JP2002310833A - 静電容量型センサ - Google Patents

静電容量型センサ

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JP2002310833A
JP2002310833A JP2002021909A JP2002021909A JP2002310833A JP 2002310833 A JP2002310833 A JP 2002310833A JP 2002021909 A JP2002021909 A JP 2002021909A JP 2002021909 A JP2002021909 A JP 2002021909A JP 2002310833 A JP2002310833 A JP 2002310833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物理量の変化を静電容量の変化として検出
し、直線補正などをすることなくデジタル出力を得るこ
とのできる静電容量型センサを提供する。 【解決手段】 本発明の静電容量型センサ1は、物理量
の変化を静電容量の変化として検出する第1コンデンサ
2aと、この第1コンデンサと差動コンデンサとなる第
2コンデンサ2bと、この第2コンデンサに蓄えられた
電荷と第1コンデンサに蓄えられた電荷との和となる電
荷量を第3コンデンサ31に充電する第1の充電手段3
aと、第1コンデンサに蓄えられた電荷と第2コンデン
サに蓄えられた電荷との差となる電荷量を第4コンデン
サ34に充電する第2の充電手段3bと、第4コンデン
サの電荷量が第3コンデンサの電荷量以上になったとき
に検出信号を出力する検出信号出力手段4と、この検出
信号を一定時間計数し、この信号数に基づいて物理量を
算出する算出手段7とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物理量の変化を静
電容量の変化として検出する静電容量型センサであっ
て、特に静電容量の変化をデジタル変換することによっ
て高精度の出力を得ることのできる静電容量型センサに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の静電容量型センサとしては、例え
ば特開平10−185970号公報に開示されている容
量センサ装置がある。図13に示すように、従来の容量
センサ装置101は、出力端と反転入力端の間に積分コ
ンデンサ102が接続され、非反転入力端が接地された
演算増幅器103から成る電荷平衡変換器と、第一電極
104が電圧Uあるいはグランドに接続され、第二電極
105がグランドあるいは演算増幅器103の反転入力
端に接続される第一コンデンサC1と、第一電極106
が電圧Uあるいはグランドに接続され、第二電極107
がグランドあるいは演算増幅器103の反転入力端に接
続される第二コンデンサC2と、演算増幅器103の出
力端に接続する比較器108と、スイッチング過程を制
御するクロック発生器109とを具備している。
【0003】この容量センサ装置101では、第一スイ
ッチ110によって第一コンデンサC1の第一電極10
4が電圧Uに接続され、クロック発生器109によって
次のクロックが発生されると、第一スイッチ110は第
一コンデンサC1の第一電極104をグランドに切り換
える。そして、第二スイッチ111によって第二電極1
05が演算増幅器103の反転入力端に切り換えられる
と、積分コンデンサ102はコンデンサC1の電荷量を
引き受ける。この過程は、演算増幅器103の出力値が
比較器108のしきい値に上昇するまで繰り返し行われ
る。
【0004】さらに、その次のクロックパルスが出力さ
れると、第一アンド回路112を介してスイッチングパ
ルスが第三スイッチ113及び第四スイッチ114に与
えられ、第二コンデンサC2に蓄えられた電荷量が積分
コンデンサ102から放電される。したがって、演算増
幅器103の出力値が低下し、比較器108の出力が元
の値に戻る。この間は、第一スイッチ110及び第二ス
イッチ111のタイミング駆動は第二アンド回路115
によって阻止されている。
【0005】この容量センサ装置101では、比較器1
08の出力端から出力されるパルス数zは、クロックパ
ルスの個数nに比例し、C1とC1+C2の比によって
【数1】 と表される。そして、パルス数zをデジタル値として出
力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た容量センサ装置101では、第一コンデンサC1及び
第二コンデンサC2の静電容量の変化に対して、出力z
が二次関数的な変化をしてしまい、直線的な特性とはな
らないので、出力zが直線的な特性となるように補正を
しなければならないという問題点があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、物理量の変化を静電容量の変化とし
て検出し、直線補正などをする必要のないデジタル出力
を得ることのできる静電容量型センサを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明である静電容量型センサは、
物理量の変化を静電容量の変化として検出する第1コン
デンサと、この第1コンデンサと差動コンデンサとなる
第2コンデンサと、この第2コンデンサに蓄えられた電
荷と前記第1コンデンサに蓄えられた電荷との和となる
電荷量を第3コンデンサに充電する第1の充電手段と、
前記第1コンデンサに蓄えられた電荷と前記第2コンデ
ンサに蓄えられた電荷との差となる電荷量を第4コンデ
ンサに充電する第2の充電手段と、この第2の充電手段
で充電された前記第4コンデンサの電荷量が、前記第3
コンデンサの電荷量以上になったときには検出信号を出
力する検出信号出力手段と、この検出信号出力手段で出
力された前記検出信号を一定時間計数し、この信号数に
基づいて前記物理量を算出する算出手段とを含むことを
特徴とする。
【0009】この請求項1の発明によれば、物理量の変
化を静電容量の変化として検出し、直線補正などをする
ことなくデジタル出力を得ることができる。
【0010】請求項2に記載の発明である静電容量型セ
ンサは、検出信号出力手段によって出力された前記検出
信号に基づいて、前記第3コンデンサと前記第4コンデ
ンサとに充電されている電荷を放電するリセットタイミ
ングと、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとを
並列に接続して電荷を充電する第1タイミングと、この
第1タイミングで充電された電荷量を前記第3コンデン
サに充電する第2タイミングと、前記第1コンデンサと
前記第2コンデンサとを直列に接続して電荷を充電する
第3タイミングと、この第3タイミングで充電された電
荷量を前記第4コンデンサに充電する第4タイミングと
を生成するタイミング生成手段5をさらに含むことを特
徴とする。
【0011】この請求項2の発明によれば、第1コンデ
ンサと第2コンデンサの和の電荷量と、第1コンデンサ
と第2コンデンサの差の電荷量とを充電するタイミング
を生成することができる。従って、和の電荷量と差の電
荷量との比を利用して物理量を算出することができるの
で、直線補正や温度補正などを行うことなく、正確な測
定結果を出力することができる。
【0012】請求項3に記載の発明である静電容量型セ
ンサは、前記検出信号出力手段で前記検出信号が出力さ
れたときには、前記第1の充電手段の出力電圧と前記第
2の充電手段の出力電圧との差の電圧である残差電圧を
生成し、この残差電圧で前記第1コンデンサと前記第2
コンデンサとを充電する残差電圧生成手段をさらに含む
ことを特徴とする。
【0013】この請求項3の発明によれば、第1の充電
手段の出力電圧と第2の充電手段の出力電圧とを高い精
度で比較することができる。
【0014】請求項4に記載の発明である静電容量型セ
ンサは、前記第1の充電手段と前記検出信号出力手段と
の間にサンプリングホールド回路が接続され、前記第2
の充電手段と前記検出信号出力手段との間にもサンプリ
ングホールド回路が接続されていることを特徴とする。
【0015】この請求項4の発明によれば、第1の充電
手段と第2の充電手段との出力波形からノイズをカット
することができ、検出信号出力手段の誤動作を防ぐこと
ができる。
【0016】請求項5に記載の発明である静電容量型セ
ンサでは、前記第1タイミングで充電する電圧と、前記
第3タイミングで充電する電圧とが、電源電圧を抵抗で
分割することによって生成されることを特徴とする。
【0017】この請求項5の発明によれば、電源電圧は
相殺されて消えてしまうので、電源電圧を変更しても出
力のパルス特性に影響しないようにすることができる。
【0018】請求項6に記載の発明である静電容量型セ
ンサは、前記第3タイミングで充電する電圧と、前記第
4タイミングで充電する電圧とをそれぞれ調節可能にす
ることを特徴とする。
【0019】この請求項6の発明によれば、オフセット
調節が可能になるので、初期状態において出力値を0に
合わせることができる。
【0020】請求項7に記載の発明である静電容量型セ
ンサは、前記算出手段で算出された物理量を、アナログ
出力に変換するアナログ変換手段をさらに含むことを特
徴とする。
【0021】この請求項7の発明によれば、アナログ出
力を必要とするシステムにも使用用途を広げることがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、第1の実施形態の静電容量
型センサの構成を図1に基づいて説明する。ここでは、
静電容量型センサ1で測定する物理量の一例として圧力
を例にして説明する。
【0023】図1に示すように、静電容量型センサ1
は、圧力の変化を静電容量の変化として検出するため
に、差動コンデンサとなる2つのコンデンサ2a、2b
によって構成された検出部2と、この検出部2のコンデ
ンサ2a、2bに蓄えられた電荷を積分して出力ホール
ド用コンデンサ31、34に蓄える積分回路3と、この
積分回路3の出力電圧を比較するコンパレータ回路4
と、積分回路3の制御タイミングを生成するタイミング
生成回路5と、クロックCKとその反転信号CKNとを
生成するクロック発生器6と、タイミング生成回路5に
よって出力されたタイミング信号を計数して圧力を算出
する算出手段7と、リセット時における積分回路3の出
力電圧を比較して残差電圧を生成する残差電圧生成手段
8とから構成されている。
【0024】さらに、検出部2の構成を図2に基づいて
説明する。検出部2は、被測定圧力によって変化するダ
イヤフラム21と、ガラス基板GU上に取り付けられた
電極22と、反対側のガラス基板GU上に取り付けられ
た電極23とから構成されており、ダイヤフラム21と
電極22との間でコンデンサ2aを構成し、ダイヤフラ
ム21と電極23との間でコンデンサ2bを構成する。
そして、このダイヤフラム21に被測定圧力が加わる
と、ダイヤフラム21が変形し、コンデンサ2aの静電
容量Caが変化するとともに、コンデンサ2bの静電容
量Cbが変化する。ただし、コンデンサ2aとコンデン
サ2bは差動コンデンサとなっているので、静電容量C
a、Cbは互いに逆向きに変化し、全静電容量は一定に
維持される。
【0025】次に、積分回路3は第1の充電手段3aと
第2の充電手段3bとから構成され、第1の充電手段3
aは演算増幅器32の非反転入力端子が接地され、反転
入力端子と出力端子との間には静電容量Cf1のコンデ
ンサ33が接続され、出力端子には出力ホールド用であ
る静電容量C1のコンデンサ31が接続されている。同
様に、第2の充電手段3bは演算増幅器35の非反転入
力端子が接地され、反転入力端子と出力端子との間に静
電容量Cf2のコンデンサ36が接続され、出力端子に
は出力ホールド用である静電容量C2のコンデンサ34
が接続されている。そして、この積分回路3はタイミン
グ生成回路5で生成されるCRES、φ1、φ2、φ
3、φ4のタイミングによってスイッチS1、S2、・
・・、S16をON、OFFして出力ホールド用コンデ
ンサ31、34の充放電を行う。また、この積分回路3
に入力される電圧Vr、Vcは、電源電圧Vccを抵抗
で分割することによって生成されている。
【0026】さらに、図1において電圧Vcはスイッチ
S2、S10に入力されているが、スイッチS2とスイ
ッチS10に同じ電圧Vcを入力すると、被測定圧力が
0の初期状態においてオフセットの調節をすることがで
きないので、被測定圧力が0であるにもかかわらず、セ
ンサの出力が0にならないという問題点があった。
【0027】そこで、スイッチS2に入力される電圧を
Vcaとし、スイッチS10に入力される電圧をVcb
として、これらの電圧Vca、Vcbを Vca・Ca−Vcb・Cb=0 の関係を満たすように調節できるような構成にする。
【0028】これによって、被測定圧力が0の初期状態
においてオフセットの調節ができるので、初期状態にお
ける出力値を0に合わせることが可能になる。
【0029】次に、コンパレータ回路4は、非反転入力
端子が第1の充電手段3aの出力に接続され、反転入力
端子が第2の充電手段3bの出力に接続された演算増幅
器41と、この演算増幅器41の出力を反転するインバ
ータ42と、このインバータ42の出力がD端子に接続
されたD型フリップフロップ43とから構成されてい
る。
【0030】次に、タイミング生成回路5は、コンパレ
ータ回路4のD型フリップフロップ43の出力Q、Q’
とクロック発生器6で生成されるクロックCKと反転信
号CKNとに基づいてCRES、φ1、φ2、φ3、φ
4の5つのタイミングを生成する。このタイミング生成
回路5によって出力されるタイミングCRES、φ1、
φ2、φ3、φ4のタイミングチャートを図3に示す。
【0031】次に、算出手段7は、クロック発生器6か
らのクロックCKを所定のパルス数だけ計数する2進カ
ウンタ71と、タイミング生成回路5で生成されるφ2
のタイミングをカウントするアップカウンタ72とから
構成されている。そして、2進カウンタ71で一定のク
ロック数を計数する間に、タイミング生成回路5から出
力されてくるφ2のタイミング信号をアップカウンタで
計数することによって、圧力を表すデジタル値を算出し
て出力する。
【0032】次に、残差電圧生成手段8は、反転入力端
子が第1の充電手段3aの出力に接続され、非反転入力
端子が第2の充電手段3bの出力に接続された演算増幅
器81と、コンパレータ回路4のD型フリップフロップ
43の出力Qに基づいてサンプルホールドを行うサンプ
リングホールド回路82とから構成され、第1の充電手
段3aの出力電圧と第2の充電手段3bの出力電圧との
差を計算して残差電圧Vhを生成する。
【0033】次に、図面に基づいて第1の実施形態の静
電容量型センサの動作を説明する。
【0034】ただし、静電容量型センサで測定する物理
量の一例として、ここでは圧力を例にして説明する。
【0035】まず、図2に示したダイヤフラム21に圧
力が加わると、その圧力によってコンデンサ2a、2b
の静電容量Ca、Cbが変化する。
【0036】ここで、コンデンサ2a、2bの初期ギャ
ップをda、db、電極22、23の面積をS、圧力P
によるギャップの変化量をXとすると、コンデンサ2
a、2bの静電容量Ca、Cbは
【数2】 となる。
【0037】このように静電容量Ca、Cbが変化した
ら、次に積分回路3で、CRES及びφ1からφ4のタ
イミングで出力ホールド用コンデンサ31、34の電荷
の充放電を行う。
【0038】まず、CRESのタイミングでは、スイッ
チS3、S5、S11、S13がONされ、その他のス
イッチがOFFされるので、積分回路3は図4(a)に
示す回路となり、コンデンサ33、36は接地されるの
で放電する。また、コンデンサ2a、2bは残差電圧V
hによって充電される。
【0039】次に、φ1のタイミングではスイッチS
1、S9がONされ、その他のスイッチがOFFされる
ので、積分回路3は図4(b)に示す回路となり、タイ
ミングφ1では電圧Vrによって、コンデンサ2a、2
bに Qr=(Ca+Cb)・Vr (2) の電荷が蓄えられる。
【0040】そして、次のφ2のタイミングではスイッ
チS4、S6、S8、S12、S15がONされ、その
他のスイッチがOFFされるので、積分回路3は図4
(c)に示す回路となり、コンデンサ2a、2bに蓄え
られた電荷Qrは演算増幅器32によって増幅され、出
力ホールド用コンデンサ31に
【数3】 の電荷Qが蓄えられる。そして、積分回路3の第1の
充電手段3aの出力電圧V
【数4】 となる。
【0041】次に、φ3のタイミングではスイッチS
4、S7、S10、S15がONされ、その他のスイッ
チがOFFされるので、積分回路3は図4(d)に示す
回路となり、電圧Vcによってコンデンサ2aに電荷 Qa1=Ca・Vc の電荷が蓄えられ、コンデンサ2bに電荷 Qb1=Cb・0=0 の電荷が蓄えられる。
【0042】そして、φ4のタイミングでスイッチS
2、S7、S12、S14、S16がONされ、その他
のスイッチがOFFされるので、積分回路3は図4
(e)に示す回路となり、電圧Vcによってコンデンサ
2aに電荷 Qa2=Ca・0=0 の電荷が蓄えられ、コンデンサ2bに電荷 Qb2=Cb・Vc の電荷が蓄えられ、これによって積分回路3の第2の充
電手段3bの出力電圧V
【数5】 となり、出力ホールド用コンデンサ34に、
【数6】 となる電荷Qが蓄えられる。
【0043】ここで、CRES及びφ1からφ4のタイ
ミングにおける第1及び第2の充電手段3a、3bの出
力電圧の変化を図5に示す。図5に示すように、まずφ
1のタイミングではコンデンサ2a、2bに電荷を蓄え
ているので第1及び第2の充電手段3a、3bから電圧
は出力されない。そして、φ2のタイミングになるとφ
1の間にコンデンサ2a、2bに蓄えられていた電荷が
演算増幅器32によって増幅され、出力ホールド用コン
デンサ31に式(3)に示す電荷Qが蓄えられ、それ
によって式(4)に示す出力電圧Vが第1の充電手段
3aから出力される。図5では、出力電圧Vを点線で
示している。
【0044】そして、φ3のタイミングになると、第1
の充電手段3aからは引き続き電圧Vが出力され続
け、一方第2の充電手段3bではコンデンサ2a、2b
に電荷が蓄えられているので、電圧は出力されない。
【0045】そして、φ4のタイミングになると、出力
ホールド用コンデンサ34に式(6)に示す電荷Q
充電され、これによって第2の充電手段3bから電圧V
が出力される。図5では、出力電圧Vを実線で示し
ている。
【0046】そして、φ3とφ4のタイミングは第2の
充電手段3bの出力電圧が第1の充電手段3aの出力電
圧Vに上がるまで繰り返され、φ3のタイミングでは
コンデンサ2a、2bに電荷が蓄えられるので出力電圧
は変化せず、φ4のタイミングでは出力ホールド用コン
デンサ34に電荷Qが充電され、これによって第2の
充電手段3bの出力電圧がVだけ上昇する。
【0047】そして、電圧Vの階段状波形が電圧V
まで上昇したか否かの比較は、コンパレータ回路4によ
って行われ、電圧Vの階段状波形が電圧Vを越える
とCRESのタイミングに移行し、第1及び第2の充電
手段3a、3bはリセットされてコンデンサ31、34
に蓄えられていた電荷は放電される。
【0048】上述したようなタイミングで積分回路3か
ら電圧V、Vが出力されると、次にコンパレータ回
路4に入力され、コンパレータ回路4の演算増幅器41
の非反転入力端子に電圧Vが入力され、反転入力端子
に電圧Vが入力されて比較される。そして、電圧V
が電圧Vを上回ったところで演算増幅器41から検出
信号が出力され、この検出信号はインバーター42で反
転されてD型フリップフロップ43のD端子に入力され
る。このD型フリップフロップ43では、クロック発生
器6からのクロックCKとD端子の入力とにしたがって
出力Q、Q’を出力し、この出力Q、Q’はタイミング
生成回路5と残差電圧生成手段8に入力される。
【0049】そして、残差電圧生成手段8に出力Qが入
力されると、この出力Qのタイミングでサンプリングホ
ールドを行い、残差電圧Vhを生成する。この残差電圧
Vhは、階段状波形である電圧Vの最上段の電圧と電
圧Vとの差の電圧のことをいい、差動増幅器81の反
転入力端子に入力された電圧Vと、非反転入力端子に
入力された電圧Vとを比較し、出力Qのタイミングで
サンプリングホールドすることによって生成される。生
成された残差電圧Vhは積分回路3に入力され、コンデ
ンサ2a、2bに電荷を充電する。したがって、図5に
示すように、残差電圧が入力された後の工程では、第1
の充電手段3aから出力される電圧Vが残差電圧Vh
の分だけ上昇することになる。
【0050】このように、残差電圧Vhを第1の充電手
段3aの出力電圧Vに加算することによって、次の工
程において高い精度で第1の充電手段3aと第2の充電
手段3bの出力電圧を比較することができるようにな
る。
【0051】また、タイミング生成回路5では、この出
力Q、Q’と、クロック発生器6からのクロックCK
と、そのクロックCKの反転信号であるクロックCKN
とに基づいて、図1に示す回路によって、CRES、φ
1、φ2、φ3、φ4の5つのタイミングを生成する。
このタイミング生成回路5によって生成される5つのタ
イミングのタイミングチャートを図3に示す。
【0052】そして、タイミング生成回路5で生成され
た5つのタイミングは積分回路3のスイッチS1、S
2、・・・、S16を制御するための信号として積分回
路3に入力されるとともに、φ2のタイミング信号は算
出手段7に入力される。
【0053】そして、算出手段7では、φ2のタイミン
グ信号とクロック発生器6からのクロックCKとに基づ
いて、測定対象としている物理量、ここでは圧力を算出
する。
【0054】ここで、この算出手段7における物理量の
算出方法を説明する。
【0055】まず、ダイヤフラム21に被測定圧力Pが
加わり、ダイヤフラム21が変化したときのギャップの
変化量をXとすると、コンデンサ2a、2bの静電容量
Ca、Cbは
【数7】 と表すことができる。
【0056】ここで、この静電容量Ca、Cbを
【数8】 に代入すると、
【数9】 となる(ただし、da=db)。ここで、da+dbは
定数となり、さらにギャップの変化量Xはダイヤフラム
21にかかる圧力Pに比例して変化するので、式(8)
【数10】 と書き換えることができる。
【0057】ところで、積分回路3は電荷平衡型回路と
なるので、静電容量がCa−Cbとなるときのコンデン
サ2a、2bに電圧Vcで蓄えられた電荷量Qcは、静
電容量がCa+Cbとなるコンデンサ2a、2bに電圧
Vrで蓄えられた電荷量Qrの整数倍となる。
【0058】したがって Qr・m=Qc・n (m、nは整数) (10) の関係が成り立つ。例えば、図5に示す階段波形では、
5段の上り階段の波形となっているので、V=5・V
の関係が成り立ち、電荷も同様にQr=5・Qcの関
係が成り立つ。
【0059】ここで、電荷量Qr、Qcはそれぞれ Qr=Vr・(Ca+Cb) (11) Qc=Vc・(Ca−Cb) (12) となるので、式(10)、(11)、(12)とから
【数11】 となる。したがって、式(9)と式(13)とから
【数12】 とまとめることができる。ここで、VrとVcはそれぞ
れ一定の電圧であり、nはQc=(Ca−Cb)・Vc
の電荷量が蓄えられる回数なので、クロックCKのパル
ス数と同じになり、mはQr=(Ca+Cb)・Vrの
電荷量が蓄えられる回数なので、φ2のタイミング信号
の数と同じになる。すなわち、2進カウンタ71で予め
計数するクロックCKの数を設定しておくと、そのクロ
ック数がnとなり、このクロック数nで設定される時間
内にタイミング生成回路5から出力されるφ2のタイミ
ング信号をアップカウンタ72で計数し、この数がmと
なる。
【0060】従って、式(14)に定数であるVr、V
cを入力するとともに、クロック数nを設定して入力し
ておけば、アップカウンタ72で計数したφ2のタイミ
ング信号の数mから圧力Pをデジタル値として出力する
ことができる。
【0061】例えば、5mmHOの圧力がダイヤフラ
ム21にかかったときに、コンデンサ2aの静電容量C
aが11pF、コンデンサ2bの静電容量Cbが9pF
となった場合に、Vr=1.5V、Vc=3V、Cf1
=Cf2=10pFとすると、図5に示すV、V
【数13】 と計算することができる。これにより、3V/0.6V
=5となることから、積分回路3の出力電圧の波形は図
5に示すような5段の階段波形になることが分かる。そ
して、5段の階段波形では7クロックが1周期となるの
で、5周期を計数できるように2進カウンタ71を35
クロック計数するように設定すると、図6に示すような
クロックCKと階段波形との関係になる。
【0062】そして、式(14)に、この関係を入力す
ると、αは実験等で予め求められている値なので、ここ
ではα=0.0143を用いて
【数14】 と求めることができる。すなわち、φ2のタイミング信
号の数(階段波形の数)が圧力値5mmHOに対応し
ている。
【0063】したがって、2進カウンタ71で30クロ
ックを計数する間に、出力されるφ2のタイミング信号
の数をアップカウンタ72で計数して出力することによ
って、測定対象の圧力値をデジタル値として出力するこ
とができる。
【0064】このように、第1の実施形態の静電容量型
センサによれば、物理量の変化によるコンデンサ2a、
2bの静電容量の変化をデジタル値として出力すること
ができる。
【0065】さらに、第1の実施形態の静電容量型セン
サによれば、(Ca−Cb)/(Ca+Cb)の比を利
用して物理量を算出するので、直線補正や温度補正など
を行うことなく、正確な測定結果を出力することができ
る。
【0066】また、コンデンサ2a、2bが差動構造で
あるため、計算式の分子をCa−Cbとすることによっ
て、コンデンサ2a、2bの容量変化を大きくすること
ができる。すなわち、差動構造であるためにコンデンサ
2aの静電容量がCa’=Ca+αと変化したときに
は、コンデンサ2bの静電容量はCb’=Cb−αと変
化する。したがって、(Ca−Cb)/(Ca+Cb)
の式にCa’、Cb’を代入すると (Ca−Cb)/(Ca+Cb)=2α/(Ca+C
b) となり、静電容量の変化αを2倍に大きくすることがで
きる。したがって、第1の実施形態の静電容量型センサ
では測定精度をより高くすることができる。
【0067】さらに、第1の実施形態の静電容量型セン
サでは静電容量の変化を電荷に変化させるためにVr、
Vcを利用しているが、Vrを大きくし、Vcを小さく
することによって容量変化に対する出力されるパルス数
を多くできるので、さらに測定精度を高くすることがで
きる。
【0068】また、VrとVcは、電源電圧Vccを抵
抗で分割することによって生成されている。したがっ
て、 Vc=Vcc・(R1/R2) Vr=Vcc・(R3/R4) と表すことができ、これらを式(14)のVr、Vcに
代入すると、 α・P・(Vc/Vr)=m/n α・P・{Vcc・(R1/R2)}/{Vcc・(R
3/R4)}=m/n α・P・(R1・R4)/(R2・R3)=m/n となる。
【0069】このように、式(14)において電源電圧
Vccは相殺されて消えてしまうので、第1の実施形態
の静電容量型センサでは、電源電圧Vccを変更しても
出力のパルス特性に影響しないようにすることができ
る。
【0070】次に、第2の実施形態の静電容量型センサ
の構成を図7に基づいて説明する。
【0071】図7に示すように、第2の実施形態の静電
容量型センサ91は、第1の実施形態における積分回路
3とコンパレータ回路4との間にサンプリングホールド
回路92、93を接続した点が第1の実施形態と異なっ
ている。
【0072】第1の実施形態の静電容量型センサでは、
積分回路3の出力電圧の波形に図8に示すようなひげ状
のノイズが発生する場合があり、このノイズによってコ
ンパレータ回路4で誤動作が発生していた。
【0073】そこで、第2の実施形態の静電容量型セン
サ91では、積分回路3とコンパレータ回路4との間に
サンプリングホールド回路92、93を接続してひげ状
のノイズをカットしている。このひげ状のノイズは図9
に示すように積分回路3の出力波形の立ち上がりと立ち
下がりに発生するので、サンプリングホールド回路9
2、93では、出力波形の立ち上がりと立ち下がりから
一定時間tだけ遅延させたタイミングで、タイミングパ
ルスPを発生してサンプリングホールドしている。
【0074】これによって、積分回路3の出力波形は図
10に示すようにひげ状のノイズがカットされた波形と
なり、コンパレータ回路4の誤動作を防ぐことができ
る。
【0075】次に、第3の実施形態の静電容量型センサ
の構成を図11に基づいて説明する。
【0076】図11に示すように、第3の実施形態の静
電容量型センサ1101は、第1の実施形態の静電容量
型センサ1にカウンター1102とラッチ部1103と
A/D変換部1104とを接続することによって第1の
実施形態の静電容量型センサ1のデジタル出力をアナロ
グ出力に変換して出力するものである。
【0077】ここで、カウンター1102はタイミング
生成回路5によって出力されたφ2のパルスがCLK端
子に入力され、このパルスをバイナリのデータに変換し
てQ出力とする。例えば3パルス入力されるとQ0(1
の重みを持つ)とQ1(2の重みを持つ)のビットが出
力されることになる。また、カウンター1102のCL
端子は図1では図示していなかった初期リセット信号に
接続されており、この初期リセット信号がCL端子に入
力されるとカウンター1102はクリアされる。
【0078】ラッチ部1103は、カウンター1102
からのQ出力が各D端子に入力され、LT端子に入力さ
れた2進カウンタ71の出力によって各データを保持し
てA/D変換部1104に出力する。また、ラッチ部1
103のCL1端子は電源投入時の保持信号のクリア端
子であり、図1では図示していなかったSTART信号
が入力される。
【0079】このように構成された本実施形態の静電容
量型センサ1101では、初期リセット信号がカウンタ
ー1102のCL端子に入力されると、カウンター11
02はクリアされ、CLK端子に入力されるタイミング
生成回路5からのφ2のパルスをバイナリのデータ(Q
出力)に変換する。
【0080】このQ出力はラッチ部1103の各D端子
に入力され、ラッチ部1103ではLT端子に入力され
た2進カウンタ71の出力によってラッチし、Q0から
Q7をA/D変換部1104に出力する。
【0081】ここで、A/D変換部1104では、
【数15】 に基づいてデジタル出力をアナログ出力に変換する。こ
の式(15)において、VOはアナログ出力、VRはデ
ジタル出力の1の状態での電圧、
【数16】 はデジタル出力が1となったところのAの重みの逆数を
加算したものである。
【0082】例えば、1mmH2Oで1パルス出力され
るように設定されている場合に5mmH2Oの圧力がか
かると5パルス出力されるので、式(15)ではデジタ
ル出力1のときの電圧を3Vとすると、
【数17】 となり、39mVのアナログ出力が得られる。
【0083】このように、本実施形態の静電容量型セン
サによれば、デジタル出力をアナログ出力に変更するこ
とができるので、アナログ出力を必要とするシステムに
も使用用途を広げることができるようになる。また、ノ
イズ等の影響が少なく高精度のアナログ電圧を得ること
ができる。
【0084】さらに、図12に示すように、第1の実施
形態のアップカウンタ71を図11のカウンター110
2の代わりとして利用することによって、図11で示し
た静電容量型センサと同様にデジタル出力をアナログ出
力に変換することができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の静電容量
型センサによれば、物理量の変化を静電容量の変化とし
て検出し、直線補正などをすることなくデジタル出力を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による静電容量型センサの第1の実施形
態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す検出部2の構成を説明するための断
面図である。
【図3】図1に示すタイミング生成回路5で生成される
タイミング信号を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図4】図1に示す積分回路3の各タイミングにおける
構成を説明するための回路図である。
【図5】図1に示す積分回路3によって出力される階段
波形の一例を示す図である。
【図6】図1に示す算出手段7における出力信号の一例
を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】本発明による静電容量型センサの第2の実施形
態の構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示す積分回路3の出力波形を示す図面で
ある。
【図9】図7に示すサンプリングホールド回路92、9
3によるサンプリングホールドを説明するための図面で
ある。
【図10】サンプリングホールド回路92、93を接続
した後の積分回路3の出力波形を示す図面である。
【図11】本発明による静電容量型センサの第3の実施
形態の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明による静電容量型センサの第3の実施
形態の変形例の構成を示すブロック図である。
【図13】従来の容量センサ装置の構成を説明するため
の回路図である。
【符号の説明】
1、91、1101、1105 静電容量型センサ 2 検出部 2a、2b、33、36 コンデンサ 3 積分回路 3a 第1の充電手段 3b 第2の充電手段 4 コンパレータ回路 5 タイミング生成回路 6 クロック発生器 7 算出手段 8 残差電圧生成手段 21 ダイヤフラム 22、23 電極 31、34 出力ホールド用コンデンサ 32、35、41 演算増幅器 S1、S2、・・・、S16 スイッチ 42 インバータ 43 D型フリップフロップ 71 2進カウンタ 72 アップカウンタ 81 差動増幅器 82、92、93 サンプリングホールド回路 1102 カウンタ 1103、1106 ラッチ部 1104、1107 A/D変換部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理量の変化を静電容量の変化として検
    出する第1コンデンサと、 この第1コンデンサと差動コンデンサとなる第2コンデ
    ンサと、 この第2コンデンサに蓄えられた電荷と前記第1コンデ
    ンサに蓄えられた電荷との和となる電荷量を第3コンデ
    ンサに充電する第1の充電手段と、 前記第1コンデンサに蓄えられた電荷と前記第2コンデ
    ンサに蓄えられた電荷との差となる電荷量を第4コンデ
    ンサに充電する第2の充電手段と、 この第2の充電手段で充電された前記第4コンデンサの
    電荷量が、前記第3コンデンサの電荷量以上になったと
    きには検出信号を出力する検出信号出力手段と、 この検出信号出力手段で出力された前記検出信号を一定
    時間計数し、この信号数に基づいて前記物理量を算出す
    る算出手段とを含むことを特徴とする静電容量型セン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記検出信号出力手段によって出力され
    た前記検出信号に基づいて、 前記第3コンデンサと前記第4コンデンサとに充電され
    ている電荷を放電するリセットタイミングと、 前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとを並列に接
    続して電荷を充電する第1タイミングと、 この第1タイミングで充電された電荷量を前記第3コン
    デンサに充電する第2タイミングと、 前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとを直列に接
    続して電荷を充電する第3タイミングと、 この第3タイミングで充電された電荷量を前記第4コン
    デンサに充電する第4タイミングとを生成するタイミン
    グ生成手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記
    載の静電容量型センサ。
  3. 【請求項3】 前記検出信号出力手段で前記検出信号が
    出力されたときには、前記第1の充電手段の出力電圧と
    前記第2の充電手段の出力電圧との差の電圧である残差
    電圧を生成し、この残差電圧で前記第1コンデンサと前
    記第2コンデンサとを充電する残差電圧生成手段をさら
    に含むことを特徴とする請求項1または2に記載の静電
    容量型センサ。
  4. 【請求項4】 前記第1の充電手段と前記検出信号出力
    手段との間にサンプリングホールド回路が接続され、前
    記第2の充電手段と前記検出信号出力手段との間にもサ
    ンプリングホールド回路が接続されていることを特徴と
    する請求項1、2または3に記載の静電容量型センサ。
  5. 【請求項5】 前記第1タイミングで充電する電圧と、
    前記第3タイミングで充電する電圧とが、電源電圧を抵
    抗で分割することによって生成されることを特徴とする
    請求項2、3または4に記載の静電容量型センサ。
  6. 【請求項6】 前記第3タイミングで充電する電圧と、
    前記第4タイミングで充電する電圧とをそれぞれ調節可
    能にすることを特徴とする請求項2、3、4または5に
    記載の静電容量型センサ。
  7. 【請求項7】 前記算出手段で算出された物理量を、ア
    ナログ出力に変換するアナログ変換手段をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の
    静電容量型センサ。
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