JP2002306265A - キャビネットにおける引出しの係止装置 - Google Patents

キャビネットにおける引出しの係止装置

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JP2002306265A
JP2002306265A JP2001120588A JP2001120588A JP2002306265A JP 2002306265 A JP2002306265 A JP 2002306265A JP 2001120588 A JP2001120588 A JP 2001120588A JP 2001120588 A JP2001120588 A JP 2001120588A JP 2002306265 A JP2002306265 A JP 2002306265A
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Manabu Uchino
学 内野
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッパと、それを付勢するばね手段とを一
体化することにより、部品点数を削減し、組付け作業を
簡略化し、もって製造コストを低減できるようにしたキ
ャビネットにおける引出しの係止装置を提供する。 【解決手段】 複数の引出し1が多段状に配設された筐
体2の内側面に、作動杆3を上下動可能として設けると
ともに、各引出し1の側面に突設した突片4に対応する
複数のストッパ10を設け、各ストッパ10と作動杆3
とを連係するばね手段11を、ストッパ10の枢軸部分
より腕部23が延出して、腕部23の先端が作動杆3に
係止され、腕部23の先端がストッパ10から離れる方
向に移動することにより、一部が弾性変形して、ストッ
パ10を腕部23の先端に近接する方向に付勢するよう
にストッパ10の枢軸部分に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段の引出しを有
するキャビネットにおける施錠装置、複数の引出しを同
時に引き出すことによる転倒を防止する防倒装置、また
はそれらの両機能を有する防倒施錠装置等に用いられる
引出しの係止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、例えば実
公昭58−5010号公報に開示されているような防倒
施錠装置がある。この装置は、図9〜図13(これらの
図は、上記公報中の第1図、第2図、第6図、第5図、
及び第7図に相当する)に示すように、複数の引出し
(1)が多段状に配設された筐体(2)の内側面に、作動杆
(3)を上下動可能として設けるとともに、各引出し(1)
の側面に突設した突片(4)に対応する複数のストッパ
(5)を、その一部に設けたストッパ面(5a)により突片
(4)の前進を阻止する係止位置(図11参照)と、ストッ
パ面(5a)が突片(4)の移動軌跡から外れ、突片(4)の前
進を許容する解除位置(図10参照)とに回動可能として
枢軸(6)をもって枢着し、作動杆(3)と各ストッパ(5)
とを、作動杆(3)が予め定めた作動位置(図11参照)へ
移動することにより、ストッパ(5)が係止位置に付勢さ
れ、作動杆(3)が予め定めた不作動位置(図10参照)へ
移動することにより、上記付勢が解除されるようにした
引張コイルばね(7)をもって互いに連係し、筐体(2)の
上部に設けた錠(8)の施解錠操作、または筐体(2)の内
側面に設けられ、各引出し(1)が前方へ引き出されるこ
とにより作動するようにした連動手段(9)の作動によ
り、作動杆(3)が上下動させられるようになっている。
【0003】したがって、図10に示すように、作動杆
(3)が下限の不作動位置に位置しているときは、各スト
ッパ(5)は解除位置に位置し、いずれかの引出し(1)を
自由に引き出すことができる。
【0004】この状態から、錠(8)に鍵(図示略)を挿入
して施錠操作すると、図11に示すように、作動杆(3)
が上限の作動位置まで押し上げられ、各ストッパ(5)
は、引張コイルばね(7)により引き上げられて、係止位
置に位置し、いずれの引出し(1)も引き出し不能となる
(施錠機能)。錠(8)を解錠操作すると、上述と逆の作動
で、作動杆(3)が元の不作動位置まで下降させられ、各
ストッパ(5)は、解除位置に位置し、いずれかの引出し
(1)を自由に引き出せるようになる(解錠機能)。
【0005】図10に示す状態から、いずれか1個の引
出し(1)を引き出すと、その引出し(1)に連係された連
動手段(9)が作動して、図12に示すように、作動杆
(3)が上限の作動位置まで押し上げられ、各ストッパ
(5)は、引張コイルばね(7)により引き上げられて、係
止位置に位置し、すでに引き出された引出し(1)以外の
引出し(1)の前進が阻止される(防倒機能)。
【0006】いずれかの引出し(1)が引き出されている
状態で施錠し、その後その引出し(1)を元の位置に戻し
たときは、その途中で、図13に示すように、その引出
し(1)の突片(4)が、ストッパ(5)に形成された傾斜面
(5b)に摺接して、ストッパ(5)を一旦解除位置方向に回
動させつつ通過するので、突片(4)やストッパ(5)が破
損することはない。
【0007】上記の装置において、錠(8)を省略する
と、複数の引出しを同時に引き出すことによる転倒を防
止する防倒装置のみとなり、連動手段(9)を省略する
と、施錠装置のみとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の装
置では、細かな部品が多く、組付け作業が繁雑で、製造
コストが高くつくという問題がある。
【0009】本発明は、従来の技術が有する上述の問題
点に鑑み、ストッパと、それを付勢するばね手段とを一
体化することにより、部品点数を削減し、組付け作業を
簡略化し、もって製造コストを低減できるようにしたキ
ャビネットにおける引出しの係止装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)複数の引出しが多段状に配設された筐体の内側面
に、作動杆を上下動可能として設けるとともに、各引出
しの側面に突設した突片に対応する複数のストッパを、
その一部に設けたストッパ面により前記突片の前進を阻
止する係止位置と、前記ストッパ面が突片の移動軌跡か
ら外れ、前記突片の前進を許容する解除位置とに回動可
能として枢着し、前記作動杆と各ストッパとを、作動杆
が予め定めた作動位置へ移動することにより、ストッパ
が係止位置に付勢され、作動杆が予め定めた不作動位置
へ移動することにより、前記付勢が解除されるようにし
たばね手段をもって互いに連係し、前記作動杆を筐体に
設けた錠の施解錠操作または各引出しの前方への移動に
連動して上下動させるようにしたキャビネットにおける
引出しの係止装置において、前記ばね手段を、前記スト
ッパの枢軸部分より腕部が延出して、腕部の先端が前記
作動杆に係止され、腕部の先端がストッパから離れる方
向に移動することにより、一部が弾性変形して、ストッ
パを腕部の先端に近接する方向に付勢するように前記ス
トッパの枢軸部分に設ける。
【0011】(2)上記(1)項において、ばね手段を、
ストッパを筐体の内側面の枢着する枢軸と一体的に設け
る。
【0012】(3)上記(2)項において、ストッパの回
動中心に軸孔を設け、この軸孔に枢軸を回動自在に嵌合
し、枢軸と一体をなすばね手段の基部から腕部と弾性舌
片とをほぼ同方向に延出するように連設し、この弾性舌
片と腕部とによりストッパの一部を挟むようにする。
【0013】(4)上記(2)または(3)項において、ス
トッパに、軸孔からの枢軸の抜け止め手段を設ける。
【0014】(5)上記(2)〜(4)項のいずれかにおい
て、枢軸に、筐体の内側面に設けた軸孔に嵌合し、該軸
孔の外側の縁に係合して、枢軸を軸孔から抜け止めする
弾性係合爪を設ける。
【0015】(6)上記(1)項において、ばね手段を、
ストッパと一体的に設ける。
【0016】(7)上記(1)〜(6)項のいずれかにおい
て、ばね手段を、合成樹脂材料により形成する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図7は、本発明の第1の実
施形態(請求項1〜5,及び7記載の発明の実施形態)を
示す。なお、ストッパとばね手段以外の構成は、上述の
従来例のものと同一であるので、それらについては同一
の符号をもって図示するに止め、詳細な説明は省略す
る。
【0018】この第1の実施形態においては、各引出し
(1)の側面に突設した突片(4)に対応する各ストッパ(1
0)と、その各ストッパ(10)と作動杆(3)とを連係するば
ね手段(11)とを、同一の合成樹脂材料により別々に形成
した後、互いに一体的に組み付けている。なお、それら
を互いに異なる材料によって形成してもよい。
【0019】図5及び図6に示すように、各ストッパ(1
0)は、前端に円形部(12a)を有する前後方向を向く垂直
板状の基片(12)と、この基片(12)の一側面(筐体(2)の
内面に取り付けられたとき、筐体(2)の内方を向く面)
より後方に向かって拡開する扇形または三角形をなして
隆起し、かつ下端が開口する中空状の突部(13)とからな
り、突部(13)における円弧状またはほぼ垂直面をなす後
端面により、引出し(1)の側面に突設した突片(4)の前
進を阻止するストッパ面(13a)が形成され、また突部(1
3)の上面により、引出し(1)を引き出した状態から元に
戻す際に突片(4)が摺接して、ストッパ(10)自体が解除
位置方向に回動させられるようにした傾斜面(13b)が形
成されている。
【0020】基片(12)の前端の円形部(12a)の中央に
は、ほぼ円形の軸孔(14)が形成されており、その前後の
縁には、後述する枢軸を軸孔から抜け止めする前後1対
の弾性変形可能な係止爪(15)が、突部(13)と同方向に突
出するように突設されている。また、円形部(12a)の前
上部と前下部とには、軸孔(14)と同芯の円弧状をなすガ
イド突片(16)(17)が、突部(13)と同方向に突出するよう
に突設されている。
【0021】ばね手段(11)は、ストッパ(10)を筐体(2)
の内面に枢着する枢軸(18)と一体的に形成されている。
この枢軸(18)は、軸部(18a)の一端に拡径頭部(18b)が連
設され、かつ軸部(18a)の先端部外周に抜け止め用の弾
性係合爪(18c)が形成されるとともに、軸部(18a)の先端
から複数のすり割り(18d)が形成されたものより、軸部
(18a)をストッパ(10)の軸孔(14)に嵌合し、かつ係止爪
(15)を拡径頭部(18b)の外周に係止させることにより、
ストッパ(10)に回動可能として組み付けられ、かつ軸孔
(14)から抜け止めされている。さらに、軸部(18a)は、
図7に示すように、筐体(2)の内面に穿設した軸孔(19)
に嵌合され、かつ弾性係合爪(18c)が軸孔(19)の外側の
縁に係合することにより、軸孔(19)から抜け止めされて
いる。
【0022】ばね手段(11)は、枢軸(18)の拡径頭部(18
b)より上下方向に延出する1対の足片(20)をもって連設
された、枢軸(18)と同芯の半円弧状をなす基部(21)と、
基部(21)の上部よりストッパ(10)の基片(12)の上縁とほ
ぼ平行をなして後方に向かって延出し、かつ先端部に、
軸部(18a)と同一の側方に向かって正面視横向きT字状
に突出する係止部(22)が形成された腕部(23)と、基部(2
1)の下部よりストッパ(10)の突部(13)と同一の側方に変
位して、腕部(23)の先端に向かって延出し、ストッパ(1
0)における突部(13)の下端の開口(図6参照)(13c)より
突部(13)の中空部内に進入し、先端部が傾斜面(13b)を
形成する突部(13)の上壁(13d)の下面に圧接された弾性
舌片(24)とを備えている。
【0023】腕部(23)の先端の係止部(22)は、作動杆
(3)の要所に穿設された前後方向に長い長孔(25)に嵌合
係止され、作動杆(3)の上下動により従動させられて、
従来の引張コイルばね(7)と同様の作用をする。
【0024】すなわち、図1及び図2に示すように、作
動杆(3)が下限の解錠位置に位置しているときは、スト
ッパ(10)は、その後部が、ばね手段(11)における腕部(2
3)の先端部と弾性舌片(24)の先端部とにより上下から挟
まれ、解除位置に確実に保持されており、この状態で
は、いずれかの引出し(1)を自由に引き出すことができ
る(解錠状態)。
【0025】このとき、ストッパ(10)における基片(12)
の上縁が、作動杆(3)の長孔(25)に係止された腕部(23)
の先端部に当接して、ストッパ(10)の係止位置方向への
回動が確実に阻止されているので、図10等に示した従
来例のように、作動杆(3)と各ストッパ(5)との間に、
互いに係合する多数の上下方向の長孔とピンとを設ける
必要がない。
【0026】この状態から、錠(8)に鍵(図示略)を挿入
して施錠操作し、作動杆(3)が上限の作動位置まで押し
上げられると、それに伴って、図3に示すように、ばね
手段(11)における腕部(23)の先端部が持ち上げられ、各
ストッパ(10)は、ばね手段(11)と一体となって、図3に
示すような係止位置まで、枢軸(18)の軸線を中心として
回動させられる。このとき、各ストッパ(10)のストッパ
面(13a)が引出し(1)の突片(4)の前方に位置し、すべ
ての引出し(1)は引き出し不能となる(施錠状態)。
【0027】錠(8)を解錠操作すると、上述と逆の作動
で、作動杆(3)が元の不作動位置まで下降させられ、各
ストッパ(10)は、解除位置に復帰させられ、いずれかの
引出し(1)を自由に引き出せるようになる。
【0028】図1に示す状態から、いずれか1個の引出
し(1)を引き出すと、その引出し(1)に連係された連動
手段(9)が作動して、作動杆(3)が上限の作動位置まで
押し上げられ、それによって、各ストッパ(10)は、上述
と同様にしてばね手段(11)により引き上げられて、係止
位置に位置し、すでに引き出された引出し(1)以外の引
出し(1)の前進が阻止される(防倒機能)。
【0029】いずれかの引出し(1)が引き出されている
状態で施錠し、その後その引出し(1)を元の位置に戻し
たときは、その途中で、図4に示すように、その引出し
(1)の突片(4)が、ストッパ(10)に形成された傾斜面(1
3b)に摺接して、ストッパ(10)を一旦解除位置方向に回
動させつつ通過するので、突片(4)やストッパ(10)が破
損することはない。
【0030】このとき、ばね手段(11)における主として
弾性舌片(24)が弾性変形して、その基部(21)、腕部(23)
等が枢軸(18)と一体となってストッパ(10)に対して、腕
部(23)の先端がストッパ(10)の上縁から離れる方向わず
かに相対回転することにより、ストッパ(10)の解除位置
方向への回動が許容される。突片(4)の通過後は、弾性
舌片(24)の弾性復元力により、ストッパ(10)は、元の係
止位置に復帰させられる。
【0031】第1の実施形態によると、ストッパ(10)と
ばね手段(11)とを一体的に組み付けたので、部品点数を
削減できるとともに、組付け作業を簡略化でき、もって
製造コストを低減することができる。
【0032】上記の装置において、錠(8)を省略する
と、複数の引出し(1)を同時に引き出すことによる転倒
を防止する防倒装置のみとなり、連動手段(9)を省略す
ると、施錠装置のみとなる。
【0033】図8は、本発明の第2の実施形態(請求項
6及び7記載の発明の実施形態)を示す。なお、ストッ
パとばね手段以外の構成は、上述の第1の実施形態のも
のと同一であるので、それらについては同一の符号をも
って図示するに止め、詳細な説明は省略する。
【0034】この例では、ストッパ(10)における基片(1
2)の前下部に、その円形部(12a)の前端部を上向きに半
周する円弧部(31)の上端に、基片(12)の上縁に添って後
方に向かって延出する腕部(32)を連設した弾性撓曲可能
のばね手段(33)の基端部を一体的に連設し、かつ円形部
(12a)の中央に、第1の実施形態における枢軸(18)の軸
部(18a)とほぼ同一形状の軸部(34)を一体的に形成して
ある。
【0035】このように、ストッパ(10)とばね手段(33)
と軸部(34)とを一体成形すると、部品点数をさらに削減
し、組付け作業をより簡略化し、もって製造コストを大
幅に低減することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ストッパ
とばね手段とを一体のものとして取り扱うことができる
ので、それらの筐体への取付が簡単になるとともに、細
かな部品の数を削減でき、もって製造コストを低減する
ことができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、本来細かく
て紛失し易い枢軸とばね手段とを一体としたことによ
り、枢軸の紛失等を防止することができるだけでなく、
枢軸を筐体等に取り付ける際の支持が安定し、組付け作
業性がよくなる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、ばね手段
を、ストッパに対してその枢軸回りに相対回動し得るよ
うにしたので、ばね手段の局所に応力が集中するのを防
止し、折損等のおそれを防止することができる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、ストッパの
軸孔への枢軸の装着を、ワンタッチで行うことができ
る。
【0040】請求項5記載の発明によれば、筐体への枢
軸の取り付け、ひいては筐体へのストッパの取付を、ワ
ンタッチで行うことができ、組付け作業効率を高めるこ
とができる。
【0041】請求項6記載の発明によれば、さらに部品
点数を削減し、組付け作業を簡素化することができる。
【0042】請求項7記載の発明によれば、ばね手段の
製造が容易になるとともに、必要な弾性を容易に付与す
ることができ、かつ製造コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を備えるキャビネット
の上部の中央縦断側面図である。
【図2】同じく、解錠状態でのストッパの取付部近傍を
拡大して示す側面図である。
【図3】同じく、施錠状態での図2と同様の部分を拡大
して示す側面図である。
【図4】同じく、施錠状態において、その前に引き出し
た引出しを戻す際のある作動状態を示す、図2同様の部
分の側面図である。
【図5】ストッパとばね手段との分解斜視図である。
【図6】同じく、その組み付けた状態の斜視図である。
【図7】図3のVII−VII線に沿う拡大横断平面図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施形態におけるストッパとば
ね手段とを示す斜視図である。
【図9】従来のキャビネットの正面図である。
【図10】同じく、解錠状態のキャビネットの上部の中
央縦断側面図である。
【図11】同じく、施錠状態のキャビネットの上部の中
央縦断側面図である。
【図12】同じく、解錠状態で最上段の引出しを引き出
したときのキャビネットの上部の中央縦断側面図であ
る。
【図13】同じく、施錠状態において、その前に引き出
した最上段の引出しを戻す際の状態を示すキャビネット
の上部の中央縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)引き出し (2)筐体 (3)作動杆 (4)突片 (5)ストッパ (5a)ストッパ面 (5b)傾斜面 (6)枢軸 (7)引張コイルばね (8)錠 (9)連動手段 (10)ストッパ (11)ばね手段 (12)基片 (12a)円形部 (13)突部 (13a)ストッパ面 (13b)傾斜面 (13c)開口 (13d)上壁 (14)軸孔 (15)係止爪 (16)(17)ガイド突片 (18)枢軸 (18a)軸部 (18b)拡径頭部 (18c)弾性係合爪 (18d)すり割り (19)軸孔 (20)足片 (21)基部 (22)係止部 (23)腕部 (24)弾性舌片 (25)長孔 (31)円弧部 (32)腕部 (33)ばね手段 (34)軸部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の引出しが多段状に配設された筐体
    の内側面に、作動杆を上下動可能として設けるととも
    に、各引出しの側面に突設した突片に対応する複数のス
    トッパを、その一部に設けたストッパ面により前記突片
    の前進を阻止する係止位置と、前記ストッパ面が突片の
    移動軌跡から外れ、前記突片の前進を許容する解除位置
    とに回動可能として枢着し、前記作動杆と各ストッパと
    を、作動杆が予め定めた作動位置へ移動することによ
    り、ストッパが係止位置に付勢され、作動杆が予め定め
    た不作動位置へ移動することにより、前記付勢が解除さ
    れるようにしたばね手段をもって互いに連係し、前記作
    動杆を筐体に設けた錠の施解錠操作または各引出しの前
    方への移動に連動して上下動させるようにしたキャビネ
    ットにおける引出しの係止装置において、 前記ばね手段を、前記ストッパの枢軸部分より腕部が延
    出して、腕部の先端が前記作動杆に係止され、腕部の先
    端がストッパから離れる方向に移動することにより、一
    部が弾性変形して、ストッパを腕部の先端に近接する方
    向に付勢するように前記ストッパの枢軸部分に設けたこ
    とを特徴とするキャビネットにおける引出しの係止装
    置。
  2. 【請求項2】 ばね手段を、ストッパを筐体の内側面の
    枢着する枢軸と一体的に設けた請求項1記載のキャビネ
    ットにおける引出しの係止装置。
  3. 【請求項3】 ストッパの回動中心に軸孔を設け、この
    軸孔に枢軸を回動自在に嵌合し、枢軸と一体をなすばね
    手段の基部から腕部と弾性舌片とをほぼ同方向に延出す
    るように連設し、この弾性舌片と腕部とによりストッパ
    の一部を挟むようにした請求項2記載のキャビネットに
    おける引出しの係止装置。
  4. 【請求項4】 ストッパに、軸孔からの枢軸の抜け止め
    手段を設けた請求項2または3記載のキャビネットにお
    ける引出しの係止装置。
  5. 【請求項5】 枢軸に、筐体の内側面に設けた軸孔に嵌
    合し、該軸孔の外側の縁に係合して、枢軸を軸孔から抜
    け止めする弾性係合爪を設けた請求項2〜4のいずれか
    に記載のキャビネットにおける引出しの係止装置。
  6. 【請求項6】 ばね手段を、ストッパと一体的に設けた
    請求項1記載のキャビネットにおける引出しの係止装
    置。
  7. 【請求項7】 ばね手段を、合成樹脂材料により形成し
    た請求項1〜6のいずれかに記載のキャビネットにおけ
    る引出しの係止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009283937A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi ガイドレールのインターロッキング装置

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