JP2002309789A - 電話ボックス - Google Patents
電話ボックスInfo
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- Prepayment Telephone Systems (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
器や医療機器に誤作動を起こす虞れのない電話ボックス
を提供する。 【解決手段】 電磁シールド層1を有する壁面にて形成
された開閉自在な箱体2を、支持部材3にて保持して床
に立設する。支持部材3に直接保持されると共に天井壁
面4・奥壁面5・左右両側壁面6,7及び半円形切欠部
8aを有する底壁面8とから成る箱本体9と、箱本体9
の左右両側壁面6,7のいずれか一方の前縁に開閉可能
に枢着されると共に天井壁面10・前壁面11・左右両側壁
面12,13及び半円形切欠部14aを有する底壁面14とから
成る蓋体15と、から箱体2が構成される。蓋体15の閉状
態で人の身体Mが両切欠部8a,14aにて形成された円
形孔部に挿入状として、上半身が箱体2内に包囲される
ように構成されている。
Description
する。
れば、場所を選ばず送受信することができ、人々は、場
所を問わず、携帯電話を使用していた。
発生する電磁波は、精密電子機器、医療機器等に誤作動
を起こす虞れがあった。そこで、本発明は、携帯電話か
ら発生する電磁波(0.3 GHz〜30GHzのマイクロ波)
が、精密電子機器や医療機器等に誤作動を起こす虞れの
ない電話ボックスを提供することを目的とする。また、
パチンコ店やゲームセンター等の騒音の激しい場所で
も、騒音を気にせず、携帯電話で話すことができる電話
ボックスを提供することを他の目的とする。
めに、本発明に係る電話ボックスは、電磁シールド層を
有する壁面にて形成された開閉自在な箱体を、支持部材
にて保持して床に立設したものである。
井壁面・奥壁面・左右両側壁面及び半円形切欠部を有す
る底壁面とから成る箱本体と、該箱本体の上記左右両側
壁面のいずれか一方の前縁に開閉可能に枢着されると共
に天井壁面・前壁面・左右両側壁面及び半円形切欠部を
有する底壁面とから成る蓋体と、から箱体が構成され、
該蓋体の閉状態で人の身体が上記両切欠部にて形成され
た円形孔部に挿入状として、上半身が上記箱体内に包囲
されるように構成されているものである。
包囲したものである。また、携帯電話の送受信を可能に
するアンテナを備えたものである。
づき、本発明を詳説する。
す。電磁シールド層1を有する壁面にて形成された開閉
自在な箱体2が、支持部材3にて保持されて床に立設さ
れる。支持部材3は、金属又は樹脂から成る。
電話ボックス本体2aの内面に固着される板状の電磁波
吸収体1a、及び、シールド塗装1bを有する。電磁波
吸収体1aは、フェライト、ゴムにフェライトを混入し
たもの、カーボン含有グラスウール、合成ゴムにカーボ
ニル鉄を分散させたもの等から成る。シールド塗装1b
は、ゴムにフェライト(例えば、Mn−Zn系フェライ
ト、Mg−Zn系フェライト)を混入したものや、ゴム
に炭粒を混入したもの等から成る。
ら成る。この電話ボックス本体2aは、内部からの携帯
電話K(図1参照)の電磁波を遮断するとともに、外部
からの騒音を遮断する効果がある。
接保持されると共に天井壁面4・奥壁面5・左右両側壁
面6,7及び半円形切欠部8aを有する底壁面8とから
成る箱本体9と、箱本体9の左側壁面6の前縁に開閉可
能に枢着されると共に天井壁面10・前壁面11・左右両側
壁面12,13及び半円形切欠部14aを有する底壁面14とか
ら成る蓋体15と、から構成される。蓋体15は、プラスチ
ック、ガラス等から成る窓部21を有し、電話ボックスの
中で電話する人は、外部を見ることができる。窓部21に
は、電磁波を遮断するために図示省略の金属製の網が付
設されている。
クスは、蓋体15の閉状態で人の身体Mが両切欠部8a,
14aにて形成された円形孔部に挿入状として、上半身が
箱体2内に包囲されるように構成されている。箱本体9
は、前端縁に沿って箱体2の気密性を保持するクッショ
ン材20を有する。また、蓋体15は、後端縁に沿って箱体
2の気密性を保持するクッション材20を有する。16は、
携帯電話Kの送受信を可能にするアンテナを示す。すな
わち、アンテナ16を付設することによって、携帯電話K
の送受信性能は向上する。
状態を示す。箱体2は、左右両側壁面6,7(図1参
照)の後端縁に、高さ調節用の複数個の孔部18…を縦方
向に所定間隔Wにて有する。支持部材3は、これらの箱
体2の孔部18…と対応する所定間隔Wにて、複数個の孔
部19…を縦方向に有する。
のうち少なくとも1個ずつを対応させて、例えばピン
(図示省略)にて、箱体2と支持部材3とを連結・固定
することにより、電話ボックス全体の高さを調節するこ
とができる。箱体2と支持部材3とは分解可能なので、
分解状態として容易に運搬することができる。
ち、この電話ボックスは、電磁シールド層1を有する周
囲壁17…にて包囲される。電磁シールド層1は、周囲壁
17の外面側に設けられる。
す。すなわち、22は、音を吸収する緩衝材(例えば、グ
ラスウール)を示す。この電磁シールド層1は、孔23…
があいたパンチングメタルから成る。孔23…によって、
箱体2内部の音が反響するのが抑えられるとともに、電
磁波が反射されて減少する。
例えば、電磁波吸収体1aを電話ボックス本体2aの外
面に固着するも良い。また、電磁波吸収体1aは、粉末
状として、樹脂性の電話ボックス本体2aの素材に混合
しても良い。また、電磁シールド層1が、電磁波吸収体
1a又はシールド塗装1bの一方のみから成るも良い。
また、電磁シールド層1が、金属製の網状体から成るも
良い。また、電磁シールド層1が、電磁波吸収体1a及
びパンチングメタルから成るも良く、電磁波吸収体1a
及び金属製の網状体から成るも良い。
するも良い。また、クッション材20は、省略可能であ
る。また、窓部21に金属製の網を付設する代わりに、窓
部21の表面に、金属成分の入った塗料で網状の模様を印
刷するも良い。また、窓部21を省略して、箱体2の内部
に照明を設けるも良い。
次に記載する効果を奏する。
する電磁波が、精密電子機器や医療機器等に誤作動を起
こす虞れがない。よって、事務所や病院等に設置するこ
とにより、事務所や病院等で携帯電話Kの送受信を行な
うことができる。また、パチンコ店、ゲームセンター、
工場等の騒音の激しい場所(例えば、80dB)でも、騒
音を気にせず、携帯電話Kで話すことができる。また、
携帯電話Kでの話し声による他人への迷惑を低減・消滅
させることができる。
ボックスとの間の隙間がなくなるか、もしくは、小さく
て済むので、電話ボックスの外部に漏れる電磁波をより
少なくすることができる。また、電話ボックスを使用す
る人の下半身が箱体2から出ているので、解放感があ
る。また、換気性も良い。また、高さ方向全体にわたっ
て壁面で包囲する場合と比較して、材料費が安くて済
む。
外部から遮断することができる。(請求項4によれば)
電話ボックスの外部と、携帯電話Kの送受信を行なうこ
とができる。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 電磁シールド層1を有する壁面にて形成
された開閉自在な箱体2を、支持部材3にて保持して床
に立設したことを特徴とする電話ボックス。 - 【請求項2】 支持部材3に直接保持されると共に天井
壁面4・奥壁面5・左右両側壁面6,7及び半円形切欠
部8aを有する底壁面8とから成る箱本体9と、該箱本
体9の上記左右両側壁面6,7のいずれか一方の前縁に
開閉可能に枢着されると共に天井壁面10・前壁面11・左
右両側壁面12,13及び半円形切欠部14aを有する底壁面
14とから成る蓋体15と、から箱体2が構成され、該蓋体
15の閉状態で人の身体Mが上記両切欠部8a,14aにて
形成された円形孔部に挿入状として、上半身が上記箱体
2内に包囲されるように構成されている請求項1記載の
電話ボックス。 - 【請求項3】 電磁シールド層1…を有する周囲壁17…
にて包囲したことを特徴とする電話ボックス。 - 【請求項4】 携帯電話Kの送受信を可能にするアンテ
ナ16を備えた請求項1,2又は3記載の電話ボックス。
Priority Applications (1)
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JP2001113481A JP4866513B2 (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 電話ボックス |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019040031A (ja) * | 2017-08-24 | 2019-03-14 | 富士フイルム株式会社 | 防音ユニットおよび防音構造体 |
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CN104196274A (zh) * | 2014-09-24 | 2014-12-10 | 苏州市杰成通信科技有限公司 | 防窥电话亭 |
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JPH09170345A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Nomura Masaki | 電話ボックス及び電話ボックスを基地とする通信方法 |
JP2001016367A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-19 | Minolta Co Ltd | 携帯電話機、公衆電話装置、公衆電話システム、無線通信制御装置、および携帯電話制御システム |
-
2001
- 2001-04-12 JP JP2001113481A patent/JP4866513B2/ja not_active Expired - Fee Related
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