JP2002309045A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JP2002309045A JP2001114439A JP2001114439A JP2002309045A JP 2002309045 A JP2002309045 A JP 2002309045A JP 2001114439 A JP2001114439 A JP 2001114439A JP 2001114439 A JP2001114439 A JP 2001114439A JP 2002309045 A JP2002309045 A JP 2002309045A
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Kenji Hasegawa
研二 長谷川
Seiji Morioka
誠次 森岡
Mamoru Hasegawa
守 長谷川
Takashi Kawada
隆 川田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的強度に優れ、かつ加工性が良好であ
り、発泡させた場合に低比重で圧縮永久歪みに優れたゴ
ム組成物を提供する。 【解決手段】 (A)EPDMなどのエチレン系共重合
体と(B)ポリプロピレンなどのDSC(示差走査熱量
計)で測定された融点(Tm)が140〜170℃の結
晶性樹脂および(C)ポリスチレン、アクリロニトリル
−スチレン共重合体などの非晶性樹脂を含有するゴム組
成物であって、(A)〜(C)成分の割合が、(A)エ
チレン系共重合体100重量部に対し、(B)結晶性樹
脂が3〜30重量部、(C)非晶性樹脂が3〜35重量
部であり、かつ(B)結晶性樹脂と(C)非晶性樹脂の
合計量が6〜45重量部の範囲にあり、しかも(B)結
晶性樹脂のDSC(示差走査熱量計)で測定された融点
(Tm)と(C)非晶性樹脂のDSC(示差走査熱量
計)で測定されたガラス転移温度(Tg)がTm>Tg
+20℃を満たすゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム組成物に関わ
り、さらに詳しくは、機械的強度に優れ、かつ加工性が
良好であり、発泡させた場合に低比重で圧縮永久歪みに
優れたゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エチレン/α−オレフィン/非共
役ジエン共重合体は、耐候性、耐熱性、耐寒性、耐オゾ
ン性などに優れており、建築材料、自動車部品、電線被
覆材料などに広く用いられている。特に、自動車の車内
外の防音性、防水性を付与するために、ドアやトランク
ルームまわりなどに、EPDMを主体とする多くのゴム
が用いられている。しかし、近年では環境問題などのた
め、自動車材料の軽量化、低コスト化のニーズが高まっ
てきており、従来のEPDMで、スポンジ材料の比重を
下げると機械的強度などの物性の低下が大きく問題であ
る。
【0003】近年、本願特許出願人は、特開平8−33
0888号公報において、EPDMにLDPEや融点が
50℃以上のエチレン−α−オレフィン共重合体を混合
させてなるゴム組成物を用いることにより、高発泡させ
て得られるスポンジゴムの低伸張応力や圧縮永久歪みの
低下が少ないことを提案した。しかし、本系では、圧縮
永久歪みの改良がさらに必要である。また、WO97/
02316号公報では、EPDMに結晶性のポリオレフ
ィン(ポリエチレンやポリプロピレン)樹脂を溶融状態
で分散させたゴム組成物に関して報告されているが、ポ
リエチレン系は前記のように圧縮永久歪みの改良が必要
であり、またポリプロピレン系は機械的強度や圧縮永久
歪みは満足されるものの、加硫剤を練り込む時の加工性
が悪く、物性と加工性のバランスから充分満足できるレ
ベルではない。また、特開2000−302904号公
報には、EPDMからなるゴム成分(A)に結晶性ある
いは非晶性の合成樹脂(B)を配合したスポンジ用ゴム
組成物が提案されているが、その実態は、実施例にある
ように、EPDMに対し、ポリプロピレン、ポリブテン
−1またはポリスチレンを配合した2成分系であり、モ
ジュラスや機械的強度などの物性と加工性のバランスか
ら充分満足できるレベルではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エチ
レン系共重合体と結晶性樹脂および非晶性樹脂を用いる
ことにより、機械的強度に優れ、かつ加工性が良好なゴ
ム組成物を提供し、さらに、高発泡時の圧縮永久歪みや
機械的強度の低下が少なく、加工性に優れたゴム組成物
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記の
ゴム組成物が提供されて、本発明の上記目的が達成され
る。 (1)(A)エチレンと炭素原子数3〜20のα−オレ
フィンおよび非共役ポリエンからなり、エチレンとα−
オレフィンとのモル比(エチレン/α−オレフィン)が
40/60〜93/7、非共役ポリエンがヨウ素価で1
0〜40の範囲にあるエチレン系共重合体、(B)DS
C(示差走査熱量計)で測定された融点(Tm)が14
0〜170℃の結晶性樹脂、および(C)非晶性樹脂を
含有するゴム組成物であって、(A)〜(C)成分の割
合が、(A)エチレン系共重合体100重量部に対し、
(B)結晶性樹脂が3〜30重量部、(C)非晶性樹脂
が3〜35重量部であり、かつ(B)結晶性樹脂と
(C)非晶性樹脂の合計量が6〜45重量部の範囲にあ
り、しかも(B)結晶性樹脂のDSC(示差走査熱量
計)で測定された融点(Tm)と(C)非晶性樹脂のD
SC(示差走査熱量計)で測定されたガラス転移温度
(Tg)がTm>Tg+20℃を満たすことを特徴とす
るゴム組成物。 (2)(C)非晶性樹脂がDSC(示差走査熱量計)で
測定されたガラス転移温度(Tg)が70〜130℃で
ある上記(1)に記載のゴム組成物。 (3)上記(1)または(2)記載のゴム組成物におい
て、(A)エチレン系共重合体100重量部に対して、
さらに充填剤10〜200重量部、加硫剤0.3〜20
重量部を含有する架橋可能なゴム組成物。 (4)上記(1)または(2)記載のゴム組成物におい
て、(A)エチレン系共重合体100重量部に対して、
さらに充填剤10〜150重量部、加硫剤0.3〜15
重量部、発泡剤1〜10重量部を含有するスポンジ用ゴ
ム組成物。 (5)上記(1)〜(4)いずれかに記載のゴム組成物
を成形してなるウェザーストリップ。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のゴム組成物に用いられる
(A)エチレン系共重合体は、エチレン、炭素原子数3
〜20のα−オレフィン、および非共役ポリエンからな
り、使用される炭素原子数3〜20のα−オレフィンと
しては、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−
デセンなどが挙げられ、好ましくはプロピレン、1−ブ
テン、1−ヘキセン、1−オクテン、さらに好ましくは
プロピレン、1−ブテンが用いられる。これらのα−オ
レフィンは、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。エチレンとα−オレフィンとのモル比
(エチレン/α−オレフィン)は、40/60〜93/
7の範囲にあり、好ましくは50/50〜85/15、
さらに好ましくは60/40〜80/20の範囲にあ
る。モル比が上記範囲にあることにより、機械的強度、
および圧縮永久歪みがバランス良く維持されて好適であ
る。
【0007】また、非共役ポリエンとしては、例えば、
5−エチリデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジ
エン、5−プロピリデン−2−ノルボルネン、5−ビニ
ル−2−ノルボルネン、2,5−ノルボルナジエン、
1,4−シクロヘキサジエン、1,4−シクロオクタジ
エン、1,5−シクロオクタジエンなどの環状ポリエ
ン、1,4−ヘキサジエン、4-メチル−1,4−ヘキサ
ジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、5-メチル
-1,5−ヘプタジエン、6-メチル-1,5-ヘプタジエ
ン、6-メチル−1,6−オクタジエン、7−メチル−
1,6−オクタジエン、5,7−ジメチル−1,6−オク
タジエン、7−メチル−1,7−ノナジエン、8−メチ
ル−1,7-ノナジエン、8−メチル−1,8−デカジエ
ン、9−メチル−1,8−デカジエン、4−エチリデン
−1,6−オクタジエン、7−メチル−4−エチリデン
−1,6−オクタジエン、7−メチル−4−エチリデン
−1,6−ノナジエン、7−エチル−4−エチリデン−
1,6−ノナジエン、6,7−ジメチル−4−エチリデン
−1,6−オクタジエン、6,7−ジメチル−4−エチリ
デン−1,6−ノナジエンなどの炭素数が6〜15の内
部不飽和結合を有する鎖状ポリエン、1,5−ヘキサジ
エン、1,6−ヘプタジエン、1,7−オクタジエン、
1,8−ノナジエン、1,9−デカジエン、1,10−ウ
ンデカジエン、1,11−ドデカジエン、1,12−トリ
デカジエン、1,13−テトラデカジエンなどのα,ω−
ジエンが挙げられ、好ましくは、5−エチリデン−2−
ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、5−ビニル−2
−ノルボルネン、7−メチル−1,6−オクタジエン、
5−メチル−1,4−ヘキサジエンが挙げられ、さらに
好ましくは、5−エチリデン−2−ノルボルネン、ジシ
クロペンタジエン、5−ビニル−2−ノルボルネンが用
いられる。これら非共役ポリエンは、単独でまたは2種
以上を混合して使用することができる。非共役ポリエン
は、ヨウ素価で10〜40の範囲にあり、好ましくは2
0〜35の範囲にある。この場合、ヨウ素価が10未満
では、機械的強度が劣り、一方、40を超えると、ゴム
弾性が損なわれる。
【0008】なお、(A)エチレン系共重合体のムーニ
ー粘度(ML1+4,100℃)は、25〜350、好まし
くは40〜300の範囲にある。ムーニー粘度が25未
満では、得られるゴム加硫物の機械的強度が低下する傾
向にあり、一方、350を超えると、得られるゴム組成
物の加工特性に劣る。
【0009】本発明に用いられる(A)エチレン系共重
合体は、気相重合法、溶液重合法、スラリー重合法など
の適宜の方法により製造することができる。これらの重
合操作は、バッチ式でも連続式でも実施することができ
る。上記溶液重合法あるいはスラリー重合法において
は、反応媒体として、通常、不活性炭化水素が使用され
る。このような不活性炭化水素溶媒としては、例えばn
−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタ
ン、n−デカン、n−ドデカンなどの脂肪族炭化水素
類;シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂環
族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳
香族炭化水素類などが挙げられる。これらの炭化水素溶
媒は、単独でまたは2種以上を混合して用いることもで
きる。また、原料モノマーを炭化水素溶媒として利用す
ることもできる。
【0010】上記(A)エチレン系共重合体を製造する
際に用いられる重合触媒としては、例えばV、Ti、Z
rおよびHfから選ばれる遷移金属の化合物と有機金属
化合物とからなるオレフィン重合触媒を挙げることがで
きる。上記遷移金属の化合物および有機金属化合物は、
それぞれ単独でまたは2種以上を混合して使用すること
ができる。このようなオレフィン重合触媒の特に好まし
い例としては、メタロセン化合物と有機アルミニウム化
合物または該メタロセン化合物と反応してイオン性錯体
を形成するイオン性化合物とからなるメタロセン系触
媒、またはバナジウム化合物と有機アルミニウム化合物
とからなるチーグラー・ナッタ系触媒を挙げることがで
きる。
【0011】本発明で使用される(B)結晶性樹脂とし
ては、DSCで測定された融点(Tm)が140〜17
0℃の範囲にあり、好ましくは140〜160℃の範囲
にあるものが用いられる。具体的には、プロピレン単独
重合体、プロピレンブロック共重合体、プロピレンラン
ダム共重合体などのポリプロピレン、4−メチル−1−
ペンテン重合体などが挙げられ、好ましくはポリプロピ
レンが用いられる。これらの(B)結晶性樹脂は、単独
でまたは2種以上を混合して使用することができる。
(B)結晶性樹脂は、(A)エチレン系共重合体100
重量部に対し、3〜30重量部、好ましくは5〜25重
量部、さらに好ましくは5〜20重量部の割合で用いら
れる。(B)結晶性樹脂の量が30重量部より多いと加
工性が劣り、一方、3重量部未満では機械的強度が低く
なる。
【0012】本発明で使用される(C)非晶性樹脂とし
ては、DSCで測定されたガラス転移点(Tg)が好ま
しくは70〜130℃の範囲にあり、さらに好ましくは
90〜120℃の範囲にあるものが用いられる。具体的
には、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重
合体、ポリシクロオレフィン、AES樹脂などが挙げら
れ、好ましくはポリスチレン、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体、AES樹脂が用いられる。これらの
(C)非晶性樹脂は、単独でまたは2種以上を混合して
使用することができる。(C)非晶性樹脂は、(A)エ
チレン系共重合体100重量部に対し、3〜35重量
部、好ましくは5〜30重量部、さらに好ましくは10
〜25重量部の割合で用いられる。(C)非晶性樹脂の
量が35重量部より多いと加工性が劣り、一方、3重量
部未満では機械的強度が低くなる。これらの(B)結晶
性樹脂と(C)非晶性樹脂の合計量は、(A)エチレン
系共重合体100重量部に対し6〜45重量部の範囲に
あり、好ましくは10〜40重量部、さらに好ましくは
10〜30重量部の割合で用いられる。(B)結晶性樹
脂と(C)非晶性樹脂が上記範囲にあることにより、機
械的強度と加工性のバランスが維持され好適である。
【0013】また、本発明の組成物においては、(B)
結晶性樹脂のDSC(示差走査熱量計)で測定された融
点(Tm)と(C)非晶性樹脂のDSC(示差走査熱量
計)で測定されたガラス転移温度(Tg)がTm>Tg
+20℃の関係を満たすことを特徴とする。好ましく
は、Tg+80℃>Tm>Tg+25℃、さらに好まし
くはTg+70℃>Tm>Tg+25℃である。(B)
結晶性樹脂と(C)非晶性樹脂が上記範囲にあることに
より、機械的強度と加工性のバランスが維持され好適で
ある。
【0014】次に、本発明に使用される充填剤について
説明する。前記充填剤としては、例えばSRF、FE
F、HAF、ISAF、SAF、FT、MTなどのカー
ボンブラック;ホワイトカーボン、微粒子けい酸マグネ
シウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、クレー、
タルクなどの無機充填剤などが挙げられる。これらの充
填剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用すること
ができる。充填剤の配合量は、(A)エチレン系共重合
体100重量部に対して、通常、10〜200重量部、
好ましくは50〜150重量部である。
【0015】次に、本発明に使用される加硫剤について
説明する。前記加硫剤としては、例えば粉末硫黄、沈降
硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄などの硫黄;塩化イオ
ウ、セレン、テルルなどの無機系加硫剤;モルホリンジ
スルフィド、アルキルフェノールジスルフィド、チウラ
ムジスルフィド類、ジチオカルバミン酸塩などの含硫黄
有機化合物などが挙げられる。これらの加硫剤は、単独
でまたは2種以上を混合して使用することができる。加
硫剤の配合量は、(A)エチレン系共重合体100重量
部に対して、通常、0.3〜20重量部、好ましくは
0.5〜15重量部である。
【0016】また、前記加硫剤とともに、加硫促進剤を
併用することもできる。このような加硫促進剤として
は、例えばヘキサメチレンテトラミンなどのアルデヒド
アンモニア類;ジフェニルグアニジン、ジ(o−トリ
ル)グアニジン、o−トリル−ピグアニドなどのグアニ
ジン類;チオカルバニリド、ジ(o−トリル)チオウレ
ア、N,N’−ジエチルチオウレア、テトラメチルチオ
ウレア、トリメチルチオウレア、ジラウリルチオウレア
などのチオウレア類;メルカプトベンゾチアゾール、ジ
ベンゾチアゾールジスルフィド、2−(4−モルホリノ
チオ)ベンゾチアゾール、2−(2,4−ジニトロフェ
ニル)−メルカプトベンゾチアゾール、(N,N’−ジ
エチルチオカルバモイルチオ)ベンゾチアゾールなどの
チアゾール類;N−第3級ブチル−2−ベンゾチアジル
スルフェンアミド、N,N’−ジシクロヘキシル−2−
ベンゾチアジルスルフェンアミド、N,N’−ジイソプ
ロピル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、N−シ
クロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミドな
どのスルフェンアミド類;テトラメチルチウラムジスル
フィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラブ
チルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノ
スルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィ
ドなどのチウラム類;ジメチルチオカルバミン酸亜鉛、
ジエチルチオカルバミン酸亜鉛、ジ−n−ブチルチオカ
ルバミン酸亜鉛、エチルフェニルジチオカルバミン酸亜
鉛、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチル
ジチオカルバミン酸銅、ジメチルチオカルバミン酸テル
ル、ジメチルチオカルバミン酸鉄などのカルバミン酸塩
類;ブチルチオキサントゲン酸亜鉛などのキサントゲン
酸塩類などが挙げられる。これらの加硫促進剤は、単独
でまたは2種以上を混合して使用することができる。加
硫促進剤の配合量は、(A)エチレン系共重合体100
重量部に対して、通常、0.1〜20重量部、好ましく
は0.2〜15重量部である。
【0017】また、前記加硫剤および加硫促進剤に加
え、必要に応じて加硫促進助剤を添加することもでき
る。このような加硫促進助剤としては、例えば酸化マグ
ネシウム、亜鉛華、リサージ、鉛丹、鉛白などの金属酸
化物や、ステアリン酸、オレイン酸、ステアリン酸亜鉛
などの有機酸類などが挙げられ、特に亜鉛華、ステアリ
ン酸が好ましい。これらの加硫促進助剤は、単独でまた
は2種以上を混合して使用することができる。加硫促進
助剤の配合量は、(A)エチレン系共重合体100重量
部に対して、通常、0.5〜20重量部である。
【0018】また、本発明のゴム組成物には、必要に応
じて架橋剤を添加することもできる。このような架橋剤
としては、例えば1,1−ジターシャリーブチルペルオ
キシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、ジター
シャリーブチルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、
ターシャリーブチルクミルペルオキシド、2,5−ジメ
チル−2,5−ジ(ターシャリーブチルペルオキシ)ヘ
キサン、1,3−ビス(ターシャリーブチルペルオキシ
−イソプロピル)ベンゼンなどの有機過酸化物類などが
挙げられる。これらの架橋剤は、単独でまたは2種以上
を混合して使用することができる。架橋剤の配合量は、
(A)エチレン系共重合体100重量部に対して、通
常、0.1〜15重量部、好ましくは0.5〜10重量
部である。
【0019】また、前記架橋剤とともに、架橋助剤を併
用することもできる。このような架橋助剤としては、例
えば硫黄、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド
などの硫黄化合物;エチレンジ(メタ)アクリレート、
ポリエチレンジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼ
ン、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレート、メ
タフェニレンビスマレイミド、トルイレンビスマレイミ
ドなどの多官能性モノマー;p−キノンオキシム、p,
p’−ベンゾイルキノンオキシムなどのオキシム化合物
などが挙げられる。これらの架橋助剤は、単独でまたは
2種以上を混合して使用することができる。架橋助剤の
配合量は、(A)エチレン系共重合体100重量部に対
して、通常、0.5〜20重量部である。
【0020】本発明のゴム組成物は、スポンジ用途の場
合、発泡剤が必須成分であり、本発明に使用される発泡
剤としては、例えば、炭酸アンモニウム、重炭酸ナトリ
ウム、無水硝酸ナトリウムなどの無機発泡剤;ジニトロ
ペンタメチレンテトラミン、N,N’−ジメチル−N,
N’−ジニトロソテレフタルアミド、ベンゼンスルホニ
ルヒドラジド、p,p’−オキシビス(ベンゼンスルホ
ニルヒドラジド)、3,3’−ジスルホンヒドラジドジ
フェニルスルホン、アゾイソブチロニトリル、アゾビス
ホルムアミドなどの有機発泡剤が挙げられる。また、こ
れらの発泡剤とともに、尿素系、有機酸系、金属塩系な
どの発泡助剤を併用してもよい。これらの発泡剤および
発泡助剤は、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して
使用することができる。発泡剤の配合量は、希望する発
泡密度に応じて適宜配合されるが、(A)エチレン系共
重合体100重量部に対して、通常、1〜10重量部、
好ましくは1〜8重量部である。
【0021】本発明のゴム組成物には、所望により、軟
化剤、可塑剤、滑剤、粘着付与剤、老化防止剤、紫外線
吸収剤などの他の各種添加剤を配合することができる。
【0022】ここで、本発明に使用される軟化剤として
は、ゴムに通常用いられるアロマティック油、ナフテニ
ック油、パラフィン油などのプロセスオイル;やし油な
どの植物油;アルキルベンゼン系オイルなどの合成油な
どが挙げられる。これらのうち、プロセスオイルが好ま
しく、中でもパラフィン油が好ましい。前記軟化剤は、
単独でまたは2種以上を混合して使用することができ
る。軟化剤の配合量は、(A)エチレン系共重合体10
0重量部に対して、通常、10〜130重量部、好まし
くは20〜100重量部である。
【0023】また、本発明のゴム組成物には、本発明の
目的の達成を損なわない範囲で、ブチルゴム、天然ゴ
ム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレ
ン/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエ
ン共重合体、他種のエチレン/α−オレフィン/非共役
ジエン共重合体などの他のゴムを1種以上混合して使用
することもできる。
【0024】本発明のゴム組成物をスポンジ用途に使用
する場合、上記(A)〜(C)成分や充填剤、加硫剤、
発泡剤、必要に応じて用いられる他のゴムなどを含むゴ
ム組成物の合計の重量部数は、(A)エチレン系共重合
体100重量部に対し、200〜450重量部の範囲に
あり、好ましくは230〜340重量部の範囲にある。
ゴム組成物の合計の重量部数が上記範囲より少ないと、
加工性に劣り、一方、上記範囲より多いと、低比重での
圧縮永久歪みや機械的強度が劣る。
【0025】本発明のゴム組成物を調製する方法として
は、例えば押出機内で(A)エチレン系共重合体と
(B)結晶性樹脂と(C)非晶性樹脂を充分に溶融さ
せ、ブレンドしたり、バンバリーやニーダーなどの混練
機で(A)エチレン系共重合体と(B)結晶性樹脂と
(C)非晶性樹脂をブレンドすることにより調製するこ
とができる。
【0026】本発明のゴム組成物を調製する際には、従
来から公知の混練機、押出機、加硫装置などを用いるこ
とができる。(A)エチレン系共重合体と(B)結晶性
樹脂と(C)非晶性樹脂と共に混合される加硫剤および
/または架橋剤、充填剤、軟化剤、発泡剤などの配合方
法、配合順序としては、例えば、予め押出機やバンバリ
ーミキサーなどで(A)エチレン系共重合体と(B)結
晶性樹脂と(C)非晶性樹脂を、通常、80〜220
℃、好ましくは100〜200℃で溶融ブレンドさせた
ものをバンバリーミキサーなどを用いて、充填剤、軟化
剤などと配合した後、ロールなどを用いて加硫剤および
/または架橋剤、発泡剤などを加える方法が挙げられる
が、これに限定されるものではない。次に、通常の加硫
ゴムの製造に供される手法で、例えば、本発明のゴム組
成物を 金型内に入れて温度を高めることにより加硫お
よび発泡を行うか、あるいは押し出し成型機を用いて任
意の形状に成形したのち、加硫槽内で加熱して加硫およ
び発泡を行うことにより、加硫されたスポンジゴムを製
造することができる。この場合の加硫・発泡条件は、加
硫槽の温度で150〜350℃の範囲、加硫時間とし
て0.5〜30分の範囲である。得られるスポンジゴム
の比重は、通常、0.2〜1.0Mg/m3、好ましく
は0.3〜0.55Mg/m3である。本発明のゴム組
成物は、自動車のスポンジ製品やグラスランなどのウェ
ザーストリップ用途、建材などのスポンジ製品などに好
適に使用することができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例により、本発明の実施の形態を
さらに具体的に説明する。ただし、本発明は、これらの
実施例に何ら制約されるものではない。なお、実施例
中、部数は重量基準である。
【0028】また、実施例および比較例中の測定・評価
は以下の方法により実施した。 (イ)α−オレフィン含量(モル%) 赤外線吸収スペクトル法により測定した。ただし、各実
施例および比較例におけるエチレン単位、α−オレフィ
ン単位の含量(モル%)は、これらの合計量を100モ
ル%としたときの値を示す。 (ロ)よう素価 赤外線吸収スペクトル法により測定した。 (ハ)ムーニー粘度(ML1+4,100℃) JIS K6300に準拠し、測定温度100℃、予熱
1分、測定4分の条件で測定した。 (ニ)融点(Tm)、ガラス転移温度(Tg) デュポン・インスツルメント社(現在:ティ・エイ・イ
ンスツルメント社)製910型示差走査熱量計を用い、
サンプルを200℃まで昇温し、次いで10℃/分の速
度で−100℃まで冷却し、20℃/分の速度で昇温し
ながら測定した。 (ハ)ロール加工性 ロール加工性は、以下の5段階により判定した。 5:ゴムバンドがロールに完全に密着しており、バンク
がスムーズに回転する。 4:ロールの頂点からバンクまでの間で、ゴムバンドが
ロール表面から時々離れる。 3:ロールの頂点からバンクまでの間で、ゴムバンドが
ロール表面からかなり離れる。 2:ロール表面にゴムバンドがよく密着せず垂れ下が
り、ゴムバンドに手を添えないと、ロール加工ができな
い。 1:ロール表面にゴムバンドが全く密着せず垂れ下が
り、ゴムバンドに手を添えないと、ロール加工ができな
い。 (ヘ)引張り試験 台付きチューブ状スポンジを長さ方向に切断し、チュー
ブ状部分から2号ダンベルで打ち抜いて試験片を作製
し、測定温度25℃、引張速度200mm/分の条件
で、モジュラス100%〔M100(MPa)〕、引張強
さTB(MPa)および引切断時伸びEB(%)を測定
した。 (ト)圧縮永久歪み 縦方向の寸法(A)を測定したほぼ真円の形状を持つ台
付きチューブ状スポンジを縦方向に50%圧縮し、オー
ブン中、70℃×22時間熱処理し、室温で30放置
後、縦方向の寸法(B)を測定し下記計算式より求め
た。 圧縮永久歪み(%)=100×(B−A)/A×0.5
【0029】実施例1(ゴム組成物の調製と評価) 表1に示す成分のうち、EPDM〔JSR(株)製、EP
65L:ML1+4,100℃=65、エチレン含量=6
6.5モル%、ヨウ素価=29〕、結晶性樹脂および非
晶性樹脂の成分を、内容量3Lのニーダーを用い、回転
数45rpm、設定温度160℃で10分間混練りし、
コンパウンド(i)を得た。次いで、コンパウンド
(i)に表1に示す成分から加硫剤成分を除いた各成分
を、内容量1.7Lのバンバリーを用い、回転数80r
pm、設定温度130℃で210秒間混練りしてコンパ
ウンド(ii)を得た。次いで、コンパウンド(ii)に表
1に示す残りの加硫剤成分を加え、50℃に保持した1
0インチロールで5分間混練りして、コンパウンド(ii
i)を得た。得られたコンパウンド(iii)を台付きチュ
ーブ状ダイス(内径9.4mm、肉厚1.5mm)を装
着した40mm押出し機を用いて、ホッパー温度60
℃、シリンダー温度70℃、ヘッド温度80℃の条件で
押し出してチューブ状に成形した。この成形体を230
℃に設定した熱風加硫槽中で6分間加硫し、スポンジゴ
ムを得た。得られたスポンジゴムを用い、各種特性を評
価した。評価結果を表3に示す。表3に示された結果か
ら、ゴム組成物の加硫物は、圧縮永久歪み、機械的強度
と加工特性のバランスに優れていることが明らかであ
る。
【0030】実施例2〜5(ゴム組成物の調製と評価) 実施例1と同様の処方により、ゴム組成物の調製を行
い、それぞれスポンジゴムを得た。各スポンジゴムの各
種特性を評価し、結果を表3に示した。表3に示された
結果から、ゴム組成物の加硫物は、圧縮永久歪み、機械
的強度と加工特性のバランスに優れていることが明らか
である。
【0031】比較例1(ゴム組成物の調製と評価) 表2に示す成分から加硫剤成分を除いた各成分を、内容
量1.7Lのバンバリーを用い、回転数80rpm、設
定温度130℃で210秒間混練りしてコンパウンド
(i)を得た。次いで、コンパウンド(i)に表2に示
す残りの加硫剤成分を加え、50℃に保持した10イン
チロールで5分間混練りして、コンパウンド(ii)を得
た。得られたコンパウンド(ii)を台付きチューブ状ダ
イス(内径9.4mm、肉厚1.5mm)を装着した4
0mm押出し機を用いて、ホッパー温度60℃、シリン
ダー温度70℃、ヘッド温度80℃の条件で押し出して
チューブ状に成形した。この成形体を230℃に設定し
た熱風加硫槽中で6分間加硫し、スポンジゴムを得た。
得られたスポンジゴムを用い、各種特性を評価した。評
価結果を表3に示す。表3に示された結果から、モジュ
ラスおよび機械的強度が劣ることが明らかである。
【0032】比較例2,3(ゴム組成物の調製と評価) 表2に示す成分を用いた以外は、実施例1と同様の処方
により、ゴム組成物の調製を行い、それぞれスポンジゴ
ムを得た。各スポンジゴムの各種特性を評価し、結果を
表3に示した。表3に示された結果から、比較例2のゴ
ム組成物はロール加工性が劣り、比較例3のゴム組成物
はモジュラスおよび機械的強度に劣ることが明らかであ
る。
【0033】
【表1】
【0034】(*1):三菱化学(株)製、ポリプロピレ
ン(BC06C)、Tm=158℃ (*2):日本ポリスチレン(株)製、ポリスチレン(G
120K)、Tg=99℃ (*3):テクノポリマー(株)製、アクリロニトリル
−スチレン共重合体(サンレックスS10)、Tg=1
10℃ (*4):旭カーボン(株)製 旭#50HG (*5):出光興産(株)製 ダイアナプロセスPS−
430 (*6):丸尾カルシウム(株)製 スーパーS (*7):住友化学工業(株)製 スミライザーGM (*8):Schill&Seilacher社製 ス
トラクトールWB212(*9):東邦化学(株)製
PEG#4000 (*10):大内新興化学(株)製 ノクセラーPZ (*11):大内新興化学(株)製 ノクセラーMZ (*12):大内新興化学(株)製 ノクセラーDM (*13):川口化学(株)製 アクセルTL (*14):井上石灰工業(株)製 ベスタPP (*15):永和化成工業(株)製 ネオセルボンN10
00SW
【0035】
【表2】
【0036】(*1):三菱化学(株)製、ポリプロピレ
ン(BC06C)、Tm=158℃ (*2):日本ポリスチレン(株)製、ポリスチレン(G
120K)、Tg=99℃ (*3):旭カーボン(株)製 旭#50HG (*4):出光興産(株)製 ダイアナプロセスPS−
430 (*5):丸尾カルシウム(株)製 スーパーS (*6):住友化学工業(株)製 スミライザーGM (*7):Schill&Seilacher社製 ス
トラクトールWB212 (*8):東邦化学(株)製 PEG#4000 (*9):大内新興化学(株)製 ノクセラーPZ (*10):大内新興化学(株)製 ノクセラーMZ (*11):大内新興化学(株)製 ノクセラーDM (*12):川口化学(株)製 アクセルTL (*13):井上石灰工業(株)製 ベスタPP (*14):永和化成工業(株)製 ネオセルボンN10
00SW
【0037】
【表3】
【0038】
【発明の効果】本発明のゴム組成物は、機械的強度と加
工特性のバランスに優れており、発泡させたスポンジゴ
ム組成物は低比重でかつ圧縮永久歪みに優れる。したが
って、本発明のゴム組成物は、自動車のスポンジ製品や
グラスランなどのウェザーストリップ用途、建材などの
スポンジ製品などに好適に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 25:04) (72)発明者 長谷川 守 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 (72)発明者 川田 隆 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 Fターム(参考) 4F071 AA02 AA13 AA15 AA84 AA86 AA89 AE01 AE02 AE17 AH09 BC07 4F074 AA07 AA17 AA24 AA32 AA98 AB03 AC00 AC02 AG01 AG02 BA03 BA04 BA05 BA14 BA16 BA18 BA20 BB05 BB06 CA23 CC06Y DA35 4J002 BB051 BB122 BB151 BB172 BC033 BC043 BC063 BK003 DA007 DA036 DA047 DD007 DE208 DE218 DE236 DF038 DJ006 DJ016 DJ036 DJ046 EQ008 ES008 ET008 EV047 EV147 EV228 EV298 FD016 FD020 FD140 FD147 FD150 FD328 GN00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エチレンと炭素原子数3〜20の
    α−オレフィンおよび非共役ポリエンからなり、エチレ
    ンとα−オレフィンとのモル比(エチレン/α−オレフ
    ィン)が40/60〜93/7、非共役ポリエンがヨウ
    素価で10〜40の範囲にあるエチレン系共重合体、
    (B)DSC(示差走査熱量計)で測定された融点(T
    m)が140〜170℃の結晶性樹脂、および(C)非
    晶性樹脂を含有するゴム組成物であって、(A)〜
    (C)成分の割合が、(A)エチレン系共重合体100
    重量部に対し、(B)結晶性樹脂が3〜30重量部、
    (C)非晶性樹脂が3〜35重量部であり、かつ(B)
    結晶性樹脂と(C)非晶性樹脂の合計量が6〜45重量
    部の範囲にあり、しかも(B)結晶性樹脂のDSC(示
    差走査熱量計)で測定された融点(Tm)と(C)非晶
    性樹脂のDSC(示差走査熱量計)で測定されたガラス
    転移温度(Tg)がTm>Tg+20℃を満たすことを
    特徴とするゴム組成物。
  2. 【請求項2】 (C)非晶性樹脂が、DSC(示差走査
    熱量計)で測定されたガラス転移温度(Tg)が70〜
    130℃である請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のゴム組成物にお
    いて、(A)エチレン系共重合体100重量部に対し
    て、さらに充填剤10〜200重量部、加硫剤0.3〜
    20重量部を含有する架橋可能なゴム組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のゴム組成物にお
    いて、(A)エチレン系共重合体100重量部に対し
    て、さらに充填剤10〜150重量部、加硫剤0.3〜
    15重量部、発泡剤1〜10重量部を含有するスポンジ
    用ゴム組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれか1項記載のゴム組
    成物を成形してなるウェザーストリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08269259A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 射出融着性に優れた熱可塑性エラストマー組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08269259A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 射出融着性に優れた熱可塑性エラストマー組成物

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