アッテネータ59を配置していたが、これ
に代えガイド溝2b′側にこれを配置するようにしても
よい。あるいは、表面側と裏面側のボードを別体で構成
し、板状の光アッテネータを表面側と裏面側のボードで
挟み込むようにしてもよい。さらには、光アッテネータ
を削除して光ファイバ同士が直接接続されるようにして
もよい。
【0026】(第12の実施例)図20(a)は、本発
明の第12の実施例を示す模式図であり、図20(b)
はその要部断面図である。図20(a)に示すように、
表面側の光ファイバ保持部材3は、ワイヤ6に牽引され
て図の左右方向に移動し、また裏面側の光ファイバ保持
部材4も、ワイヤに牽引されて紙面の垂直方向に移動す
る。これらの光ファイバ保持部材に対する清掃機構部
は、光ファイバ保持部材3、4間を通過する両面クリー
ナパッド70と、両面クリーナパッド70を牽引するワ
イヤ51と、ワイヤ51の巻き取り機構部52と、その
送り出し機構部53とを有する。巻き取り機構部52
は、ワイヤ51を巻き取る巻き取りリール54と、巻き
取りプーリ55と、駆動系(図示せず)とを有する。送
り出し機構部53は、両面クリーナパッド70を供給す
る供給リール56と、供給プーリ57と、駆動系(図示
せず)とを有する。本実施例においては、両面クリーナ
パッド70は、各ガイド溝2b毎に配備されている。
【0027】図20(b)に示すように、光ファイバ保
持部材3が通過するガイド溝2bの最底部をワイヤ51
に牽引されて両面クリーナパッド70が通過し光ファイ
バ保持部材3の下を通ることにより光ファイバ1の端面
を掃除する。裏面側の光ファイバ保持部材4が通過する
ガイド溝2b′はガイド溝2b上に開口している。その
ためガイド溝2b′上を両面クリーナパッド70が通過
するとき両面クリーナパッド70の裏側表面はガイド溝
2b′底部に露出される。したがって、ガイドか溝の交
差部において裏面側の光ファイバ1′を清掃することが
できる。なお、図20(b)では、接続点において、光
ファイバ保持部材3、4が対峙した状態が示されている
が、光ファイバ保持部材3については必ずしもこの位置
で清掃を行う必要はなく、光ファイバ保持部材3を、光
ファイバ接続点近傍でクリーナパッド70の通るガイド
溝内をクリーナパッド70のより通りやすい位置までず
らして清掃してもよい。本実施例においては、表面側の
ガイド溝2b内を両面クリーナパッド70を通過させて
いたが、これに代え裏面側のガイド溝2b′内を通過さ
せるようにしてもよい。
【0028】(第13の実施例)図21(a)は、本発
明の第13の実施例の光ファイバ保持部材3を示す斜視
図であり、図21(b)は、本実施例の要部断面図であ
る。図21(a)に示すように、本実施例の光ファイバ
保持部材3は、断面が“凸”字状の形状をしており、光
ファイバ1の端面は光ファイバ保持部材3の頂上の面よ
り幾分突出している。そして、光ファイバ保持部材3の
頂上の面には光ファイバ1の突出部を囲むように、クリ
ーナパッド71が貼着されている。図21(b)に示す
ように、ガイド溝2b内を光ファイバ保持部材3はワイ
ヤ6に牽引されて図の左右方向に移動する。このとき、
光ファイバ保持部材3の表面に設置されたクリーナパッ
ド71はガイド溝2bの底面に接している。同様に、ガ
イド溝2b′内を光ファイバ保持部材4はワイヤ6′に
牽引されて紙面垂直方向に移動するが、この際に、光フ
ァイバ保持部材4の表面に形成されたクリーナパッド7
1′はガイド溝2b′の底面に接している。光ファイバ
保持部材3、4が相手側のガイド溝2b′、2b上に到
達すると、ガイド溝2b、2b′の底面に押圧されてい
たクリーナパッド71、71′は相手側のガイド溝2
b′、2b内に伸張する。この状態で光ファイバ保持部
材3、4が交差すると、クリーナパッド71、71′は
それぞれ相手側の光ファイバ1′、1の端面を清掃す
る。すなわち、本実施例によれば、光ファイバの接続切
り替えが行われる際に、光ファイバは新接続ポイントに
到達し、新接続が成立する直前に、接続の対象となって
いる相手側の光ファイバ保持部材が有しているクリーナ
パッドによって清掃される。本実施例によれば、清掃機
構部への移動時間がなくスイッチング時間を短縮するこ
とができるとともに、接続直前にクリーニング動作を行
うためクリーニング後から接続完了までの間に付着する
塵埃を減らす効果がある。
【0029】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜の変更が可能
なものである。たとえば、光ファイバ保持部材に振動を
与えることについて特に言及しなかった実施例において
も第1の実施例と同様の方法により加振を行うことがで
きる。また、異なる種類の清掃手段を備えるようにして
複数種の清掃手段を併用してクリーニングを行うように
してもよい。さらに、微動機構を備えた光スイッチ装置
では、微動を行いながら清掃を行うようにしてもよい。
また、実施例では、一つの接続点の切り替えのみについ
て説明したが、複数の接続点の切り替え動作および清掃
動作を並行して行うようにしてもよい。また、接続切り
替え動作と清掃動作とを並行して行うようにしてもよ
い。特に、表・裏側光ファイバ保持部材のそれぞれに対
し複数の清掃機構部を設けた場合には、複数の光ファイ
バ保持部材に対して並行に操作を行うようにする場合に
は、より効率的な装置の運用を実現することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光スイッ
チ装置は、光ファイバを平面上を移動させることによ
り、光ファイバのスイッチングを実現するとともに、そ
のスイッチング機構内に光ファイバ端面清掃手段を具備
したものであるので、清掃工程をも含めたスイッチング
を短時間で実行できると共に、清掃手段を備えた光スイ
ッチ装置をコンパクトに構成することができる。また、
簡素でコンパクトな構成になされているので、清掃手段
を備えた光スイッチ装置を安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の平面図とそのボード
の断面図。
【図2】 本発明の第1の実施例の清掃機構部の斜視
図。
【図3】 本発明の第1の実施例の動作を説明するため
のフローチャート。
【図4】 本発明の第1の実施例の清掃動作を説明する
ためのフローチャート。
【図5】 本発明の第1の実施例の動作説明図。
【図6】 本発明の第1の実施例の動作説明図。
【図7】 本発明の第1の実施例の動作説明図。
【図8】 本発明の第1の実施例の動作説明図。
【図9】 本発明の第2の実施例の清掃機構部の斜視
図。
【図10】 本発明の第3の実施例の要部平面図。
【図11】 本発明の第4の実施例の要部平面図。
【図12】 本発明の第5の実施例の要部断面図。
【図13】 本発明の第6の実施例の要部断面図。
【図14】 本発明の第7の実施例の清掃機構部の模式
図と平面図。
【図15】 本発明の第8の実施例の清掃機構部の模式
図。
【図16】 本発明の第9の実施例の平面図。
【図17】 本発明の第10の実施例の平面図。
【図18】 本発明の第11の実施例の要部平面図。
【図19】 本発明の第11の実施例の清掃機構部の模
式図と要部断面図。
【図20】 本発明の第12の実施例の清掃機構部の模
式図。
【図21】 本発明の第13の実施例の光ファイバ保持
部材の斜視図と要部断面図。
【符号の説明】
1、1′・・・光ファイバ、 2・・・ボード、
2a、2a′・・・ガイドレール、 2b、2
b′・・・ガイド溝、 2c・・・透孔、2d、2
d′・・・スライド面、 2e・・・テープ溝、
3、4・・・光ファイバ保持部材、 6、6′
ワイヤ、 7・・・モータ、8・・・シャフト、
9・・・軸受け、 10・・・プーリ、11・
・・クラッチ、 12・・・固定機、 13、
13a、13b、14、14a、14b・・・清掃機構
部、 20・・・クリーナテープ、 20a・
・・未使用領域、 20b・・・使用領域、
21・・・テープパッド、 22・・・巻き取りリ
ール、 23・・・供給リール、 24・・・
クリーナテープ走行方向、 25・・・光ファイバ
移動方向、 26・・・クリーニング軌跡、
27・・・移動軌跡方向、 30・・・テープ調整
方向、 31、32・・・シールド、38、39・
・・配管、 40、40′・・・クリーナカセッ
ト、 41・・・リール、 42・・・リール
回転方向、 43・・・ラチェット機構部、
44、45・・・光ファイバ保持部材進行方向、
46・・・巻き取りリール、 47・・・供給リー
ル、 48、49・・・ノズル、 50・・・
クリーナパッド、 51・・・ワイヤ、 52
・・・巻き取り機構部、 53・・・送り出し機構
部、 54・・・巻き取りリール、 55・・
・巻き取りプーリ、 56 供給リール、57 供
給プーリ、 59・・・光アッテネータ、 6
0・・・クリーナパッド、 61・・・ワイヤ、
62・・・巻き取り機構部、63・・・巻き取りリ
ール、 64・・・巻き取りプーリ、 65・
・・モータ、 66・・・シャフト、 67・
・・軸受け、 68・・・クラッチ、 69・
・・固定機、 70・・・両面クリーナパッド、
71・・・クリーナパッド

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光ファイバを第1の光ファイバ保
    持部材に、第2の光ファイバを第2の光ファイバ保持部
    材に、両光ファイバの端面同士が端面に垂直な方向の距
    離が0ないし微小な状態で向き合うように、それぞれ保
    持させ、光ファイバ同士の接続の切り替えを、少なくと
    も一方の光ファイバ保持部材を、両光ファイバの端面同
    士の端面に垂直な方向の距離が一定である状態を維持し
    つつ、面内で移動させることにより実現できるようにし
    た光スイッチ装置において、それぞれの光ファイバの端
    面を清浄化することのできる清掃機構が備えられている
    ことを特徴とする光スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の光ファイバ保持部材がボード
    の第1に主面側に、前記第2の光ファイバ保持部材が前
    記ボードの第2の主面側に配置され、少なくとも一方の
    光ファイバ保持部材が前記ボードに形成されたガイド溝
    に沿って移動できるように構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の光スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の光ファイバ保持部材と前記第
    2の光ファイバ保持部材とが、それぞれ複数個ずつ設け
    られていることを特徴とする請求項1または2記載の光
    スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 複数の接続点の接続切り替えが並行して
    行われるように構成されていることを特徴とする請求項
    3記載の光スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 一の光ファイバ保持部材の接続切り替え
    のための移動動作と、他の光ファイバ保持部材に対する
    清浄化動作と、が並行して行われるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項3または4記載の光スイッチ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の光ファイバ保持部材と前記第
    2の光ファイバ保持部材との内の少なくとも一方は、牽
    引により直線的に移動されることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の光スイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記牽引が、シャフトおよびプーリを介
    して駆動モータにより駆動されるワイヤにより行われる
    ことを特徴とする請求項6記載の光スイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記シャフトと前記プーリとの間にクラ
    ッチが介在していることを特徴とする請求項7記載の光
    スイッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の光ファイバ保持部材と前記第
    2の光ファイバ保持部材との内の少なくとも一方は、粗
    動移動機構と微動移動機構とにより移動されることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光スイッチ装
    置。
  10. 【請求項10】 前記清掃機構の清掃部が、前記第1、
    第2の光ファイバの内の少なくとも一方の移動範囲内に
    位置していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    に記載の光スイッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記清掃機構の清掃部が、前記第1の
    光ファイバ保持部材と前記第2の光ファイバ保持部材と
    が配置されたボードの中央部または端部に配置され、前
    記第1、第2の光ファイバの内の少なくとも一方の光フ
    ァイバ自身が前記清掃部上に移動することを特徴とする
    請求項2〜9のいずれかに記載の光スイッチ装置。
  12. 【請求項12】 前記清掃機構が、清掃部であるクリー
    ナテープと、前記クリーナテープの巻き取り/供給を行
    うリールと、前記リールを駆動する駆動モータと、前記
    駆動モータの動作を制御する制御部と、を備えているこ
    とを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の光ス
    イッチ装置。
  13. 【請求項13】 前記清掃機構のクリーナテープの巻き
    取りリールおよび供給リールとが、それぞれシールド室
    内に配置されていることを特徴とする請求項12記載の
    光スイッチ装置。
  14. 【請求項14】 前記第1、第2の光ファイバ保持部材
    の内の少なくとも一方の進行方向の長さが、前記クリー
    ナテープの幅よりも2倍以上長いことを特徴とする請求
    項12または13記載の光スイッチ装置。
  15. 【請求項15】 前記第1、第2の光ファイバ保持部材
    の内の少なくとも一方を案内するガイドレールが、前記
    クリーナテープ上に張り出すかあるいは前記クリーナテ
    ープ上を跨いでいることを特徴とする請求項12または
    13記載の光スイッチ装置。
  16. 【請求項16】 前記清掃機構が、清掃部であるクリー
    ナテープを巻き取る、若しくは、クリーナテープの巻き
    付いたリールと、このリールの一方向のみの回転を許容
    するラチェット機構と、を備え、かつ、前記第1、第2
    の光ファイバ保持部材の内の少なくとも一方が光ファイ
    バを前記クリーナテープに接触させつつ前記リールの回
    転方向に往復運動することができることを特徴とする請
    求項1〜11のいずれかに記載の光スイッチ装置。
  17. 【請求項17】 前記清掃機構が、空気を吹き出すノズ
    ルを備えていることを特徴とする請求項1〜11のいず
    れかに記載の光スイッチ装置。
  18. 【請求項18】 前記清掃機構が、空気を吸引するノズ
    ルを備えていることを特徴とする請求項1〜11のいず
    れかに記載の光スイッチ装置。
  19. 【請求項19】 前記清掃機構の清掃部が、前記第1の
    光ファイバ保持部材と前記第2の光ファイバ保持部材と
    が配置されたボードに形成された、前記第1、第2の光
    ファイバ保持部材の内の少なくとも一方が通過するガイ
    ド溝の底部を通過できるように構成されたクリーナパッ
    ドであることを特徴とする請求項2〜10のいずれかに
    記載の光スイッチ装置。
  20. 【請求項20】 前記クリーナパッドの通過する前記ガ
    イド溝の最底部には光アッテネータが埋め込まれ、前記
    クリーナパッドが前記光アッテネータと光ファイバの先
    端部間を通過することを特徴とする請求項19記載の光
    スイッチ装置。
  21. 【請求項21】 前記クリーナパッドの通過する前記ガ
    イド溝は、前記ボードの反対側の面に形成されたガイド
    溝の最底部上に開口しており、前記ボードの一方の面に
    形成されたガイド溝を通過するクリーナパッドにより、
    前記第1の光ファイバの先端部と前記第2の光ファイバ
    の先端部とを清掃することができることを特徴とする請
    求項19記載の光スイッチ装置。
  22. 【請求項22】 前記クリーナパッドが、プーリおよび
    シャフトを介してパッド牽引用モータにより駆動される
    ワイヤにより牽引されることを特徴とする請求項19〜
    21のいずれかに記載の光スイッチ装置。
  23. 【請求項23】 前記プーリと前記シャフトとの間には
    クラッチが介在しており、前記クリーナパッドの駆動/
    非駆動の選択が前記クラッチにより行えるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項22記載の光スイッチ
    装置。
  24. 【請求項24】 前記清掃機構の清掃部が、接続の相手
    側の光ファイバを保持する光ファイバ保持部材の当該光
    ファイバ保持部材が保持する光ファイバの先端部を露出
    させた先端面に設置されたクリーナパッドであることを
    特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の光スイッ
    チ装置。
  25. 【請求項25】 清掃の対象となっている光ファイバに
    対して振動を与える機構が備えられていることを特徴と
    する請求項1〜24のいずれかに記載の光スイッチ装
    置。
  26. 【請求項26】 前記振動を与える機構を、光ファイバ
    保持部材を移動させる機構が兼ねていることを特徴とす
    る請求項25記載の光スイッチ装置。
  27. 【請求項27】 清掃の対象となっている光ファイバに
    対して振動を与えるために、前記駆動モータに駆動用電
    圧に重畳して若しくは単独で加振用高周波電圧を印加で
    きるように構成されていることを特徴とする請求項7ま
    たは8記載の光スイッチ装置。
  28. 【請求項28】 第1の光ファイバを保持した第1の光
    ファイバ保持部材と、第2の光ファイバを保持した第2
    の光ファイバ保持部材とを、両光ファイバの端面同士が
    端面に垂直な方向の距離が0ないし微小な状態で向き合
    うように、対向させて配置し、少なくとも第1、第2の
    光ファイバ保持部材の一方を、第1、第2の光ファイバ
    の端面同士の端面に垂直な方向の距離が0ないし微小で
    ある状態を維持しつつ、一平面内を移動させて光ファイ
    バの接続切り替えを行うように構成された光スイッチ装
    置の清掃方法であって、光ファイバの接続切り替えを行
    うに際して、前記第1および第2の光ファイバ保持部材
    を清掃機構部の存在する領域に前記一平面内で移動させ
    て清掃を行うことを特徴とする光スイッチ装置の清掃方
    法。
  29. 【請求項29】 第1、第2の主面に互いに直交する第
    1、第2のガイド溝が形成された格子状のボードの第1
    の主面側に、第1の光ファイバを保持した第1の光ファ
    イバ保持部材を、前記ボードの第2の主面側に、第2の
    光ファイバを保持した第2の光ファイバ保持部材を、第
    1、第2の光ファイバの端面同士が端面に垂直な方向の
    距離が0ないし微小である状態で向き合うように、それ
    ぞれ配置し、第1、第2の光ファイバ保持部材をそれぞ
    れ第1、第2のガイドに沿って直線的に一平面内を移動
    させて光ファイバの接続切り替えを行うように構成され
    た光スイッチ装置の清掃方法であって、光ファイバの接
    続切り替えを行うに際して、前記第1および第2の光フ
    ァイバ保持部材を清掃機構部の存在する領域に前記一平
    面内で移動させて清掃を行うことを特徴とする光スイッ
    チ装置の清掃方法。 【求項30】 清掃がクリーナテープを光ファイバの先
    端部に接触させることによって行われるものであって、
    前記クリーナテープと光ファイバ保持部材の両方を移動
    させつつ清掃を行うことを特徴とする請求項28または
    29記載の光スイッチ装置の清掃方法。
  30. 【請求項30】 移動するクリーナテープ上で光ファイ
    バ保持部材を1回または複数回の往復動作させて光ファ
    イバ端面の清掃を行うことを特徴とする請求項30記載
    の光スイッチ装置の清掃方法。
  31. 【請求項31】 前記光ファイバ保持部材に振動を加え
    ながら光ファイバ端面の清掃を行うことを特徴とする請
    求項30または31記載の光スイッチ装置の清掃方法。
  32. 【請求項32】 光ファイバ保持部材を駆動するモータ
    に、振動印加用の高周波電圧を重畳した移動制御信号を
    印加して往復運動を行わせることを特徴とする請求項3
    2記載の光スイッチ装置の清掃方法。
  33. 【請求項33】 前記高周波電圧の周波数を、前記移動
    制御信号にて制御される往復運動時間の関数とすること
    を特徴とする請求項33記載の光スイッチ装置の清掃方
    法。
  34. 【請求項34】 前記高周波電圧の周波数をf、前記光
    ファイバ保持部材の1回の往復運動の往路に要する時間
    をTとして、周波数fが、 f=(n+1/2)/T (但し、nは0または正の整
    数) を満たすことを特徴とする請求項34記載の光スイッチ
    装置の清掃方法。
  35. 【請求項35】 一つの光ファイバに対して清掃を行う
    ことができる清掃機構部が複数個設けられており、接続
    切り替え時には接続切り替え完了までの移動距離が最短
    となる清掃機構を選択して清掃を行うことを特徴とする
    請求項28または29記載の光スイッチ装置の清掃方
    法。
  36. 【請求項36】 清掃が行われる際には、清掃が行われ
    る光ファイバを保持した光ファイバ保持部材を清掃を行
    う清掃機構部に対して移動させつつ清掃を行うことを特
    徴とする請求項28または29記載の光スイッチ装置の
    清掃方法。
  37. 【請求項37】 清掃が行われる際には、清掃が行われ
    る光ファイバを保持した光ファイバ保持部材に対して振
    動が加えられることを特徴とする請求項28または29
    記載の光スイッチ装置の清掃方法。
  38. 【請求項38】 移動が行われる光ファイバ保持部材に
    はこれを移動するための粗動機構と微動機構とが備えら
    れており、前記微動機構により光ファイバ保持部材を微
    動させながら清掃を行うことを特徴とする請求項28ま
    たは29記載の光スイッチ装置の清掃方法。
  39. 【請求項39】 清掃が、新たな接続の対象となった光
    ファイバを保持する光ファイバ保持部材の光ファイバの
    先端部を露出させた先端面に設置されたクリーナパッド
    によって行われることを特徴とする請求項28または2
    9記載の光スイッチ装置の清掃方法。
  40. 【請求項40】 光ファイバ接続切り替え動作を自動的
    に行わせるための光ファイバ接続切り替えコマンドが清
    掃コマンドを含む場合、光ファイバ切り替え時の新接続
    ポイントへの移動直前に清掃動作が行われることを特徴
    とする請求項28または29記載の光スイッチ装置の清
    掃方法。
  41. 【請求項41】 光ファイバ接続切り替え動作を自動的
    に行わせるための光ファイバ接続切り替えコマンドが清
    掃コマンドを含む場合、光ファイバ切り替え時に、該当
    光ファイバを切り離し、該切り離された光ファイバを清
    掃機構部に移動し、該光ファイバ端面を清掃した後に新
    接続位置に光ファイバを移動させることを特徴とする請
    求項28または29記載の光スイッチ装置の清掃方法。
  42. 【請求項42】 前記清掃コマンドを受けた後、前記清
    掃機構の動作指令値を設定し、同時もしくは前後して光
    ファイバ保持部材の移動制御指令値を設定して、前記清
    掃機構と前記光ファイバ保持部材との動作制御を行うこ
    とを特徴とする請求項41または42記載の光スイッチ
    装置の清掃方法。
  43. 【請求項43】 前記清掃コマンドを受けた後、前記清
    掃機構の動作指令値を設定し、同時もしくは前後して光
    ファイバ保持部材の移動制御指令値を設定して、前記清
    掃機構と前記光ファイバ保持部材との動作制御を行った
    後、クリーニング終了判定を行うことを特徴とする請求
    項41または42記載の光スイッチ装置の清掃方法。
  44. 【請求項44】 クリーニング終了判定の結果、清掃が
    終了したと判定した場合には清掃を完了し、清掃が終了
    していないと判定された場合には所定の回数もしくは清
    掃が終了したと判定されるまで清掃作業を繰り返すこと
    を特徴とする請求項44記載の光スイッチ装置の清掃方
    法。
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