JP2002307899A - 構造体 - Google Patents

構造体

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JP2002307899A
JP2002307899A JP2001115160A JP2001115160A JP2002307899A JP 2002307899 A JP2002307899 A JP 2002307899A JP 2001115160 A JP2001115160 A JP 2001115160A JP 2001115160 A JP2001115160 A JP 2001115160A JP 2002307899 A JP2002307899 A JP 2002307899A
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JP
Japan
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core
molded body
snow
ice
sand
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Pending
Application number
JP2001115160A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Hayashi
慎一郎 林
Kazushiro Hayashi
和志郎 林
Kozaburo Hayashi
宏三郎 林
Kanako Hayashi
加奈子 林
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】芯を簡便にかつ安全に組み立てる手段の提供に
ある。 【解決手段】雪、氷、砂などで臨時的に造形する構造体
において、一定形状の互いに結合可能とされた成形体を
用いて芯を造形し、前記芯の周囲を雪、氷、砂などで覆
って得られた構造体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雪祭りなど一時的
に催される催しごとにおいて造形される構造体の芯およ
び構造体に関する技術に属する。
【0002】
【従来の技術】祭りの催し物で、その土地土地に合わせ
た材料で、例えば雪国であれば雪あるいは氷、海岸など
であれば砂を用いて大きな彫像あるいは建造物である構
造体を造形することは広く行われている。
【0003】これらの多くは、木材等を組み合わせて芯
を作り、その芯の周囲にその土地で得られる材料で肉付
けし、最終目的とする構造体とするのが一般的である。
催し物の開催期間が終了した時点で再び解体する方法が
取られている。
【0004】木材等を組み合わせて芯を作る際、構造体
が小さなものである場合は、芯材料も少なくて済み、組
み立てる際の手間も少なくてすむ。しかしながら、その
構造体が大きくなるとその芯の大きさもそれに対応して
大きく、複雑となり、強度的な観点からも安全性からも
適切な芯材を必要とし、併せて足場を組んで行うことも
必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記芯及び
構造体を簡便にかつ安全に組み立てる手段の提供にあ
る。同時に芯材料を繰り返し利用できる手段の提供にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、雪、氷、砂な
どで臨時的に造形する構造体において、一定形状の互い
に結合可能とされた成形体を用いて芯を造形し、前記芯
材の周囲を雪、氷、砂などで覆って得られた構造体であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を図により詳細に説明
する。図1、図2は、成形体を組み合わせて造形された
芯を示している。
【0008】図1、図2に示すように、芯は一定形状の
成形体を組み合わせて構成されている。図1は、迷路用
の構造体を示しており、図2は彫像用の構造体を示して
いる。このような成形体を用いて芯材料とすることによ
って、最終目的の構造体の形状に近い形状まで造形する
ことができる。
【0009】成形体はブロック状の中空の箱形、容器形
あるいは筒形をしたものが重量、安定性、また取り扱い
の容易性の面から好ましい。また中空にすることによっ
て、軽量化され組み立て/解体の作業性が向上する。さ
らに、中空にすることによって芯の周囲に肉付けする材
料と合わせた構造体全体の重量が小さくすることがで
き、構造体の安定性をますとともに、必要とする雪、
氷、砂、粘土などの必要量を減少させることができる。
特に台座がある場合、台座部分を成形体で構成すること
で、上記効果が大きくなる。
【0010】このような成形体を成形体に応じた継ぎ手
を用いて縦横に組み立て、所定の構造体の芯を造形す
る。このように成形体で構成された芯の周囲を直接ある
いはシート類で覆った後、雪、氷、砂、粘土など所定の
材料で細部に亘る所定の形状を造形する。
【0011】以下、寒冷な地で雪あるいは氷にて造形す
る場合を例にとって説明する。芯の表面にシート類を敷
き、氷雪機で雪を降らし、シート上に雪を積雪させなが
らあるいは周辺の雪を集めて芯の周囲に貼り付け、必要
に応じて水を掛け凍らせながら大まかな形状を整える。
その後、所定の形状となるよう細部の細工を行い完成さ
せる。この際シートを必ずしも敷く必要はないが、シー
トを敷くことによってシート内部にまで雪を詰める必要
がなくなる。また透明なシートで覆うことで芯内部が中
空となるため、必要に応じて芯の内部空間に照明器具等
を挿入し、ライトアップを図ることも可能となる。
【0012】以下、芯となる成形体について説明する。
図3は、成形体の例を示している。図3aは、容器状の
成形体の例である。容器の中心に強度を高めるため、筒
状の突起が設けられている。容器側面および突起にはテ
ーパが施され、互いに重ね合わせられるようになってい
る。図3bは、基盤上に容器状あるいは筒状の突起物が
設けられた例である。上記と同様に容器状突起物内に反
対方向からの突起物を設け強度を高めると同時に、その
側面にテーパを施し互いに重ね合わせられるようになっ
ている。図3cは、二枚の基盤を複数(5本)の支柱で
支持した成形体である。一体的に成形してもよいが、基
盤および支柱を別途製造し、組み合わせて使うことも可
能である。図3aから図3bは何れも成形体を上から見
た図および横から見た図を示している。
【0013】成形体は、足場を兼ねること、軽量である
ことが望ましく、中空の箱状、容器状あるいは多角形の
筒状であることが好ましい。また組み立てることで箱
状、容器状となるような板、棒の組み合わせであっても
差し支えない。箱状、容器状あるいは筒状の形状の成形
体は、一つの箱、容器、筒である必要はなくこれらが複
数一体的に成形された形状であってもよい。またこのよ
うな形状の成形体はポリオレフィン、ポリプロピレンな
どのポリオレフィン、ポリスチレン、ABS樹脂などの熱
可塑性のプラスチックで射出成形等によって製造可能な
形状が好ましい。
【0014】成形体は一種類である必要はなく、大小の
成形体を組み合わせて使用することも、複雑な形状の構
造体を作成するために都合がよい。大小の成形体を組み
合わせる際、その寸法が互いに整数比となっている成形
体を使用するのが好ましい。大小の成形体は必ずしも互
いに相似形である必要はなく、互いに契合する辺の長さ
が整数比であればよい。
【0015】上記成形体を、適宜継ぎ手を用いて、ある
いは、用いることなく組み合わせて芯とする。継ぎ手の
種類・数は、成形体の形状に応じて変化するため、その
例として、図3aの成形体用の継ぎ手を図4に示すに止
める。図3に示す成形体は、その側面同士を契合するた
めの継ぎ手、底面同士を契合する継ぎ手が主要な継ぎ手
であり、上述したように互いに結合しながら所定の形状
に組み立てる。継ぎ手は成形体に設けた雌穴を雄継ぎ手
で結合させる。
【0016】図4aは、図3aの成形体を横方向に4つ
結合した結合部を上から見た図と、横から見た図を示し
ている。成形体の各端部に結合用の雌孔が設けられてい
る。図4bは、上記4つの結合部の雌孔に対応した雄継
ぎ手の一例を上から見た図と横から見た図である。図4
cは、結合した部分の断面図を示す図である。
【0017】このような成形体を継ぎ手を用いて縦横に
組み合わせて造形された芯は、組み立ても簡単であり、
解体も容易である。また積み重ね可能な形状とされた成
形体は運搬保管が容易であり、必要なときに使用でき、
形状の異なる芯材が自由に造形できる。
【発明の効果】本発明は、互いに契合可能とされた中空
状成形体を組み立てて構造体の芯とするため、芯そのも
のが軽量となり、組み立て、解体が容易となる。また、
芯の周囲を雪、氷、砂等で覆い所定の造形物を作成する
ため、構造体全体の重量が小さくなり、安定すると共に
必要とする構造体の材料が少なくて済む。また成形体の
再利用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形体を用いて造形された芯の概念図
を示す。
【図2】本発明の成形体を用いて造形された芯の他の概
念図を示す。
【図3】成形体の例を示す図である。
【図4】継ぎ手の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 芯 2 成形体 3 継ぎ手 3a 雌孔 3b 雄孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雪、氷、砂などで臨時的に造形する構造体
    において、一定形状の互いに結合可能とされた成形体を
    用いて芯を造形し、前記芯の周囲を雪、氷、砂などで覆
    って得られたことを特徴とする構造体。
JP2001115160A 2001-04-13 2001-04-13 構造体 Pending JP2002307899A (ja)

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