JP2002307166A - 溶接方法 - Google Patents
溶接方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工性が良く自動遠隔操作が可能な溶接方法
を提供する。 【解決手段】 鏡部1を貫通する管台2をその貫通孔周
縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて溶接
する溶接方法において、前記開先を狭開先4に加工して
TIG溶接すると共に、前記管台2の外周溶接部に縮径
加工にてR部7を形成した。
を提供する。 【解決手段】 鏡部1を貫通する管台2をその貫通孔周
縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて溶接
する溶接方法において、前記開先を狭開先4に加工して
TIG溶接すると共に、前記管台2の外周溶接部に縮径
加工にてR部7を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶接方法に係り、一
層詳細には、TIG溶接トーチにより傾斜部における円
弧溶接を行うのに好適な溶接方法に関する。
層詳細には、TIG溶接トーチにより傾斜部における円
弧溶接を行うのに好適な溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば加圧水型原子炉(PWR)の炉心
は格子状に配列した燃料集合体と軽水とから構成され、
これらは原子炉容器内に収容されている。そして、この
原子炉容器の底部(鏡部)には、図5に示すように、炉
心に挿入される炉内計装の挿入時のガイド及び支持等の
役割を担うために、複数本の炉内計装筒(管台)100 が
貫通され、鏡部101 内面との開先にTIG溶接トーチに
よりインコネル溶接102を施していた。尚、図中103 は
鏡部101 内面の全域に施したステンレス溶接で、104 は
開先底面に施したバタリング用のインコネル溶接であ
る。
は格子状に配列した燃料集合体と軽水とから構成され、
これらは原子炉容器内に収容されている。そして、この
原子炉容器の底部(鏡部)には、図5に示すように、炉
心に挿入される炉内計装の挿入時のガイド及び支持等の
役割を担うために、複数本の炉内計装筒(管台)100 が
貫通され、鏡部101 内面との開先にTIG溶接トーチに
よりインコネル溶接102を施していた。尚、図中103 は
鏡部101 内面の全域に施したステンレス溶接で、104 は
開先底面に施したバタリング用のインコネル溶接であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、原子
炉容器の鏡部に管台を取り付ける場合、従来は、広い開
先で傾斜部における円弧溶接(上進溶接)を行っていた
ため、溶着量が多く変形しやすく(管台が山側に倒れる
等)、施工が非常に難しかった。また、原子炉の新設時
には、工場で溶接するため、作業者がついて調整しなが
ら溶接を行えたが、管台を取り替える場合は、放射線環
境下であるため、遠隔操作で溶接する必要があり、でき
るだけ施工性が良い溶接手法が要求される。
炉容器の鏡部に管台を取り付ける場合、従来は、広い開
先で傾斜部における円弧溶接(上進溶接)を行っていた
ため、溶着量が多く変形しやすく(管台が山側に倒れる
等)、施工が非常に難しかった。また、原子炉の新設時
には、工場で溶接するため、作業者がついて調整しなが
ら溶接を行えたが、管台を取り替える場合は、放射線環
境下であるため、遠隔操作で溶接する必要があり、でき
るだけ施工性が良い溶接手法が要求される。
【0004】そこで、本発明の目的は、施工性が良く自
動遠隔操作が可能な溶接方法を提供することにある。
動遠隔操作が可能な溶接方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の溶接方法は、傾斜部を貫通する軸部材をその貫通
孔周縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて
溶接する溶接方法において、前記開先を狭開先に加工し
てTIG溶接することを特徴とする。
発明の溶接方法は、傾斜部を貫通する軸部材をその貫通
孔周縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて
溶接する溶接方法において、前記開先を狭開先に加工し
てTIG溶接することを特徴とする。
【0006】また、第2発明の溶接方法は、傾斜部を貫
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記軸部材の外周溶接部に縮径加工にてR部を形成したこ
とを特徴とする。
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記軸部材の外周溶接部に縮径加工にてR部を形成したこ
とを特徴とする。
【0007】また、第3発明の溶接方法は、傾斜部を貫
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記TIG溶接トーチの電極突き出し長さを自動的に調整
し、かつ溶接位置によってトーチ角度を変化させて溶接
することを特徴とする。
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記TIG溶接トーチの電極突き出し長さを自動的に調整
し、かつ溶接位置によってトーチ角度を変化させて溶接
することを特徴とする。
【0008】また、第4発明の溶接方法は、傾斜部を貫
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記TIG溶接トーチのシールドガスにヘリウムを添加し
て溶接することを特徴とする。
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記TIG溶接トーチのシールドガスにヘリウムを添加し
て溶接することを特徴とする。
【0009】また、第5発明の溶接方法は、第4発明の
溶接方法において、前記シールドガスに水素を添加して
溶接することを特徴とする。
溶接方法において、前記シールドガスに水素を添加して
溶接することを特徴とする。
【0010】また、第6発明の溶接方法は、第4発明の
溶接方法又は第5発明の溶接方法において、前記シール
ドガスの流量を溶接位置によって変化させることを特徴
とする溶接方法。
溶接方法又は第5発明の溶接方法において、前記シール
ドガスの流量を溶接位置によって変化させることを特徴
とする溶接方法。
【0011】また、第7発明の溶接方法は、傾斜部を貫
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記開先加工後の貫通孔に軸部材を挿通する際に、軸部材
の外周に付設されたフィラメタル製の複数の位置決め突
起で位置合わせすることを特徴とする。
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記開先加工後の貫通孔に軸部材を挿通する際に、軸部材
の外周に付設されたフィラメタル製の複数の位置決め突
起で位置合わせすることを特徴とする。
【0012】また、第8発明の溶接方法は、傾斜部を貫
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記開先にて溶接する前に前記貫通孔の開口縁周囲に肉盛
り溶接することを特徴とする。
通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてT
IG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前
記開先にて溶接する前に前記貫通孔の開口縁周囲に肉盛
り溶接することを特徴とする。
【0013】また、第9発明の溶接方法は、第8発明の
溶接方法において、前記貫通孔の開口縁にタブを嵌合す
ることを特徴とする。
溶接方法において、前記貫通孔の開口縁にタブを嵌合す
ることを特徴とする。
【0014】また、第10発明の溶接方法は、第9発明
の溶接方法において、前記タブはフィラメタル製である
ことを特徴とする。
の溶接方法において、前記タブはフィラメタル製である
ことを特徴とする。
【0015】また、第11発明の溶接方法は、第8発明
の溶接方法,第9発明の溶接方法又は第10発明の溶接
方法において、前記肉盛り溶接のシールドガスにヘリウ
ムを添加して溶接することを特徴とする。
の溶接方法,第9発明の溶接方法又は第10発明の溶接
方法において、前記肉盛り溶接のシールドガスにヘリウ
ムを添加して溶接することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る溶接方法を実
施例により図面を用いて詳細に説明する。
施例により図面を用いて詳細に説明する。
【0017】[実施例]図1は本発明に係る溶接方法の
一実施例を示す原子炉容器における管台溶接部の断面
図、図2は同じく表面の肉盛り溶接の説明図、図3は同
じく管台の位置合わせの説明図、図4は同じく上進溶接
の説明図である。
一実施例を示す原子炉容器における管台溶接部の断面
図、図2は同じく表面の肉盛り溶接の説明図、図3は同
じく管台の位置合わせの説明図、図4は同じく上進溶接
の説明図である。
【0018】本実施例は、図5に示した原子炉容器の管
台100 を新しい管台に取り替える場合に本溶接方法を適
用するものである。
台100 を新しい管台に取り替える場合に本溶接方法を適
用するものである。
【0019】図1に示すように、原子炉容器の鏡部1を
貫通する管台2は、旧管台を抜いた後の旧溶接金属3
(図5のインコネル溶接102 参照)に開先加工装置(図
示せず)で狭開先4を形成し、この狭開先4に図示しな
いTIG溶接トーチでインコネル溶接5を施すことで、
鏡部1の貫通孔6に接合されるようになっている。
貫通する管台2は、旧管台を抜いた後の旧溶接金属3
(図5のインコネル溶接102 参照)に開先加工装置(図
示せず)で狭開先4を形成し、この狭開先4に図示しな
いTIG溶接トーチでインコネル溶接5を施すことで、
鏡部1の貫通孔6に接合されるようになっている。
【0020】この際、前記管台2の外周面の溶接部に
は、縮径(薄肉)加工されるなどしてR部7が予め形成
されている。尚、図中8は溶接部(管板)表面の肉盛り
溶接であり、9は鏡部1内面の全域に施したステンレス
溶接、10は旧開先底面に施したバタリング用のインコ
ネル溶接である。
は、縮径(薄肉)加工されるなどしてR部7が予め形成
されている。尚、図中8は溶接部(管板)表面の肉盛り
溶接であり、9は鏡部1内面の全域に施したステンレス
溶接、10は旧開先底面に施したバタリング用のインコ
ネル溶接である。
【0021】また、前記インコネル溶接5は、図4に示
すように、傾斜部における円弧溶接(谷側(下)から山
側(上)へと半円分宛交互に溶接する所謂上進溶接)に
なるが、この際、TIG溶接トーチにおいては、電極突
き出し長さが自動的に調整され、溶接位置によってトー
チ角度を変化させられるようになっている。加えて、ア
ルゴン等のシールドガスにヘリウム及び水素が添加さ
れ、溶接位置によってその流量が変化されるようにもな
っている。
すように、傾斜部における円弧溶接(谷側(下)から山
側(上)へと半円分宛交互に溶接する所謂上進溶接)に
なるが、この際、TIG溶接トーチにおいては、電極突
き出し長さが自動的に調整され、溶接位置によってトー
チ角度を変化させられるようになっている。加えて、ア
ルゴン等のシールドガスにヘリウム及び水素が添加さ
れ、溶接位置によってその流量が変化されるようにもな
っている。
【0022】また、前記溶接部(管板)表面の肉盛り溶
接8は、前記インコネル溶接5の施工前に実施されるよ
うになっている。即ち、図2に示すように、旧管台を抜
いた後の旧溶接金属3の開口縁部にフィラメタルからな
る鍔付きリング状のタブ11を嵌合した状態で、該タブ
11を含む溶接部(管板)の表面(貫通孔6の開口周縁
部)にTIG溶接トーチによりフィラワイヤー用いて水
平に肉盛り溶接8を施すのである。この際、アルゴン等
のシールドガスにヘリウムが添加されるようになってい
る。
接8は、前記インコネル溶接5の施工前に実施されるよ
うになっている。即ち、図2に示すように、旧管台を抜
いた後の旧溶接金属3の開口縁部にフィラメタルからな
る鍔付きリング状のタブ11を嵌合した状態で、該タブ
11を含む溶接部(管板)の表面(貫通孔6の開口周縁
部)にTIG溶接トーチによりフィラワイヤー用いて水
平に肉盛り溶接8を施すのである。この際、アルゴン等
のシールドガスにヘリウムが添加されるようになってい
る。
【0023】この肉盛り溶接8の後に、該肉盛り溶接8
部とタブ11を含む旧溶接金属3に対して、図3に示す
ように、開先加工装置により前述した狭開先4が加工さ
れるようになっている。
部とタブ11を含む旧溶接金属3に対して、図3に示す
ように、開先加工装置により前述した狭開先4が加工さ
れるようになっている。
【0024】また、前記狭開先4の加工後に、前述した
管台2が貫通孔6に挿通され、その溶接部に形成したR
部7が溶接位置に到達した時点で、仮溶接される。この
際、本実施例では、図3に示すように、管台2の外周面
の4箇所に、前記R部7下方の所定位置に位置して形成
されたフィラメタルからなる位置決め突起12の傾斜面
12a部が狭開先4の底部開口縁部に係合することで、
円周方向の位置と中心軸位置との位置合わせが行なわれ
るようになっている。そして、仮溶接の際は、これらフ
ィラメタルからなる位置決め突起12をTIG溶接トー
チで溶かすことで仮付けするようになっている。
管台2が貫通孔6に挿通され、その溶接部に形成したR
部7が溶接位置に到達した時点で、仮溶接される。この
際、本実施例では、図3に示すように、管台2の外周面
の4箇所に、前記R部7下方の所定位置に位置して形成
されたフィラメタルからなる位置決め突起12の傾斜面
12a部が狭開先4の底部開口縁部に係合することで、
円周方向の位置と中心軸位置との位置合わせが行なわれ
るようになっている。そして、仮溶接の際は、これらフ
ィラメタルからなる位置決め突起12をTIG溶接トー
チで溶かすことで仮付けするようになっている。
【0025】このように本実施例では、狭開先4でイン
コネル溶接5(本溶接)を行うため、溶着量が少なくて
溶接変形が小さく、かつ最小限のパス数(極端に言えば
1パス1層)で溶接が行えるので、施工性が向上し、自
動遠隔操作が可能となる。
コネル溶接5(本溶接)を行うため、溶着量が少なくて
溶接変形が小さく、かつ最小限のパス数(極端に言えば
1パス1層)で溶接が行えるので、施工性が向上し、自
動遠隔操作が可能となる。
【0026】また、管台2の外周面にR部7を付けたこ
とにより、前記インコネル溶接5の際にはTIG溶接ト
ーチを管台2と平行に配置することができてトーチの追
従性、ガスシールド性を向上させられると共に、溶接後
のグラインダによる仕上げ加工(R加工)が不要とな
り、施工性が頗る向上する。
とにより、前記インコネル溶接5の際にはTIG溶接ト
ーチを管台2と平行に配置することができてトーチの追
従性、ガスシールド性を向上させられると共に、溶接後
のグラインダによる仕上げ加工(R加工)が不要とな
り、施工性が頗る向上する。
【0027】また、前記インコネル溶接5の際に、TI
G溶接トーチにおいて、電極突き出し長さが自動的に調
整され、溶接位置によってトーチ角度を変化させられる
ようになっているので、トーチを常に母材表面に対して
垂直に固定し、溶接層が増えるに従い電極の突き出し長
さを縮めることができ、母材表面とシールドカップとの
距離を常に一定に保持してシールド性を良好に確保でき
る。
G溶接トーチにおいて、電極突き出し長さが自動的に調
整され、溶接位置によってトーチ角度を変化させられる
ようになっているので、トーチを常に母材表面に対して
垂直に固定し、溶接層が増えるに従い電極の突き出し長
さを縮めることができ、母材表面とシールドカップとの
距離を常に一定に保持してシールド性を良好に確保でき
る。
【0028】加えて、アルゴン等のシールドガスにヘリ
ウム及び水素が添加されるようになっているので、ヘリ
ウムによるぬれ性(拡がり易さ)と水素による酸化しに
くさの作用が奏されて溶接品質が向上される。更に、前
記シールドガスの流量が溶接位置によって変化され、傾
斜のきつい位置ほど多くの流量を供給してガス不足を回
避する一方傾斜の緩い位置ほど少ない流量を供給してガ
スが無駄に消費されるのを回避することができる。
ウム及び水素が添加されるようになっているので、ヘリ
ウムによるぬれ性(拡がり易さ)と水素による酸化しに
くさの作用が奏されて溶接品質が向上される。更に、前
記シールドガスの流量が溶接位置によって変化され、傾
斜のきつい位置ほど多くの流量を供給してガス不足を回
避する一方傾斜の緩い位置ほど少ない流量を供給してガ
スが無駄に消費されるのを回避することができる。
【0029】また、本実施例では、管板表面の肉盛り溶
接8を、前記インコネル溶接5の施工前に実施されるよ
うになっているので、タブ11を用いた水平な肉盛り溶
接8が可能となり、施工が容易となると共に管台2の周
囲を滑らかに仕上げ易い。加えて、シールドガスにヘリ
ウムが添加されるので、ヘリウムによるぬれ性(拡がり
易さ)の作用が奏されて溶接品質が向上される。
接8を、前記インコネル溶接5の施工前に実施されるよ
うになっているので、タブ11を用いた水平な肉盛り溶
接8が可能となり、施工が容易となると共に管台2の周
囲を滑らかに仕上げ易い。加えて、シールドガスにヘリ
ウムが添加されるので、ヘリウムによるぬれ性(拡がり
易さ)の作用が奏されて溶接品質が向上される。
【0030】また、狭開先4の加工後に管台2が貫通孔
6に挿通される際に、管台2外周面の4箇所に高さ位置
を異ならせて形成されたフィラメタルからなる位置決め
突起12で自動的に位置合わせが行なわれるようになっ
ているので、管台2の位置決めが頗る容易となる。加え
て、TIG溶接トーチで溶ける位置決め突起12を使用
して仮付けも行えるので、特別に仮付け用のフィラワイ
ヤーが不要となる。
6に挿通される際に、管台2外周面の4箇所に高さ位置
を異ならせて形成されたフィラメタルからなる位置決め
突起12で自動的に位置合わせが行なわれるようになっ
ているので、管台2の位置決めが頗る容易となる。加え
て、TIG溶接トーチで溶ける位置決め突起12を使用
して仮付けも行えるので、特別に仮付け用のフィラワイ
ヤーが不要となる。
【0031】尚、上記実施例において、位置決め突起1
2は4箇所に限らず、少なくとも3箇所に形成すれば良
い。また、新旧の管台がインコネルの同一材質であれ
ば、管板表面の肉盛り溶接8は特に施さなくても良い。
2は4箇所に限らず、少なくとも3箇所に形成すれば良
い。また、新旧の管台がインコネルの同一材質であれ
ば、管板表面の肉盛り溶接8は特に施さなくても良い。
【0032】また、本発明は上記実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である
ことはいうまでもない。例えば、前述した各種溶接手法
は全て採用される必要はなく、必要に応じて選択的に採
用されても良い。また、本溶接方法は、原子炉容器の管
台取付けに限らず、傾斜部を貫通するその他の軸部材の
取付にも適用することができる。
本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である
ことはいうまでもない。例えば、前述した各種溶接手法
は全て採用される必要はなく、必要に応じて選択的に採
用されても良い。また、本溶接方法は、原子炉容器の管
台取付けに限らず、傾斜部を貫通するその他の軸部材の
取付にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上、実施例により具体的に説明したよ
うに、第1発明の溶接方法によれば、傾斜部を貫通する
軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてTIG溶
接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前記開先
を狭開先に加工してTIG溶接することを特徴とするの
で、溶着量が少なくて溶接変形が小さく、かつ最小限の
パス数(極端に言えば1パス1層)で溶接が行えるの
で、施工性が向上し、自動遠隔操作が可能となる。
うに、第1発明の溶接方法によれば、傾斜部を貫通する
軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先にてTIG溶
接トーチを用いて溶接する溶接方法において、前記開先
を狭開先に加工してTIG溶接することを特徴とするの
で、溶着量が少なくて溶接変形が小さく、かつ最小限の
パス数(極端に言えば1パス1層)で溶接が行えるの
で、施工性が向上し、自動遠隔操作が可能となる。
【0034】また、第2発明の溶接方法によれば、傾斜
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記軸部材の外周溶接部に縮径加工にてR部を形成
したことを特徴とするので、前記溶接の際にはTIG溶
接トーチを軸部材と平行に配置することができてトーチ
の追従性、ガスシールド性を向上させられると共に、溶
接後のグラインダによる仕上げ加工(R加工)が不要と
なり、施工性が頗る向上し、自動遠隔操作が可能とな
る。
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記軸部材の外周溶接部に縮径加工にてR部を形成
したことを特徴とするので、前記溶接の際にはTIG溶
接トーチを軸部材と平行に配置することができてトーチ
の追従性、ガスシールド性を向上させられると共に、溶
接後のグラインダによる仕上げ加工(R加工)が不要と
なり、施工性が頗る向上し、自動遠隔操作が可能とな
る。
【0035】また、第3発明の溶接方法によれば、傾斜
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記TIG溶接トーチの電極突き出し長さを自動的
に調整し、かつ溶接位置によってトーチ角度を変化させ
て溶接することを特徴とするので、トーチを常に母材表
面に対して垂直に固定し、溶接層が増えるに従い電極の
突き出し長さを縮めることができ、母材表面とシールド
カップとの距離を常に一定に保持してシールド性を良好
に確保できると共に、自動遠隔操作が可能となる。
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記TIG溶接トーチの電極突き出し長さを自動的
に調整し、かつ溶接位置によってトーチ角度を変化させ
て溶接することを特徴とするので、トーチを常に母材表
面に対して垂直に固定し、溶接層が増えるに従い電極の
突き出し長さを縮めることができ、母材表面とシールド
カップとの距離を常に一定に保持してシールド性を良好
に確保できると共に、自動遠隔操作が可能となる。
【0036】また、第4発明の溶接方法によれば、傾斜
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記TIG溶接トーチのシールドガスにヘリウムを
添加して溶接することを特徴とするので、ヘリウムによ
るぬれ性(拡がり易さ)の作用が奏されて溶接品質が向
上され、自動遠隔操作が可能となる。
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記TIG溶接トーチのシールドガスにヘリウムを
添加して溶接することを特徴とするので、ヘリウムによ
るぬれ性(拡がり易さ)の作用が奏されて溶接品質が向
上され、自動遠隔操作が可能となる。
【0037】また、第5発明の溶接方法によれば、第4
発明の溶接方法において、前記シールドガスに水素を添
加して溶接することを特徴とするので、水素による酸化
しにくさの作用が奏されて溶接品質が向上される。
発明の溶接方法において、前記シールドガスに水素を添
加して溶接することを特徴とするので、水素による酸化
しにくさの作用が奏されて溶接品質が向上される。
【0038】また、第6発明の溶接方法によれば、第4
発明の溶接方法又は第5発明の溶接方法において、前記
シールドガスの流量を溶接位置によって変化させること
を特徴とするので、傾斜のきつい位置ほど多くの流量を
供給してガス不足を回避する一方傾斜の緩い位置ほど少
ない流量を供給してガスが無駄に消費されるのを回避す
ることができる。
発明の溶接方法又は第5発明の溶接方法において、前記
シールドガスの流量を溶接位置によって変化させること
を特徴とするので、傾斜のきつい位置ほど多くの流量を
供給してガス不足を回避する一方傾斜の緩い位置ほど少
ない流量を供給してガスが無駄に消費されるのを回避す
ることができる。
【0039】また、第7発明の溶接方法によれば、傾斜
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記開先加工後の貫通孔に軸部材を挿通する際に、
軸部材の外周に付設されたフィラメタル製の複数の位置
決め突起で位置合わせすることを特徴とするので、軸部
材の位置決めが頗る容易となり、自動遠隔操作が可能と
なる。加えて、TIG溶接トーチで溶ける位置決め突起
を使用して仮付けも行えるので、仮付け用のフィラワイ
ヤーが不要となる。
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記開先加工後の貫通孔に軸部材を挿通する際に、
軸部材の外周に付設されたフィラメタル製の複数の位置
決め突起で位置合わせすることを特徴とするので、軸部
材の位置決めが頗る容易となり、自動遠隔操作が可能と
なる。加えて、TIG溶接トーチで溶ける位置決め突起
を使用して仮付けも行えるので、仮付け用のフィラワイ
ヤーが不要となる。
【0040】また、第8発明の溶接方法によれば、傾斜
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記開先にて溶接する前に前記貫通孔の開口縁周囲
に肉盛り溶接することを特徴とするので、水平な肉盛り
溶接が可能となり、施工が容易となると共に軸部材の周
囲を滑らかに仕上げ易く、自動遠隔操作が可能となる。
部を貫通する軸部材をその貫通孔周縁部に加工した開先
にてTIG溶接トーチを用いて溶接する溶接方法におい
て、前記開先にて溶接する前に前記貫通孔の開口縁周囲
に肉盛り溶接することを特徴とするので、水平な肉盛り
溶接が可能となり、施工が容易となると共に軸部材の周
囲を滑らかに仕上げ易く、自動遠隔操作が可能となる。
【0041】また、第9発明の溶接方法によれば、第7
発明の溶接方法において、前記貫通孔の開口縁にタブを
嵌合することを特徴とするので、水平な肉盛り溶接を精
度良く行える。
発明の溶接方法において、前記貫通孔の開口縁にタブを
嵌合することを特徴とするので、水平な肉盛り溶接を精
度良く行える。
【0042】また、第10発明の溶接方法によれば、第
8発明の溶接方法において、前記タブはフィラメタル製
であることを特徴とするので、本溶接時に溶かすことが
でき、外す手間が省ける。
8発明の溶接方法において、前記タブはフィラメタル製
であることを特徴とするので、本溶接時に溶かすことが
でき、外す手間が省ける。
【0043】また、第11発明の溶接方法によれば、第
8発明の溶接方法,第9発明の溶接方法又は第10発明
の溶接方法において、前記肉盛り溶接のシールドガスに
ヘリウムを添加して溶接することを特徴とするので、ヘ
リウムによるぬれ性(拡がり易さ)の作用が奏されて溶
接品質が向上される。
8発明の溶接方法,第9発明の溶接方法又は第10発明
の溶接方法において、前記肉盛り溶接のシールドガスに
ヘリウムを添加して溶接することを特徴とするので、ヘ
リウムによるぬれ性(拡がり易さ)の作用が奏されて溶
接品質が向上される。
【図1】本発明に係る溶接方法の一実施例を示す原子炉
容器における管台溶接部の断面図である。
容器における管台溶接部の断面図である。
【図2】同じく表面の肉盛り溶接の説明図である。
【図3】同じく管台の位置合わせの説明図である。
【図4】同じく上進溶接の説明図である。
【図5】従来の原子炉容器における管台溶接部の断面図
である。
である。
1 鏡部 2 管台 3 旧溶接金属 4 狭開先 5 インコネル溶接 6 貫通孔 7 R部 8 肉盛り溶接 9 ステンレス溶接 10 インコネル溶接 11 タブ 12 位置決め突起 12a 傾斜面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23K 37/06 B23K 37/06 R (72)発明者 綱谷 俊彦 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 名倉 保身 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 鴨 和彦 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 上田 剛史 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 4E001 AA03 BB07 CA03 CA07 DD02 DD03 DD06 DF06 4E081 AA14 BA03 BA48 CA11 FA17 YS01 YX05
Claims (11)
- 【請求項1】 傾斜部を貫通する軸部材をその貫通孔周
縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて溶接
する溶接方法において、前記開先を狭開先に加工してT
IG溶接することを特徴とする溶接方法。 - 【請求項2】 傾斜部を貫通する軸部材をその貫通孔周
縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて溶接
する溶接方法において、前記軸部材の外周溶接部に縮径
加工にてR部を形成したことを特徴とする溶接方法。 - 【請求項3】 傾斜部を貫通する軸部材をその貫通孔周
縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて溶接
する溶接方法において、前記TIG溶接トーチの電極突
き出し長さを自動的に調整し、かつ溶接位置によってト
ーチ角度を変化させて溶接することを特徴とする溶接方
法。 - 【請求項4】 傾斜部を貫通する軸部材をその貫通孔周
縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて溶接
する溶接方法において、前記TIG溶接トーチのシール
ドガスにヘリウムを添加して溶接することを特徴とする
溶接方法。 - 【請求項5】 請求項4において、前記シールドガスに
水素を添加して溶接することを特徴とする溶接方法。 - 【請求項6】 請求項4又は請求項5において、前記シ
ールドガスの流量を溶接位置によって変化させることを
特徴とする溶接方法。 - 【請求項7】 傾斜部を貫通する軸部材をその貫通孔周
縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて溶接
する溶接方法において、前記開先加工後の貫通孔に軸部
材を挿通する際に、軸部材の外周に付設されたフィラメ
タル製の複数の位置決め突起で位置合わせすることを特
徴とする溶接方法。 - 【請求項8】 傾斜部を貫通する軸部材をその貫通孔周
縁部に加工した開先にてTIG溶接トーチを用いて溶接
する溶接方法において、前記開先にて溶接する前に前記
貫通孔の開口縁周囲に肉盛り溶接することを特徴とする
溶接方法。 - 【請求項9】 請求項8において、前記貫通孔の開口縁
にタブを嵌合することを特徴とする溶接方法。 - 【請求項10】 請求項9において、前記タブはフィラ
メタル製であることを特徴とする溶接方法。 - 【請求項11】 請求項8,9又は10において、前記
肉盛り溶接のシールドガスにヘリウムを添加して溶接す
ることを特徴とする溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001116394A JP2002307166A (ja) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | 溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001116394A JP2002307166A (ja) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | 溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002307166A true JP2002307166A (ja) | 2002-10-22 |
Family
ID=18967135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001116394A Withdrawn JP2002307166A (ja) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | 溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002307166A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005219125A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Framatome Anp | 球形壁に機械加工された環状仕上げ面に溶接材料を被着させる方法及び装置 |
WO2011040096A1 (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 三菱重工業株式会社 | 管台溶接方法、管台部補修方法および管台溶接構造 |
WO2013111444A1 (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-01 | 三菱重工業株式会社 | 溶接方法および蒸気発生器水室 |
JP2014048115A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 管台補修方法及び原子炉容器 |
CN105817744A (zh) * | 2016-04-06 | 2016-08-03 | 大唐淮北发电厂 | 一种狭窄位置管道堵漏镜面焊接方法 |
CN114273759A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-04-05 | 东方电气(武汉)核设备有限公司 | 堆芯围筒组件的焊接方法 |
-
2001
- 2001-04-16 JP JP2001116394A patent/JP2002307166A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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