JP6237370B2 - 時間電圧変換器 - Google Patents
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Description
しかし、測定時間が非常に短い場合には、その電圧差は非常に小さくなるため、精度よく測定することが困難である。また、特許文献1では、デジタル信号のパルス幅時間及び周期の測定に専ら使用される。
第1カウンタ21は、所定数を計数したときに、その旨の信号を第1スイッチング素子SW1に出力し、第1スイッチング素子SW1をオンさせる。第1カウンタ21の計数値を調整することにより、第1コンデンサC1に充電される電圧を調整することができる。
従って、例えば、第1コンデンサC1の充電特性を示す直線の傾きより第2コンデンサC2の充電特性を示す直線の傾きを小さくすれば、大きな差電圧ΔVを得ることができる。この構成により、耐ノイズ性を向上させ、また、感度を向上させることができる。
第1コンデンサC1の充電は、時間ta’が経過した後、例えば、10μsが経過した後に停止される。なお、図2において、時間td及びtd’は、被測定信号VINの立ち上がり及び立ち下がり時に第1コンパレータCMP1及び第2コンパレータCMP2の出力にそれぞれ発生するディレイタイムである。
第2コンデンサC2の充電は、時間tb’が経過した後に停止される。第2コンデンサC2の充電の停止は、例えば第1コンデンサC1の充電の停止と同じタイミングになるように構成してもよい。
このように、第1定電流及び第2定電流の値、又は、第1コンデンサC1及び第2コンデンサC2の容量を設定することにより、第1コンデンサC1の充電特性を示す直線の傾きより第2コンデンサC2の充電特性を示す直線の傾きが小さくなるので、大きな差電圧ΔVを得ることができる。その結果、耐ノイズ性を向上させ、また、感度を向上させることができる。
これにより、差動増幅回路13の出力端子OUT1には、電圧V1と電圧V2との差電圧ΔV12が出力される。同様に、差動増幅回路13の出力端子OUT2には、電圧V2と電圧V3との差電圧ΔV23sが出力され、出力端子OUT3には、電圧V3と電圧V4との差電圧ΔV34が出力され、出力端子OUT4には、電圧V4と電圧V5との差電圧ΔV45が出力される。
また、差動増幅器13は、任意の充電回路間の差電圧を検出する組み合わせを行うことも可能であり、必要に応じて差動増幅器を増設してもよい。即ち、差動増幅回路13は、被測定信号が第j電圧から第j+x電圧(x=2、3、・・・、N)に達してから所定時間が経過した後に第jコンデンサの電圧と第j+xコンデンサの電圧との差電圧を検出し、被測定信号の第jから第j+x区間の時間に対応する電圧として出力するように構成してもよい。
次に、実施例3の変形例について説明する。図6は、本発明の実施例3の変形例の時間電圧変換器の構成を示す回路図である。実施例3と同一部分には、同一符号を付し説明を省略する。
被測定信号VINが図7に示すように変化すると、被測定信号VINが漸増する範囲では、第1コンパレータCMP1〜第4コンパレータCMP4が時刻t1〜t4においてそれぞれトリップし、電圧V1〜V4を差動増幅回路13に供給する。
これにより、差動増幅回路13の出力端子OUT1には、電圧V1と電圧V2との差電圧ΔV12が出力される。同様に、差動増幅回路13の出力端子OUT2には、電圧V2と電圧V3との差電圧ΔV23が出力され、出力端子OUT3には、電圧V3と電圧V4との差電圧ΔV34が出力される。
これにより、差動増幅回路13の出力端子OUT1には、電圧V5と電圧V6との差電圧ΔV56が出力される。同様に、差動増幅回路13の出力端子OUT2には、電圧V6と電圧V7との差電圧ΔV67が出力され、出力端子OUT3には、電圧V7と電圧V8との差電圧ΔV78が出力される。
12 第2充電回路
1N 第N充電回路
13 差動増幅回路
14 制御回路
15 基準電圧源
OP オペアンプ
CMP1〜CMP4 第1〜第4コンパレータ
E1〜EN 第1〜第N基準電源
21〜2n 第1〜第Nカウンタ
I1〜IN 第1〜第N電流源
SW1〜SWN 第1〜第Nスイッチング素子
C1〜CN 第1〜第Nコンデンサ
R1〜R4 抵抗
Claims (9)
- 被測定信号が第1電圧から第2電圧まで変化する時間を電圧に変換して出力する時間電圧変換器であって、
前記被測定信号が第1電圧に達したときに、第1定電流により第1コンデンサを充電する第1充電回路と、
前記被測定信号が第2電圧に達したときに、第2定電流により第2コンデンサを充電する第2充電回路と、
前記被測定信号が第2電圧に達してから所定時間が経過した後に前記第1コンデンサの電圧と前記第2コンデンサの電圧との差電圧を検出し、前記被測定信号が前記第1電圧から前記第2電圧に至るまでの時間に対応する電圧として出力する差電圧検出部と、
を備えることを特徴とする時間電圧変換器。 - 前記第1充電回路は、
前記第1電圧を第1基準電圧として前記被測定信号と比較し、被測定信号が第1基準電圧に達したときに、前記第1定電流による前記第1コンデンサへの充電を開始させる第1電圧比較器を備え、
前記第2充電回路は、
前記第2電圧を第2基準電圧として前記被測定信号と比較し、被測定信号が第2基準電圧に達したときに、前記第2定電流による前記第2コンデンサへの充電を開始させる第2電圧比較器を備えることを特徴とする請求項1記載の時間電圧変換器。 - 前記第1定電流の値と前記第2定電流の値との比は1:1/N(Nは1以上の整数)であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の時間電圧変換器。
- 前記第1コンデンサの容量と前記第2コンデンサの容量との比は1:N(Nは1以上の整数)であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の時間電圧変換器。
- 前記第1充電回路は、前記被測定信号が第1電圧に達したときに計数を開始する第1カウンタを備え、該第1カウンタが所定数を計数したときに前記第1定電流により第1コンデンサを充電し、
前記第2充電回路は、前記被測定信号が第2電圧に達したときに計数を開始する第2カウンタを備え、該第2カウンタが所定数を計数したときに前記第2定電流により第2コンデンサを充電することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の時間電圧変換器。 - 第1電圧から第N電圧(Nは3以上の整数)まで変化する被測定信号を構成する複数の区間の時間を電圧に変換して出力する時間電圧変換器であって、
前記被測定信号が第j電圧(j=1、2、・・・、N)に達したときに、第j定電流により第jコンデンサを充電する第j充電回路と、
前記被測定信号が第j+1電圧に達したときに、第j+1定電流により第j+1コンデンサを充電する第j+1充電回路と、
前記被測定信号が第j+1電圧に至る毎に、第j+1電圧に達してから所定時間が経過した後に前記第jコンデンサの電圧と前記第j+1コンデンサの電圧との差電圧を検出し、前記第1電圧から前記第N電圧まで変化する前記被測定信号を構成する複数の区間の時間に対応する電圧として出力する差電圧検出部と、
を備えることを特徴とする時間電圧変換器。 - 前記差電圧検出部は、前記被測定信号が第j電圧から第j+x電圧(x=2、3、・・・、N)に達してから所定時間が経過した後に前記第jコンデンサの電圧と前記第j+xコンデンサの電圧との差電圧を検出し、前記被測定信号の前記第jから第j+x区間の時間に対応する電圧として出力することを特徴とする請求項6記載の時間電圧変換器。
- 第1の被測定信号が第1電圧に達してから、第2の被測定信号が第2電圧に達するまでの時間差を電圧に変換して出力する時間電圧変換器であって、
前記第1の被測定信号が第1電圧に達したときに、第1定電流により第1コンデンサを充電する第1充電回路と、
前記第2の被測定信号が第2電圧に達したときに、第2定電流により第2コンデンサを充電する第2充電回路と、
前記第2の被測定信号が第2電圧に達してから所定時間が経過した後に前記第1コンデンサの電圧と前記第2コンデンサの電圧との差電圧を検出し、前記第1の被測定信号が前記第1電圧に達してから前記第2の被測定信号が前記第2電圧に至るまでの時間に対応する電圧として出力する差電圧検出部と、
を備えることを特徴とする時間電圧変換器。 - 前記被測定信号は、2以上の複数の被測定信号jからなり、
前記複数の被測定信号jの各々が第j電圧(j=1、2、・・・、N)に達したときに、第j定電流により第jコンデンサを充電する第j充電回路を備え、
前記差電圧検出部は、前記複数の被測定信号が第j電圧から第j+x電圧(x=2、3、・・・、N)に達してから所定時間が経過した後に、前記第jコンデンサの電圧と前記第j+xコンデンサの電圧との差電圧を検出し、前記被測定信号の第jから第j+x区間の時間に対応する電圧として出力することを特徴とする請求項6記載の時間電圧変換器。
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