JP2002310254A - ボールねじ装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

ボールねじ装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置

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JP2002310254A
JP2002310254A JP2001115190A JP2001115190A JP2002310254A JP 2002310254 A JP2002310254 A JP 2002310254A JP 2001115190 A JP2001115190 A JP 2001115190A JP 2001115190 A JP2001115190 A JP 2001115190A JP 2002310254 A JP2002310254 A JP 2002310254A
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nut
guides
ball screw
screw device
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JP2001115190A
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Taichi Yamamoto
太一 山本
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2214Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls

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  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 案内路にボールを挿入すべく接触された2個
の案内体を指で摘むとき、該案内体を位置ずれさせるこ
となくボールを容易に挿入することができるとともに、
部品点数を削減することができるようにする。 【解決手段】 ボール2をナット3の両端間で循環させ
るための案内路4a,4aを有する2個の案内体4,4
の夫々は、他の案内体4,4との位置ずれを制限する制
限部42,42と、該制限部42,42に連なり、前記
ナット3に取付けられる取付部43,43とを備え、案
内体4,4自体によって該案内体4,4の位置ずれを防
ぐことができるとともに、案内体4,4自体をナット3
に取付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボールねじ装置、及
び操舵補助力の発生源として用いられるモータの回転を
前記ボールねじ装置を介して舵取軸に伝達し、該舵取軸
を車両の左右方向へ移動させて操舵補助するようにした
電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の電動パワーステアリング装置
は、舵取りのための操舵輪の操舵に要する労力負担を軽
減して快適な操舵感覚を得るものであり、操舵補助力の
発生源としてモータが用いられている。
【0003】このモータは、操舵輪に繋がり、該操舵輪
の操舵に伴って回転する操舵軸の中途に、又は、一対の
操向車輪(一般的には左右の前輪)に両端が連結され、
車両の左右方向への移動が可能な舵取軸の中途に設けら
れる。
【0004】前者は、モータの回転を操舵軸に伝達する
手段として減速歯車機構が用いられており、また、後者
は、モータの回転を舵取軸に伝達する手段としてボール
ねじ装置が用いられている。
【0005】図8は従来のボールねじ装置の平面図、図
9は従来のボールねじ装置の案内体及び取付体の斜視
図、図10は図8のX−X線の拡大断面図である。この
ボールねじ装置は、外側にねじ溝100を有し、前記舵
取軸を兼ねる軸101と、該軸101に複数のボール1
02を介して相対回転を可能に螺合され、前記モータの
出力軸に繋がるナット103と、前記ボール102を前
記ナット103の両端間で循環させるための凹状の案内
路104が向き合うように接触された2個の案内体10
5,105と、該案内体105,105の外面に嵌合さ
れる湾曲部106及び該湾曲部106の両端に連なり、
前記ナット103に取付けられる一対の取付部107,
107を有する略Ω形の取付体108とを備えており、
前記モータの回転に連動してナット103が回転し、該
ナット103に対して軸101を軸長方向へ移動させる
ように構成されている。
【0006】案内体105,105は案内路104,1
04を向き合わせて接触させることにより略U字形の筒
となり、その長手方向両端が、前記ナット103の一側
に内側のねじ溝109と連通するように穿設された一対
の嵌合孔100,100へ挿嵌することにより前記ボー
ル102を循環させることができるように構成されてい
る。
【0007】図11は案内体にボールを挿入するときの
作業工程を示す説明図である。ボールねじ装置の組立て
は、軸101にナット103が挿嵌された状態で、該ナ
ット103に穿設されている嵌合孔110,110から
ねじ溝100,109間の軌条に複数のボール102を
挿入するとともに、案内路104,104が向き合うよ
うにして2個の案内体105,105を指で摘み、該案
内体105,105の両端を上向きにした状態で複数の
ボール102を案内体105,105間の案内路104
へ挿入し、次に案内体105,105をその両端が下向
きとなるように反転させて該案内体105,105の両
端を前記ナット103の嵌合孔110,110へ挿嵌
し、前記取付体108の湾曲部106を案内体105,
105の外側に嵌合し、取付体108の取付部107,
107を締付ねじ111によってナット103に取付け
られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の如く
構成された従来のボールねじ装置の案内体105,10
5は、略U字形のパイプをその長手方向に沿って2分割
した形状であり、この2個の案内体105,105を接
触させて指で摘み、この摘み状態で複数のボール102
を案内路104へ挿入するものであり、案内体105,
105はその接触面に沿って位置ずれが自由にできるよ
うになっているため、案内体105,105を指で摘ん
でいるとき、該案内体105,105が接触面に沿って
位置ずれし易く、さらに、案内体の寸法誤差によってよ
り一層位置ずれし易く、この案内体105,105の位
置ずれに伴いボール102が脱落したり、案内体10
5,105を摘み直したりする必要があり、組立て作業
性の向上策が要望されていた。
【0009】また、従来のボールねじ装置は、一対の案
内体105,105と取付体108とが別個に形成され
ているため、部品点数が多く、加工工程及び組立て作業
性工程の削減が要望されていた。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、案内路が向き合うように接触する2個の案内体
の位置ずれを制限する制限部を設けることにより、案内
体の指での摘み性を向上し、指で摘んだ2個の案内体が
位置ずれすることを良好に制限することができるボール
ねじ装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
を提供することを目的とする。
【0011】また、制限部が他の案内体に当接して案内
体同士を圧接させる構成とすることにより、案内体同士
を仮結合し、接触された2個の案内体に寸法誤差がある
場合においても、比較的小さな摘み力で2個の案内体を
位置ずれさせることなく摘むことができ、ボールをより
一層容易に挿入することができるボールねじ装置及びこ
れを用いた電動パワーステアリング装置を提供すること
を目的とする。
【0012】また、前記制限部に連なる取付部を設ける
ことにより、案内体をナットに取付けるための特別の部
材を省くことができるボールねじ装置及びこれを用いた
電動パワーステアリング装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るボールね
じ装置は、複数のボールを介して相対回転を可能に螺合
された軸及びナットと、前記ボールを前記ナットの両端
間で循環させるための凹状の案内路を有する2個の案内
体とを備え、該案内体同士が接触して前記ナットに取付
けられているボールねじ装置において、一の案内体は他
の案内体との位置ずれを制限する制限部を有しているこ
とを特徴とする。
【0014】第4発明に係る電動パワーステアリング装
置は、操舵手段と、該操舵手段の操舵を補助するモータ
と、該モータの出力軸に前記ナットが繋がり、車両の左
右方向への移動が可能な舵取軸を前記軸が兼ねるように
してある請求項1乃至3の何れかに記載のボールねじ装
置とを備えていることを特徴とする。
【0015】第1発明及び第4発明にあっては、一の案
内体は他の案内体との位置ずれを制限する制限部を有し
ているため、案内路が向き合うように接触された2個の
案内体を指で摘み、案内路にボールを挿入するとき、案
内体が位置ずれすることを制限部によって良好に制限す
ることができ、指で摘んだ案内体を位置ずれさせること
なくボールを案内路へ容易に挿入することができ、組立
て作業性を向上することができる。
【0016】第2発明に係るボールねじ装置は、前記制
限部は他の案内体に当接して案内体同士を圧接させるよ
うにしてあることを特徴とする。
【0017】第2発明にあっては、制限部が他の案内体
に当接して案内体同士を圧接し、案内体同士を仮結合さ
せ得るため、接触された2個の案内体に寸法誤差がある
場合においても、比較的小さな摘み力で案内体を位置ず
れさせることなく摘むことができ、ボールをより一層容
易に挿入することができ、組立て作業性をより一層向上
することができる。
【0018】第3発明に係るボールねじ装置は、前記案
内体は前記制限部に連なり、前記ナットに取付けられる
取付部を有していることを特徴とする。
【0019】第3発明にあっては、案内体をナットに取
付けるための特別の部材を用いることなく、案内体自体
が有する取付部によって案内体をナットに取付けること
ができるため、部品点数を減少でき、加工工程及び組立
て作業工程を削減することができ、コストの低減化を図
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は本発明に係るボールねじ装置の縦断面図、図2は
平面図、図3は案内体の斜視図、図4は案内体を分離し
た状態の斜視図、図5は図2のV−V線の拡大断面図で
ある。
【0021】図1、図2に示したボールねじ装置は、外
側にねじ溝1aを有する軸1と、該軸1に複数のボール
2を介して相対回転を可能に螺合されたナット3と、前
記ボール2を前記ナット3の両端間で循環させるための
凹状の案内路4a,4aを有する略U字形の2個の案内
体4,4とを備えている。
【0022】ナット3は、その内側のねじ溝3aと、両
端間で前記ねじ溝3aと連通する一対の嵌合孔31,3
1と、該嵌合孔31,31間の領域の両側に穿設された
一対のねじ孔32,32とを有している。また、前記嵌
合孔31,31の外側縁はテーパ状の拡径されている。
【0023】案内体4,4は金属板を成形してなり、前
記案内路4a,4a及び該案内路4a,4aを向き合わ
せたとき接触する接触面4b,4bを有し、半円筒形に
成形された案内部41,41と、該案内部41,41の
長手方向中央近傍位置で、前記接触面4b,4bの近傍
位置から他の案内体へ向けて突設され、他の案内体との
位置ずれを互いに制限する制限部42,42と、該制限
部42,42に連なり、前記ナット3のねじ孔32,3
2に取付けられる取付部43,43とを備えている。
【0024】制限部42,42及び取付部43,43は
前記案内部41,41と一体に成形されている。制限部
42,42は、他の案内体4,4の案内部41,41に
沿って湾曲し、他の案内部41,41と接触することに
よって他との位置ずれを制限するようにしてある。ま
た、取付部43,43には貫通孔43a,43aが穿設
されている。
【0025】以上の如く構成されたボールねじ装置は、
軸1にナット3が挿嵌された状態で、該ナット3に穿設
されている嵌合孔31,31からねじ溝1a,3a間の
軌条に複数のボール2が挿入され、また、案内体4,4
の案内路4a,4aに複数のボール2が挿入される。
【0026】図6は案内体にボールを挿入するときの作
業工程を示す説明図である。案内路4a,4aにボール
2を挿入する場合、2個の案内体4,4を接触面4b,
4bに沿って相対移動させることにより制限部42,4
2が相手の案内体4,4の案内部41,41に接触して
案内体4,4の位置ずれが制限され、接触面4b,4b
が接触して案内路4a,4aが向き合う。この状態で例
えば一の案内体4の案内部41及び制限部42を指で摘
み、両端を上向きとした状態で該両端から案内路4a,
4aへ複数のボール2を挿入する(図6の(a) 参照)。
このように案内路4a,4aが向き合うように接触され
た2個の案内体4,4を指で摘んでいるとき、案内体
4,4の接触面4b,4bに沿う方向への位置ずれが制
限されているため、案内体4,4の位置ずれが生じ難
く、摘みによって案内体4,4の対接状態を良好に維持
することができ、案内体4,4の指での摘み性を向上す
ることができる。従って、案内体4,4を摘み直した
り、ボール2を脱落させたりすることなく、ボール2を
案内路4a,4aへ挿入することができ、組立て作業性
を向上することができる。
【0027】案内路4a,4aへボール2を挿入した
後、案内体4,4の両端部にグリースを塗布し、ボール
2の抜け出しを禁止した状態で案内体4,4を両端が下
向きとなるように反転し(図6の(b) 参照)、案内体
4,4の両端を前記ナット3の嵌合孔31,31へ挿嵌
し、取付部43,43の貫通孔43a,43aからナッ
ト3のねじ孔32,32に締付ねじ5,5を緊締するこ
とにより取付部43,43が他の案内部41,41を抱
きかかえるようにして案内体4,4をナット3に取付け
る。この場合、案内部41,41と一体に成形された取
付部43,43によって案内体4,4を取付けるため、
案内体4,4の両端を前記嵌合孔31,31へ挿嵌する
ことにより取付部43,43を適正な位置に位置決めす
ることができ、ナット3への取付けを容易に行うことが
できる。
【0028】以上の如く構成されたボールねじ装置は車
両用の電動パワーステアリング装置に装着される。図7
は電動パワーステアリング装置の一部を切欠いた正面図
である。この電動パワーステアリング装置は、一端部が
ユニバーサルジョイント及び操舵軸を介して操舵輪に繋
がり、他端部にピニオンが設けられたピニオン軸6と、
前記ピニオンに噛合するラック歯7a及び前記軸1を有
し、車両の左右方向への移動が可能な舵取軸7と、前記
ナット3の一端に結合された伝動筒8と、前記操舵輪の
操舵を補助するモータ9と、該モータ9の回転を前記伝
動筒8に伝達する減速歯車機構10とを備えている。
尚、操舵輪、操舵軸及びユニバーサルジョイントが操舵
手段を構成しており、また、前記軸1が舵取軸7を兼ね
ている。
【0029】このように構成された電動パワーステアリ
ング装置は、操舵輪の操舵力がピニオン軸6のピニオン
から舵取軸7のラック歯7aに伝達されるとともに、操
舵輪の操舵に伴って生ずる操舵トルクに応じてモータ9
が駆動され、該モータ9の回転が減速歯車機構10を介
して伝動筒8に伝達され、該伝動筒8とともにナット3
が回転し、該ナット3及びボール2からねじ溝1aに回
転トルクが伝達され、その分力により舵取軸7を車両の
左右方向へ移動させることができる。また、前記ナット
3及び舵取軸7の相対移動に伴ってねじ溝1a,3a間
の軌条及び案内体4,4の案内路4a,4aに挿入され
ているボール2は循環移動することになる。
【0030】実施の形態2 この実施の形態2のボールねじ装置は、前記案内体4,
4の制限部42,42に2つの屈折部44,44を設
け、該屈折部44,44間の一部を他の案内部41,4
1に当接させ、案内体4,4の接触面4b,4b同士を
圧接させるようにしてある。
【0031】実施の形態2にあっては、屈折部44,4
4によって制限部42,42にばね機能を加えることが
できるため、案内路4a,4aにボール2を挿入する場
合、2個の案内体4,4を接触面4b,4bに沿って相
対移動させることにより制限部42,42の一部が他の
案内部41,41に当接して案内体4,4の接触面4
b,4b同士を圧接させ、案内体4,4同士を仮結合す
ることができる。従って、接触された2個の案内体4,
4に寸法誤差がある場合においても、比較的小さな摘み
力で案内体4,4を位置ずれさせることなく摘むことが
でき、ボール2をより一層容易に挿入することができ、
組立て作業性をより一層向上することができる。
【0032】尚、以上説明した実施の形態では、2個の
案内体4,4が制限部42,42を有する構成とした
が、その他、制限部42は何れか一の案内体4に設けた
構成としてもよい。
【0033】また、以上説明した実施の形態では、制限
部42,42と連なる取付部43,43を有する構成と
したが、その他、前記取付部43,43をなくし、図9
に記載された従来の取付体を用いて案内体4,4をナッ
ト3のねじ孔32,32に取付けるようにしてもよい
し、また、前記取付体を用いることなく、前記取付部4
3,43を前記案内部41,41に直接設けた構成とし
てもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明及び第4発明
によれば、一の案内体が他の案内体との位置ずれを制限
するため、案内路が向き合うように接触された2個の案
内体を指で摘み、案内路にボールを挿入するとき、2個
の案内体が位置ずれすることを良好に制限することがで
き、指で摘んだ案内体を位置ずれさせることなくボール
を案内路へ容易に挿入することができ、組立て作業性を
向上することができる。
【0035】第2発明によれば、制限部が他の案内体に
当接して案内体同士を圧接し、案内体同士を仮結合させ
得るため、接触された2個の案内体に寸法誤差がある場
合においても、比較的小さな摘み力で案内体を位置ずれ
させることなく摘むことができ、ボールをより一層容易
に挿入することができ、組立て作業性をより一層向上す
ることができる。
【0036】第3発明によれば、案内体をナットに取付
けるための特別の部材を用いることなく、案内体自体が
有する取付部によって案内体をナットに取付けることが
できるため、部品点数を減少でき、加工工程及び組立て
作業工程を削減することができ、コストの低減化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボールねじ装置の縦断面図であ
る。
【図2】本発明に係るボールねじ装置の平面図である。
【図3】本発明に係るボールねじ装置の案内体の斜視図
である。
【図4】本発明に係るボールねじ装置の案内体を分離し
た状態の斜視図である。
【図5】図2のV−V線の拡大断面図である。
【図6】本発明に係るボールねじ装置の案内体にボール
を挿入するときの作業工程を示す説明図である。
【図7】本発明に係る電動パワーステアリング装置の一
部を切欠いた正面図である。
【図8】従来のボールねじ装置の平面図である。
【図9】従来のボールねじ装置の案内体及び取付体の斜
視図である。
【図10】図8のX−X線の拡大断面図である。
【図11】従来の案内体にボールを挿入するときの作業
工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 軸 2 ボール 3 ナット 4 案内体 4a 案内路 42 制限部 43 取付部 7 舵取軸 9 モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のボールを介して相対回転を可能に
    螺合された軸及びナットと、前記ボールを前記ナットの
    両端間で循環させるための凹状の案内路を有する2個の
    案内体とを備え、該案内体同士が接触して前記ナットに
    取付けられているボールねじ装置において、一の案内体
    は他の案内体との位置ずれを制限する制限部を有してい
    ることを特徴とするボールねじ装置。
  2. 【請求項2】 前記制限部は他の案内体に当接して案内
    体同士を圧接させるようにしてある請求項1記載のボー
    ルねじ装置。
  3. 【請求項3】 前記案内体は前記制限部に連なり、前記
    ナットに取付けられる取付部を有している請求項1又は
    2記載のボールねじ装置。
  4. 【請求項4】 操舵手段と、該操舵手段の操舵を補助す
    るモータと、該モータの出力軸に前記ナットが繋がり、
    車両の左右方向への移動が可能な舵取軸を前記軸が兼ね
    るようにしてある請求項1乃至3の何れかに記載のボー
    ルねじ装置とを備えていることを特徴とする電動パワー
    ステアリング装置。
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