JPH10207815A - 動的切替装置 - Google Patents
動的切替装置Info
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- JPH10207815A JPH10207815A JP9006044A JP604497A JPH10207815A JP H10207815 A JPH10207815 A JP H10207815A JP 9006044 A JP9006044 A JP 9006044A JP 604497 A JP604497 A JP 604497A JP H10207815 A JPH10207815 A JP H10207815A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チャネル装置に対して適確にして迅速にイン
タフェースの障害通知を行い得る動的切替装置を提供す
ること。 【解決手段】 この動的切替システムは、中央演算処理
装置１，主記憶装置２，チャネル装置３〜５，動的切替
装置６，及び入出力装置７，８から構成される。ここで
の動的切替装置６は、チャネル装置３〜５及び入出力装
置７，８の数に対応した所定数（ここでは５個）のポー
トを有し、通常のデータ転送に伴なう経路切り替え時に
所定数のポート毎に経路を切り替えてデータを送出した
相手先情報を記憶する相手先記憶手段と、チャネル装置
３〜５及び入出力装置７，８の間を接続しているインタ
フェースの障害を検出した場合に相手先記憶手段により
記憶されている相手先情報に基づいて該当する相手先に
対して障害通知情報を送出する障害通知手段とを備えて
いる。
タフェースの障害通知を行い得る動的切替装置を提供す
ること。 【解決手段】 この動的切替システムは、中央演算処理
装置１，主記憶装置２，チャネル装置３〜５，動的切替
装置６，及び入出力装置７，８から構成される。ここで
の動的切替装置６は、チャネル装置３〜５及び入出力装
置７，８の数に対応した所定数（ここでは５個）のポー
トを有し、通常のデータ転送に伴なう経路切り替え時に
所定数のポート毎に経路を切り替えてデータを送出した
相手先情報を記憶する相手先記憶手段と、チャネル装置
３〜５及び入出力装置７，８の間を接続しているインタ
フェースの障害を検出した場合に相手先記憶手段により
記憶されている相手先情報に基づいて該当する相手先に
対して障害通知情報を送出する障害通知手段とを備えて
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてチャネル
装置及び入出力装置間の経路を切替える動的切替装置に
関する。
装置及び入出力装置間の経路を切替える動的切替装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の動的切替装置は、複数の
チャネル装置と複数の入出力装置との間に存在し、これ
らの経路をダイナミックに切り替えるように機能する。
チャネル装置は主記憶装置及び中央演算処理装置に接続
され、主記憶装置及び入出力装置間のデータ転送を制御
する。
チャネル装置と複数の入出力装置との間に存在し、これ
らの経路をダイナミックに切り替えるように機能する。
チャネル装置は主記憶装置及び中央演算処理装置に接続
され、主記憶装置及び入出力装置間のデータ転送を制御
する。
【０００３】こうした中央演算処理装置，主記憶装置，
複数のチャネル装置，動的切替装置，及び複数の入出力
装置から構成される動的切替システムにおいて、通常時
にチャネル装置から入出力装置へデータ転送を行う場
合、チャネル装置は実際の転送データに相手先情報を付
加した上で動的切替装置へデータを送出する。このデー
タを受信した動的切替装置は、付加された相手先情報を
判定してデータ転送すべき相手を決定し、対応する経路
を切り替え接続した後に相手先へデータを送出する。但
し、ここでは特に過去に何れの相手先と接続関係が存在
したかを記憶することはない。
複数のチャネル装置，動的切替装置，及び複数の入出力
装置から構成される動的切替システムにおいて、通常時
にチャネル装置から入出力装置へデータ転送を行う場
合、チャネル装置は実際の転送データに相手先情報を付
加した上で動的切替装置へデータを送出する。このデー
タを受信した動的切替装置は、付加された相手先情報を
判定してデータ転送すべき相手を決定し、対応する経路
を切り替え接続した後に相手先へデータを送出する。但
し、ここでは特に過去に何れの相手先と接続関係が存在
したかを記憶することはない。
【０００４】又、チャネル装置或いは入出力装置と動的
切替装置とを接続しているインタフェースの障害を動的
切替装置において検出した場合、動的切替装置はそのイ
ンタフェースの仕様に基づいた手段でインタフェースの
初期化処理を行い、再度使用できるようにする。一般
に、この後に動的切替装置が障害を通知するようなこと
は行わない。
切替装置とを接続しているインタフェースの障害を動的
切替装置において検出した場合、動的切替装置はそのイ
ンタフェースの仕様に基づいた手段でインタフェースの
初期化処理を行い、再度使用できるようにする。一般
に、この後に動的切替装置が障害を通知するようなこと
は行わない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した動的切替シス
テムにおける動的切替装置の場合、自装置に接続される
インタフェースの障害を検出しても、自ら障害検出を通
知することはしないので、例えば入出力装置及び動的切
替装置間のインタフェースの障害を検出しても、その障
害に対応するチャネル装置にが何ら障害の通知が行われ
ないという機能的な不備がある。
テムにおける動的切替装置の場合、自装置に接続される
インタフェースの障害を検出しても、自ら障害検出を通
知することはしないので、例えば入出力装置及び動的切
替装置間のインタフェースの障害を検出しても、その障
害に対応するチャネル装置にが何ら障害の通知が行われ
ないという機能的な不備がある。
【０００６】即ち、動的切替装置を介さずにチャネル装
置及び入出力装置が直結されたシステム構成であれば、
チャネル装置はインタフェースの障害を直接検出できる
上、直ちに中央演算処理装置へ報告できるが、動的切替
装置を用いたシステム構成であれば、チャネル装置に障
害が通知されるのは次に対応する入出力装置とデータ転
送を行う時にまで引き延ばされ、結果としてチャネル装
置への障害通知が大幅に遅延してしまうことになる。
置及び入出力装置が直結されたシステム構成であれば、
チャネル装置はインタフェースの障害を直接検出できる
上、直ちに中央演算処理装置へ報告できるが、動的切替
装置を用いたシステム構成であれば、チャネル装置に障
害が通知されるのは次に対応する入出力装置とデータ転
送を行う時にまで引き延ばされ、結果としてチャネル装
置への障害通知が大幅に遅延してしまうことになる。
【０００７】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、チャネル装置に対
して適確にして迅速にインタフェースの障害通知を行い
得る動的切替装置を提供することにある。
なされたもので、その技術的課題は、チャネル装置に対
して適確にして迅速にインタフェースの障害通知を行い
得る動的切替装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
チャネル装置及び複数の入出力装置間の経路を切り替え
ると共に、該チャネル装置及び該入出力装置の数に対応
した所定数のポートを有する動的切替装置において、通
常のデータ転送に伴なう経路切り替え時に所定数のポー
ト毎に経路を切り替えてデータを送出した相手先情報を
記憶する相手先記憶手段と、複数のチャネル装置又は複
数の入出力装置との間を接続しているインタフェースの
障害を検出した場合に相手先記憶手段により記憶されて
いる相手先情報に基づいて該当する相手先に対して障害
通知情報を送出する障害通知手段とを備えた動的切替装
置が得られる。
チャネル装置及び複数の入出力装置間の経路を切り替え
ると共に、該チャネル装置及び該入出力装置の数に対応
した所定数のポートを有する動的切替装置において、通
常のデータ転送に伴なう経路切り替え時に所定数のポー
ト毎に経路を切り替えてデータを送出した相手先情報を
記憶する相手先記憶手段と、複数のチャネル装置又は複
数の入出力装置との間を接続しているインタフェースの
障害を検出した場合に相手先記憶手段により記憶されて
いる相手先情報に基づいて該当する相手先に対して障害
通知情報を送出する障害通知手段とを備えた動的切替装
置が得られる。
【０００９】又、本発明によれば、上記動的切替装置に
おいて、経路切り替えを行う経路切替装置と、相手先情
報を記憶する相手先情報記憶部と、インタフェースの障
害検出を行って障害通知情報を送出する障害通知装置
と、経路切替装置及び相手先情報記憶部を制御して相手
先情報を該相手先情報記憶部に記憶させる経路切替制御
装置とを備え、相手先記憶手段は、経路切替装置，相手
先情報記憶部，及び経路切替制御装置が協働して構築さ
れ、障害通知手段は、経路切替制御装置，相手先情報記
憶部，障害通知装置，及び経路切替装置が協働して構築
される動的切替装置が得られる。
おいて、経路切り替えを行う経路切替装置と、相手先情
報を記憶する相手先情報記憶部と、インタフェースの障
害検出を行って障害通知情報を送出する障害通知装置
と、経路切替装置及び相手先情報記憶部を制御して相手
先情報を該相手先情報記憶部に記憶させる経路切替制御
装置とを備え、相手先記憶手段は、経路切替装置，相手
先情報記憶部，及び経路切替制御装置が協働して構築さ
れ、障害通知手段は、経路切替制御装置，相手先情報記
憶部，障害通知装置，及び経路切替装置が協働して構築
される動的切替装置が得られる。
【００１０】更に、本発明によれば、上記何れかの動的
切替装置と、複数のチャネル装置及び複数の入出力装置
と、主記憶装置と、主記憶装置及び複数のチャネル装置
に接続される中央演算処理装置とから成る動的切替シス
テムが得られる。
切替装置と、複数のチャネル装置及び複数の入出力装置
と、主記憶装置と、主記憶装置及び複数のチャネル装置
に接続される中央演算処理装置とから成る動的切替シス
テムが得られる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の動
的切替装置について、図面を参照して詳細に説明する。
的切替装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【００１２】図１は、本発明の一実施例に係る動的切替
装置を含む動的切替システムの基本構成を示したブロッ
ク図である。
装置を含む動的切替システムの基本構成を示したブロッ
ク図である。
【００１３】この動的切替システムは、中央演算処理装
置（ＣＰＵ）１と、主記憶装置（ＭＥＭ）２と、複数の
入出力装置（ＩＯ）７，８と、中央演算処理装置１の指
示に基づいて主記憶装置２と入出力装置７又は入出力装
置８との間のデータ転送を制御する複数のチャネル装置
（ＣＨ）３，４，５と、これらのチャネル装置３，４，
５と入出力装置７，８との間に介在され、これらの経路
をダイナミックに切り替える動的切替装置（ＳＷ）６と
から成っている。但し、ここでは、動的切替装置６によ
りチャネル装置３が入出力装置７に、チャネル装置９が
入出力装置７又は入出力装置８に、チャネル装置５が入
出力装置８にダイナミックに切り替え接続されるものと
する。
置（ＣＰＵ）１と、主記憶装置（ＭＥＭ）２と、複数の
入出力装置（ＩＯ）７，８と、中央演算処理装置１の指
示に基づいて主記憶装置２と入出力装置７又は入出力装
置８との間のデータ転送を制御する複数のチャネル装置
（ＣＨ）３，４，５と、これらのチャネル装置３，４，
５と入出力装置７，８との間に介在され、これらの経路
をダイナミックに切り替える動的切替装置（ＳＷ）６と
から成っている。但し、ここでは、動的切替装置６によ
りチャネル装置３が入出力装置７に、チャネル装置９が
入出力装置７又は入出力装置８に、チャネル装置５が入
出力装置８にダイナミックに切り替え接続されるものと
する。
【００１４】又、動的切替装置６は、チャネル装置３，
４，５及び入出力装置７，８の数に対応した所定数（即
ち、ここでは５個）のポートを有する他、通常のデータ
転送に伴なう経路切り替え時に所定数のポート毎に経路
を切り替えてデータを送出した相手先情報を記憶する相
手先記憶手段と、チャネル装置３，４，５及び入出力装
置７，８の間を接続しているインタフェースの障害を検
出した場合に相手先記憶手段により記憶されている相手
先情報に基づいて該当する相手先に対して障害通知情報
を送出する障害通知手段とを備えている。
４，５及び入出力装置７，８の数に対応した所定数（即
ち、ここでは５個）のポートを有する他、通常のデータ
転送に伴なう経路切り替え時に所定数のポート毎に経路
を切り替えてデータを送出した相手先情報を記憶する相
手先記憶手段と、チャネル装置３，４，５及び入出力装
置７，８の間を接続しているインタフェースの障害を検
出した場合に相手先記憶手段により記憶されている相手
先情報に基づいて該当する相手先に対して障害通知情報
を送出する障害通知手段とを備えている。
【００１５】図２は、動的切替装置６の細部構成を示し
たブロック図である。動的切替装置６は、チャネル装置
３，４，５及び入出力装置７，８とそれぞれ光インタフ
ェースで接続されるポート６５〜６９と、これらのポー
ト６５〜６９間を切り替え接続する経路切替装置６１
と、この経路切替装置６１の切り替え接続動作を制御す
る経路切替制御装置６２と、ポート６５〜６９毎に過去
の切り替え接続した相手先のポートを記憶する相手先情
報記憶部６３と、光インタフェースの障害を検出した場
合に相手先情報記憶部６３の相手先情報の内容に基づい
て障害通知情報を送信するように経路切替装置６１へ指
示を与える障害通知装置６４とから成っている。
たブロック図である。動的切替装置６は、チャネル装置
３，４，５及び入出力装置７，８とそれぞれ光インタフ
ェースで接続されるポート６５〜６９と、これらのポー
ト６５〜６９間を切り替え接続する経路切替装置６１
と、この経路切替装置６１の切り替え接続動作を制御す
る経路切替制御装置６２と、ポート６５〜６９毎に過去
の切り替え接続した相手先のポートを記憶する相手先情
報記憶部６３と、光インタフェースの障害を検出した場
合に相手先情報記憶部６３の相手先情報の内容に基づい
て障害通知情報を送信するように経路切替装置６１へ指
示を与える障害通知装置６４とから成っている。
【００１６】尚、この動的切替装置６における経路切替
装置６１，相手先情報記憶部６３，及び経路切替制御装
置６２は後文にて詳細するように協働して上述した相手
先記憶手段として働き、経路切替制御装置６２，相手先
情報記憶部６３，障害通知装置６４，及び経路切替装置
６１は後文にて詳細するように協働して上述した障害通
知手段として働く。
装置６１，相手先情報記憶部６３，及び経路切替制御装
置６２は後文にて詳細するように協働して上述した相手
先記憶手段として働き、経路切替制御装置６２，相手先
情報記憶部６３，障害通知装置６４，及び経路切替装置
６１は後文にて詳細するように協働して上述した障害通
知手段として働く。
【００１７】以下は、この動的切替システムによる切り
替え動作を説明する。ここでは、例えば中央演算処理装
置１がチャネル装置３に対して入出力装置７とのデータ
転送を指示すると共に、チャネル装置４に対して入出力
装置７とのデータ転送を指示したとする。チャネル装置
３及びチャネル装置４は、実際の転送データに相手先情
報（ここでは入出力装置７を示す情報）を付加し、光イ
ンタフェースを通じて動的切替装置６にデータを送出す
る。
替え動作を説明する。ここでは、例えば中央演算処理装
置１がチャネル装置３に対して入出力装置７とのデータ
転送を指示すると共に、チャネル装置４に対して入出力
装置７とのデータ転送を指示したとする。チャネル装置
３及びチャネル装置４は、実際の転送データに相手先情
報（ここでは入出力装置７を示す情報）を付加し、光イ
ンタフェースを通じて動的切替装置６にデータを送出す
る。
【００１８】こうした場合の動的切替装置６の内部動作
に関しては、図３に示されるようなデータ受信処理のフ
ローチャートに従う。即ち、動的切替装置６では、ポー
ト６５にはチャネル装置３からの転送データ，ポート６
６にはチャネル装置４からの転送データがそれぞれ受信
され、経路切替制御装置６２が受信された転送データに
付加された相手先情報判定（ステップＳ１）の処理を行
う。そこで、経路切替制御装置６２は、その相手先情報
が入出力装置７へのデータ転送であると判断できるた
め、経路切替装置６１へ対応する相手先への切替指示
（ステップＳ２）として、ポート６８を経由して入出力
装置７へ転送データを送出するように経路切替装置６１
へ指示する。同時に経路切替制御装置６２は、相手先情
報記憶部６３に相手先情報を記憶（ステップＳ３）させ
るため、ポート６５からポート６８へ、更にポート６６
からポート６８へ経路を切り替えてデータを送出した旨
の情報を相手先情報記憶部６３に格納する。尚、通常の
データ転送の動作も同様に制御される。
に関しては、図３に示されるようなデータ受信処理のフ
ローチャートに従う。即ち、動的切替装置６では、ポー
ト６５にはチャネル装置３からの転送データ，ポート６
６にはチャネル装置４からの転送データがそれぞれ受信
され、経路切替制御装置６２が受信された転送データに
付加された相手先情報判定（ステップＳ１）の処理を行
う。そこで、経路切替制御装置６２は、その相手先情報
が入出力装置７へのデータ転送であると判断できるた
め、経路切替装置６１へ対応する相手先への切替指示
（ステップＳ２）として、ポート６８を経由して入出力
装置７へ転送データを送出するように経路切替装置６１
へ指示する。同時に経路切替制御装置６２は、相手先情
報記憶部６３に相手先情報を記憶（ステップＳ３）させ
るため、ポート６５からポート６８へ、更にポート６６
からポート６８へ経路を切り替えてデータを送出した旨
の情報を相手先情報記憶部６３に格納する。尚、通常の
データ転送の動作も同様に制御される。
【００１９】一方、ここでポート６８に接続される光イ
ンタフェースに障害（光信号の減衰等）を検出した場合
を想定すれば、こうした場合の動的切替装置６の内部動
作に関しては、図４に示されるような障害検出処理のフ
ローチャートに従う。即ち、動的切替装置６では、既存
技術で行われる光インタフェース初期化指示（ステップ
Ｓ１）により光インタフェースの初期化処理を行う。そ
の後、障害通知装置６４は、相手先情報記憶部６３から
相手先情報を入手（ステップＳ２）し、接続相手先が在
るか否かの判定（ステップＳ３）の処理を行い、その結
果、接続相手先が無ければ処理を終了するが、接続相手
先が在れば接続相手先の一つを選択して経路切替装置６
１へ障害検出通知送出を指示（ステップＳ４）する処理
を行ってから未通知の接続相手先が在るか否かの判定
（ステップＳ５）の処理を行う。この結果、未通知の接
続相手先が無ければ処理を終了するが、在れば接続相手
先の一つを選択して経路切替装置６１へ障害検出通知送
出を指示（ステップＳ４）する処理の前にリターンす
る。
ンタフェースに障害（光信号の減衰等）を検出した場合
を想定すれば、こうした場合の動的切替装置６の内部動
作に関しては、図４に示されるような障害検出処理のフ
ローチャートに従う。即ち、動的切替装置６では、既存
技術で行われる光インタフェース初期化指示（ステップ
Ｓ１）により光インタフェースの初期化処理を行う。そ
の後、障害通知装置６４は、相手先情報記憶部６３から
相手先情報を入手（ステップＳ２）し、接続相手先が在
るか否かの判定（ステップＳ３）の処理を行い、その結
果、接続相手先が無ければ処理を終了するが、接続相手
先が在れば接続相手先の一つを選択して経路切替装置６
１へ障害検出通知送出を指示（ステップＳ４）する処理
を行ってから未通知の接続相手先が在るか否かの判定
（ステップＳ５）の処理を行う。この結果、未通知の接
続相手先が無ければ処理を終了するが、在れば接続相手
先の一つを選択して経路切替装置６１へ障害検出通知送
出を指示（ステップＳ４）する処理の前にリターンす
る。
【００２０】ここでの例の場合、過去にポート６８は、
ポート６５及びポート６６と接続されデータ転送が行わ
れたことが判断できるため、ポート６５に接続されてい
るチャネル装置３及びポート６６に接続されているチャ
ネル装置４に対し、ポート６８に接続されている光イン
タフェースの障害を検出したことを通知するように経路
切替装置６１に指示する処理が行われる。尚、障害検出
通知を受信したチャネル装置３及びチャネル装置４は中
央演算処理装置１に対し、入出力装置７の障害を検出し
たことを通知するが、この通知処理は既存技術によって
行われる。
ポート６５及びポート６６と接続されデータ転送が行わ
れたことが判断できるため、ポート６５に接続されてい
るチャネル装置３及びポート６６に接続されているチャ
ネル装置４に対し、ポート６８に接続されている光イン
タフェースの障害を検出したことを通知するように経路
切替装置６１に指示する処理が行われる。尚、障害検出
通知を受信したチャネル装置３及びチャネル装置４は中
央演算処理装置１に対し、入出力装置７の障害を検出し
たことを通知するが、この通知処理は既存技術によって
行われる。
【００２１】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明の動的切替装
置によれば、相手先記憶手段によって通常のデータ転送
を伴なう経路切替時に各ポート毎に経路を切り替えてデ
ータを送出した相手先を記憶しておき、障害通知手段に
よってインタフェースの障害を検出した場合に記憶され
ている相手先情報に基づいて該当する相手先に対して障
害通知情報を送出するようにしているので、インタフェ
ースの障害を適確にして迅速にチャネル装置へ通知でき
て障害通知が遅延する問題が解消されるようになり、動
的切替システムとして構成された場合にも動的切替装置
を使用しない構成の場合とほぼ同等な時間で障害回復を
行い得るようになる。
置によれば、相手先記憶手段によって通常のデータ転送
を伴なう経路切替時に各ポート毎に経路を切り替えてデ
ータを送出した相手先を記憶しておき、障害通知手段に
よってインタフェースの障害を検出した場合に記憶され
ている相手先情報に基づいて該当する相手先に対して障
害通知情報を送出するようにしているので、インタフェ
ースの障害を適確にして迅速にチャネル装置へ通知でき
て障害通知が遅延する問題が解消されるようになり、動
的切替システムとして構成された場合にも動的切替装置
を使用しない構成の場合とほぼ同等な時間で障害回復を
行い得るようになる。
【図１】本発明の一実施例に係る動的切替装置を含む動
的切替システムの基本構成を示したブロック図である。
的切替システムの基本構成を示したブロック図である。
【図２】図１に示す動的切替システムに備えられる動的
切替装置の細部構成を示したブロック図である。
切替装置の細部構成を示したブロック図である。
【図３】図２に示す動的切替装置におけるデータ受信処
理動作を示したフローチャートである。
理動作を示したフローチャートである。
【図４】図２に示す動的切替装置における障害検出処理
動作を示したフローチャートである。
動作を示したフローチャートである。
１ 中央演算処理装置 ２ 主記憶装置 ３〜５ チャネル装置 ６ 動的切替装置 ７，８ 入出力装置 ６１ 経路切替装置 ６２ 経路切替制御装置 ６３ 相手先情報記憶部 ６４ 障害通知装置 ６５〜６９ ポート
Claims (3)
- 【請求項１】 複数のチャネル装置及び複数の入出力装
置間の経路を切り替えると共に、該チャネル装置及び該
入出力装置の数に対応した所定数のポートを有する動的
切替装置において、通常のデータ転送に伴なう経路切り
替え時に前記所定数のポート毎に経路を切り替えてデー
タを送出した相手先情報を記憶する相手先記憶手段と、
前記複数のチャネル装置又は前記複数の入出力装置との
間を接続しているインタフェースの障害を検出した場合
に前記相手先記憶手段により記憶されている相手先情報
に基づいて該当する相手先に対して障害通知情報を送出
する障害通知手段とを備えたことを特徴とする動的切替
装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の動的切替装置において、
前記経路切り替えを行う経路切替装置と、前記相手先情
報を記憶する相手先情報記憶部と、前記インタフェース
の障害検出を行って前記障害通知情報を送出する障害通
知装置と、前記経路切替装置及び前記相手先情報記憶部
を制御して前記相手先情報を該相手先情報記憶部に記憶
させる経路切替制御装置とを備え、前記相手先記憶手段
は、前記経路切替装置，前記相手先情報記憶部，及び前
記経路切替制御装置の協働により構築され、前記障害通
知手段は、前記経路切替制御装置，前記相手先情報記憶
部，前記障害通知装置，及び前記経路切替装置の協働に
より構築されることを特徴とする動的切替装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載の動的切替装置と、
前記複数のチャネル装置及び前記複数の入出力装置と、
主記憶装置と、前記主記憶装置及び前記複数のチャネル
装置に接続される中央演算処理装置とから成ることを特
徴とする動的切替システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006044A JPH10207815A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 動的切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006044A JPH10207815A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 動的切替装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10207815A true JPH10207815A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11627639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9006044A Withdrawn JPH10207815A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 動的切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10207815A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011147152A (ja) * | 2011-02-25 | 2011-07-28 | Hitachi Ltd | 伝送システム、中継機及び受信機 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP9006044A patent/JPH10207815A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011147152A (ja) * | 2011-02-25 | 2011-07-28 | Hitachi Ltd | 伝送システム、中継機及び受信機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |