JP2002305537A - Ａｔｍ交換機 - Google Patents
Ａｔｍ交換機Info
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- JP2002305537A JP2002305537A JP2001106572A JP2001106572A JP2002305537A JP 2002305537 A JP2002305537 A JP 2002305537A JP 2001106572 A JP2001106572 A JP 2001106572A JP 2001106572 A JP2001106572 A JP 2001106572A JP 2002305537 A JP2002305537 A JP 2002305537A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セル伝送遅延を増大させずにパス単位で迂回
経路を選択可能とし、出力回線状態によって自動的にか
つ保守者によるコマンドやネットワーク監視装置からの
切替え指示に応じて手動でパス切替えを容易に行えるＡ
ＴＭ交換機を提供する。 【解決手段】 情報テーブル切替制御部１２は回線状態
検出部１４から取得または通知を受けた出力ポート側の
回線状態によって最適なパス切替パターンを求め、出力
ルート情報テーブル１１−１〜１１−３の出力ポート情
報エリアと出力ポート情報メモリとにある出力ポート情
報のマッピングを切替える。情報テーブル切替制御部１
２はコマンド制御部１３から要求があった場合、その要
求にしたがって出力ルート情報テーブル１１−１〜１１
−３の出力ポート情報エリアと出力ポート情報メモリと
にある出力ポート情報のマッピングを切替える。
経路を選択可能とし、出力回線状態によって自動的にか
つ保守者によるコマンドやネットワーク監視装置からの
切替え指示に応じて手動でパス切替えを容易に行えるＡ
ＴＭ交換機を提供する。 【解決手段】 情報テーブル切替制御部１２は回線状態
検出部１４から取得または通知を受けた出力ポート側の
回線状態によって最適なパス切替パターンを求め、出力
ルート情報テーブル１１−１〜１１−３の出力ポート情
報エリアと出力ポート情報メモリとにある出力ポート情
報のマッピングを切替える。情報テーブル切替制御部１
２はコマンド制御部１３から要求があった場合、その要
求にしたがって出力ルート情報テーブル１１−１〜１１
−３の出力ポート情報エリアと出力ポート情報メモリと
にある出力ポート情報のマッピングを切替える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＡＴＭ交換機に関
し、特に通常経路パスとは別に迂回経路パスが設定可能
なＡＴＭ（Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｔｒａｎｓｆｅ
ｒ Ｍｏｄｅ：非同期転送モード）交換機における通常
経路用パスと迂回経路パスとの切替え方法に関する。
し、特に通常経路パスとは別に迂回経路パスが設定可能
なＡＴＭ（Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｔｒａｎｓｆｅ
ｒ Ｍｏｄｅ：非同期転送モード）交換機における通常
経路用パスと迂回経路パスとの切替え方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＡＴＭ交換機におけるパス切替え
方法としては、特開平８−２４２２４０号公報に開示さ
れた方法（第１の従来技術）がある。このパス切替え方
式では通常経路用及び迂回経路用の変換用ヘッダ情報を
具備し、セル到着時に出力回線の障害の有無を検査し、
障害であれば迂回経路用の変換用ヘッダ情報を参照して
パスの切替えを行っている。
方法としては、特開平８−２４２２４０号公報に開示さ
れた方法（第１の従来技術）がある。このパス切替え方
式では通常経路用及び迂回経路用の変換用ヘッダ情報を
具備し、セル到着時に出力回線の障害の有無を検査し、
障害であれば迂回経路用の変換用ヘッダ情報を参照して
パスの切替えを行っている。
【０００３】また、他のパス切替え方法としては、特開
平１１−２７２８６号公報に開示された方法（第２の従
来技術）がある。このパス切替え方法では通常経路の出
力回線の障害を検出した時に自立的にＡＴＭ交換機の回
線手段が備える選択手段を切替え、ループバックパスを
使用して通常経路に流れる全てのセルデータを迂回経路
に流れるように切替えている。
平１１−２７２８６号公報に開示された方法（第２の従
来技術）がある。このパス切替え方法では通常経路の出
力回線の障害を検出した時に自立的にＡＴＭ交換機の回
線手段が備える選択手段を切替え、ループバックパスを
使用して通常経路に流れる全てのセルデータを迂回経路
に流れるように切替えている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパス切
替え方法では、第１の従来技術の場合、セル到着時に出
力回線の障害の有無をチェックしているため、セル到着
毎に毎回出力回線の障害の有無をチェックすることにな
り、そのチェック処理のためにＡＴＭ交換機内のセル転
送時間が増大し、ＡＴＭ交換機内の伝送遅延時間が増大
するという問題がある。
替え方法では、第１の従来技術の場合、セル到着時に出
力回線の障害の有無をチェックしているため、セル到着
毎に毎回出力回線の障害の有無をチェックすることにな
り、そのチェック処理のためにＡＴＭ交換機内のセル転
送時間が増大し、ＡＴＭ交換機内の伝送遅延時間が増大
するという問題がある。
【０００５】また、第２の従来技術の場合、ループバッ
クパスを使用して通常経路に流れる全てのセルデータを
迂回経路に流れるよう切替えているため、迂回経路の帯
域が必ず通常経路の帯域以上必要となり、かつ迂回専用
の経路を必要とするという問題がある。
クパスを使用して通常経路に流れる全てのセルデータを
迂回経路に流れるよう切替えているため、迂回経路の帯
域が必ず通常経路の帯域以上必要となり、かつ迂回専用
の経路を必要とするという問題がある。
【０００６】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、セル伝送遅延を増大させずにパス単位で迂回経路
を選択することができ、出力回線状態によって自動的に
かつ保守者によるコマンドやネットワーク監視装置から
の切替え指示に応じて手動でパス切替えを容易に行うこ
とができるＡＴＭ交換機を提供することにある。
消し、セル伝送遅延を増大させずにパス単位で迂回経路
を選択することができ、出力回線状態によって自動的に
かつ保守者によるコマンドやネットワーク監視装置から
の切替え指示に応じて手動でパス切替えを容易に行うこ
とができるＡＴＭ交換機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によるＡＴＭ交換
機は、受信したＡＴＭ（ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒ
ａｎｓｆｅｒ Ｍｏｄｅ）セルのヘッダ情報を基にヘッ
ダ変換部で出力ルート情報テーブルを参照して前記ＡＴ
Ｍセルのヘッダ変換と出力先ポート番号とを求める機能
を含むＡＴＭ交換機であって、前記出力ルート情報テー
ブルに設けられかつパス毎に対応したヘッダ変換情報が
設定されたヘッダ変換情報メモリと、前記出力ルート情
報テーブルに設けられかつ出力ポート番号を示す出力ポ
ート情報が設定された出力ポート情報メモリと、パス切
替え時に使用するパス切替パターン毎に前記出力ポート
情報メモリの出力ポート情報をインデックスするための
値が設定された切替制御テーブルと、前記切替制御テー
ブルの情報にしたがって前記ヘッダ変換情報メモリの出
力ポート情報と前記出力ポート情報メモリの出力ポート
情報とのマッピングを行う手段と、前記出力ポートの状
態に応じて最適なパス切替パターンを選択する手段と、
外部指示に応じて前記パス切替パターンを切替える手段
とを備えている。
機は、受信したＡＴＭ（ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒ
ａｎｓｆｅｒ Ｍｏｄｅ）セルのヘッダ情報を基にヘッ
ダ変換部で出力ルート情報テーブルを参照して前記ＡＴ
Ｍセルのヘッダ変換と出力先ポート番号とを求める機能
を含むＡＴＭ交換機であって、前記出力ルート情報テー
ブルに設けられかつパス毎に対応したヘッダ変換情報が
設定されたヘッダ変換情報メモリと、前記出力ルート情
報テーブルに設けられかつ出力ポート番号を示す出力ポ
ート情報が設定された出力ポート情報メモリと、パス切
替え時に使用するパス切替パターン毎に前記出力ポート
情報メモリの出力ポート情報をインデックスするための
値が設定された切替制御テーブルと、前記切替制御テー
ブルの情報にしたがって前記ヘッダ変換情報メモリの出
力ポート情報と前記出力ポート情報メモリの出力ポート
情報とのマッピングを行う手段と、前記出力ポートの状
態に応じて最適なパス切替パターンを選択する手段と、
外部指示に応じて前記パス切替パターンを切替える手段
とを備えている。
【０００８】すなわち、本発明のＡＴＭ交換機は、出力
ルート情報テーブルのヘッダ変換情報メモリにある出力
ポート情報と出力ポート情報メモリエリア内に設定され
ている出力ポート情報とを切替制御テーブルの情報にし
たがってマッピングする手段と、切替制御テーブルにコ
ネクション毎に出力ポート情報を複数登録する手段と、
コネクション毎に複数ある出力ポート情報をグループ化
してパス切替パターンを登録する手段と、情報テーブル
切替処理にて回線状態検出部から通知される出力ポート
状態によって最適なパス切替パターンを選択する手段
と、情報テーブル切替処理にてコマンド制御部からの指
示にしたがって任意にパス切替パターンを切替える手段
とを持ち、これらの手段でパス切替動作を行っている。
ルート情報テーブルのヘッダ変換情報メモリにある出力
ポート情報と出力ポート情報メモリエリア内に設定され
ている出力ポート情報とを切替制御テーブルの情報にし
たがってマッピングする手段と、切替制御テーブルにコ
ネクション毎に出力ポート情報を複数登録する手段と、
コネクション毎に複数ある出力ポート情報をグループ化
してパス切替パターンを登録する手段と、情報テーブル
切替処理にて回線状態検出部から通知される出力ポート
状態によって最適なパス切替パターンを選択する手段
と、情報テーブル切替処理にてコマンド制御部からの指
示にしたがって任意にパス切替パターンを切替える手段
とを持ち、これらの手段でパス切替動作を行っている。
【０００９】本発明のＡＴＭ交換機では、情報テーブル
切替制御部によって参照先のヘッダ変換情報メモリ内の
出力ポート情報エリアに最適な出力ポート情報がマッピ
ングされるため、ヘッダ変換部において受信したＡＴＭ
セルのヘッダ情報を基に出力ルート情報を参照する場
合、出力ポート先の状態をチェックせずに常にその時点
での最適な出力ポート情報を取得することが可能とな
る。
切替制御部によって参照先のヘッダ変換情報メモリ内の
出力ポート情報エリアに最適な出力ポート情報がマッピ
ングされるため、ヘッダ変換部において受信したＡＴＭ
セルのヘッダ情報を基に出力ルート情報を参照する場
合、出力ポート先の状態をチェックせずに常にその時点
での最適な出力ポート情報を取得することが可能とな
る。
【００１０】よって、情報テーブル切替制御部によって
出力ルート情報テーブル内のヘッダ変換情報メモリにあ
る出力ポート情報エリアと出力ポート情報メモリ内に設
定されている出力ポート情報とをマッピングすること
で、通常経路や迂回経路にかかわらず、ＡＴＭ交換機内
のセル伝送遅延時間を一定にすることが可能となる。
出力ルート情報テーブル内のヘッダ変換情報メモリにあ
る出力ポート情報エリアと出力ポート情報メモリ内に設
定されている出力ポート情報とをマッピングすること
で、通常経路や迂回経路にかかわらず、ＡＴＭ交換機内
のセル伝送遅延時間を一定にすることが可能となる。
【００１１】また、パスを切替える時に出力ルート情報
テーブル内のパス毎にあるヘッダ変換情報の全てを切替
えるのではなく、出力ポート情報のみを切替えているの
で、出力ルート情報テーブル内のヘッダ変換情報メモリ
にある出力ポート情報エリアと出力ポート情報メモリ内
に設定されている出力ポート情報とをマッピングするこ
とで、出力ルート情報テーブルのメモリを有効活用する
ことが可能となる。
テーブル内のパス毎にあるヘッダ変換情報の全てを切替
えるのではなく、出力ポート情報のみを切替えているの
で、出力ルート情報テーブル内のヘッダ変換情報メモリ
にある出力ポート情報エリアと出力ポート情報メモリ内
に設定されている出力ポート情報とをマッピングするこ
とで、出力ルート情報テーブルのメモリを有効活用する
ことが可能となる。
【００１２】さらに、切替制御テーブルに設定するコネ
クション毎に複数ある出力ポート情報をグループ化し、
パス切替パターンとすることによって、経路切替えのイ
ベントが発生した場合にコネクション毎に迂回経路の確
認を行うことなく、発生イベントに対応した切替パター
ンを選択し、その切替パターンに設定されているコネク
ション毎の情報を基にマッピングすることで、経路切替
のイベントが発生した場合、速やかに経路切替えを行う
ことが可能となる。
クション毎に複数ある出力ポート情報をグループ化し、
パス切替パターンとすることによって、経路切替えのイ
ベントが発生した場合にコネクション毎に迂回経路の確
認を行うことなく、発生イベントに対応した切替パター
ンを選択し、その切替パターンに設定されているコネク
ション毎の情報を基にマッピングすることで、経路切替
のイベントが発生した場合、速やかに経路切替えを行う
ことが可能となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によ
るＡＴＭ交換機の構成を示すブロック図である。図１に
おいてＡＴＭ交換機１は出力ルート情報テーブル１１−
１〜１１−３と、情報テーブル切替制御部１２と、コマ
ンド制御部１３と、回線状態検出部１４と、ヘッダ変換
部１５−１〜１５−３と、スイッチ機能部１６とから構
成されている。
図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によ
るＡＴＭ交換機の構成を示すブロック図である。図１に
おいてＡＴＭ交換機１は出力ルート情報テーブル１１−
１〜１１−３と、情報テーブル切替制御部１２と、コマ
ンド制御部１３と、回線状態検出部１４と、ヘッダ変換
部１５−１〜１５−３と、スイッチ機能部１６とから構
成されている。
【００１４】ヘッダ変換部１５−１〜１５−３では入力
ポートから受信したＡＴＭセルのヘッダ情報を基に出力
ルート情報テーブル１１−１〜１１−３内にあるヘッダ
変換情報メモリに設定されている該当パスのヘッダ変換
情報と出力ポート情報とを求め、求めた情報を基に受信
したＡＴＭセルのヘッダ情報の書換えと出力ポート情報
の付加とを行ってスイッチ機能部１６へ送信する。
ポートから受信したＡＴＭセルのヘッダ情報を基に出力
ルート情報テーブル１１−１〜１１−３内にあるヘッダ
変換情報メモリに設定されている該当パスのヘッダ変換
情報と出力ポート情報とを求め、求めた情報を基に受信
したＡＴＭセルのヘッダ情報の書換えと出力ポート情報
の付加とを行ってスイッチ機能部１６へ送信する。
【００１５】スイッチ機能部１６ではＡＴＭセルに付加
されている出力ポート情報にしたがって、受信したＡＴ
Ｍセルを出力ポートへ送ることによってスイッチング動
作を行う。
されている出力ポート情報にしたがって、受信したＡＴ
Ｍセルを出力ポートへ送ることによってスイッチング動
作を行う。
【００１６】情報テーブル切替制御部１２では回線状態
検出部１４から取得または通知を受けた出力ポート側の
回線状態によって最適なパス切替パターンを求め、出力
ルート情報テーブル１１−１〜１１−３の出力ポート情
報エリアと出力ポート情報メモリとにある出力ポート情
報のマッピングを切替える。
検出部１４から取得または通知を受けた出力ポート側の
回線状態によって最適なパス切替パターンを求め、出力
ルート情報テーブル１１−１〜１１−３の出力ポート情
報エリアと出力ポート情報メモリとにある出力ポート情
報のマッピングを切替える。
【００１７】また、情報テーブル切替制御部１２はコマ
ンド制御部１３から要求があった場合、その要求にした
がって出力ルート情報テーブル１１−１〜１１−３の出
力ポート情報エリアと出力ポート情報メモリとにある出
力ポート情報のマッピングを切替える。
ンド制御部１３から要求があった場合、その要求にした
がって出力ルート情報テーブル１１−１〜１１−３の出
力ポート情報エリアと出力ポート情報メモリとにある出
力ポート情報のマッピングを切替える。
【００１８】図２は図１の出力ルート情報テーブル１１
−１〜１１−３及び情報テーブル切替制御部１２の詳細
な構成を示すブロック図である。図２においては、出力
ルート情報テーブル１１−１〜１１−３を出力ルート情
報テーブル１１とする。
−１〜１１−３及び情報テーブル切替制御部１２の詳細
な構成を示すブロック図である。図２においては、出力
ルート情報テーブル１１−１〜１１−３を出力ルート情
報テーブル１１とする。
【００１９】出力ルート情報テーブル１１にはヘッダ変
換情報メモリ１１１及び出力ポート情報メモリ１１３の
２つのメモリエリアがあり、ヘッダ変換情報メモリ１１
１にはパス毎に対応したヘッダ変換情報が設定され、出
力ポート情報メモリ１１３には出力ポート番号を示す出
力ポート情報１１４が設定されている。
換情報メモリ１１１及び出力ポート情報メモリ１１３の
２つのメモリエリアがあり、ヘッダ変換情報メモリ１１
１にはパス毎に対応したヘッダ変換情報が設定され、出
力ポート情報メモリ１１３には出力ポート番号を示す出
力ポート情報１１４が設定されている。
【００２０】また、ヘッダ変換情報メモリ１１１のパス
毎に対応したヘッダ変換情報内には出力ポート情報エリ
ア１１２が設けられており、この出力ポート情報エリア
１１２は情報テーブル切替制御部１２の情報テーブル切
替処理１２２によって出力ポート情報メモリ１１３にあ
る出力ポート情報１１４とマッピングされる。
毎に対応したヘッダ変換情報内には出力ポート情報エリ
ア１１２が設けられており、この出力ポート情報エリア
１１２は情報テーブル切替制御部１２の情報テーブル切
替処理１２２によって出力ポート情報メモリ１１３にあ
る出力ポート情報１１４とマッピングされる。
【００２１】情報テーブル切替制御部１２には切替制御
テーブル１２１と情報テーブル切替処理１２２とがあ
り、情報テーブル切替処理１２２にてコマンド制御部１
３からの要求、あるいは回線状態検出部１４からの情報
及び通知によってパス切替パターンを決定し、決定した
パス切替パターンに応じたコネクション毎の出力ポート
情報メモリ１１３のインデックス値を切替制御テーブル
１２１から求め、その求めたインデックス値を用いてヘ
ッダ変換情報メモリ１１１にある出力ポート情報エリア
１１２と出力ポート情報メモリ１１３にある出力ポート
情報１１４とのマッピングを行い、ヘッダ変換部１５−
１〜１５−３からヘッダ変換情報メモリ１１１が参照さ
れた時に、出力ポート情報エリア１１２にてその時点で
最適な出力ポート情報を参照することができるようにし
ている。
テーブル１２１と情報テーブル切替処理１２２とがあ
り、情報テーブル切替処理１２２にてコマンド制御部１
３からの要求、あるいは回線状態検出部１４からの情報
及び通知によってパス切替パターンを決定し、決定した
パス切替パターンに応じたコネクション毎の出力ポート
情報メモリ１１３のインデックス値を切替制御テーブル
１２１から求め、その求めたインデックス値を用いてヘ
ッダ変換情報メモリ１１１にある出力ポート情報エリア
１１２と出力ポート情報メモリ１１３にある出力ポート
情報１１４とのマッピングを行い、ヘッダ変換部１５−
１〜１５−３からヘッダ変換情報メモリ１１１が参照さ
れた時に、出力ポート情報エリア１１２にてその時点で
最適な出力ポート情報を参照することができるようにし
ている。
【００２２】図３は図２の情報テーブル切替制御部１２
内の切替制御テーブル１２１の詳細な構成を示す図であ
る。図３において、切替制御テーブル１２１にはパス切
替え時に使用するパス切替パターンＰ１〜Ｐｎ毎に、パ
スＣ１〜Ｃｎ各々に対応して出力ポート番号（０〜４，
……，ｎ＋１，ｎ＋２）が設定されている出力ポート情
報メモリ１１３内の出力ポート情報１１４をインデック
スするための値が設定されてる。
内の切替制御テーブル１２１の詳細な構成を示す図であ
る。図３において、切替制御テーブル１２１にはパス切
替え時に使用するパス切替パターンＰ１〜Ｐｎ毎に、パ
スＣ１〜Ｃｎ各々に対応して出力ポート番号（０〜４，
……，ｎ＋１，ｎ＋２）が設定されている出力ポート情
報メモリ１１３内の出力ポート情報１１４をインデック
スするための値が設定されてる。
【００２３】図４は本発明の一実施例によるネットワー
ク構成を示すブロック図である。図４において、端末装
置４，５との間にはＡＴＭ交換機（ＡＴＭ−ＳＷ）１〜
３を介して通常経路２０７と迂回経路２０６とが設定さ
れている。ここで、２０１はＡＴＭ交換機１，２間を接
続する中継回線であり、２０２はＡＴＭ交換機１，３間
を接続する中継回線であり、２０３はＡＴＭ交換機２，
３間を接続する中継回線であり、２０４はＡＴＭ交換機
１と端末装置４との間を接続する端末回線であり、２０
５はＡＴＭ交換機３と端末装置５との間を接続する端末
回線である。
ク構成を示すブロック図である。図４において、端末装
置４，５との間にはＡＴＭ交換機（ＡＴＭ−ＳＷ）１〜
３を介して通常経路２０７と迂回経路２０６とが設定さ
れている。ここで、２０１はＡＴＭ交換機１，２間を接
続する中継回線であり、２０２はＡＴＭ交換機１，３間
を接続する中継回線であり、２０３はＡＴＭ交換機２，
３間を接続する中継回線であり、２０４はＡＴＭ交換機
１と端末装置４との間を接続する端末回線であり、２０
５はＡＴＭ交換機３と端末装置５との間を接続する端末
回線である。
【００２４】図５は本発明の一実施例による切替制御テ
ーブル１２１の設定例を示す図である。図５において、
端末装置４と端末装置５との間で通常経路２０７と迂回
経路２０６とのパスを設定した時、ＡＴＭ交換装置１に
ある情報テーブル切替制御部１２内の切替制御テーブル
１２１に当該パスのパス切替えに必要な情報が設定され
る。
ーブル１２１の設定例を示す図である。図５において、
端末装置４と端末装置５との間で通常経路２０７と迂回
経路２０６とのパスを設定した時、ＡＴＭ交換装置１に
ある情報テーブル切替制御部１２内の切替制御テーブル
１２１に当該パスのパス切替えに必要な情報が設定され
る。
【００２５】切替制御テーブル１２１のＣ１には端末装
置４と端末装置５とのパスを示し、回線障害が発生して
いない通常状態の切替パターンをＰ１、通常経路２０７
で使用している中継回線２０２の障害が発生した時の切
替パターンをＰ２、迂回経路２０６で使用している中継
回線２０１の障害が発生した場合のパターンをＰ３とし
て登録されている。
置４と端末装置５とのパスを示し、回線障害が発生して
いない通常状態の切替パターンをＰ１、通常経路２０７
で使用している中継回線２０２の障害が発生した時の切
替パターンをＰ２、迂回経路２０６で使用している中継
回線２０１の障害が発生した場合のパターンをＰ３とし
て登録されている。
【００２６】端末装置４と端末装置５とのパスＣ１にお
いて、通常状態の切替パターンＰ１では出力ポート情報
メモリ１１３に中継回線２０２への出力ポート番号が設
定されている出力ポート情報１１４をインデックスする
ための値“０”が設定され、同様に、中継回線２０２の
障害が発生した場合の切替パターンＰ２には中継回線２
０１への出力ポート番号を示すためのインデックス値
“１”が、中継回線２０１の障害が発生した場合の切替
パターンＰ３には通常経路２０７の切替パターンＰ１と
同じインデックス値“０”が設定されている。
いて、通常状態の切替パターンＰ１では出力ポート情報
メモリ１１３に中継回線２０２への出力ポート番号が設
定されている出力ポート情報１１４をインデックスする
ための値“０”が設定され、同様に、中継回線２０２の
障害が発生した場合の切替パターンＰ２には中継回線２
０１への出力ポート番号を示すためのインデックス値
“１”が、中継回線２０１の障害が発生した場合の切替
パターンＰ３には通常経路２０７の切替パターンＰ１と
同じインデックス値“０”が設定されている。
【００２７】この状態で、ＡＴＭ交換装置１において回
線障害が発生していない状態では、情報テーブル切替処
理１２２によって切替制御テーブル１２１のパス切替パ
ターンＰ１が選択され、出力ポート情報メモリ１１３の
インデックス値“０”を使用し、出力ポート情報エリア
１１２と出力ポート情報１１４とがマッピングされるた
めに、端末装置４から受信したＡＴＭセルはスイッチ機
能部１６によって中継回線２０２向けの出力ポートにス
イッチングされ、中継回線２０２へと送出される。
線障害が発生していない状態では、情報テーブル切替処
理１２２によって切替制御テーブル１２１のパス切替パ
ターンＰ１が選択され、出力ポート情報メモリ１１３の
インデックス値“０”を使用し、出力ポート情報エリア
１１２と出力ポート情報１１４とがマッピングされるた
めに、端末装置４から受信したＡＴＭセルはスイッチ機
能部１６によって中継回線２０２向けの出力ポートにス
イッチングされ、中継回線２０２へと送出される。
【００２８】次に、ＡＴＭ交換装置１にて中継回線２０
２の障害を検出した場合の動作について説明する。まず
初めに、ＡＴＭ交換装置１の回線状態検出部１４にて中
継回線２０２の回線障害を検出すると、情報テーブル切
替処理１２２に対して中継回線２０２の障害発生が通知
される。
２の障害を検出した場合の動作について説明する。まず
初めに、ＡＴＭ交換装置１の回線状態検出部１４にて中
継回線２０２の回線障害を検出すると、情報テーブル切
替処理１２２に対して中継回線２０２の障害発生が通知
される。
【００２９】中継回線２０２の回線障害通知が通知され
た情報テーブル切替処理１２２では、当該回線が障害に
なった時に最適なパス切替パターンＰ２を求める。情報
テーブル切替処理１２２は求めたパス切替パターンから
各パス毎の出力ポート情報メモリ１１３のインデックス
値“１”を求め、各パス毎にあるヘッダ変換情報メモリ
１１１内の出力ポート情報エリア１１２と出力ポート番
号が設定されている出力ポート情報メモリ１１３にある
出力ポート情報１１４とのマッピングを行う。
た情報テーブル切替処理１２２では、当該回線が障害に
なった時に最適なパス切替パターンＰ２を求める。情報
テーブル切替処理１２２は求めたパス切替パターンから
各パス毎の出力ポート情報メモリ１１３のインデックス
値“１”を求め、各パス毎にあるヘッダ変換情報メモリ
１１１内の出力ポート情報エリア１１２と出力ポート番
号が設定されている出力ポート情報メモリ１１３にある
出力ポート情報１１４とのマッピングを行う。
【００３０】その後、新たに端末装置４から受信したＡ
ＴＭセルは情報テーブル切替処理１２２によってマッピ
ングされた迂回経路２０６を経由して端末装置５に送信
されることになる。
ＴＭセルは情報テーブル切替処理１２２によってマッピ
ングされた迂回経路２０６を経由して端末装置５に送信
されることになる。
【００３１】このように、情報テーブル切替制御部１２
によって参照先のヘッダ変換情報メモリ１１３内の出力
ポート情報エリア１１４に最適な出力ポート情報がマッ
ピングされるため、ヘッダ変換部１５−１〜１５−３に
おいて受信したＡＴＭセルのヘッダ情報を基に出力ルー
ト情報を参照する場合、出力ポート先の状態をチェック
せずに常にその時点での最適な出力ポート情報を取得す
ることができる。
によって参照先のヘッダ変換情報メモリ１１３内の出力
ポート情報エリア１１４に最適な出力ポート情報がマッ
ピングされるため、ヘッダ変換部１５−１〜１５−３に
おいて受信したＡＴＭセルのヘッダ情報を基に出力ルー
ト情報を参照する場合、出力ポート先の状態をチェック
せずに常にその時点での最適な出力ポート情報を取得す
ることができる。
【００３２】したがって、情報テーブル切替制御部１２
によって出力ルート情報テーブル１１−１〜１１−３内
のヘッダ変換情報メモリ１１１にある出力ポート情報エ
リア１１２と出力ポート情報メモリ１１３内に設定され
ている出力ポート情報１１４とをマッピングすること
で、通常経路２０７や迂回経路２０６にかかわらずＡＴ
Ｍ交換機１内のセル伝送遅延時間を一定にすることがで
きる。
によって出力ルート情報テーブル１１−１〜１１−３内
のヘッダ変換情報メモリ１１１にある出力ポート情報エ
リア１１２と出力ポート情報メモリ１１３内に設定され
ている出力ポート情報１１４とをマッピングすること
で、通常経路２０７や迂回経路２０６にかかわらずＡＴ
Ｍ交換機１内のセル伝送遅延時間を一定にすることがで
きる。
【００３３】また、パスを切替える時に出力ルート情報
テーブル１１−１〜１１−３内のパス毎にあるヘッダ変
換情報の全てを切替えるのではなく、出力ポート情報の
みを切替えるため、出力ルート情報テーブル１１−１〜
１１−３内のヘッダ変換情報メモリ１１１にある出力ポ
ート情報エリア１１２と出力ポート情報メモリ１１３内
に設定されている出力ポート情報１１４とをマッピング
することで、出力ルート情報テーブル１１−１〜１１−
３のメモリを有効活用することができる。
テーブル１１−１〜１１−３内のパス毎にあるヘッダ変
換情報の全てを切替えるのではなく、出力ポート情報の
みを切替えるため、出力ルート情報テーブル１１−１〜
１１−３内のヘッダ変換情報メモリ１１１にある出力ポ
ート情報エリア１１２と出力ポート情報メモリ１１３内
に設定されている出力ポート情報１１４とをマッピング
することで、出力ルート情報テーブル１１−１〜１１−
３のメモリを有効活用することができる。
【００３４】さらに、切替制御テーブル１２１に設定す
るコネクション毎に複数ある出力ポート情報をグループ
化してパス切替パターンとすることによって、経路切替
のイベントが発生した場合にコネクション毎に迂回経路
２０６の確認を行うことなく、発生イベントに対応した
切替パターンを選択し、その切替パターンに設定されて
いるコネクション毎の情報を基にマッピングするため、
経路切替のイベントが発生した場合、速やかに経路切替
を行うことができる。
るコネクション毎に複数ある出力ポート情報をグループ
化してパス切替パターンとすることによって、経路切替
のイベントが発生した場合にコネクション毎に迂回経路
２０６の確認を行うことなく、発生イベントに対応した
切替パターンを選択し、その切替パターンに設定されて
いるコネクション毎の情報を基にマッピングするため、
経路切替のイベントが発生した場合、速やかに経路切替
を行うことができる。
【００３５】よって、セル伝送遅延を増大させずにパス
単位で迂回経路２０６を選択することができ、出力回線
状態によって自動的にかつ保守者によるコマンドやネッ
トワーク監視装置（図示せず）からの切替え指示に応じ
て手動でパス切替えを容易に行うことができる。
単位で迂回経路２０６を選択することができ、出力回線
状態によって自動的にかつ保守者によるコマンドやネッ
トワーク監視装置（図示せず）からの切替え指示に応じ
て手動でパス切替えを容易に行うことができる。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信したＡＴＭセルのヘッダ情報を基にヘッダ変換部で出
力ルート情報テーブルを参照してＡＴＭセルのヘッダ変
換と出力先ポート番号とを求める機能を含むＡＴＭ交換
機において、パス毎に対応したヘッダ変換情報が設定さ
れたヘッダ変換情報メモリと出力ポート番号を示す出力
ポート情報が設定された出力ポート情報メモリとを出力
ルート情報テーブルに設け、パス切替え時に使用するパ
ス切替パターン毎に出力ポート情報メモリの出力ポート
情報をインデックスするための値が設定された切替制御
テーブルの情報にしたがってヘッダ変換情報メモリの出
力ポート情報と出力ポート情報メモリの出力ポート情報
とのマッピングを行い、出力ポートの状態に応じて最適
なパス切替パターンを選択し、外部指示に応じてパス切
替パターンを切替えることによって、セル伝送遅延を増
大させずにパス単位で迂回経路を選択することができ、
出力回線状態によって自動的にかつ保守者によるコマン
ドやネットワーク監視装置からの切替え指示に応じて手
動でパス切替えを容易に行うことができるという効果が
ある。
信したＡＴＭセルのヘッダ情報を基にヘッダ変換部で出
力ルート情報テーブルを参照してＡＴＭセルのヘッダ変
換と出力先ポート番号とを求める機能を含むＡＴＭ交換
機において、パス毎に対応したヘッダ変換情報が設定さ
れたヘッダ変換情報メモリと出力ポート番号を示す出力
ポート情報が設定された出力ポート情報メモリとを出力
ルート情報テーブルに設け、パス切替え時に使用するパ
ス切替パターン毎に出力ポート情報メモリの出力ポート
情報をインデックスするための値が設定された切替制御
テーブルの情報にしたがってヘッダ変換情報メモリの出
力ポート情報と出力ポート情報メモリの出力ポート情報
とのマッピングを行い、出力ポートの状態に応じて最適
なパス切替パターンを選択し、外部指示に応じてパス切
替パターンを切替えることによって、セル伝送遅延を増
大させずにパス単位で迂回経路を選択することができ、
出力回線状態によって自動的にかつ保守者によるコマン
ドやネットワーク監視装置からの切替え指示に応じて手
動でパス切替えを容易に行うことができるという効果が
ある。
【図１】本発明の一実施例によるＡＴＭ交換機の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】図１の出力ルート情報テーブル及び情報テーブ
ル切替制御部の詳細な構成を示すブロック図である。
ル切替制御部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図３】図２の情報テーブル切替制御部内の切替制御テ
ーブルの詳細な構成を示す図である。
ーブルの詳細な構成を示す図である。
【図４】本発明の一実施例によるネットワーク構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図５】本発明の一実施例による切替制御テーブル１２
１の設定例を示す図である。
１の設定例を示す図である。
１〜３ ＡＴＭ交換機 ４，５ 端末装置 １１−１〜１１−３ 出力ルート情報テーブル １２ 情報テーブル切替制御部 １３ コマンド制御部 １４ 回線状態検出部 １５−１〜１５−３ ヘッダ変換部 １６ スイッチ機能部 １２１ 切替制御テーブル １２２ 情報テーブル切替処理 １１１ ヘッダ変換情報メモリ １１２ 出力ポート情報マッピングエリア １１３ 出力ポート情報メモリ １１４ 出力ポート情報 ２０４，２０５ 端末回線 ２０１〜２０３ 中継回線 ２０６ 迂回経路 ２０７ 通常経路 Ｐ１〜Ｐｎ パス切替パターン Ｃ１〜Ｃｎ パス識別子
Claims (2)
- 【請求項１】 受信したＡＴＭ（Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏ
ｕｓ Ｔｒａｎｓｆｅｒ Ｍｏｄｅ）セルのヘッダ情報
を基にヘッダ変換部で出力ルート情報テーブルを参照し
て前記ＡＴＭセルのヘッダ変換と出力先ポート番号とを
求める機能を含むＡＴＭ交換機であって、前記出力ルー
ト情報テーブルに設けられかつパス毎に対応したヘッダ
変換情報が設定されたヘッダ変換情報メモリと、前記出
力ルート情報テーブルに設けられかつ出力ポート番号を
示す出力ポート情報が設定された出力ポート情報メモリ
と、パス切替え時に使用するパス切替パターン毎に前記
出力ポート情報メモリの出力ポート情報をインデックス
するための値が設定された切替制御テーブルと、前記切
替制御テーブルの情報にしたがって前記ヘッダ変換情報
メモリの出力ポート情報と前記出力ポート情報メモリの
出力ポート情報とのマッピングを行う手段と、前記出力
ポートの状態に応じて最適なパス切替パターンを選択す
る手段と、外部指示に応じて前記パス切替パターンを切
替える手段とを有することを特徴とするＡＴＭ交換機。 - 【請求項２】 前記切替制御テーブルにコネクション毎
に前記出力ポート情報を複数登録する手段と、前記コネ
クション毎に複数ある出力ポート情報をグループ化して
前記パス切替パターンとして登録する手段とを含むこと
を特徴とする請求項１記載のＡＴＭ交換機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001106572A JP2002305537A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | Ａｔｍ交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001106572A JP2002305537A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | Ａｔｍ交換機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002305537A true JP2002305537A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18959046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001106572A Pending JP2002305537A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | Ａｔｍ交換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002305537A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5349678B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2013-11-20 | 三菱電機株式会社 | 通信装置およびアドレス学習方法 |
-
2001
- 2001-04-05 JP JP2001106572A patent/JP2002305537A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5349678B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2013-11-20 | 三菱電機株式会社 | 通信装置およびアドレス学習方法 |
| US8655909B2 (en) | 2010-02-25 | 2014-02-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Communication apparatus and address learning method |
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