JP2002305180A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP2002305180A
JP2002305180A JP2001107949A JP2001107949A JP2002305180A JP 2002305180 A JP2002305180 A JP 2002305180A JP 2001107949 A JP2001107949 A JP 2001107949A JP 2001107949 A JP2001107949 A JP 2001107949A JP 2002305180 A JP2002305180 A JP 2002305180A
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JP
Japan
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wafer
stage
substrate
plasma processing
processing apparatus
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JP2001107949A
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English (en)
Inventor
Masayuki Ikegami
昌之 池上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理基板の面内の冷却むらに起因する製品
の特性異常を抑制できるプラズマ処理装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係るプラズマ処理装置は、ウエ
ハ3にプラズマ処理を行うプラズマ処理装置であって、
ウエハ3を載置するステージ1と、このステージ1の基
板載置面1aに設けられ、ウエハ裏面の外周部を除く全
面に対向するように形成された凹形状部1cと、ステー
ジ1の内部に設けられた、上記凹形状部1cに熱伝導ガ
スを導入するガス導入路2と、ステージ1の内部に設け
られた、冷却流体を循環させる流体循環路4と、を具備
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理基板をプラ
ズマ処理するプラズマ処理装置に関する。特には、被処
理基板の面内の冷却むらに起因する製品の特性異常を抑
制できるプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエハをプラズマ処理する装置において
は、プラズマ処理中のウエハ温度がプラズマ処理特性に
影響を及ぼすことが知られている。このため、従来のプ
ラズマ処理装置には、ウエハの温度を一定に保つための
ウエハ冷却機構が設けられている。
【0003】図2(a)は、従来のプラズマ処理装置の
一例としてのドライエッチング装置のウエハ冷却機構を
説明する断面図であり、図2(b)は、図2(a)に示
すウエハ冷却機構を備えたウエハステージを示す平面図
である。
【0004】このドライエッチング装置は図2(a),
(b)に示すようにウエハステージ(ウエハ電極)11
を備えており、このウエハステージ11の表面にはウエ
ハ13を載置するウエハ載置面11aが形成されてい
る。ウエハステージ11の内部にはHeガスなどの熱伝
導ガスを流すガス導入路12が設けられている。このガ
ス導入路12の一端はガス供給ボンベ(図示せず)に接
続されており、ガス導入路12の他端はウエハ載置面1
1aの中央の開口部11bに接続されている。ウエハ載
置面11aには熱伝導ガスを満たす溝11cが複数設け
られており、これらの溝11cは開口部11bを介して
ガス導入路12に繋がっている。
【0005】ウエハステージ11の内部には冷却水を循
環させる冷却水循環路14が設けられている。また、ウ
エハステージ11の側方には、ウエハ載置面11aにウ
エハ13を載置する際に該ウエハ13を該載置面11a
に押し付ける爪15aを有するクランプ15が設けられ
ている。
【0006】次に、上記ドライエッチング装置において
ウエハをエッチングするときに該ウエハを冷却する方法
について説明する。まず、ウエハステージのウエハ載置
面11a上にウエハ13を載置し、このウエハ13の周
辺部をクランプ15の爪15aで押さえることによって
ウエハ13をウエハステージ(ウエハ電極)11に固定
する。ウエハ13はクランプ15の自重によって固定さ
れる。
【0007】この後、ウエハステージ11のガス導入路
12に熱伝導ガスとしてHeガスを流すことにより、ウ
エハ載置面の溝11cにHeガスが導入される。これと
共に、ウエハステージ11の冷却水循環路14に冷却水
を流して循環させる。この状態でプラズマを発生させて
ウエハのドライエッチングを行う。
【0008】上記冷却方法によれば、ドライエッチング
を行う際に発生する熱をウエハ13の裏面からHeガス
を介して冷却水に伝導させ、この冷却水を循環路14で
循環させることによって該熱を排出している。このよう
にしてウエハ13を一定温度に保持している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
プラズマ処理装置では、ステージ11の溝11c以外の
ウエハ載置面11aにおいてウエハ13から熱を十分に
冷却水に伝導させることができない。すなわち、ウエハ
13の裏面の微小な粗さ又は凹凸やウエハ載置面11a
の微小な粗さ又は凹凸によって、ウエハ13とウエハ載
置面11aとの間には微小の隙間が生じる。このように
ウエハ載置面とウエハ裏面との接触状態がウエハ面内で
異なるため、ウエハ面内の冷却状態にむらが発生する。
その結果、ウエハ面内で部分的に冷却不足の箇所が生
じ、それによってレジストパターンの形状異常やレジス
ト焦げなどの不良が発生することがある。従って、エッ
チング処理後の製品に特性異常が起きることがある。
【0010】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、被処理基板の面内の冷却
むらに起因する製品の特性異常を抑制できるプラズマ処
理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るプラズマ処理装置は、被処理基板にプ
ラズマ処理を行うプラズマ処理装置であって、被処理基
板を載置するステージと、このステージの基板載置面に
設けられ、被処理基板の裏面の外周部を除く全面に対向
するように形成された凹形状部と、ステージの内部に設
けられた、上記凹形状部に熱伝導ガスを導入するガス導
入路と、ステージの内部に設けられた、冷却流体を循環
させる流体循環路と、を具備することを特徴とする。
【0012】上記プラズマ処理装置によれば、被処理基
板の裏面の外周部を除く全面に対向するような凹形状部
をステージに形成し、この凹形状部にガス導入路から熱
伝導ガスを導入することにより、被処理基板の裏面に熱
伝導ガスを均等に接触させることができる。このため、
被処理基板の裏面から面内均一性良く熱を、熱伝導ガス
を介して流体循環路内の冷却流体に伝導することができ
る。その結果、被処理基板の面内の冷却状態にむらが発
生することを抑制でき、被処理基板を一定温度に保持す
ることができる。従って、製品に特性異常が起きること
を抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図1(a)は、本発明の
実施の形態によるプラズマ処理装置の一例としてのドラ
イエッチング装置の基板冷却機構を説明する断面図であ
り、図1(b)は、図1(a)に示す基板冷却機構を備
えたステージを示す平面図である。
【0014】このドライエッチング装置は図1(a),
(b)に示すように被処理基板としてのウエハ3を載置
するステージ(ウエハ電極)1を備えており、このステ
ージ1の表面にはウエハを載置する基板載置面1aが形
成されている。ステージ1の内部にはHeガスなどの熱
伝導ガスを流すガス導入路2が設けられている。このガ
ス導入路2の一端はガス供給ボンベ(図示せず)に接続
されており、ガス導入路2の他端は基板載置面1aの中
央の開口部1bに接続されている。
【0015】基板載置面1aには熱伝導ガスを満たす凹
形状部1cが設けられている。この凹形状部1cは、ウ
エハ3の裏面の外周部を除く全面に対向するように形成
されており、図1(b)に示すようにウエハの平面形状
よりやや小さい円形の平面形状を有し、ウエハ裏面の外
周部の一部1dまで延びて形成されている。凹形状部1
cは開口部1bを介してガス導入路2に繋がっている。
【0016】ステージ1の内部には冷却流体としての冷
却水を循環させる流体循環路4が設けられている。ま
た、ステージ1の側方には、基板載置面1aにウエハ3
を載置する際に該ウエハ3を該基板載置面1aに押し付
ける爪5aを有するクランプ5が設けられている。
【0017】次に、上記ドライエッチング装置において
ウエハをエッチングするときに該ウエハを冷却する方法
について説明する。まず、ステージ1の基板載置面1a
上にウエハ3を載置し、このウエハ3の周辺部をクラン
プ5の爪5aで押さえることによってウエハ3をステー
ジ1に固定する。ウエハ3はクランプ5の自重によって
固定される。
【0018】この後、ステージ1のガス導入路2に熱伝
導ガスとしてHeガスを流すことにより、ガス導入路2
から開口部1bを介してウエハ載置面の凹形状部1cに
Heガスが導入され充填される。これと共に、ステージ
1の流体循環路4に冷却水を流して循環させる。この状
態でプラズマを発生させてウエハのドライエッチングを
行う。
【0019】上記冷却機構では、ウエハ載置面の凹形状
部1cとウエハ3とにより形成される空間(隙間)に熱
伝導ガスを充填することにより、ドライエッチングを行
う際に発生する熱をウエハ3の裏面から熱伝導ガスを介
して冷却水に伝導させ、この冷却水を流体循環路4で循
環させることによって該熱を排出している。これによ
り、ウエハ表面の温度制御を行う。
【0020】上記実施の形態によれば、熱伝導ガスが充
填される空間を確保し、この熱伝導性ガスをウエハ裏面
の外周部を除く全面に均等に接触させることができるた
め、ウエハ裏面から面内均一性良く熱を放出することが
できる。その結果、ウエハ面内の冷却状態にむらが発生
することを抑制でき、ウエハ3を一定温度に保持するこ
とができる。従って、レジストパターンの形状異常やレ
ジスト焦げなどの不良が発生することを防止でき、エッ
チング処理後の製品に特性異常が起きることを抑制する
ことができる。
【0021】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、種々変更して
実施することが可能である。
【0022】また、上記実施の形態では、ステージ1の
基板載置面1bに設けた凹形状部1cの平面形状を円形
にしているが、被処理基板の裏面の外周部を除く全面に
対応する形状であれば、他の形状の凹形状部を用いるこ
とも可能であり、また、凹形状部が被処理基板裏面の外
周部の一部に対応する部分まで延びて形成されているこ
とも可能であり、この部分の凹形状部についても種々の
形状を用いることが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
処理基板の裏面の外周部を除く全面に対向するような凹
形状部をステージに形成し、この凹形状部にガス導入路
から熱伝導ガスを導入することにより、被処理基板の裏
面に熱伝導ガスを均等に接触させることができる。した
がって、被処理基板の面内の冷却むらに起因する製品の
特性異常を抑制できるプラズマ処理装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施の形態によるプラズマ
処理装置の一例としてのドライエッチング装置の基板冷
却機構を説明する断面図であり、(b)は、(a)に示
す基板冷却機構を備えたステージを示す平面図である。
【図2】(a)は、従来のプラズマ処理装置の一例とし
てのドライエッチング装置のウエハ冷却機構を説明する
断面図であり、(b)は、(a)に示すウエハ冷却機構
を備えたウエハステージを示す平面図である。
【符号の説明】
1…ステージ(ウエハ電極) 1a…基板載置面 1b…開口部 1c…凹形状部 1d…ウエハ裏面の外周部の一部 2…ガス導入路 3…ウエハ 4…流体循環路 5,15…クランプ 5a,15a…爪 11…ウエハステージ(ウエハ電極) 11a…ウエハ載置面 11b…開口部 11c…溝 12…ガス導入路 13…ウエハ 14…冷却水循環路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G075 AA24 AA30 AA63 BC06 CA03 CA47 DA02 EC06 EC21 EE02 FC11 5F004 AA01 BB21 BB25 CA04 5F031 CA02 HA07 HA24 HA26 HA38 HA39 MA28 MA32 NA04 PA30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板にプラズマ処理を行うプラズ
    マ処理装置であって、 被処理基板を載置するステージと、 このステージの基板載置面に設けられ、被処理基板の裏
    面の外周部を除く全面に対向するように形成された凹形
    状部と、 ステージの内部に設けられた、上記凹形状部に熱伝導ガ
    スを導入するガス導入路と、 ステージの内部に設けられた、冷却流体を循環させる流
    体循環路と、 を具備することを特徴とするプラズマ処理装置。
JP2001107949A 2001-04-06 2001-04-06 プラズマ処理装置 Withdrawn JP2002305180A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009531858A (ja) * 2006-03-28 2009-09-03 東京エレクトロン株式会社 基板上の残留物を除去するための後エッチング処理システム
JP2016184645A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 住友大阪セメント株式会社 静電チャック装置

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JP2009531858A (ja) * 2006-03-28 2009-09-03 東京エレクトロン株式会社 基板上の残留物を除去するための後エッチング処理システム
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Effective date: 20080701