JP2002306148A - ソース類自動塗り装置・ソース類自動塗り方法と、ソース類自動塗り装置を用いた冷凍加工食品の製法 - Google Patents

ソース類自動塗り装置・ソース類自動塗り方法と、ソース類自動塗り装置を用いた冷凍加工食品の製法

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JP2002306148A
JP2002306148A JP2001108487A JP2001108487A JP2002306148A JP 2002306148 A JP2002306148 A JP 2002306148A JP 2001108487 A JP2001108487 A JP 2001108487A JP 2001108487 A JP2001108487 A JP 2001108487A JP 2002306148 A JP2002306148 A JP 2002306148A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚の切り身・鳥肉の切り身・豚肉の切り身・
牛肉の切り身等の冷凍加工食品、その他の対象食品に、
ソースやマヨネーズ等の粘性のある調味料を自動的に塗
布するためのソース類自動塗り装置・ソース類自動塗り
方法と、ソース類自動塗り装置を用いた冷凍加工食品の
製法を提供する。 【解決手段】 第1段目の低速コンベアー1A上に当該
低速コンベアー1Aの進行方向に沿って対象食品を配列
し、低速移動する対象食品の上からソース押出し機2に
よりソースQを落し込むことで対象食品の全面にソース
Qを塗布し、第1段目の低速コンベアー1Aから第2段
目の高速コンベアー1Bに対象食品を移行させて、対象
食品の全面に付着したソースQ以外のソースQを、第1
段目の低速コンベアー1A上に残存させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、魚の切り
身・鳥肉の切り身・豚肉の切り身・牛肉の切り身等の冷
凍加工食品、その他の対象食品に、ソースやマヨネーズ
等の粘性のある調味料を自動的に塗布するためのソース
類自動塗り装置・ソース類自動塗り方法と、ソース類自
動塗り装置を用いた冷凍加工食品の製法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来において、例えば、魚の切り身・鳥
肉の切り身・豚肉の切り身・牛肉の切り身等の冷凍加工
食品にソース類を塗り付ける作業は、人員による手作業
で行なわれていた。すなわち、冷凍加工食品をスライス
してから、これらの食品一つ一つの上に計量した固形ソ
ース類をそれぞれ載せ、バターナイフ等のヘラ器具を用
いて固形ソース類を均一に塗り潰して行くという手作業
が行なわれていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スライ
スされた冷凍加工食品の一つ一つの上に手作業でソース
類を塗るというような従来の方式では、ソース類の塗布
作業に時間を要し、大量の冷凍加工食品の全てに対し、
短時間のうちにソース類を塗り付けることが非常に困難
であった。また、全ての冷凍加工食品に、ソース類の厚
みが略均一となるように塗り付けることも現実的に困難
である。
【0004】そこで本発明は、叙上のような従来存した
問題点に鑑み創出されたもので、全ての冷凍加工食品に
対し、大きさ(面積)の大小に関係なく厚みが略均一と
なるように粘性のある液状ソース類を塗布することがで
き、また、塗布するソース類の量も容易に調整でき、し
かも、このようなソース類付の冷凍加工食品を短時間の
うちに大量に生産することができるソース類自動塗り装
置・ソース類自動塗り方法と、ソース類自動塗り装置を
用いた冷凍加工食品の製法を提供することを目的とした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
ソース類自動塗り装置にあっては、第1段目の低速コン
ベアーと、第1段目の低速コンベアーよりも搬送スピー
ドの若干速い第2段目の高速コンベアーと、第1段目の
低速コンベアー側に配したソース押出し機とを備えたこ
とで、上述した課題を解決した。
【0006】また、ソース押出し機は、少なくとも送給
パイプの先端開口側に、中空板状のノズル筐体を連通配
置して成ることで、同じく上述した課題を解決した。
【0007】さらに、ソース押出し機は、送給パイプの
末端側にホッパー部とコンプレッサー装置を設け、送給
パイプの先端開口側に中空板状のノズル筐体を連通配置
して成ることで、同じく上述した課題を解決した。
【0008】また、ソース押出し機が備えているノズル
筐体の先端開口側には、単数または複数の切欠き凹部を
形成した塞き止め板部を、当該ノズル筐体の底部に対し
て上下移動可能となるように配置し、塞き止め板部の切
欠き凹部とノズル筐体の底部とによって開口面積の変更
可能なノズル開口部が形成されたことで、同じく上述し
た課題を解決した。
【0009】加えて、第1段目の低速コンベアーの下面
に、スクレーパーを配置したことで、同じく上述した課
題を解決した。
【0010】一方、本発明に係るソース類自動塗り方法
にあっては、第1段目の低速コンベアー上に当該低速コ
ンベアーの進行方向に沿って対象食品を配列し、低速移
動する対象食品の上からソース押出し機によりソースを
落し込むことで対象食品の全面にソースを塗布し、第1
段目の低速コンベアーから第2段目の高速コンベアーに
対象食品を移行させて、対象食品の全面に付着したソー
ス以外のソースを、第1段目の低速コンベアー上に残存
させることで、同じく上述した課題を解決した。
【0011】また、第1段目の低速コンベアー上に残存
させたソースを、低速コンベアーの下面に配置したスク
レーパーによって剥離し、再使用することで、同じく上
述した課題を解決した。
【0012】この他、本発明に係るソース類自動塗り装
置を用いた冷凍加工食品の製法にあっては、第1段目の
低速コンベアー上に当該低速コンベアーの進行方向に沿
ってスライス加工した冷凍加工食品を配列し、低速移動
する冷凍加工食品の上からソース押出し機によりソース
を落し込むことで冷凍加工食品の全面にソースを塗布
し、第1段目の低速コンベアーから第2段目の高速コン
ベアーに冷凍加工食品を移行させて、冷凍加工食品の全
面に付着したソース以外のソースを、第1段目の低速コ
ンベアー上に残存させることで、同じく上述した課題を
解決した。
【0013】また、第1段目の低速コンベアー上に残存
させたソースを、低速コンベアーの下面に配置したスク
レーパーによって剥離し、再使用することで、同じく上
述した課題を解決した。
【0014】本発明に係るソース類自動塗り装置・ソー
ス類自動塗り方法と、ソース類自動塗り装置を用いた冷
凍加工食品の製法においては、第1段目の低速コンベア
ーからこれよりも搬送スピードの速い第2段目の高速コ
ンベアーに冷凍加工食品が移行する際に、冷凍加工食品
の全面に付着したソースはそのままの付着状態が維持さ
れ、それ以外のソースは第1段目の低速コンベアー上に
残存する。この残存ソースは、第1段目の低速コンベア
ーの下面に配置したスクレーパーによって剥離されて再
使用される。
【0015】また、ソース押出し機は、ノズル筐体のノ
ズル開口部における縦幅員を任意に変更することによ
り、ソース塗布量の微調整を可能にしている。
【0016】さらに、ソース押出し機において、ノズル
筐体のノズル開口部からのソースの排出スピードを変更
したり、第1段目の低速コンベアーの搬送スピードを第
2段目の高速コンベアーよりも遅い搬送スピードの範囲
内で任意に変更することによっても、冷凍加工食品に対
するソース塗布量の微調整を可能にしている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。本発明に係るソース類自動塗り
装置は、図1に示すように、第1段目の低速コンベアー
1Aと、第1段目の低速コンベアー1Aよりも搬送スピ
ードの若干速い第2段目の高速コンベアー1Bと、第1
段目の低速コンベアー1A側に配したソース押出し機2
とから構成されている。
【0018】第1段目の低速コンベアー1Aは、第2段
目の高速コンベアー1Bよりも搬送スピードを若干遅く
設定してある。また、第1段目の低速コンベアー1A側
には、低速移動する冷凍加工食品Pの上からソースQ類
を帯状に落し込むためのソース押出し機2を配置してい
る。さらに、図1・図2に示すように、第1段目の低速
コンベアー1Aの下面には、板状のスクレーパー11を
配置している。このスクレーパー11は、低速コンベア
ー1Aに軽く触れるように配置されている。そして、第
1段目の低速コンベアー1Aに付着した残存ソースQを
このスクレーパー11によって剥離し、スクレーパー1
1の下方に置いた桶12等に貯留してソースQを再使用
する。この第1段目の低速コンベアー1A上には、図1
に示すように、スライス加工した冷凍加工食品Pを、当
該低速コンベアー1Aの進行方向に沿って互いに隙間の
無いようにして二列に配列させる。尚、ソースQを塗り
付ける対象は、冷凍加工食品Pに限定されず、全ての食
品を含むものである。
【0019】一方、第2段目の高速コンベアー1Bは、
その速度V2を第1段目の低速コンベアー1Aの速度V
1よりも、例えば約0.5〜2.0倍程度に速く設定し
てある。また、第2段目の高速コンベアー1Bは、図2
に示すように、第1段目の低速コンベアー1Aよりも若
干下方に位置するように配置されている。これらの作用
により、第2段目の高速コンベアー1Bに搬送される冷
凍加工食品Pは、食品同士が互いに干渉しない距離とし
て、例えば約3cm〜5cm程度離れて移動することと
なる。
【0020】第1段目の低速コンベアー1A側に配した
ソース押出し機2は、図1に示すように、折り返しライ
ン状の送給パイプ3の末端側に、ホッパー部4とコンプ
レッサー装置5を設けている。また、送給パイプ3の先
端開口側に、略ホームベース形状で中空板状に形成され
たノズル筐体6を連通配置している。すなわち、ソース
押出し機2は、ホッパー部4に投入されたソースQを、
折り返しライン状の送給パイプ3を介して当該送給パイ
プ3の先端開口側に取り付けた略ホームベース形状のノ
ズル筐体6側に、コンプレッサー装置5の圧縮空気によ
り圧送するものである。
【0021】また、ノズル筐体6の先端開口側には、図
3に示すように、横2列に切欠き凹部7A,7Bを形成
した塞き止め板部7を、当該ノズル筐体6の底部6Aに
対して、例えば、塞き止め板部7のネジ止め位置を変え
る等して上下移動可能となるように配置している。そし
て、塞き止め板部7の切欠き凹部7A,7Bとノズル筐
体6の底部6Aとによって開口面積を変更できる左右一
対のノズル開口部8A,8Bを形成している。
【0022】ノズル筐体6のノズル開口部8A,8Bの
横幅員Wは、スライスされた冷凍加工食品Pの横幅員よ
りも大きく形成している。また、ノズル開口部8A,8
Bの縦幅員Lは、自由に変更できる。例えば、図3
(a)に示すように、ノズル開口部8A,8Bの縦幅員
をL1に設定すれば、その開口面積が小さくなるため、
ノズル開口部8A,8Bから僅かな量のソースQが排出
される。一方、図3(b)に示すように、ノズル開口部
8A,8Bの縦幅員をL2に設定すれば、その開口面積
が大きくなるため、ノズル開口部8A,8Bから大量の
ソースQが排出される。
【0023】尚、ソースQは、液状のものや、例えば高
粘度のタルタルソースやマヨネーズ、さらにはバターや
醤油のタレ等の全ての調味料を含むものである。また、
図1では、ノズル筐体6のノズル開口部8A,8Bを2
つ設けたことに対応して、第1段目の低速コンベアー1
A上に冷凍加工食品Pを2列に配置しているが、ノズル
筐体6のノズル開口部(8A,8B)を1つにし、これ
に対応して第1段目の低速コンベアー1A上に冷凍加工
食品Pを1列に配置してもよい。また、ノズル筐体6の
ノズル開口部(8A,8B)を3つ以上設け、これに対
応して冷凍加工食品Pを3列以上に配置してもよい。
【0024】以下に、本発明に係るソース類自動塗り方
法の一例を説明する。まず、図1・図2に示すように、
スライス加工した冷凍加工食品Pを第1段目の低速コン
ベアー1A上に載せる。この作業は、人員の手で行なっ
てもよいし、機械的要素を用いて行なってもよい。この
とき、低速コンベアー1Aの進行方向に沿ってそれぞれ
隙間の無いように冷凍加工食品Pを配列する。また、ノ
ズル筐体6のノズル開口部8A,8Bに対応して、冷凍
加工食品Pを2列に並べていく。そして、第1段目の低
速コンベアー1Aを駆動させながら、低速移動する冷凍
加工食品Pの上からソース押出し機2によりソースQを
帯状に落し込み、冷凍加工食品Pの全面をソースQが覆
った状態となるように、ソースQを冷凍加工食品Pに塗
布する。
【0025】ソースQが塗布された冷凍加工食品Pは、
その後第1段目の低速コンベアー1Aよりも搬送スピー
ドの速い第2段目の高速コンベアー1Bに移行される。
そして、高速コンベアー1B上において、冷凍加工食品
P同士は、3cm〜5cm程度離れて移動する。このと
き、冷凍加工食品Pの全面に付着したソースQは、その
ままの付着状態が維持される。一方、冷凍加工食品Pに
付着しているソースQ以外のソースQは、第1段目の低
速コンベアー1A上に残存することとなる。この残存ソ
ースQは、第1段目の低速コンベアー1Aの下面に配置
したスクレーパー11によって剥離され、スクレーパー
11の下方に置いた桶12等に貯留されて再使用され
る。尚、ソースQは、油脂分の多い液体であるため、常
温加工された食品の上に載せてもはじいてしまうのに対
し、当初から冷凍加工してある食品の表面にソースQを
塗布した場合は、食品の表面が凍結状態となっているの
で、ソースQを塗布するとソースQ自体も凍結固化して
食品の表面にしっかりと付着するものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
冷凍加工食品Pの全面にわたって大きさ(面積)の大小
に関係なく厚みが略均一となるように粘性のある液状ソ
ースQ類を容易に塗布することができ、また、塗布する
ソースQ類の量も容易に調整でき、しかも、このような
ソースQ類付の冷凍加工食品Pを短時間のうちに大量に
生産することができるソース類自動塗り装置・ソース類
自動塗り方法と、ソース類自動塗り装置を用いた冷凍加
工食品の製法を提供することができる。
【0027】すなわち、本発明に係るソース類自動塗り
装置においては、第1段目の低速コンベアー1Aと、第
1段目の低速コンベアー1Aよりも搬送スピードの若干
速い第2段目の高速コンベアー1Bと、第1段目の低速
コンベアー1A側に配したソース押出し機2とを備えて
いることから、冷凍加工食品P等を第1段目の低速コン
ベアー1A上に配列するだけで、冷凍加工食品P等の全
面にソースQ類を塗り付けることができる。
【0028】また、前記ソース押出し機2は、送給パイ
プ3の末端側にホッパー部4とコンプレッサー装置5を
設けているため、ソースQ類を自動的に送給パイプ3に
送り込むことができる。さらに、送給パイプ3の先端開
口側に中空板状のノズル筐体6を連通配置しているた
め、ノズル筐体6からソースQ類を帯状に排出して、冷
凍加工食品P等の全面にソースQ類を塗り付けることが
できる。
【0029】加えて、ソース押出し機2が備えているノ
ズル筐体6の先端開口側には、単数または複数の切欠き
凹部7A,7Bを形成した塞き止め板部7を、当該ノズ
ル筐体6の底部6Aに対して上下移動可能となるように
配置し、塞き止め板部7の切欠き凹部7A,7Bとノズ
ル筐体6の底部6Aとによって開口面積の変更可能なノ
ズル開口部8A,8Bが形成されているため、ノズル筐
体6から排出するソースQ類の量を簡単に調節できる。
【0030】すなわち、図3(a)に示すように、ノズ
ル開口部8A,8Bの縦幅員をL1に設定すれば、その
開口面積が小さくなるため、ノズル開口部8A,8Bか
ら僅かな量のソースQが排出される。一方、図3(b)
に示すように、ノズル開口部8A,8Bの縦幅員をL2
に設定すれば、その開口面積が大きくなるため、ノズル
開口部8A,8Bから大量のソースQが排出されるので
ある。
【0031】また、第1段目の低速コンベアー1Aの下
面に、スクレーパー11を配置しているため、第1段目
の低速コンベアー1A上に残存しているソースQ類をス
クレーパー11により剥離し、再使用できる。
【0032】一方、本発明に係るソース類自動塗り方法
においては、第1段目の低速コンベアー1A上に当該低
速コンベアー1Aの進行方向に沿って対象食品を配列
し、低速移動する対象食品の上からソース押出し機2に
よりソースQを落し込むことで、対象食品の全面にソー
スQを塗布できる。また、第1段目の低速コンベアー1
Aから第2段目の高速コンベアー1Bに対象食品を移行
させて、ソースQが塗布された対象食品同士を3cm〜
5cm程度離して移動させることができる。そして、対
象食品の全面に付着したソースQはそのままの状態を維
持させ、対象食品に付着していないソースQは、第1段
目の低速コンベアー1A上に残存させることができる。
【0033】また、第1段目の低速コンベアー1A上に
残存させたソースQを、低速コンベアー1Aの下面に配
置したスクレーパー11によって剥離し、再使用するこ
ともできる。
【0034】この他、本発明に係るソース類自動塗り装
置を用いた冷凍加工食品の製法においては、第1段目の
低速コンベアー1A上に当該低速コンベアー1Aの進行
方向に沿ってスライス加工した冷凍加工食品Pを配列
し、低速移動する冷凍加工食品Pの上からソース押出し
機2によりソースQを落し込むことで、冷凍加工食品P
の全面にソースQを厚みが略均一となるように塗布でき
る。また、第1段目の低速コンベアー1Aから第2段目
の高速コンベアー1Bに冷凍加工食品Pを移行させて、
冷凍加工食品Pの全面に付着したソースQはそのままの
状態を維持させ、それ以外のソースQは第1段目の低速
コンベアー1A上に残存させることができる。そのた
め、ソースQを塗り付けた大量の冷凍加工食品Pを極め
て短時間の内に作成できる。
【0035】以上説明したように、本発明によれば、冷
凍加工食品Pの全面にわたって厚みが略均一となるよう
に粘性のある液状ソースQ類を容易に塗布することがで
きる。また、ノズル開口部8A,8Bの縦幅員Lを任意
に変更することにより、塗り付けるソースQの量を容易
に微調整することができる。しかも、ソース押出し機2
のノズル開口部8A,8BからのソースQの排出量を変
更したり、第1段目の低速コンベアー1Aの搬送スピー
ドを、第2段目の高速コンベアー1Bよりも遅い搬送ス
ピードの範囲内で任意に変更することによっても、塗り
付けるソースQの量の微調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】低速コンベアーと高速コンベアーと、低速コン
ベアー側に配したソース押出し機とから構成されるソー
ス類自動塗り装置の斜視図である。
【図2】低速コンベアーと高速コンベアーと、低速コン
ベアー側に配したソース押出し機とから構成されるソー
ス類自動塗り装置の側面図である。
【図3】ソース押出し機におけるノズル筐体のノズル開
口部を示すもので、(a)は開口面積が小さくなるよう
に設定した状態の正面図、(b)は開口面積が大きくな
るように設定した状態の正面図である。
【符号の説明】
P…冷凍加工食品 Q…ソース 1A…低速コンベアー 1B…高速コンベ
アー 2…ソース押出し機 3…送給パイプ 4…ホッパー部 5…コンプレッサ
ー装置 6…ノズル筐体 6A…底部 7…塞き止め板部 7A,7B…切欠き凹部 8A,8B…ノズ
ル開口部 11…スクレーパー 12…桶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B042 AC09 AD39 AE03 AG02 AG03 AG07 AG12 AH01 AK20 AP19 AT05 4B048 PE04 PE08 PN03 PN20 PN24 PN27

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1段目の低速コンベアーと、第1段目
    の低速コンベアーよりも搬送スピードの若干速い第2段
    目の高速コンベアーと、第1段目の低速コンベアー側に
    配したソース押出し機とを備えたことを特徴とするソー
    ス類自動塗り装置。
  2. 【請求項2】 ソース押出し機は、少なくとも送給パイ
    プの先端開口側に、中空板状のノズル筐体を連通配置し
    て成る請求項1記載のソース類自動塗り装置。
  3. 【請求項3】 ソース押出し機は、送給パイプの末端側
    にホッパー部とコンプレッサー装置を設け、送給パイプ
    の先端開口側に中空板状のノズル筐体を連通配置して成
    る請求項1記載のソース類自動塗り装置。
  4. 【請求項4】 ソース押出し機が備えているノズル筐体
    の先端開口側には、単数または複数の切欠き凹部を形成
    した塞き止め板部を、当該ノズル筐体の底部に対して上
    下移動可能となるように配置し、塞き止め板部の切欠き
    凹部とノズル筐体の底部とによって開口面積の変更可能
    なノズル開口部が形成された請求項1乃至3のずれか記
    載のソース類自動塗り装置。
  5. 【請求項5】 第1段目の低速コンベアーの下面に、ス
    クレーパーを配置した請求項1乃至4のいずれか記載の
    ソース類自動塗り装置。
  6. 【請求項6】 第1段目の低速コンベアー上に当該低速
    コンベアーの進行方向に沿って対象食品を配列し、低速
    移動する対象食品の上からソース押出し機によりソース
    を落し込むことで対象食品の全面にソースを塗布し、第
    1段目の低速コンベアーから第2段目の高速コンベアー
    に対象食品を移行させて、対象食品の全面に付着したソ
    ース以外のソースを、第1段目の低速コンベアー上に残
    存させることを特徴とするソース類自動塗り方法。
  7. 【請求項7】 第1段目の低速コンベアー上に残存させ
    たソースを、低速コンベアーの下面に配置したスクレー
    パーによって剥離し、再使用する請求項6記載のソース
    類自動塗り方法。
  8. 【請求項8】 第1段目の低速コンベアー上に当該低速
    コンベアーの進行方向に沿ってスライス加工した冷凍加
    工食品を配列し、低速移動する冷凍加工食品の上からソ
    ース押出し機によりソースを落し込むことで冷凍加工食
    品の全面にソースを塗布し、第1段目の低速コンベアー
    から第2段目の高速コンベアーに冷凍加工食品を移行さ
    せて、冷凍加工食品の全面に付着したソース以外のソー
    スを、第1段目の低速コンベアー上に残存させることを
    特徴とするソース類自動塗り装置を用いた冷凍加工食品
    の製法。
  9. 【請求項9】 第1段目の低速コンベアー上に残存させ
    たソースを、低速コンベアーの下面に配置したスクレー
    パーによって剥離し、再使用する請求項8記載のソース
    類自動塗り装置を用いた冷凍加工食品の製法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123422A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Maruyasu:Kk 味付き生魚加工品の製造方法

Citations (6)

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