JP2002310346A - 配管構造体および管部材 - Google Patents

配管構造体および管部材

Info

Publication number
JP2002310346A
JP2002310346A JP2002037973A JP2002037973A JP2002310346A JP 2002310346 A JP2002310346 A JP 2002310346A JP 2002037973 A JP2002037973 A JP 2002037973A JP 2002037973 A JP2002037973 A JP 2002037973A JP 2002310346 A JP2002310346 A JP 2002310346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piping structure
intermediate member
flare
nut
tubes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002037973A
Other languages
English (en)
Inventor
Andreas Bernd Stahn
アンドレアス・ベルンド・シュターン
Frank Karl Sattler
フランク・カール・ザットラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITT Manufacturing Enterprises LLC
Original Assignee
ITT Manufacturing Enterprises LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=7674268&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002310346(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ITT Manufacturing Enterprises LLC filed Critical ITT Manufacturing Enterprises LLC
Publication of JP2002310346A publication Critical patent/JP2002310346A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/02Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member
    • F16L19/025Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member the pipe ends having integral collars or flanges
    • F16L19/028Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member the pipe ends having integral collars or flanges the collars or flanges being obtained by deformation of the pipe wall
    • F16L19/0286Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member the pipe ends having integral collars or flanges the collars or flanges being obtained by deformation of the pipe wall and being formed as a flange
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/04Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts using additional rigid rings, sealing directly on at least one pipe end, which is flared either before or during the making of the connection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】接続部の漏れがなく、構造が簡単な配管構造体
および管部材を提供する。 【解決手段】配管構造体は、軸方向に接続された2つの
管12,14を備え、管の各々は、接続側においてその
軸方向端部16,18にフレアー32,34を備える。
接続部材22は、少なくとも1つの雄管ナット26と雌
管ナット24を備える。接続部材22は、両管の端部1
6,18が、軸方向において少なくとも間接的に、互い
に向き合ってプレスされるように、前記両管の端部1
6,18に関連して作用を行う。シールを形成するため
に、フレアー32,34と向き合って接する端部面3
6,38を備える少なくとも1つの環状中間部材20
が、両管12,14の端部16,18の間に配置され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、第一に軸方向に
互いに接続される2本の管を備える配管構造体に関し、
前記の各管は、接続側の軸線方向端部に接続デバイスを
備えるフレアーを有し、管を特定すれば、互いに軸線方
向に向き合って、少なくとも間接的にプレスされるよう
に、両管の端部に関連して作用する少なくとも1つの雄
管ナットと1つの雌管ナットである。
【0002】
【従来の技術】このタイプの配管構造体は、いわゆるE
-Fフレアー接続DIN74234(図7、図8参照)に関して知
られる。このタイプの配管構造体の場合、2本の管11
0と112が、両端面で互いに軸方向に向き合ってプレ
スされる。接続対象である端部エリアにおいて、2本の
管110と112は、環状の外側ビード114、116
を有する。肩部120を備える雌管ナット118は、1
つの外側ビード114と向き合ってこれを支持し、縁部
124を備える雄管ナット122は、他方のビード11
6と向き合ってこれを支持する。両管の各端部は、それ
ぞれ径方向に裏返しにされたフレアー126、128を
備える。雌管ナット118と、雄管ナット122が一緒
にねじ切りが施されるときは、2つのフレアー126と
128が互いに向き合った状態でプレスされる。これ
は、2つの管110と112の間の漏れのない永久的に
緊密な接続を創り出すことを意図する。
【0003】しかしながら、作業中の配管構造体にあっ
ては、雄管ナット122と雌管ナット118が、強く引
き合うと、Fタイプのフレアーとして形成されるフレア
ー128は、対向するEタイプのフレアー126の接触
面が小さ過ぎるので傾くことが判明した(図7参照)。そ
の結果、2つの管110と112の間の接続部は、最早
漏れがないとはいえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、し
たがって、最初に名を付したタイプの配管構造体を、両
管が漏れのなさに信頼性が高く、それでいて接続構造が
単純な配管構造体を更に開発することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、少な
くとも1つの環状中間部材を2つの管の両端部の間に配
置することによって最初に言及したタイプの配管構造体
で達成され、前記中間部材は、端部面を備え、これらに
対向してフレアーが接してシールを形成する。
【0006】この発明の配管構造体の場合は、最早2つ
の管が直接向き合って接することはない。それらは、互
いに「間接的に」向き合ってプレスされる程度である。
その代わりに、1つの中間部材が対面する2つの端部の
間に楔着される。適切な管の端部に面する中間部材の端
面は、それが、最大限度に作用するように、すなわち、
対応する管面に存在するフレアーに関連してシール態様
で作用するように設計される。この中間部材それ自体は
変形されることができないので、1つのフレアーの望ま
しくない変形に最終的に起因するフレアーの変形から結
果的に発生する相互作用は何もない。この中間部材は、
好ましくは、一続きの部材であるが、マルチ部材のバー
ジョンも想定することができる。
【0007】この配管構造体は、最小限により大きなス
ペースを必要とするだけである。この発明の配管構造体
の製造は、その上更に、ユーザーにとって、対応するフ
レアーが互いに直接向き合って接する以前に知られた配
管構造体と同一である。この発明の配管構造体は、同じ
組み立て工程を用いて、高程度の漏れのなさを可能とす
ることができる。前記の組み立て工程は、この発明の配
管構造体が使用されたとき、工程の質を実質的に改良す
る。
【0008】この発明の有利な別の開発は従属請求項に
引用される。
【0009】最初の意図は、端部面に円錐形の構造を付
与し、接続デバイスによって、フレアーを対応する端部
面に向かってプレスすることである。円錐形の構造を取
る結果として、中間部材に対する管の端部と対応するフ
レアーとの自動的な中心合わせを通じて位置決めが単純
化される。更に、端部面におけるフレアー用のシールシ
ートを製造するには小さな軸方向力を要するだけなの
で、接続デバイスを全体に小さくすることが可能であ
る。
【0010】第二の別の開発の場合は、径方向に裏返さ
れたフレアーが、接続側における管の端部の少なくとも
1つに存在し、フレアーに割り当てられた中間部材の端
面が円錐形の凹部を有する点が説明される。したがっ
て、フレアーは、軸方向外側と軸方向内側に延出する。
このタイプの配管構造体は、径方向に比較的小さいこと
がわかる。更には、中間部材が、機械部品として廉価に
製造されることが可能である。しかしながら、フレアー
が軸方向内側を向き、中間部材がそれにしたがう構造を
とることも全く可能である。径方向外側を向くフレアー
と、これにしたが形状をなす中間部材もまた想定するこ
とができる。
【0011】115度の角度で径方向に裏返されたフレ
アー、すなわち、DIN74234にしたがうフレアーと、これ
に整合する中間部材の場合には、中間部材における凹部
のアパーチャー角度がほぼ120度であることが、特
に、好ましい。このタイプの1つのアパーチャー角度
は、面取りした盲孔の典型的なアパーチャー角度に対応
するので、容易に製造することができる。更に、このよ
うな角度では、フレアーと中間部材の端部面との間の接
触圧が極めて大きいので確実なシールが保障される。
【0012】中間部材が、金属、好ましくは、アルミニ
ュームおよび更にAl、Zn、Mg、Cu、1.5から製造さ
れることも可能である。これらの材料は、良好に作用す
る。更には、アルミニュームの材料特性は、結果として
極めて強固な接続となる。
【0013】中間部材が、分離を防ぐために接続デバイ
スに抗して、特に、雌管ナットにしっかりと保持される
ことが特に好ましい。この発明の配管構造体のこの別の
開発の結果は、配管構造体の組立が比較的簡単化され
る。その理由は、配管構造体を組み立てるために使用者
が中間部材を別途に取り扱う必要がないからである。
【0014】したがって、この発明の下においては、1
つの環状スペースが接続デバイス中に、特定すれば雌管
ナットに創り出され、その内部において中間部材が1つ
のエリアに重なって、好ましくは多少の軸方向のクリア
ランスとともに配置される。この種の環状スペースは、
例えば雌管ナット中に容易に想像することができる。何
故ならば、スペースは、完成した配管構造体内に中間部
材が存在することができる雌管ナット内において利用さ
れなければならないからである。
【0015】接続側における環状スペースが、スタンピ
ングまたは頭付け(staked)されたリングまたは少なくと
も1つのタブによって区画されるならば、特に好まし
い。リングの内直径は、中間部材を環状スペース内にし
っかりと保持することが可能なように中間部材の外側直
径よりも僅かに小さくなければならない。このタイプの
リングは、配管構造体の付随的な組立を行う場合に障害
とはならず、例えば、中間部材が、輸送中に接続デバイ
スから落下しないように固定する。
【0016】接続側において両管の軸方向端部は、それ
ぞれ、接続デバイスがグリップすることができる外側ビ
ードを備える。このタイプの外側ビードは、フレアーが
形成されるとき、容易に創り出されることが可能であ
る。このようにして、接続デバイスが、フレアーの直近
に、特定の管をグリップするための可能性が創り出され
る。その結果、組立工程中に特別の管に導入される力は
極力小さく維持される。
【0017】もしも、管がそれぞれ、接続側においてそ
れらの端部においてタイプEまたはタイプFのフレアー
を備えるならば、特に好ましい。このタイプのフレアー
は、例えば自動車産業においては普通のものである。こ
の配管構造体が、いずれの場合にも、それらの端部面に
同一のフレアー、すなわち、2つのFタイプのフレア−
または2つのEタイプのフレアーを備えることができる
結果、配管構造体の製造コストは、相当程度減少する。
何故ならば、1台の工作機械だけで両方のフレアーを充
分に製造することができるからである。
【0018】中間部材における1つの端部面と半径線の
間の角度が、この端部面に割り当てられるフランジと半
径線の間の角度よりも僅かに大きくすることが提案され
る。このようにして、管の弾性的性質とこれに対応する
フレアーは、フレアーと中間部材の間にシールを形成す
るために特に良好に利用される。
【0019】この発明はまた、少なくとも1つの軸方向
端面に1つのフランジを備えるとともに、その端部に、
特に、1つのねじ切り接続部に配置された接続デバイス
を備える1つの管を有する管部材にも関する。
【0020】この種の管部材を別の管部材に特に容易に
接続するためには、この発明の下において、1つの環状
の剛性の、端部面が円錐状に形成された中間部材が提案
され、前記中間部材は、接続デバイス内に保持され、こ
れと大体同軸なので前記管部材は失われることがない。
この種の管部材別の開発は従属請求項に記載される。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明の1具体例を添付図面を
参照しつつ以下に説明する。
【0022】図1において、配管構造体の第一具体例
は、全体として参照符号10を備える。配管構造体は、
2つの基本的に同一の管12と14を備え、これらは、
軸線方向に互いに整合するように配列される。1つの中
間部材20が、管12と14の端部セクション16と1
8の中間に配置される。管12および14は、接続デバ
イス22によって互いに向き合ってプレスされる。接続
デバイス22は、今度は、雌管ナット24と雄管ナット
26を構成する。
【0023】管12と14の端部セクション16と18
は、それぞれ、径方向外側に向く環状ビード28、30
を備え、図1の軸方向端部から多少後退する。径方向に
裏返され軸方向外側を指向するタイプFのフレアー32
または34は、管12または14のビード28または3
0と直接隣接する。フレアー32、34は、それぞれの
管12または14の径方向線35に関して30度よりも
多少小さい角度を形成する。管12または14のフレア
ー32または34と対面する中間部材20の両端面は、
逆に、円錐形の凹部36または38(図4参照)として形
成される。2つの凹部36または38の開口角度は、約
120度である。中間部材20の径方向外側面と径方向
内側面は、配管構造体10の長手方向軸40に平行であ
る。中間部材20の内径は、管12または14の内径と
同じである。この中間部材は、アルミニューム合金A
l、Zn、Mg、Cu 1.5.からの切削部分として製造
される。
【0024】雌管ナット24(図5参照)は、同様にシリ
ンダー状に切削加工または押し出し加工が施された部分
である。前記雌管ナットは、外側に、1つの工具がグリ
ップすることができる六角形のセクション42を備え
る。雌管ナット24の全長に沿う1つの六角形が可能で
ある。雌管ナット24の内側においては、段差のあるボ
アを持ち、図1の左端に案内セクション46を備え、大
体真ん中にある中心セクション48と、ねじ切りセクシ
ョン50を持つ。案内セクション46の内径は、多少の
クリアランスはあるが、管12の外形にほぼ整合する。
中心セクション48の内径は、同様に、多少のクリアラ
ンスを持って、中間部材20の外径と大体整合する。ね
じ切りセクション50は、逆に、雄管ナット26の面に
おいて整合ねじ切りセクション52と関連して作用し、
その内径は、逆に管14の外経に大体整合する。図1に
おいて、雄管ナット26は、その右端に六角形のセクシ
ョン54を備え、これを越えて1つの工具が同様に整合
することができる。
【0025】雌管ナット24内の段差のあるボアの中心
セクション48は、案内セクション46よりも大きい直
径を持つので、これら2つのセクションの間に肩部が設
けられる。その機能は、以下に詳細に説明する。雌管ナ
ット24のボアの中心セクション48と、中心セクショ
ン48よりも大径であるねじ切りセクション52の間の
遷移エリアにおいて、径方向に裏返されたリング58が
頭付け(staking)によって形成される(図3参照)。雌管
ナット24内の段差付きボアの中心セクション48のエ
リアにおいて、1つの環状のスペース60が、リング5
8によって創出され、前記リング内には中間部材20
が、軸方向クリアランスを備えるが分離に抗してしっか
りした状態で坐着される。
【0026】管設備10は次のような態様で製造され
る。
【0027】先ず、未だリング58のない雌管ナット2
4が、(図示されていない)管12の端部と重ねられて
(図示される)管12の端部セクション16まで挿入され
る。次に、中間部材20が、雌管ナット24内の段差付
きのボアのねじ切りセクション50を通って、雌管ナッ
ト24内の段差付きボアの中心部分48内に挿入され
る。次に、リング58が頭付けによって創出される。こ
のようにして、図2に示される予め組立てられた管部材
62が製造される。中間部材20は、リング58によっ
て、雌管ナット24内の段差付きボア内の中心セクショ
ン48内において、軸方向に固定され、その結果とし
て、雌管ナット24それ自体は、分離しないようにしっ
かりと管12と向かい合って保持される。この接合部分
においては、リング58に代えて、単一のタブが頭付け
またはスタンピングによって、中間部材20を、雌管ナ
ット24内の案内ボアの中心セクション44内に固定し
ても良い点を指摘すべきである。
【0028】図1に示される配管構造体10を製造する
ために、雄管ナット26が、図示されない管14の端部
に重ねられて挿入され、管14は、先ず、そのフレアー
34とともに雌管ナット24のねじ切りセクション50
内へ挿入される。次いで、雄管ナット26が、雌管ナッ
ト24に向かって締付けられる。この過程で、雌管ナッ
ト24内の段差付きボアの案内セクション46と中心セ
クション48の間に形成される肩部56は、管12のビ
ード28と係合する。同様の態様で、図1の雄管ナット
26の左端部が、管14のビード30と係合する。この
ようにして、2つの管12、14は、中間部材20に向
かって軸方向に押される。
【0029】管12、14のフレアー32、34は中間
部材20の部分において、それぞれ、円錐形の凹部36
または38に向き合って坐着する。中間部材20におい
て、円錐形の各凹部36または38と径方向の線35と
がなす角度が、この円錐形凹部と径方向線35に対して
割り当てられるフレアー32または34の間の角度より
も僅かに小さいので、雌管ナット24と雄管ナットが一
緒に締付けられるとき、フレアー32と34は、変形、
すなわち、基本的に弾性的に変形される。しかしなが
ら、凹部36または38のそれぞれの円錐形状の結果と
して、対応する円錐形凹部と対抗するフレアー32また
は34の大きな接触圧の下においてさえ、最大の変形は
限られる。雌管ナット24と雄管ナット26との過度の
締め付けが原因となるフレアー32と34の傾きは、こ
の管設備の場合は、すべてが排除される。2つの管12
と14の間の漏れ防止の接続部の一体性は、この配管構
造体10を備えるあらゆる場合に保証される。
【0030】加えて、この配管構造体10は、非常に経
済的に製造される。その理由は、2つの管12、14に
別々の異なるフレアーが必要とされないからである。そ
の代わりに、同一のフレアー、例えば、タイプEまたは
タイプFのフレアーが両管に使用することができる。し
たがって、2つの管12または14それぞれ製造するた
めには、単一の工作機械が必要なだけである。管部材6
2が予め組立てられるので、配管構造体10を製造する
ために必要な部材の貯蔵庫は一層単純化され、配管構造
体10の最終的な組立もまた、容易化される。その理由
は、点数の少ないバラのパーツを取り扱うだけだからで
ある。
【0031】さて、配管構造体10の第二の具体例を説
明する。機能が先の具体例と同一であるパーツには同一
の符号が付され詳細には再度説明しない。
【0032】配管構造体10の管12、14と中間部材
20は、先の具体例と同一である。他方において、接続
デバイス22は異なる設計が施される。図の右側に示さ
れる雄管ナット26は依然として、図1〜図6のものと
同一に設計されるが、接続デバイスの残りの部材は、そ
うではない。管12と重ねて挿入される雌管ナットの代
わりに、第2の雄管ナット25が図6に配置され、この
ナットは、雄管ナット26と同一であるが、これとは対
照的に、反対向きのねじ切り部を備える(参照番号はつ
かない)(したがって、もしも雄管ナット26が右向きの
ねじ切りが施されるならば、雄管ナット25は左向きの
ねじ切りを備えなければならない)。
【0033】両方の雄管ナット26、25は、ユニオン
ナット24のねじ切りセクション42、50によって互
いに接続される。1つの環状スペース60が、2つのリ
ング58a、58bによって軸方向中心に配置されたこの
ユニオンナット24のねじ切り部のない中心セクション
44内に創出され、その内部には、中間部材20が、多
少の軸方向クリアランスを備えて保持され、分離しない
ように固定される。この具体例に示される管設備10
は、もしも、2つの雄管ナット25と26が、管12、
14に関して軸方向に移動することができるが回転的に
は固定されるならば、特に、組立が容易である。この場
合は、2つの固定管の間の漏れのない接続部は、1つの
工具(例えば、管フレアーレンチ)をユニオンナット24
に用いることによって製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管構造体の第一具体例の長手方向断面図。
【図2】1つの管と、1つの中間部材と、1つの雌管ナ
ットを備える図1の配管構造体の管部材の長手方向断面
図。
【図3】図2の管部材の細部の断面図。
【図4】図3の管部材の中間部材の断面図。
【図5】図1の管部材のねじ切り接続部の断面図。
【図6】管設備の第二の具体例の長手方向断面図。
【図7】先行技術から知られる配管構造体の長手方向断
面図。
【図8】図7と同様の図。
【符号の説明】
10…配管構造体,12…管,14…管,16…端部,
18…端部,20…中間部材,22…接続デバイス,2
4…雌管ナット,26…雄管ナット,30…環状ビー
ド,32…フレアー,34…フレアー,35…半径線,
36…凹部,38…凹部,58…リング,60…環状ス
ペース,62…管部材。
フロントページの続き (72)発明者 フランク・カール・ザットラー ドイツ連邦共和国、69509 メーレンバッ ハ、ゲルハルト−ハオプトマン−シュトラ ーセ 18 Fターム(参考) 3H014 CA02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに軸方向に接続される2つの管(1
    2,14)を備えるとともに、前記管のそれぞれは、接
    続側(16,18)におけるその軸方向端部にフレアー
    (32,34)を備える配管構造体(10)であって、1つ
    の接続デバイス(22)、特定すれば、少なくとも1つの
    雄管ナット(26)と少なくとも1つの雌管ナット(24)
    を備え、前記接続デバイスは、両管の端部(16,18)
    が、軸方向において少なくとも間接的に、互いに向き合
    ってプレスされるように、前記両管の端部(16,18)
    に関連して作用を行い、 シールを形成するために、フレアー(32,34)と向き
    合って接する端部面(36,38)を備える少なくとも1
    つの環状中間部材(20)が、両管(12,14)の端部
    (16,18)の間に配置される点に特徴を有する配管構
    造体(10)。
  2. 【請求項2】 端部面(36,38)は、円錐状に形成さ
    れており、フレアー(32,34)は、対応する端部面
    (36,38)に向かって接続デバイス(22)によってプ
    レスされる請求項1記載の配管構造体(10)。
  3. 【請求項3】 接続側における両管の端部(16,18)
    の少なくとも一方には、径方向に裏返されたフレアー
    (32,34)が存在し、フレアー(32,34)に割り当
    てられた中間部材(20)の端部面は、円錐形の凹部(3
    6,38)を備える請求項2記載の配管構造体(10)。
  4. 【請求項4】 中間部材(20)における凹部(36,3
    8)のアパーチャー角度はほぼ120度である請求項3
    記載の配管構造体(10)。
  5. 【請求項5】 中間部材(20)は、金属、好ましくは、
    アルミニューム、および、更に、Al、Zn、Mg、Cu、
    1.5から製造される請求項1〜4のいずれか1記載の配
    管構造体(10)。
  6. 【請求項6】 中間部材(20)は、分離に抗して接続デ
    バイス(22)、特に、雌管ナット(24)にしっかり保持
    される請求項1〜5のいずれか1記載の配管構造体(1
    0)。
  7. 【請求項7】 環状スペース(60)が、接続デバイス
    (22)、特に、雌管ナット(24)内に形成され、中間部
    材(20)は、少なくとも1つのエリアに亘って、好まし
    くは、軸方向クリアランスを備えて坐着する請求項6記
    載の配管構造体(10)。
  8. 【請求項8】 環状スペース(60)は、スタンピングま
    たは頭付けをされたリング(58)または少なくとも1つ
    のタブによって、接続側において区画される請求項7記
    載の配管構造体(10)。
  9. 【請求項9】 管(12,14)の接続側における軸方向
    端部(16,18)のそれぞれは、接続デバイス(22)が
    係合する外側ビード(28,30)を備える請求項1〜8
    のいずれか1記載の配管構造体(10)。
  10. 【請求項10】 管(12,14)のそれぞれは、接続側
    におけるその端部(16,18)にタイプEまたはタイプ
    Fのフレアー(32,34)を備える請求項9記載の配管
    構造体(10)。
  11. 【請求項11】 接続デバイス(20)における一方の端
    部面(36,38)と半径線(35)との間の角度は、この
    端部面(36,38)に割り当てられたフレアー(32,
    34)と半径線(35)との間の角度よりも僅かに小さい
    請求項1〜10のいずれか1記載の配管構造体(10)。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの軸端部(16)にフレ
    アー(32)を備える管(12)と、前記端部(16)に割り
    当てられた少なくとも1つの部分(24)とを備える部材
    (62)、特に、1つのユニオンナット(24)すなわち接
    続デバイス(22)であって、 環状の中間部材(20)は、前記部材(62)とほぼ同軸上
    に保持され、分離しないように固定される点に特徴を有
    する部材(62)。
  13. 【請求項13】 部分(24)内に1つの環状スペース
    (60)が創り出され、前記スペース内には中間部材(2
    0)が、少なくとも、1つのエリアに亘って坐着し、好
    ましくは軸方向のクリアランスを備える請求項12記載
    の部材(62)。
  14. 【請求項14】 環状スペース(60)が、スタンピング
    または頭付けをされたリング(58)または少なくとも1
    つのタブによって接続側に区画される請求項13記載の
    部材(62)。
JP2002037973A 2001-02-16 2002-02-15 配管構造体および管部材 Withdrawn JP2002310346A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10107246A DE10107246C5 (de) 2001-02-16 2001-02-16 Rohranordnung sowie Rohrelement
DE10107246.5 2001-02-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002310346A true JP2002310346A (ja) 2002-10-23

Family

ID=7674268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002037973A Withdrawn JP2002310346A (ja) 2001-02-16 2002-02-15 配管構造体および管部材

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1236946A1 (ja)
JP (1) JP2002310346A (ja)
DE (1) DE10107246C5 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133943A (ja) * 2003-10-27 2005-05-26 Ti Automotive (Heidelberg) Gmbh 2本のパイプのフレア付き端部を接合するねじ接合装置
JP2012511137A (ja) * 2008-12-08 2012-05-17 ヘンリ ペテリ ベヘール ベスローテン フェンノートシャップ ホース連結部を有する容器
JP2012519814A (ja) * 2009-03-05 2012-08-30 ザ ゲイツ コーポレイション チューブコネクタ
JP2015203497A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 テーイー・アウトモティーフェ(ハイデルベルク)ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 2つの管の結合のためのネジ結合装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005214253A (ja) 2004-01-28 2005-08-11 Sanoh Industrial Co Ltd チューブのフレア形端末構造
EP1624183B1 (de) 2004-08-03 2009-02-11 TI Automotive (Heidelberg) GmbH Rohranschlusseinrichtung
DE102006036857A1 (de) * 2006-08-07 2008-02-14 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Leitungskupplung
EP2360405A1 (de) * 2010-02-19 2011-08-24 TI Automotive (Heidelberg) GmbH Rohranschlusseinrichtung
DE202012101058U1 (de) 2012-03-23 2012-04-03 Ti Automotive (Heidelberg) Gmbh Schraubverbindungsvorrichtung zur Verbindung gebördelter Rohrenden zweier Rohre
CN104121435A (zh) * 2013-04-24 2014-10-29 哈尔滨飞机工业集团有限责任公司 一种出油密封接嘴
CN103343848B (zh) * 2013-06-27 2016-03-09 天津市塑料研究所有限公司 免粘接pe管材医用连接器
DE112015006206T5 (de) * 2015-02-23 2017-11-16 Bantboru Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi Verbindungsvorrichtung für gebördeltes rohr und verfahren dafür
DE102015204689A1 (de) * 2015-03-16 2016-09-22 Contitech Techno-Chemie Gmbh Rohrverbindungssystem
CN107035924A (zh) * 2017-06-01 2017-08-11 曾广新 内置密封式连接单元、组件及管路系统
US11543062B2 (en) 2020-03-25 2023-01-03 Cooper-Standard Automotive Inc. Reversible brake tube connector
US20230296195A1 (en) * 2022-03-18 2023-09-21 Martinrea International US Inc. Female iso flare union with integrated mating brake iso f flare port

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3135537A (en) * 1958-07-25 1964-06-02 Gen Dynamics Corp Fluid conduit connector
CH366180A (de) * 1961-07-18 1962-12-15 Perrot Regnerbau Gmbh & Co Lösbare Verbindung für dünnwandige Rohre
GB1521546A (en) * 1974-11-26 1978-08-16 Hoke Inc Tubular couplings
JPH07248079A (ja) * 1994-03-11 1995-09-26 Usui Internatl Ind Co Ltd 細径金属配管相互の接続装置およびその接続方法
DE9409236U1 (de) * 1994-06-08 1994-09-15 Cohnen Beteiligungs GmbH & Co KG, 35683 Dillenburg Rohrverschraubung

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133943A (ja) * 2003-10-27 2005-05-26 Ti Automotive (Heidelberg) Gmbh 2本のパイプのフレア付き端部を接合するねじ接合装置
KR101093272B1 (ko) * 2003-10-27 2011-12-14 테이 오토모티브 (하이델베르크) 게엠베하 두 관의 플레어형 단부를 연결하기 위한 나사 연결 장치
JP2012511137A (ja) * 2008-12-08 2012-05-17 ヘンリ ペテリ ベヘール ベスローテン フェンノートシャップ ホース連結部を有する容器
US9022243B2 (en) 2008-12-08 2015-05-05 Henri Peteri Beheer B.V. Vessel having a hose coupling
JP2012519814A (ja) * 2009-03-05 2012-08-30 ザ ゲイツ コーポレイション チューブコネクタ
US9772056B2 (en) 2009-03-05 2017-09-26 Gates Corporation Tube connector
JP2015203497A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 テーイー・アウトモティーフェ(ハイデルベルク)ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 2つの管の結合のためのネジ結合装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE10107246B4 (de) 2004-04-22
DE10107246A1 (de) 2002-09-26
EP1236946A1 (en) 2002-09-04
DE10107246C5 (de) 2010-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002310346A (ja) 配管構造体および管部材
US5529349A (en) Mounting apparatus with reduced resistance bead seal
US4804212A (en) Crimped hose fitting
US20100140932A1 (en) Tapered nut for tube or pipe fitting
JP2004526911A5 (ja)
AU2002210610B2 (en) A pipe joint
US6729659B2 (en) Flare fitting assembly with metal-to-metal line seal
JPH1054489A (ja) 樹脂製管継手
JPH11141791A (ja) 樹脂製管継手
WO2001057423A1 (fr) Robinet a boisseau spherique et son procede de production
US7726702B2 (en) Flange connection for pipe
KR20070046145A (ko) 금속 절삭 링
US20070284878A1 (en) Sealing fitting for stainless steel tubing
JPH09269089A (ja) 改良連結器
US20070013189A1 (en) Sealing fitting for stainless steel tubing
JPH11500514A (ja) 液体配管接続装置
WO2018079633A1 (ja) シール構造およびシール方法ならびにこのシール構造を備えた継手
JP2009168075A (ja) 管継手構造及び管接続方法
US3698745A (en) Hose coupling
JP2000283372A (ja) 樹脂製管継手
US20080136175A1 (en) Rolled Compression Fitting
US7588253B2 (en) Sealing system with sealing ring
CN100510496C (zh) 管接头
JP3250153B2 (ja) 樹脂製管継手
WO2018079632A1 (ja) シール構造およびシール方法ならびにこのシール構造を備えた継手

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510