JPS6350086Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350086Y2 JPS6350086Y2 JP8592585U JP8592585U JPS6350086Y2 JP S6350086 Y2 JPS6350086 Y2 JP S6350086Y2 JP 8592585 U JP8592585 U JP 8592585U JP 8592585 U JP8592585 U JP 8592585U JP S6350086 Y2 JPS6350086 Y2 JP S6350086Y2
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- Japan
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- mold
- wood
- disk
- cylinder
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- Expired
Links
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Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、例えば公園、道路などの柵や仕切り
として用いられるコンクリート擬木を製造するた
めの型に関するものである。
として用いられるコンクリート擬木を製造するた
めの型に関するものである。
(従来の技術)
従来、コンクリート擬木の製造方法として、原
木と同一形状の原型にウレタン樹脂を張り付けて
型取りをし、次にその型を2つ割して原型から外
し、次にその型を合わせた後、型内にセメントモ
ルタルを注入し、そのセメントモルタルの固化養
生後、型を2つ割りして、その中からコンクリー
ト擬木を取り出す方法がある。
木と同一形状の原型にウレタン樹脂を張り付けて
型取りをし、次にその型を2つ割して原型から外
し、次にその型を合わせた後、型内にセメントモ
ルタルを注入し、そのセメントモルタルの固化養
生後、型を2つ割りして、その中からコンクリー
ト擬木を取り出す方法がある。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来方法に用いられる型は、煩瑣な製造工
程を取るために、高価となる。従つて、この型を
100〜200回も、くり返し使用する必要があつた。
そうすると、擬木の外周面に形成される木肌、す
なわち「木目しぼ」を形成するために設けられた
突条、及び年輪を形成するために設けられた突起
にコンクリートが付着し、擬木が型通りの形状に
成形できない欠点があつた。また、樹脂自体の劣
化による変形、収縮などにより寸法誤差が大きく
なり、また型の割れ目のパーテイングラインが大
きくなつて、擬木の外観形状が悪くなるという欠
点があつた。さらに、そのように外観形状が悪く
なると、そのあとの形状修正に手間がかかるとい
う欠点があつた。
程を取るために、高価となる。従つて、この型を
100〜200回も、くり返し使用する必要があつた。
そうすると、擬木の外周面に形成される木肌、す
なわち「木目しぼ」を形成するために設けられた
突条、及び年輪を形成するために設けられた突起
にコンクリートが付着し、擬木が型通りの形状に
成形できない欠点があつた。また、樹脂自体の劣
化による変形、収縮などにより寸法誤差が大きく
なり、また型の割れ目のパーテイングラインが大
きくなつて、擬木の外観形状が悪くなるという欠
点があつた。さらに、そのように外観形状が悪く
なると、そのあとの形状修正に手間がかかるとい
う欠点があつた。
上記従来例以外にも、コンクリート擬木製造用
型の技術として、例えば特公昭52−44892号があ
るが、この技術でも同様の欠点がある。
型の技術として、例えば特公昭52−44892号があ
るが、この技術でも同様の欠点がある。
本考案は、上記欠点を解消したコンクリート擬
木製造用型を提供することを目的とする。
木製造用型を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段)
上記問題点を解決するため、本考案のコンクリ
ート擬木製造用型は、一枚のプラスチツク製シー
トで作られて、互いに折り曲げ可能な3片から成
り、そのうちの中央片は円板で構成されて、同心
円状に延びる年輪模様を備え、両側片は、中央片
を挾んで対称に位置し、上記円板に連設する半円
筒状の溝を備え、中央片に対して起立したとき、
円板を底として円筒を構成し、溝の内面は木肌状
の突条を備えたものである。
ート擬木製造用型は、一枚のプラスチツク製シー
トで作られて、互いに折り曲げ可能な3片から成
り、そのうちの中央片は円板で構成されて、同心
円状に延びる年輪模様を備え、両側片は、中央片
を挾んで対称に位置し、上記円板に連設する半円
筒状の溝を備え、中央片に対して起立したとき、
円板を底として円筒を構成し、溝の内面は木肌状
の突条を備えたものである。
(作用)
上記構成において、両側片を起立させて構成し
た円筒内にセメントモルタルを注入し、そのセメ
ントモルタルの固化養生後、シートを引き剥がせ
ば、コンクリート擬木が得られる。そしてその擬
木の外周面には、木肌状の突条によつて木目しぼ
が形成され、擬木の端面には、年輪模様によつて
年輪が形成されるものである。
た円筒内にセメントモルタルを注入し、そのセメ
ントモルタルの固化養生後、シートを引き剥がせ
ば、コンクリート擬木が得られる。そしてその擬
木の外周面には、木肌状の突条によつて木目しぼ
が形成され、擬木の端面には、年輪模様によつて
年輪が形成されるものである。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。第1図は製造されたコンクリート擬木1を示
し、この実施例では、擬木1を5本、一体的に形
成してある。各擬木1の外周面には木肌、すなわ
ち木目しぼ2を形成し、その端面には年輪3を形
成してある。第2図に示すものは、一枚のプラス
チツク製シート4であつて、互いに折り曲げ可能
な3片4A,4B,4Cからなり、そのうちの中
央片4Aは一列に連続的に並べられた5つの円板
7で構成されて、同心円状に延びる年輪模様8を
備えている。両側片4B,4Cは中央片4Aを挾
んで対称に位置し、上記各円板7に連設する半円
筒状の5つの溝5A,5Bを備え、中央片4Aに
対して起立したとき、円板7を底として円筒5を
構成し、溝5A,5Bの内面は木肌状の突条6を
備えている。さらに、シート4の外側縁には溝5
A,5Bに沿つてリブ9を形成してある。第3図
に示す状態は、シート4の中央片4Aに対して両
側片4B,4Cを起立させ、円板7を底とし、互
いに対向する溝5A,5Bどうしを合わせて円筒
5を形成した状態を示している。同図において、
10は互いに当接させられたリブ9どうしを連結
するホツチキス針、11はコの字形の型支持材で
あつて、その両端部を円筒5間のくぼみに嵌合さ
せて円筒5の形くずれを阻止するものである。
る。第1図は製造されたコンクリート擬木1を示
し、この実施例では、擬木1を5本、一体的に形
成してある。各擬木1の外周面には木肌、すなわ
ち木目しぼ2を形成し、その端面には年輪3を形
成してある。第2図に示すものは、一枚のプラス
チツク製シート4であつて、互いに折り曲げ可能
な3片4A,4B,4Cからなり、そのうちの中
央片4Aは一列に連続的に並べられた5つの円板
7で構成されて、同心円状に延びる年輪模様8を
備えている。両側片4B,4Cは中央片4Aを挾
んで対称に位置し、上記各円板7に連設する半円
筒状の5つの溝5A,5Bを備え、中央片4Aに
対して起立したとき、円板7を底として円筒5を
構成し、溝5A,5Bの内面は木肌状の突条6を
備えている。さらに、シート4の外側縁には溝5
A,5Bに沿つてリブ9を形成してある。第3図
に示す状態は、シート4の中央片4Aに対して両
側片4B,4Cを起立させ、円板7を底とし、互
いに対向する溝5A,5Bどうしを合わせて円筒
5を形成した状態を示している。同図において、
10は互いに当接させられたリブ9どうしを連結
するホツチキス針、11はコの字形の型支持材で
あつて、その両端部を円筒5間のくぼみに嵌合さ
せて円筒5の形くずれを阻止するものである。
以下、上記構成における作用について説明す
る。まず、第2図に示すごとく、広げた状態のシ
ート4の中央片4Aに対して両側片4B,4Cを
起立させ、円板7を底とし、互いに対向する溝5
A,5Bどうしを合わせて円筒5を形成する。次
に互いに当接させられたリブ9どうしをホツチキ
ス針10で連結する。次に型支持材をつかんで、
その両端部を円筒5間のくぼみに嵌合させ、第3
図状態にする。次に円筒5の上端開口12から円
筒5内にセメントモルタルを一杯になるまで注入
する。次にセメントモルタルの固化養生後、型支
持材11及びホツチキス針10を外し、シート4
を引き剥がせば、第1図に示すコンクリート擬木
1が得られる。
る。まず、第2図に示すごとく、広げた状態のシ
ート4の中央片4Aに対して両側片4B,4Cを
起立させ、円板7を底とし、互いに対向する溝5
A,5Bどうしを合わせて円筒5を形成する。次
に互いに当接させられたリブ9どうしをホツチキ
ス針10で連結する。次に型支持材をつかんで、
その両端部を円筒5間のくぼみに嵌合させ、第3
図状態にする。次に円筒5の上端開口12から円
筒5内にセメントモルタルを一杯になるまで注入
する。次にセメントモルタルの固化養生後、型支
持材11及びホツチキス針10を外し、シート4
を引き剥がせば、第1図に示すコンクリート擬木
1が得られる。
上記実施例では、円筒5が形くずれしないよう
に、コの字形の型支持材11を用いたが、これに
代えて、例えば長方形の箱、金網、針金を巻いて
作つた輪を用いてもよい。要は形くずれを阻止で
きるものであればよい。また、シート4の溝5
A,5B、突条6及び年輪模様8は、真空成形法
又はブロー成形法などで容易に作ることができ
る。従つてこのシート4を1回限りで使い捨てに
してもよいし、何回か、くり返し使つてもよい。
またシート4の肉厚は型くずれしない程度の薄さ
(例えば0.05〜0.3mm)でよい。また溝5A,5B
の径を適宜に設定することによつて、大径のもの
から小径のものまで、さまざまな径の擬木1を製
造することができる。さらにシート4の材質は、
塩化ビニル、ポリエチレン、アクリルなど、成形
できる素材であれば、何でもよい。
に、コの字形の型支持材11を用いたが、これに
代えて、例えば長方形の箱、金網、針金を巻いて
作つた輪を用いてもよい。要は形くずれを阻止で
きるものであればよい。また、シート4の溝5
A,5B、突条6及び年輪模様8は、真空成形法
又はブロー成形法などで容易に作ることができ
る。従つてこのシート4を1回限りで使い捨てに
してもよいし、何回か、くり返し使つてもよい。
またシート4の肉厚は型くずれしない程度の薄さ
(例えば0.05〜0.3mm)でよい。また溝5A,5B
の径を適宜に設定することによつて、大径のもの
から小径のものまで、さまざまな径の擬木1を製
造することができる。さらにシート4の材質は、
塩化ビニル、ポリエチレン、アクリルなど、成形
できる素材であれば、何でもよい。
また上記実施例では、5本の擬木1を一体的に
製造する場合を例に挙げて説明したが、溝5A,
5Bの数を適当に変更することによつて、1本の
擬木1でも、それ以上の数の擬木1でも自在に製
造することができる。
製造する場合を例に挙げて説明したが、溝5A,
5Bの数を適当に変更することによつて、1本の
擬木1でも、それ以上の数の擬木1でも自在に製
造することができる。
なお、擬木1の高さは300〜500mm、直径は100
mm程度、木目しぼ2間の間隔は10mm程度が適当で
ある。
mm程度、木目しぼ2間の間隔は10mm程度が適当で
ある。
(考案の効果)
以上述べたごとく、本考案によれば、一枚のプ
ラスチツク製シートを折り曲げて型を作るもので
あるから、その型を真空成形法などにより大量
に、しかも安価に得ることができる。従つて、コ
ンクリート擬木も大量にかつ安価に製造すること
ができる。また、このように型が安価で使い捨て
することができることから、従来の型を100回以
上も使う場合に比べて、外観形状が美しい擬木を
提供することができ、また軽く、離型性に優れ、
手間がかからないものである。またばりがほとん
ど生じず、ばり取り作業を軽減させるものであ
る。さらに、もつとも目につきやすい擬木の年輪
形成付近に継ぎ目が生じず、美観に優れている。
ラスチツク製シートを折り曲げて型を作るもので
あるから、その型を真空成形法などにより大量
に、しかも安価に得ることができる。従つて、コ
ンクリート擬木も大量にかつ安価に製造すること
ができる。また、このように型が安価で使い捨て
することができることから、従来の型を100回以
上も使う場合に比べて、外観形状が美しい擬木を
提供することができ、また軽く、離型性に優れ、
手間がかからないものである。またばりがほとん
ど生じず、ばり取り作業を軽減させるものであ
る。さらに、もつとも目につきやすい擬木の年輪
形成付近に継ぎ目が生じず、美観に優れている。
図は本考案の一実施例を示し、第1図はコンク
リート擬木の斜視図、第2図はプラスチツク製シ
ートを広げた状態の斜視図、第3図は型を完成さ
せた状態の斜視図、第4図は第3図の−矢視
図、第5図は第4図の−矢視図である。 図において、1はコンクリート擬木、2は木目
しぼ、3は年輪、4はプラスチツク製シート、4
Aは中央片、4B,4Cは側片、5は円筒、5
A,5Bは溝、6は突条、7は円板、8は年輪模
様である。
リート擬木の斜視図、第2図はプラスチツク製シ
ートを広げた状態の斜視図、第3図は型を完成さ
せた状態の斜視図、第4図は第3図の−矢視
図、第5図は第4図の−矢視図である。 図において、1はコンクリート擬木、2は木目
しぼ、3は年輪、4はプラスチツク製シート、4
Aは中央片、4B,4Cは側片、5は円筒、5
A,5Bは溝、6は突条、7は円板、8は年輪模
様である。
Claims (1)
- 一枚のプラスチツク製シートで作られて、互い
に折り曲げ可能な3片から成り、そのうちの中央
片は円板で構成されて、同心円状に延びる年輪模
様を備え、両側片は、中央片を挾んで対称に位置
し、上記円板に連設する半円筒状の溝を備え、中
央片に対して起立したとき、円板を底として円筒
を構成し、溝の内面は木肌状の突条を備えてな
る、コンクリート擬木製造用型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8592585U JPS6350086Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8592585U JPS6350086Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61201808U JPS61201808U (ja) | 1986-12-18 |
JPS6350086Y2 true JPS6350086Y2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=30636755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8592585U Expired JPS6350086Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6350086Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP8592585U patent/JPS6350086Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61201808U (ja) | 1986-12-18 |