JP2002307666A - 記録ヘッドおよびインクジェットプリンタ - Google Patents

記録ヘッドおよびインクジェットプリンタ

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JP2002307666A
JP2002307666A JP2001110890A JP2001110890A JP2002307666A JP 2002307666 A JP2002307666 A JP 2002307666A JP 2001110890 A JP2001110890 A JP 2001110890A JP 2001110890 A JP2001110890 A JP 2001110890A JP 2002307666 A JP2002307666 A JP 2002307666A
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recording
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recording head
heads
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JP2001110890A
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English (en)
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Nobuo Matsumoto
伸雄 松本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単位ヘッドを複数配列することで、長尺化して
なる記録ヘッドにおいて、各単位ヘッドの位置合わせを
高精度に行わなくても、継ぎ目を容易かつ適正に合わせ
ることができる記録ヘッド、および、この記録ヘッドを
利用するインクジェットプリンタを提供する。 【解決手段】記録素子の配列ピッチが等しい単位ヘッド
を、記録素子の配列方向と直交する方向から見た際に隣
接するもの同士で記録素子列が重複するように並べると
共に、隣接する単位ヘッドは、互いの記録素子列が角度
を有するように配置されることにより、前記課題を解決
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種のプリンタに
用いられる記録ヘッドの技術分野に属し、詳しくは、複
数の記録ヘッド(単位ヘッド)を配列して長尺化してな
る記録ヘッドにおいて、高画質な画像を記録することが
でき、しかも、生産性も良好で安価な記録ヘッド、およ
び、この記録ヘッドを用いるインクジェットプリンタに
関する。
【0002】
【従来の技術】ヒータによる加熱でインクの一部を急速
に気化させ、その膨張力等によってインク液滴をノズル
から吐出させる、サーマルインクジェットが各種のプリ
ンタに利用されている(特開昭48−9622号、同5
4−51837号の各公報参照)。また、静電気や、ピ
エゾ素子等の駆動手段で振動板を振動して、そのエネル
ギによってインク液滴をノズルから吐出させるインクジ
ェットを利用するプリンタも知られている(特開平11
−207956号、同11−309850号の各公報等
参照)。
【0003】このようなインクジェットプリンタをはじ
めとして、サーマルプリンタやドットインパクトプリン
タのように、いわゆる記録ヘッドを用いる各種のプリン
タは、受像紙等の記録媒体に比して大幅に小さい記録ヘ
ッドを用い、記録媒体を断続的な搬送と、記録ヘッドの
走査とを組み合わせて画像記録を行う、いわゆるシリア
ルタイプのプリンタが主流である。
【0004】これに対し、記録媒体の一つの辺の全域に
対応して、記録素子が配列されている、いわゆるライン
ヘッドを用いるプリンタも知られている。ラインヘッド
を用いれば、記録媒体とラインヘッドとを、記録素子の
配列方向と直交する方向に相対的に移動(走査)するだ
けで、記録媒体の全面に画像記録を行うことができる。
そのため、ラインヘッドを用いるプリンタによれば、迅
速に、かつ記録ヘッドの移動や記録媒体の間欠的な搬送
等のない簡易な動作で、画像記録を行える。その反面、
ラインヘッドは、シリアルタイプのプリンタに利用され
る記録ヘッドに比べ、コストが高い、歩留りが悪い、信
頼性が低い等の難点がある。また、記録素子の一部が破
損しただけでも、高価なラインヘッドの全体を交換する
必要が有り、修理にかかるコストが高いという欠点もあ
る。
【0005】このようなラインヘッドの問題点を解決す
るために、例えばシリアルタイプのプリンタに利用され
るような小型の記録ヘッド(以下、便宜的に短尺ヘッド
とする)を、記録素子列を重複した状態で、複数、記録
素子列方向に並べることにより、長尺化してラインヘッ
ドとする方法が知られている(特公平4−38589号
公報等参照)。このようなラインヘッドによれば、コス
ト、歩留り、信頼性等の小型の記録ヘッドの利点を生か
しつつ、ラインヘッドを構成することができる。しか
も、一部の記録素子が破損した場合には、その部分の短
尺ヘッドのみを交換すればよいので、修理等のコストの
点でも、大幅に有利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように短尺ヘッド
を並べてなるラインヘッドにおいて、高画質な画像を記
録するためには、短尺ヘッドの繋ぎ合わせ位置におい
て、記録素子の継ぎ目が適正に合うように、各短尺ヘッ
ドの位置を正確に合わせる必要がある。継ぎ目が適正で
ないと、この位置で記録素子のピッチがズレるため、当
然、これに起因して画素位置(インクジェットであれ
ば、受像紙上のインク着弾位置)もズレるので、記録画
像に低濃度もしくは高濃度のスジ状の濃度ムラや、甚だ
しい場合には、スジ状の白抜けが生じる。ところが、記
録素子のピッチは、例えば600dpiで約42μmと
非常に狭い。そのため、多数の短尺ヘッドを正確に位置
決めして、全ての継ぎ目を適正にしたラインヘッドを製
造することは、実質的に、非常に困難である。
【0007】これに対応するために、各短尺ヘッド毎の
位置合わせを高精度に行わずに、短尺ヘッドの継ぎ目を
合わせる方法が、各種の提案されている。例えば、特開
平6−255175号公報には、短尺ヘッドを配列して
なるラインヘッドにおいて、継ぎ目部分において、駆動
する記録素子をランダムに変更することにより、継ぎ目
が不適正であることに起因する画質低下を実質的に視認
できないようにする記録装置が開示されている。しかし
ながら、この装置では、継ぎ目部分において、1ライン
毎に駆動する記録素子をランダムに変更させるために、
ラインヘッドの記録制御が非常に複雑になってしまう。
【0008】また、特開2000−190484号公報
には、短尺ヘッドを配列してなるラインヘッドにおい
て、隣接する短尺ヘッドの一方の短尺ヘッドの記録素子
(好ましくは、重複領域のみ)のピッチを、視認できな
い程度に異ならしめたラインヘッドが開示されている。
このラインヘッドによれば、隣接する短縮ヘッドの記録
素子列を所定長以上重複させることにより、前記ピッチ
の違いによって、配列方向で位置が略一致する記録素子
が存在するので、この位置を継ぎ目とすることにより、
継ぎ目を適正に合わせることができる。しかしながら、
このラインヘッドを製造するためには、異なる記録素子
ピッチを有する2種の短尺ヘッドを製造する必要があ
り、コスト的に不利である。
【0009】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、複数の記録ヘッド(単位ヘッド)
を記録素子列の方向に配列することで、長尺化してなる
記録ヘッドにおいて、各単位ヘッドの位置合わせを高精
度に行わなくても、単位ヘッドの繋ぎ合わせ位置におい
て、記録素子の継ぎ目を容易かつ適正に合わせることが
でき、従って、高画質な画像記録が可能で、生産性や生
産コストが良好な記録ヘッド、および、この記録ヘッド
を利用するインクジェットプリンタを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の記録ヘッドは、1方向に配列された記録素
子を有する単位ヘッドを、記録素子の配列方向に複数並
べてなる記録ヘッドであって、記録素子の配列ピッチが
等しい単位ヘッドを、前記配列方向と直交する方向から
見た際に隣接するもの同士で記録素子列が重複するよう
に並べると共に、隣接する単位ヘッドは、互いの記録素
子列が角度を有するように配置したことを特徴とする記
録ヘッドを提供する。
【0011】このような本発明の記録ヘッドにおいて、
互いの記録素子列が平行な単位ヘッド、もしくは記録素
子列が1本の直線上に位置する単位ヘッドが、1つ置き
に配置されるのが好ましく、また、隣接する単位ヘッド
の記録素子列の成す角度が、5°〜26°であるのが好
ましく、また、隣接する単位ヘッドにおいて、前記記録
素子列の成す角度をθ、前記配列方向と直交する方向か
ら見た際に重複する記録素子数をnとした際に、下記式
「cosθ<n/(n+1)」を満たすのが好ましい。
【0012】また、本発明のインクジェットプリンタ
は、前記本発明の記録ヘッドを利用することを特徴とす
るインクジェットプリンタを提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の記録ヘッドおよび
インクジェットプリンタについて、添付の図面に示され
る好適実施例を基に詳細に説明する。なお、以下の説明
は、本発明の記録ヘッドをインクジェット記録ヘッドに
利用した例で行う。しかしながら、本発明は、これに限
定はされず、例えば、ドットインパクトプリンタ、サー
マルヘッド、昇華型プリンタの記録ヘッド等、記録素子
が一方向に配列されてなる各種の記録ヘッドに、好適に
利用可能である。
【0014】図1に、本発明の記録ヘッドを用いる、本
発明のインクジェットプリンタの一例を示す。図1にお
いて、(A)は、このインクジェットプリンタの構成の
概略を示す正面図(後述する配列方向から見た図)であ
り、(B)は、このインクジェットプリンタを斜め方向
から見た概略図である。
【0015】インクジェットプリンタ10(以下、プリ
ンタ10とする)は、インクジェット記録ヘッド50
(以下、記録ヘッド50とする)として、対応する最大
サイズの受像紙Pの少なくとも1つの辺の長さを超え
て、インクを吐出するノズル52(記録素子)が配列さ
れた、いわゆるラインヘッドを用いる。このプリンタ1
0は、記録ヘッド50が、本発明の記録ヘッドであるこ
と以外は、基本的に、公知のインクジェットプリンタで
ある。
【0016】なお、本発明は、図示例のようなラインヘ
ッド(ラインヘッドを用いるプリンタ)にも限定はされ
ず、受像紙P(記録媒体)の断続的な搬送と、キャリッ
ジによる記録ヘッドの走査とを組み合わせ、受像紙Pの
停止中に、記録素子の配列方向と直交する方向に記録ヘ
ッドを走査して画像記録を行い、一回の走査を終了した
ら、走査方向と直交する方向に所定長だけ受像紙Pを搬
送して、記録ヘッドによる走査を行うことを繰り返すこ
とにより、受像紙Pの全面に画像記録を行う、いわゆる
シリアルタイプであってもよい。
【0017】図1に示されるプリンタ10は、記録ヘッ
ド50によって画像記録を行う記録部12、供給部1
4、プレヒート部16、および排出部18(図1(B)
では省略)を有して構成される。なお、プリンタ10に
は、これ以外にも、記録ヘッド50の清掃等を行うメン
テナンスユニットや、ノズル52の乾燥や目詰まり防止
するための記録ヘッド50のキャップ等、各種のインク
ジェットプリンタに設置される公知の各種の部材やユニ
ットを有してもよいのは、もちろんである。
【0018】供給部14は、搬送ローラ対20および2
2と、ガイド24および26とを有するもので、記録紙
等の受像紙Pを、横方向から上方に搬送して、プレヒー
ト部16に供給する。
【0019】プレヒート部16は、3本のローラおよび
エンドレスベルトからなるコンベア28と、コンベア2
8の外方からエンドレスベルトに押圧される圧着ローラ
30と、コンベア28の内方からエンドレスベルトを介
して圧着ローラ30に押圧されるヒータ32と、これら
を覆うハウジング16aと、ハウジング16a内を排気
する排気ファン34とを有する。このようなプレヒート
部16は、インクジェットによる画像記録の前に受像紙
Pを加熱することで、受像紙Pに着弾したインクの乾燥
(定着)を促進するためのものである。具体的には、供
給部14から搬送された受像紙Pを、コンベア28と圧
着ローラ30とによって挟持搬送しつつ、ヒータ32に
よって記録面側から加熱して、記録部12に搬送する。
【0020】記録部12は、本発明の記録ヘッド50
と、記録制御部56と、搬送手段58とを有して構成さ
れるものである。また、記録ヘッド50には、図示しな
いインクタンクが装填されている。
【0021】前述のように、記録ヘッド50は、受像紙
Pの一辺を超える長さにわたってインクを吐出するノズ
ル52が配列された、いわゆるラインヘッドで、図示例
においては、図中矢印x方向(図1(A)においては紙
面と垂直方向)を基本的なノズル52の配列方向(以
下、この方向を単に配列方向とし、ノズル52の列をノ
ズル列とする)として、配置される。従って、図示例の
プリンタ10は、記録ヘッド50によって、配列方向と
直交する図中矢印y方向(以下、搬送方向とする)に、
受像紙Pを1回走査することで、受像紙Pの全面に画像
を記録できる。図示例においては、搬送方向に受像紙P
を搬送することにより、画像記録を行う。
【0022】ここで、本発明にかかる記録ヘッド50
は、小型の記録ヘッド(単位ヘッド54)を複数、配列
方向に並べることにより、長尺化してラインヘッドを構
成したものである。図2に、記録ヘッド50の平面(受
像紙P側(インク吐出側)から見た図)の概略図を示
す。
【0023】なお、図示例においては、構成および作用
を明瞭にするために、1つのノズル列を有する、モノク
ロ画像の記録に対応する記録ヘッド50(単位ヘッド5
4)を例示する。しかしながら、本発明の記録ヘッド
は、これに限定はされす、各種の構成が利用可能であ
る。例えば、単位ヘッドは、同じ色のインクを吐出する
ノズル列を2つ有する、センターフィード方式の記録ヘ
ッドでもよい。あるいは、K(黒)インク、M(マゼン
タ)インク、C(シアン)インク、およびY(黄色)イ
ンク、あるいはさらに、ライトCやライトM等のインク
を、それぞれ吐出するノズル列を有するカラー画像の記
録ヘッドであってもよい。また、プリンタ10は、図2
(A)に示されるような記録ヘッド50を走査方向に複
数配列することで、カラー画像の記録を行ってもよい。
【0024】また、記録ヘッド50(単位ヘッド54)
は、ノズル52、各ノズル52に対応して配置されるイ
ンク吐出手段としてのヒータ、各ヒータ(ノズル52)
にインクを供給するインク流路、ヒータの駆動手段(例
えば駆動LSI)等を有する、公知のインクジェット記
録ヘッドである。従って、いわゆるトップシュータ型
(フェイスインクジェット)であっても、サイドシュー
タ型(エッジインクジェット)であってもよい。また、
ヒータによる加熱でインクを吐出する、いわゆるサーマ
ルインクジェットにも限定はされず、ピエゾ素子や静電
力等を用いてインク室の振動板を振動させて、この力で
インクを吐出するものであっても良い。
【0025】図2(A)に示されるように、記録ヘッド
50は、複数の単位ヘッド54を配列方向に並べて、基
部50aに組み込むことによって、ラインヘッドを構成
している。なお、本発明においては、全てを同一の単位
ヘッド54で構成するのに限定はされず、必要に応じ
て、ピッチや形状が異なる等の別の単位ヘッドを組み込
んで記録ヘッドを構成してもよい。
【0026】記録ヘッド50において、各単位ヘッド5
4は、ノズル52からのインクの吐出面を同一平面とし
て基部50aに組み込まれている。また、隣接する単位
ヘッド54は、搬送方向(矢印y方向)から見た際に互
いのノズル列が重複し(以下、ノズル列が重複とす
る)、かつ、互いのノズル列が角度を有するように配置
される。図示例においては、ノズル列を配列方向(矢印
x方向)と平行にして配置された単位ヘッド54と、ノ
ズル列が配列方向に対して角度を有して配置された単位
ヘッド54とを、交互に、かつ千鳥掛け状(スタッガー
ド)に並べることにより、ラインヘッドを構成してい
る。
【0027】前述のように、複数の単位ヘッドを一方向
に配列することにより長尺化したラインヘッドにおい
て、スジ状の濃度ムラや白抜け等のない高画質な画像を
記録するためには、単位ヘッドの繋ぎ合わせ位置におい
て、継ぎ目を適正に合わせる必要がある。しかしなが
ら、記録ヘッドにおいて、ノズル(記録素子)のピッチ
は、例えば600dpi(インクジェットでは、ノズル
/インチ)でも約42μm、1200dpiで約21μ
mと、非常に細かく、これを正確に位置合わせして単位
ヘッドを並べ、全ての継ぎ目が適正に合っているライン
ヘッドを作成することは、実質的に不可能である。
【0028】これに対し、本発明は、単位ヘッド54を
一方向に並べて長尺化してなる記録ヘッド50におい
て、隣接する単位ヘッドが、互いのノズル列を搬送方向
に重複すると共に、互いのノズル列が角度を有するよう
に配置される。このような構成を有することにより、単
位ヘッド54の繋ぎ合わせ位置において、ノズル52
(記録素子)の継ぎ目を容易かつ適正に合わせる(整合
させる)ことを可能にしている。また、上記構成を有す
ることにより、一種類の単位ヘッド54で、継ぎ目を適
正に合わせた長尺な記録ヘッドを実現している。
【0029】以下、図2(A)の矢印b部分の部分拡大
図である、図2(B)を参照して、詳細に説明する。前
述のように、記録ヘッド50は、ノズル列が配列方向と
平行(以下、平行とする)な単位ヘッド54と、ノズル
列が配列方向に対して角度θを有する(以下、斜めとす
る)単位ヘッド54とを、交互に配置することにより、
ラインヘッドを構成している。単位ヘッド54のノズル
52は、ピッチpで配列される。すなわち、ノズル列が
平行の単位ヘッド54は、配列方向に所定のピッチpの
ノズル列を有する。これに対して、ノズル列が斜めの単
位ヘッド54は、配列方向のノズルピッチは、ノズル列
が成す角度θに応じて「p×cosθ」となり、すなわ
ち、ピッチpよりも「p×(1−cosθ)」だけ、狭
くなっている。
【0030】従って、ノズル列の重複領域においては、
配列方向のノズルピッチの差に起因して、隣接する単位
ヘッド54同士のノズル52の配列方向の位置関係、す
なわち、両者における配列方向のノズル52の間隔は、
p/2を最大として、連続的に変化する。
【0031】本発明においては、隣接する単位ヘッド5
4間で、配列方向におけるノズル52の位置が最も近接
した場所、すなわち、前記ノズル間隔の変化によって配
列方向のノズル間隔が最も狭くなった場所を、継ぎ目位
置とする。これにより、正確な単位ヘッド54の位置合
わせを行うことなく、一種の単位ヘッド54で、繋ぎ合
わせ位置において、隣接する単位ヘッド54の継ぎ目を
適正に合わせることができる。図2(B)に示される例
であれば、ノズル間隔が最も狭い、二点鎖線で示される
位置のノズル52を継ぎ目位置として、例えば、上方
(搬送方向上流側)の単位ヘッド54は、この二点鎖線
上のノズル52を含んで、ここよりも図中右側のノズル
52によって画像を記録(インクを吐出)し、下方の単
位ヘッド54は、この二点鎖線上のノズル52を含ま
ず、ここよりも図中左側のノズル52によって画像を記
録する。
【0032】なお、図示例の記録ヘッド50は、画像記
録の制御が容易等の好ましい態様として、1つ置きに、
配列方向と平行なノズル列を有する単位ヘッド54を配
置している。しかしながら、本発明は、これには限定は
されず、例えば、全ての単位ヘッドのノズル列が配列方
向に対して角度を有してもよい。また、インクの吐出面
を同一平面とせず、隣接する単位ヘッドでノズル列がイ
ンク吐出方向に角度を有してもよいが、この構成では、
ノズル毎にインクの飛翔距離が異なる結果となり、画質
的に不利であるので、やはり、図示例のように、インク
の吐出面を同一面として、搬送方向に傾けることで、隣
接する単位ヘッドでノズル列が角度を有するようにする
のが好ましい。
【0033】本発明の記録ヘッド50において、隣接す
る単位ヘッド54のノズル列が成す角度θには、特に限
定はない。
【0034】後に、より明らかになるが、本発明の記録
ヘッド50においては、継ぎ目において生じ得る誤差
(ピッチズレ)の最大値は、角度θによって決定され、
角度θが小さいほど、少ない誤差で適正に継ぎ目を合わ
せることが可能になる。また、角度θが小さい程、隣接
する単位ヘッド54間におけるノズルピッチの差(すな
わち、図示例においては、角度を有する単位ヘッド54
における配列方向のノズルピッチと所定のピッチpとの
差)を小さくできる。従って、継ぎ目の精度やノズルピ
ッチの違いに起因する画質低下や、後述する画像補正の
優位性の点では、角度θは小さい方が有利である。その
反面、角度θが小さくなる程、角度θに応じた継ぎ目の
最適点を得るのに必要な重複ノズル数が多くなり、従っ
て、単位ヘッド54の利用効率の点では、角度θは大き
い方が有利である。
【0035】従って、隣接する単位ヘッド54のノズル
列が成す角度θは、単位ヘッド54のサイズ(長さやノ
ズル数等)、要求される画質等に応じて、適宜、決定す
ればよいが、以上のことを考慮すると、角度θは、5°
〜26°、特に、10°〜24°とするのが好ましい。
【0036】また、隣接する単位ヘッド54において、
重複領域の長さ、すなわち搬送方向に重複させるノズル
52の数にも特に限定はなく、単位ヘッド54のサイズ
(長さやノズル数)、要求される画質等に応じて、適
宜、決定すればよい。
【0037】ここで、本発明の記録ヘッドにおいては、
重複するノズル数をn(重複するノズル列の長さ=n
p)とした際に、「(n+1)p×cosθ<np」す
なわち「cosθ<n/(n+1)」すなわち「cos
θ/(1−cosθ)<n」を満たすことにより、角度
θに応じた最適な継ぎ目位置を確実に得て、誤差をp/
n(=1−cosθ)以下にすることができ、画質の点
で好ましい。従って、角度θと重複ノズル数nとの関係
が上記式を満たした上で、隣接する短尺ヘッド間におけ
る配列方向のノズル52の間隔が、p/n以下になる点
を継ぎ目位置にすることにより、継ぎ目位置におけるピ
ッチズレを最小限にした、高画質な画像記録が可能な記
録ヘッド50を安定的に作成することができる。
【0038】下記に、cosθ=n/(n+1)におけ
るθとnとの関係の一例を示すことにより、角度θや得
られる精度について、具体的に示す。 n n+1 cosθ θ ─────────────────────────────── 1 2 0.5 60 2 3 0.666666667 48.19 8 9 0.888888889 27.266 9 10 0.9 25.842 12 13 0.923076923 22.620 16 17 0.941176471 19.750 20 21 0.952380952 17.753 24 25 0.96 16.260 28 29 0.965517241 15.090 32 33 0.96969697 14.141 36 37 0.972972973 13.351 48 49 0.979591837 11.595 60 61 0.983606557 10.389 120 121 0.9917355537 7.371 180 181 0.994475138 6.026 264 265 0.996226415 4.979
【0039】上記表より明らかなように、角度θが小さ
い程、上記式を満たすノズル52の重複数は多くなる
が、ノズルを重複させることにより、単位ヘッド54の
継ぎ目における誤差を小さくできる。例えば、角度θを
約5°として、重複するノズル数nを264個以上とす
ることにより、継ぎ目における誤差を0.4%以下にす
ることができ、継ぎ目の誤差を小さくした、高画質な画
像記録が可能である。逆に、角度θを大きくすれば、重
複するノズル数nすなわち単位ヘッド54の利用効率の
点では有利である。
【0040】本発明においては、以上のことを考慮し
て、継ぎ目に要求される精度や目的とする画質等に応じ
て、角度θと、重複するノズル数nとを、適宜選択する
のも、好ましい。例えば、前述のように、角度θを約5
°として、重複するノズル数nを265個以上とするこ
とにより、継ぎ目における誤差を0.4%以下にできる
が、そこまで精度を要求されない場合、例えば、要求画
質等に応じて、この誤差が1%程度まで許容できる場合
も多い。この際においては、上記表より、角度θを約7
°にして、重複ノズル数nを120個としてもよいが
(最大誤差約0.8%)、角度θを約5°として、重複
するノズル数nを上記式で算出される数の半分の132
個としても、最大誤差は約0.8%となる。従って、こ
の場合には、平行なノズル列と角度を有するノズル列と
のピッチ差が小さくなる分、角度θを約5°とした方
が、画質的に有利になる場合も有る。
【0041】図2に示される記録ヘッド50は、好まし
い態様として、各単位ヘッド54における搬送方向のノ
ズル列の位置ズレを小さくするために、ノズル列が平行
な単位ヘッド54は、搬送方向の位置が1つ置きに異な
り、かつ、ノズル列が角度を有する単位ヘッド54は、
一つ置きに傾きの方向が異なる。しかしながら、本発明
において、単位ヘッド54の配置方法は、これに限定は
されず、隣接する単位ヘッド54において、ノズル列が
重複し、かつ、ノズル列が角度を有せば、各種の態様が
利用可能である。
【0042】例えば、図3(A)に示されるように、ノ
ズル列が所定の直線上(図中一点鎖線)に乗るように配
置した単位ヘッドと、ノズル列を所定方向に傾けて配置
した単位ヘッドとを、交互に並べて記録ヘッドを構成し
てもよい。あるいは、図3(B)に示されるように、ノ
ズル列が所定の直線上(図中一点鎖線)に乗るように配
置した単位ヘッドと、隣接する単位ヘッドのノズル列の
搬送方向上流側および下流側に重複するようにノズル列
を傾けて配置した単位ヘッドとを、交互に並べて記録ヘ
ッドを構成してもよい。
【0043】図示例のプリンタ10において、記録ヘッ
ド50の駆動は、記録制御部56によって制御される。
記録制御部56は、供給された画像データに応じた駆動
信号を、記録ヘッド50のヒータ駆動手段(駆動LS
I)に出力し、記録ヘッド50を駆動させる。ここで、
記録制御部56には、前述のように決定された継ぎ目位
置に応じた、インクを吐出しないノズル52(これに対
応するヒータ)のデータが記憶されており、記録制御部
56は、これを用いずに画像記録を行うように、記録ヘ
ッド50の駆動を制御する。なお、継ぎ目位置、およ
び、それに応じて選択される駆動しないノズル52は、
記録ヘッド50やプリンタ10の組み立て時や工場出荷
時等に、予め検査を行って決定しておき、例えば、記録
制御部56のメモリに記憶しておけばよい。また、記録
制御部56は、吐出すべきノズル52のデータを記憶し
てもよい。
【0044】ここで、本発明の記録ヘッド50において
は、前述のように、平行なノズル列を有する単位ヘッド
54と、ノズル列が角度を有する単位ヘッド54とで
は、配列方向のノズル52のピッチが異なる。図示例に
おいては、前述のように、ノズル列が平行な単位ヘッド
54に比して、ノズル列が角度を有する単位ヘッド54
は、ノズル52の配列方向のピッチが「p×cosθ」
となり、所定のピッチpよりも「p×(1−cos
θ)」だけ狭く、それに応じて、記録密度が高くなって
いる。従って、本発明の記録ヘッド50やプリンタ10
においては、このピッチ差に応じて、画像補正を行うの
が好ましい。なお、画像補正は、記録制御部56が行っ
てもよく、プリンタ10に設置される画像処理部が行っ
てもよい。
【0045】画像の補正方法には特に限定はなく、各種
の方法が利用可能である。例えば、ノズルピッチの差に
応じた補正係数、補正演算、LUT(ルックアップテー
ブル)等を設定しておき、これらを用いて画像データを
補正する方法が例示される。また、記録ヘッド50の特
性等に応じて、ヒータの駆動時間の制御等によって吐出
するインク量を調整する方法、搬送方向のインク吐出回
数を調整する方法等の画像補正方法(ドットコントロー
ル)も、好適に利用可能であり、さらに、複数の画像補
正方法を併用してもよい。ここで、ノズルピッチの違い
に起因する画質変動は、インクの色や種類、画像濃度、
受像紙P(受像媒体)の種類や特性、記録速度等によっ
て異なる場合も多い。従って、このような画像補正の条
件は、これらの組み合わせ等に応じて、適宜、設定して
おき、例えばLUT化しておいて、該当する補正条件を
選択して用いるのが好ましい。
【0046】なお、本発明の記録ヘッド50において
は、角度θや単位ヘッド54の並べ方に応じて、搬送方
向に位置の異なるノズル52が多数存在する。この各ノ
ズル54(記録素子)の搬送方向の位置の違いは、各ノ
ズル52からのインク吐出タイミング(記録タイミン
グ)を調整することで、容易に補正可能である。
【0047】前述のように、このような記録ヘッド50
および記録制御手段56を有する記録部12には、搬送
手段58が配置される。搬送手段58は、ローラ60
a,60bおよび吸着ローラ62,ならびに多孔エンド
レスベルト64からなるコンベア66と、多孔エンドレ
スベルト64を介してローラ60aに押圧されるニップ
ローラ68(図1(B)では省略)と、コンベア66内
に配置される吸着箱70とを有して構成される。
【0048】記録ヘッド50は、ノズル52を吸着ロー
ラ62に向けて配置される。また、搬送手段58は、ノ
ズル列方向(矢印x方向)と直交する走査方向(矢印y
方向)に、所定速度で連続的に受像紙Pを搬送する。従
って、プレヒート部16から供給された受像紙Pは、記
録ヘッド50によって全面を走査され、各ノズル52か
ら吐出されたインクによって、画像を記録される。ま
た、コンベア66は、多孔エンドレスベルト64で構成
され、さらに吸着ローラ62および吸着箱70を有す
る。そのため、受像紙Pは、多孔エンドレスベルト64
に吸着された状態で搬送され、記録ヘッド50に対し
て、適正に所定位置に保たれた状態で画像が記録され
る。
【0049】画像を記録された受像紙Pは、排出部18
に供給され、搬送ローラ対72および排出ローラ74に
よって搬送されて、例えば、図示しない排出トレイに排
出される。
【0050】以上、本発明の記録ヘッドおよびインクジ
ェットプリンタについて、詳細に説明したが、本発明
は、上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいの
は、もちろんである。
【0051】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、複数の記録ヘッド(単位ヘッド)を一方向に並
べることによって長尺化した記録ヘッドにおいて、複数
種の単位ヘッドを用いることなく、単位ヘッドの繋ぎ合
わせ位置において、継ぎ目を容易かつ適正に合わせるこ
とができ、従って、高画質な画像記録が可能で、かつ、
生産性および生産コストに優れた記録ヘッド、およびイ
ンクジェットプリンタを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェットプリンタの一例であ
って、(A)は概略正面図を、(B)は部分概略斜視図
を、それぞれ示す。
【図2】 (A)は、図1に示されるインクジェットプ
リンタに用いられる記録ヘッドの概略平面図、(B)
は、図1の部分拡大図を、それぞれ示す。
【図3】 (A)および(B)は、本発明の記録ヘッド
の別の例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10 (インクジェット)プリンタ 12 記録部 14 供給部 16 プレヒート部 18 排出部 20,22,72 搬送ローラ対 24,26 ガイド 28,66 コンベア 30 圧着ローラ 32 ヒータ 34 排気ファン 50 記録ヘッド 52 ノズル 54 単位ヘッド 56 記録制御部 58 搬送手段 60a,60b ローラ 62 吸着ローラ 64 多孔エンドレスベルト 68 ニップローラ 70 吸着箱 74 排出ローラ対

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1方向に配列された記録素子を有する単位
    ヘッドを、記録素子の配列方向に複数並べてなる記録ヘ
    ッドであって、 記録素子の配列ピッチが等しい単位ヘッドを、前記配列
    方向と直交する方向から見た際に隣接するもの同士で記
    録素子列が重複するように並べると共に、隣接する単位
    ヘッドは、互いの記録素子列が角度を有するように配置
    したことを特徴とする記録ヘッド。
  2. 【請求項2】互いの記録素子列が平行な単位ヘッド、も
    しくは記録素子列が1本の直線上に位置する単位ヘッド
    が、1つ置きに配置される請求項1に記載の記録ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】隣接する単位ヘッドの記録素子列の成す角
    度が、5°〜26°である請求項1または2に記載の記
    録ヘッド。
  4. 【請求項4】隣接する単位ヘッドにおいて、前記記録素
    子列の成す角度をθ、前記配列方向と直交する方向から
    見た際に重複する記録素子数をnとした際に、下記式 cosθ<n/(n+1) を満たす請求項1〜3のいずれかに記載の記録ヘッド。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の記録ヘッ
    ドを用いることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6789872B2 (en) 2002-03-28 2004-09-14 Olympus Optical Co., Ltd. Image recording apparatus
US6843610B2 (en) 2002-03-29 2005-01-18 Olympus Optical Co., Ltd. Image recording apparatus having a line-type recording head capable of correcting recording position errors over two-dimension
US7419230B2 (en) 2002-03-29 2008-09-02 Olympus Corporation Test chart geometrical characteristic analysis system geometrical characteristic analysis method printer and ink-jet printer
JP2008221832A (ja) * 2007-02-14 2008-09-25 Canon Inc インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

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