JP2002306892A - 洗濯機用内部排水ホース - Google Patents

洗濯機用内部排水ホース

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JP2002306892A
JP2002306892A JP2001111131A JP2001111131A JP2002306892A JP 2002306892 A JP2002306892 A JP 2002306892A JP 2001111131 A JP2001111131 A JP 2001111131A JP 2001111131 A JP2001111131 A JP 2001111131A JP 2002306892 A JP2002306892 A JP 2002306892A
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hose
joint
internal
washing machine
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JP2001111131A
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Sakuro Nakamura
朔郎 中村
Hidekazu Yamana
秀和 山名
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Tigers Polymer Corp
Original Assignee
Tigers Polymer Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部排水ホースと外部排水ホース
の接続に関して、外部排水ホースが比較的硬質の樹脂材
料で形成されていても、両者の端部を十分に重合させて
嵌合できる内部排水ホースを提供する。同時に、外枠装
着用継手と硬質パイプという複数の部品を各々別途成形
したうえ、個別にホースに嵌合する作業を廃止できる内
部排水ホースを提供する。 【解決手段】 洗濯機用内部排水ホースを、一端
部を機内水槽の排水口との接続部となし、他端部をその
外周面に嵌着した継手を介して外箱に設けた貫通孔に保
持固定するとともに機外に配置する外部排水ホースとの
連結部となす軟質樹脂からなるホース本体と、前記連結
部の外周面にインサート成形により一体形成した硬質樹
脂からなる継手とで構成し、前記継手が、少なくとも外
部排水ホースとの嵌合代を有する内筒部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端が洗濯機本体
の洗濯槽や脱水槽の下部の排水口に接続され、他端が機
外に配設される外部排水ホースと外箱に設けた貫通孔を
通じて連結される洗濯機用内部排水ホースに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、内部排水ホースと外部排水ホース
の連結は、例えば実開平6-13790号公報に示すよ
うに、その内側に形状保持用の硬質パイプが挿嵌された
軟質樹脂製内部排水ホースの直線口金部の外側に外部排
水ホースを外嵌することにより行われている。この場
合、内部排水ホースと外部排水ホース同士を密着させて
水漏れ防止を図る必要があり、外部排水ホースの端部内
径を内部排水ホースの端部外径より若干小さい寸法にし
て、前者の端部内径を強制的に拡大させながら外挿する
ようにしなければならないが、外部排水ホースが比較的
硬質の樹脂で形成されている場合には、前記のような外
挿は困難であり、十分な嵌合代を確保するまで奥深く挿
入するのは不可能であった。
【0003】また、口金受け部とフランジ部を一体形成
した外枠装着用の継手を内部排水ホースの直線口金部に
外挿してから、前記硬質パイプを内挿するという組立て
作業を必要としていた。これは前記継手と硬質パイプの
両者により内部排水ホースをその内外から挟み込んで加
締めて固定する必要があるためであり、その挿入作業は
面倒で困難なものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決することを課題とし、内部排水ホースと外部排水
ホースの接続に関して、外部排水ホースが比較的硬質の
樹脂材料で形成されていても、両者の端部を十分に重合
させて嵌合できる連結構造を提供することを目的とす
る。同時に、外枠装着用継手と硬質パイプという複数の
部品を各々別途成形したうえ、個別に内部排水ホースに
嵌合する作業を廃止できる連結構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、洗濯機用内部排水ホースを、一端部を機
内水槽の排水口との接続部となし、他端部をその外周面
に嵌着した継手を介して外箱に設けた貫通孔に保持固定
するとともに機外に配置する外部排水ホースとの連結部
となす軟質樹脂からなるホース本体と、前記連結部の外
周面にインサート成形により一体形成した硬質樹脂から
なる継手とで構成し、前記継手が、少なくとも外部排水
ホースとの嵌合代を有する内筒部を備えること手段とす
るものである。また、ホース本体連結部の外周面に密着
する内筒部と、内筒部の径方向外方に所定の空間を隔て
て一体形成された外筒部を有する継手をインサート成形
し、外筒部を外箱に保持固定するようにしたものであり
(請求項2)、ホース本体連結部の後端部に嵌着する基管
部と、この基管部からホース本体連結部の先端部に向か
って一体に延設された内筒部および外筒部を有する継手
をインサート成形したものであり(請求項3)、継手の内
筒部の端縁に外部排水ホース抜け止め用の環状凸部を形
成したものであり(請求項4)、ホース本体連結部の外周
面にリブを形成し、このリブと継手が凹凸嵌合するよう
にインサート成形したものであり(請求項5)、内筒部が
ホース本体連結部の先端部の内外面両側に連結して覆う
ように継手をインサート成形したものである(請求項
6)。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。図1は、洗濯機内に配置される内部排水
ホースAと洗濯機外に配置される外部排水ホースBの連
結状態を示すものである。
【0007】内部排水ホースAは、優れた耐振動性を目
的として柔軟性或いは弾力性を有するように熱可塑性エ
ラストマー等の軟質樹脂により両端部を除いて蛇腹状に
形成されたホース本体1を主体とし、ホース本体1の一
端部2を洗濯兼脱水槽を内包する水槽31の排水口32
に接続する接続部2とし、他端部3を外箱33の貫通孔
34に固定すべき筒状の継手11の内部に貫通した状態
で機外に臨ませて外部排水ホースBとの連結部3として
構成している。
【0008】上記継手11は、ホース本体1の連結部3
外周面にインサート成形により一体成形されたもので、
図2に示すように、内筒部12、外筒部13および基管
部14を有し、連結部3のホース中央よりの後端部4外
周に位置する基管部14から連結部3の先端部5に向か
って分岐して内筒部12と外筒部13が一体に形成さ
れ、内筒部12は連結部3の先端部5まで延設されてそ
の表面を被覆し外部排水ホースBとの嵌合代を構成し、
その端縁には外部排水ホースBの抜け止め用の環状凸部
15が形成されている。
【0009】ホース本体1の連結部3は、内筒部12に
より覆われる部分に周方向に外方に突出する略半円状の
リブ6aを設けて内筒部12との密着面積を拡大し接合
力を高め、基管部14により覆われる部分に周方向に沿
って断続して複数のリブ6bを設けて基管部14の抜け
止めと回り止めを図っている。また、外筒部13は内筒
部12の径方向外方に所定の空間を隔てて設けられ、そ
の一部外周には外箱33にネジ(図示せず)により装着さ
れる取付部16が一体形成されている。
【0010】外部排水ホースBは、強度を大きくするた
めポリエチレンやポリプロピレン等の比較的硬いオレフ
ィン系で形成されるのが好ましいが、可撓性を有するよ
うに端部の接続端部22を除いて蛇腹状のホース本体2
1に形成され、接続端部22を内筒部12の外側に密着
させながら挿入して連結している。このとき、外部排水
ホースBの接続端部22内径を内筒部12外径より若干
小さい寸法にして、外部排水ホースBの接続端部22内
径を強制的に拡大させながら外挿し十分な嵌合代Eを確
保している。
【0011】図3は他の実施例を示し、内筒部12がホ
ース本体1の連結部3の内外両面に連結して覆うように
インサート成形されたもので、連結部3の先端に内面被
覆12aが形成されているが他の構成は上記実施例と同
様である。この例では、継手11を形成する硬質樹脂で
ホース連結部3を挟みこみ、継手11とホース本体1と
の固着性をより向上させている。図4はこの実施例のイ
ンサート成形時の要部を示し、ホース本体1の連結部3
の内側に端部からコア型41を挿入し、これを外型42
のキャビティにインサートしたうえで、外型42に設け
たゲート43から連結部3の先端内面とコア型41間に
形成された隙間にまで樹脂材料を充填させることにより
継手11が射出成形される。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、硬質樹脂製の継手内筒
部が外部排水ホースとの嵌合代を有するので、外部排水
ホースを内筒部の外側にその接続端部を拡径させながら
強嵌することができ、外部排水ホースが比較的硬質の樹
脂からなるものであっても容易に奥深く挿入でき気密性
の信頼度を高めることができるとともに、外部排水ホー
スの材料が制限されることなく広範囲から選択できる。
また、従来内部排水ホースの内側に挿入していた保形用
の硬質パイプと外側に挿入していた外枠装着用継手を統
合して、単一のインサート成形された継手により両者の
役割を兼用させることができ、部品点数の削減やホース
への挿入取付作業の省略を図って製造コストを低減でき
る。さらに、継手とホース本体との接合は一体成形等に
より強固であり、容易に継手が外れることのない高品質
の内部排水ホースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 洗濯機用排水ホースの連結構造の一部を断面
で示す概略図
【図2】 内部排水ホースと外部排水ホースの連結部に
おける断面図
【図3】 内部排水ホースの他実施例を示す図
【図4】 図3に示す実施例のインサート成型時の要部
断面図
【符号の説明】
A 内部排水ホース B 外部排水ホース 1 ホース主体 2 接続部 3 連結部 4 後端部 5 先端部 6a,6b リブ 11 継手 12 内筒部 13 外筒部 14 基管部 15 環状凸部 16 取付部 21 ホース本体 22 接続端部 31 水槽 32 排水口 33 外箱 34 貫通孔 41 コア型 42 外型 43 ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 AA18 BB05 FC01 FC08 MA01 MA02 3H111 AA02 CB27 DB05 DB25 EA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部を機内水槽の排水口との接続部と
    なし、他端部をその外周面に嵌着した継手を介して外箱
    に設けた貫通孔に保持固定するとともに機外に配置する
    外部排水ホースとの連結部となす軟質樹脂からなるホー
    ス本体と、前記連結部の外周面にインサート成形により
    一体形成した硬質樹脂からなる継手とを備える内部排水
    ホースであって、前記継手は、少なくとも外部排水ホー
    スとの嵌合代を有する内筒部を備えることを特徴とする
    洗濯機用内部排水ホース。
  2. 【請求項2】 ホース本体連結部の外周面に密着する内
    筒部と、内筒部の径方向外方に所定の空間を隔てて一体
    形成された外筒部を有する継手がインサート成形され、
    外筒部が外箱に保持固定されるようにした請求項1に記
    載の洗濯機用内部排水ホース。
  3. 【請求項3】 ホース本体連結部の後端部に嵌着する基
    管部と、この基管部からホース本体連結部の先端部に向
    かって一体に延設された内筒部および外筒部を有する継
    手がインサート成形されている請求項1に記載の洗濯機
    用内部排水ホース。
  4. 【請求項4】 継手の内筒部の端縁に外部排水ホース抜
    け止め用の環状凸部が形成されている請求項1に記載の
    洗濯機用内部排水ホース。
  5. 【請求項5】 ホース本体連結部の外周面にリブを形成
    し、このリブと継手が凹凸嵌合するようにインサート成
    形されている請求項1に記載の洗濯機用内部排水ホー
    ス。
  6. 【請求項6】 内筒部がホース本体連結部の先端部の内
    外面両側に連結して覆うように継手がインサート成形さ
    れている請求項1に記載の洗濯機用内部排水ホース。
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