JP2002310595A - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置Info
- Publication number
- JP2002310595A JP2002310595A JP2001113549A JP2001113549A JP2002310595A JP 2002310595 A JP2002310595 A JP 2002310595A JP 2001113549 A JP2001113549 A JP 2001113549A JP 2001113549 A JP2001113549 A JP 2001113549A JP 2002310595 A JP2002310595 A JP 2002310595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cooling
- reverse osmosis
- osmosis membrane
- membrane module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/44—Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis
- C02F1/441—Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis by reverse osmosis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
- F28F19/01—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using means for separating solid materials from heat-exchange fluids, e.g. filters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2103/00—Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated
- C02F2103/02—Non-contaminated water, e.g. for industrial water supply
- C02F2103/023—Water in cooling circuits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28C—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA COME INTO DIRECT CONTACT WITHOUT CHEMICAL INTERACTION
- F28C1/00—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers
- F28C2001/006—Systems comprising cooling towers, e.g. for recooling a cooling medium
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却塔への補給水を少なくして、かつ冷却水
のスケール成分濃度を低く維持し、スケール生成を防止
することができる冷却装置を提供する。 【解決手段】 冷却塔2を循環する冷却水に新鮮水22
を補給しつつ、冷却水の一部を蒸発させて、残りの冷却
水を冷却する冷却塔2と、該冷却水を導いてイオンを除
去した処理水とイオンの濃縮した濃縮水とに分離可能な
逆浸透膜モジュール4とを有する冷却装置において、前
記逆浸透膜モジュールの処理水出口側には、処理水を冷
却塔2に戻すライン41を設け、濃縮水出口側には、濃
縮水を排出する排出ライン43と、該濃縮水を冷却塔2
に戻す回収弁44を有する濃縮水回収ライン45を設け
たものであり、前記冷却塔からの逆浸透膜モジュールへ
のラインには、逆洗又はエアバブリングで洗浄可能なフ
ィルタ6を設けるか、活性炭ろ過器7とフィルタ8を順
次設けることができる。
のスケール成分濃度を低く維持し、スケール生成を防止
することができる冷却装置を提供する。 【解決手段】 冷却塔2を循環する冷却水に新鮮水22
を補給しつつ、冷却水の一部を蒸発させて、残りの冷却
水を冷却する冷却塔2と、該冷却水を導いてイオンを除
去した処理水とイオンの濃縮した濃縮水とに分離可能な
逆浸透膜モジュール4とを有する冷却装置において、前
記逆浸透膜モジュールの処理水出口側には、処理水を冷
却塔2に戻すライン41を設け、濃縮水出口側には、濃
縮水を排出する排出ライン43と、該濃縮水を冷却塔2
に戻す回収弁44を有する濃縮水回収ライン45を設け
たものであり、前記冷却塔からの逆浸透膜モジュールへ
のラインには、逆洗又はエアバブリングで洗浄可能なフ
ィルタ6を設けるか、活性炭ろ過器7とフィルタ8を順
次設けることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却装置に係り、
特に、濃縮水の排出量を減らして、補給水コストの低減
を図る循環冷却水の冷却装置に関する
特に、濃縮水の排出量を減らして、補給水コストの低減
を図る循環冷却水の冷却装置に関する
【0002】
【従来の技術】循環冷却水の冷却法は、通常、被冷却流
体を冷却して温度の上昇した冷却水を、冷却塔で一部を
蒸発させ、蒸発潜熱により残存の冷却水の温度を下げ、
循環利用する。この方法は、冷凍機の凝縮器の冷却、あ
るいは変電所等の機器の冷却などに広く使用されてい
る。この蒸発水量を補うため、水道水などを補給してい
るが、この補給水には、無機イオン等の不純物、特にシ
リカ成分などが含まれており、水の蒸発に伴って、残り
の水の無機イオン等の濃度は次第に上昇し、配管あるい
は熱交換部分にスケール成分として析出し、伝熱の悪化
や配管のつまりが問題になってくる。また、冷却塔で
は、大量の空気と冷却水とが接触するので、大気中のS
Ox、NOxなどが冷却水側に溶け込み、イオン成分濃
度をさらに上げることになる。
体を冷却して温度の上昇した冷却水を、冷却塔で一部を
蒸発させ、蒸発潜熱により残存の冷却水の温度を下げ、
循環利用する。この方法は、冷凍機の凝縮器の冷却、あ
るいは変電所等の機器の冷却などに広く使用されてい
る。この蒸発水量を補うため、水道水などを補給してい
るが、この補給水には、無機イオン等の不純物、特にシ
リカ成分などが含まれており、水の蒸発に伴って、残り
の水の無機イオン等の濃度は次第に上昇し、配管あるい
は熱交換部分にスケール成分として析出し、伝熱の悪化
や配管のつまりが問題になってくる。また、冷却塔で
は、大量の空気と冷却水とが接触するので、大気中のS
Ox、NOxなどが冷却水側に溶け込み、イオン成分濃
度をさらに上げることになる。
【0003】このスケール対策としては、補給水を大量
に入れ、冷却水の一部を冷却塔から外部に排出し(ブロ
ーと称する)、冷却水の不純物濃度が上がらないように
することがよく知られている。また、濃縮が上がりすぎ
てスケールが付着した場合には、酸あるいはアルカリに
よる薬品洗浄が行われている。このような方法におい
て、補給水を大量に入れる方法は、水道代が過大となる
不利がある。また、スケールが付着した場合の薬品洗浄
は、多大な労力を必要とし、しかも熱交換器の運転を停
止して行わなければならないという不利がある。このス
ケール対策として、冷却水の一部を冷却塔内と同じ濃度
で排出するのではなく、逆浸透膜モジュールの採用よ
り、排出液中のスケール成分濃度を上げることで、排出
液(濃縮液)中のスケール成分の絶対量はほぼ同じで
も、水としての絶対量を減らすことができ、運転コスト
上有利になる。
に入れ、冷却水の一部を冷却塔から外部に排出し(ブロ
ーと称する)、冷却水の不純物濃度が上がらないように
することがよく知られている。また、濃縮が上がりすぎ
てスケールが付着した場合には、酸あるいはアルカリに
よる薬品洗浄が行われている。このような方法におい
て、補給水を大量に入れる方法は、水道代が過大となる
不利がある。また、スケールが付着した場合の薬品洗浄
は、多大な労力を必要とし、しかも熱交換器の運転を停
止して行わなければならないという不利がある。このス
ケール対策として、冷却水の一部を冷却塔内と同じ濃度
で排出するのではなく、逆浸透膜モジュールの採用よ
り、排出液中のスケール成分濃度を上げることで、排出
液(濃縮液)中のスケール成分の絶対量はほぼ同じで
も、水としての絶対量を減らすことができ、運転コスト
上有利になる。
【0004】冷却水の一部あるいは全部を逆浸透膜モジ
ュールに導き、膜を透過してスケール成分をほとんど含
まない水(透過水あるいは処理水)を冷却塔に戻し、透
過しないで残った水はスケール成分濃度が上昇した濃縮
水として、冷却水循環系から排出する。冷却水循環系に
残る冷却水は従来のブローの場合よりもスケール成分が
少なくなり、この点でも有利である。しかしながら、通
常の逆浸透膜モジュールと同様に、長時間濃縮を続けて
いると、膜表面に次第にスケール成分が付着し、処理水
量が減少するので、時々、フラッシングと称して逆浸透
膜の膜面を大量の水で洗い流す必要がある。このフラッ
シング時の水は、通常、濃縮水と同じ扱いで濃縮水とし
て排出しているが、この水量が多いと冷却塔に補給する
水量が増え、逆浸透膜モジュール導入の効果が薄れるこ
とになる。フラッシング時の水量が少なすぎると洗い流
す効果が薄れる。
ュールに導き、膜を透過してスケール成分をほとんど含
まない水(透過水あるいは処理水)を冷却塔に戻し、透
過しないで残った水はスケール成分濃度が上昇した濃縮
水として、冷却水循環系から排出する。冷却水循環系に
残る冷却水は従来のブローの場合よりもスケール成分が
少なくなり、この点でも有利である。しかしながら、通
常の逆浸透膜モジュールと同様に、長時間濃縮を続けて
いると、膜表面に次第にスケール成分が付着し、処理水
量が減少するので、時々、フラッシングと称して逆浸透
膜の膜面を大量の水で洗い流す必要がある。このフラッ
シング時の水は、通常、濃縮水と同じ扱いで濃縮水とし
て排出しているが、この水量が多いと冷却塔に補給する
水量が増え、逆浸透膜モジュール導入の効果が薄れるこ
とになる。フラッシング時の水量が少なすぎると洗い流
す効果が薄れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術に鑑み、冷却塔への補給水を少なくして、なおかつ冷
却水のスケール成分濃度を低く維持して、冷却水循環系
でのスケール生成を防止することができる冷却装置を提
供することを課題とする。
術に鑑み、冷却塔への補給水を少なくして、なおかつ冷
却水のスケール成分濃度を低く維持して、冷却水循環系
でのスケール生成を防止することができる冷却装置を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、冷却塔を循環する冷却水に、新鮮水を
補給しつつ、冷却水の一部を蒸発させて、残りの冷却水
を冷却する冷却塔と、該冷却水の一部又は全部を導い
て、冷却水中のイオンを除去した処理水とイオンの濃縮
した濃縮水とに分離可能な逆浸透膜モジュールとを有す
る冷却装置において、前記逆浸透膜モジュールの処理水
出口側には、処理水を冷却塔に戻すラインを設けると共
に、前記逆浸透膜モジュールの濃縮水出口側には、濃縮
水を排出する排出弁を有する排出ラインと、該濃縮水を
冷却塔に戻す回収弁を有する濃縮水回収ラインを設ける
こととしたものである。前記冷却装置において、冷却塔
からの逆浸透膜モジュールヘのラインには、逆洗又はエ
アバブリングで洗浄可能なフィルターを設けるか、又
は、活性炭ろ過器とフィルターを順次設けることがで
き、また、前記活性炭ろ過器を設けた場合は、その前に
逆洗又はエアバブリングで洗浄可能なフィルターを設け
るのがよい。
に、本発明では、冷却塔を循環する冷却水に、新鮮水を
補給しつつ、冷却水の一部を蒸発させて、残りの冷却水
を冷却する冷却塔と、該冷却水の一部又は全部を導い
て、冷却水中のイオンを除去した処理水とイオンの濃縮
した濃縮水とに分離可能な逆浸透膜モジュールとを有す
る冷却装置において、前記逆浸透膜モジュールの処理水
出口側には、処理水を冷却塔に戻すラインを設けると共
に、前記逆浸透膜モジュールの濃縮水出口側には、濃縮
水を排出する排出弁を有する排出ラインと、該濃縮水を
冷却塔に戻す回収弁を有する濃縮水回収ラインを設ける
こととしたものである。前記冷却装置において、冷却塔
からの逆浸透膜モジュールヘのラインには、逆洗又はエ
アバブリングで洗浄可能なフィルターを設けるか、又
は、活性炭ろ過器とフィルターを順次設けることがで
き、また、前記活性炭ろ過器を設けた場合は、その前に
逆洗又はエアバブリングで洗浄可能なフィルターを設け
るのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、逆浸透膜モジュール
の処理水側の冷却水を冷却塔に戻すラインを設けると共
に、逆浸透膜モジュールの濃縮水出口側には、濃縮水を
冷却装置から排出する排出弁を有する排出ラインと、濃
縮水を冷却塔に戻す回収弁を有する濃縮水回収ラインと
を設けたことにより、冷却水中のイオン分を濃縮した濃
縮水及びフラッシングに用いた冷却水が、選択的に排出
あるいは冷却塔への循環が可能となり、無機イオンやシ
リカ濃度が高い場合、あるいは高いと想定される場合に
は、冷却水循環系から排出し、それ以外の時は、冷却塔
に戻すことが可能となり、冷却塔への補給水を少なく
し、しかも逆浸透膜モジュールの状態をよく保つことが
可能となる。
の処理水側の冷却水を冷却塔に戻すラインを設けると共
に、逆浸透膜モジュールの濃縮水出口側には、濃縮水を
冷却装置から排出する排出弁を有する排出ラインと、濃
縮水を冷却塔に戻す回収弁を有する濃縮水回収ラインと
を設けたことにより、冷却水中のイオン分を濃縮した濃
縮水及びフラッシングに用いた冷却水が、選択的に排出
あるいは冷却塔への循環が可能となり、無機イオンやシ
リカ濃度が高い場合、あるいは高いと想定される場合に
は、冷却水循環系から排出し、それ以外の時は、冷却塔
に戻すことが可能となり、冷却塔への補給水を少なく
し、しかも逆浸透膜モジュールの状態をよく保つことが
可能となる。
【0008】以下、図面により本発明を説明する。図1
は、本発明において使用する冷却装置の一例を示す全体
構成図である。図1において、本発明に用いる冷却装置
は、ユースポイント循環水の熱を冷却水によって冷却す
る熱交換器1と、その熱を系外に放出する冷却塔2、冷
却塔パン21、新鮮水を補給する補給水入口管22、及
び冷却水を熱交換器1、冷却塔2に供給する循環ポンプ
3からなる第一の冷却水循環系と、冷却水中の無機イオ
ン等を中心とした不純物を、不純物が濃縮された濃縮水
と、不純物が除去された処理水に分離する逆浸透膜モジ
ュール4、得られた処理水を第一の冷却水循環系に戻す
処理水配管41、濃縮水もしくはフラッシング水の圧
力、流量を調整する排出弁42を有する濃縮水排出配管
43と、濃縮水もしくはフラッシング水を第一の冷却水
循環系に戻す回収弁44を有する冷却水回収配管45か
らなる第二の冷却水循環系から構成されている。
は、本発明において使用する冷却装置の一例を示す全体
構成図である。図1において、本発明に用いる冷却装置
は、ユースポイント循環水の熱を冷却水によって冷却す
る熱交換器1と、その熱を系外に放出する冷却塔2、冷
却塔パン21、新鮮水を補給する補給水入口管22、及
び冷却水を熱交換器1、冷却塔2に供給する循環ポンプ
3からなる第一の冷却水循環系と、冷却水中の無機イオ
ン等を中心とした不純物を、不純物が濃縮された濃縮水
と、不純物が除去された処理水に分離する逆浸透膜モジ
ュール4、得られた処理水を第一の冷却水循環系に戻す
処理水配管41、濃縮水もしくはフラッシング水の圧
力、流量を調整する排出弁42を有する濃縮水排出配管
43と、濃縮水もしくはフラッシング水を第一の冷却水
循環系に戻す回収弁44を有する冷却水回収配管45か
らなる第二の冷却水循環系から構成されている。
【0009】循環ポンプ3を駆動することにより、熱交
換器1にて加温された冷却水は冷却塔2へ送水され、冷
却された後、冷却塔パン21、循環ポンプ3を経由して
再び熱交換器に送水される。ここで、逆浸透膜モジュー
ル4に、循環ポンプ3によって送水される冷却水の一部
もしくは全量を供給することにより、濃縮水と処理水に
分離される。処理水は、そのまま熱交換器1に供給して
もよいし、冷却塔パン21に戻してもよい。濃縮水は、
排出弁42によって流量が調整されながら外部に排出さ
れる。この際、濃縮水の流量、濃度等の条件により、濃
縮水の一部を冷却水回収配管45を経由して冷却塔パン
21に戻してもよく、その場合は、冷却塔パン21にお
ける冷却水の電気伝導度、シリカ濃度等で判断する。
換器1にて加温された冷却水は冷却塔2へ送水され、冷
却された後、冷却塔パン21、循環ポンプ3を経由して
再び熱交換器に送水される。ここで、逆浸透膜モジュー
ル4に、循環ポンプ3によって送水される冷却水の一部
もしくは全量を供給することにより、濃縮水と処理水に
分離される。処理水は、そのまま熱交換器1に供給して
もよいし、冷却塔パン21に戻してもよい。濃縮水は、
排出弁42によって流量が調整されながら外部に排出さ
れる。この際、濃縮水の流量、濃度等の条件により、濃
縮水の一部を冷却水回収配管45を経由して冷却塔パン
21に戻してもよく、その場合は、冷却塔パン21にお
ける冷却水の電気伝導度、シリカ濃度等で判断する。
【0010】冷却塔2にて蒸発及び飛散した冷却水と、
濃縮水排出配管43から外部に排出された濃縮水量にほ
ぼ等しい量の補給水が補給水入口管22から補給され
る。以後、上記の経路で冷却水が循環されて行く。第二
の冷却水循環系には、冷却水の水質、逆浸透膜モジュー
ル4の種類、運転条件等により、逆浸透膜モジュール4
の上流側に加圧ポンプ5、逆浸透膜モジュール4の濃縮
水の一部を逆浸透膜モジュール4の上流側へ戻す濃縮水
循環流量を調整する濃縮水循環弁46を有する濃縮水循
環配管47、洗浄可能なフィルタ6、活性炭ろ過器7、
フィルタ8のいずれか、もしくは全てを設けてもよい。
濃縮水排出配管43から外部に排出された濃縮水量にほ
ぼ等しい量の補給水が補給水入口管22から補給され
る。以後、上記の経路で冷却水が循環されて行く。第二
の冷却水循環系には、冷却水の水質、逆浸透膜モジュー
ル4の種類、運転条件等により、逆浸透膜モジュール4
の上流側に加圧ポンプ5、逆浸透膜モジュール4の濃縮
水の一部を逆浸透膜モジュール4の上流側へ戻す濃縮水
循環流量を調整する濃縮水循環弁46を有する濃縮水循
環配管47、洗浄可能なフィルタ6、活性炭ろ過器7、
フィルタ8のいずれか、もしくは全てを設けてもよい。
【0011】前記加圧ポンプ5は、逆浸透膜モジュール
4によって濃縮水と透過水を分離する際に必要な圧力ま
で、冷却水を加圧するために用いる。洗浄可能フィルタ
6は、冷却塔では大量の空気と冷却水とが接触し、大気
中の塵埃が冷却水に捕捉されるため、冷却水を直接逆浸
透膜モジュール4に導入すると、捕捉された塵埃の濃度
が高くなり、膜を詰まらせる原因になるので、この塵埃
を除去するもので、洗浄可能なフィルタ6を入れるのが
望ましい。活性炭ろ過器7は、逆浸透膜モジュール4
が、一般に遊離塩素によって劣化するために、逆浸透膜
モジュール4に冷却水を導入する前に遊離塩素を除去す
る必要があるため、冷却水中に殺菌のための遊離塩素が
添加されている場合は、活性炭ろ過器7を逆浸透膜モジ
ュール4の前段に設けることが望ましい。また、フィル
タ8は、活性炭ろ過器7を逆浸透膜モジュール4の前段
に設けた場合、活性炭からの微粉炭が逆浸透膜モジュー
ル4の目詰まりの原因になることがある。そのため、活
性炭ろ過器7を設ける場合には、フィルタ8を活性炭ろ
過器7の後段に設けることが望ましい。
4によって濃縮水と透過水を分離する際に必要な圧力ま
で、冷却水を加圧するために用いる。洗浄可能フィルタ
6は、冷却塔では大量の空気と冷却水とが接触し、大気
中の塵埃が冷却水に捕捉されるため、冷却水を直接逆浸
透膜モジュール4に導入すると、捕捉された塵埃の濃度
が高くなり、膜を詰まらせる原因になるので、この塵埃
を除去するもので、洗浄可能なフィルタ6を入れるのが
望ましい。活性炭ろ過器7は、逆浸透膜モジュール4
が、一般に遊離塩素によって劣化するために、逆浸透膜
モジュール4に冷却水を導入する前に遊離塩素を除去す
る必要があるため、冷却水中に殺菌のための遊離塩素が
添加されている場合は、活性炭ろ過器7を逆浸透膜モジ
ュール4の前段に設けることが望ましい。また、フィル
タ8は、活性炭ろ過器7を逆浸透膜モジュール4の前段
に設けた場合、活性炭からの微粉炭が逆浸透膜モジュー
ル4の目詰まりの原因になることがある。そのため、活
性炭ろ過器7を設ける場合には、フィルタ8を活性炭ろ
過器7の後段に設けることが望ましい。
【0012】また、逆浸透膜モジュール4へ導入する冷
却水は、本図に示すように循環ポンプ3の吐出側から導
入してもよいし、冷却塔パン21から第一の冷却水循環
系とは、別に導入してもよい。逆浸透膜モジュール4の
膜面を、低圧高流量の水で洗浄するフラッシング時には
冷却水は濃縮されないため、冷却水回収弁44及び濃縮
水排出弁42の開度を調整することにより、フラッシン
グ初期における膜面から剥離したスケール成分を多く含
むフラッシング水は排出し、残りを冷却塔パン21に回
収しても、本冷却装置の運転上問題はない。また、スケ
ールの成分、量等によっては、フラッシング水の全量を
回収しても問題はない。そのため、フラッシング水の排
出量を少なくすることができ、フラッシングの回数を増
やしても排出量を増やすことなく、逆浸透膜モジュール
4の性能を維持することが容易となる。
却水は、本図に示すように循環ポンプ3の吐出側から導
入してもよいし、冷却塔パン21から第一の冷却水循環
系とは、別に導入してもよい。逆浸透膜モジュール4の
膜面を、低圧高流量の水で洗浄するフラッシング時には
冷却水は濃縮されないため、冷却水回収弁44及び濃縮
水排出弁42の開度を調整することにより、フラッシン
グ初期における膜面から剥離したスケール成分を多く含
むフラッシング水は排出し、残りを冷却塔パン21に回
収しても、本冷却装置の運転上問題はない。また、スケ
ールの成分、量等によっては、フラッシング水の全量を
回収しても問題はない。そのため、フラッシング水の排
出量を少なくすることができ、フラッシングの回数を増
やしても排出量を増やすことなく、逆浸透膜モジュール
4の性能を維持することが容易となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を比較例と共に実施例により具
体的に説明する。 比較例1 比較例1として、図1において、逆浸透膜モジュール4
に冷却水を供給せずに運転をした。熱交換器1の熱交換
容量500000kcal/h、冷却水循環水量100
m3/h、熱交換器1の冷却水入口温度32℃、出口温
度37℃の条件で、市水(電気伝導度236μS/c
m、シリカ濃度23mg/L)を補給しながら、760
L/hのブローを冷却塔パン21から行って運転したと
ころ、平衡状態で冷却水の電気伝導度は51.2mS/
m、シリカ濃度は47mg/Lとなり、冷却水系の水質
基準値を満足すると共に、スケールの発生は抑えられ
た。ブロー水に使用した水量は、1ヶ月で550m3で
あった。
体的に説明する。 比較例1 比較例1として、図1において、逆浸透膜モジュール4
に冷却水を供給せずに運転をした。熱交換器1の熱交換
容量500000kcal/h、冷却水循環水量100
m3/h、熱交換器1の冷却水入口温度32℃、出口温
度37℃の条件で、市水(電気伝導度236μS/c
m、シリカ濃度23mg/L)を補給しながら、760
L/hのブローを冷却塔パン21から行って運転したと
ころ、平衡状態で冷却水の電気伝導度は51.2mS/
m、シリカ濃度は47mg/Lとなり、冷却水系の水質
基準値を満足すると共に、スケールの発生は抑えられ
た。ブロー水に使用した水量は、1ヶ月で550m3で
あった。
【0014】実施例1 本発明による実施例では、上記比較例1と同じ条件で、
ブロー水を排出せず、逆浸透膜モジュール4に冷却水の
一部を供給し、逆浸透膜透過水である処理水を熱交換器
1の入口側に戻すと共に、濃縮水を外部に排出した。逆
浸透膜モジュール4の運転条件は、供給水1200L/
h、処理水流量1010L/h、濃縮水排出量186L
/hであり、フラッシングは1日1回15min、15
0L/minの流量で行い、全量を回収弁44を経由し
て冷却塔パン21に回収した。本条件で運転したとこ
ろ、逆浸透膜モジュール4の濃縮水のシリカ濃度は13
0mg/Lと32℃でのシリカの析出限度140mg/
L以下であり、冷却水の電気伝導度は約24.0mS/
m、シリカ濃度は22mg/Lと冷却水系の水質基準値
を満足すると共に、逆浸透膜モジュール4の差圧上昇も
見られなかった。外部に排出した1ヶ月の濃縮水量は約
134m3であり、比較例1に対して約24%に低減
し、大幅な節水効果が得られた。
ブロー水を排出せず、逆浸透膜モジュール4に冷却水の
一部を供給し、逆浸透膜透過水である処理水を熱交換器
1の入口側に戻すと共に、濃縮水を外部に排出した。逆
浸透膜モジュール4の運転条件は、供給水1200L/
h、処理水流量1010L/h、濃縮水排出量186L
/hであり、フラッシングは1日1回15min、15
0L/minの流量で行い、全量を回収弁44を経由し
て冷却塔パン21に回収した。本条件で運転したとこ
ろ、逆浸透膜モジュール4の濃縮水のシリカ濃度は13
0mg/Lと32℃でのシリカの析出限度140mg/
L以下であり、冷却水の電気伝導度は約24.0mS/
m、シリカ濃度は22mg/Lと冷却水系の水質基準値
を満足すると共に、逆浸透膜モジュール4の差圧上昇も
見られなかった。外部に排出した1ヶ月の濃縮水量は約
134m3であり、比較例1に対して約24%に低減
し、大幅な節水効果が得られた。
【0015】比較例2 比較例2として、上記実施例1と同様の条件で、フラッ
シング水を排出弁42を経由して全量排出した場合、実
施例1と同様に逆浸透膜モジュール4の差圧上昇は見ら
れなかったが、フラッシングに要した水量は1ヶ月で6
7.5m3になり、1ヶ月に排出した濃縮水量とフラッ
シング水量の合計は約202m3/hとなり、比較例1
に対しては約37%に低減し、節水効果が得られたが、
実施例1に対しては及ばなかった。
シング水を排出弁42を経由して全量排出した場合、実
施例1と同様に逆浸透膜モジュール4の差圧上昇は見ら
れなかったが、フラッシングに要した水量は1ヶ月で6
7.5m3になり、1ヶ月に排出した濃縮水量とフラッ
シング水量の合計は約202m3/hとなり、比較例1
に対しては約37%に低減し、節水効果が得られたが、
実施例1に対しては及ばなかった。
【0016】
【発明の効果】本発明の逆浸透膜モジュールと冷却塔等
からなる冷却装置によれば、冷却水中のイオン分を逆浸
透膜モジュール4によって選択的に分離排出することが
できるため、冷却水系のイオン分の濃縮を防止できる。
また、逆浸透膜モジュール4のフラッシングをこまめに
行うことにより、逆浸透膜モジュール4の性能を長期間
にわたり高性能のままに保持しつつ、フラッシング水の
回収により、従来の冷却塔設備に対して補給水量を大幅
に少なくでき、コスト的にも有利である。
からなる冷却装置によれば、冷却水中のイオン分を逆浸
透膜モジュール4によって選択的に分離排出することが
できるため、冷却水系のイオン分の濃縮を防止できる。
また、逆浸透膜モジュール4のフラッシングをこまめに
行うことにより、逆浸透膜モジュール4の性能を長期間
にわたり高性能のままに保持しつつ、フラッシング水の
回収により、従来の冷却塔設備に対して補給水量を大幅
に少なくでき、コスト的にも有利である。
【図1】本発明の冷却装置の一例を示す全体構成図。
1:熱交換器、2:冷却塔、3:循環ポンプ、4:逆浸
透膜モジュール、5:加圧ポンプ、6:洗浄可能なフィ
ルタ、7:活性炭ろ過器、8:フィルタ、21:冷却塔
パン、22:補給水入口管、41:処理水配管、42:
排出弁、43:濃縮水排出配管、44:回収弁、45:
冷却水回収配管、46:濃縮水循環弁、47:濃縮水循
環配管
透膜モジュール、5:加圧ポンプ、6:洗浄可能なフィ
ルタ、7:活性炭ろ過器、8:フィルタ、21:冷却塔
パン、22:補給水入口管、41:処理水配管、42:
排出弁、43:濃縮水排出配管、44:回収弁、45:
冷却水回収配管、46:濃縮水循環弁、47:濃縮水循
環配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/28 C02F 1/28 F 1/44 1/44 A 5/00 610 5/00 610C 610Z 620 620C Fターム(参考) 4D006 GA03 KB12 KC03 KC13 KC14 MB02 PA01 PB07 PB23 PC31 PC32 4D024 AA02 AA06 AB11 BA02 BC01 DB03 DB05
Claims (4)
- 【請求項1】 冷却装置を循環する冷却水に、新鮮水を
補給しつつ、冷却水の一部を蒸発させて、残りの冷却水
を冷却する冷却塔と、該冷却水の一部又は全部を導い
て、冷却水中のイオンを除去した処理水とイオンの濃縮
した濃縮水とに分離可能な逆浸透膜モジュールとを有す
る冷却装置において、前記逆浸透膜モジュールの処理水
出口側には、処理水を冷却塔に戻すラインを設けると共
に、前記逆浸透膜モジュールの濃縮水出口側には、濃縮
水を排出する排出弁を有する排出ラインと、該濃縮水を
冷却塔に戻す回収弁を有する濃縮水回収ラインを設けた
ことを特徴とする冷却装置。 - 【請求項2】 前記冷却塔からの逆浸透膜モジュールヘ
のラインには、逆洗又はエアバブリングで洗浄可能なフ
ィルターを設けたことを特徴とする請求項1記載の冷却
装置。 - 【請求項3】前記冷却塔からの逆浸透膜モジュールヘの
ラインには、活性炭ろ過器とフィルターを順次設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の冷却装置。 - 【請求項4】 前記活性炭ろ過器の前には、逆洗又はエ
アバブリングで洗浄可能なフィルターを設けたことを特
徴とする請求項3記載の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113549A JP2002310595A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113549A JP2002310595A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002310595A true JP2002310595A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18964752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001113549A Pending JP2002310595A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002310595A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005120688A1 (en) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | University Of Surrey | Cooling apparatus |
JP2008218679A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Kandenko Co Ltd | 大容量の変圧器の冷却水供給方法及び装置 |
JP2009039599A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Kurita Water Ind Ltd | 水処理システム |
WO2011144704A1 (en) | 2010-05-19 | 2011-11-24 | Voltea B.V. | Evaporative recirculation cooling water system, method of operating an evaporative recirculation cooling water system. |
WO2014096845A1 (en) * | 2012-12-20 | 2014-06-26 | Linde Aktiengesellschaft | Cooling process |
EP2754644A1 (en) | 2013-01-15 | 2014-07-16 | Voltea B.V. | Evaporative recirculation cooling water system, method of operating an evaporative recirculation cooling water system and a method of operating a water deionizing system |
CN104150622A (zh) * | 2013-05-13 | 2014-11-19 | 上海鸿辉光通科技股份有限公司 | 一种用于冷却循环水系统的过滤结构 |
CN104445746A (zh) * | 2014-12-23 | 2015-03-25 | 浙江明泉工业涂装有限公司 | 涂装水净化系统的预处理设备 |
WO2016158312A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 栗田工業株式会社 | 水処理方法及び装置 |
JP2016179473A (ja) * | 2011-07-12 | 2016-10-13 | 高砂熱学工業株式会社 | フラッシング排水の処理方法 |
JP2016180517A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | ダイセン・メンブレン・システムズ株式会社 | 冷却システムの運転方法 |
JP2019162600A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 栗田工業株式会社 | 逆浸透処理方法及び装置 |
CN112174260A (zh) * | 2020-10-15 | 2021-01-05 | 重庆科技学院 | 一种基于超疏水膜的含盐废水处理装置 |
KR20210041773A (ko) * | 2019-10-08 | 2021-04-16 | 회명솔레니스 (주) | 친환경 실리케이트계 여재를 이용한 여과 시스템 |
US20220162092A1 (en) * | 2013-03-15 | 2022-05-26 | Deepwater Desal Llc | Refrigeration Facility Cooling and Water Desalination |
KR20220148052A (ko) * | 2021-04-28 | 2022-11-04 | 아쿠아셀 주식회사 | 용수 스케일 제거 장치 |
-
2001
- 2001-04-12 JP JP2001113549A patent/JP2002310595A/ja active Pending
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100490950C (zh) * | 2004-06-11 | 2009-05-27 | 萨里水溶剂科技有限公司 | 冷却设备 |
US7823396B2 (en) | 2004-06-11 | 2010-11-02 | Surrey Aquatechnology Limited | Cooling apparatus |
WO2005120688A1 (en) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | University Of Surrey | Cooling apparatus |
JP2008218679A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Kandenko Co Ltd | 大容量の変圧器の冷却水供給方法及び装置 |
JP2009039599A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Kurita Water Ind Ltd | 水処理システム |
WO2011144704A1 (en) | 2010-05-19 | 2011-11-24 | Voltea B.V. | Evaporative recirculation cooling water system, method of operating an evaporative recirculation cooling water system. |
JP2016179473A (ja) * | 2011-07-12 | 2016-10-13 | 高砂熱学工業株式会社 | フラッシング排水の処理方法 |
US10527370B2 (en) | 2012-12-20 | 2020-01-07 | Linde Aktiengesellschaft | Cooling process |
WO2014096845A1 (en) * | 2012-12-20 | 2014-06-26 | Linde Aktiengesellschaft | Cooling process |
CN105102918A (zh) * | 2012-12-20 | 2015-11-25 | 兰德股份公司 | 冷却方法 |
GB2509309A (en) * | 2012-12-20 | 2014-07-02 | Linde Ag | Cooling process |
EP2754644A1 (en) | 2013-01-15 | 2014-07-16 | Voltea B.V. | Evaporative recirculation cooling water system, method of operating an evaporative recirculation cooling water system and a method of operating a water deionizing system |
US20220162092A1 (en) * | 2013-03-15 | 2022-05-26 | Deepwater Desal Llc | Refrigeration Facility Cooling and Water Desalination |
CN104150622A (zh) * | 2013-05-13 | 2014-11-19 | 上海鸿辉光通科技股份有限公司 | 一种用于冷却循环水系统的过滤结构 |
CN104445746A (zh) * | 2014-12-23 | 2015-03-25 | 浙江明泉工业涂装有限公司 | 涂装水净化系统的预处理设备 |
JP2016180517A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | ダイセン・メンブレン・システムズ株式会社 | 冷却システムの運転方法 |
WO2016158312A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 栗田工業株式会社 | 水処理方法及び装置 |
JP2016190224A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 栗田工業株式会社 | 水処理方法及び装置 |
JP2019162600A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 栗田工業株式会社 | 逆浸透処理方法及び装置 |
WO2019181041A1 (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 栗田工業株式会社 | 逆浸透処理方法及び装置 |
KR20210041773A (ko) * | 2019-10-08 | 2021-04-16 | 회명솔레니스 (주) | 친환경 실리케이트계 여재를 이용한 여과 시스템 |
KR102330945B1 (ko) * | 2019-10-08 | 2021-11-26 | 회명솔레니스(주) | 친환경 실리케이트계 여재를 이용한 여과 시스템 |
CN112174260A (zh) * | 2020-10-15 | 2021-01-05 | 重庆科技学院 | 一种基于超疏水膜的含盐废水处理装置 |
CN112174260B (zh) * | 2020-10-15 | 2023-02-24 | 重庆科技学院 | 一种基于超疏水膜的含盐废水处理装置 |
KR20220148052A (ko) * | 2021-04-28 | 2022-11-04 | 아쿠아셀 주식회사 | 용수 스케일 제거 장치 |
KR102509786B1 (ko) * | 2021-04-28 | 2023-03-14 | 아쿠아셀 주식회사 | 용수 스케일 제거 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002310595A (ja) | 冷却装置 | |
US6312655B1 (en) | Method for the removal of carbon dioxide from a process gas | |
EP0651729B1 (en) | A water distillation system | |
JP6386338B2 (ja) | アンモニア含有排水の処理装置および処理方法 | |
CN112851000A (zh) | 脱盐水处理系统中的选择性结垢及相关方法 | |
EP0572035B1 (en) | Cleaning water production system | |
JP5562670B2 (ja) | 水回収システム | |
TW202003096A (zh) | 半導體製造設備中之水處理設備的廢熱回收再利用系統 | |
KR102107924B1 (ko) | 초순수 제조 장치 | |
JP3788985B2 (ja) | エッチング液の再生方法、エッチング方法およびエッチング装置 | |
EP2936039A1 (en) | Cooling process | |
EP1476708B1 (en) | Cooling process and apparatus for cooling a fluid using coolant water | |
JPH03262585A (ja) | 超純水製造装置および方法 | |
WO2014083887A1 (ja) | アンモニア含有排水の処理装置およびアンモニア含有排水の処理方法 | |
TW200306399A (en) | Integrated energy recovery system | |
JP2004261768A (ja) | 超純水製造システムおよびその運転方法 | |
JPH04250880A (ja) | 冷却水の循環方法 | |
JP2010155182A (ja) | 水処理装置 | |
JP7263730B2 (ja) | ボイラ水処理装置および処理方法 | |
JP2006205513A (ja) | 溶液製膜設備及び方法 | |
JP2006283988A (ja) | 脱気システム | |
AU2016247882B2 (en) | Method of cleaning an evaporator | |
JP2009183800A (ja) | 純水製造方法及び装置 | |
JP2960258B2 (ja) | 超純水製造装置 | |
JPH10118405A (ja) | 液体濃縮方法 |