JP2002308059A - 車両用ワイパ装置およびワイパの駆動方法 - Google Patents

車両用ワイパ装置およびワイパの駆動方法

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JP2002308059A
JP2002308059A JP2001119459A JP2001119459A JP2002308059A JP 2002308059 A JP2002308059 A JP 2002308059A JP 2001119459 A JP2001119459 A JP 2001119459A JP 2001119459 A JP2001119459 A JP 2001119459A JP 2002308059 A JP2002308059 A JP 2002308059A
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wiper
wiper blade
driver
passenger
motor
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Toshiyuki Amagasa
俊之 天笠
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ワイパ装置のワイパアーム同士の干渉
を防止することと、ワイパ装置の制御を簡素化してコス
トを低減することである。 【解決手段】 DR側の駆動機構およびAS側の駆動機
構に、それぞれリレーユニット37a,37bを設け
て、ワイパ装置が作動した際には、リレーユニット37
aがAS側の駆動機構を、リレーユニット37bがDR
側の駆動機構を、それぞれDR側のワイパブレードとA
S側のワイパブレードとが互いに干渉しないタイミング
で作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ワイパ装置に
関し、特に、それぞれワイパブレードが取り付けられる
2本のワイパアームを有するワイパ装置に適用して有効
なものである。
【0002】
【従来の技術】車両用ワイパ装置は、主にウインドシー
ルドガラスに付着した雨、霧、雪、前車の飛沫などの付
着物を払拭するものであり、ガラスに直接接触するワイ
パブレードと、ワイパブレードが取り付けられるワイパ
アームとを有している。
【0003】2本のワイパアームを1つのモータにより
駆動する場合には、モータの回転運動をリンク機構を介
してそれぞれのワイパアームの揺動運動に変換するよう
にしている。
【0004】2本のワイパブレードを有するワイパ装置
の払拭パターンとしては、2つのワイパブレードが同じ
方向に揺動運動するタンデム式や、車体の左右両側にワ
イパアームの揺動中心を配置してそれぞれのワイパブレ
ードがフロントガラスの左右両側部分の上反転位置と中
央下側の下反転位置との間で揺動運動する対向払拭式な
どがあり、対向払拭式は下反転位置では2つのワイパブ
レードがそれぞれフロントガラスに接触した状態で上下
に近接して並ぶことからオーバーラップ型や、オポジッ
ト型とも言われている。
【0005】近年にあっては、ウインドシールドガラス
の大型化に伴う払拭面積の増大化や横方向視界向上のた
めの高曲率化により、ダッシュアッパ内にそれぞれのワ
イパアームを連動させるためのロッドなどの連動機構を
組み込むことが困難となる場合がある。その場合には、
例えば特開平4-197854号公報に示すように、それぞれの
ワイパアームを別々のモータにて独立して駆動するよう
にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような対向払拭式
の払拭パターンを有する車両用ワイパ装置の払拭範囲を
広くしようとすると、それぞれのワイパブレードを長
く、かつ、それぞれのワイパブレードが重なり合う部分
つまりオーバーラップする部分を長くする必要がある。
【0007】しかし、このような方法により払拭範囲を
広げたワイパ装置において、それぞれのワイパブレード
を下反転位置で上下に近接して並んだ状態から往動側に
向けて同時に作動を開始させると、それぞれのワイパブ
レードが互いに干渉してワイパ装置の動作が妨げられる
ことになる。また、同様にそれぞれのワイパブレードが
上反転位置から復動側に向けて同時に作動を開始すると
互いのワイパブレードが干渉することになる。そのた
め、それぞれのワイパブレードの長さや、そのオーバー
ラップする部分を十分に長くすることができず、十分な
払拭範囲を確保することが困難であった。
【0008】また、このような問題に対処するために、
それぞれのワイパアームを駆動するモータの回転速度を
制御するものがあるが、この場合は、各ワイパブレード
の速度が変化することによって運転者に違和感を与える
ばかりか、モータの回転速度や回転角度を検出するセン
サや、これらのセンサの検出信号をもとに複雑な速度制
御や位置制御を行う制御装置が必要となり、車両用ワイ
パ装置のコスト低減の妨げとなっていた。
【0009】本発明の目的は、車両用ワイパ装置のワイ
パアーム同士の干渉を防止することにある。
【0010】本発明の他の目的は、車両用ワイパ装置の
制御を簡素化してコストを低減することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用ワイパ装
置は、運転席側のワイパブレードが取り付けられる運転
席側のワイパアームと、助手席側のワイパブレードが取
り付けられる助手席側のワイパアームとを有する車両用
ワイパ装置であって、前記運転席側のワイパブレードを
駆動する運転席側のモータを有する運転席側の駆動機構
と、前記助手席側のワイパブレードを駆動する助手席側
のモータを有する助手席側の駆動機構と、前記それぞれ
の駆動機構に制御信号を送り、前記運転席側のワイパブ
レードが下反転位置から往動側の所定の位置に移動する
まで前記助手席側のワイパブレードを下反転位置にて待
機させた後に、前記助手席側のワイパブレードを移動さ
せる一方、前記助手席側のワイパブレードが上反転位置
から復動側の所定の位置に移動するまで前記運転席側の
ワイパブレードを上反転位置にて待機させた後に、前記
運転席側のワイパブレードを移動させる制御手段とを有
することを特徴とする。
【0012】本発明の車両用ワイパ装置は、前記制御手
段が、前記運転席側のモータの回転を減速して出力する
運転席側の減速機に設けられた運転席側のカムプレート
と、前記助手席側のモータの回転を減速して出力する助
手席側の減速機に設けられた助手席側のカムプレート
と、前記助手席側のモータと接続され、前記運転席側の
ワイパブレードが前記下反転位置から往動側の所定の位
置に移動したときに前記運転席側のカムプレートと接触
して前記助手席側のモータを通電状態とする往動側接触
子と、前記運転席側のモータと接続され、前記助手席側
のワイパブレードが前記上反転位置から復動側の所定の
位置に移動したときに前記助手席側のカムプレートと接
触して前記運転席側のモータを通電状態とする復動側接
触子とを有することを特徴とする。
【0013】本発明の車両用ワイパ装置は、それぞれの
前記ワイパブレードが下反転位置となったときには、前
記運転席側のワイパブレードが前記助手席側のワイパブ
レードに対して上側となってウインドシールドガラスの
中央部で上下に近接して並ぶことを特徴とする。
【0014】本発明のワイパの駆動方法は、車体の左右
両側にそれぞれ揺動中心を有する運転席側のワイパアー
ムと助手席側のワイパアームとを有し、それぞれの前記
ワイパアームに取り付けられた運転席側のワイパブレー
ドと助手席側のワイパブレードとがウインドシールドガ
ラスの左右両側部分の上反転位置と前記ウインドシール
ドガラスの中央下側の下反転位置との間を揺動運動する
ワイパの駆動方法であって、前記運転席側のワイパブレ
ードが前記下反転位置から往動側非干渉位置に移動する
まで前記助手席側のワイパブレードを前記下反転位置に
て待機させた後に、前記助手席側のワイパブレードを移
動させる助手席側待機工程と、前記助手席側のワイパブ
レードが前記上反転位置から復動側非干渉位置に移動す
るまで前記運転席側のワイパブレードを前記上反転位置
にて待機させた後に、前記運転席側のワイパブレードを
移動させる運転席側待機工程とを有することを特徴とす
る。
【0015】本発明にあっては、運転席側のワイパブレ
ードと助手席側のワイパブレードとを、カムプレートと
接触子とを有する制御手段により、運転席側のワイパブ
レードが下反転位置から往動側に所定の角度移動するま
で助手席側のワイパブレードを下反転位置にて待機させ
た後に、助手席側のワイパブレードを移動させる一方、
助手席側のワイパブレードが上反転位置から復動側に所
定の角度移動するまで運転席側のワイパブレードを上反
転位置にて待機させた後に、運転席側のワイパブレード
を移動させるようにしたので、それぞれのワイパブレー
ドを長く、かつ、それぞれのワイパブレードが重なり合
う部分を長くしても、互いのワイパブレードが干渉する
ことがない。
【0016】また、モータの回転速度や回転角度を検出
するセンサや、これらのセンサの検出信号をもとに複雑
な制御を行う制御装置などを用いずに互いのワイパブレ
ードの干渉を防ぐ制御を行うことができるため、車両用
ワイパ装置のコストを低減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施の形態である車両用
ワイパ装置の概略を示す説明図である。
【0019】この車両用ワイパ装置には、運転席側のワ
イパアームとしての運転席側つまりDR側のワイパアー
ム1aと助手席側のワイパアームとしての助手席側つま
りAS側のワイパアーム1bとを有している。DR側の
ワイパアーム1aには運転席側のワイパブレードとして
の運転席側つまりDR側のワイパブレード2aが取り付
けられており、AS側のワイパアーム1bには助手席側
のワイパブレードとしての助手席側つまりAS側のワイ
パブレード2bが取り付けられている。それぞれのワイ
パブレード2a,2bは、ワイパアーム内に内装された
図示しないばね部材等によりウインドシールドガラスと
してのフロントガラス3に弾圧的に接触するようになっ
ている。
【0020】図示しない車体の左右両側には、ワイパ軸
4a,4bが回転自在に支持されており、それぞれのワ
イパアーム1a,1bはその基端部においてそれぞれの
ワイパ軸4a,4bに取り付けられている。したがっ
て、それぞれのワイパアーム1a,1bは車体の左右両
側に揺動中心を有している。
【0021】それぞれのワイパ軸4a,4bが揺動運動
すると、それぞれのワイパブレード2a,2bはフロン
トガラス3の左右両側部分の上反転位置UPa,UPb
と中央下側の下反転位置UNa,UNbとの間の払拭範
囲3a,3bで揺動運動するようになっている。つま
り、このワイパ装置の払拭パターンは対向払拭式となっ
ている。対向払拭式の払拭パターンにあっては、それぞ
れのワイパブレード2a,2bが下反転位置UNa,U
Nbとなったときには、それぞれのワイパブレード2
a,2bがフロントガラス3の中央部で上下に近接して
並ぶことになるが、その位置ではDR側のワイパブレー
ド2aがAS側のワイパブレード2bに対して上側とな
って並ぶようにしている。これは、それぞれのワイパブ
レード2a,2bが払拭復路において下反転位置UN
a,UNbに向かうときには、先行するワイパブレード
によって反対側の視界領域に円弧状の拭き跡ができてし
まうので、払拭1サイクルの最後には、フロントガラス
3のDR側にこの拭き跡を残さないようにするために、
払拭復路では先行するワイパブレードをAS側として、
追従するDR側のワイパブレード2aによりDR側の視
界を確保するために設定するものである。そして、それ
ぞれのワイパブレード2a,2bが下反転位置UNa,
UNbに達した時は、DR側のワイパブレード2aによ
る拭き後はAS側の視界領域に位置することになり、D
R側の視界領域を効果的に確保することになる。
【0022】DR側のワイパブレード2aを駆動するた
めに、運転席側つまりDR側のモータ5aと運転席側つ
まりDR側の減速機6aとを有する運転席側つまりDR
側の駆動機構7aが車体に装着され、AS側のワイパブ
レード2bを駆動するために、助手席側つまりAS側の
モータ5bと助手席側つまりAS側の減速機6bとを有
する助手席側つまりAS側の駆動機構7bが車体に装着
されている。
【0023】DR側の減速機6aの回転運動をDR側の
ワイパアーム1aの揺動運動に変換して伝達するため
に、DR側の減速機6aの出力軸8aに固定されたクラ
ンクアーム9aと、ワイパ軸4aに固定された駆動レバ
ー10aとの間には連結ロッド11aがピン結合されて
いる。同様に、AS側の減速機6bの回転運動をAS側
のワイパアーム1bの揺動運動に変換して伝達するため
に、AS側の減速機6bの出力軸8bに固定されたクラ
ンクアーム9bと、ワイパ軸4bに固定された駆動レバ
ー10bとの間には連結ロッド11bがピン結合されて
いる。
【0024】図2は図1に示す駆動機構の詳細を示す断
面図であり、図3は図2に示すウォームギヤの噛み合い
状態を示す一部切欠断面図である。なお、DR側の駆動
機構7aとAS側の駆動機構7bとは、後述するリレー
ユニット以外は同一構成であるため、以下ではDR側の
駆動機構7aについてのみ説明し、AS側の駆動機構7
bの説明は省略する。
【0025】図2に示すように、DR側の駆動機構7a
はDR側のモータ5aとDR側の減速機6aとで構成さ
れている。
【0026】DR側のモータ5aのモータハウジング1
2は底付き円筒状に形成されており、このモータハウジ
ング12の内周面には互いに異なる磁極を向かい合わせ
て配置された2つの永久磁石13,14が設けられて、
モータハウジング12の内部に磁界を形成するようにな
っている。また、モータハウジング12の内部には、こ
の磁界内に位置してアマチュア15が設けられており、
このアマチュア15の回転軸16はモータハウジング1
2の底部12aに設けられた自動調心形の軸受17に支
持されて回転自在となっている。
【0027】アマチュア15は、複数のスロット18a
が形成されたアマチュアコア18を有しており、これら
のスロットにはそれぞれ銅線が巻き付けられてアマチュ
アコイル19が形成されている。また、アマチュアコア
18の図中左側には、互いに絶縁された複数の整流子片
20aが放射状に配置されたコミュテータ20が軸着さ
れており、それぞれの整流子片20aはアマチュアコイ
ル19に接続されている。
【0028】モータハウジング12の開口端12bには
DR側の減速機6aのハウジング21が図示しない締結
部材により取り付けられており、このハウジング21の
開口端12bと対向する位置にはブラシホルダ22が取
り付けられている。このブラシホルダ22には整流子片
20aに向けて付勢された状態で接触する2つのブラシ
23,24が取り付けられており、これらのブラシ2
3,24は配線25により接続端子26a,26bに接
続されて、外部から電圧が供給されるようになってい
る。
【0029】ハウジング21の内部に設けられた歯車室
27の内部には、回転軸16が突出しており、この回転
軸16の先端部16aは、この歯車室27のDR側のモ
ータ5aとは反対側に位置する壁面28の近傍に位置す
るようになっている。
【0030】図3に示すように、回転軸16の歯車室2
7の内部に位置する外周面には、それぞれねじ方向が逆
向きに形成された2つのウォーム29,30が形成され
ており、これらのウォーム29,30と噛み合うように
歯車室27の内部には2つのウォームホイル31,32
が設けられてウォームギヤ33が構成されている。ま
た、これらのウォームホイル31,32にはそれぞれピ
ニオンギヤ34,35が同軸に設けられており、これら
のピニオンギヤ34,35には減速機6aの出力軸8a
と一体に形成された駆動歯車36aが噛み合うようにな
っている。したがって、モータ5aの回転は、ウォーム
ギヤ33とそれぞれのピニオンギヤ34,35および駆
動歯車36aとにより減速されて出力軸8aから出力さ
れることになる。
【0031】回転軸16が回転するとウォーム29,3
0はウォームホイル31,32により回転軸16の軸方
向に働くスラスト力を受けることになるが、このときそ
れぞれのウォーム29,30のねじ方向が逆向きに形成
されていることから、このスラスト力は互いに逆方向に
働き、回転軸16のスラスト方向の移動を抑制する力と
して働くことになる。したがって、この回転軸16には
スラスト方向への移動を抑制するためのスラスト軸受等
を設ける必要がない。なお、本実施例では、DR側の減
速機6aとしてウォームギヤ33とピニオンギヤ34,
35および駆動歯車36aとによる2段減速機構を用い
ているがこれに限らず、ウォームギヤ33のみを用いた
1段減速のものでもよい。
【0032】図4は、図3に示す駆動歯車に設けられた
制御回路の概略を示す説明図である。
【0033】DR側の駆動機構7aの駆動歯車36aお
よびDR側の駆動機構7aと同様な構造であるAS側の
駆動機構7bの駆動歯車36bには、制御手段としての
制御回路37が設けられている。図4に示すように、こ
の制御回路37は、DR側のリレーユニット37aとA
S側のリレーユニット37bとを有して構成されてい
る。
【0034】DR側のリレーユニット37aは、図中ハ
ッチングを付して示す非導電性となった駆動歯車36a
の側面に取り付けられた運転席側のつまりDR側のカム
プレート38aと、モータ側、往動側およびアース側の
3つの接触子39a,40a,41aにより構成されて
おり、DR側のカムプレート38aは導電性であり、駆
動歯車36aと一体に図中に示す矢印方向に向けて回転
することによりそれぞれの接触子との接触状態が切り換
えられるようになっている。
【0035】DR側のカムプレート38aは、その外周
から径方向内側に向けて配置される3つの接触範囲42
a,43a,44aとを有して形成されている。また、
3つの接触子39a,40a,41aは、カムプレート
38aの径方向内側に向けて一列に並んで配置されてお
り、それぞれ接触範囲42a,43a,44aにおいて
DR側のカムプレート38aと接触可能となっている。
【0036】モータ側接触子39aはDR側のモータ5
aの一方の電源端子45aとワイパスイッチ46とに接
続され、往動側接触子40aは助手席側のモータ5bの
一方の電源端子45bに接続され、アース側接触子41
aは接地されている。なお、DR側のモータ5aの他方
の電源端子は図示しないバッテリと接続されている。
【0037】接触範囲42aは、互いに180°の位相
をずらして形成された2つの切欠部47,48を有し
て、それぞれ周方向に所定の範囲で形成された2つのC
形部分で構成されている。
【0038】接触範囲43aは、所定の角度範囲で形成
されたC形となっており、その外周を切欠部48と対向
させた状態として接触範囲42aと連続して形成されて
いる。また、この接触範囲43a以外の範囲は切欠部4
9となっており、この切欠部49は、切欠部47と連続
して形成されている。
【0039】接触範囲44aは、O形に形成されてお
り、その外周部において接触範囲43aと連続して形成
されている。
【0040】同様に、AS側のリレーユニット37b
は、図中ハッチングを付して示す非導電性となった駆動
歯車36bの側面に取り付けられた助手席側のつまりA
S側のカムプレート38bと、モータ側、復動側および
アース側の3つの接触子39b,40b,41bとによ
り構成されており、AS側のカムプレート38bは導電
性であり、駆動歯車36bと一体に図中に示す矢印方向
に回転することによりそれぞれの接触子との接触状態が
切り換えられるようになっている。
【0041】AS側のカムプレート38bは、その外周
から径方向内側に向けて配置される3つの接触範囲42
b,43b,44bとを有して形成されている。また、
3つの接触子39b,40b,41bは、AS側のカム
プレート38bの径方向内側に向けて一列に並んで配置
されており、それぞれ接触範囲42b,43b,44b
においてカムプレート38bと接触可能となっている。
【0042】モータ側接触子39bはリレーユニット3
7aの接触子40aと接続されると同時にAS側のモー
タ5bの一方の電源端子45bに接続され、復動側接触
子40bはワイパスイッチ46を介してDR側のモータ
5aの一方の電源端子45aに接続され、アース側接触
子41bは接地されている。なお、モータ5bの他方の
電源端子は図示しないバッテリと接続されている。
【0043】接触範囲42bは、所定の角度範囲で形成
されたC形となっており、この接触範囲42b以外の範
囲は切欠部50となっている。
【0044】接触範囲43bは、所定の角度範囲で形成
されたC形となっており、その外周を切欠部50と対向
させた状態として接触範囲42bと連続して形成されて
いる。また、この接触範囲43b以外の範囲は切欠部5
1となっている。
【0045】接触範囲44bは、O形に形成されてお
り、その外周部において接触範囲43bと連続して形成
されている。
【0046】図5は、図1に示す車両用ワイパ装置の作
動パターンを示すタイムチャート図であり、図6(a)
〜(d)は図5に示すタイムチャート図の作動パターン
における各ワイパブレードの位置を示す説明図であり、
図7(a)〜(d)は、図5に示すタイムチャート図の
作動パターンにおける各カムプレートの位置を示す説明
図である。
【0047】次に、このような構造を持つ車両用ワイパ
装置の作動について説明する。
【0048】この車両用ワイパ装置は、ワイパスイッチ
46がオフの状態では、図1に示すように、DR側のワ
イパブレード2aとAS側のワイパブレード2bとがそ
れぞれ下反転位置UNa,UNbにおいてフロントガラ
ス3に接触した状態で上下に近接して並んだ状態となっ
て停止している(図5に示す位置S)。また、図4に示
すように、カムプレート38aの位置は、接触子39
a,40aがそれぞれ切欠部47,49上に位置し、接
触子41aが接触範囲44aにおいてカムプレート38
aと接触する位置となっており、カムプレート38bの
位置は、接触子39bが切欠部50上に位置し、接触子
40b,41bがそれぞれ接触範囲43b,44bにお
いてカムプレート38bと接触する位置となっている。
【0049】この状態からワイパスイッチ46をオンす
ると、電源端子45aがワイパスイッチ46と接触子4
0b,41bとを介して接地され、DR側の駆動機構7
aのモータ5aは通電状態となり、図中矢印の方向に向
けて回転を開始することになる。また、このとき、AS
側の駆動機構7bのモータ5bは、電源端子45bと接
続される接触子40a,39bとがそれぞれ切欠部4
9,50上に位置して非通電状態となっており、助手席
側待機工程としてAS側のワイパブレード2bは下反転
位置UNbにおいて待機した状態である。
【0050】モータ5aが回転を開始すると、この回転
は出力軸8aに固定されたクランクアーム9aから連結
ロッド11aを介して駆動レバー10aに固定されたワ
イパ軸4aの揺動運動に変換され、DR側のワイパブレ
ード2aが下反転位置UNaから往動側つまり上反転位
置UPaに向けて移動を開始することになる。また、こ
れと同時に、カムプレート38aも図中矢印で示す方向
に向けて回転することになる。
【0051】そして、DR側のワイパブレード2aが往
動側の所定の位置つまり往動側非干渉位置H1に移動す
ると、つまり、カムプレート38aが図7(a)に示す
位置にまで回転すると、往動側接触子40aは接触範囲
43aにおいてカムプレート38aと接触することにな
る。このときのDR側のワイパブレード2aの往動側非
干渉位置H1は、AS側のワイパブレード2bが上反転
位置UPbに向けて移動しても、同時に下反転位置UN
aから上反転位置UPaに向けて移動するDR側のワイ
パブレード2aと相互に干渉しない位置である。
【0052】DR側のワイパブレード2aがこの往動側
非干渉位置H1にまで移動すると、往動側接触子40a
がカムプレート38aと接触して、AS側の駆動機構7
bの助手席側のモータ5bは、電源端子45bが接触子
40a,41aとを介して接地されることにより制御信
号が送られた状態つまり通電状態となって図中矢印の方
向に向けて回転を開始することになる。
【0053】このように、助手席側待機工程として、A
S側のワイパブレード2bをDR側のワイパブレード2
aが往動側非干渉位置H1に移動するまで下反転位置U
Nbにて待機させた後に移動を開始するようにしたの
で、ワイパブレード2a,2bが互いに干渉することが
ない。
【0054】AS側の駆動機構7bのモータ5bが回転
を開始すると、この回転は出力軸8bに固定されたクラ
ンクアーム9bから連結ロッド11bを介して駆動レバ
ー10bに固定されたワイパ軸4bの揺動運動に変換さ
れ、AS側のワイパブレード2bが下反転位置UNbか
ら上反転位置UPbに向けて移動を開始することになる
(図5に示す位置A)。また、これと同時に、AS側の
カムプレート38bも図中矢印で示す方向に向けて回転
することになる。なお、本実施の形態では、往動側非干
渉位置H1は、AS側のワイパブレード2bが下反転位
置UNbから上反転位置UPbに向けて移動しても、下
反転位置UNaから上反転位置UPaに向けて移動する
DR側のワイパブレード2aと相互に干渉しない位置と
なっているがこれに限らず、図5に示す往動側非干渉位
置H1と上反転位置UPaとの間の範囲L1内であればい
ずれの位置としてもよい。
【0055】次に、DR側のワイパブレード2aが上反
転位置UPaに達すると、DR側のカムプレート38a
は図7(b)に示す位置となり、モータ側接触子39a
は切欠部48上に位置してDR側のカムプレート38a
との接触が断たれた状態となり、同時に復動側接触子4
0bが切欠部51上に位置してAS側のカムプレート3
8bとの接触が断たれた状態となる。このように、DR
側の駆動機構7aのDR側のモータ5aは非通電状態と
なって停止することになり、DR側のワイパブレード2
aは運転席側待機工程として上反転位置UPaにおいて
待機することになる(図5に示す位置B)。これに対し
て、AS側の駆動機構7bのモータ5bは通電状態が維
持されて、AS側のワイパブレード2bはDR側のワイ
パブレード2aが上反転位置UPaにおいて停止してい
る状態のまま上反転位置UPbにまで移動し、そこで停
止することなく続けて復動側つまり下反転位置UNbに
向けて移動を続ける。
【0056】そして、AS側のワイパブレード2bが復
動側の所定の位置つまり復動側非干渉位置H2に移動す
ると、つまり、AS側のカムプレート38bが図7
(c)に示す位置まで回転すると、復動側接触子40b
が接触範囲43bにおいてAS側のカムプレート38b
と接触することになる。このときのAS側のワイパブレ
ード2bの復動側非干渉位置H2は、DR側のワイパブ
レード2aが上反転位置UPaから下反転位置UNaに
向けて移動しても、上反転位置UPbから下反転位置U
Nbに向けて移動するAS側のワイパブレード2bと相
互に干渉しない位置である。AS側のワイパブレード2
bがこの復動側非干渉位置H2にまで移動すると、復動
側接触子40bがAS側のカムプレート38bと接触し
て、DR側の駆動機構7aのDR側のモータ5aは、電
源端子45aがワイパスイッチ46と接触子40b,4
1bとを介して接地されることにより制御信号が送られ
た状態つまり通電状態となり、図中矢印の方向に向けて
再度回転を開始して、DR側のワイパブレード2aが上
反転位置UPaから下反転位置UNaに向けて移動を開
始することになる(図5に示す位置C)。
【0057】このように、運転席側待機工程として、D
R側のワイパブレード2aをAS側のワイパブレード2
bが復動側非干渉位置H2に移動するまで上反転位置U
Paにて待機させた後に移動を開始するようにしたの
で、ワイパブレード2a,2bが互いに干渉することが
ない。なお、本実施の形態では、復動側非干渉位置H2
は、DR側のワイパブレード2aが上反転位置UPaか
ら下反転位置UNaに向けて移動しても、上反転位置U
Pbから下反転位置UNbに向けて移動するAS側のワ
イパブレード2bと相互に干渉しない位置となっている
がこれに限らず、図5に示す復動側非干渉位置H2と下
反転位置UNbとの間の範囲L2内であればいずれの位
置としてもよい。
【0058】次に、AS側のワイパブレード2bが下反
転位置UNbに達すると、AS側のカムプレート38b
は図7(d)に示す位置となり、モータ側接触子39b
は切欠部50上に位置してAS側のカムプレート38b
との接触が断たれた状態となり、同時に接触子40aが
切欠部49に位置してカムプレート38aとの接触が断
たれた状態となる。したがって、AS側の駆動機構7b
のモータ5bは非通電状態となって停止することにな
り、AS側のワイパブレード2bは下反転位置UNbに
おいて待機することになる(図5に示す位置D)。これ
に対して、DR側の駆動機構7aのDR側モータ5aは
通電状態が維持されて、DR側のワイパブレード2aは
AS側のワイパブレード2bが下反転位置UNbにおい
て停止している状態のまま下反転位置UNaにまで移動
し、そこで停止することなく続けて上反転位置UPaに
向けて移動を続ける(図5に示す位置R)。
【0059】以下同様な方法により、DR側のワイパブ
レード2aとAS側のワイパブレード2bとはそれぞれ
移動と待機とを繰り返しながら、互いに干渉することな
く揺動運動して、フロントガラス3上の払拭範囲3a,
3bを払拭動作することになる。
【0060】このように、DR側のワイパブレード2a
とAS側のワイパブレード2bとを、リレーユニット3
7a,37bにより、DR側のワイパブレード2aが下
反転位置UNaから往動側の所定の位置に移動するまで
助手席側のワイパブレードを待機させた後に、助手席側
のワイパブレードを移動させる一方、助手席側のワイパ
ブレードが上反転位置から復動側の所定の位置に移動す
るまで運転席側のワイパブレードを待機させた後に、運
転席側のワイパブレードを移動させるようにしたので、
それぞれのワイパブレード2a,2bを長く、かつ、そ
れぞれのワイパブレード2a,2bがオーバーラップす
る部分を長くしても、ワイパブレード2a,2bが互い
に干渉することがない。
【0061】また、モータの回転速度や回転角度を検出
するセンサや、これらのセンサの検出信号をもとに複雑
な制御を行う制御装置などを用いずに互いのワイパブレ
ードの干渉を防ぐ制御を行うことができるため、車両用
ワイパ装置のコストを低減することができる。
【0062】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、本実施の形態に
示すワイパ装置の払拭パターンは対向払拭式となってい
るがこれに限らず、他の払拭パターンとしてもよい。
【0063】また、本実施の形態では、制御手段をカム
プレートと接触子とを有するリレーユニットにより構成
しているがこれに限らず、DR側のワイパブレード2a
が所定の位置となったときAS側の駆動機構7bの移動
を開始させ、AS側のワイパブレード2bが所定の位置
となったときDR側の駆動機構7aの移動を開始させる
ものであれば他の構成のものであってもよい。
【0064】さらに、本実施の形態では、ワイパ装置の
駆動機構7a,7bを構成する減速機6a,6bの内部
に制御手段を構成したが、出力軸8a,8bの回転を位
置センサで検出するようにして、駆動機構7a,7bの
外に制御手段を構成するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、運転席側のワイパブレ
ードと助手席側のワイパブレードとを、カムプレートと
接触子とを有する制御手段により、運転席側のワイパブ
レードが下反転位置から往動側の所定の位置に移動する
まで助手席側のワイパブレードを下反転位置にて待機さ
せた後に、助手席側のワイパブレードを移動させる一
方、助手席側のワイパブレードが上反転位置から復動側
の所定の位置に移動するまで運転席側のワイパブレード
を上反転位置にて待機させた後に、運転席側のワイパブ
レードを移動させるようにしたので、それぞれのワイパ
ブレードを長く、かつ、それぞれのワイパブレードがオ
ーバーラップする部分を長くしても、互いのワイパブレ
ードが干渉することがない。
【0066】また、モータの回転速度や回転角度を検出
するセンサや、これらのセンサの検出信号をもとに複雑
な制御を行う制御装置などを用いずに互いのワイパブレ
ードの干渉を防ぐ制御を行うことができるため、車両用
ワイパ装置のコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である車両用ワイパ装置
の概略を示す説明図である。
【図2】図1に示す駆動機構の詳細を示す断面図であ
る。
【図3】図2に示すウォームギヤの噛み合い状態を示す
一部切欠断面図である。
【図4】図3に示す駆動歯車に設けられた制御回路の概
略を示す説明図である。
【図5】図1に示す車両用ワイパ装置の作動パターンを
示すタイムチャート図である。
【図6】(a)〜(d)は、図5に示すタイムチャート
図の作動パターンにおける各ワイパブレードの位置を示
す説明図である。
【図7】(a)〜(d)は、図5に示すタイムチャート
図の作動パターンにおける各カムプレートの位置を示す
説明図である。
【符号の説明】
1a DR側のワイパアーム 1b AS側のワイパアーム 2a DR側のワイパブレード 2b AS側のワイパブレード 3 フロントガラス 3a,3b 払拭範囲 4a,4b ワイパ軸 5a DR側のモータ 5b AS側のモータ 6a DR側の減速機 6b AS側の減速機 7a DR側の駆動機構 7b AS側の駆動機構 8a,8b 出力軸 9a,9b クランクアーム 10a,10b 駆動レバー 11a,11b 連結ロッド 12 モータハウジング 12a 底部 12b 開口端 13,14 永久磁石 15 アマチュア 16 回転軸 16a 先端部 17 軸受 18 アマチュアコア 18a スロット 19 アマチュアコイル 20 コミュテータ 20a 整流子片 21 ハウジング 22 ブラシホルダ 23,24 ブラシ 25 配線 26a,26b 接続端子 27 歯車室 28 壁面 29,30 ウォーム 31,32 ウォームホイル 33 ウォームギヤ 34,35 ピニオンギヤ 36a,36b 駆動歯車 37 制御回路 37a DR側のリレーユニット 37b AS側のリレーユニット 38a DR側のカムプレート 38b AS側のカムプレート 39a,39b モータ側接触子 40a 往動側接触子 40b 復動側接触子 41a,41b アース側接触子 42a,43a,44a 接触範囲 42b,43b,44b 接触範囲 45a,45b 電源端子 46 ワイパスイッチ 47,48,49 切欠部 50,51 切欠部 UPa,UPb 上反転位置 UNa,UNb 下反転位置 H1 往動側非干渉位置 H2 復動側非干渉位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席側のワイパブレードが取り付けら
    れる運転席側のワイパアームと、助手席側のワイパブレ
    ードが取り付けられる助手席側のワイパアームとを有す
    る車両用ワイパ装置であって、 前記運転席側のワイパブレードを駆動する運転席側のモ
    ータを有する運転席側の駆動機構と、 前記助手席側のワイパブレードを駆動する助手席側のモ
    ータを有する助手席側の駆動機構と、 前記それぞれの駆動機構に制御信号を送り、前記運転席
    側のワイパブレードが下反転位置から往動側の所定の位
    置に移動するまで前記助手席側のワイパブレードを下反
    転位置にて待機させた後に、前記助手席側のワイパブレ
    ードを移動させる一方、前記助手席側のワイパブレード
    が上反転位置から復動側の所定の位置に移動するまで前
    記運転席側のワイパブレードを上反転位置にて待機させ
    た後に、前記運転席側のワイパブレードを移動させる制
    御手段とを有することを特徴とする車両用ワイパ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用ワイパ装置におい
    て、前記制御手段が、前記運転席側のモータの回転を減
    速して出力する運転席側の減速機に設けられた運転席側
    のカムプレートと、前記助手席側のモータの回転を減速
    して出力する助手席側の減速機に設けられた助手席側の
    カムプレートと、前記助手席側のモータと接続され、前
    記運転席側のワイパブレードが前記下反転位置から往動
    側の所定の位置に移動したときに前記運転席側のカムプ
    レートと接触して前記助手席側のモータを通電状態とす
    る往動側接触子と、前記運転席側のモータと接続され、
    前記助手席側のワイパブレードが前記上反転位置から復
    動側の所定の位置に移動したときに前記助手席側のカム
    プレートと接触して前記運転席側のモータを通電状態と
    する復動側接触子とを有することを特徴とする車両用ワ
    イパ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両用ワイパ装
    置において、それぞれの前記ワイパブレードが下反転位
    置となったときには、前記運転席側のワイパブレードが
    前記助手席側のワイパブレードに対して上側となってウ
    インドシールドガラスの中央部で上下に近接して並ぶこ
    とを特徴とする車両用ワイパ装置。
  4. 【請求項4】 車体の左右両側にそれぞれ揺動中心を有
    する運転席側のワイパアームと助手席側のワイパアーム
    とを有し、それぞれの前記ワイパアームに取り付けられ
    た運転席側のワイパブレードと助手席側のワイパブレー
    ドとがウインドシールドガラスの左右両側部分の上反転
    位置と前記ウインドシールドガラスの中央下側の下反転
    位置との間を揺動運動するワイパの駆動方法であって、 前記運転席側のワイパブレードが前記下反転位置から往
    動側非干渉位置に移動するまで前記助手席側のワイパブ
    レードを前記下反転位置にて待機させた後に、前記助手
    席側のワイパブレードを移動させる助手席側待機工程
    と、 前記助手席側のワイパブレードが前記上反転位置から復
    動側非干渉位置に移動するまで前記運転席側のワイパブ
    レードを前記上反転位置にて待機させた後に、前記運転
    席側のワイパブレードを移動させる運転席側待機工程と
    を有することを特徴とするワイパの駆動方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035075A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Asmo Co Ltd ワイパ装置
JP2012184001A (ja) * 2012-05-28 2012-09-27 Asmo Co Ltd ワイパ装置
CN111688640A (zh) * 2019-03-14 2020-09-22 罗伯特·博世有限公司 用于操控多个刮水器设备的方法

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JP2009035075A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Asmo Co Ltd ワイパ装置
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