JP2002306631A - 脚曲補正器具 - Google Patents

脚曲補正器具

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JP2002306631A JP2001215802A JP2001215802A JP2002306631A JP 2002306631 A JP2002306631 A JP 2002306631A JP 2001215802 A JP2001215802 A JP 2001215802A JP 2001215802 A JP2001215802 A JP 2001215802A JP 2002306631 A JP2002306631 A JP 2002306631A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 O脚やX脚等の脚曲補正が行なえ、し
かもこれら補正機能を有する運動器具や補正機能のない
通常の運動器具としても使用でき、使用者の目的意識に
よる長期の継続使用を可能とした脚曲補正器具を提供す
る。 【解決手段】 少なくとも一対の足置部材11・11
を備えた器具1であって、該器具1の足置部材11を、
内外一方向或いは両方向に傾斜下降する傾斜面114を
上面に形成した足置部111と、該足置部111の少な
くとも傾斜面114下降側に立設させた滑落防止用枠部
材112とで構成する。そしてこの足置部材11・11
に使用者の両足を載置させる事で、通常目的による運動
器具としての使用と、O脚やX脚等の脚曲補正や内股や
外股等の脚曲補正を行なえる多様な各運動器具としての
使用もでき、使用者が脚曲補正という明確な目的意識に
より長期の継続使用及び継続運動を可能にする事ができ
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、O脚やX脚を補正する
と共に運動をも行ない得る脚曲補正器具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】日本やアジアにおいては、遺伝や生活上
における風習等の問題により、脚部がO脚やX脚等の脚
曲になっている人々が多く存在しており、中でも日本人
においては、約90%以上の男女がこの脚曲であり、他
国に比べて、圧倒的に多いのが現状である。
【0003】この脚曲は、スタイルやファッションに敏
感な女性においては、大きな悩みであり、殆どの女性は
このような脚曲は、補正できないものとしてあきらめて
いるのが現状である。
【0004】ところで近年では、健康の意識の高まりと
共に運動不足の問題があり、殆どの男女は、気候等に左
右されない室内運動器具を好む傾向が高く、例えば、室
内運動器具としては、左右に回転用ペダル等の足置部材
を備えて自転車漕ぎ運動を行ない得るようにした自転車
型運動器具や、左右の足置部材を油圧シリンダーに支持
させて交互或いは任意に上下移動させて山登り運動やス
テップ運動を行ない得るようにしたステップ型運動器具
や、左右の揺動用ペダル等の足置部材が前後に揺動し得
るように保持されて歩行運動を行ない得るようにした歩
行型運動器具等があり、これらは何れも重宝されてお
り、各使用者の運動目的に応じて適宜に使用されてい
る。
【0005】しかし、これらの各種運動器具において
も、その目的が健康意識のみに頼るものである為、継続
運動をさせる事が比較的困難であり、短期間で飽きてし
まうという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は上
記各問題点に鑑みて、脚曲の補正や継続運動を可能とす
る脚曲補正器具を開発したものである。
【0007】すなわち本発明は、特に困難であるとされ
てきた脚曲の矯正が行なえ、しかも通常の運動器具とし
ての使用をも可能とし、多くの目的意識により長期の継
続使用が行なえる脚曲補正器具を提供する事を目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の脚曲補正
器具は、上記目的を達成すべく以下のように構成される
ものである。
【0009】すなわち、本発明の脚曲補正器具は、少な
くとも一対の足置部材を備えた器具であって、該器具の
足置部材を、内外一方向或いは両方向に傾斜下降する傾
斜面を上面に形成した足置部と、該足置部の少なくとも
傾斜面下降側に立設させた滑落防止用枠部材とで構成し
た事を特徴とするものである。
【0010】また、本発明の脚曲補正器具は、少なくと
も一対の足置部材を備えた器具において、該器具の各足
置部材に脚曲補正板を嵌脱し得るよう構成した事を特徴
とするものである。
【0011】更に、本発明の脚曲補正器具は、少なくと
も一対の足置部材を備えた器具の足置部材に嵌脱可能な
脚曲補正板が、足置部材の内外一方向或いは両方向に傾
斜下降する傾斜面を形成した脚曲補正板である事を特徴
とするものである。
【0012】更にまた本発明の脚曲補正器具は、少なく
とも一対の足置部材を備えた器具の足置部材に嵌脱可能
な脚曲補正板を、その表裏或いは前後を可逆使用できる
形状に形成した事を特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明の脚曲補正器具は、上記のように構成す
る事により、次のような作用をもたらす。すなわち、本
発明の脚曲補正器具は、少なくとも一対の足置部材を備
えた器具の足置部材を、内外一方向或いは両方向に傾斜
下降する傾斜面を上面に形成した足置部と、該足置部の
少なくとも傾斜面下降側に立設させた滑落防止用枠部材
とで構成している為、双方の傾斜面が内方向に傾斜する
足置部を備えている一対の足置部材を備えた器具の場合
には、両足置部材に使用者の両足を夫々載置させて使用
する事で傾斜面から滑落する事なくO脚の補正ができる
起立姿勢及び歩行運動が行なえ、また双方の傾斜面が各
々外方向に対向状に傾斜させた足置部を備えている一対
の足置部材を備えた器具の場合には、両足置部材に使用
者の両足を夫々載置させて使用する事で傾斜面から滑落
する事なくX脚の補正ができる起立姿勢及び歩行運動が
行なえ、更に、内外両方向に傾斜下降する傾斜面を備え
た一対の足置部材を備えた器具の場合には、両足置部材
に使用者の両足を好みの傾斜面位置や水平位置に夫々任
意に載置させて使用する事で傾斜面から滑落する事なく
O脚やX脚の補正ができる起立姿勢及び歩行運動や通常
の起立姿勢及び歩行運動が任意に行なえるのである。
【0014】また、本発明の脚曲補正器具は、少なくと
も一対の足置部材を備えた器具において、該器具の各足
置部材に脚曲補正板を嵌脱し得るよう構成している為、
これにおいても、これら一対の足置部材に脚曲補正板を
各々内方向に対向状に傾斜させるよう嵌着させて両足置
部材に使用者の両足を夫々載置させて使用する事で、O
脚の補正ができる起立姿勢及び歩行運動が行なえる。
【0015】また、これら一対の足置部材に脚曲補正板
を各々外方向に対向状に傾斜させるよう嵌着させて両足
置部材に使用者の両足を夫々載置させて使用する事で。
X脚の補正ができる起立姿勢及び歩行運動が行なえる。
【0016】更に、前記器具の一対の足置部材から脚曲
補正板を離脱させて両足置部材に使用者の両足を夫々載
置させて使用する事で、正常な真直ぐな脚部状態での起
立姿勢及び歩行運動が行なえる。
【0017】更に、本発明の脚曲補正器具は、少なくと
も一対の足置部材を備えた器具の足置部材に嵌脱可能な
脚曲補正板を、足置部材の内外一方向或いは両方向に傾
斜下降する傾斜面を形成した脚曲補正板にしている為、
脚曲補正板を安価且つ容易に製造でき、前述と同様にこ
れら一対の足置部材に脚曲補正板を各々内方向や外方向
に対向状に傾斜させるよう嵌着させて両足置部材に使用
者の両足を夫々載置させて使用する事で。O脚やX脚の
補正ができる起立姿勢及び歩行運動が行なえると共に、
前記器具の一対の足置部材から脚曲補正板を離脱させて
両足置部材に使用者の両足を夫々載置させて使用する事
で、正常な真直ぐな脚部状態での起立姿勢及び歩行運動
が行なえる。
【0018】更にまた本発明の脚曲補正器具は、少なく
とも一対の足置部材を備えた器具の足置部材に嵌脱可能
な脚曲補正板を、その表裏或いは前後を可逆使用できる
形状の脚曲補正板に形成している為、一対の足置部材に
脚曲補正板を各々内方向に対向状に傾斜させた後、や外
方向に対向状に傾斜させたい場合には、両脚曲補正板を
裏返したり前後に180度回転させたりして嵌着するだ
けで良く、二種類の脚曲補正板を制作する必要が無く、
安価で且つ容易に製造できる。
【0019】また、これら上記の足置部材や脚曲補正板
は、ステップ運動用の運動器具や、山登り運動用の運動
器具の他、自転車漕ぎ運動用の運動器具、ボート漕ぎ運
動用の運動器具及び歩行運動用の運動器具にも適用でき
るものであり、夫々器具の特性による運動機能と、O脚
やX脚の補正機能を兼ね備えた脚曲矯正器具にする事が
できるものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の脚曲補正器具を、添付図面に
示す一実施例に基づきこれを詳細に説明する。図1・図
2・図3は本発明の脚曲補正器具の一実施例を示す斜面
図であり、図4は図3に示した本発明の脚曲補正器具に
おける脚曲補正板の状態を示す説明図であり、図5は本
発明の脚曲補正器具における足置部材の一実施例を示す
斜面図であり、図6乃至図8は図5に示した本発明の脚
曲補正器具における足置部材の説明図であり、図9乃至
図12は本発明の脚曲補正器具における他の実施例を示
す説明図であり、図13乃至図15は本発明の脚曲補正
器具における脚曲補正板の一実施例を示す斜面図であ
る。また図16は回転移動機構を設けた本発明の脚曲補
正器具の一実施例を示す斜面図であり、図17は揺動移
動機構を設けた本発明の脚曲補正器具の一実施例を示す
斜面図である。
【0021】すなわち、請求項1に係る本発明の脚曲補
正器具は、少なくとも一対の足置部材11・11を備え
た器具1であって、該器具1の足置部材11を、内外一
方向或いは両方向に傾斜下降する傾斜面114を上面に
形成した足置部111と、該足置部111の少なくとも
傾斜面114下降側に立設させた滑落防止用枠部材11
2とで構成したものであり、図1乃至図4に示す実施例
で例示している。
【0022】また、請求項2に係る本発明の脚曲補正器
具は、少なくとも一対の足置部材11・11を備えた器
具1において、該器具1の各足置部材11・11に脚曲
補正板2を嵌脱し得るよう構成したものであり、図5乃
至図12に示す実施例で例示している。
【0023】更に、請求項3に係る本発明の脚曲補正器
具は、少なくとも一対の足置部材11・11を備えた器
具1の足置部材11に嵌脱可能な脚曲補正板2が、足置
部材11の内外一方向或いは両方向に傾斜下降する傾斜
面114を形成した脚曲補正板2にしたものであり、図
13乃至図15に示す実施例で例示している。
【0024】更にまた請求項4に係る本発明の脚曲補正
器具は、少なくとも一対の足置部材11・11を備えた
器具1の足置部材11に嵌脱可能な脚曲補正板2を、そ
の表裏或いは前後を可逆使用できる形状に形成したもの
であり、図14及び図15に示す実施例で例示してい
る。
【0025】尚、本発明の少なくとも一対の足置部材1
1・11を備えた器具1は、図1乃至図3、図9乃至図
12の実施例では、一対の足置部材11・11を、夫々
上下移動可能にする上下移動機構5を設けて、山登り運
動やステップ運動ができるよう構成したものを例示して
いる。
【0026】また本発明の少なくとも一対の足置部材1
1・11を備えた器具1は、図16の実施例では、一対
の足置部材11・11を、夫々回転移動可能にする回転
移動機構6を設けて、自転車漕ぎ運動をできるよう構成
したものを例示している。
【0027】更に本発明の少なくとも一対の足置部材1
1・11を備えた器具1は、図17の実施例では、一対
の足置部材11・11を、夫々揺動移動可能にする揺動
移動機構7を設けて、歩行運動ができるよう構成したも
のを例示している。
【0028】図1乃至図3、図9乃至図12の実施例で
示した本発明の器具1は、上面に載設される足置部材1
1・11を水平、或いは前部が下方になるよう稍傾斜さ
せて安定させる基台12と、該基台12と共に各足置部
材11・11を夫々上下移動可能にする上下移動機構5
とで構成したものであり、該上下移動機構5は、前記両
足置部材11・11を保持させて前部を支点として後部
を上下に移動させ得る一対の上下可動部材13・13
と、これら両上下可動部材13・13の後部側下部と前
記基台12前部間に介設された油圧シリンダー等からな
る各伸縮部材14・14とで構成したものを例示してい
る。
【0029】図1乃至図4に示す器具1の足置部材11
は、使用者の両足を夫々載置させて交互に足踏みを行な
う事で山登り運動やステップ運動が行なえるようにする
ものである。
【0030】ところで、この各足置部材11・11は、
図1のものでは、双方が内方向に傾斜下降する傾斜面1
14を各足置部111・111の上面に形成し、各足置
部111・111の両側(少なくとも傾斜面114下降
側のみで良い。)には、両足がこの各各足置部111・
111からの離脱や滑落を防止し得る滑落防止用枠部材
112がこれを覆うように立設されているものを例示し
ており、このような足置部材11を用いた器具1を使用
して、起立姿勢や足踏運動を行なう事でO脚の補正を行
なう事ができる。
【0031】また、図2のものでは、前記した図1のも
のとは逆に、双方が外方向に傾斜下降する傾斜面114
を各足置部111・111の上面に形成し、各足置部1
11・111の両側(少なくとも傾斜面114下降側の
みで良い。)には、両足がこの各各足置部111・11
1からの離脱や滑落を防止し得る滑落防止用枠部材11
2がこれを覆うように立設されているものを例示してお
り、このような足置部材11を用いた器具1を使用し
て、起立姿勢や足踏運動を行なう事で、X脚の補正を行
なう事ができる。
【0032】更に、図3のものでは、中央に平面部を有
し、内外両方向に傾斜下降する傾斜面114・114を
上面に形成した各足置部111・111を備え、各足置
部111・111の両側には、両足がこの各各足置部1
11・111から離脱や滑落を防止し得る滑落防止用枠
部材112がこれを覆うように立設された図4のような
足置部材11を配置したものを例示しており、このよう
な足置部材11を用いた器具1を使用して、各足置部材
11の双方内方向の傾斜面114に両足を載置して起立
姿勢や足踏運動を行なう事で、O脚の補正が行なえ、各
足置部材11の双方外方向の傾斜面114に両足を載置
して起立姿勢や足踏運動を行なう事で、X脚の補正が行
なえ、各足置部材11の中央平面部に両足を載置して起
立姿勢や足踏運動を行なう事で、通常の山登り運動やス
テップ運動を行なう事ができるのである。
【0033】図5乃至図12で示した本発明の脚曲補正
器具は、前述したように器具1の各足置部材11・11
に脚曲補正板2を嵌脱し得るよう構成したものであり、
図5に示したものでは、足置部材11の前方側から、先
端に刻設された雄螺子部42を有する図8に示したよう
なノブ螺子41をスプリング等の発條部材45を介して
雄螺子部42が内部に突出し得るよう貫通させ、該足置
部材11の前部に係止部材46で固定させた足置部材1
1を形成し、且つ、図6・図7に示したように脚曲補正
板2の前後の少なくとも一方に雌螺子部23(図面では
前後双方に雌螺子部23を設けたものを例示してい
る。)を設け、図7に示したように脚曲補正版2を足置
部材11に嵌入させて、該雌螺子部23にノブ螺子41
の雄螺子部42を螺合させる事で、図6に示したよう
に、脚曲補正板2を足置部材11に嵌着保持させるよう
にしたものを示している。尚、上記したノブ螺子41と
雌螺子部23との螺合状態を解除する事で、脚曲補正板
2を足置部材11から容易に離脱させる事ができる。
【0034】図9に示したものは、前記したように、前
後の少なくとも一方に雌螺子部23(図面では前後双方
に雌螺子部23を設けたものを例示している。)を設け
た脚曲補正板2を足置部材11に嵌入させて、足置部材
11の前方側で前記雌螺子部23にノブ螺子41を螺合
させて固定するようにした簡単な構造のものを例示して
いる。
【0035】図10に示した本発明の脚曲補正器具も、
前述したように器具1の各足置部材11・11に脚曲補
正板2を嵌脱し得るよう構成したものであり、滑落防止
用枠部材112に包囲された足置部111に脚曲補正板
2を嵌入載置して、例えば、双方が内方向に傾斜下降す
る傾斜面114を形成させて、各足置部材11・11の
双方内方向の傾斜面114に両足を載置して起立姿勢や
足踏運動を行なう事でO脚の補正が行なえ、また、この
脚曲補正板2の状態から180回転させるか又は表裏を
変換して、この脚曲補正板2の傾斜面114が各足置部
材11の双方外方向に傾斜下降するよう嵌入載置し、こ
の双方外方向の両傾斜面114に両足を載置して起立姿
勢や足踏運動を行なう事でX脚の補正が行なえ、更に、
脚曲補正板2を各足置部材11から離脱して、両足置部
111・111に両足を載置して起立姿勢や足踏運動を
行なう事で通常の山登り運動やステップ運動を行なう事
ができるようにしたものを例示している。
【0036】尚、前記脚曲補正板2は、少なくとも一対
の足置部材11・11を備えた器具1の足置部材11に
嵌脱可能にして少なくとも一方向に傾斜面114を形成
させて脚曲を補正するものであるが、該脚曲補正板2
は、該図9乃至図11に示されているような上面に一方
向に傾斜下降する傾斜面114を形成したものや、この
前後の少なくとも一方に雌螺子部23を設けたものであ
っても良く、その選択は脚曲補正器具の足置部材11の
形状や脚曲補正板2の固定手段の有無により、適宜に決
定されるものである。
【0037】更に前記脚曲補正板2は、図13に示した
ように、上面中央に平面部を有し、内外両方向に傾斜下
降する傾斜面114・114を形成した脚曲補正板2で
あってもよく、これを足置部111に嵌入載置させて、
各足置部材11の双方内方向の傾斜面114に両足を載
置して起立姿勢や足踏運動を行なう事で、O脚の補正が
行なえ、各足置部材11の双方外方向の傾斜面114に
両足を載置して起立姿勢や足踏運動を行なう事で、X脚
の補正が行なえ、各足置部材11の中央平面部に両足を
載置して起立姿勢や足踏運動を行なう事で、通常の山登
り運動やステップ運動を行なう事ができる脚曲補正器具
にする事ができる。
【0038】更にまた、前記脚曲補正板2は、足置部材
11に嵌脱可能で、且つその表裏或いは前後を可逆使用
できる例えば平面視楕円状の形状にする事で、一種類の
みの脚曲補正板2により、内外の何れの方向にも傾斜下
降させる事のできる傾斜面114を備えた脚曲補正板2
を形成できるものであり、例えば図14に示したように
平面視楕円状で一方向に傾斜下降する傾斜面114を備
えた形状に形成され、上面には複数の指圧用突起115
・・を片面に配備させ、裏面側には図15に示したよう
に傾斜面114の上面に滑り止めスリット116の複数
を配備させた脚曲補正板2を採用する事で、該脚曲補正
板2の表裏或いは前後を可逆使用できるのである。尚、
前記した指圧用突起115や滑り止めスリット116
は、必ずしも必要とするものではないが、これらを設け
る事で、使用者の足部に指圧効果をもたらす事もできる
ようになる。
【0039】図11に示した本発明の脚曲補正器具は、
上記した器具1の各足置部材11・11に脚曲補正板2
を嵌脱し得るよう構成し、且つ、一対の足置部材11・
11の並設角度を夫々左右方向に位置可変させる事がで
きる並設角度可変機構3を備えたものを例示しており、
この脚曲補正器具を使用する場合には、滑落防止用枠部
材112に包囲された足置部111に脚曲補正板2を嵌
入載置して使用する事で、前述したものと同様にO脚の
補正やX脚の補正が行なえる山登り運動やステップ運動
ができると共に、通常の山登り運動やステップ運動を行
なう事ができ、更に並設角度可変機構3を利用して、並
設角度を夫々左右方向に位置可変させて使用する事で、
内股や外股の補正も行なえる山登り運動やステップ運動
が行なえるものである。
【0040】また、図12に示した本発明の脚曲補正器
具は、滑落防止用枠部材112を覆うように立設された
各足置部材11・11の設定角度を夫々少なくとも内外
何れかの方向に傾斜可変可能にして、双方が内外方向に
傾斜下降する傾斜面114を各足置部111・111の
上面に形成させる事ができるようにした角度維持機構4
を設けているものを例示しており、該器具1の角度維持
機構4は、両上下可動部材13・13の後部に複数の切
込部131・・を設け、足置部材11には、前記上下可
動部材13に挿入し得るパイプ117を具備すると共に
前記切込部131に嵌入して係合し得る係合ピン118
を設けて構成され、切込部131に嵌入する角度を可変
する事により、内外方向に傾斜下降する傾斜面114を
形成する事ができ、O脚の補正やX脚の補正が行なえる
山登り運動やステップ運動ができると共に、通常の山登
り運動やステップ運動を行なう事ができる脚曲補正器具
として使用できる。
【0041】図16の実施例で示した本発明の脚曲補正
器具は、前述した足置部材11・11を上面に保持させ
る一対の回転部材151と、これを夫々左右両側で回転
可能に配設保持させるクランク15と、該クランク15
の左右に保持された各足置部材11・11をクランク1
5に連動して回転移動可能にする回転移動機構6とで構
成した器具1のものを例示しており、該回転移動機構6
は、チェーンやベルトで抵抗を前記クランク15に伝達
し得るようにした従来の自転車漕ぎ運動用の運動器具に
採用されているもので良く、抵抗を前記クランク15に
伝達し得る構成のものであればどのような者であっても
良い。
【0042】図17の実施例で示した本発明の脚曲補正
器具は、前述した足置部材11・11を上面に安定載設
した一対の揺動部材16と、各揺動部材16・16と共
に各足置部材11・11を夫々揺動移動可能にする揺動
移動機構7とで構成した器具1のものを例示しており、
該揺動移動機構7は、配置基台17の前部に立設した支
持部材18と、該支持部材18の左右で夫々一定間隔を
存して吊持状に垂下した左右各一対の吊下部材19・1
9・19・19とから成り、各一対の吊下部材19・1
9と前記各揺動部材16とを枢止させる事で、各揺動部
材16・16と共に各足置部材11・11を夫々揺動移
動可能にして歩行運動ができるようにしたものを示し
た。
【0043】尚、この該揺動移動機構7は、上記実施例
で示したものに限らず、各足置部材11・11を夫々揺
動移動可能にするものであれば、どのようなものであっ
ても良い。
【0044】
【発明の効果】よって本発明の脚曲補正器具は、従来か
ら補正不可能と思われていたO脚やX脚等の脚曲を正常
に補正できるものである。
【0045】また、本発明の脚曲補正器具は、従来から
補正不可能と思われていた内股や外股等の脚曲をも補正
可能なものでもある。
【0046】更に、本発明の脚曲補正器具は、O脚やX
脚等の脚曲補正や内股や外股等の脚曲補正を安定した姿
勢で安全に行なえる。
【0047】更にまた本発明の脚曲補正器具は、少なく
とも一対の足置部材を備えた器具の足置部材に嵌脱可能
な脚曲補正板を、その表裏或いは前後を可逆使用できる
形状の脚曲補正板に形成している為、一対の足置部材に
脚曲補正板を各々内方向に対向状に傾斜させた後、や外
方向に対向状に傾斜させたい場合には、両脚曲補正板を
裏返したり前後に180度回転させたりして嵌着するだ
けで良く、二種類の脚曲補正板を製作する必要が無く、
安価で且つ容易に製造できるものである。
【0048】また、足置部材や脚曲補正板を備えた本発
明の脚曲補正器具は、上記従来の単なる運動器具とは異
なり、ステップ運動用の運動器具や、山登り運動用の運
動器具の他、自転車漕ぎ運動用の運動器具、ボート漕ぎ
運動用の運動器具及び歩行運動用の運動器具等、足置部
材を有するものであれば各種の運動器具にも適用できる
ものであり、夫々器具の特性による運動機能としての使
用は勿論であるが、O脚やX脚の補正機能や内股や外股
等の脚曲補正機能を兼ね備えた脚曲矯正器具にする事が
できるものである為、使用者が脚曲補正という明確な目
的意識により長期の継続使用及び継続運動を可能にする
事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脚曲補正器具の一実施例を示す斜面図
である。
【図2】本発明の脚曲補正器具の一実施例を示す斜面図
である。
【図3】本発明の脚曲補正器具の一実施例を示す斜面図
である。
【図4】図3に示した本発明の脚曲補正器具における脚
曲補正板の状態を示す説明図である。
【図5】本発明の脚曲補正器具における足置部材の一実
施例を示す斜面図である。
【図6】図5に示した本発明の脚曲補正器具における足
置部材の説明図である。
【図7】図5に示した本発明の脚曲補正器具における足
置部材の説明図である。
【図8】図5に示した本発明の脚曲補正器具における足
置部材の説明図である。
【図9】本発明の脚曲補正器具における他の実施例を示
す説明図である。
【図10】本発明の脚曲補正器具における他の実施例を
示す説明図である。
【図11】本発明の脚曲補正器具における他の実施例を
示す説明図である。
【図12】本発明の脚曲補正器具における他の実施例を
示す説明図である。
【図13】本発明の脚曲補正器具における脚曲補正板の
一実施例を示す斜面図である。
【図14】本発明の脚曲補正器具における脚曲補正板の
一実施例を示す斜面図である。
【図15】本発明の脚曲補正器具における脚曲補正板の
一実施例を示す斜面図である。
【図16】回転移動機構を設けた本発明の脚曲補正器具
の一実施例を示す斜面図である。
【図17】揺動移動機構を設けた本発明の脚曲補正器具
の一実施例を示す斜面図である。
【符号の説明】
1 器具 11 足置部材 111 足置部 112 滑落防止用枠部材 114 傾斜面 2 脚曲補正板 3 並設角度可変機構 4 角度維持機構 5 上下移動機構 6 回転移動機構 7 揺動移動機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の足置部材を備えた器
    具であって、該器具の足置部材を、内外一方向或いは両
    方向に傾斜下降する傾斜面を上面に形成した足置部と、
    該足置部の少なくとも傾斜面下降側に立設させた滑落防
    止用枠部材とで構成した事を特徴とする脚曲補正器具。
  2. 【請求項2】 少なくとも一対の足置部材を備えた器
    具において、該器具の各足置部材に脚曲補正板を嵌脱し
    得るよう構成した事を特徴とする脚曲補正器具。
  3. 【請求項3】 前記脚曲補正板が、足置部材の内外一
    方向或いは両方向に傾斜下降する傾斜面を形成した脚曲
    補正板である事を特徴とする請求項2記載の脚曲補正器
    具。
  4. 【請求項4】 前記脚曲補正板の表裏或いは前後を可
    逆使用できる形状に形成した事を特徴とする請求項2及
    び請求項3記載の脚曲補正器具。
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