JP2002310767A - ガスメーター交換方法及び管内圧力と気体濃度の計測装置 - Google Patents

ガスメーター交換方法及び管内圧力と気体濃度の計測装置

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JP2002310767A
JP2002310767A JP2001118855A JP2001118855A JP2002310767A JP 2002310767 A JP2002310767 A JP 2002310767A JP 2001118855 A JP2001118855 A JP 2001118855A JP 2001118855 A JP2001118855 A JP 2001118855A JP 2002310767 A JP2002310767 A JP 2002310767A
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gas
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Nariyasu Kashihara
成泰 樫原
Yoshiyuki Tadokoro
美幸 田所
Hideki Ogi
秀樹 扇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】家人が留守であっても屋外で安全で容易な作業
でガスメーターを交換できるガスメーター交換方法を提
供すること。 【解決手段】既設のガスメーターが一次側配管5及び二
次側配管6に取り付けられている状態で、2管固定治具
20で一次側配管5と二次側配管6とを固定する。そし
て、既設のガスメーターの二次側配管口に装着したノー
ブロー治具でゴムパッキンに針部材を挿通させて、既設
ガスメーター内のガスを回収する。次に、既設のガスメ
ーターを取り外し、新規のガスメーター1Nを取り付け
る。この際、新規のガスメーター1Nの二次側配管口3
Nに気密保持治具60を装着して、新規のガスメーター
1Nの空気をガスに置換する。この際、気密保持治具6
0に計測装置をホースを介して接続して既設のガスメー
ター1N内のガスの置換度合いを計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配管されている
既設のガスメーターを新規のガスメーターに交換する際
に、全ての作業を屋外で行なうことができるガスメータ
ーの交換方法及び管内圧力と気体濃度の計測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスメーターは一次側配管口と
二次側配管口を有して屋外に配置され、一次側配管口に
はガス供給源からガス栓を介して一次側配管が接続さ
れ、二次側配管口には屋内のガス器具に接続する二次側
配管が接続されている。そして、ガスメーターは、メー
タ検定有効期限(7〜10年)に近づくと、新規のガス
メーターに交換しなければならない。
【0003】従来のガスメーター交換方法は、通常、一
次側配管に配置されているガス栓を閉じた後に、既設配
管の気密確認を行ない、漏れのないことを確認した上
で、ガスメーターに接続されている一次側配管と二次側
配管のユニオンナットを緩めて既設のガスメーターを取
り外し、新規のガスメーターを取り付けていた。新規の
ガスメーターを取り付けた後には、新規のガスメーター
を含む配管内の気密度合い検査を行ない、新規のガスメ
ーター内に残留されている空気によってガス器具の点火
中に火が消えてしまう虞が生じることから、空気抜きの
ため屋内で点火確認作業を行なっていた。
【0004】この交換作業においては、交換作業を終了
した時点で、屋内においてガス器具を用いて点火確認作
業を行なうために、家人の立会が必要であり、家人が不
在の場合にはガスメーターの交換ができなかった。最近
では、核家族化、共稼ぎ等で留守にしている家庭が多
く、交換作業に支障をきたしていた。しかも、従来の方
法では、既設のガスメーターを取り外したときに、既設
のガスメーター内及び配管内に残留されていたガスを大
気中に放出することになり危険を伴うとともに、残留ガ
スを回収することができないことからガスの再利用を図
ることができなかった。
【0005】これらのことを解決するために、家人が不
在でも、ガスの気密確認を実施してガスメーターの交換
作業を行なえるようにする技術が、特開昭60−152
6号及び特開昭62ー91816号に記載されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の公報の
ものでは、ガスメーターを交換する際に、バイパス管を
設けてガスメーター内にガスを通さないようにした上
で、ガスメーターの交換作業を行なっていたことから、
専用のガスメーターが必要であったり、バイパス管を配
管するための作業に手間がかかっていた。例えば、前者
の場合、ガスメーター配管設置時に予め接続ユニットを
ガスメーターに取りつけておき、ガスメーター交換時に
接続ユニットにバイパス管を取りつけることによって、
ガス器具を使用中であっても、新旧のガスメーターを交
換することができるようにしていた。しかし、この場
合、ガスメーター交換時には、ガスメーターには予め接
続ユニットが取りつけられていなければならず、専用の
ガスメーター以外には適用できないという問題があっ
た。しかもバイパス管を取りつける際には、ガス栓とバ
イパス管との間(ガスメーターを含む)に残留されてい
たガスが大気中に放出され、危険が伴っていた。
【0007】また、後者の場合、ガス器具に接続する二
次側配管の途中で、ガス器具に接続する配管系統からチ
ーズを介して分岐されたバイパス管を予め備えている。
そして、ガス栓を閉鎖することによって、バイパス管か
ら供給されたガスを直接ガス器具に送っていた。そのた
め、ガス栓を閉鎖しても、点火中のガス器具はそのまま
使用することができるものであった。しかしこの場合の
バイパス管は予め配管されていることが前提であるた
め、バイパス管が配管されていない一般の家庭では適用
することができず、しかも、既設のガスメーターを取り
外した瞬間に残留ガスが大気中に放出されて、やはり危
険を伴っていた。
【0008】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、第1の目的は、一般家庭の屋外に配置されている
いずれのガスメーターにも適用できて、家人が留守であ
っても屋外で全ての作業を行なえるようにするものであ
り、第2の目的は、残留ガスを大気に放出することなく
回収できて、危険を伴わなずに容易な作業を行なうこと
ができることであり、第3の目的は、第1及び第2の目
的を達成するために、管内のガスの状態を計測すること
のできる計測装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるガス
メーター交換方法では、上記の課題を解決するために、
以下のように行なうものである。すなわち、一方の面に
一次側配管口と二次側配管口とが形成され、前記一次側
配管口にはガス栓を介してガス供給源に接続する一次側
配管が接続され、前記二次側配管口にはガス器具に接続
する二次側配管が接続された既設のガスメーターを、新
規のガスメーターに交換するガスメーター交換方法であ
って、既設のガスメーターを前記一次側配管及び前記二
次側配管から取り外した後、新規のガスメーターの一次
側配管口を前記一次側配管に接続し、前記一次側配管と
新規のガスメーターとが接続している状態で、前記ガス
栓を開けて新規のガスメーター内にガスを供給すること
によって、新規のガスメーター内の空気を外部に排出し
て新規のガスメーター内にガスを充満させて、空気をガ
スに置換する置換工程を含むことを特徴とするものであ
る。
【0010】また好ましくは、前記置換工程が、新規の
ガスメーターの二次側配管口に着脱可能に構成され、か
つ外部配管口を有して二次側配管口を開閉可能に配置さ
れる開閉蓋を有する気密保持装置を装着して行なわれる
ものであればよい。
【0011】また、前記置換工程の前に、既設のガスメ
ーターが接続されている状態で、既設のガスメーター内
の残留ガスを回収する残留ガス回収工程を含むものであ
ればなおよい。
【0012】前記残留ガス回収工程が、既設のガスメー
ターの二次側配管口に接続される管用継手内のシール部
材を挿通可能な針部材を有して構成されるノーブロー装
置を装着して行なわれるものであることが望ましい。
【0013】また、前記置換工程の後で、前記二次側配
管内の気密度合いを確認する管内気密度合い検査工程を
行なうものであればよい。
【0014】また、既設のガスメーターが、前記一次側
配管及び二次側配管に取り付けられている状態で、前記
一次側配管と前記二次側配管とを着脱可能な2管固定装
置で固定すればよい。
【0015】また好ましくは、既設のガスメーターを前
記一次側配管及び前記二次側配管から取り外す際、ある
いは新規のガスメーターを前記一次側配管及び前記二次
側配管に取り付ける際、既設あるいは新規のガスメータ
ーが、前記2管固定装置に懸吊可能に支持されていれば
さらによい。
【0016】また、この発明に係わるガスメーター交換
における管内圧力と気体濃度の計測装置は、一方の面に
一次側配管口と二次側配管口とが形成され、前記一次側
配管口にはガス供給源に接続する一次側配管が接続さ
れ、前記二次側配管口にはガス器具に接続する二次側配
管が接続された既設のガスメーターを新規のガスメータ
ーに交換する際に、管内の圧力と気体の濃度とを計測す
る計測装置であって、既設のガスメーターが前記一次側
配管及び前記二次側配管に取り付けられている状態で、
既設のガスメーターを含む管内の圧力を計測し、既設の
ガスメーターが、前記一次側配管と前記二次側配管に取
り付けられている状態で、既設のガスメーターを含む前
記二次側配管内の残留ガスを回収しながら、既設のガス
メーターを含む管内のガス回収度合いを計測し、新規の
ガスメーターを前記一次側配管及び前記二次側配管に取
り付ける際に、新規のガスメーター内の空気をガスに置
換しながら、新規のガスメーターのガス置換度合いを計
測し、新規のガスメーター内にガスが充満された状態
で、新規のガスメーターを含む管内の圧力を計測する、
ように構成されたことを特徴とするものである。
【0017】また好ましくは、前記計測装置には、管内
の圧力を計測する圧力センサと、気体の濃度を計測する
気体濃度センサとが配設されていればよい。
【0018】
【発明の効果】上述のように、本発明のガスメーター交
換方法は、既設のガスメーターを取り外して新規のガス
メーターを取り付ける際には、新規のガスメーターの一
次側配管口と一次側配管を接続して、ガス栓を開けるこ
とによって、一次側配管から供給されたガスは、新規の
ガスメーター内の空気を外部に排出して、新規のガスメ
ーター内をガスで充満することができ、その状態で新規
のガスメーターの二次側配管口を二次側配管に接続すれ
ば、新規ガスメーター内には、ガスが充満された状態で
接続されるので、ガス器具を用いて空気抜きするための
ガス点火確認作業を省略することができる。従って、家
人が留守であっても、ガスメーター交換作業を行なうこ
とが可能となる。
【0019】また、上記の置換工程を行なうために、気
密保持装置が新規のガスメーターの二次側配管口に装着
される。新規のガスメーター内の空気を抜く際には、開
閉蓋で二次側配管口を閉じるようにすれば、ガス栓を開
けることによって一次側配管から新規のガスメーターに
供給されたガスにより、空気は開閉蓋に形成された外部
配管口から外部に排出して、新規のガスメーター内はガ
スで充満される。そして開閉蓋を開けて新規のガスメー
ターを二次側配管に接続すれば、新規のガスメータ内に
はガスが充満された状態で接続されるので、屋内でのガ
ス点火確認作業を省略することができて、家人が留守で
あっても屋外でガス交換作業を行なうことができる。
【0020】しかも、交換作業を終えた後で気密保持装
置を取り外すことができるので、次の作業に再使用する
ことができ、ガスメーターの交換にあたって、予め、バ
イパス管を設けておくこともなく、その場で、極めて容
易な交換作業を行なうことができる。
【0021】また、このガスメーター交換方法では、置
換工程の前に、既設のガスメーター内の残留ガスを大気
に放出しないで回収することができることから、危険を
伴わないでガス交換作業を行なうことが可能となる。
【0022】つまり、既設のガスメーターを取り外す前
に、既設のガスメーター内の残留ガスを回収することに
よって、既設のガスメーターを取り外しても、残留ガス
を大気に放出することがないことから、危険を防止する
することができ、また残留ガスを回収することによって
ガスの再利用をすることができることから、省エネを図
ることができる。
【0023】そして、上記のガス回収工程を、既設のガ
スメーターの二次側配管に装着したノーブロー装置で行
なう。ノーブロー装置は、既設のガスメーターが既設配
管に取り付けられている状態で針部材で二次側配管のシ
ール部材を挿通させる。そして、ガス栓を閉めれば、ガ
ス栓から既設のガスメーター内に残留されている残留ガ
スを針部材から外部に排出することができる。そして、
針部材に、例えば、ガス回収バッグを接続すれば、残留
ガスを回収することができ、既設のガスメーターを取り
外しても、残留ガスを大気に放出することがないことか
ら、危険を防止することができ、また残留ガスを回収す
ることによってガスの再利用をすることができることか
ら、省エネを図ることができる。
【0024】さらに、このガスメーターの交換方法で
は、前記置換工程の後で、新規のガスメーターの二次側
配管口を二次側配管に開通させた後、新規のガスメータ
ーを含む管内の気密度合いを確認することができ、ガス
メーター交換の安全で確実な作業を行なうことができ
る。
【0025】また、このガスメーターの交換方法では、
既設のガスメーターが既設配管に取り付けられている状
態で、一次側配管と二次側配管とを2管固定装置で固定
することができることから、既設のガスメーターを取り
外しても、一次側配管と二次側配管に経年変化等による
応力が加わっていても、一次側配管と二次側配管との2
管のピッチを変化させることがなく、新規のガスメータ
ーを取り付ける際、極めて容易に2管に取り付けること
が可能となり、ガスメーターの交換作業を容易に行なう
ことができる。
【0026】また、既設あるいは新規のガスメーターを
2管固定装置に懸吊できるように構成すれば、既設のガ
スメータを取り外す際、又は新規のガスメーターを取り
付ける際に、仮接続状態のガスメータでも気密を保持す
ることができるとともに、既設あるいは新規のガスメー
ターを手で支持することがないことから、既設あるいは
新規のガスメーターの着脱や、前記ノーブロー装置や前
記気密保持装置を用いて行なう計測作業も容易に行なう
ことができる。
【0027】また、この発明に係わるガスメーター交換
における計測装置は、既設のガスメーターが取り付けら
れている状態で、既設配管内の気密度合いを計測すると
ともに、既設のガスメーター内の残留ガスを回収しなが
ら、残留ガスが回収されたかどうかの回収度合いを計測
し、そして、新規のガスメーターを取り付ける際の、ガ
スの置換度合いを計測し、さらに、新規のガスメーター
が取り付いた状態で、管内の気密度合いを計測すること
から、ガスメーターの交換に必要な点検作業を全て計測
装置で行なってデータを記録することができる。そのた
め、家人が不在であっても、確実に屋外でガスメーター
交換作業を行なうことが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。以下に説明するガスメーター
の交換方法は、既設のガスメーターを新規のガスメータ
ーに交換する際に、既設配管内の気密度合いを計測する
とともに残留ガスを回収し、新規のガスメーター内の空
気をガスに置換するとともに交換後の気密度合いの確認
を行なうことによって、極めて安全な方法で作業でき、
しかもガスメーターの交換作業を全て屋外で作業できる
ように行なうものである。
【0029】通常、ガスメーター1は、図1〜2に示す
ように、屋外に配置され、ガス供給源12からガス栓4
を介して接続される一次側配管5と、屋内に配置される
各種のガス器具11に接続される二次側配管6とを接続
している。ガスメーター1には、図2に示すように、上
面に、一次側配管口2と二次側配管口3とが形成され、
それぞれの配管口2、3には上方に向かってシール部材
としてのゴムパッキン7、7を介して管用継手8、8が
接続されている。
【0030】一次側配管5は、一次側配管口2に接続さ
れた管用継手8からガス栓4を介してガス供給源12に
接続され、二次側配管6は、二次側配管口3に接続され
る管用継手8からガス用の配管部材10を接続して家屋
内に配置される各種のガス器具11に接続されている。
なお、実施形態では管用継手8、8から配管方向を変え
るために、適宜エルボ9、9を介在させているが、もち
ろんこれに限定するものではない。
【0031】既設のガスメーター1を新規のガスメータ
ー1Nに交換するにあたっては、交換する既設のガスメ
ーター1と新規のガスメーター1Nとに各種の治具を装
着して、既設配管内の気密度合いの確認及び既設のガス
メーターからのガス回収、新規のガスメーター内部の空
気をガスに置換及び置換後の既設配管内の気密度合いの
確認等を行なうことによって、屋内での空気抜きのため
の点火確認作業を除くようにするものであり、以下、詳
細に説明する。
【0032】実施形態では、まず、既設のガスメーター
1が既設配管としての一次側配管5と二次側配管6とに
接続している状態で、図3〜4に示すように、既設のガ
スメーター1の一次側配管口2に接続している一次側配
管5の元部側に配置するエルボ9と、二次側配管口3に
接続している二次側配管6の元部側に配置するエルボ9
との2管を、図5〜6に示すように、2管固定治具20
で把持して固定する。もちろん2配管を紐あるいは針金
等で結んで固定してもよいが、作業の能率を考慮すれ
ば、2管固定治具20で固定することが望ましい。
【0033】2管固定治具20は、図5〜6に示すよう
に、開閉可能に配置されて2管のエルボ9、9を把持す
る把持部22、22と、把持部22、22を支持する板
状の本体部21とを有して構成されている。把持部22
は、2管のエルボ9、9間のピッチがずれたり、管径が
異なっていても把持できるように構成されていれば、ど
のように形成されていてもよい。
【0034】実施形態で使用する2管固定治具20は、
図例においては、左右対称の一対のレバー23、23
が、本体部21に軸24、24に回動可能に支持されて
配置されている。各レバー23、23は、エルボ9、9
との把持面に歯部23a、23aを形成して、本体部2
1の対向する面に形成された歯部21a、21aに向か
って移動可能に構成されている。そして、エルボ9、9
を把持した後では、各レバー23、23が把持位置でロ
ックできるように、レバー23、23の端部23b、2
3bを回転方向に押圧するロック装置55、55が本体
部21に螺合するように装着されている。
【0035】さらに、本体部21の中央部には、本体部
21を板厚方向で上下に挿通するようにガスメーター懸
吊部30が配置され、既設のガスメーター1を取り外す
際、あるいは新規のガスメーター1Nを取り付ける際、
例え仮接続状態でも気密を保持できるとともに、手で支
持することのないように、本体部21に配置されたノブ
31で操作される吊り部32(図4及び図6参照)が本
体部21に配置されてガスメーター1を懸吊可能に構成
している。
【0036】従って、既設のガスメーター1が接続され
ている状態で、把持部22、22のレバー23、23を
開いたまま、各把持部22、22を各エルボ9、9の位
置に合わせて嵌め込み、各レバー23、23の歯部23
a、23aが各エルボ9、9を把持するまで各ロック装
置55、55を締め込むと、各レバー23、23は各エ
ルボ9、9を把持した位置でロックされる。
【0037】なお、2管固定治具20は、ロック装置5
5、55を緩めることによって、各レバー23、23を
エルボ9、9から離れるように作用させると、2管固定
治具20自体が、既設配管から取り外すことができるこ
とから、ガスメーターの交換作業を終えると取り外すこ
とができ、次回のガスメーターの交換作業に再使用する
ことができる。
【0038】なお、2管固定治具は、一対の把持部間の
ピッチを大きく調整できるように、一方の把持部に対し
て他方の把持部を移動するように構成されるものであっ
てもよく、レバーの回動中心位置を移動調整して、管径
の異なるものに容易に対応できるように構成してもよ
い。いずれにしても一次側配管5と二次側配管6との2
管を固定できるように構成されていれば、その構成を限
定するものではない。
【0039】次に、2管のピッチが固定された後、二次
側配管6の管用継手8におけるユニオンナットを緩め、
ゴムパッキン7を表面に現れるようにする。このとき、
2管固定治具20に既設のガスメーター1が懸吊してあ
れば、ガス漏れの心配はない。
【0040】そして、図7〜8に示すように、ゴムパッ
キン7に、ノーブロー治具40の針部材45を挿通させ
る。ノーブロー治具40は、既設のガスメーター1の二
次側配管口3に装着して、既設のガスメーター1を含む
既設配管内の気密度合いの確認を行なうとともに、既設
のガスメーター1を含む既設配管内の残留ガスを回収す
るように構成するものであり、図7〜8に示すように、
内部にガス通し孔46を形成する針部材45と、針部材
45を支持する本体部41及び、針部材45のガス通し
孔46に連接されて本体部41の外端面に形成される外
部配管口47と、外部配管口47に装着される外部接続
用の配管金具48とを有して構成されている。
【0041】このノーブロー治具40は、本体部41が
主本体部41Aと副本体部41Bとを有して、支点部4
2を中心に開閉可能に構成されてガスメーター1の二次
側配管口3に装着することができ、本体部41が二次側
配管口3に装着されると、ハンドル43を回転させるこ
とによって針部材45を突出させてゴムパッキン7に貫
通させて二次側配管口3に開通させる。
【0042】針部材45に形成されたガス通し孔46
は、配管金具48と後述する計測装置MとにホースPを
接続させることによって、管内の気密度合いの確認がで
きるとともに、計測装置Mにガス回収バッグBを接続さ
せれば、管内のガスを回収することができる。
【0043】なお、ガスメーター1内の残留ガスを回収
する際、既設のゴムパッキン7に針部材45を刺し込む
ことによって、ゴムパッキン7自体が針部材45の外周
面に密着することからガスメーター1内のガスが大気側
に漏れることを防止することができるとともに、既設の
ゴムパッキン7は、新規のガスメーター1Nに交換する
際に、新規のゴムパッキン7Nに交換することによって
廃棄される。従って、針部材45を刺し込んで傷がつい
た既設のゴムパッキン7を再使用することはない。
【0044】また、ノーブロー治具40は、ガスを回収
するために、単に、針部材45をガス回収用バッグBに
ホースPを介して接続させたものでもよいが、ゴムパッ
キン7の所定の位置に確実に刺し込んで容易な作業で行
なって、しかも管内のガスの気密度合いの確認をするた
めには、図例のように既設のガスメーター1の二次側配
管口3に装着可能な本体部41を設けるとともに、計測
装置Mに接続させてガスの気密度合いの確認を行なえる
ようにすることが望ましい。
【0045】そして、計測装置Mによって、後述のよう
に、既設のガスメーターを含む既設管内の気密度合いの
確認をした後、既設のガスメーター1内のガスを回収し
て、計測装置Mによってガス回収度合いを確認し、図9
に示すように、一次側配管5及び二次側配管6から既設
のガスメーター1及びゴムパッキン7、7を取り外す。
【0046】次に、新規のガスメーター1Nを、気密保
持治具60を使用して新規のガスメーター1N内の空気
をガスに置換し、2管固定治具20に固定された一次側
配管5と二次側配管6に取り付ける作業を行なう。
【0047】気密保持治具60は、まず新規のガスメー
ター1Nの二次側配管口3Nに装着するとともに新規の
ガスメーター1Nの二次側配管口3Nを塞いだ状態で、
一次側配管5の元部配管に新規のガスメーター1Nの一
次側配管口2Nを接続して新規のガスメーター1N内の
空気をガスに置換するのに用いられる。そのために、気
密保持治具60は、図10〜11に示すように、ガスメ
ーター1Nの二次側配管口3N及び二次側配管6の新規
のゴムパッキン7Nに装着可能な本体部61と、本体部
61内を出入可能に配置させることによってガスメータ
ー1Nの二次側配管口3Nを開閉するように形成される
シャッター部材80とから構成されている。
【0048】実施形態では、本体部61は、上部にゴム
パッキン7に嵌入可能な第1の孔62と、下部に第1の
孔62と同心上に形成されてガスメーター1Nの二次側
配管口3Nに装着可能な第2の孔63とが形成され、第
1の孔62及び第2の孔63とを縦方向(図10参照)
で二分割できるように、一端が共に軸支され他端が開閉
可能な第1本体部61Aと第2本体部61Bとから構成
されている。また、第1本体部61Aと第2本体部61
Bが閉じられて一体的に結合されている状態で、高さ方
向の中央部で、シャッター部材80が出入される貫通孔
65(図11参照)が形成されている。
【0049】開閉可能に形成された第1本体部61Aと
第2本体部61Bの他端は、第1本体部61Aと第2本
体部61Bが閉じた状態で固定できるように、本体部ロ
ック装置90が設けられている。
【0050】また、第1本体部61の一方の隅には、シ
ャッター部材80が本体部61に出入するのを規制する
ストッパ66が装着されている。ストッパ66は、第1
本体部61の上面と下面に形成された凹部61aに嵌合
するとともに、本体部61の貫通孔65に向かって摺動
可能に配置されている。
【0051】シャッター部材80は、図10に示すよう
に、ガスメーター1Nの二次側配管口3Nを開閉する蓋
部81と、シャッター部材80を本体部61に挿入する
手持ち部82とを有して略T字形に形成されている。手
持ち部82は蓋部81より厚みを厚く形成され、手持ち
部82の蓋部81側先端面段部は、第1本体部61Aの
端面に当接する第1ストッパ面82aとして形成され、
蓋部81の手持ち部82との連接面における両側肩部
が、ストッパ66に当接する第2ストッパ面81aとし
て形成されている。
【0052】また、蓋部81の下面には、2個の小孔の
通気孔68・69が形成されている。図11に示すよう
に、一方の通気孔68は蓋部81を貫通して形成され、
他方の通気孔69は、蓋部81の下面から手持ち部82
の外面にわたって挿通するように蓋部81の内部で屈折
して形成されている。
【0053】手持ち部82の外端面には、通気孔69に
連結する外部配管口70が形成され、外部配管口70に
配管金具71を介して、後述の計測装置Mとを接続する
ホースPを連結してさらにガス回収用バッグBを接続す
れば、例えば、新規のガスメーター1N内の空気を排出
してガスに置換しながら、ガスの置換度合いを計測装置
Mで計測することができ、また、ガスメーター1N内の
空気をガスとともにガス回収用バッグBに回収すること
ができる。
【0054】一方の通気孔68は、図11に示すよう
に、シャッター部材80が本体部61の貫通孔65に挿
通して、シャッター部材80の手持ち部82の第1スト
ッパ面82aが第1本体部61Aの一端に当接した位置
において、二次側配管口3Nより外方に位置され、その
位置において通気孔69は、ガスメーター1Nの二次側
配管口3Nと開通される位置にあるように形成されてい
る。
【0055】次に上記気密保持治具60の作用について
説明する。
【0056】まず、図12に示すように、本体部61の
貫通孔65にシャッター部材80を挿通して、シャッタ
ー部材80が貫通孔65から抜けることを防止するため
に、ストッパ66が貫通孔65の一部を塞ぐように移動
する。そして本体部61をガスメーター1Nの二次側配
管口3Nに装着する。シャッター部材80は、第1スト
ッパ面82aが第1本体部61Aの端面に当接する位置
まで移動して停止するため、二次側配管口3Nは蓋部8
1で塞がれることとなる。
【0057】この状態で、図13〜14に示すように、
新規のガスメーター1Nの一次側配管口2Nを一次側配
管5に接続させ、本体部61の第1の孔62に新規のゴ
ムパッキン7Nを嵌入させて、二次側配管6の管用継手
8とゴムパッキン7Nとを掛止させる。
【0058】この時、2管固定治具20のガスメーター
懸吊部30の吊り部32に、新規のガスメーター1Nを
掛止させて懸吊するので、例え、二次側配管口3Nと二
次側配管6とが仮接続状態であっても気密は保持され、
かつその後の作業を容易に行なうことができる。
【0059】これによって新規のガスメーター1Nが既
設配管に接続され、この際、図14に示すように、シャ
ッター部材80は、手持ち部82の第1ストッパ面82
aが第1本体部61Aの端面に当接した状態であり、通
気孔68は二次側配管口3Nより外側に位置しているこ
とから、二次側配管口3Nと二次側配管6とは開通され
ていない状態にある。
【0060】この状態で、図13に示すガス栓4を開け
てガスメーター1Nにガスを供給すると、ガスメーター
1Nの空気は、供給されたガスとともに、シャッター部
材80の通気孔69を通って外部配管口70から配管金
具71、ホースP・計測装置Mを介してガス回収用バッ
グBに排出され、ガスメーター1N内はガスに置換され
る。なお、シャッター部材80の外部配管口70に配管
金具71・ホースPを介して計測装置Mを接続させるこ
とによって、ガスへの置換の確認をすることができ、ま
た、ガス回収バッグBを接続させることによって置換さ
れたガスが空気とともに回収される。
【0061】ガスメーター1N内の空気がガスに置換さ
れると、新規のガスメーターを含む管内の気密度合いを
確認する。図15に示すように、シャッター部材80を
僅かに引き戻して、シャッター部材80における蓋部8
1の第2ストッパ面81a(図10参照)をストッパ6
6(図10参照)に当接させる。すると、蓋部81に形
成された小孔の通気孔68が、新規のガスメーター1N
の二次側配管口3Nと二次側配管6の管用継手8を開通
させることによって、ガスメーター1N内のガスが通気
孔68を通って二次側配管6内に流入される。
【0062】そして、しばらくこの状態を維持させてガ
ス栓を閉め、計測装置Mで気密度合いを確認し、その
後、ストッパ66をシャッター部材80の走行通路から
ずらして、シャッター部材80を本体部61から抜き出
す。すると、ガスメータ懸吊部30で懸吊されたガスメ
ーター1Nは、図示しないばねの作用で二次側配管口3
Nが二次側配管6のゴムパッキン7Nに当接することか
ら、ガスメーター1Nはガスで充満した状態のまま二次
側配管6に接続することができる。
【0063】次に、気密保持治具60を、本体部61の
ロック装置90を解除して第1本体部61Aと第2本体
部82Bを開いて解放し、図16に示すように、ガスメ
ーター1Nの二次側配管口3Nから脱着させる。そし
て、新規のガスメーター1Nの二次側配管口3Nを管用
継手8のユニオンナットに接続する。その後、一次側配
管5及び二次側配管6とを固定している2管固定治具2
0も、レバー23、23を開くことにより各エルボ9、
9から解放して、図17に示すように既設配管から脱着
する。従って、脱着された2管固定治具20及び気密保
持治具60は再使用することが可能となる。
【0064】以上によって、既設のガスメーター1を新
規のガスメーター1Nに交換することができる。
【0065】上述のように、本形態のガスメーター交換
方法は、既設のガスメーター1を取り外して新規のガス
メーター1Nを取り付ける際には、新規のガスメーター
1Nの一次側配管口2と一次側配管5を接続して、ガス
栓4を開けることによって、一次側配管5から供給され
たガスは、新規のガスメーター1N内の空気を外部に排
出して、新規のガスメーター1Nをガスで充満すること
ができ、その状態で新規のガスメーター1Nの二次側配
管口3Nを二次側配管6に接続すれば、新規のガスメー
ター1Nはガスで充満された状態であることから、ガス
器具を用いて空気抜きするためのガス点火確認作業を省
略することができる。従って、家人が留守であっても、
ガス交換作業を行なうことが可能となる。
【0066】また、上記のガス置換工程を行なうため
に、気密保持治具60が新規のガスメーター1Nの二次
側配管口3Nに装着される。新規のガスメーター1N内
の空気を抜く際には、シャッター部材80で二次側配管
口3Nを閉じ、ガス栓4を開けることによって一次側配
管5から新規のガスメーター1Nに供給されたガスは、
空気をシャッター部材80に形成された外部配管口70
から外部に排出し、新規のガスメーター1N内はガスで
充満される。そしてシャッター部材80を開き、新規の
ガスメーター1Nが二次側配管6に接続すれば、新規の
ガスメーター1N内にはガスが充満された状態のまま接
続することができる。これによって、屋内でのガス点火
確認作業を省略することができて、家人が留守であって
も屋外でガス交換作業を行なうことができる。
【0067】しかも、交換作業を終えた後で気密保持治
具60を取り外すことができるので再使用ができ、ガス
メーターの交換にあたって、予め、バイパス管を設けて
おくこともなく、いずれのガスメーターでも、その場
で、極めて容易な交換作業を行なうことができる。
【0068】また、このガスメーター交換方法では、ガ
ス置換工程の前に、既設のガスメーター内の残留ガスを
大気に放出しないで回収することができることから、危
険を伴わないでガス交換作業を行なうことが可能とな
る。
【0069】つまり、既設のガスメーター1を取り外す
前に、既設のガスメーター1内の残留ガスを回収するこ
とによって、既設のガスメーター1を取り外しても、残
留ガスを大気に放出することがないことから、危険を防
止するすることができ、また残留ガスを回収することに
よってガスの再利用をすることができることから、省エ
ネを図ることができる。
【0070】そして、上記のガス回収工程を、既設のガ
スメーター1の二次側配管6に装着したノーブロー治具
40で行なう。ノーブロー治具40は、既設のガスメー
ター1が既設配管に取り付けられている状態で針部材4
5で二次側配管6のゴムパッキン7を挿通させる。そし
て、ガス栓4を閉めれば、ガス栓4から既設のガスメー
ター1内に残留されている残留ガスを針部材45から外
部に排出することができる。そして、針部材45に、例
えば、ガス回収バッグを接続すれば、残留ガスを回収す
ることができ、既設のガスメーター1を取り外しても、
残留ガスを大気に放出することがないことから、危険を
防止するすることができ、また残留ガスを回収すること
によってガスの再利用をすることができることから、省
エネを図ることができる。
【0071】さらに、このガスメーターの交換方法で
は、前記のガス置換工程の後で、新規のガスメーター1
Nの二次側配管口3Nを二次側配管6に開通した後、新
規のガスメーター1Nを含む管内の気密度合いを確認す
ることができ、ガスメーター交換の安全で確実な作業を
行なうことができる。
【0072】また、このガスメーターの交換方法では、
既設のガスメーター1が既設配管に取り付けられている
状態で、一次側配管5と二次側配管6とを2管固定治具
20で固定することができることから、既設のガスメー
ター1を取り外しても、一次側配管5と二次側配管6に
経年変化等による応力が加わっていても、一次側配管5
と二次側配管6との2管のピッチを変化させることがな
く、新規のガスメーター1Nを取り付ける際、極めて容
易に2管に取り付けることが可能となり、ガスメーター
の交換作業を容易に行なうことができる。
【0073】また、既設のガスメーター1あるいは新規
のガスメーター1Nを2管固定治具20に懸吊できるよ
うに構成すれば、既設のガスメーター1を緩める際、又
は新規のガスメーター1Nを取り付ける際に、既設のガ
スメーター1あるいは新規のガスメーター1Nを手で支
持することがないことから、例え仮接続状態のガスメー
ター1Nでも気密を保持することができるとともに、既
設のガスメーター1あるいは新規のガスメーター1Nの
着脱や、ノーブロー治具40や気密保持治具60を用い
て行なう計測作業も容易に行なうことができる。
【0074】なお、本形態のガス交換方法では、ガスメ
ーター交換における配管内の気密度合いやガスの回収度
合い、又は置換度合いの計測を行なう際に、各作業途中
での各度合いを計測する計測装置Mを使用して新たな計
測システムによって計測するため、以下にその説明をす
る。
【0075】この計測装置Mは、既設のガスメーター1
が取り付けられている状態で、既設のガスメーター1に
関する必要なデータを入力した後、二次側配管6に取り
付けられたノーブロー治具40に配管して管内のガス漏
れがないかどうか気密度合いを確認し、また、ガスを回
収しながらガスの回収度合いを計測したりする。そし
て、新規のガスメーター1Nを取り付けた状態では、新
規のガスメーター1Nに関する必要なデータを入力した
後、新規のガスメーター1Nに取り付けられた気密保持
治具60に配管して新規のガスメーター1N内の空気を
ガスに置換しながら、ガスの置換度合いを計測し、管内
のガス漏れがないかどうか気密度合いを確認して計測結
果を表示するとともに、データとして記録できるように
構成している。
【0076】実施形態の計測装置Mは、図18〜19に
示すように、ガスメーター1(1N)内またはガスメー
ター1(1N)を含む既設配管内の気密度合いを測定す
るために、例えば、上述の各治具に一端を接続したホー
スPの他端を、計測装置Mのホース接続口101に接続
させて空気やガスを流通させる気体管路100と、気体
管路100の途中位置に配置された圧力センサ102及
び気体濃度センサ103からの信号を入力してその計測
結果を演算して表示処理する処理部110とで構成され
ている。
【0077】気体管路100は、図19に示すように、
ホース接続口101から配管された圧力センサ102及
び気体濃度センサ103と、圧力センサ102及び気体
濃度センサ103から配管された排気バルブ104と、
排気バルブ104から配管された排気口105とからな
り、排気バルブ104を開けることによって、気体管路
100内に流入された空気は外部に排出されてガスに置
換され、排出バルブ104を閉じることによって気体管
路100内にガスを充満して気密度合いの確認が行なわ
れることになる。
【0078】処理部110は、図20に示すように、圧
力センサ102又は気体濃度センサ103から出力され
た信号をA/D変換ボード112を介して入力されるC
PUボード111と、テンキー操作でデータを入力する
とともに、既設ガスメーター1の二次側配管口3に取り
付けられたノーブロー治具40に接続して既設配管内の
気密度合いの計測、ガス回収度合いの計測、また新規の
ガスメータ1Nの二次側配管口3Nに装着された気密保
持治具60に接続して空気とガスとの置換度合いの計
測、その後の配管内の気密度合いの計測の操作キーを有
するキーボード113と、表示部114とを有する。ま
た、フロッピー(登録商標)ディスクやメモリーカー
ド、又はメモリチップやDVD等の電子記憶媒体に記録
を残し、パソコンに記録を落しこめるようにしてもよ
く、また、記録をプリンタで印刷するようにしてもよ
い。
【0079】実施形態の計測装置Mは、ガスメーターの
交換作業をする前に、電源を投入(電源ON)すると、
図21に示すような「電源投入フロー」のフローチャー
トに沿って、圧力センサのゼロ点補正及び気体濃度セン
サのフルスケール補正が行なわれる。そして、「スタン
バイ表示」が表示されると各度合いの確認を実行するこ
とになる。
【0080】まず、既設のガスメーター1が装着されて
いる状態(図3参照)で既設配管内の気密度合いを計測
する。この場合、2管固定治具20で一次側配管5と二
次側配管6とを固定した(図4参照)後、ノーブロー治
具40の配管金具48に一端を接続したホースPの他端
を計測装置Mのホース接続口101に接続(図8参照)
して既設配管内の気密度合いを確認する。
【0081】この手順は、図22に示すように「電源投
入フロー」を行なった後、処理部110のキーボード1
13の操作キーを押し、また既設のガスメーター1に関
する各データを入力して排気バルブ104を閉じる。そ
して、ノーブロー治具40を既設のガスメーター1にお
ける二次配管口3に装着して、ノーブロー治具40の配
管金具48に、一端を計測装置Mのホース接続口101
に接続したホースPを接続する(図8参照)。
【0082】針部材45でゴムパッキン7を挿通すると
(図8参照)、ガスが計測装置Mの気体管路100に流
入され、排気バルブ104が閉じていることから、気体
管路100に流入されたガスは気体管路100内に充満
され、その後、一次側配管5のガス栓4を閉じる。
【0083】次に、キーボード113で「実行」を選択
すると、気密度合いの確認が行なわれ、所定時間経過後
に、気密度合いの計測結果を表示する。
【0084】次に、排気口105にガス回収バッグBを
接続させて排気バルブ104を開けてガスをガス回収バ
ッグBに回収させた後、計測装置Mを用いて回収度合い
を確認した後で排気バルブ104を閉じる。そして、ホ
ースPをホース接続口101より外して、ノーブロー治
具40を二次側配管6から取り外すこととなる。
【0085】次に、この計測装置Mは、新規のガスメー
ター1Nを既設配管に取り付けて、新規のガスメーター
1Nに装着した気密保持治具60に接続して新規のガス
メータ1Nの空気を抜いてガスに置換するガス置換工
程、及び気密度合いの確認の計測を行なう。
【0086】まず、二次側配管口3Nに気密保持治具6
0が装着された新規のガスメーター1Nが2管固定治具
20のガスメーター懸吊装置30に懸吊されて、新規の
ガスメーター1Nの一次側配管口2Nが一次側配管5に
接続され、二次側配管口3が気密保持治具60のシャッ
ター部材80で塞がれた状態で、気密保持治具60の外
部配管口71に、一端を計測装置Mのホース接続口10
1に接続したホースPを接続する(図14参照)。
【0087】一方、計測装置Mにおいては、図23に示
すように、キーボード113で操作キーを押して新規の
ガスメーター1Nに関する必要なデータを入力する。デ
ータ入力が終わると、一次側配管5のガス栓4を開いて
新規のガスメーター1N内にガスを流入させ、排気バル
ブ104を開ける。これによって、新規のガスメーター
1N内の空気が一次側配管5から流入されたガスによっ
て、計測装置Mの気体管路100内に流入され、排気口
105から外部に空気が排気される。この際、気密保持
治具60にガス回収バッグBを接続してあれば、空気と
ともにガスの一部を回収することができる。
【0088】次に、処理部110のキーボード113で
「実行」を選択する。次第に空気がガスに置換され、置
換度合い結果が表示される。そして、排気バルブ104
を閉じる。
【0089】引き続いてキーボード113の操作キーを
押して、管内の気密度合いを確認する。そして、気密保
持治具60のシャッター部材80を開けて二次側配管口
3Nと二次側配管6とを一部開通させる。
【0090】ガス栓を閉じた後、キーボード113で
「実行」を選択すると、気密度合いの確認が行なわれ、
所定時間経過後に気密度合いの計測結果を表示する。そ
して、図16〜17に沿って気密保持治具60及び2管
固定治具20を既設配管より取り外すこととなる。
【0091】上述のように、実施形態のガスメーター交
換における計測装置Mは、既設のガスメーター1が取り
付けられている状態で、既設配管内の気密度合い計測す
るとともに、既設のガスメーター1内の残留ガスを回収
しながら、ガス回収度合いを計測し、そして、新規のガ
スメーター1Nを取り付ける際の、ガスの置換度合いを
計測し、さらに、新規のガスメーター1Nが取り付いて
いる状態で、管内の気密度合いを計測することから、ガ
スメーターの交換に必要な点検作業を全て計測装置Mで
行なって記録することができる。そのため、家人が不在
であっても、確実に屋外でガスメーター交換作業を行な
うことが可能となる。
【0092】なお、上記の各治具は図例に限定するもの
ではなく、2管固定治具は、2管を固定できるものであ
ればどのような構成でもよく、ノーブロー治具は、既設
のガスメーターが取り付けられている状態で、既設のガ
スメーターを含む管内のガスを回収できるように構成さ
れていればよく、気密保持治具は、新規のガスメーター
の空気をガスに置換でき、既設配管に取り付ける際にガ
スメーターがガスで充満されていればその構成を限定す
るものではない。さらに、ノーブロー治具と気密保持治
具が計測装置及びガス回収バッグに配管できるものであ
れば、配管状態は図例に限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスメーターが配管されている状態を示す簡略
【図2】図1における部分拡大図
【図3】2管固定治具を既設配管に装着する状態を示す
簡略図
【図4】2管固定治具を既設配管に装着した状態を示す
簡略図
【図5】一形態の2管固定治具を示す平面図
【図6】図5におけるVI矢視図
【図7】一形態のノーブロー治具を示す平面図
【図8】図7におけるVIII−VIII断面図
【図9】既設のガスメーターを既設配管から取り外す状
態を示す正面図
【図10】一形態の気密保持治具を示す平面図
【図11】図10における気密保持治具の断面図
【図12】図10の気密保持治具を新規のガスメーター
の二次側配管口を塞いだ状態で新規のガスメーターに装
着した状態を示す作用図
【図13】気密保持治具を装着した新規のガスメーター
を既設配管に装着する状態を示す作用図
【図14】新規のガスメーター内の空気をガスに置換す
る状態を示す作用図
【図15】新規のガスメーターを既設配管に装着した後
で管内の気密度を計測する状態を示す作用図
【図16】気密保持治具を新規のガスメーターから取り
外した状態を示す作用図
【図17】既設配管から2管固定治具を取り外した状態
を示す作用図
【図18】一形態の計測装置の全体を示す平面図
【図19】図18における気体管路を示す配管図
【図20】図18における計測部を示すシステム図
【図21】電源投入時の処理フローを示すフローチャー
ト図
【図22】ガスメーターの交換前の処理フローを示すフ
ローチャート図
【図23】ガスメーターの交換後の処理フローを示すフ
ローチャート図1
【図24】ガスメーターの交換後の処理フローを示すフ
ローチャート図2
【符号の説明】
1…既設のガスメーター 1N…新規のガスメーター 2…一次側配管口 3…二次側配管口 4…ガス栓 5…一次側配管 6…二次側配管 7…ゴムパッキン 8…管用継手 9…エルボ 20…2管固定治具 21…本体部 22…把持部 23…レバー 30…ガス懸吊部 32…吊り部 40…ノーブロー装置 41…本体部 45…針部材 48…配管金具 55…ロック装置 60…気密保持治具 61…本体部 68…通気孔 69、通気孔 70…外部配管口 80…シャッター部材 100…気体管路 102…圧力センサ 103…気体濃度センサ 104…排気バルブ 110…処理部 M…計測装置 B…ガス回収用バッグ P…ホース
フロントページの続き (72)発明者 樫原 成泰 東京都台東区東上野2丁目19番3号 第2 吉沢ビル4階 ガスミックス工業株式会社 内 (72)発明者 田所 美幸 愛知県名古屋市中川区笈瀬町1丁目35番地 アサヒ精機株式会社内 (72)発明者 扇 秀樹 愛知県名古屋市中川区笈瀬町1丁目35番地 アサヒ精機株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CC13 CF14 CF20 CH03 2G067 AA14 BB02 BB12 BB31 CC04 DD02 DD17 EE14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に一次側配管口と二次側配管口
    とが形成され、前記一次側配管口にはガス栓を介してガ
    ス供給源に接続する一次側配管が接続され、前記二次側
    配管口にはガス器具に接続する二次側配管が接続された
    既設のガスメーターを、新規のガスメーターに交換する
    ガスメーター交換方法であって、 既設のガスメーターを前記一次側配管及び前記二次側配
    管から取り外した後、新規のガスメーターの一次側配管
    口を前記一次側配管に接続し、 前記一次側配管と新規のガスメーターとが接続している
    状態で、前記ガス栓を開けて新規のガスメーター内にガ
    スを供給することによって、新規のガスメーター内の空
    気を外部に排出して新規のガスメーター内にガスを充満
    させて、空気をガスに置換する置換工程を含むことを特
    徴とするガスメーター交換方法。
  2. 【請求項2】 前記置換工程が、新規のガスメーターの
    二次側配管口に着脱可能に構成され、かつ外部配管口を
    有して二次側配管口を開閉可能に配置される開閉蓋を有
    する気密保持装置を装着して行なわれることを特徴とす
    る請求項1記載のガスメーター交換方法。
  3. 【請求項3】 前記置換工程の前に、既設のガスメータ
    ーが接続されている状態で、既設のガスメーター内の残
    留ガスを回収する残留ガス回収工程を含むことを特徴と
    する請求項1又は2記載のガスメーター交換方法。
  4. 【請求項4】 前記残留ガス回収工程が、既設のガスメ
    ーターの二次側配管口に接続される管用継手内のシール
    部材を挿通可能な針部材を有して構成されるノーブロー
    装置を装着して行なわれることを特徴とする請求項3記
    載のガスメーター交換方法。
  5. 【請求項5】 前記置換工程の後で、前記二次側配管内
    の気密度合いを確認する管内気密度合い検査工程を行な
    うことを特徴とする請求項1,2,3,又は4記載のガ
    スメーター交換方法。
  6. 【請求項6】 既設のガスメーターが、前記一次側配管
    及び二次側配管に取り付けられている状態で、前記一次
    側配管と前記二次側配管とを着脱可能な2管固定装置で
    固定することを特徴とする請求項1記載のガスメーター
    交換方法。
  7. 【請求項7】 既設のガスメーターを前記一次側配管及
    び前記二次側配管から取り外す際、あるいは新規のガス
    メーターを前記一次側配管及び前記二次側配管に取り付
    ける際、既設あるいは新規のガスメーターが、前記2管
    固定装置に懸吊可能に支持されることを特徴とする請求
    項6記載のガスメーター交換方法。
  8. 【請求項8】 一方の面に一次側配管口と二次側配管口
    とが形成され、前記一次側配管口にはガス供給源に接続
    する一次側配管が接続され、前記二次側配管口にはガス
    器具に接続する二次側配管が接続された既設のガスメー
    ターを新規のガスメーターに交換する際に、管内の圧力
    と気体の濃度とを計測する計測装置であって、既設のガ
    スメーターが前記一次側配管及び前記二次側配管に取り
    付けられている状態で、既設のガスメーターを含む管内
    の圧力を計測し、既設のガスメーターが、前記一次側配
    管と前記二次側配管に取り付けられている状態で、既設
    のガスメーターを含む前記二次側配管内の残留ガスを回
    収しながら、既設のガスメーターを含む管内のガス回収
    度合いを計測し、新規のガスメーターを前記一次側配管
    及び前記二次側配管に取り付ける際に、新規のガスメー
    ター内の空気をガスに置換しながら、新規のガスメータ
    ーのガス置換度合いを計測し、新規のガスメーター内に
    ガスが充満された状態で、新規のガスメーターを含む管
    内の圧力を計測する、ように構成されたことを特徴とす
    るガスメーター交換における管内圧力と気体濃度の計測
    装置。
  9. 【請求項9】 前記計測装置には、管内の圧力を計測す
    る圧力センサと、気体の濃度を計測する気体濃度センサ
    とが配設されていることを特徴とする請求項8記載のガ
    スメーター交換における管内圧力と気体濃度の計測装
    置。
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