JP2002310694A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2002310694A
JP2002310694A JP2001109763A JP2001109763A JP2002310694A JP 2002310694 A JP2002310694 A JP 2002310694A JP 2001109763 A JP2001109763 A JP 2001109763A JP 2001109763 A JP2001109763 A JP 2001109763A JP 2002310694 A JP2002310694 A JP 2002310694A
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Koji Sato
康治 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的地までの誘導経路に関する有益な交通情
報を適切に提示する。 【解決手段】 道路地図データに基づいて目的地までの
誘導経路を探索し、探索した誘導経路上の分岐点から分
岐する経路の中から所定の条件を満たす経路を選択す
る。さらに、交通情報を取得し、取得した交通情報の中
から上述した誘導経路と選択経路に関わる交通情報を抽
出し、抽出した交通情報に基づいて交通状況の変化を表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目的地までの誘導
経路を探索して乗員を誘導するナビゲーション装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】渋滞や規制などの交通情報を考慮して目
的地までの最適な誘導経路を探索し、車両周辺の道路地
図上に車両の現在地と目的地までの誘導経路を表示する
ナビゲーション装置が知られている。
【0003】ところで、渋滞や規制などの交通情報は常
に変化するものであり、最新の交通情報を入手して最適
な誘導経路を探索しても、時間が経過して道路交通状況
が変化すると、当初の誘導経路が最適な経路ではなくな
ることがある。
【0004】このような道路交通状況の変化に対応する
ために、現在地を中心とする所定範囲内の交通情報を常
に監視し、交通情報の変化を検出したら最新の交通情報
を考慮して目的地までの誘導経路を再探索するようにし
たナビゲーション装置が提案されている(例えば、特開
平09−287966号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のナビゲーション装置では、現在地を中心とする
所定範囲内の道路交通状況の変化のみを考慮して誘導経
路の再探索を行うので、目的地が現在地から遠い場合に
目的地寄りに重要な道路交通状況の変化があっても、そ
のような交通情報を有効に利用できないという問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、目的地までの誘導経路に
関する有益な交通情報を適切に提示することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1) 請求項1〜7の
発明は、道路地図データに基づいて目的地までの誘導経
路を探索し、探索した誘導経路上の分岐点から分岐する
経路の中から所定の条件を満たす経路を選択する。さら
に、交通情報を取得し、取得した交通情報の中から上述
した誘導経路と選択経路に関わる交通情報を抽出し、抽
出した交通情報に基づいて交通状況の変化を表示する、
ものである。前記所定の条件を満たす経路としては、誘
導経路上の進行方向と略同一方向の経路、分岐後の経路
を利用した場合の予測所要時間が認識可能な経路、交通
量または所要時間の変化が所定値を超えて大きく変化す
る経路、過去の利用者の経路変更実績のある経路、分岐
する経路の道路種別により選択した経路がある。また、
予め設定した走行距離当たりの選択経路数にしたがって
経路を選択してもよい。 (2) また、請求項8〜10の発明は、道路地図デー
タに基づいて目的地までの誘導経路を探索するととも
に、誘導経路上および誘導経路から所定距離以内に存在
する交差点の中から予め設定した個数の交差点を抽出
し、抽出した交差点から目的地へ向かう迂回路を探索す
る。そして、交通情報を取得し、取得した交通情報の中
から誘導経路および迂回路に関わる交通情報を抽出し、
抽出した交通状況の変化を表示する、ものである。な
お、交差点の抽出に際しては、過去の利用者の経路変更
実績に基づいて抽出してもよいし、交差する道路の種別
に基づいて抽出してもよい。
【0008】
【発明の効果】(1) 請求項1〜7の発明によれば、
目的地が現在地から遠く、道路地図表示画面に目的地周
辺が表示されない場合でも、現在地から目的地までの誘
導経路上および誘導経路から分岐する経路の交通状況の
変化を把握することができ、交通状況の変化に対して適
切な対応をとることができる。 (2) 請求項8〜10の発明によれば、請求項1〜7
の発明の上記効果に加え、迂回経路の起点となる交差点
を予め設定した個数としているので、探索する経路の数
が少なくなり、マイクロコンピューターの経路探索処理
の負担を軽減でき、短時間で情報提示対象経路を選定す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】《発明の第1の実施の形態》この
第1の実施の形態では、ナビゲーション装置の画面に表
示されない現在地から遠く離れた目的地側の地点につい
て、その地点の交通情報が利用者の経路変更検討材料と
して有効と判断される場合には、その地点の交通情報を
必要に応じて自動的に提供する。
【0010】図1は第1の実施の形態の構成を示す。車
両位置検出装置1はGPS受信機を備え、衛星航法によ
り車両の現在位置を検出する。なお、図示を省略する
が、車両の走行距離と進行方位を検出して走行軌跡を演
算し、道路地図とマップマッチングを行って現在位置を
検出する自律航法を利用してもよい。交通情報データ取
得装置2はビーコン受信装置とFM多重受信装置を備
え、VICSの道路交通情報を取得する。データ入力装
置3は、利用者が目的地の入力や情報提示方法の選択な
どを行う装置である。データ記憶装置4は、地図データ
ベース(以下、DBと呼ぶ)と情報提示対象経路DBを
備えている。地図DBは地図描画や経路探索などに用い
る道路地図データを格納しており、情報提示対象経路D
Bは情報提示対象経路を選定するための道路地図データ
を格納する。
【0011】制御部5はマイクロコンピューターとメモ
リなどの周辺部品を備え、マイクロコンピューターのソ
フトウエア形態により経路設定部5a、情報提示対象経
路選定部5b、情報提示地点選定部5c、情報提示判断
部5dおよび情報提示方法決定部5eを構成する。
【0012】経路設定部5aは現在位置から目的地まで
の誘導経路を探索し設定する。情報提示対象経路選定部
5bは、目的地までの誘導経路と情報提示対象経路DB
に格納されている道路地図データに基づいて情報提示対
象経路を選定する。情報提示地点選定部5cは、誘導経
路と情報提示対象経路に基づいて情報提示を行う地点を
選定する。情報提示判断部5dは、道路交通情報データ
の変化に基づいて情報提示を行うか否かを判断する。情
報提示方法決定部5eは、道路地図表示画面の表示状態
や現在位置と情報提示対象経路との距離に基づいて情報
の提示方法を決定する。
【0013】情報提示装置6はディスプレイ、スピーカ
ー、スイッチなどを備え、道路地図上に目的地までの誘
導経路と現在位置を重畳して表示するとともに、交通情
報の表示、誘導経路の音声案内、交通情報の放送などを
行う。
【0014】図2は経路探索および情報提示処理を示す
フローチャートである。このフローチャートにより一実
施の形態の動作を説明する。制御部5は、データ入力装
置3により目的地の設定と目的地までの誘導経路の探索
指示の操作が行われると、ステップ1で車両位置検出装
置1により現在位置を検知し、ステップ2でデータ記憶
装置4の地図DBを検索して目的地までの誘導経路を探
索し設定する。なお、このステップ2の処理は上述した
経路設定部5aの処理である。
【0015】目的地までの誘導経路が設定されると、ス
テップ3で交通情報データ取得装置2により交通情報を
取得し、ステップ4へ進んで情報提示処理を開始する。
ステップ4ではまず、利用者に対して交通情報を提示す
る対象の経路、すなわち情報提示対象経路を選定する。
なお、このステップ4の処理は上述した情報提示対象経
路選定部5bの処理である。
【0016】ここで、情報提示対象経路について説明す
る。情報提示対象経路は、利用者に対して交通情報を提
示する対象の経路である。上述したように、データ記憶
装置4の中には図3に示すような情報提示対象経路DB
が備えられている。情報提示対象経路DBは、全国の道
路の内の以下(1)〜(3)に示すような経路を利用者
が経路変更の検討や判断を行うのに有効な経路とし、こ
れらの経路上のノード(分岐点、結節点)と、地図DB
におけるノードの次の地点をリンクとして、ノードデー
タとリンクデータをセットで保持するものである。
【0017】(1)一般的に経路選択が多く行われてい
ると思われる分岐点周辺道路、例えば国道の本線とバイ
パスのような、道路分岐点に分岐後の各経路を利用した
場合の予測所要時間が表示されている経路。(2)交通
量や所要時間の変化が激しい道路、つまり時間帯によっ
て交通量または所要時間がそれぞれの判断基準値を超え
て大きく変化し、所要時間の事前予測が困難な経路。
(3)利用者が経路変更実績のある分岐点周辺の道路。
【0018】図4、図5に情報提示対象経路の決め方を
示す。図4に示すような分岐点の場合には、分岐点の緯
度経度データをノードとし、地図DBにおけるノードか
ら進行方向の次の地点の緯度経度をリンク情報として情
報提示対象経路DBに保持する(図3のおよび参
照)。また、図5に示すような分岐点ではない交差点の
場合には、交差点の緯度経度をノードデータとし、地図
DBの交差点から両進行方向の次の地点の緯度経度をリ
ンクデータとして保持する。
【0019】この実施の形態では、情報提示対象経路の
位置はノード地点とし、図3、に示す情報提示対象
経路DBのノード緯度経度を用いる。リンクデータは、
ノードデータとの組み合わせにより進行方向を規定する
ために用いる。
【0020】制御部5の情報提示対象経路選定部5b
は、上記情報提示対象経路DBの中から次のような選定
基準にしたがって情報提示の対象経路を選定する。
(1)経路設定部5aによって設定された誘導経路と同
一であり、かつ進行方向が略同一方向である経路。
(2)誘導経路から予め設定された一定距離内にあり、
かつ進行方向が誘導経路と略同一方向である経路。この
基準にしたがって選定された経路を情報提示対象経路と
する。
【0021】図6、図7により情報提示対象経路の選定
方法を説明する。まず、情報提供対象経路DB内のノー
ドデータと、経路設定部5aによって設定された誘導経
路の緯度経度データと一致するものがあるか検討する。
一致するものがあれば、図6に示すようにそのノードを
情報提示対象とする。また、一致していない場合でも、
図7に示すように、当該誘導経路の緯度経度データとノ
ードデータの距離を計算し、予め設定された一定値より
小さい場合にはそのノードを情報提示対象経路とする。
【0022】情報提示対象経路として選定された経路
は、情報提示対象経路DB内に情報提示対象経路フラグ
を立てる。具体的には、図3に示す情報提示対象経路D
B内の欄の選定経路に1を入力する。また、選定され
た情報提示対象経路については、情報提示対象経路DB
内に交通情報データ取得装置2によって取得した誘導経
路設定時点での交通情報データを付加して保存する。具
体的には、図3に示す情報提示対象経路DB内の欄に
交通情報の重要度に応じた数値を入力する。例えばVI
CSのレベル3情報に対して、表示がなければ0を入力
し、やや渋滞の黄色表示であれば1を入力し、渋滞度が
高い赤色表示の場合は2を入力する。
【0023】次に、図2のステップ5において情報提示
地点の選定を行う。このステップ5の処理は上述した情
報提示地点選定部5cの処理である。つまり、ステップ
4で選定された情報提示対象経路の交通情報を誘導経路
上のどの地点で提示するかを決定する。この情報提示地
点の選定方法は、以下の2つのパターンがある。
【0024】(1)第1のパターンは、図8に示すよう
に、情報提示対象経路、すなわち図3に示す情報提示対
象経路DBの欄にフラグ(1)が設定された経路が当
該車両の誘導経路上の場合、情報提示対象経路から予め
設定した一定距離手前の地点を情報提示地点とする。
(2)第2のパターンは、図9に示すように、情報提示
対象経路が、当該車両の誘導経路上以外の場合、情報提
示対象経路のノードと車両の現在位置を結ぶ経路を求
め、この経路と当初設定した誘導経路との交点を算出す
る。そして、この交点から予め定めた一定距離だけ車両
の現在位置よりの地点を情報提示地点とする。このよう
にして決定された情報提示地点は、図3に示す情報提示
対象経路DBの欄に緯度経度を入力して記憶する。
【0025】情報提示地点を選定したら、自車位置と情
報提示地点との距離を計測する。情報提示地点が複数あ
る場合には、計測した2点間距離の近いものから情報提
示順序をつけ、図3に示す情報提示対象経路DBの欄
に入力する。次に情報提示対象経路と情報提示地点の直
線距離を算出し、図3に示す情報提示対象経路DBの
欄に記憶する。以上の情報提示地点選定までの手順は誘
導経路の設定終了とともに実施される。
【0026】次に、図2のステップ6へ進み、情報提示
を判断する。このステップ6の処理が上述した情報提示
判断部5dの処理である。図10に情報提示判断の手順
を示す。ステップ11において、車両の現在位置と情報
提示順序の最も早い情報提示地点の道路距離を計測す
る。続くステップ12で現在位置から情報提示地点まで
の道路距離が予め定めた所定距離以下かどうかを確認
し、所定距離以下まで接近したらステップ13へ進む。
ステップ13では、交通情報データ取得装置2によって
VICS情報を取得し、取得した交通情報の内、情報提
示対象経路に関する情報を図3に示す情報提示対象経路
DBの欄に記憶する。
【0027】ステップ14において、取得した交通情報
を誘導経路設定時点で記憶した交通情報と比較し、変化
があればステップ15へ進み、変化がなければ情報提示
を行わず、次の順序の情報提示地点の距離計測へ進む。
利用者がスクロールなどの機能により当該情報提示地点
の状況を確認している場合は、その時点での交通情報を
図3に示す情報提示対象経路DBの欄に記憶する。ス
テップ15では、取得した最新の交通情報を前回スクロ
ール時点での交通情報と比較し、変化があればステップ
16へ進んで情報提示方法を決定し、変化がなければ次
の情報提示順序の情報提示地点までの距離計測へ進む。
【0028】図2のステップ7において、情報提示方法
を決定する。このステップ7の処理が上述した情報提示
方法決定部5eの処理である。情報提示の方法には以下
の2つのパターンがある。まず、(1)情報提示地点に
おいて車両の現在位置と情報提示対象経路の両者が画面
上に表示される場合には、情報提示対象経路のVICS
情報を点滅させる。
【0029】次に、(2)情報提示地点において車両の
現在位置と情報提示対象経路の両者が画面上に表示され
ない場合には、(2.1)縮尺を変更して両者を画面上
に表示させる。(2.2)縮尺を変更する場合でも一定
値以上には変更しないように縮尺の上限を設定すること
が可能(設定値以内で表示できない場合はスクロールし
て表示を行う)。(2.3)縮尺は変更せず、スクロー
ルによって情報提示対象経路を一定時間表示する。
【0030】基本的には、地図上にVICSのレベル3
の情報を提示し点滅させることによって強調する。上述
した情報提示方法の決定は、情報提示対象経路DBに保
存された情報提示地点と車両現在位置の距離データと予
め設定した縮尺における表示可能距離から行う。なお、
上述した(2.1)〜(2.3)の選択は利用者が事前
に行うことが可能である。
【0031】情報提示地点において利用者が経路変更し
た場合には、情報提示対象経路DBに当該地点データを
情報提示対象経路として追加する。また、経路変更を行
った際には、経路設定部5aによって誘導経路を再設定
するが、その際にはステップ4の情報提示対象経路の選
定から処理をやり直す。
【0032】この第1の実施の形態によれば、利用者は
ある目的地までの経路を設定して走行しているときに、
設定されている縮尺ではナビゲーション画面に表示され
ない地域の交通情報を自動的に得ることが可能となる。
また、情報提示の対象となる経路は、通常経路変更が頻
繁に行われたり、過去に当該利用者が経路変更を行った
実績のある経路に限定されている。利用者は自分の経路
変更判断に有効な情報のみを得ることができ、ナビゲー
ション利用の利便性を向上させることができる。
【0033】《発明の第2の実施の形態》上述した対1
の実施の形態と異なる情報提示対象経路の選定方法を説
明する。なお、この第2の実施の形態は、情報提示対象
経路の選定方法以外は上述した第1の実施の形態と同様
であり、それらの説明を省略する。
【0034】この第2の実施の形態では、以下の基準で
情報提示対象経路を選定する。(1)誘導経路に対する
情報提示対象経路の数は、走行距離当たりの上下限値を
予め設定しておき、その範囲内で選定する。(2)利用
者の過去の経路変更実績に基づいて情報提示対象経路を
選定する。(3)過去の利用履歴が充分でない場合に
は、データ記憶装置4の情報提示対象経路DBから対
象経路を選定する。誘導経路上の交差点の中から、交
差する道路の道路種別により情報提示対象経路を選定す
る。
【0035】そして、このような基準にしたがって図1
1に示す手順で情報提示対象経路を選定する。ステップ
21において、過去の経路変更実績情報に基づいて誘導
経路上および誘導経路から所定距離以内に存在する経路
変更交差点を抽出する。続くステップ22で、抽出した
交差点の数を計算する。ステップ23では、抽出交差点
の数が予め設定した誘導経路の距離当たりの下限値以上
かどうかを確認する。下限値以上であればステップ24
へ進み、抽出交差点から目的地へ向かう迂回路を探索
し、それらを情報提示対象経路とする。
【0036】一方、抽出交差点の数が下限値未満の場合
はステップ25へ進み、データ記憶装置4の情報提示対
象経路DBの中から誘導経路上および誘導経路から所定
距離以内に存在する経路変更交差点を抽出する。続くス
テップ26で、抽出した交差点の数を計算する。ステッ
プ27において、上記ステップ22で抽出した交差点の
数とステップ26で抽出した交差点の数の合計が、予め
設定した誘導経路の距離当たりの下限値以上かどうかを
確認する。下限値以上であればステップ28へ進み、抽
出交差点から目的地へ向かう迂回路を探索し、それらを
情報提示対象経路とする。
【0037】一方、合計交差点の数も下限値未満の場合
はステップ29へ進み、誘導経路と交差するその他の交
差点の中から以下の選定基準にしたがって情報提示対象
経路を選定する。(1)交差する道路種別に基づいて
国道、県道および主要地方道、市町村道以下、の3
種類に分類する。(2)種類別に交差する交差点の数を
計算する。(3)予め設定した誘導経路の距離当たりの
下限値を超えるまで、国道から交差点を加えていく。ス
テップ30では、上記ステップ29で選定した情報提示
対象経路をデータ記憶装置4の情報提示対象経路DBに
追加する。
【0038】なお、この第2の実施の形態では、情報提
示対象経路の情報取得区間を設定する。情報提示対象経
路のノードから目的地まで、リンクを通過する経路を計
算し、それを情報取得対象区間とする。ただし、当該経
路が誘導経路と重複する場合は、重複しない区間のみを
対象区間とする。
【0039】このように、第2の実施の形態によれば、
道路地図データに基づいて目的地までの誘導経路を探索
するとともに、誘導経路上および誘導経路から所定距離
以内に存在する交差点の中から予め設定した個数の交差
点を抽出し、抽出した交差点から目的地へ向かう迂回路
を探索する。そして、交通情報を取得し、取得した交通
情報の中から誘導経路および迂回路に関わる交通情報を
抽出し、交通状況の変化を表示するようにしたので、上
述した第1の実施の形態と同様に、目的地が現在地から
遠く、道路地図表示画面に目的地周辺が表示されない場
合でも、現在地から目的地までの誘導経路上および誘導
経路から分岐する経路の交通状況の変化を把握すること
ができ、交通状況の変化に対して適切な対応をとること
ができる。その上、この第2の実施の形態では、迂回経
路の起点となる交差点を予め設定した個数としているの
で、探索する経路の数が少なくなり、マイクロコンピュ
ーターの経路探索処理の負担を軽減でき、短時間で情報
提示対象経路を選定することができる。
【0040】図1に示す一実施の形態の構成において、
制御部5が経路探索手段、経路選択手段、交通情報抽出
手段、交差点抽出手段および迂回路探索手段を、交通情
報データ取得装置2が交通情報取得手段を、制御部5お
よび情報提示装置6が表示手段をそれぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 経路探索および情報提示処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】 情報提示対象経路DBの一例を示す図であ
る。
【図4】 情報提示対象経路の決め方を説明する図であ
る。
【図5】 情報提示対象経路の決め方を説明する図であ
る。
【図6】 情報提示対象経路の選定方法を説明する図で
ある。
【図7】 情報提示対象経路の選定方法を説明する図で
ある。
【図8】 情報提示地点の選定方法を説明する図であ
る。
【図9】 情報提示地点の選定方法を説明する図であ
る。
【図10】 情報提示判断の手順を示すフローチャート
である。
【図11】 第2の実施の形態の情報提示対象経路の選
定方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車両位置検出装置 2 交通情報データ取得装置 3 データ入力装置 4 データ記憶装置 5 制御部 5a 経路設定部 5b 情報提示対象経路選定部 5c 情報提示地点選定部 5d 情報提示判断部 5e 情報提示方法決定部 6 情報提示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB05 HB22 HB23 HB24 HC08 HC13 HC22 HC24 HC31 HD03 HD07 HD16 HD23 HD24 HD26 2F029 AA02 AB07 AB12 AC02 AC08 AC14 AC16 AD04 5H180 EE18 FF05 FF10 FF12 FF22 FF27 FF36

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路地図データに基づいて目的地までの誘
    導経路を探索する経路探索手段と、 前記探索した誘導経路上の分岐点から分岐する経路の中
    から所定の条件を満たす経路を選択する経路選択手段
    と、 交通情報を取得する交通情報取得手段と、 前記取得した交通情報の中から前記誘導経路および前記
    経路選択手段により選択した経路に関わる交通情報を抽
    出する交通情報抽出手段と、 前記抽出した交通情報に基づいて交通状況の変化を表示
    する表示手段とを備えることを特徴とするナビゲーショ
    ン装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のナビゲーション装置にお
    いて、 前記経路選択手段は、前記誘導経路上の進行方向と略同
    一方向の経路を選択することを特徴とするナビゲーショ
    ン装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のナビゲーション装置にお
    いて、 前記経路選択手段は、分岐後の経路を利用した場合の予
    測所要時間が認識可能な経路を選択することを特徴とす
    るナビゲーション装置
  4. 【請求項4】請求項1に記載のナビゲーション装置にお
    いて、 前記経路選択手段は、交通量または所要時間の変化が所
    定値を超えて大きく変化する経路を選択することを特徴
    とするナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のナビゲーション装置にお
    いて、 前記経路選択手段は、過去の利用者の経路変更実績のあ
    る経路を選択することを特徴とするナビゲーション装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載のナビゲーション装置にお
    いて、 前記経路選択手段は、分岐する経路の道路種別により経
    路を選択することを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかの項に記載のナビ
    ゲーション装置において、 前記経路選択手段は、予め設定した走行距離当たりの選
    択経路数にしたがって経路を選択することを特徴とする
    ナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】道路地図データに基づいて目的地までの誘
    導経路を探索する経路探索手段と、 前記誘導経路上および前記誘導経路から所定距離以内に
    存在する交差点の中から予め設定した個数の交差点を抽
    出する交差点抽出手段と、 前記抽出した交差点から目的地へ向かう迂回路を探索す
    る迂回路探索手段と、 交通情報を取得する交通情報取得手段と、 前記取得した交通情報の中から前記誘導経路および前記
    迂回路に関わる交通情報を抽出する交通情報抽出手段
    と、 前記抽出した交通情報に基づいて交通状況の変化を表示
    する表示手段とを備えることを特徴とするナビゲーショ
    ン装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のナビゲーション装置にお
    いて、 前記交差点抽出手段は、過去の利用者の経路変更実績に
    基づいて交差点を抽出することを特徴とするナビゲーシ
    ョン装置。
  10. 【請求項10】請求項8または請求項9に記載のナビゲ
    ーション装置において、 前記交差点抽出手段は、交差する道路の種別に基づいて
    交差点を抽出することを特徴とするナビゲーション装
    置。
JP2001109763A 2001-04-09 2001-04-09 ナビゲーション装置 Pending JP2002310694A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005331414A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム
JP2009244031A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Aisin Aw Co Ltd バイパス道路案内装置
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