JP2002309438A - アクリル系繊維の製造方法 - Google Patents

アクリル系繊維の製造方法

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fiber bundle
acrylic fiber
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acrylic
producing
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Shinya Tsutsumi
慎哉 堤
Koji Matsubuchi
康二 松渕
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Toho Tenax Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭素繊維製造の際の毛羽、糸切れ発生を低減
させ、製造装置の安定運転を可能とする炭素繊維製造用
アクリル系繊維の製造方法を提供する。 【解決手段】 炭素繊維製造原料であるアクリル系繊維
の製造に際し、アクリル系繊維束に20〜30質量%の
水分を含有させた後、加圧スチーム中で3〜6倍に延伸
する。含水率の調節は、水浴を通して含水させたアクリ
ル系繊維束に圧縮空気を吹付けて除水することが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭素繊維製造用の
アクリル系繊維(前駆体繊維)の製造方法に関する。更
に詳述すれば、本発明はアクリル系繊維束の含水率を調
節することにより、製造設備の運転状態を安定化させ、
製造工程における蓄積毛羽や糸切れを減少させたアクリ
ル系繊維の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、炭素繊維製造用のアクリル系繊維
は、ノズルから凝固液中に吐出されたアクリル系重合体
溶液が凝固して得た糸条を更に延伸して製造する。
【0003】高配向、高強度のアクリル系繊維を得るた
めには、アクリル系繊維束の延伸倍率は高いことが望ま
しく、このため 延伸操作は比較的高温の浴中やスチー
ム中で行われている。この延伸操作はかなり過酷なもの
であるので、従来延伸操作の際に毛羽や糸切れが発生
し、製造装置の運転状態が不安定になり、従来製造上の
大きな問題とされている。
【0004】アクリル系繊維束がスチーム中で延伸され
る際、水は可塑剤として作用すると考えられているの
で、この点に着目してスチームの湿り度に関連してスチ
ーム中での延伸条件が従来検討されている(例えば、特
開平10−292240号公報、特開平8−15816
2号公報、特開2000−345429号公報)。しか
し、スチーム延伸機に供給される前のアクリル系繊維束
の水分調節、及びこれによる製造装置の運転状態の安定
化に関する検討報告は従来知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、アクリ
ル系炭素繊維製造の際の毛羽や糸切れを低減させ、製造
装置の運転状態を安定化させることを目的として、アク
リル系重合体を紡糸し、浴中で延伸し、更に乾燥、緻密
化したアクリル系繊維束に含浸される含水率に付き種々
検討しているうちに、アクリル系繊維束の含水率を20
−30質量%に調節した後、スチーム延伸処理を行う
と、炭素繊維製造の際の、毛羽、糸切れの問題を解決で
きることを見いだした。
【0006】本発明は上記知見に基づき完成するに至っ
たもので、その目的とするところは、炭素繊維製造の際
に製造装置の運転状態の安定化を図るとにより、毛羽、
糸切れ等の発生を低減させたアクリル系繊維の製造方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する本発
明は、以下に記載するものである。
【0008】〔1〕 アクリル系繊維束に20〜30質
量%の水分を含有させた後、加圧スチーム中で3〜6倍
に延伸することを特徴とするアクリル系繊維の製造方
法。
【0009】〔2〕 水浴を通したアクリル系繊維束に
圧縮空気を吹付けて含水率を20〜30質量%に調節す
る〔1〕に記載のアクリル系繊維の製造方法。
【0010】〔3〕 水浴温度が80〜100℃である
〔2〕に記載のアクリル系繊維の製造方法。
【0011】〔4〕 圧縮空気の吹付け方向がアクリル
系繊維束の走行方向に対して反対方向の成分を含む
〔2〕又は〔3〕に記載のアクリル系繊維の製造方法。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に於て用いるアクリル系重
合体は、アクリロニトリルの単独重合体、及びイタコン
酸、メタクリル酸、アクリル酸等の極性単量体を5質量
%未満共重合したアクリロニトリル共重合体である。
【0014】本発明においては、上記アクリル系重合体
を常法により紡糸し、必要により浴中延伸し、更に必要
により乾燥、緻密化し、糸条化する。これらの工程自体
は当業者に周知のものである。
【0015】次いで図1に示すように、製造したアクリ
ル系繊維束2を水浴4中の水6を潜らせることにより、
アクリル系繊維束に水を含浸させる。これによりアクリ
ル系繊維束の含水率は通常40〜50質量%になる。水
浴4中の水6の温度は特に制限がないが、80〜100
℃の温水を用いる場合は、後述するスチーム延伸機に導
入する前のアクリル系繊維束2の予備加熱を兼ねること
になり、都合がよい。なお、8、10はガイドローラ
ー、12は浸漬ローラーである。
【0016】前記水を40〜50質量%含浸したアクリ
ル系繊維束は、次いでガイドローラー10、14、巻き
出しローラー16、ガイドローラー18を順次通過す
る。その後、アクリル系繊維束に除水ノズル20から吹
出す圧縮空気を吹きかけ、アクリル系繊維束に含浸させ
た水のうち余分の水を吹飛ばす。これにより、アクリル
系繊維束の含水率を20〜30質量%に調節するもので
ある。
【0017】除水ノズル20のノズル孔の形状は制限が
なく、円形、楕円形、矩形、スリット状等の何れも使用
できるが、アクリル系繊維束の幅方向に沿って配置した
スリット状のノズルが好ましい。スリット状のノズルを
使用する場合は、圧縮空気をエアカーテンのようにアク
リル系繊維束に吹付けることができるので、効率よく除
水できる。
【0018】圧縮空気の吹付け方向は特に制限がない
が、アクリル系繊維束の走行方向と逆方向が好ましい。
即ち、アクリル系繊維束の走行方向に対して反対方向の
成分を含む方向が好ましい。
【0019】アクリル系繊維束に吹付ける圧縮空気の風
速は、アクリル系繊維束の表面において20〜50m/
秒が好ましく、30〜40m/秒がより好ましい。
【0020】風速が20m/秒未満の場合は、除水が不
十分になり、アクリル系繊維束の含水率が30質量%を
超える。このため後述するスチーム延伸機中でアクリル
系繊維束が迅速に加熱されず、その結果毛羽の発生が顕
著になる。
【0021】風速が50m/秒を超える場合は、除水が
激しすぎ、アクリル系繊維束の含水率が20質量%未満
になる。この場合はスチーム延伸機中でアクリル系繊維
束への熱伝達が不均一になり、その結果延伸性が低下
し、毛羽の発生が増加するので、好ましくない。
【0022】上記のようにしてアクリル系繊維束の含水
率を調節した後、アクリル系繊維束をスチーム延伸機2
2に送り、スチーム中で延伸(スチーム延伸)を行う。
【0023】スチーム延伸条件は、アクリル系繊維束の
含水率と密接な関係がある。本発明においては飽和スチ
ーム圧力は0.15〜0.24MPa(絶対圧)が好ま
しく、0.15〜0.2MPaがより好ましい。
【0024】延伸倍率は3〜8倍であり、4〜6倍がよ
り好ましい。
【0025】スチーム延伸機22内で延伸したアクリル
系繊維束は、ガイドローラー24、巻取りローラー2
6、ガイドローラー28を順次通り、スチーム延伸機2
2外に取出され、これにより本発明のアクリル系繊維が
得られる。
【0026】なお、上記の様にして得られたアクリル系
繊維は、その後耐炎化処理工程、炭素化工程等を順次経
由し、炭素繊維が製造される。
【0027】なお、上記実施形態においては、アクリル
系繊維束に圧縮空気を吹付けてアクリル系繊維束の含水
率を調節するようにしたが、これに限られず例えば一対
のローラー間にアクリル系繊維束を通過させることによ
り水を絞り出したり、ガイドに押圧することにより水を
絞り出しても良く、その他本発明の要旨を変更しない範
囲で種々変形しても差支えない。
【0028】以下、実施例により本発明をより具体的に
説明する。
【0029】
【実施例】実施例1 図1に示すフローのアクリル系繊維の製造装置を用いて
炭素繊維製造用アクリル系繊維を製造した。
【0030】アクリロニトリル95質量%にアクリル酸
メチルを4質量%、イタコン酸を1質量%共重合した共
重合体を、不図示の紡糸ノズルを用いて紡糸し、1.1
dtex、繊維数1200のアクリル系繊維束2を得
た。このアクリル系繊維束2を、ガイドローラー8、次
いで水6の入った水浴4中の浸漬ローラ12に送り、こ
こで水をアクリル系繊維束2に含浸させた。これによ
り、アクリル系繊維束2の含水率は40質量%いなっ
た。
【0031】次いで、浸漬したアクリル系繊維束を順次
ガイドローラー10、14、巻き出しローラー16、ガ
イドローラー18に送り、ガイドローラー18の近傍に
取付けたノズル20のスリットから圧縮空気をアクリル
系繊維束に吹付け、アクリル系繊維束中の余分の水を除
去した。この操作により、アクリル系繊維束の含水率は
28質量%になった。アクリル系繊維束表面における圧
縮空気の流速は30m/秒であった。なお、圧縮空気の
吹付け方向は、アクリル系繊維束の進行方向に対して向
流になっていた。
【0032】次ぎに、水分を除去したアクリル系繊維束
をスチーム延伸機22に送り、ここで5倍に延伸し、本
発明に係るアクリル系繊維を得た。
【0033】スチーム延伸機22の飽和スチーム圧力は
0.16MPa(絶対圧)であった。
【0034】更に、得られたアクリル系繊維束に、耐炎
化処理、炭化処理を施して炭素繊維を製造した。これら
の製造条件及び製造装置は通常のものであった。得られ
た炭素繊維の強度及び毛羽数を測定した。なお、24、
26、28はローラーである。
【0035】炭素繊維の強度はJIS R 7601に
準拠して測定した。
【0036】炭素繊維の毛羽量の測定は、炭素繊維束ウ
レタンスポンジ(寸法:32mm×64mm×10m
m、重さ約0.25g)2枚の間に挟み、125gの錘
をウレタンスポンジ全面にかかるように乗せ、炭素繊維
束を15m/分の速度で2分間通過させた後の、ウレタ
ンスポンジに付着した毛羽の質量を毛羽量とした。
【0037】含水率はアクリル系繊維束試料を乾燥機で
110℃で乾燥し、乾燥前と乾燥後との変化質量から算
出した。
【0038】実施例2 圧縮空気の流速を増加した以外は実施例1と同様に操作
した。
【0039】実施例3 圧縮空気を吹付けて除水する代りに、アクリル系繊維束
を金属製のガイドバーに擦過させることにより水を除去
する以外は実施例1と同様に操作した。
【0040】比較例1 圧縮空気を吹付けて除水することを省略した以外は実施
例1と同様に操作した。 比較例2 圧縮空気の流量を小さくしてアクリル系繊維束の含水率
を35質量%に調節した以外は実施例1と同様に操作し
た。
【0041】比較例3 圧縮空気の流量を大きくしてアクリル系繊維束の含水率
を15質量%に調節した以外は実施例1と同様に操作し
た。
【0042】各実施例、比較例で得られた結果を表1、
2に示した。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明においては、アクリル系繊維束の
含水率を所定範囲に制御して加圧スチーム中で延伸する
ようにしたので、製造装置の運転状態が安定化し、スチ
ーム中での延伸時及び炭素繊維製造の際の糸切れ、毛羽
の発生が少ない。また、アクリル系繊維束に圧縮空気を
吹付けてその含水率を調節する場合、更に糸切れ、毛羽
の発生が少なくなり、炭素繊維強度も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用するアクリル系繊維の製造
装置の一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
2 アクリル系繊維束 4 水浴 6 水 8、18 ガイドローラー 12 浸漬ローラ 10、14 順次ガイドローラー 16 巻き出しローラー 20 ノズル20 22 スチーム延伸機 24、26、28 ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4L035 BB03 BB80 BB87 FF01 FF07 MB00 4L036 MA04 MA33 PA03 PA19 PA26 RA13 UA21 4L045 AA02 BA03 DA36 DA41

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル系繊維束に20〜30質量%の
    水分を含有させた後、加圧スチーム中で3〜6倍に延伸
    することを特徴とするアクリル系繊維の製造方法。
  2. 【請求項2】 水浴を通したアクリル系繊維束に圧縮空
    気を吹付けて含水率を20〜30質量%に調節する請求
    項1に記載のアクリル系繊維の製造方法。
  3. 【請求項3】 水浴温度が80〜100℃である請求項
    2に記載のアクリル系繊維の製造方法。
  4. 【請求項4】 圧縮空気の吹付け方向がアクリル系繊維
    束の走行方向に対して反対方向の成分を含む請求項2又
    は3に記載のアクリル系繊維の製造方法。
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