JP2002310934A - 外観検査装置 - Google Patents

外観検査装置

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JP2002310934A JP2001119720A JP2001119720A JP2002310934A JP 2002310934 A JP2002310934 A JP 2002310934A JP 2001119720 A JP2001119720 A JP 2001119720A JP 2001119720 A JP2001119720 A JP 2001119720A JP 2002310934 A JP2002310934 A JP 2002310934A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査を効率よく行うことのできる技術、およ
び取り込む画像の精度を向上し、検査精度を向上する技
術を提供する。 【解決手段】 被検査体の走査前の待機状態において走
査ヘッド16に対向する位置にシェーディング補正用の
シート60を設け、このシート60と被検査体の搭載面
22との間に、その被検査体が通過するために必要十分
なクリアランスを設ける。シート60を利用することに
よりシェーディング補正を行うことができる。このシー
ト60は被検査体1の通過を妨げない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外観検査技術に
関する。この発明はとくに、被試験体を走査して画像を
取得し、これをもとに外観検査を行う外観検査装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ITブームを支えるハードウエアは、イ
ンフラとしてのインターネットと、端末としてのPC、
PDA、携帯電話などの情報機器に大別することができ
る。後者、すなわち各種端末が爆発的に普及した背景に
は、技術革新による商品の小型化と低価格化の寄与する
ところが大きく、それらを高集積度設計が支えている。
【0003】高集積度設計を実現する要素には、各種設
計ツールの充実、半導体技術の進歩のほかに、高密度実
装技術が挙げられる。高密度実装のポイントは、製造技
術および検査技術にある。最近、実装密度の高さのため
に、非接触型、とくに画像認識技術を用いた外観検査装
置の需要が伸びている。
【0004】外観検査に画像認識技術を用いるという考
え方自体は非常に古くから知られている。しかし、コン
パクトな基板でも数百から千を超える部品が実装されて
いることが多い今日の状況下、検査画像に求められる解
像度は非常に高い。例えば20ミクロン前後の解像度を
考える場合、部品の実装に比べて、検査のための時間が
非常に大きくなり、これが激烈な商品開発競争にあっ
て、非常に大きな足かせになりつつある。
【0005】こうした状況下、本出願人は先に、特開平
8−254500号公報において、ラインセンサを搭載
した外観検査装置を提案した。この装置は、当時一般的
であった側方照明源のほかに落射照明源を設け、試験項
目に応じてこれらの切替を行っている。その趣旨は以下
のとおりである。
【0006】いま、図1を被検査体である基板1とす
る。図2(a)、図2(b)はそれぞれ側方光6aと落
射光6bの効果を示す。図2(a)のごとく、側方光6
aの反射光8aは、部品2の水平面については斜め上方
へ向かい、ハンダ4が正しく盛られた傾斜部分について
は一部が垂直上方へ向かう。一方、図2(b)のごと
く、落射光6bの反射光8bは、部品2の水平面におい
てほぼ全反射し、垂直上方へ向かうが、前記の傾斜部分
についてはそうならない。
【0007】図3(a)、図3(b)は、それぞれ側方
光6a、落射光6bにより、基板1の垂直上方に設けら
れたCCDセンサによって得られた画像を示す。図3
(a)のごとく側方光6aによれば、コピーマシンのよ
うな画像が得られ、部品のリード部分のブリッジ、すな
わちハンダが複数のリードをショートさせる実装不良や
部品の極性マークの判定が比較的容易である。一方、図
3(b)のごとく落射光6bによれば、強いコントラス
ト画像が得られ、立体物の輪郭部分やハンダの傾斜部分
が黒く写る。したがって、部品の位置ずれや欠品の他、
ハンダが正しく部品の電極やリードに付いているかどう
かの判定が比較的容易になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】製造工程においては、
例えばコンベアにより基板を流し、部品を高速実装して
いる。検査工程は一般に、製造工程に流れたすべての基
板を対象とする。このため、製造工程のなかに検査工程
を組み込むことが製造効率やコストの点から好ましい。
また、検査工程自体においても検査効率と精度の向上に
対する要望は厳しくなっている。
【0009】外観検査では、例えば、画像を取り込むた
めにCCDセンサを用いるが、このとき温度ドリフトそ
の他の要因による取込み画像の歪みが問題になる。光学
系、すなわち、レンズ、ミラー等の汚れや曇りも当然に
好ましくない。
【0010】本発明はこうした状況に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、検査効率の改善と検査精度の向
上の両面でメリットのある外観検査技術、およびそのた
めの要素技術の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は外観
検査装置に関する。この装置は、一次元センサを含む走
査ヘッドで被検査体を走査して画像を取得し、これをも
とに外観検査を行うものであり、被検査体の走査前の待
機状態において走査ヘッドに対向する位置に色バランス
補正、例えばシェーディング補正用のシートを設け、こ
のシートと被検査体の搭載面との間に、その被検査体が
通過するために必要十分なクリアランスを設けたことを
特徴とする。シェーディング補正用シートの一例は基準
白色板である。一次元センサはCCDセンサ、その他任
意の画像取得センサである。この装置によると、シート
を利用することにより色バランス補正を行うことができ
るとともに、このシートは被検査体の通過を妨げない。
したがって、被検査体と装置本体が相対移動する検査に
も好都合である。
【0012】被検査体の走査に先立って色バランス補正
を実施するときシートが搭載面により近い位置に移動
し、被検査体の走査が始まるときにはクリアランスを保
つ位置に移動するよう、シートの高さ調整機構を設けて
もよい。「搭載面により近い位置」の例として、被検査
体の画像を結像するレンズの焦点位置であってもよい。
この構成によると、被検査体の通過面またはそれに近い
位置で色バランス補正を行うことができる。また、シー
トがクリアランスを保つ位置にあるとき、そのシートに
よって走査ヘッドの開口部、又は前記走査ヘッドの最も
外側の光透過部がふさがれるよう構成してもよい。
【0013】この構成によると、走査ヘッド内への塵埃
の進入、又は光透過部への塵埃の付着を防ぐ効果が期待
できる。後者の場合さらに、光透過部に接触するシート
の面に、光透過部を走掃するブラシ様の部材を取り付け
てもよく、これにより積極的に塵埃を除去してもよい。
【0014】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明を方法やシステムとして表現したものもまた、本発
明の態様として有効である。
【0015】
【発明の実施の形態】図4は、実施の形態に係る外観検
査装置10の構成を示す。この装置は、被検査体の検査
面をラインセンサで走査して画像を形成し、画像認識に
よって部品実装状態の合否を判定するものである。ライ
ンセンサによる走査方向と垂直に被検査体を流すことで
順次ラインごとの画像がえられる。
【0016】図4のごとく、外観検査装置10は、本装
置全体を統括的に制御するメインユニット12と、試験
ユニット14を備える。試験ユニット14の下部にはコ
ンベア22が設けられ、被検査体である基板1が把持さ
れた状態で、例えば、他の工程から一定の速度で流れて
くるようになっている。試験ユニット14の上部には、
走査ヘッド16と、それを駆動するモータ20と、走査
ヘッド16を支持するリニアガイド等のガイド18が設
けられている。図中において、位置α1は検査前の待機
状態における走査ヘッド16の位置(以下、待機位置と
いう)を示し、位置α2は検査時における走査ヘッド1
6の位置(以下、検査位置という)を示す。
【0017】走査ヘッド16は照明ユニット30、レン
ズ32およびラインセンサ34を有する。これらの部材
はフレーム36上に固定されている。照明ユニット30
は、後述の落射照明源、側方照明源、ハーフミラーなど
を内蔵する。基板1から垂直上方への反射光はハーフミ
ラーで反射してレンズ32へ導かれ、レンズ32を通過
した後、一次元CCDセンサであるラインセンサ34へ
入力される。ラインセンサ34はライン単位に基板1を
走査してその画像データを出力する。
【0018】試験ユニット14には、待機位置α1にあ
る走査ヘッド16と対向する位置にシェーディング補正
用の基準白色板であるシート60が設けられている。シ
ート60は、シート調整機構62に接続されている。シ
ート調整機構62は、シート60を、コンベア22に搭
載された基板1が通過するために十分なクリアランスを
設けた位置(図中β1:以下、シート待機位置という)
と、レンズ32の焦点位置又はその近傍の位置(図中β
2:以下、補正位置という)とに移動させる。
【0019】メインユニット12のヘッド制御ユニット
40は、シェーディング補正をするとき、モータ制御信
号52によってモータ20を制御して走査ヘッド16を
待機位置α1に維持し、シート調整信号58をシート調
整機構62に出力してシート60を補正位置β2に移動
させる。ヘッド制御ユニット40は、照明制御信号50
を照明ユニット30へ出力し、シェーディング補正のた
めの点灯状態を制御する。これにより、シェーディング
補正に必要な情報が取得される。すなわち、照明がつい
ているときに得られた画像データをもとに白バランスの
ための補正値が取得され、照明が消えているときに得ら
れた画像データをもとに黒バランスのための補正値が取
得される。
【0020】一方、外観検査を行うとき、ヘッド制御ユ
ニット40はモータ制御信号52によってモータ20を
制御して走査ヘッド16を検査位置α2に移動させ、シ
ート調整信号58をシート調整機構62に出力してシー
ト60をシート待機位置β1に移動させる。ヘッド制御
ユニット40は、照明制御信号50を照明ユニット30
へ出力し、試験の内容に応じて異なる点灯状態を実現す
る。ヘッド制御ユニット40はさらに、処理指示信号5
6をメモリ制御ユニット42へ出力する。処理指示信号
56を参照し、メモリ制御ユニット42はメモリ44へ
の画像データの書込を制御し、以降、画像データがライ
ン単位で記録されていく。
【0021】検査対象物の画像取得が完了した後、解析
ユニット46は、メモリ44からその画像データを読み
出し、先に得られた補正値をもとにシェーディング補正
を加味し、判定基準記憶部48に予め記録された判定基
準に照らして検査項目ごとに合否を判断する。
【0022】検査項目として、落射試験による部品の位
置ずれ、欠品、ハンダのヌレの判定など、および側方試
験によるハンダブリッジの有無、実装部品の間違い、極
性の反転の判定などがある。例えば、落射試験によるハ
ンダヌレの判定は、部品の電極のまわりに一様に暗い部
分が生じれば合格、電極から離れたところに暗い丸が生
じれば不合格とすることができる。後者の場合、ハンダ
が電極に載らず、基板1のランドに低い山状で溶けずに
残っている可能性が高い。いずれにしても、判定基準記
憶部48には予め検査すべき基板1の部品実装につい
て、合否に関する判断基準または基準画像が記録され、
実際にラインセンサ34で取得された画像にそれらの基
準または画像を適用して合否判定が行われる。
【0023】図5は、試験ユニット14の詳細斜視図、
図6は、実施の形態に係る試験ユニット14を走査方向
110から見た側面図である。照明ユニット30は落射
照明源100と側方照明源102を有し、これらがハー
フミラー108を取り囲んでいる。落射照明源100と
ハーフミラー108にはレンチキュラーシート106が
間挿され、落射光はレンチキュラーシート106、ハー
フミラー108を通過して、検査時においては、基板1
の検査面へ入射角がほぼゼロで投じられる。側方照明源
102の下にはアクリルシート104が設けられる。こ
の実施の形態では落射照明源100に幅をもたせてお
り、基板1が反ったときでも入射角がゼロになるような
落射光成分が存在するよう配慮している。なお、落射照
明を用いる試験を落射試験といい、側方照明を用いる試
験を側方試験という。
【0024】図6のごとく、落射照明源100は中央か
らふたつのサブ基板100a、100bに分かれ、それ
ぞれ走査方向110に3列のLED(発光ダイオード)
群120をもつ。これらのサブ基板100a、100b
は微妙に内側を向け合う形で接続され、それぞれのLE
D群120が効率的に検査中のラインへ落射光を投ずる
配置とされている。一方、ふたつの側方照明源102は
それぞれ4列のLED群120をもち、落射照明源10
0同様、前記ラインへ効率的に側方光を投ずるよう傾斜
がつけられている。前記ラインからの反射光はハーフミ
ラー108で反射し、レンズ32へ向けられる。なお、
落射照明源100の中央に近い2列のLED群120
と、それ以外のLED群120は、それぞれ独立に点灯
制御可能なよう、図示しない電源が別系統になってい
る。
【0025】アクリルシート104は、側方照明源10
2からの側方光を拡散する。側方照明源102は点光源
であるLEDの集合体であるため、拡散作用がないと、
スポット的な光が画像データへ写り込んで検査精度に悪
影響を及ぼす懸念がある。一方、レンチキュラーシート
106は、走査方向110について落射光を基板1に垂
直な成分に絞り込むよう作用する。なお、落射光に関す
る拡散作用はレンチキュラーシート106によって実現
される。
【0026】図5および図6に示すように、シート60
は、シート待機位置β1において、2つのアクリルシー
ト104間に形成されている開口部112をふさぐ。こ
れにより、開口部112から走査ヘッド16内に進入す
る塵埃を低減する作用がある。
【0027】図7(a)、図7(b)はそれぞれ、落射
試験、側方試験の際の照明の点灯または消灯状態を示す
図である。落射試験の際、落射照明源100全体が点灯
され、落射光160が基板1の垂直上方から投じられ
る。一方、側方試験の際、側方照明源102全体を点灯
して側方光162を投ずると同時に、落射照明源100
の外側のLED群120を点灯させ、補助光164を投
じている。
【0028】図8は、落射試験と側方試験とをインター
リーブして行う処理動作を示すフローチャートである。
ここでは、落射光の点灯と側方光および補助光の点灯を
インターリーブして行い、基板1が走査ヘッド16下を
通過する間に落射試験用と側方試験用の両方の画像を個
別かつ一度に形成する。なお、このために、外観検査装
置10による画像解像度は十分に高く、前記画像をそれ
ぞれ1ラインおきに取得しても十分検査目的に耐えるも
のとする。
【0029】まず、走査ヘッド16を待機位置α1に位
置させ、シート60を補正位置β2に位置させ、シェー
ディング補正のための補正値取得処理を行う(S1
0)。まず光を照射しない状態でシート60の画像デー
タをメモリ44に書き込み、黒バランスのための補正値
を得る。つぎに、落射光のもとシート60の画像データ
をメモリ44に書き込み、また側方光と補助光のもと同
様の処理をし、これらをもとに落射試験時と側方試験時
における白バランスの補正値を得る。
【0030】次いで、走査ヘッド16を検査位置α2に
位置させ、シート60をシート待機位置β1に位置させ
る(S12)。そして、コンベア22上を流れてくる基
板1が所定の位置にくるまで待機し(S14)、基板が
所定の位置にきたとき(S14のY)落射光のもと1ラ
インの走査が実施され(S16)、その画像データがメ
モリ44へ書き込まれる(S18)。そして、基板のエ
ンド位置であるか否かが判定される(S20)。エンド
位置でなければ(S20のN)、側方試験モードへ切替
が行われ(S22)、側方光と補助光のもと、次の1ラ
インの走査、メモリ44への書込(S16、S18)が
行われる。基板の検査すべきエンド位置にくるまでS1
6からS22の処理は繰り返され、奇数ラインの画像は
落射光によって形成される一方、偶数ラインの画像は側
方光および補助光によって形成される。
【0031】基板1がエンド位置にくれば、処理はS2
0のYからS24へ進み、S24では、各項目に関する
検査が行われる。解析ユニット46はメモリ44から落
射試験時に得られた画像を読み出し、落射試験に対応す
るシェーディング補正値を考慮した後、落射試験項目を
検査する。つづいて側方試験時に得られた画像を読み出
し、側方試験に対応するシェーディング補正値を考慮し
た後、側方試験項目を検査する。
【0032】つづいて、検査処理を終了するか否かが判
断され(S26)、終了する場合(S26のY)、走査
ヘッド16を待機位置α1に移動させて一連の処理を終
了する。この際、シート60は、走査ヘッド16の開口
部112を覆う。
【0033】コンベア22上を流れてくる後続の基板1
に対する検査処理を続ける場合(S26のN)、所定時
間が経過しているか否かを検出し(S30)、経過して
いる場合(S30のY)、ラインセンサ34に温度ドリ
フトが発生している等、シェーディング補正を再度行う
ことが好ましい状況が考えられるので、走査ヘッド16
を待機位置α1に移動させてシェーディング補正用のデ
ータ取得処理(S10)を実行し、S12以降の処理を
行う。一方、所定時間経過していない場合(S30の
N)には新たなシェーディング補正用のデータ取得処理
が必要ないとして、S14からS24の処理を行う。た
だし、当然ながらすべての基板についてシェーディング
補正用のデータを取得してもよい。
【0034】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、その各構成要素や各
処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこ
と、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当
業者に理解されるところである。
【0035】実施の形態では、白黒画像についてのシェ
ーディング補正を行うようにしていたが、本発明はこれ
に限られず、カラー画像のシェーディング補正を行うよ
うにしてもよい。また、シェーディング補正にかぎら
ず、任意の手法の色バランス補正をしてもよい。色バラ
ンス補正は、光学系の機構的な調整でもよいし、画像処
理系の信号補正であってもよいし、その他、結果的に色
の調整ができるものであれば、任意であってよい。
【0036】また、上記実施形態では、走査ヘッド16
が開口部112を有する構成であったために、待機位置
において、シート60により開口部112をふさいだ
が、例えば、走査ヘッド16が最も外側をガラス等の光
透過部で囲った構成である場合、この光透過部にシート
60を当接してもよい。
【0037】実施の形態では、検査を行う際に、メモリ
44に格納した基板1の画像データに対してシェーディ
ング補正を加味し、その画像データを利用して検査を行
うようにしていたが、本発明はこれに限られず、ライン
センサ34から取得された基板1の画像データに対して
シェーディング補正を行った後、メモリ44に格納する
ようにしてもよい。
【0038】実施の形態では、被検査体として基板1を
考えたが、外観検査装置10の適用はそれには限られな
い。例えば、BGA(Ball Grid Array)タイプのLS
Iのピンの検査をはじめ、落射試験と側方試験の組合せ
に意味のある検査に広く適用できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、外観検査の効率または
精度を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 被検査体の例である基板の外観図である。
【図2】 図2(a)、図2(b)はそれぞれ、側方試
験における側方光、落射試験における落射光およびそれ
らの反射光の方向を示す図である。
【図3】 図3(a)、図3(b)はそれぞれ、側方試
験、落射試験において得られる画像の例を示す図であ
る。
【図4】 実施の形態に係る外観検査装置の全体構成図
である。
【図5】 実施の形態に係る試験ユニットの詳細斜視図
である。
【図6】 実施の形態に係る試験ユニットの側面図であ
る。
【図7】 図7(a)、図7(b)はそれぞれ、落射試
験、側方試験の際の照明の点灯または消灯状態を示す図
である。
【図8】 落射試験と側方試験とをインタリーブして行
う処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 基板、 10 外観検査装置、 12 メインユニ
ット、 14 試験ユニット、 16 走査ヘッド、
40 ヘッド制御ユニット、 44 メモリ、46 解
析ユニット、 60 シート 、 62 シート調整機
構 、 100 落射照明源、 102 側方照明源、
110 走査方向、 112 開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA61 AA65 AB14 BA01 BB01 BB11 BB20 CA03 CB01 CD07 DA06 EA14 EA30 EB01 5B047 AA12 AB04 BA01 BB02 BC05 BC09 BC11 BC14 DA04 5C072 AA01 BA04 BA05 CA02 DA02 DA05 DA12 DA21 DA23 EA05 RA15 UA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次元センサを含む走査ヘッドで被検査
    体を走査して画像を取得し、これをもとに外観検査を行
    う装置において、 被検査体の走査前の待機状態において走査ヘッドに対向
    する位置に色バランス補正用のシートを設け、このシー
    トと被検査体の搭載面との間に、その被検査体が通過す
    るために必要十分なクリアランスを設けたことを特徴と
    する外観検査装置。
  2. 【請求項2】 被検査体の走査に先立って色バランス補
    正を実施するとき前記シートが前記搭載面により近い位
    置に移動し、被検査体の走査が始まるときには前記クリ
    アランスを保つ位置に移動するよう、シートの高さ調整
    機構を設けた請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記シートが前記クリアランスを保つ位
    置にあるとき、そのシートによって前記走査ヘッドの開
    口部、又は前記走査ヘッドの最も外側の光透過部がふさ
    がれるよう構成した請求項1、2のいずれかに記載の装
    置。
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