JP2019040031A - 防音ユニットおよび防音構造体 - Google Patents

防音ユニットおよび防音構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】電波を選択的に透過させる機能を有し、同時に共鳴型の防音の機能も有する防音ユニットおよび防音構造体を提供する。【解決手段】防音ユニットは、主面と、主面以外の他面とを有し、主面には、厚み方向に貫通する開口部が形成され、開口部を含む、主面の少なくとも一部は金属により構成され、他面の少なくとも一部は非金属により構成され、主面と他面とによって空間が形成され、開口部は、開口部の縁の上の任意の2点を結んだ線分が開口部以外の主面上に存在する任意の2点が存在するような形状に形成されている。防音構造体は、防音ユニットを複数並べることにより構成される。【選択図】図1A

Description

本発明は、電波の選択的な透過性および音波の吸収性(共鳴型の防音特性)を有する防音ユニットおよび防音構造体に関する。
Wi-Fi(ワイファイ)などの無線による通信が主流の時代において、データ通信量の増大に伴い、より高い周波数帯域の電波の使用が検討されるようになってきた。また、無線給電等が普及するにつれ、より大電力の電波が大気中を飛び交う世の中が到来するものと予測される。このような状況にあって、電波自体の干渉による通信の不具合の問題が提起されるようになってきた。
電波自体の干渉による通信不具合を軽減しつつ、必要な電波だけを選択的に用いるためには、電波の選択的な透過性が必要となる。例えば、ロボットおよび家電等を無線通信で動作させる場合、それに必要となる周波数帯域の電波を使用したい、あるいは携帯電話の通信帯域の電波を使用したいが、その一方で、それ以外の電波には晒されたくないというような状況がそれにあたる。
また、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)化が進むにつれて、人間の住環境にロボット等が入り込み、ネットワークを介して操作されて動き回るなどする場合、ロボットが発生する騒音が問題となる場合がある。このような状況では、選択的に必要な電波だけを取得しつつ、防音が必要となるケースがある。
例えば、ロボットの動作音を防音したい場合、ロボットの駆動部が出す特定の周波数に応じた音を防音する必要があることから、共鳴型の防音構造を用いることが好ましい場合がある。
また、本発明に関連性のある先行技術文献として、特許文献1,2が知られている。
特許文献1には、サイズが異なる複数のヘルムホルツ共鳴体を利用して、異なる周波数の音波を吸収する音波吸収パネルが記載されている。
特許文献2には、磁性粉体が混入され、多数の貫通孔が形成された樹脂製前面パネルを多孔質吸音材の表面に備えた電磁波吸収機能付防音壁材が記載されている。
特公昭63−34263号公報 特開2006−125156号公報
しかし、特許文献1,2では、電波の選択的な透過性および音波の吸収性(共鳴型の防音特性)の両方の機能を1ユニットで同時に実現した防音ユニットおよび防音構造体は実現出来ていない。
本発明の目的は、上記のような課題に鑑みて、電波を選択的に透過させる機能を有し、同時に共鳴型の防音の機能も有する防音ユニットおよび防音構造体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、主面と、
前記主面以外の他面とを有し、
前記主面には、厚み方向に貫通する開口部が形成され、前記開口部を含む、前記主面の少なくとも一部は金属により構成され、
前記他面の少なくとも一部は非金属により構成され、
前記主面と前記他面とによって空間が形成され、
前記開口部は、前記開口部の縁の上の任意の2点を結んだ線分が前記開口部以外の前記主面上に存在する前記任意の2点が存在するような形状に形成されている防音ユニットを提供する。
ここで、主面は、第1貫通穴が形成された第1板部と、第1板部から第1貫通穴の中央部に向かって延びる延在部と、延在部の先端側に設けられ、第1貫通穴の中央部に配置された第2板部とが一体に構成されたものであることが好ましい。
また、開口部の形状はC字型であることが好ましい。
また、他面の少なくとも一つの面に第2貫通穴が形成されていることが好ましい。
また、他面の少なくとも一つの面が非金属により構成されていることが好ましい。
また、他面の少なくとも一つの面が、主面と同じ構成であることが好ましい。
また、他面の少なくとも一つの面の開口部は、他面の少なくとも一つの面の開口部の中心点を軸として主面の開口部と同じ向き、または180度反対の向きに配置されていることが好ましい。
また、他面の少なくとも一つの面は、主面と対向する面を含むことが好ましい。
また、他面は、上面のない箱型のものであり、
主面は、他面の上面として他面の上に配置されていることが好ましい。
また、他面は、主面と同じ構成の上面を有する箱型のものであり、
主面は、他面の上面の上に配置されていることが好ましい。
また、本発明は、上記のいずれかに記載の防音ユニットを複数並べることにより構成される防音構造体を提供する。
ここで、複数の防音ユニットのうち、隣り合う2つの防音ユニットの開口部は、開口部の中心点を軸として90度回転された向きに配置されていることが好ましい。
また、複数の防音ユニットの開口部は、それぞれ、開口部の中心点を軸としてランダムな角度で回転された向きに配置されていることが好ましい。
本発明によれば、開口部を含む、主面の少なくとも一部が金属により構成され、開口部の縁の上の任意の2点を結んだ線分が開口部以外の主面上に存在する任意の2点が存在するような形状に開口部が形成されているため、特定の共鳴周波数の電波を選択的に透過させることができる。
また、本発明によれば、主面に開口部が形成され、主面と他面とによって空間が形成されているため、特定の共鳴周波数の音波を吸収して防音することができる。
本発明の防音ユニットの主面の構造を表す一実施形態の上面図である。 図1AのA−Aの一点鎖線における防音ユニットの断面図である。 図1Aに示す防音ユニットの主面に形成された開口部の縁の上の任意の2点を結んだ線分を表す一例の概念図である。 防音ユニットの主面に形成された単なる開口部の縁の上の任意の2点を結んだ線分を表す一例の概念図である。 本発明の防音ユニットの主面の構造を表す別の実施形態の上面図である。 図4AのA−Aの一点鎖線における防音ユニットの断面図である。 本発明の防音ユニットの主面の構造を表す別の実施形態の上面図である。 図5AのA−Aの一点鎖線における防音ユニットの断面図である。 本発明の防音ユニットの構造を表す別の実施形態の上面図である。 図6AのA−Aの一点鎖線における防音ユニットの断面図である。 本発明の防音構造体の主面の構造を表す一実施形態の上面図である。 図7AのB−Bの一点鎖線における防音構造体の断面図である。 実施例1において用いられる本発明の防音ユニットの構造を表す透視斜視図である。 図8Aに示す防音ユニットの主面の構造を表す平面図である。 電波の透過性のシミュレーションで用いられるRFモジュールの計算モデルを表す一例の透過斜視図である。 音波の吸収性の実験で用いられる装置を表す一例の側面概念図である。 音波の吸収性のシミュレーションで用いられる音響モジュールの計算モデルを表す一例の透過斜視図である。 実施例1において、電波が共鳴する周波数帯域の結果を表す一例の概念図である。 実施例1において、電波の透過率および反射率の結果を表す一例のグラフである。 実施例1において、音波の吸収率の結果を表す一例のグラフである。 比較例1において用いられる防音ユニットの構造を表す透視斜視図である。 図15Aに示す防音ユニットの主面の構造を表す平面図である。 比較例1において、電波の透過率および反射率の結果を表す一例のグラフである。 比較例1において、音波の吸収率の結果を表す一例のグラフである。 実施例2において用いられる本発明の防音ユニットの構造を表す透視斜視図である。 図17Aに示す防音ユニットの主面の構造を表す平面図である。 実施例2において、電波の透過率および反射率の結果を表す一例のグラフである。 実施例2において、音波の吸収率の結果を表す一例のグラフである。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の防音ユニットおよび防音構造体を詳細に説明する。
[防音ユニット]
本発明の防音ユニットは、
主面と、
主面以外の他面とを有し、
主面には、厚み方向に貫通する開口部が形成され、開口部を含む、主面の少なくとも一部は金属により構成され、
他面の少なくとも一部は非金属により構成され、
主面と他面とによって空間が形成され、
開口部は、開口部の縁の上の任意の2点を結んだ線分が開口部以外の主面上に存在する任意の2点が存在するような形状に形成されている防音ユニットである。
図1Aは、本発明の防音ユニットの主面の構造を表す一実施形態の上面図、図1Bは、図1AのA−Aの一点鎖線における防音ユニットの断面図である。図1Aおよび図1Bに示す防音ユニット10は、主面12と、主面12以外の他面14とを有する。
主面12は、矩形の板状のものであり、金属により構成されている。つまり、本実施形態の主面12は矩形の金属板である。
主面12の厚みは、特に限定的ではないが、剛性を大きくし音による振動を抑制するという観点、および軽量化という観点から、例えば、0.1mm〜10mmであることが好ましく、0.2mm〜5mmであることがより好ましく、0.3mm〜3mmであることが特に好ましい。また、主面12の形状およびサイズも特に限定的ではなく、防音ユニット10が使用される場所および利用環境等に応じて適宜決定することができる。
なお、本明細書において、「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
主面12を構成する金属として、あらゆる金属が利用可能であるが、例えば、アルミニウム、スチール、チタン、マグネシウム、タングステン、鉄、スチール、クロム、クロムモリブデン、ニクロムモリブデン、および、これらの合金等を例示することができる。
主面12の中央部には、主面12の厚み方向に貫通するC字型の開口部16が形成されている。なお、C字型とは、主面12の上方から主面12の厚み方向に向かって主面12を見た場合の開口部16の形状を言う。
言い換えると、主面12は、その中央部に円形の第1貫通穴が形成された第1板部18と、第1板部18の1箇所から第1貫通穴の中央部に向かって直線状に延びる延在部20と、延在部20の先端側に設けられ、第1貫通穴の中央部に配置された円形の第2板部22とが一体に構成されたものである。つまり、開口部16は、第1貫通穴の領域から延在部20および第2板部22が存在する領域を除いた帯状の形状の開口領域となる。
また、防音ユニット10において、開口部16は、図2に示すように、開口部16の縁の上の任意の2点を結んだ線分が開口部16以外の主面12上に存在する任意の2点が存在するような形状に形成されているとも言うことができる。本発明の開口部は、開口部の縁の上の任意の2点を結んだ線分が主面上に存在するような任意の2点が存在する、あらゆる形状の開口部を含む。
これに対し、図3に示すように、主面12に単なる円形の貫通穴である開口部16’が形成されている場合、開口部16’の縁の上の任意の2点を結んだ線分は必ず開口部16’内に存在し、線分が開口部16’以外の主面12上に存在するような任意の2点は存在しない。このように、縁の上の任意の2点を結んだ線分が主面12上に存在するような任意の2点が存在しない開口部16’は、本発明の開口部ではない。
開口部16は、主面12の中央部に形成されていることが好ましいが、これに限らず、主面12の任意の位置に形成することができる。また、開口部16の形状はC字型が好ましいが、これに限らず、例えば、コの字型、ヘの字型などのように、第1貫通穴の領域から延在部20および第2板部22が存在する領域を除いた帯状の形状であれば、どのような形状であってもよい。
第1貫通穴の形状は、円形が好ましいが、これに限らず、例えば、正方形、長方形、ひし形または平行四辺形等の四角形、正三角形、2等辺三角形または直角三角形等の三角形、正五角形または正六角形等の正多角形を含む多角形、もしくは、楕円形等であってもよいし、不定形であってもよい。
第1貫通穴のサイズは、特に限定的ではないが、GHz帯で電波の共鳴周波数を発現させ、同時に可聴域に音の共鳴周波数を発現させるという観点から、1mm〜30mmであることが好ましく、2mm〜20mmであることがより好ましく、3mm〜10mmであることが特に好ましい。
なお、第1貫通穴のサイズは、その形状が円形または正方形のような正多角形の場合には、その中心を通る対向する辺間の距離、または円相当直径と定義することができ、多角形、楕円、または任意の形状の場合には、円相当直径と定義することができる。本発明において、円相当直径および半径とは、それぞれ面積の等しい円に換算した時の直径および半径である。
また、帯状の開口部16の幅、つまり、第2板部22と第1貫通穴との間の間隔も特に限定的ではないが、0.1mm〜5mmであることが好ましく、0.3mm〜3mmであることがより好ましく、0.5mm〜1mmであることが特に好ましい。
主面12は、その全てが金属により構成されていることが好ましいが、これに限らず、開口部16を含む、主面12の少なくとも一部、つまり、開口部16近傍の主面12の領域が金属により構成されていればよい。なお、主面12は、金属原子の元素含有率が70%以上であることが好ましい。また、主面12を構成する金属はGHz帯以上の周波数の電磁波に対して、スキンデプス以上の厚みを有することが好ましい。
延在部20は、直線状に延びているのが好ましいが、これに限らず、曲線状、ジグザグ状等の任意の形状で延在していてもよい。延在部20の幅、つまり、延在部20の延在方向に垂直な方向の距離も特に制限的ではなく、第1貫通穴および第2板部22のサイズ等に合わせて適宜決定することができる。
第2板部22の形状は、開口部16と同じように、円形が好ましいが、これに限らず、例えば、正方形、長方形、ひし形または平行四辺形等の四角形、正三角形、2等辺三角形または直角三角形等の三角形、正五角形または正六角形等の正多角形を含む多角形、もしくは、楕円形等であってもよいし、不定形であってもよい。第2板部22の形状は、第1貫通穴の形状と同じ(相似形)であることが好ましいが、異なる形状にしてもよい。
続いて、他面14は、上面のない箱型のものであり、非金属(誘電体)により構成されている。つまり、本実施形態の他面14は、図1Bに示すように、4つの側面および一つの底面を有し、主面12が他面14の上面の役割を果たす。
他面14の厚みは、特に制限的ではなく、例えば、0.1mm〜10mmであることが好ましく、0.2mm〜5mmであることがより好ましく、0.3mm〜3mmであることが特に好ましい。また、他面14の形状およびサイズも特に制限的ではなく、主面12の形状およびサイズ等に合わせて適宜決定することができる。
他面14を構成する非金属として、あらゆる非金属が利用可能であるが、例えば、ガラス、コンクリート、石膏ボード、サファイア、セラミックス、木材、紙および合成樹脂などの樹脂材料等を例示することができる。
また、樹脂材料としては、例えば、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)などのアクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ポリアミドイド、ポリアリレート、ポリエーテルイミド、ポリアセタール、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、ポリサルフォン、ポリブチレンテレフタラート、ポリイミド、及びトリアセチルセルロース等を挙げることができる。
上記以外の非金属として、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、カーボンファイバ、及びガラス繊維強化プラスチック(GFRP)等の炭素繊維を含む材料を挙げることもできる。また、上記の非金属材料の2種以上を組み合わせて使用してもよい。
主面12は、他面14の上面として他面14の上に配置されている。開口部16が形成された主面12と他面14とによって空間24が形成されることにより、ヘルムホルツ共鳴構造が構成されている。
他面14の形状は、箱型に限らず、開口部16が形成された主面12とともに空間24を形成し、ヘルムホルツ共鳴構造を構成することができれば、三角錐型、円錐型、半球型等のように、どのような形状であってもよい。他面14は、全ての面が非金属により構成されていることが好ましいが、これに限らず、その少なくとも一部が非金属により構成されていればよい。
防音ユニット10は、電波の選択的な透過性の機能と、音波の吸収性(防音特性)の機能の両方を有する。
電波の選択的な透過性の機能については、スプリットリング共鳴構造(SRR:Split-ring resonator)を利用している。通常のスプリットリング共鳴構造は、金属のリングの一部が切り取られたC字型のスプリットリングが基板上に形成された構造である。スプリットリング共鳴構造によって、特定の共鳴周波数の電波を選択的に透過または遮蔽できることが知られている。
スプリットリング共鳴構造とその作用については、例えば、「D. R. Smith, Willie J. Padilla, D. C. Vier, S. C. Nemat-Nasser, and S. Schultz, "Composite Medium with Simultaneously Negative Permeability and Permittivity", PHYSICAL REVIEW LETTERS, The American Physical Society, 1 MAY 2000, VOLUME 84, NUMBER 18, p. 4184 - 4187」、「R. Marques, J. Martel, F. Mesa, and F. Medina, "Left-Handed-Media Simulation and Transmission of EM Waves in Subwavelength Split-Ring-Resonator-Loaded Metallic Waveguides", PHYSICAL REVIEW LETTERS, The American Physical Society, 28 OCTOBER 2002, VOLUME 89, NUMBER 18, p. 183901-1 - 183901-4」、「J. Zhou, Th. Koschny, M. Kafesaki, E. N. Economou, J. B. Pendry, and C. M. Soukoulis, "Saturation of the Magnetic Response of Split-Ring Resonators at Optical Frequencies", PHYSICAL REVIEW LETTERS, The American Physical Society, 25 NOVEMBER 2005, PRL 95, p. 223902-1 - 223902-4」等に詳しく記載されている他、特開2016−131319号公報、特開2017−98872号公報および特開2017−108378号公報等にも記載されている。
防音特性の機能については、吸音器の一つであるヘルムホルツ共鳴構造を利用している。ヘルムホルツ共鳴構造は、開口部を持つ空間が形成された構造である。ヘルムホルツ共鳴構造においては、空間の内部にある空気がバネとして働いて、特定の周波数(共鳴周波数)の音に共鳴し、開口部付近の空気が振動する際、共鳴周波数の音波と開口部の側壁との摩擦熱によってエネルギーロスが生じることにより、音の吸収が生じる。
なお、本発明のスプリットリング共鳴構造において、電波の透過率のピークが発現する共鳴周波数は、開口部16、延在部20および第2板部22の面積および形状等によって決定される。また、本発明のヘルムホルツ共鳴構造において、音波の吸収率のピークが発現する共鳴周波数は、開口部の面積、開口部の厚み、開口部の背面の空間の体積によって決定され、開口部の形状には依存しない。
通常のスプリットリング共鳴構造では、金属のスプリットリングが基板上に構成され、基板を厚み方向に貫通する開口部が形成されていないため、空気を透過しない。従って、通常のスプリットリング共鳴構造では、音波に対する共鳴が生じない。
これに対し、防音ユニット10は、上記2つの共鳴構造に基づいて動作する。
防音ユニット10は、主面12として、C字型の開口部が形成された金属板を用いていることから、スプリットリング共鳴構造と同じように、特定の共鳴周波数の電波を選択的に透過させることができる。
また、防音ユニット10は、主面12に開口部が形成され、主面12と他面14とによって空間24が形成されているため、ヘルムホルツ共鳴構造と同じように、特定の共鳴周波数の音波を吸収して防音することができる。
なお、開口部16を含む、主面12の少なくとも一部は金属とする必要がある。開口部16は、電波に対してRCL(抵抗、キャパシタンス、インダクタンス)による共鳴現象を起こす。
また、他面14の少なくとも一部は非金属とする必要がある。他面14の全てを、導電率を持つ金属にすると、たとえスプリットリング共鳴構造を電波が透過できたとしても、空間24を形成する他面14を電波が透過できずに反射されるからである。
防音ユニット10は、図1Aおよび図1Bの構成のものだけでなく、様々な構成のものを採用することができる。
例えば、図4Aおよび図4Bに示すように、他面14を、主面12と同じ構成の上面を有する箱型のものとし、主面12を他面14の上面の上に配置してもよい。つまり、他面14の上面は非金属であり、中央部には、主面12と同じように、厚み方向に貫通するC字型の開口部が形成されている。他面14が上面を有する構成とすることにより、他面14の強度、つまり、防音ユニットの強度を向上させることができる。
また、図5Aおよび図5Bに示すように、底面の厚み方向に貫通する第2貫通穴26を他面14の底面に形成してもよい。あるいは、図6Aおよび図6Bに示すように、他面14の底面28を主面12と同じ構成としてもよい。つまり、他面14の底面28は、金属により構成され、中央部には、厚み方向に貫通するC字型の開口部16が形成されている。他面14に第2貫通穴26または開口部16を形成することにより、空気を通過させることができる。
他面14の底面28を主面12と同じ構成とする場合、他面14の底面28の開口部16を主面12の開口部16と同じ向きに配置してもよいし、あるいは、180度反対の向きに配置してもよい。180度反対の向きに配置するとは、他面14の底面28の開口部16の中心点を軸として他面14の底面28の開口部16を180度回転して、他面14の底面28の開口部16の中心点に対して主面12の開口部16と180度反対の向きに配置することを意味する。
音波は縦波であり、偏波が存在しないため、他面14の底面28の開口部16をどの向きに配置しても吸音特性(防音特性)は変わらない。一方、電波は横波であり、偏波が存在するため、上記のように、他面14の底面28の開口部16を、その中心点に対して主面12の開口部16と180度反対の向きに配置することにより、偏波による異方性を低減し、電波の選択的な透過性を向上させることができる。
なお、他面14の底面の開口部を回転させる角度は180度に限らず、90度でも270度でもよいし、任意の角度で回転させてもよい。
また、他面14の底面に第2貫通穴26を有するか、他面14の底面28を主面12と同じ構成とするのが好ましいが、他面14の少なくとも一つの面に第2貫通穴26を形成してもよいし、あるいは、他面の少なくとも一つの面を主面12と同じ構成としてもよい。他面14の少なくとも一つの面は、他面14が箱型のものである場合には底面を含むことが好ましく、箱型ではない場合には主面12と対向する面を含むことが好ましい。
[防音構造体]
本発明の防音構造体は、本発明の防音ユニットを複数並べることにより構成される防音構造体である。
図7Aは、本発明の防音構造体の構造を表す一実施形態の上面図、図7Bは、図7AのB−Bの一点鎖線における防音構造体の断面図である。図7Aおよび図7Bに示す防音構造体30は、図1Bおよび図1Aに示す、9個の防音ユニット10を縦3個×横3個のマトリクス状に並べて配置したものである。9個の防音ユニット10のうち、隣り合う2つの防音ユニットの開口部16は、開口部16の中心点を軸として90度回転された向きに配置されている。
隣り合う2つの防音ユニット10の開口部16を、開口部16の中心点を軸として90度回転した向きに配置することにより、前述のように、偏波による異方性を低減し、電波の選択的な透過性を向上させることができる。
なお、防音ユニット10をマトリクス状に並べることが好ましいが、これに限らず、本発明の防音構造体30は、本発明の防音ユニットを任意の形状に複数並べることにより構成することができる。隣り合う2つの防音ユニット10の開口部16を回転させる角度は90度に限らず、180度でも270度でもよいし、開口部16を任意の角度で回転させてもよい。あるいは、複数の防音ユニット10の開口部16を、それぞれ、開口部16の中心点を軸としてランダムな角度で回転した向きに配置してもよい。
[実施例1]
図8Aおよび図8Bに示す防音ユニットについて、電波の透過性および音波の吸収性を検証した。電波の透過性はシミュレーションによって検証し、音波の吸収性は、実験およびシミュレーションの両方により検証した。
図8Aおよび図8Bに示す防音ユニットは、図1Aおよび図1Bに示す防音ユニット10と同じ構成のものであり、主面12はアルミニウム、他面14はアクリルにより構成されている。防音ユニットの外形サイズ(縦、横、高さ)は20×20×20[mm]、空間24のサイズ(縦、横、高さ)は16×16×18[mm]である。また、開口部16の孔径は8mm、第2板部22の外径は6mmであり、延在部20の幅は1mmである。
<電波の透過性のシミュレーション>
スウェーデンCOMSOL AB社製の汎用有限要素法の解析ソフトウェアであるCOMSOL Multiphysics(登録商標)ver5.3のRF(Radio Frequency)モジュールを用いて、図9に示す計算モデルに基づいて電波の透過率および反射率を計算した。
図9に示す計算モデルにおいて、矩形の枠体は周期境界を表す。PML(Perfectly Matched Layer:完全整合層)は、電波を完全に吸収する層であり、透過および反射された電波を吸収する役目を果たす。防音ユニットは、延在部の延在方向がy方向となるように枠体内に配置されている。上部から防音ユニットの主面に向かって電波を照射し、電波の透過率を計算する。電波は横波であり、図9に示す計算モデルの場合、y方向の偏波(y偏波)のみが防音ユニットを透過する。
<音波の吸収性の実験>
図10に示す自作のアクリル製音響管32、スピーカ34および4本のマイクロフォン36を用いて、音波の吸収率を測定した。音響管32は、例えば、日本音響エンジニアリング株式会社製のWinZacと同一の測定原理のものであり、その内径は40mmである。主面12をスピーカ34の方向に向けて、防音ユニットを音響管32の中央部に配置し、100Hz〜4000Hzの周波数範囲において音波の吸収率を測定した。
この手法は「ASTM E2611-09: Standard Test Method for Measurement of Normal Incidence Sound Transmission of Acoustical Materials Based on the Transfer Matrix Method」に従うものであり、スピーカ34により音響管32の一方の開口面から音響管32内に向かって音を発生し、音響管32の周面から内部に向けられた4本のマイクロフォン36を用いて伝達関数法による測定を行う。
この方法により、広いスペクトル帯域において音響透過損失を測定することができる。特に、透過率と反射率を同時に測定することにより、サンプルの音波の吸収率を正確に測定した。
<音波の吸収性のシミュレーション>
前述のCOMSOLのMulti Physics ver5.3の音響(Acoustics)モジュール(圧力音響と熱粘性音響の併用)を用いて、図11に示す計算モデルに基づいて音波の吸収率を計算した。
図11に示す計算モデルにおいて、円筒形の枠体は音響管モデルを表す。円筒の半径は4cmである。上部から、枠体内に配置された防音ユニットの主面12に向かって音波を照射し、音波の吸収率を計算する。音波は縦波であり、偏波は存在しない。
図12および図13は、実施例1における電波の透過率の結果を示す。
図13のグラフにおいて、実線は電波の透過率、破線は電波の反射率を表す。
図12および図13に示すように、実施例1の防音ユニットにおいては、7GHz付近において共鳴が発生し、電波の透過率のピーク、および、反射率のボトムが同時に発現した。つまり、実施例1の防音ユニットは、7GHz付近の電波を選択的に透過させ、それ以外の周波数帯域の電波を遮断できることが分かった。
図14は、実施例1における音波の吸収率の結果を示す。
図14のグラフにおいて、実線は音波の吸収率(実験)、破線は音波の吸収率(シミュレーション)を表す。
図14に示すように、実施例1の防音ユニットにおいては、実験結果とシミュレーション結果とがほぼ一致し、1600Hz付近において共鳴が発生して、音波の吸収率のピークが発現した。つまり、実施例1の防音ユニットは、1600Hz付近の音波を防音できることが分かった。
上記結果から、実施例1の防音ユニットには、特定の共鳴周波数の音波の防音の機能に加えて、特定の共鳴周波数の電波を選択的に透過させる機能があることが分かった。
[比較例1]
図15Aおよび図15Bに示す防音ユニットについて、図8Aおよび図8Bに示す防音ユニットの場合と同じように、電波の透過性および音波の吸収性を検証した。
図15Aおよび図15Bに示す防音ユニットは一般的なヘルムホルツ共鳴構造、つまり、主面12に単なる円形の開口部16’が形成されたものであり、その孔径が5.6mmΦであること以外は、図8Aおよび図8Bに示す防音ユニットと同じ構成のものである。
図16Aは、比較例1における電波の透過率および反射率の結果を示し、図16Bは、比較例1における音波の吸収率の結果を示す。
図16Aに示すように、比較例1の防音ユニットは、電波の透過率がほぼ0、反射率がほぼ1であり、GHz帯域の電波をほとんど透過させず、遮断することが分かった。
一方、図16Bに示すように、比較例1の防音ユニットは、実施例1の防音ユニットの場合と同じように、1600Hz付近の音波を防音できることが分かった。
上記結果から、比較例1のように、主面12に単なる円形の開口部16’が形成された防音ユニットには、防音の効果はあるが、電波の選択的な透過性はほとんどないことが分かった。
[実施例2]
図17Aおよび図17Bに示す防音ユニットについて、図8Aおよび図8Bに示す防音ユニットの場合と同じように、電波の透過性および音波の吸収性を検証した。
図17Aおよび図17Bに示す防音ユニットは、図6Aおよび図6Bに示す防音ユニットと同じ構成のもの、つまり、他面14の底面28に開口部16が形成されていること以外は、図8Aおよび図8Bに示す防音ユニットと同じ構成のものである。
図18Aは、実施例2における電波の透過率および反射率の結果を示し、図18Bは、実施例2における音波の吸収率の結果を示す。
図18Aに示すように、実施例2の防音ユニットにおいても、実施例1の防音ユニットの場合と同じように、7GHz付近において共鳴が発生し、電波の透過率のピーク、および、反射率のボトムが同時に発現した。
図18Bに示すように、実施例2の防音ユニットにおいては、2500Hz付近において共鳴が発生し、音波の吸収率のピークが発現した。つまり、実施例2の防音ユニットは、2500Hz付近の音波を防音できることが分かった。
上記結果から、実施例2の防音ユニットにおいても、実施例1の防音ユニットの場合と同じように、特定の共鳴周波数の音波の防音の機能に加えて、特定の共鳴周波数の電波を選択的に透過させる機能があることが分かった。また、実施例2のように、主面12だけでなく、他面14の底面に開口部を形成した場合、電波の選択的な透過性はほとんど変化しないが、音波の吸収率がピークとなる共鳴周波数が変化することが分かった。
本発明の防音ユニットおよび防音構造体は、例えば複写機、送風機、空調機器、換気扇、ポンプ類、発電機、ダクト、その他にも、塗布機、及び回転機、搬送機など音を発する様々な種類の製造機器等の産業用機器、自動車、電車、および、航空機等の輸送用機器、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、テレビジョン、コピー機、電子レンジ、ゲーム機、エアコン、扇風機、PC(パーソナルコンピュータ)、掃除機、空気清浄機、および、換気扇等の一般家庭用機器等に用いられる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよい。
10 防音ユニット
12 主面
14 他面
16、16’ 開口部
18 第1板部
20 延在部
22 第2板部
24 空間
26 第2貫通穴
28 底面
30 防音構造体
32 音響管
34 スピーカ
36 マイクロフォン

Claims (13)

  1. 主面と、
    前記主面以外の他面とを有し、
    前記主面には、厚み方向に貫通する開口部が形成され、前記開口部を含む、前記主面の少なくとも一部は金属により構成され、
    前記他面の少なくとも一部は非金属により構成され、
    前記主面と前記他面とによって空間が形成され、
    前記開口部は、前記開口部の縁の上の任意の2点を結んだ線分が前記開口部以外の前記主面上に存在する前記任意の2点が存在するような形状に形成されている防音ユニット。
  2. 前記主面は、第1貫通穴が形成された第1板部と、前記第1板部から前記第1貫通穴の中央部に向かって延びる延在部と、前記延在部の先端側に設けられ、前記第1貫通穴の中央部に配置された第2板部とが一体に構成されたものである請求項1に記載の防音ユニット。
  3. 前記開口部の形状はC字型である請求項1または2に記載の防音ユニット。
  4. 前記他面の少なくとも一つの面に第2貫通穴が形成されている請求項1ないし3のいずれか一項に記載の防音ユニット。
  5. 前記他面の少なくとも一つの面が非金属により構成されている請求項1ないし4のいずれか一項に記載の防音ユニット。
  6. 前記他面の少なくとも一つの面が、前記主面と同じ構成である請求項1ないし5のいずれか一項に記載の防音ユニット。
  7. 前記他面の少なくとも一つの面の開口部は、前記他面の少なくとも一つの面の開口部の中心点を軸として前記主面の開口部と同じ向き、または180度反対の向きに配置されている請求項6に記載の防音ユニット。
  8. 前記他面の少なくとも一つの面は、前記主面と対向する面を含む請求項1ないし7のいずれか一項に記載の防音ユニット。
  9. 前記他面は、上面のない箱型のものであり、
    前記主面は、前記他面の上面として前記他面の上に配置されている請求項1ないし8のいずれか一項に記載の防音ユニット。
  10. 前記他面は、前記主面と同じ構成の上面を有する箱型のものであり、
    前記主面は、前記他面の上面の上に配置されている請求項1ないし8のいずれか一項に記載の防音ユニット。
  11. 請求項1ないし10のいずれか一項に記載の防音ユニットを複数並べることにより構成される防音構造体。
  12. 前記複数の防音ユニットのうち、隣り合う2つの防音ユニットの前記開口部は、前記開口部の中心点を軸として90度回転された向きに配置されている請求項11に記載の防音構造体。
  13. 前記複数の防音ユニットの前記開口部は、それぞれ、前記開口部の中心点を軸としてランダムな角度で回転された向きに配置されている請求項11に記載の防音構造体。
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