JP2002305088A - 道路照明システム - Google Patents
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/72—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting
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- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】交通量に応じて照明機の照明を制御してその電
力の効率性を図ることができる道路照明システムを提供
する。 【解決手段】道路照明システムは、道路R1上を照明す
る照明機20と、道路R1上の照明対象領域A1内に進
行しようとする車両V1が通過可能な位置に設けられた
サービスマーカ30と、このサービスマーカ30上を通
過する車両V1からその通過時に無線で送られてくる信
号を受信する無線タグ40とを備える。照明機20は、
その制御部により、無線タグ40により車両V1からの
信号が受信されるまでは照明灯22の照明を減光又は消
灯し、且つ、車両V1からの信号が受信されたときに照
明灯22の照明を所定時間点灯するように制御される。
力の効率性を図ることができる道路照明システムを提供
する。 【解決手段】道路照明システムは、道路R1上を照明す
る照明機20と、道路R1上の照明対象領域A1内に進
行しようとする車両V1が通過可能な位置に設けられた
サービスマーカ30と、このサービスマーカ30上を通
過する車両V1からその通過時に無線で送られてくる信
号を受信する無線タグ40とを備える。照明機20は、
その制御部により、無線タグ40により車両V1からの
信号が受信されるまでは照明灯22の照明を減光又は消
灯し、且つ、車両V1からの信号が受信されたときに照
明灯22の照明を所定時間点灯するように制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路照明システム
に係り、特に車両や障害物等の道路上の状況に応じて照
明機の照明を制御することで、その電力の効率化を図る
と共にドライバーや歩行者を支援可能なセンサ系及び照
明制御系の工夫に関する。
に係り、特に車両や障害物等の道路上の状況に応じて照
明機の照明を制御することで、その電力の効率化を図る
と共にドライバーや歩行者を支援可能なセンサ系及び照
明制御系の工夫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速道路や一般道路等の道路脇に
設置された照明機により道路照明を行うシステムが知ら
れている。このシステムの一例として、その照明機は、
道路照明用光源やその照明設備を有する照明灯と、この
照明灯を道路脇の所定高さの位置に支持するための照明
灯ポールとで構成される。この照明機は、通常、夜間の
照明を常時点灯するように照明灯の電源のON/OFF
状態が制御される。
設置された照明機により道路照明を行うシステムが知ら
れている。このシステムの一例として、その照明機は、
道路照明用光源やその照明設備を有する照明灯と、この
照明灯を道路脇の所定高さの位置に支持するための照明
灯ポールとで構成される。この照明機は、通常、夜間の
照明を常時点灯するように照明灯の電源のON/OFF
状態が制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
例の道路照明システムでは、次のような不都合があっ
た。
例の道路照明システムでは、次のような不都合があっ
た。
【0004】まず、従来例の道路照明システムは、交通
量にかかわらず、すなわち都市部などの交通量の比較的
多いところでも、山間部や地方都市などの交通量の比較
的少ないところでも、いずれの場合でも道路照明を常時
点灯させる構成であったため、電力の有効利用の面では
必ずしも効率のよいものではなかった。電力の有効利用
の面では、例えば、交通量に応じて必要なときのみ点灯
し、必要でないときは消灯或いは減光させることが望ま
しいが、現状の道路照明システムはこういった道路交通
量に応じた道路照明の制御を必ずしも意識したものでは
なく、通常の設計変更では実施困難である。
量にかかわらず、すなわち都市部などの交通量の比較的
多いところでも、山間部や地方都市などの交通量の比較
的少ないところでも、いずれの場合でも道路照明を常時
点灯させる構成であったため、電力の有効利用の面では
必ずしも効率のよいものではなかった。電力の有効利用
の面では、例えば、交通量に応じて必要なときのみ点灯
し、必要でないときは消灯或いは減光させることが望ま
しいが、現状の道路照明システムはこういった道路交通
量に応じた道路照明の制御を必ずしも意識したものでは
なく、通常の設計変更では実施困難である。
【0005】また、従来例の道路照明システムでは、道
路脇からの道路照明によりその照明付近は比較的明るい
が、その照明から離れた場所は暗くなってしまうので、
そういった照明から離れた場所に居る歩行者や自転車等
の障害物に対しては車のドライバーが発見するタイミン
グも遅れ気味になり、最悪の場合には事故につながる可
能性もあった。
路脇からの道路照明によりその照明付近は比較的明るい
が、その照明から離れた場所は暗くなってしまうので、
そういった照明から離れた場所に居る歩行者や自転車等
の障害物に対しては車のドライバーが発見するタイミン
グも遅れ気味になり、最悪の場合には事故につながる可
能性もあった。
【0006】さらに、道路上での交通事故や災害等の危
険が発生した場合、昼間や夜間でも見通し良好な場所で
あれば道路の歩行者や車のドライバーはそういった危険
を察知することが可能であるが、夜間で照明が暗かった
り見通しが不良な場所であったりすれば、こういった危
険を察知することが困難である。
険が発生した場合、昼間や夜間でも見通し良好な場所で
あれば道路の歩行者や車のドライバーはそういった危険
を察知することが可能であるが、夜間で照明が暗かった
り見通しが不良な場所であったりすれば、こういった危
険を察知することが困難である。
【0007】本発明は、このような従来の事情を考慮し
てなされたもので、交通量に応じて照明機の照明を制御
してその電力の効率性を図ることができる道路照明シス
テムを提供することを第1の目的とする。
てなされたもので、交通量に応じて照明機の照明を制御
してその電力の効率性を図ることができる道路照明シス
テムを提供することを第1の目的とする。
【0008】また、本発明は、道路上の歩行者や自転車
等の障害物に応じて照明機の照明を制御してその発見を
容易にできる道路照明システムを提供することを第2の
目的とする。
等の障害物に応じて照明機の照明を制御してその発見を
容易にできる道路照明システムを提供することを第2の
目的とする。
【0009】さらに、本発明は、道路上の交通事故や災
害等の状況に応じて照明機の照明を制御してその危険を
容易に察知できる道路照明システムを提供することを第
3の目的とする。
害等の状況に応じて照明機の照明を制御してその危険を
容易に察知できる道路照明システムを提供することを第
3の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、第1の側面として、車の有無を検知して
照明機の照明を点灯、減光、又は消灯する方式を採用
し、これにより電力の効率化をもたらすものである。
め、本発明は、第1の側面として、車の有無を検知して
照明機の照明を点灯、減光、又は消灯する方式を採用
し、これにより電力の効率化をもたらすものである。
【0011】また、本発明は、第2の側面として、道路
脇のカメラによって物体がある場所を照明で照らすこと
によってその物体発見までに要する時間を短くし、これ
により事故につながる不都合な事態を未然に防いだりそ
の発生頻度を低くするものである。
脇のカメラによって物体がある場所を照明で照らすこと
によってその物体発見までに要する時間を短くし、これ
により事故につながる不都合な事態を未然に防いだりそ
の発生頻度を低くするものである。
【0012】さらに、本発明は、第3の側面として、交
通事故や災害をカメラで認識して照明の色を変えたり、
照明を点滅させたりし、これにより、歩行者やドライバ
ーに通知しその安全を提供するものである。
通事故や災害をカメラで認識して照明の色を変えたり、
照明を点滅させたりし、これにより、歩行者やドライバ
ーに通知しその安全を提供するものである。
【0013】本発明に係る道路照明システムは、このよ
うな着想を元に完成されたものである。
うな着想を元に完成されたものである。
【0014】すなわち、本発明に係る道路照明システム
では、道路上を照明する照明機を有する構成において、
道路上の対象物を検知する対象物検知手段と、この対象
物検知手段により対象物が検知されたときに対象物の状
況に応じて照明機の照明を可変で制御する照明制御手段
とを備えたことを特徴とする。
では、道路上を照明する照明機を有する構成において、
道路上の対象物を検知する対象物検知手段と、この対象
物検知手段により対象物が検知されたときに対象物の状
況に応じて照明機の照明を可変で制御する照明制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0015】特に、第1の側面として、本発明に係る道
路照明システムは、道路上を照明する照明機を有する構
成において、道路上の所定領域内に進行しようとする車
両を検知する車両検知手段と、この車両検知手段により
車両が検知されるまでは照明機の照明を減光又は消灯し
且つ車両が検知されたときに照明機の照明を所定時間点
灯するように制御する照明制御手段とを備えたことを特
徴とする。
路照明システムは、道路上を照明する照明機を有する構
成において、道路上の所定領域内に進行しようとする車
両を検知する車両検知手段と、この車両検知手段により
車両が検知されるまでは照明機の照明を減光又は消灯し
且つ車両が検知されたときに照明機の照明を所定時間点
灯するように制御する照明制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【0016】この構成において、車両検知手段は、道路
上の所定領域内に進行しようとする車両が通過可能な位
置に設けられたマーカと、このマーカ上を通過する車両
からその通過時に無線で送られてくる信号を受信する無
線タグとを備え、照明制御手段は、無線タグにより車両
からの信号が受信されるまでは照明機の照明を減光又は
消灯し且つ車両からの信号が受信されたときに照明機の
照明を所定時間点灯するように制御する手段であること
が可能である。
上の所定領域内に進行しようとする車両が通過可能な位
置に設けられたマーカと、このマーカ上を通過する車両
からその通過時に無線で送られてくる信号を受信する無
線タグとを備え、照明制御手段は、無線タグにより車両
からの信号が受信されるまでは照明機の照明を減光又は
消灯し且つ車両からの信号が受信されたときに照明機の
照明を所定時間点灯するように制御する手段であること
が可能である。
【0017】例えば、マーカとしては、照明機の照明灯
ポールの設置位置よりも車両進行方向の手前側の路上に
埋設され、その埋設位置を通過する車両に対し所定周波
の電波を発信するものを例示できる。また、無線タグと
しては、マーカ付近の道路脇に設置され、そのマーカか
らの電波を受信した車両から送られてくる所定周波の電
波を受信するものを例示できる。
ポールの設置位置よりも車両進行方向の手前側の路上に
埋設され、その埋設位置を通過する車両に対し所定周波
の電波を発信するものを例示できる。また、無線タグと
しては、マーカ付近の道路脇に設置され、そのマーカか
らの電波を受信した車両から送られてくる所定周波の電
波を受信するものを例示できる。
【0018】また、第2の側面として、本発明に係る道
路照明システムは、道路上を照明する照明機を有する構
成において、道路上の障害物を検知する障害物検知手段
と、この障害物検知手段により障害物が検知されたとき
に前記障害物の場所をスポット的に照らすように照明機
の照明を制御する照明制御手段とを備えたことを特徴と
する。
路照明システムは、道路上を照明する照明機を有する構
成において、道路上の障害物を検知する障害物検知手段
と、この障害物検知手段により障害物が検知されたとき
に前記障害物の場所をスポット的に照らすように照明機
の照明を制御する照明制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0019】この構成において、障害物検知手段として
は、道路脇に設置したカメラ等のセンサで得られる画像
等の情報を元に路上の自動車、歩行者、自転車、及び障
害物を画像認識等の処理で認識するセンサシステムを例
示できる。また、照明制御手段としては、照明機の照明
を管理しているセンター側のサーバ等の情報処理装置を
含む構成を例示できる。
は、道路脇に設置したカメラ等のセンサで得られる画像
等の情報を元に路上の自動車、歩行者、自転車、及び障
害物を画像認識等の処理で認識するセンサシステムを例
示できる。また、照明制御手段としては、照明機の照明
を管理しているセンター側のサーバ等の情報処理装置を
含む構成を例示できる。
【0020】また、第3の側面として、本発明に係る道
路照明システムは、道路上を照明する照明機を有するに
おいて、道路上の所定の突発事象を検知する突発事象検
知手段と、この突発事象検知手段により突発事象が検知
されたときに道路上の突発事象の発生場所から所定距離
の道路区間内で照明機の照明を変化させる照明制御手段
とを備えたことを特徴とする。
路照明システムは、道路上を照明する照明機を有するに
おいて、道路上の所定の突発事象を検知する突発事象検
知手段と、この突発事象検知手段により突発事象が検知
されたときに道路上の突発事象の発生場所から所定距離
の道路区間内で照明機の照明を変化させる照明制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0021】この構成において、突発事象検知手段とし
ては、道路状況を監視するカメラを有するセンサシステ
ムを例示できる。また、照明制御手段としては、照明機
の照明を管理しているセンター側のサーバ等の情報処理
装置を含む構成を例示できる。
ては、道路状況を監視するカメラを有するセンサシステ
ムを例示できる。また、照明制御手段としては、照明機
の照明を管理しているセンター側のサーバ等の情報処理
装置を含む構成を例示できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る道路照明シス
テムの実施形態を図面を参照して具体的に説明する。
テムの実施形態を図面を参照して具体的に説明する。
【0023】(第1実施例)図1は、第1実施例に係る
道路照明システムの概要を、図2は、そのシステム構成
例をそれぞれ説明するものである。
道路照明システムの概要を、図2は、そのシステム構成
例をそれぞれ説明するものである。
【0024】図1において、道路照明システム1は、車
載装置10が搭載された車両V1の走行する道路R1上
の照明対象領域A1に対しその車両V1の走行有無状況
に応じて道路照明を行うもので、本発明の照明制御手段
を含む道路照明用の照明機20のほか、本発明の車両検
知手段を構成するサービスマーカ30及び無線タグ40
を含む。
載装置10が搭載された車両V1の走行する道路R1上
の照明対象領域A1に対しその車両V1の走行有無状況
に応じて道路照明を行うもので、本発明の照明制御手段
を含む道路照明用の照明機20のほか、本発明の車両検
知手段を構成するサービスマーカ30及び無線タグ40
を含む。
【0025】車載装置10には、図2に示すように、道
路R1上のサービスマーカ30を通過した時点でそのサ
ービスマーカ30から所定周波f1の電波として送られ
てくるサービスマーカ30の存在を示す信号(所定の制
御情報やサービス情報を含む)を電気信号に変換して受
信可能なマーカセンサ11及びそのアンテナ11aと、
このマーカセンサ11からの電気信号を所定の処理シー
ケンスで処理する処理部12と、この処理部12により
処理された信号を元に道路R1側の無線タグ40との間
で所定周波f2の電波を通信可能な路車間通信装置13
及びその通信アンテナ14とが装備される。
路R1上のサービスマーカ30を通過した時点でそのサ
ービスマーカ30から所定周波f1の電波として送られ
てくるサービスマーカ30の存在を示す信号(所定の制
御情報やサービス情報を含む)を電気信号に変換して受
信可能なマーカセンサ11及びそのアンテナ11aと、
このマーカセンサ11からの電気信号を所定の処理シー
ケンスで処理する処理部12と、この処理部12により
処理された信号を元に道路R1側の無線タグ40との間
で所定周波f2の電波を通信可能な路車間通信装置13
及びその通信アンテナ14とが装備される。
【0026】照明機20は、図1に示すように道路R1
脇の適宜位置に設置される所定高さの照明灯ポール21
と、この照明灯ポール21に支持される照明灯22とを
備える。また、この照明機20には、図2に示すよう
に、機能上、無線タグ40からの車両V1に関する信号
を元に照明灯22の電源のON/OFFや減光等を制御
するマイクロコンピュータ等のコントロールユニットで
構成される制御部(本発明の照明制御手段の要部を成
す)23が装備される。この制御部23にはタイマ24
が内蔵される。
脇の適宜位置に設置される所定高さの照明灯ポール21
と、この照明灯ポール21に支持される照明灯22とを
備える。また、この照明機20には、図2に示すよう
に、機能上、無線タグ40からの車両V1に関する信号
を元に照明灯22の電源のON/OFFや減光等を制御
するマイクロコンピュータ等のコントロールユニットで
構成される制御部(本発明の照明制御手段の要部を成
す)23が装備される。この制御部23にはタイマ24
が内蔵される。
【0027】サービスマーカ30は、図1に示すように
道路R1上の照明機2による照明対象領域A1よりも車
両進行方向D1手前側の所定位置でその道路横断方向に
沿って設置される。このサービスマーカ30は、図2に
示すようにその設置位置を通過する車両V1に搭載され
た車載装置10が受信可能な所定周波f1の電波を送信
する送信部31とその通信アンテナ32を有する。ここ
での所定周波f1の電波には、サービスマーカ30毎に
その存在(位置)を示す信号(各種の制御情報やサービ
ス情報を含む)が含まれる。
道路R1上の照明機2による照明対象領域A1よりも車
両進行方向D1手前側の所定位置でその道路横断方向に
沿って設置される。このサービスマーカ30は、図2に
示すようにその設置位置を通過する車両V1に搭載され
た車載装置10が受信可能な所定周波f1の電波を送信
する送信部31とその通信アンテナ32を有する。ここ
での所定周波f1の電波には、サービスマーカ30毎に
その存在(位置)を示す信号(各種の制御情報やサービ
ス情報を含む)が含まれる。
【0028】無線タグ40は、図1に示すようにサービ
スマーカ30付近の道路R1脇の適宜位置(例えばサー
ビスマーカ30から10m前後の場所)に設置された無
線タグ用ポール(無線タグ設置部)41により支持され
る。あるいは、サービスマーカ30と同様に地中に埋設
されても良い。この無線タグ40は、図2に示すように
車両V1の車載装置10との間で通信可能な受信部42
及びその通信アンテナ43と、受信部42により受信さ
れた電波に相当する電気信号を処理しその処理信号を照
明機10の制御部23に指示する処理部44とを内蔵す
る。
スマーカ30付近の道路R1脇の適宜位置(例えばサー
ビスマーカ30から10m前後の場所)に設置された無
線タグ用ポール(無線タグ設置部)41により支持され
る。あるいは、サービスマーカ30と同様に地中に埋設
されても良い。この無線タグ40は、図2に示すように
車両V1の車載装置10との間で通信可能な受信部42
及びその通信アンテナ43と、受信部42により受信さ
れた電波に相当する電気信号を処理しその処理信号を照
明機10の制御部23に指示する処理部44とを内蔵す
る。
【0029】ここで、本実施形態の動作例を図3及び図
4を元に説明する。
4を元に説明する。
【0030】図3は、車両V1側の車載装置10の処理
例を、図4は、道路R1側の道路照明システム1の処理
例をそれぞれ説明するものである。
例を、図4は、道路R1側の道路照明システム1の処理
例をそれぞれ説明するものである。
【0031】図3において、車両V1の車載装置10
は、その処理部12により、サービスマーカ30からの
電波をマーカセンサ11にて受信したか否かを判断する
(ステップSt1)。このとき、道路R1上のサービス
マーカ30上を通過する車両V1が存在しない場合は、
上記処理(ステップSt1)でNOと判断され、同処理
が繰り返し実行される。この状態では、路車間通信装置
13から無線タグ40への電波送信は行われない。
は、その処理部12により、サービスマーカ30からの
電波をマーカセンサ11にて受信したか否かを判断する
(ステップSt1)。このとき、道路R1上のサービス
マーカ30上を通過する車両V1が存在しない場合は、
上記処理(ステップSt1)でNOと判断され、同処理
が繰り返し実行される。この状態では、路車間通信装置
13から無線タグ40への電波送信は行われない。
【0032】この場合、照明機1側では、図4に示す制
御部23の処理(ステップSt11)により、NO(車
両V1から無線タグ40への電波送信なし)と判断さ
れ、同処理が繰り返し実行される。従って、照明灯22
の電源はOFFの状態に維持され、その道路照明は消灯
したままである。
御部23の処理(ステップSt11)により、NO(車
両V1から無線タグ40への電波送信なし)と判断さ
れ、同処理が繰り返し実行される。従って、照明灯22
の電源はOFFの状態に維持され、その道路照明は消灯
したままである。
【0033】次いで、道路R1の車両進行方向D1に進
行してくる車両V1がサービスマーカ30上を通過する
と、その車両V1の車載装置1は、上記処理(ステップ
St1)でYESと判断され、次段以降の処理に移行す
る。
行してくる車両V1がサービスマーカ30上を通過する
と、その車両V1の車載装置1は、上記処理(ステップ
St1)でYESと判断され、次段以降の処理に移行す
る。
【0034】すなわち、車載装置11は、その処理部1
2により、マーカセンサ11からの電波に含まれる情報
(制御情報、サービス情報等)を入力し(ステップSt
2)、その入力した情報を元にこれに対応するサービス
種類(本実施形態では道路照明サービス)を識別し(ス
テップSt3)、その識別したサービス種類に応じて予
め設定された制御信号を路車間通信装置13に送り、そ
の処理により所定周波f2の電波に変換(変調)して所
定期間中、送信させる(ステップSt4)。
2により、マーカセンサ11からの電波に含まれる情報
(制御情報、サービス情報等)を入力し(ステップSt
2)、その入力した情報を元にこれに対応するサービス
種類(本実施形態では道路照明サービス)を識別し(ス
テップSt3)、その識別したサービス種類に応じて予
め設定された制御信号を路車間通信装置13に送り、そ
の処理により所定周波f2の電波に変換(変調)して所
定期間中、送信させる(ステップSt4)。
【0035】このように車両V1の路車間通信装置13
から送信される電波は、無線タグ40にて受信され、そ
の無線タグ40の処理部44にて処理され、照明機20
に送られる。その結果、照明機20は、その制御部23
により、図4に示す処理(ステップSt11)にてYE
S(無線タグ40経由で車両V1からの電波受信あり)
と判断され、次段以降の処理に移行する。
から送信される電波は、無線タグ40にて受信され、そ
の無線タグ40の処理部44にて処理され、照明機20
に送られる。その結果、照明機20は、その制御部23
により、図4に示す処理(ステップSt11)にてYE
S(無線タグ40経由で車両V1からの電波受信あり)
と判断され、次段以降の処理に移行する。
【0036】すなわち、照明機20は、その制御部23
により、照明灯20の電源をOFFからONの状態に切
り替え、道路照明を点灯させると共に同時にタイマ24
をセットする(ステップSt12)。この処理は、新た
な車両V1からの電波を無線タグ40で受信する度に更
新される。例えば、渋滞時にはより短い時間間隔で新た
な車両V1から無線タグ40に信号が送られてくるの
で、照明灯20の電源はONの状態が維持され、その道
路照明は点灯したままとなる。
により、照明灯20の電源をOFFからONの状態に切
り替え、道路照明を点灯させると共に同時にタイマ24
をセットする(ステップSt12)。この処理は、新た
な車両V1からの電波を無線タグ40で受信する度に更
新される。例えば、渋滞時にはより短い時間間隔で新た
な車両V1から無線タグ40に信号が送られてくるの
で、照明灯20の電源はONの状態が維持され、その道
路照明は点灯したままとなる。
【0037】そして、新たな車両V1からの電波を無線
タグ40で受信しないまま、タイマ24のセットから所
定時間(例えば、車両が照明対象領域A1を通過するの
に10分間)が経過した場合、照明機20は、その制御
部23により、照明灯20の電源をONからOFFの状
態に切り替え、道路照明を消灯させる(ステップSt1
3、St14)。
タグ40で受信しないまま、タイマ24のセットから所
定時間(例えば、車両が照明対象領域A1を通過するの
に10分間)が経過した場合、照明機20は、その制御
部23により、照明灯20の電源をONからOFFの状
態に切り替え、道路照明を消灯させる(ステップSt1
3、St14)。
【0038】従って、本例によれば、車両の有無に応じ
て、車両が走行していない時に道路照明が消灯され、車
両が走行している時のみ道路照明が点灯されるようにな
り、従来方式の常時点灯の場合と比べると、道路照明に
おける電力の効率化をより有効に図ることができる。ま
た、無線タグを用いたため、通常の通信装置に比べ送信
電力を低減できると共に、遠距離通信の場合に比べ混信
等の発生を回避できるといった利点もある。
て、車両が走行していない時に道路照明が消灯され、車
両が走行している時のみ道路照明が点灯されるようにな
り、従来方式の常時点灯の場合と比べると、道路照明に
おける電力の効率化をより有効に図ることができる。ま
た、無線タグを用いたため、通常の通信装置に比べ送信
電力を低減できると共に、遠距離通信の場合に比べ混信
等の発生を回避できるといった利点もある。
【0039】なお、本例では、車両が走行していない時
に道路照明を消灯する例を説明したが、その他の例とし
て車両が走行していない時に道路照明を減光する場合で
も上記と同様の効果が得られる。
に道路照明を消灯する例を説明したが、その他の例とし
て車両が走行していない時に道路照明を減光する場合で
も上記と同様の効果が得られる。
【0040】また、本例では、車両検知手段の構成要素
として電波を送信可能なサービスマーカを例示してある
が、これ以外に磁気信号を発する磁気マーカを用いるこ
とも可能である。この場合には車載装置のマーカセンサ
として磁気マーカからの磁気信号を検知する磁気センサ
を用いることが可能である。
として電波を送信可能なサービスマーカを例示してある
が、これ以外に磁気信号を発する磁気マーカを用いるこ
とも可能である。この場合には車載装置のマーカセンサ
として磁気マーカからの磁気信号を検知する磁気センサ
を用いることが可能である。
【0041】また、本例では、車両検知手段の構成要素
としてサービスマーカ及び無線タグの組み合わせを用い
てあるが、本発明は必ずしもこれに限らず、照明対象領
域内に進行しようとする車両を検知可能なものであれ
ば、いずれの構成も適用可能である。
としてサービスマーカ及び無線タグの組み合わせを用い
てあるが、本発明は必ずしもこれに限らず、照明対象領
域内に進行しようとする車両を検知可能なものであれ
ば、いずれの構成も適用可能である。
【0042】また、本例では、照明機が1つの場合を例
示してあるが、照明機が複数設置される場合も、もちろ
ん適用可能である。この場合には、例えば無線タグから
の信号を道路照明全般を管理するセンター側のサーバ等
の制御部(処理部)に送り、ここでの制御部による処理
により、メモリ上の固定データ(テーブル)として予め
設定された無線タグと複数の照明機との対応関係と無線
タグからの信号とを元に、車両が走行しようとする領域
の照明機を選別し、その選別した照明機の制御部に対し
上記と同様に照明灯の電源ON/OFF制御を実行す
る。これにより、この場合でも上記と同様の効果が得ら
れる。
示してあるが、照明機が複数設置される場合も、もちろ
ん適用可能である。この場合には、例えば無線タグから
の信号を道路照明全般を管理するセンター側のサーバ等
の制御部(処理部)に送り、ここでの制御部による処理
により、メモリ上の固定データ(テーブル)として予め
設定された無線タグと複数の照明機との対応関係と無線
タグからの信号とを元に、車両が走行しようとする領域
の照明機を選別し、その選別した照明機の制御部に対し
上記と同様に照明灯の電源ON/OFF制御を実行す
る。これにより、この場合でも上記と同様の効果が得ら
れる。
【0043】(第2実施例)図5は、第2実施例に係る
道路照明システムの概要を、図6は、そのシステム構成
例をそれぞれ説明するものである。なお、上記の第1実
施例と同一又は実質的に同等の構成要素については、同
一又は同等の符号を付しその説明を簡略又は省略する。
道路照明システムの概要を、図6は、そのシステム構成
例をそれぞれ説明するものである。なお、上記の第1実
施例と同一又は実質的に同等の構成要素については、同
一又は同等の符号を付しその説明を簡略又は省略する。
【0044】図5において、道路照明システム1は、上
記と同様の照明機20(図6の例では複数(n個)の照
明機20…20(照明機1、照明機2、…、照明機
n))のほか、車両V1の走行する道路R1上の状況を
監視する本発明の障害物検知手段及び突発事象検知手段
を構成するセンサシステム50と、このセンサシステム
50からの処理信号を元に照明機20の道路照明を制御
/管理する本発明の照明制御手段の一部を構成するセン
ター側のセンター統合処理部60とを含む。
記と同様の照明機20(図6の例では複数(n個)の照
明機20…20(照明機1、照明機2、…、照明機
n))のほか、車両V1の走行する道路R1上の状況を
監視する本発明の障害物検知手段及び突発事象検知手段
を構成するセンサシステム50と、このセンサシステム
50からの処理信号を元に照明機20の道路照明を制御
/管理する本発明の照明制御手段の一部を構成するセン
ター側のセンター統合処理部60とを含む。
【0045】センサシステム50は、図1及び図2に示
すように道路R1脇の適宜位置に設置される所定高さの
カメラ用ポール(カメラ設置部)51と、このカメラ用
ポール51に支持されるカメラ(可視カメラ、赤外線カ
メラの少なくとも一方を含む)52と、このカメラ52
からの画像信号を検出する検出部53と、この検出部5
3により検出された信号を元に予め設定された障害物の
画像認識等の所定の画像処理アルゴリズムを実行し、こ
れにより道路R1上に存在する歩行者、自転車、自動車
等の障害物(対象物)OB1を画像認識し、その画像認
識結果に関する情報(障害物の位置、発生時刻、障害物
の種別などを含む)をセンター統合処理部60に通知す
る処理部54とを備える。
すように道路R1脇の適宜位置に設置される所定高さの
カメラ用ポール(カメラ設置部)51と、このカメラ用
ポール51に支持されるカメラ(可視カメラ、赤外線カ
メラの少なくとも一方を含む)52と、このカメラ52
からの画像信号を検出する検出部53と、この検出部5
3により検出された信号を元に予め設定された障害物の
画像認識等の所定の画像処理アルゴリズムを実行し、こ
れにより道路R1上に存在する歩行者、自転車、自動車
等の障害物(対象物)OB1を画像認識し、その画像認
識結果に関する情報(障害物の位置、発生時刻、障害物
の種別などを含む)をセンター統合処理部60に通知す
る処理部54とを備える。
【0046】センター統合処理部60は、例えばセンサ
システム50及び照明機20に所定の通信回線(専用
線、公衆回線等)に接続されたサーバとして機能する1
台又は複数台のコンピュータマシンで構成され、そのコ
ンピュータによる予め設定されたプログラムの実行によ
り、センサシステム50の処理部54からの障害物の画
像認識結果に関する情報を図示しない通信回線経由で取
り込み、その信号を元に障害物の位置に対応する照明機
20を例えば図示しないメモリ上に予め設定されたカメ
ラ52/照明機20の対応テーブルを参照する方式を用
いて選別し、その照明機20に対し照明灯22の電源O
N/OFF制御に関する制御信号を通信回線経由で送る
ようになっている。
システム50及び照明機20に所定の通信回線(専用
線、公衆回線等)に接続されたサーバとして機能する1
台又は複数台のコンピュータマシンで構成され、そのコ
ンピュータによる予め設定されたプログラムの実行によ
り、センサシステム50の処理部54からの障害物の画
像認識結果に関する情報を図示しない通信回線経由で取
り込み、その信号を元に障害物の位置に対応する照明機
20を例えば図示しないメモリ上に予め設定されたカメ
ラ52/照明機20の対応テーブルを参照する方式を用
いて選別し、その照明機20に対し照明灯22の電源O
N/OFF制御に関する制御信号を通信回線経由で送る
ようになっている。
【0047】ここで、本例の動作例を説明する。まず、
センサシステム50の処理により、道路脇のカメラ52
で撮像される画像を元に道路上の歩行者、自転車、自動
車等の障害物OB1が画像認識される。この画像認識に
より、障害物OB1が存在すると判断されると、その障
害物OB1の種別、存在位置、その発生時刻、を含む画
像認識結果に関する情報がセンター統合処理部60に送
られる。
センサシステム50の処理により、道路脇のカメラ52
で撮像される画像を元に道路上の歩行者、自転車、自動
車等の障害物OB1が画像認識される。この画像認識に
より、障害物OB1が存在すると判断されると、その障
害物OB1の種別、存在位置、その発生時刻、を含む画
像認識結果に関する情報がセンター統合処理部60に送
られる。
【0048】これに応答して、センター統合処理部60
では、その情報を元に障害物OB1の位置付近に設置さ
れた照明機20を同定し、この照明機20に対しその照
明灯23の電源ON/OFF等の照明制御に関する信号
を通信回線経由で送る。
では、その情報を元に障害物OB1の位置付近に設置さ
れた照明機20を同定し、この照明機20に対しその照
明灯23の電源ON/OFF等の照明制御に関する信号
を通信回線経由で送る。
【0049】これにより、照明機20は、その制御部2
3(本発明の照明制御手段の一部を構成)の処理によ
り、その信号を元に必要に応じて照明灯23の電源をO
Nの状態にしたり、その照明方向を障害物OB1側に調
整してその障害物OB1の場所をスポット的に照らすよ
うに照明条件を制御したりする(図5中の照明対象領域
A1参照)。
3(本発明の照明制御手段の一部を構成)の処理によ
り、その信号を元に必要に応じて照明灯23の電源をO
Nの状態にしたり、その照明方向を障害物OB1側に調
整してその障害物OB1の場所をスポット的に照らすよ
うに照明条件を制御したりする(図5中の照明対象領域
A1参照)。
【0050】従って、本例によれば、道路脇のカメラに
よって、障害物が存在する場所を検知し、その場所を照
明で照らすことができ、これにより、車両のドライバー
が対象物を発見するまでの時間を短縮でき、このような
障害物による交通事故等の不都合な事態を未然に防いだ
りその発生頻度を低くすることができる。
よって、障害物が存在する場所を検知し、その場所を照
明で照らすことができ、これにより、車両のドライバー
が対象物を発見するまでの時間を短縮でき、このような
障害物による交通事故等の不都合な事態を未然に防いだ
りその発生頻度を低くすることができる。
【0051】なお、本例では、障害物の場所をスポット
的に照明する例を説明してあるが、道路上で実際に交通
事故や災害等のアクシデント(突発事象)が発生した場
合の応用例を図7に示す。
的に照明する例を説明してあるが、道路上で実際に交通
事故や災害等のアクシデント(突発事象)が発生した場
合の応用例を図7に示す。
【0052】図7に示す道路照明システム1において
は、前述と同等のセンサシステム50により、そのカメ
ラで得られる画像から実際のアクシデントの状況を認識
し、その情報をセンター統合処理部60に通知し、その
センター統合処理部60により、その情報を元に道路上
のアクシデントが起きた位置から手前側に所定距離分
(例えば100m)の間に設置された複数の照明機20
…20の照明の色を例えば白色系から赤色系等に変化さ
せたり、点滅させたりすることで、その旨(アクシデン
ト発生)を車両V1のドライバーの通知する。
は、前述と同等のセンサシステム50により、そのカメ
ラで得られる画像から実際のアクシデントの状況を認識
し、その情報をセンター統合処理部60に通知し、その
センター統合処理部60により、その情報を元に道路上
のアクシデントが起きた位置から手前側に所定距離分
(例えば100m)の間に設置された複数の照明機20
…20の照明の色を例えば白色系から赤色系等に変化さ
せたり、点滅させたりすることで、その旨(アクシデン
ト発生)を車両V1のドライバーの通知する。
【0053】これにより、夜間の照明が暗かったり見通
し不良な場所であっても、道路上のアクシデントによる
危険を容易に察知できることから、歩行者やドライバー
のより一層の安全を確保できる。
し不良な場所であっても、道路上のアクシデントによる
危険を容易に察知できることから、歩行者やドライバー
のより一層の安全を確保できる。
【0054】なお、本例では、道路上の障害物やアクシ
デントの状況を検知するセンサシステムとしてカメラを
用いてあるが、本発明は必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、例えばミリ波レーダ等を適用したり、携帯端
末からの電波を検出する事によって障害物を検出したり
することも可能である。
デントの状況を検知するセンサシステムとしてカメラを
用いてあるが、本発明は必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、例えばミリ波レーダ等を適用したり、携帯端
末からの電波を検出する事によって障害物を検出したり
することも可能である。
【0055】なお、本発明は、上記の第1及び第2実施
例の構成のほか、本発明の趣旨に逸脱しない範囲内で種
々に変形して実施することが可能であることは言うまで
もない。
例の構成のほか、本発明の趣旨に逸脱しない範囲内で種
々に変形して実施することが可能であることは言うまで
もない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交通量に応じて照明機の照明を制御してその電力の効率
性を図ることができる道路照明システムを提供できる。
また、本発明によれば、道路上の歩行者や自転車等の障
害物に応じて照明機の照明を制御してその発見を容易に
できる道路照明システムを提供できる。さらに、本発明
によれば、道路上の交通事故や災害等の状況に応じて照
明機の照明を制御してその危険を容易に察知できる道路
照明システムを提供できる。
交通量に応じて照明機の照明を制御してその電力の効率
性を図ることができる道路照明システムを提供できる。
また、本発明によれば、道路上の歩行者や自転車等の障
害物に応じて照明機の照明を制御してその発見を容易に
できる道路照明システムを提供できる。さらに、本発明
によれば、道路上の交通事故や災害等の状況に応じて照
明機の照明を制御してその危険を容易に察知できる道路
照明システムを提供できる。
【図1】本発明に係る道路照明システムの第1実施例の
概要を説明する図。
概要を説明する図。
【図2】本発明の係る道路照明システムの第1実施例の
全体構成を示す概略ブロック図。
全体構成を示す概略ブロック図。
【図3】車載装置の処理例を説明する概略フローチャー
ト。
ト。
【図4】道路照明システムの処理例を説明する概略フロ
ーチャート。
ーチャート。
【図5】本発明に係る道路照明システムの第2実施例の
概要を説明する図。
概要を説明する図。
【図6】本発明に係る道路照明システムの第2実施例の
全体構成を示す概略ブロック図。
全体構成を示す概略ブロック図。
【図7】アクシデント発生の場合の概要を説明する図。
1 道路照明システム 10 車載装置 11 マーカセンサ 11a アンテナ(マーカセンサ用) 12 処理部(車載装置用) 13 路車間通信装置 14 通信アンテナ(路車間通信装置用) 20 照明機 21 照明灯ポール 22 照明灯 23 制御部 24 タイマ 30 サービスマーカ 31 送信部 32 アンテナ(サービスマーカ用) 40 無線タグ 41 無線タグ用ポール 42 受信部 43 通信アンテナ(無線タグ用) 44 処理部(無線タグ用) 50 センサシステム 51 カメラ用ポール 52 カメラ 53 検出部 54 処理部(センサシステム用) 60 センター統合処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K073 AA16 AA83 BA24 BA25 BA38 CB06 CE16 CF14 CG06 CG15 CG21 CH23 CJ00 CJ11 CJ19 CJ22 5H180 AA01 BB05 BB15 CC02 CC04 CC12 CC14 CC17 EE02 EE11
Claims (5)
- 【請求項1】 道路上を照明する照明機を有する道路照
明システムにおいて、 前記道路上の対象物を検知する対象物検知手段と、 前記対象物検知手段により前記対象物が検知されたとき
に前記対象物の状況に応じて前記照明機の照明を可変で
制御する照明制御手段とを備えたことを特徴とする道路
照明システム。 - 【請求項2】 道路上を照明する照明機を有する道路照
明システムにおいて、 前記道路上の所定領域内に進行しようとする車両を検知
する車両検知手段と、 前記車両検知手段により前記車両が検知されるまでは前
記照明機の照明を減光又は消灯し且つ前記車両が検知さ
れたときに前記照明機の照明を所定時間点灯するように
制御する照明制御手段とを備えたことを特徴とする道路
照明システム。 - 【請求項3】 前記車両検知手段は、前記道路上の所定
領域内に進行しようとする車両が通過可能な位置に設け
られたマーカと、このマーカ上を通過する車両からその
通過時に無線で送られてくる信号を受信する無線タグと
を備え、 前記照明制御手段は、前記無線タグにより前記車両から
の信号が受信されるまでは前記照明機の照明を減光又は
消灯し且つ前記車両からの信号が受信されたときに前記
照明機の照明を所定時間点灯するように制御する手段で
あることを特徴とする請求項2記載の道路照明システ
ム。 - 【請求項4】 道路上を照明する照明機を有する道路照
明システムにおいて、 前記道路上の障害物を検知する障害物検知手段と、 前記障害物検知手段により前記障害物が検知されたとき
に前記障害物の場所をスポット的に照らすように前記照
明機の照明を制御する照明制御手段とを備えたことを特
徴とする道路照明システム。 - 【請求項5】 道路上を照明する照明機を有する道路照
明システムにおいて、 前記道路上の所定の突発事象を検知する突発事象検知手
段と、 前記突発事象検知手段により前記突発事象が検知された
ときに前記道路上の突発事象の発生場所から所定距離の
道路区間内で前記照明機の照明を変化させる照明制御手
段とを備えたことを特徴とする道路照明システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104937A JP2002305088A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 道路照明システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104937A JP2002305088A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 道路照明システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002305088A true JP2002305088A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18957720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001104937A Pending JP2002305088A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 道路照明システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002305088A (ja) |
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-
2001
- 2001-04-03 JP JP2001104937A patent/JP2002305088A/ja active Pending
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RU2713925C2 (ru) * | 2015-02-05 | 2020-02-11 | Филипс Лайтинг Холдинг Б.В. | Дорожное освещение |
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