JP3401642B2 - 配管器具の着脱における2管固定装置 - Google Patents

配管器具の着脱における2管固定装置

Info

Publication number
JP3401642B2
JP3401642B2 JP2000379375A JP2000379375A JP3401642B2 JP 3401642 B2 JP3401642 B2 JP 3401642B2 JP 2000379375 A JP2000379375 A JP 2000379375A JP 2000379375 A JP2000379375 A JP 2000379375A JP 3401642 B2 JP3401642 B2 JP 3401642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
gas meter
gripping
main body
piping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000379375A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002181607A (ja
Inventor
滋 片桐
美幸 田所
秀樹 扇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Toho Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Gas Co Ltd filed Critical Toho Gas Co Ltd
Priority to JP2000379375A priority Critical patent/JP3401642B2/ja
Publication of JP2002181607A publication Critical patent/JP2002181607A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3401642B2 publication Critical patent/JP3401642B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2管が並設する
ように接続されている配管器具を、2管に対して着脱す
る際に、2管のピッチを固定するために2管に取り付け
られる配管器具の着脱における2管固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、配管経路中に配置される配管器
具は、吸入側と排出側とを管で接続されている。それぞ
れの管に接続する配管器具の部位にはそれぞれ配管口が
形成され、例えば、ガスメーター等の配管器具におい
て、吸入側の配管口と排出側の配管口は、ガスメーター
の上面に並設するように形成されている。通常、ガスメ
ーターは屋外に配管され検定有効期限が近づくと新規の
ガスメーターに交換しなければならず、ガスメーターの
交換の際には、既設のガスメーターを取り外すために、
各配管口を各配管口に接続されている管から脱着させな
ければならない。
【0003】従来、ガスメーターと管との接合は、ガス
メーターの配管口に管用継手を介して吸入側配管(一次
側配管)と排出側配管(二次側配管)とが接続され、一
次側配管及び二次側配管は、ガスメーターの各配管口の
上方から各種の配管部材(曲がり管や直管等)を使用し
て適宜配管されていた。
【0004】ガスメーターを交換するにあたっては、管
用継手のユニオンナットを配管口から緩めることによっ
て既設のガスメーターを管用継手から脱着させ、新規の
ガスメーターの配管口の管軸に前記管用継手の管軸を一
致させて取り付けることによって、ガスメーターの交換
が行なわれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、既設のガスメ
ーターの一次側配管口に接続されている一次側配管と、
二次側配管口に接続されている二次側配管とは、既設の
ガスメーターを取り外すことによって、管軸間のピッチ
のずれが生じていた。つまり、元もとガスメーターを設
置するときには、各種の配管部を接続しながら配管した
配管系統は、最終的にガスメーターの配管口で管用継手
のユニオンナットを締め付けることによって位置固定さ
れている。しかし、経年変化等により配管全体に応力が
加わることから、既設のガスメーターを取り外すことに
よって、一次側配管系統と二次側配管系統との管軸間の
ピッチのずれが生じていた。従って、既設のガスメータ
ーを取り外したときに、一旦、管軸間のピッチのずれが
生じると、新規のガスメーターを取り付ける作業が極め
て困難になり、時間と手間がかかっていた。さらに、大
きなピッチのずれを無理に調整しようとすると管の破損
を招くおそれがあった。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、配管器具を脱着する前に2管を固定支持すること
によって、ガスメーターやそれに類する配管器具の、接
続された管に対する着脱作業を、極めて容易にしかも管
を損傷することなく行なうことのできる2管固定装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる配管
器具の着脱における2管固定装置では、上記の課題を解
撤するために以下のように構成するものである。すなわ
ち、配管器具に形成された2個の配管口にそれぞれ管が
接続され、前記それぞれの管を把持できるように構成さ
れた配管器具の着脱における2管固定装置であって、前
記2管固定装置が、前記それぞれの管を把持する管把持
部と、前記管把持部を支持する本体部と、を有して構成
され、前記管把持部は、前記それぞれの管の管軸間ピッ
チのずれ又は異なる管径に対しても把持可能に構成され
把持レバーを有し、前記把持レバーが前記本体部に支
持されて把持位置と非把持位置との2位置間を移動可能
に構成され、前記本体部には、前記把持手段がそれぞれ
の管を把持した状態でロックされるロック手段が配設さ
れていることを特徴とするものである。
【0008】
【0009】また、それぞれの管を把持する管把持部の
うち、一方の管把持部が他方の管把持部に対して移動可
能に構成されているものであってもよい。
【0010】 また、前記本体部に、前記配管器具を吊
下する懸吊装置が配設されているものであってもよい。
【0011】さらに、前記懸吊装置が、前記配管器具の
上昇した位置において、前記配管器具を下降防止できる
ように構成されていればなおよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、配管器具の着脱におけ
る2管固定装置は、既設配管器具を取り外す前に、配管
口に接続されている2管に2管固定装置の管把持部を把
持させてその位置で2管をロックすることによって、既
設配管器具を取り外した後でも、既設の配管全体を既設
配管器具の取り外し前と同じ状態で固定支持することが
できる。しかも、この2管固定装置を取りつける際に、
2管の管軸間のピッチがばらついていても、管把持部の
把持手段が、2管に対して把持可能に構成されているこ
とから、現状の管軸間のピッチに対して把持することが
でき、さらに、管径が異なっていても、容易に把持させ
ることができる。
【0013】従って、例えば、ガスメーターを交換する
際においても、既設のガスメーターを取り外し、新規の
ガスメーターを取り付けても、新規のガスメーターの配
管口間の管軸ピッチは、固定された状態の2管の管軸間
のピッチと略同一寸法であることから、その作業は何等
困難でもなく、極めて容易に交換作業を行なうことがで
きる。しかも、管を無理やり位置調整することがないた
め、管を損傷させることもない。
【0014】また、この2管固定装置は、把持手段が本
体部に支持された把持レバーであることから、2管の管
軸間のピッチずれあるいは異なる管径に対しても、把持
レバーの把持位置が異なるだけで管を容易に把持するこ
とができる。
【0015】また、一方の管把持部が他方の管把持部に
対して移動可能に構成されている2管固定装置を使用す
れば、経年変化等による2管の管軸間のピッチが大きく
変化しても、一方の管把持部を移動させることによっ
て、容易に2管を把持することができる。
【0016】また、本体部に懸吊装置を配設している2
管固定装置を使用すれば、配管器具を交換する際、例え
ば、既設のガスメーターを外したり新規のガスメーター
を取り付ける際に、既設のガスメーター又は新規のガス
メーターを懸吊装置に掛止させることによって、ガスメ
ーターを手で支持することがなく着脱作業はさらに容易
になる。
【0017】さらに、懸吊された配管器具の上昇位置に
おいて、配管器具の下降防止を行なうことができる2管
固定装置を使用すれば、配管器具が下がることはなく、
配管器具を上昇位置で安定して支持させることができ、
配管器具を2管に仮接続させている状態でも、手でガス
メーターを支持することなく配管器具と前記既設配管と
の気密を確保した状態に維持することができる。従っ
て、ガス漏れがない状態で、気密検査等の各種の作業
(例えば、既設のガスメーターが取り付けられている状
態で管内の気密度合いを検査したり、また既設のガスメ
ーターからガスを回収させたりする作業、新規のガスメ
ーターを取り付けた状態でガスメーターの空気を抜いて
ガスに置換させたりする作業、又はその状態での気密度
合いの検査)を行なうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。以下に説明する本形態の2管
固定装置(以下、管固定治具という)は、既設のガスメ
ーターを新規のガスメーターに交換する作業に使用する
ものとして説明するが、これに限るものではなく、配管
口が並設して形成されている他の配管器具を着脱させる
場合でも同様に使用できるものである。
【0019】通常、ガスメーター1は、図1〜2に示す
ように、屋外に配置され、ガス供給源12からガス栓4
を介して接続される一次側配管5と、家屋内に配置され
る各種のガス器具11に接続される二次側配管6とを接
続している。ガスメーター1には、図2に示すように、
上面に、一次側配管口2と二次側配管口3とが形成さ
れ、それぞれの配管口2、3には上方に向かってシール
部材としてのゴムパッキン7、7を介して管用継手8、
8が接続されている。
【0020】一次側配管5は、一次側配管口2に接続さ
れた管用継手8からガス栓4を介してガス供給源12に
接続され、二次側配管6は、二次側配管口3に接続され
る管用継手8からガス用の配管部材10を接続して家屋
内に配置される各種のガス器具11に接続されている。
なお、実施形態では管用継手8、8から配管方向を変え
るために、適宜、エルボ9、9を介在させているが、も
ちろんこれに限定するものではない。
【0021】管固定治具は、2管の管軸間のピッチがず
れていても、また、管径が異なるものであっても、容易
に取付ができ、管固定治具が取りつけられた後では、2
管の管軸間のピッチが固定できれば、その構成を限定す
るものではない。
【0022】例えば、第1の形態の管固定治具20は、
図3〜4に示すように、管把持部28、38を2管の管
軸間に対して移動調整できるように構成している。この
ことから、2管のピッチがずれていても、一方の把持レ
バーを移動することによって、容易に2管に固定でき
る。
【0023】なお、本形態では管把持部28、38を2
管に対して移動調整できるように構成しているが、2管
のピッチがずれていても、2管を固定できれば、本体部
22に直接管把持部38を配置させてもよい。(この形
態については第2の形態で説明するものとする。)すな
わち、2管のピッチがずれていても2管を固定できれ
ば、その形状や構成については特に限定するものではな
い。
【0024】具体的には、固定把持体21と固定把持体
21に対して移動可能な移動把持体31とを有し、固定
把持体21及び移動支持体31にはそれぞれ管(本形態
ではエルボ9、9)を把持する管把持部28、38が形
成され、さらに固定把持体21に、懸吊装置40を装着
している。
【0025】固定把持体21は、略矩形の本体部22
と、図3中、本体部22から下方に開口され略コ字状に
突起する突起部23と、突起部23に回動可能に支持さ
れる把持レバー24と、把持レバー24を回転させて固
定するレバーロック部25とを有して構成されている。
【0026】固定把持体21の本体部22には、移動把
持体31の本体部32を摺動可能に案内するガイド面2
21、221を有する嵌合凹部220と、移動把持体3
1の本体部32の移動を規制するストッパ部222(移
動把持体31の抜け止め222a及び移動把持体31の
本体部32を固定するねじ部材222b)とが形成さ
れ、固定把持体21の本体部22上には、移動把持体3
1の本体部32が嵌入した状態で固定把持体21の本体
部22と移動把持体31の本体部32とを上面から覆う
蓋30が取り付けられている。
【0027】固定把持体21の把持レバー24は、中央
部に回動中心241を有して、一方の端部に爪部242
を有し、他方の端部に回動作用部243を有してベルク
ランク状に形成され、中央部には把持レバー24全体が
移動できるように長穴調整部244が形成されている。
長穴調整部244には、突起部23に設けられている支
持ピン231が嵌合され、そのために、把持レバー24
の回動中心241は長穴調整部244内を移動して爪部
242をエルボ9の外径に合わせて把持することができ
るように形成されている。
【0028】従って、把持レバー24は、長穴調整部2
44により回動中心を移動させることから管径が異なる
ものであっても、容易に管を把持することができる。な
お、把持レバー24は、管径が異なっていても把持位置
で管を把持できれば、長穴調整部244ではなく、単に
支持ピン231に支持される孔部を形成するものであっ
てもよい。すなわち、把持レバー24は、管径が異なっ
ていても把持位置で管を把持できれば、その形状や構成
に付いては特に限定するものではない。
【0029】爪部242と突起部23と本体部22との
対向する面には、エルボ9を把持して固定しやすいよう
にそれぞれ歯部が形成され、爪部242の歯部245、
突起部23の歯部232、本体部22の歯部225を含
めて管把持部28が形成される。なお、本体部22の歯
部225は、本形態では、図3のように、本体部22に
取り付けられたブロック体内の2か所に形成している
が、本体部22の側面に直接形成するものであってもよ
い。すなわち、歯部225は管(エルボ9)が把持でき
れば、その形状や配置については特に限定するものでは
ない。
【0030】レバーロック部25は、本体部22と突起
部23の先端部233とを結ぶねじ部材26と、ねじ部
材26に螺着されているナット27とからなり、ねじ部
材26を挿通する把持レバー24の回動作用部243の
内面を、ナット27で押圧することによって把持レバー
24を回転させエルボ9を把持させてロックするように
構成している。
【0031】移動把持体31は、固定把持体21と略同
形で対称に形成され固定把持体21の嵌合凹部220に
摺動可能に配置されている。
【0032】移動把持体31は、略矩形の本体部32
と、図3中、本体部32から下方に開口され略コ字状に
屈折する突起部33と、突起部33に回動可能に支持さ
れる把持レバー34と、把持レバー34を回転させて固
定するレバーロック部35とを有して構成されている。
【0033】移動把持体31の本体部32は、固定把持
体21の本体部22のガイド面221、221に摺動可
能な摺動面321、321を有し、固定把持体21の本
体部22の抜け止め222a、222aに当接可能なス
トッパ部322、322が、図3中右端部の上下両端
に、嵌合凹部220内でそれぞれ突起するように形成さ
れている。
【0034】移動把持体31の把持レバー34は、中央
部に回動中心341を有して、一方の端部に爪部342
を有し、他方の端部に回動作用部343を有してベルク
ランク状に形成され、中央部には把持レバー34全体が
移動できるように長穴調整部344が形成されている。
長穴調整部344には、突起部33に設けられている支
持ピン331が嵌合され、そのために、把持レバー34
の回動中心341は長穴調整部344内を移動して爪部
342をエルボ9の外径に合わせて把持することができ
るように形成されている。
【0035】従って、把持レバー34は、長穴調整部3
44により回動中心を移動させることから管径が異なる
ものであっても、容易に管を把持することができる。な
お、把持レバー34は、管径が異なっていても把持位置
で管を把持できれば、長穴調整部344ではなく、単に
支持ピン331に支持される孔部を形成するものであっ
てもよい。すなわち、把持レバー34は、管径が異なっ
ていても把持位置で管を把持できれば、その形状や構成
に付いては特に限定するものではない。
【0036】爪部342と突起部33と本体部32との
対向する面には、エルボ9を把持して固定しやすいよう
にそれぞれ歯部が形成され、爪部342の歯部345、
突起部33の歯部332、本体部32の歯部325を含
めて管把持部38を形成している。なお、この場合も、
固定把持体21と同様に、本体部32の歯部325は図
3のように、本体部32に取り付けられたブロック体内
の2か所に形成しているが、本体部32の側面に直接形
成するものであってもよい。すなわち、歯部325は管
(エルボ9)が把持できれば、その形状や配置について
は特に限定するものではない。
【0037】レバーロック部35は、本体部32と突起
部33の先端部333とを結ぶねじ部材36と、ねじ部
材36に螺着されているナット37とからなり、ねじ部
材36を挿通する把持レバー34の回動作用部343の
内面を、ナット37で押圧することによって把持レバー
34を回転させエルボ9を把持させてロックするように
構成している。なお、ナット37はエルボ9を把持させ
てロックできれば、その形状や構成については特に限定
するものではない。
【0038】さらに、移動把持体31の本体部32に
は、移動把持体31の移動方向に対して3か所の長穴部
が並設するように形成され、中央の長穴部323aに対
向する位置に固定把持体21の本体部22には雌ねじ部
223(図4又は図5参照)が形成され、前後の長穴部
323b、323bに対向する位置に固定把持体21の
本体部22には、それぞれねじ挿通孔224、224
(図5参照)が形成され、固定把持体21の雌ねじ部2
23及びねじ挿通孔224、224に懸吊装置40が装
着される。
【0039】懸吊装置40は、図4〜5に示すように、
固定把持体21の雌ねじ部223及び移動把持体31の
長穴部323aを挿通して昇降可能な昇降調整ねじ部4
1と、固定把持体21の挿通孔224と、移動把持体3
1の長穴部323b、323bを挿通可能な支持ねじ部
42、42と、昇降調整ねじ部41と支持ねじ部42、
42とを蓋30の上方で連結する連結体43と、固定把
持体21の下方で2本の支持ねじ部42、42を連結す
るように装着する懸吊部44と、を有して構成されてい
る。
【0040】昇降調整ねじ部41の頭部には、懸吊部4
4を昇降するためのノブ41aが取り付けられ、ノブ4
1aを回動することによって、固定把持体21の雌ねじ
部223内で昇降調整ねじ部41を移動させ、連結体4
3を介して懸吊部44を昇降させる。2本の支持ねじ部
42、42に連結された懸吊部44には、フック部44
aが形成され、フック部44aを、例えば、ガスメータ
ー1の上部に配置された吊り金具部1aに掛止すること
によって、ガスメーター1の交換時、ガスメーター1の
一次側配管口2又は二次側配管口3を締め付けている管
用継手8のユニオンナットを緩めても、ガスメーター1
を手で持つことなく作業を行なうことができるととも
に、ガスメーター1と一次側配管及び二次側配管との気
密を維持することが可能となる。したがって、ガス漏れ
がない状態で、気密検査等の各種の作業(例えば、既設
のガスメーター1が取り付けられている状態で管内の気
密度合いを検査、既設のガスメーター1からガスを回収
させたりする作業、新規のガスメーター1Nを取り付け
た状態でガスメーター1N内の空気を抜いてガスに置換
させたりする作業、又はその状態での気密度合いの検
査)を行なうことができる。
【0041】なお、懸吊部44は、図4〜5に示す形状
が異なっていても、ガスメーターを懸吊できるものであ
ればよい。
【0042】次に、上記のように構成された第1の形態
の管固定治具20の2管への取り付け手順を、本形態で
は、ガスメーターを交換する作業で説明する。
【0043】まず、既設のガスメーター1が一次側配管
5と二次側配管6とに接続している状態で、図6に示す
ように、管固定治具20を一次側配管5の接続口として
のエルボ9及び二次側配管6の接続口としてのエルボ9
を把持して固定する。
【0044】この管固定治具20を、取り付ける際に
は、まずエルボ9、9の管軸間のピッチに合わせて移動
把持体31を固定把持体21より摺動させ、エルボ9、
9の管軸間のピッチにほぼ一致した時点で、各エルボ
9、9の管径に合わせるように位置調整して、各把持レ
バー24、34をそれぞれのエルボ9、9に順次固定す
る。例えば、図3に示すように、管把持部28をエルボ
9の管径と略同径にするために、固定把持体21の把持
レバー24を長穴調整部244に沿って移動させ、爪部
242をエルボ9に把持させる。そして、レバーロック
部25のナット27を締め付けることによって回動作動
部243を押圧し、把持レバー24の回動中心241に
対して、把持レバー24を、図3中、反時計方向に回転
させて固定する。
【0045】次に、移動把持体31の把持レバー34
を、同様に、長穴調整部344に沿って移動させてエル
ボ9を把持させた後、レバーロック部35のナット3
7、回動作動部343を押圧し、把持レバー34の回動
中心341に対して、把持レバー34を、図1中、時計
方向に回転させてエルボ9を固定する。その後、ストッ
パ部222のねじ部材222bをねじ込んで、移動把持
体31を固定把持体21に固定する。
【0046】図6に示すように、管固定治具20の取り
付けが完了すると、懸吊装置40のノブ41aを操作し
て懸吊部44の位置を上下方向に移動させることによっ
て、既設のガスメーター1の吊り金具部1aを、管固定
治具20の懸吊部44のフック部44aに掛止させる。
この際、ノブ41aの操作で懸吊部44を上方に引き上
げるように作用すれば、ガスメーター1は懸吊装置40
に支持された状態にあり、ガスメーター1の下降防止が
される。
【0047】そして、この状態で、例えば、ガスメータ
ー1の一次側配管口2又は二次側配管口3を締め付けて
いる管用継手8のユニオンナットを緩めても、ガスメー
ター1を手で持つことなく作業を行なうことができると
ともに、ガスメーター1と一次側配管及び二次側配管と
の気密を維持することが可能となることから、ガス漏れ
がない状態で、管内の気密度合いの検査、又は既設のガ
スメーター1内のガスを回収する作業を行なうことがで
きる。
【0048】既設のガスメーター1が装着された状態
で、ガス栓4を閉じてガス回収作業や気密検査等の各作
業が終了すると、図7に示すように、既設のガスメータ
ー1を取り外す。既設のガスメーター1を一次側配管5
及び二次側配管6から取り外した状態では、経年変化等
により配管全体に応力が加わり、管軸間のピッチが変化
しようとするが、一次側配管5と二次側配管6とは、管
固定治具20によって固定されているため、その管軸間
のピッチを変化させることはない。
【0049】従って、図8のように、新規のガスメータ
ー1Nを一次側配管5及び二次側配管6に接続させる際
には、一次側配管5と二次側配管6との各エルボ9、9
の管軸間のピッチは、新規のガスメーター1Nの両配管
口間の管軸間のピッチと略同一寸法であるため、新規の
ガスメーター1Nを取り付けることは極めて容易に行な
うことができる。
【0050】さらに、その際、管固定治具20の懸吊装
置40の懸吊部44に、ノブ41aの操作によって、懸
吊部のフック部44aに新規のガスメーター1Nの吊り
金具部1aを懸吊する。これによって、例えば、新規の
ガスメーター1Nの一次側配管口2、二次側配管口3、
と一次側配管5及び二次側配管6とを仮接続した状態で
懸吊装置40で支持できることから、新規のガスメータ
ー1Nを含めた管内の気密状態を維持したまま、新規の
ガスメーター1Nの空気を抜いてガスに置換する作業や
気密度合いを検査する作業を行なうことができる。しか
も、手でガスメーター1を支持しなくてもよいことか
ら、作業はより容易に行なうことができる。
【0051】従って、第1の形態の管固定治具20を使
用する場合には、経年変化等によって2管の管軸間ピッ
チが大きく変化しても、移動調整量が大きいために対応
することができ、しかも持ち運ぶ際には、コンパクトに
することができる。
【0052】次に、第2の形態の管固定治具50を図9
〜11に基づいて説明する。この形態は、第1の形態の
管固定治具20より容易な構成にして廉価なコストで製
作できるようにしたものである。
【0053】管固定治具50は、1枚の板状の本体部5
1と、本体部51に回動可能に支持された一対の把持レ
バー60と、把持レバー60を把持位置でロックするロ
ック装置70と、懸吊装置80とを有して構成されてい
る。
【0054】本体部51は、図9に示すように、管把持
部65、65を構成するための凹部53、53が形成さ
れ、把持レバー60、ロック装置70を支持して、懸吊
装置80を装着できるように形成されていれば、特にそ
の形状を限定するものではないが、実施形態では、長手
方向の一方側の中央部に突起部52を有し、突起部の両
側に凹部53、53を形成して、全体を1枚の略山字形
に形成している。
【0055】なお、実施形態では、各凹部53にはそれ
ぞれ管(エルボ9)が挿通され、エルボ9の外周面を当
接できるように角度形成されている。角度形成されてエ
ルボ9の外周面を支持する面には歯部531が形成され
エルボ9を把持しやすいようにしているが、もちろんこ
れに限るものでなく、管(エルボ9)を把持しやすいよ
うに形成されていればよい。
【0056】また、本体部51の各凹部53、53より
外側に位置するように支持ピン54、54が植設され、
本体部51における凹部53側と反対側の端面の両端部
にロック部を螺合するねじ孔55、55が形成されてい
る。さらに、凹部53、53間には、図11に示すよう
に、一対の小孔57、57と一対の小孔57、57間に
配置されるねじ孔58が形成され懸吊装置80が装着さ
れる。
【0057】各把持レバー60は、把持部を有してエル
ボ9を把持する位置と非把持位置に移動できれば、特に
限定するものではないが、実施形態では、図9に示すよ
うに、支持ピン54が嵌入する支持孔61(長穴状に形
成されていてもよい。)と、支持孔61から一方に延設
される把持アーム部62と、他方に延設される作用アー
ム部63と、を有して形成され、把持アーム部62には
歯部621を有する把持部622が形成されている。そ
して、実施形態では、本体部51の歯部531、531
と把持レバー60の歯部621でエルボ9を把持可能と
し、さらに本体部51の凹部53、53と把持レバー6
0、60とで管把持部65、65が形成されることとな
る。
【0058】なお、把持レバー60は、図例にある位置
より凹部53に対して対称位置になるように配置させて
もよい。また、凹部53に形成された歯部531は、本
体部51に直接形成しなくても本体部51に別に装着し
たプレートに形成するようにしてもよい。いずれにして
も、管(エルボ9)を把持できれば、本体部51に形成
するかしないかに関わらずどのように形成してもよい。
【0059】ロック装置70は、把持レバー60を回動
させるとともにエルボ9の把持位置に移動させた状態で
ロックできるように形成されるものであれば、その形状
や構成は特に限定するものではないが、実施形態では、
図9に示すように、ねじ部71と大径の把手部72とで
形成され、把手部72にはねじ部71に向かってテーパ
面73が形成されている。このテーパ面73に把持レバ
ー60の作用アーム部63が当接され、把手部72を回
転することによりロック装置70が本体部51に対して
出入されることから、テーパ面73に当接された把持レ
バー60の作用アーム部63が、支持ピン54に対して
回動されて把持アーム部62をエルボ9に接近・離隔さ
せ、エルボ9を把持可能にする。
【0060】懸吊装置80は、既設のガスメーター1又
は新規のガスメーター1Nを懸吊できるものであれば、
特に限定するものでなく、例えば、第1の形態で使用し
た懸吊部40をそのまま使用することもできるが、実施
形態では、既設のガスメーター1又は新規のガスメータ
ー1Nを懸吊するとともに、既設のガスメーター1又は
新規のガスメーター1Nを上昇した位置で維持すること
によって第1の実施形態と同様、下降防止できるように
構成している。
【0061】図10〜11に示すように、本体部51の
ねじ孔58に螺合して昇降可能な昇降調整ねじ部81
と、本体部51の小孔57、57を挿通するフック連結
棒82、82と、昇降調整ねじ部81とフック連結棒8
2、82とを本体部51の上方で連結する連結体83
と、本体部51の下方で一対のフック連結棒82、82
に連結されるフック(懸吊部)84と、を有して構成さ
れている。
【0062】昇降調整ねじ部81の上部には、昇降調整
ねじ部81を回動させるノブ81aが装着され、また、
フック連結棒82、82は連結体83に挿通するととも
に、連結体83の上面で係止する係止座82a、82a
が設けられている。さらに、フック84には、新規のガ
スメーター1Nの吊り金具部1aが係止されたときの抜
け止め部84aが、下部上面から突出するように形成さ
れている。
【0063】さらに、フック連結棒82、82は、連結
体83の下方に配置されているばね座85を挿通してフ
ック84とねじ結合で連結されている。ばね座85は昇
降調整ねじ部81に螺合されたナット部材87で支持さ
れ、上方にフック連結棒82、82にそれぞれ外嵌され
て一端が掛着されるコイルばね86、86と、昇降調整
ねじ部81に外嵌するフックストッパ88とを装着して
いる。
【0064】一端がばね座85に掛着されたコイルばね
86、86の他端は連結体83に掛着され、ばね座85
が連結体83に向かって移動するときに、コイルばね8
6、86は連結体83を付勢するように作用される。
【0065】またフックストッパ88は、ばね座85が
下方位置にあるときには、上面と連結体83とは隙間を
有し、ばね座85の上昇で連結体83に接近し、連結体
83に上面が当接されることによってばね座85の上昇
が停止される。
【0066】フック84は断面コ字形に形成され、例え
ば、新規のガスメーター1Nの上部に配置された吊り金
具部1aが掛止することによって、ガスメーター1Nを
支持することができる。
【0067】上記の懸吊装置80は、管固定治具50が
エルボ9、9に把持レバー60、60を把持させること
によって取り付けられると、第1の実施形態で説明した
ように、既設のガスメーター1の吊り金具部1aを懸吊
装置80のフック84に掛止させて、管用継手8のユニ
オンナットを緩めることとなる。そして、気密状態が維
持されている状態で、既設のガスメーター1を含めた管
内の気密度合いの検査や既設のガスメーター1からガス
を回収する作業を行なうことができる。
【0068】既設のガスメーター1を配管口2、3から
取り外した後、新規のガスメーター1Nを装着する。こ
の作用を図12〜15に基づいて説明する。
【0069】図12〜13は、既設配管のエルボ9、9
に取り付けられた管固定治具50の懸吊装置80のフッ
ク84に、新規のガスメーター1Nの吊り金具部1aを
掛止させる状態を示すものであり、新規のガスメーター
1Nは、一次側配管口2を一次側配管の管用継手8に取
り付けられ、二次側配管口3と二次側配管の管用継手8
との間には隙間があり、ガスメーター1Nは僅かに傾い
た状態にある。この際、フック84はノブ81aを回転
させることによって下降された位置にある。
【0070】ノブ81aを上昇側に回転させると、図1
4に示すように、昇降調整ねじ部81が本体部51に対
して回転されて、懸吊装置80及びフック84に掛止さ
れているガスメーター1Nが上昇される。ガスメーター
1Nは、一次側配管口2の管軸を中心に傾倒されて二次
側配管口3が管用継手8に近づき、二次側配管口3は管
用継手8に当接される。
【0071】さらに、ノブ81aを上昇側に回転する
と、図15に示すように、管用継手8に二次側配管口3
によって当接された懸吊装置80は、連結体83、フッ
ク連結棒82、82及びフック84が上昇を停止され、
昇降調整ねじ部81の回転によりばね座85が上昇す
る。ばね座85が上昇することによって、フックストッ
パ88は上昇され、コイルばね86、86は、停止され
ている連結体83に対して縮小されるため、連結体83
を押圧して連結体83の下降移動を防止することにな
る。連結体83の下降移動が防止されることによって、
フック84及びガスメーター1Nの下降防止をすること
となる。
【0072】そして、懸吊装置80で新規のガスメータ
ー1Nを支持しながら、新規のガスメーター1Nの二次
側配管口3を二次側配管6に仮接続した状態で、例え
ば、新規のガスメーター1N内の空気を抜いてガスに置
換する作業や、ガスに置換後のガスメーター1N内の気
密度合いを検査する作業を行うことができる。
【0073】なお、ばね座85の上昇は、図15に示す
ように、フックストッパ88の上面が連結体83に当接
された時点で停止される。これによってフック84及び
ガスメーター1Nは、二次側配管口3が管用継手8に当
接した位置で維持されることとなり、新規のガスメータ
ー1Nを手で支持しなくてもよいことから、作業は極め
て容易に行なわれる。
【0074】上述のように、管固定治具は、第1実施形
態及び第2実施形態に示すように、既設ガスメーター1
を取り外す前に、配管口2、3に接続されている一対の
エルボ9、9に管把持部を把持させてその位置でロック
することによって、ガスメーター1を取り外した後で
も、既設の配管全体をガスメーター1の取り外し前と同
じ状態で固定支持することができる。しかも、この管固
定治具20(又は50)を取りつける際に、一対のエル
ボ9、9の管軸間のピッチがばらついていても、管把持
部28、38(又は65)の把持レバー24、34(又
は60)が、エルボ9に対して把持位置を変化できるこ
とから、現状の管軸間のピッチに合わせて把持すること
ができ、さらに、エルボの管径が異なっていても、容易
に把持させることができる。従って、既設のガスメータ
ー1を取り外して、新規のガスメーター1Nを取り付け
る作業を極めて容易に行なうことが可能となる。
【0075】また、この管固定治具20(又は50)
は、把持手段が本体部21、31(又は51)に回動可
能に支持された把持レバー24、34(又は60)であ
ることから、一対のエルボ9、9の管軸間のピッチずれ
あるいは異なる管径に対しても、把持レバー24、34
(又は60)の回動角度が異なるだけでエルボ9、9を
容易に把持することができる。
【0076】また、一方の管把持部38が他方の管把持
部28に対して移動可能に構成されている管固定治具2
0を使用すれば、経年変化等によって一対のエルボ9、
9の管軸間のピッチが大きく変化しても、一方の管把持
部38を移動させることによって、容易に管軸間のピッ
チを調整することができる。
【0077】また、本体部21、51に懸吊装置40
(又は80)を配設すれば、既設のガスメーター1を取
り外す際、あるいは新規のガスメーター1Nを装着する
際、既設のガスメーター1(又は新規のガスメーター1
N)を懸吊装置40(又は80)に掛止させれば、既設
のガスメーター1あるいは新規のガスメーター1Nを手
で支持することがなく着脱作業をさらに容易に行なうこ
とができる。
【0078】さらに、この管固定治具20(又は50)
は、懸吊された新規のガスメーター1Nの上昇位置にお
いて、ガスメーター1Nの下降防止を行なうことができ
ることから、ガスメーター1Nが下がることはなく、ガ
スメーター1Nを既設配管に接続する際に、ガスメータ
ー1Nを上昇位置で安定して支持させることができると
ともに、既設のガスメーター1の取り外し時、又は、新
規のガスメーター1Nの装着時、既設のガスメーター1
(又は新規のガスメーター1N)の一次側配管口2又は
二次側配管口3を締め付けている管用継手8のユニオン
ナットを緩めても、既設のガスメーター1(又は新規の
ガスメーター1N)と一次側配管5及び二次側配管6と
の気密を維持することが可能となる。従って、ガス漏れ
がないことから、気密検査等の各種の作業(例えば、既
設のガスメーター1が取り付けられている状態で管内の
気密度合いを検査したり、また既設のガスメーター1か
らガスを回収させたりする作業、新規のガスメーター1
Nを取り付けた状態でガスメーター1Nの空気を抜いて
ガスに置換させたりする作業、又はその状態での気密度
合いの検査)を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスメーターが配管されている状態を示す簡略
【図2】図1における部分拡大図
【図3】本発明の第1の一形態による管固定治具の平面
【図4】図3におけるIV−IV断面図
【図5】図3におけるV −V 断面図
【図6】図3の管固定治具を取り付けた状態を示す簡略
【図7】既設のガスメーターを取り外した状態を示す簡
略図
【図8】新規のガスメーターを取り付けた状態を示す簡
略図
【図9】第2の形態を示す管固定治具の平面図
【図10】図9におけるX矢視図
【図11】図9におけるXI−XI断面図
【図12】懸吊装置に新規のガスメーターを懸吊する前
の状態を示す簡略図
【図13】懸吊装置に新規のガスメーターを掛止した状
態を示す簡略図
【図14】懸吊装置で新規のガスメーターを上昇させる
状態を示す簡略図
【図15】懸吊装置で新規のガスメーターが下降防止さ
れる状態を示す簡略図
【符号の説明】
1…既設のガスメーター 1N…新規のガスメーター 2…一次側配管口 3…二次側配管口 4…ガス栓 5…一次側配管 6…二次側配管 9…エルボ 20、50…管固定治具 21…固定把持体 22、32…本体部 23、33…突起部 24、34、60…把持レバー 25、35…レバーロック部 28、38、65…管把持部 31…移動把持体 40、80…懸吊装置 44…懸吊部 51…本体部 70…ロック装置 84…フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 扇 秀樹 愛知県名古屋市中川区笈瀬町1丁目35番 地 アサヒ精機株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−61026(JP,U) 実開 平5−75620(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 1/00 - 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管器具に形成された2個の配管口にそ
    れぞれ管が接続され、前記それぞれの管を把持できるよ
    うに構成された配管器具の着脱における2管固定装置で
    あって、 前記2管固定装置が、前記それぞれの管を把持する管把
    持部と、前記管把持部を支持する本体部と、を有して構
    成され、 前記管把持部は、前記それぞれの管の管軸間ピッチのず
    れ又は異なる管径に対しても把持可能に構成される把持
    レバーを有し、前記把持レバーが前記本体部に支持され
    て把持位置と非把持位置との2位置間を移動可能に構成
    され、 前記本体部には、前記把持手段がそれぞれの管を把持し
    た状態でロックされるロック手段が配設されていること
    を特徴とする配管器具の着脱における2管固定装置。
  2. 【請求項2】 それぞれの管を把持する管把持部のう
    ち、一方の管把持部が他方の管把持部に対して移動可能
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載の配管
    器具の着脱における2管固定装置。
  3. 【請求項3】 前記本体部には、前記配管器具を吊下す
    る懸吊装置が配設されていることを特徴とする請求項1
    記載の配管器具の着脱における2管固定装置。
  4. 【請求項4】 前記懸吊装置が、前記配管器具の上昇し
    た位置において、前記配管器具を下降防止できるように
    構成されていることを特徴とする請求項3記載の配管器
    具の着脱における2管固定装置。
JP2000379375A 2000-12-13 2000-12-13 配管器具の着脱における2管固定装置 Expired - Fee Related JP3401642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000379375A JP3401642B2 (ja) 2000-12-13 2000-12-13 配管器具の着脱における2管固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000379375A JP3401642B2 (ja) 2000-12-13 2000-12-13 配管器具の着脱における2管固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002181607A JP2002181607A (ja) 2002-06-26
JP3401642B2 true JP3401642B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=18847758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000379375A Expired - Fee Related JP3401642B2 (ja) 2000-12-13 2000-12-13 配管器具の着脱における2管固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3401642B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4528047B2 (ja) * 2004-07-22 2010-08-18 東邦瓦斯株式会社 ガス配管器具の交換装置
JP5227006B2 (ja) * 2007-11-28 2013-07-03 因幡電機産業株式会社 管状体把持具
JP5139129B2 (ja) * 2008-03-18 2013-02-06 大阪瓦斯株式会社 ガスメータ取付用工具
KR102554102B1 (ko) * 2020-12-07 2023-07-12 한서대학교 산학협력단 재활 로봇의 발판 고정 구조

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002181607A (ja) 2002-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7226047B1 (en) Welder's pipe clamp
JP3401642B2 (ja) 配管器具の着脱における2管固定装置
CN206531724U (zh) 一种钛合金耳片疲劳试验夹具
JP3589192B2 (ja) ガスメーター交換方法及び管内圧力と気体濃度の計測装置
JP4493803B2 (ja) ガスメータの取付方法
FR2868976A1 (fr) Dispositif et procede de mise en place d'un joint elastiquement deformable sur un tube
GB2051991A (en) Method of and apparatus for making a connection to a pipe
CN211904233U (zh) 一种便携式气体流量检定装置
CN211219449U (zh) 对口辅助工具及对口系统
US5865214A (en) Ductwork test port kit
CN201347731Y (zh) 一种链条式夹紧装置
US8096536B2 (en) Alignment tool for use in soldering roughed-in service pipes
JPH10283985A (ja) 蛍光灯の取り替え工具
CN209579357U (zh) 便携式多功能扳手
CN215087330U (zh) 一种乙肝两对半检测试管
CN217434249U (zh) 一种连接管道的工具
CN220660713U (zh) 一种垫片辅助安装工具
CN219113931U (zh) 一种组合式牙板及油管钳
US20230323989A1 (en) Tube and pipe hanger
CN219346247U (zh) 一种工程师用燃气管道检测工具
CN213470870U (zh) 一种户内立管三通校正器
CN101761316A (zh) 一种链条式夹紧装置及其夹紧方法
CN212351837U (zh) 一种适用于冷却水管卡套接头快速连接的辅助工具
CN213712103U (zh) 一种燃气立管安装用管件定位器
CN217059548U (zh) 一种大气采样器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030107

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees