JP2002304483A - 駐車スペースの空き時間売買支援システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および駐車スペースの空き時間売買支援装置 - Google Patents

駐車スペースの空き時間売買支援システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および駐車スペースの空き時間売買支援装置

Info

Publication number
JP2002304483A
JP2002304483A JP2001108969A JP2001108969A JP2002304483A JP 2002304483 A JP2002304483 A JP 2002304483A JP 2001108969 A JP2001108969 A JP 2001108969A JP 2001108969 A JP2001108969 A JP 2001108969A JP 2002304483 A JP2002304483 A JP 2002304483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking space
data
user
provider
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001108969A
Other languages
English (en)
Inventor
Tateo Kobayashi
建雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BIKEN BIRU SERVICE KK
Original Assignee
BIKEN BIRU SERVICE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BIKEN BIRU SERVICE KK filed Critical BIKEN BIRU SERVICE KK
Priority to JP2001108969A priority Critical patent/JP2002304483A/ja
Publication of JP2002304483A publication Critical patent/JP2002304483A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】提供者側には駐車スペースの空き時間を有効活
用させることができ、利用者側には駐車スペースを安価
に利用させることができる駐車スペースの空き時間売買
支援技術を提供する。 【解決手段】ウェブサイトとしてコンピュータ上で動作
しうるシステム10であって、駐車スペースに関する駐
車スペースデータを格納して管理する駐車スペースデー
タベースDB1と、前記駐車スペースデータに関連付けら
れ、駐車スペースの空き時間に関する空き時間データを
格納して管理する空き時間データベースDB2と、利用者
端末から駐車スペースの空き時間検索要求があると、利
用者の検索条件に合致する空き時間データおよび駐車ス
ペースデータを、前記空き時間データベースDB2および
駐車スペースデータベースDB1から検索し、その検索結
果を利用者端末に表示する空き時間検索手段23を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車スペースの空
き時間売買支援技術に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車場などの駐車スペースを売買する場
合、1ヶ月単位で貸し借りするのが慣習である。最近で
は、時間貸営業の有料駐車場があり、これは30分や1
時間といった短時間単位で借りることができるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の駐車
スペースの売買には、以下の(i)〜(iv)に示す問題があ
る。 (i) 駐車スペースを利用者が提供者から借りる場合、利
用者側の立場から云えば、最低でも1ヶ月分の料金を提
供者に支払う必要があり、利用料金が高額になる。しか
し、高額な料金設定では、この料金を支払っても当該駐
車スペースを利用したいと考える利用者は減少する。 (ii)逆に、提供者側の立場から云えば、常に駐車スペー
スを利用者に利用してもらい全ての駐車スペースに関す
る利用料金を徴収したいと希望する。しかし、余ってい
る駐車スペースがあれば、収入は少々減ってもよいか
ら、当該駐車スペースを運用して有効活用したいと希望
する提供者は増加する。 (iii) 駐車スペースには、常に、24時間ずっと自動車
等が駐車されているわけではないので、自分の駐車スペ
ースを空いている時間帯だけ他人に利用させれば利用料
金を徴収することができる。例えば甲は、A地区の駐車
スペースを所有しているが自家用車を通勤のために使用
しているので、朝8時〜夕方18時の間は、駐車スペー
スが空いているというわけである。しかし、駐車スペー
スの提供者にとって空いている時間帯や駐車可能な車種
等の条件に合致する利用者を探すのは困難である。逆
に、利用者にとっても、所望の条件を満足する空き時間
の駐車スペースを探し出すのは困難である。 (iv) 時間貸営業の有料駐車場は、限られた場所にしか
ないことから、利用する有料駐車場から目的地までが離
れていることが多く、目的地までわざわざ歩いていかな
ければならないといった不便さがある。また、駐車場に
行ってみないと、駐車スペースに空きがあるかどうか分
からず、不便である。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、提供者側には
駐車スペースの空き時間を有効活用させることができ、
利用者側には駐車スペースを安価に利用させることがで
きる駐車スペースの空き時間売買支援技術を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の駐車スペース
の空き時間売買支援システムは、ウェブサイトとしてコ
ンピュータ上で動作しうるシステムであって、駐車スペ
ースに関する駐車スペースデータを格納して管理する駐
車スペースデータベースと、前記駐車スペースデータに
関連付けられ、駐車スペースの空き時間に関する空き時
間データを格納して管理する空き時間データベースと、
利用者端末から駐車スペースの空き時間検索要求がある
と、利用者の検索条件に合致する空き時間データおよび
駐車スペースデータを、前記空き時間データベースおよ
び駐車スペースデータベースから検索し、その検索結果
を利用者端末に表示する検索手段を備えたことを特徴と
する。請求項2の駐車スペースの空き時間売買支援シス
テムは、請求項1記載の発明において、利用者端末から
利用者の取引要求があると、当該利用者の利用者データ
に取引する駐車スペースデータを関連付けて、取引デー
タを取引データベースに格納する取引登録手段を備えた
ことを特徴とする。請求項3の駐車スペースの空き時間
売買支援システムは、請求項1または2記載の発明にお
いて、利用者端末から地図作成要求があると、その駐車
スペースの所在地の地図データを駐車スペースデータに
関連付けて作成する地図自動作成手段を備えたことを特
徴とする。請求項4のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、請求項1、2または3記載の駐車スペースの空
き時間売買支援システムが格納されたことを特徴とす
る。請求項5の駐車スペースの空き時間売買支援装置
は、コンピュータであって、請求項4記載のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を備えたことを特徴とする。
本発明でいうウェブサイトとは、パソコンからアクセス
可能なものだけでなく、例えばPHSや携帯電話、IMT-200
0といわれる第三世代移動通信システムに対応した新た
な携帯電話など種々の通信端末から可能なウェブサイト
をいう。
【0006】請求項1の発明によれば、利用者端末から
駐車スペース空き時間の検索要求があると、検索手段に
よって、利用者の検索条件に合致する空き時間データお
よび駐車スペースデータが、前記空き時間データベース
および駐車スペースデータベースから検索され、その検
索結果が利用者端末に表示される。このため、提供者は
買い手のつかなかった駐車スペースで利益をあげること
ができ、利用者は時間単位で駐車スペースを使用するこ
とができる。よって、提供者側には駐車スペースの空き
時間を有効活用させることができ、利用者側には駐車ス
ペースを安価に利用させることができる。請求項2の発
明によれば、利用者端末から取引要求がある毎に、取引
登録手段によって取引データベースに取引データとして
利用者データ、駐車スペースデータ、空き時間データと
して格納される。請求項3の発明によれば、地図自動作
成手段によって、駐車スペースの所在地の地図データを
駐車スペースデータに関連付けて作成されることができ
る。請求項4の発明によれば、駐車スペースの空き時間
売買支援システムをコンピュータで動作させることがで
きる。請求項5の発明によれば、駐車スペースの空き時
間売買支援システムを動作させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本実施形態の駐車スペースの
空き時間売買支援装置1のネットワーク構成図である。
同図に示すように、本実施形態の駐車スペースの空き時
間売買支援装置1は、コンピュータであり、これに内蔵
されたハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体には、駐車スペースの空き時間売買支援システ
ム10が記録されている。この駐車スペースの空き時間
売買支援システム10およびこれが記録されたコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は、いずれも駐車スペース
の空き時間売買支援装置1と同様に本発明の一実施形態
である。
【0008】なお、駐車スペースの空き時間売買支援シ
ステム10を動作させるOSは、UNIX(登録商標)
やLINUX 、Windows (登録商標)Me/200
0/98/NT等、特に限定はない。また、駐車スペー
スの空き時間売買支援システム10を記述するプログラ
ミング言語は、HTML、XML、Perl、C、HDML、JAVA
(登録商標)等、特に限定はない。さらに、インタフェ
ースは、CGI (Common Gateway Interface)、SSI (Se
rver Side Include)、マイクロソフト社製の(商品
名)ASP (Active Server Pages)など所望の技術を採
用すればよい。
【0009】さて、本発明で特に重要な駐車スペースの
空き時間売買支援システム10を説明する。図2は駐車
スペースの空き時間売買支援システム10のシステム構
成図である。同図に示すように、駐車スペース空き時間
売買支援システム10は、Webサイトとしてコンピュー
タで動作しうるシステムであって、マイクロソフト社製
の(商品名)インターネットエクスプローラやネットス
ケープ社製の(商品名)ネットスケープナビゲーター等
のWWWブラウザを備えたコンピュータや携帯電話、PH
S、ゲーム機等の通信端末からアクセス可能なものであ
る。この駐車スペースの空き時間売買支援システム10
は、データベースとして、提供者DB1、駐車スペースDB
2、空き時間DB3、利用者DB4および取引DB5を備えてい
る。また、駐車スペースの空き時間売買支援システム1
0は、入力や表示のためのウェブページW1〜W8、データ
処理のための処理プログラム11〜15、21〜26を
備えているが、これらについては後述する。
【0010】前記提供者DB1、駐車スペースDB2、空き時
間DB3、利用者DB4および取引DB5は、いずれもデータベ
ースであるから、それぞれのデータベースについて、デ
ータの追加、削除、参照、修正等のデータアクセス手段
が備わっているのは、云うまでもない。
【0011】まず、データベースDB1 〜DB5 を詳細に説
明する。提供者DB1は、主キーが提供者IDであり、提
供者ID毎に提供者データを格納して管理するデータベ
ースである。提供者データとしては、氏名、住所、電
話、メールアドレス、携帯電話、携帯メールアドレス、
銀行名、口座番号等を格納しておけばよい。なお、主キ
ーとは、そのデータベースに格納されるレコードを特定
するためのキーである。また、外部キーとは、他のデー
タベースに格納されるレコードを特定するためのキーで
ある。
【0012】駐車スペースDB2は、主キーが駐車スペー
スIDで、外部キーが提供者IDであり、提供者ID
毎、駐車スペースID毎に、駐車スペースデータを格納
して管理するデータベースである。駐車スペースデータ
としては、駐車スペース所在地、駐車可能車種、地図フ
ァイル名等を格納しておけばよい。この駐車スペースDB
2の提供者IDと提供者DB1の提供者IDとの間には、リ
レーションが張られている。このため、駐車スペースDB
2の提供者IDから提供者DB1の提供者データを検索する
ことができる。
【0013】空き時間DB3は、主キーが空き時間ID
で、外部キーが駐車スペースIDであり、駐車スペース
ID毎、空き時間ID毎に、空き時間データを格納して
管理するデータベースである。空き時間データとして
は、年月日、空き時間帯等を格納しておけばよい。この
空き時間DB3の駐車スペースIDと駐車スペースDB2の駐
車スペースIDとの間には、リレーションが張られてい
る。このため、空き時間DB3の空き時間IDから駐車ス
ペースDB2の駐車スペースデータを検索することができ
る。
【0014】利用者DB4は、主キーが利用者IDであ
り、利用者ID毎に利用者データを格納して管理するデ
ータベースである。利用者データとしては、氏名、住
所、電話、メールアドレス、携帯電話、携帯メールアド
レス等を格納しておけばよい。
【0015】取引DB5は、主キーが取引IDで、外部キ
ーが利用者IDであり、利用者ID毎、取引ID毎に、
取引データを格納して管理するデータベースである。取
引データとしては、契約日時、契約金額等を格納してお
けばよい。この取引DB5の利用者IDと利用者DB4の利用
者IDとの間には、リレーションが張られている。この
ため、取引DB5の取引IDから利用者DB4の利用者データ
を検索することができる
【0016】つぎに、ウェブページW1〜W8を説明す
る。図4に示すように、メニューW1には、提供者用のエ
リアと利用者用のエリアが設けられたウェブページであ
る。提供者用のエリアには、提供者ID及びパスワード
をそれぞれ入力する入力フィールド、並びに、提供者登
録ボタンおよび駐車スペース空き時間登録ボタンが設け
られている。提供者登録ボタンをクリックすると提供者
データ入力W2にジャンプするようになっている。他方、
利用者用のエリアには、利用者ID及びパスワードをそ
れぞれ入力する入力フィールド、並びに、利用者登録ボ
タン及び駐車スペース空き時間検索ボタンが設けられて
いる。利用者登録ボタンをクリックすると、利用者デー
タ入力W3にジャンプするようになっている。
【0017】図5に示すように、提供者データ入力W2
は、提供者が、氏名、住所、電話番号、銀行口座、種
類、銀行名、携帯電話番号、返信先メールアドレス等の
提供者データを入力するためのウェブページである。OK
ボタンをクリックすると、駐車スペースデータ確認W4に
ジャンプするようになっている。
【0018】図6に示すように、利用者データ入力W3
は、利用者通が、氏名、住所、電話番号、携帯電話番
号、返信先メールアドレス等の利用者データを入力する
ためのウェブページである。
【0019】図8に示すように、駐車スペースデータ確
認W4は、提供者が駐車スペースデータおよび空き時間デ
ータを確認するためのウェブページである。提供者名、
住所および駐車可能車種等の駐車スペース情報、空き時
間および時間単価等の空き時間情報が、駐車スペースI
D毎に表示されるようになっている。新規登録ボタンを
クリックすると駐車スペースデータ入力W5にジャンプす
るようになっている。駐車スペースデータ入力W5は、図
9に示す提供者が郵便番号、都道府県、市町村、番地、
ビル名、駐車スペース名、駐車可能車種等の駐車スペー
スデータ、並びに、図10に示すような空き時間および
時間単価等の空き時間データを入力するためのウェブペ
ージである。
【0020】図12に示すように、検索条件入力W6は、
利用者が、都道府県名、市町村名、期間、曜日、日、時
間、駐車可能車種等の検索条件を入力するためのウェブ
ページである。
【0021】図13に示すように、検索結果表示W7は、
前記検索条件に応じた検索結果が表示されるウェブペー
ジである。所定のボタンをクリックすると、駐車スペー
スの地図が表示されるようになっている。
【0022】図15に示すように、取引決定W8は、利用
者が取引を決定するためのウェブページである。駐車ス
ペースを提供する提供者の提供者IDおよび提供者氏
名、駐車スペースの駐車スペースID、駐車スペース住
所、駐車可能車種および地図等が表示されている。取引
決定ボタンをクリックすると、取引処理が実行される。
上記ウェブページW1〜W8には、図2に示すように、日時
入力手段、代金送金手段、地図検索手段、表示手段、口
座確認登録手段、アラーム通知手段など、種々の手段が
備わっている。
【0023】つぎに、プログラム11〜26を説明す
る。図7に示すように、提供者データ登録手段11は、
提供者2からの提供者データ登録要求により、提供者デ
ータを提供者DB1に登録するためのプログラムである。
図11に示すように、駐車スペースデータ登録手段12
は、提供者2からの駐車スペースデータ登録要求によ
り、駐車スペースデータを駐車スペースDB2に登録する
ためのプログラムである。図2に示すように、空き時間
データ登録手段13は、提供者2からの空き時間データ
登録要求により、空き時間データを空き時間DB3に登録
するためのプログラムである。利用者データ登録手段1
4は、利用者通信端末3からの利用者データ登録要求に
より、利用者データを利用者DB4に登録するためのプロ
グラムである。取引データ登録手段15は、利用者通信
端末3からの取引データ登録要求により、取引データを
取引DB5に登録するためのプログラムである。
【0024】図示しないが、提供者ID発行通知手段2
1は、図5において提供者通信端末2が提供者データを
入力する毎に、提供者IDを発行し、これを通知するプ
ログラムである。図示しないが、地図自動作成手段22
は、図9の駐車スペースデータ入力W5において、地図作
成ボタンがクリックされると、入力された駐車スペース
の住所に基づきその住所の地図ファイルを作成するプロ
グラムである。図14に示すように、空き時間検索手段
23は、検索条件入力W6において入力された検索条件に
応じて空き時間DB3から空き時間を検索することができ
るプログラムである。図示しないが、利用者ID発行通
知手段24は、図6において利用者通信端末3が利用者
データを入力する毎に、利用者IDを発行し、これを通
知するプログラムである。図16に示すように、入金確
認手段25は、取引決定W8において取引物件の指定があ
ると、銀行4に入金があるかどうかを問い合わせるプロ
グラムである。取引成立通知手段26は、取引成立した
旨の電子メールを提供者通信端末2および利用者通信端
末3のいずれにも通知するプログラムである。
【0025】つぎに、本実施形態の駐車スペースの空き
時間売買支援装置1の作用効果を説明する。図3〜図4
に示すように、提供者2から提供者データの登録要求が
あると、提供者データ登録手段11によって、提供者デ
ータは提供者DB1に登録される。提供者2から駐車スペ
ースデータの登録要求があると、駐車スペースデータ登
録手段12によって、駐車スペースデータは駐車スペー
スDB2に登録される。提供者2から空き時間データの登
録要求があると、空き時間データ登録手段13によっ
て、空き時間データは空き時間DB3に登録される。
【0026】利用者3から利用者データの登録要求があ
ると、利用者データ登録手段14によって、利用者デー
タは利用者DB4に登録される。
【0027】利用者3から物件検索要求があると、空き
時間検索手段23によって、検索条件に合致した空き時
間データを空き時間DB3から検索し、当該空き時間デー
タに対応する駐車スペースデータを駐車スペースDB2か
ら検索し、当該駐車スペースデータに対応する提供者デ
ータを提供者DB1から検索する。そして、空き時間デー
タ、駐車スペースデータおよび提供者データを利用者3
に表示する。
【0028】利用者3から取引要求があると、入金確認
手段25によって、入金が確認され、取引データ登録手
段15によって、取引データは取引DB5に登録される。
そして、取引成立通知手段26によって、提供者2およ
び利用者3に、電子メールによって取引成立通知が通知
される。
【0029】上記のごとき、本実施形態の駐車スペース
の空き時間売買支援装置1および駐車スペースの空き時
間売買支援システム10によれば以下の効果を奏する。
第1に、利用者端末から駐車スペース空き時間の検索要
求があると、検索手段によって、利用者の検索条件に合
致する空き時間データおよび駐車スペースデータが、前
記空き時間データベースおよび駐車スペースデータベー
スから検索され、その検索結果が利用者端末に表示され
る。このため、提供者は買い手のつかなかった駐車スペ
ースで利益をあげることができ、利用者は時間単位で駐
車スペースを使用することができる。よって、提供者側
には駐車スペースの空き時間を有効活用させることがで
き、利用者側には駐車スペースを安価に利用させること
ができる。
【0030】第2に、利用者端末から取引要求がある毎
に、取引登録手段によって取引データベースに取引デー
タとして利用者データ、駐車スペースデータ、空き時間
データとして格納される。
【0031】第3に、地図自動作成手段によって、駐車
スペースの所在地の地図データを駐車スペースデータに
関連付けて作成されることができる。
【0032】したがって、本実施形態の駐車スペースの
空き時間売買支援装置1および駐車スペースの空き時間
売買支援システム10によれば、提供者側には駐車スペ
ースの空き時間を有効活用させることができ、利用者側
には駐車スペースを安価に利用させることができるとい
う効果を奏する。
【0033】この結果、目的地から近い駐車スペースを
利用することができるから、従来より近くの便利な駐車
スペースを利用することができる。また、都会等での混
み具合のひどいところでは、社会人同士のお互いの時間
の節約、車の渋滞の緩和、利用者の利便などの種々の効
果を奏する。さらに、例えば野球場やサッカーグラウン
ド等の競技場での試合観戦などによる一時的な集中時で
は、利便性を向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、利用者端末か
ら駐車スペース空き時間の検索要求があると、検索手段
によって、利用者の検索条件に合致する空き時間データ
および駐車スペースデータが、前記空き時間データベー
スおよび駐車スペースデータベースから検索され、その
検索結果が利用者端末に表示される。このため、提供者
は買い手のつかなかった駐車スペースで利益をあげるこ
とができ、利用者は時間単位で駐車スペースを使用する
ことができる。よって、提供者側には駐車スペースの空
き時間を有効活用させることができ、利用者側には駐車
スペースを安価に利用させることができる。請求項2の
発明によれば、利用者端末から取引要求がある毎に、取
引登録手段によって取引データベースに取引データとし
て利用者データ、駐車スペースデータ、空き時間データ
として格納される。請求項3の発明によれば、地図自動
作成手段によって、駐車スペースの所在地の地図データ
を駐車スペースデータに関連付けて作成されることがで
きる。請求項4の発明によれば、駐車スペースの空き時
間売買支援システムをコンピュータで動作させることが
できる。請求項5の発明によれば、駐車スペースの空き
時間売買支援システムを動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の駐車スペースの空き時間売買支援
装置1のネットワーク構成図である。
【図2】駐車スペースの空き時間売買支援システム10
のシステム構成図である。
【図3】駐車スペースの空き時間売買支援システムのフ
ローチャートである。
【図4】メニューW1である。
【図5】提供者データ入力W2である。
【図6】利用者データ入力W3である。
【図7】提供者データの登録処理および利用者データの
登録処理の事象トレース図である。
【図8】駐車スペースデータ確認W4である。
【図9】駐車スペースデータ入力W5である。
【図10】駐車スペースデータ入力W5の続きである。
【図11】駐車スペースデータの登録処理の事象トレー
ス図である。
【図12】検索条件入力W6である。
【図13】検索結果表示W7である。
【図14】検索処理の事象トレース図である。
【図15】取引決定W8である。
【図16】取引処理の事象トレース図である。
【符号の説明】
1 駐車スペースの空き時間売買支援装置 10 駐車スペースの空き時間売買支援システム 23 空き時間検索手段 DB1 提供者データベース DB2 駐車スペースデータベース DB3 空き時間データベース DB4 利用者データベース DB5 取引データベース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月9日(2002.5.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 駐車スペースの空き時間売買支援
システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体および駐車スペースの空き時間売買支援装置
【特許請求の範囲】
【請求項】利用者端末から利用者の取引要求がある
と、当該利用者の利用者データに取引する駐車スペース
データを関連付けて、取引データを取引データベースに
格納する取引登録手段を備えたことを特徴とする請求項
または2記載の駐車スペースの空き時間売買支援シス
テム。
【請求項】利用者端末から地図作成要求があると、そ
の駐車スペースの所在地の地図データを駐車スペースデ
ータに関連付けて作成する地図自動作成手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1、2または記載の駐車スペー
スの空き時間売買支援システム。
【請求項】請求項1、2、3または記載の駐車スペ
ースの空き時間売買支援システムが格納されたことを特
徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項】コンピュータであって、請求項記載のコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えたことを特徴
とする駐車スペースの空き時間売買支援装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車スペースの空
き時間売買支援技術に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車場などの駐車スペースを売買する場
合、1ヶ月単位で貸し借りするのが慣習である。最近で
は、時間貸営業の有料駐車場があり、これは30分や1
時間といった短時間単位で借りることができるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の駐車
スペースの売買には、以下の(i)〜(iv)に示す問題があ
る。 (i) 駐車スペースを利用者が提供者から借りる場合、利
用者側の立場から云えば、最低でも1ヶ月分の料金を提
供者に支払う必要があり、利用料金が高額になる。しか
し、高額な料金設定では、この料金を支払っても当該駐
車スペースを利用したいと考える利用者は減少する。 (ii)逆に、提供者側の立場から云えば、常に駐車スペー
スを利用者に利用してもらい全ての駐車スペースに関す
る利用料金を徴収したいと希望する。しかし、余ってい
る駐車スペースがあれば、収入は少々減ってもよいか
ら、当該駐車スペースを運用して有効活用したいと希望
する提供者は増加する。 (iii) 駐車スペースには、常に、24時間ずっと自動車
等が駐車されているわけではないので、自分の駐車スペ
ースを空いている時間帯だけ他人に利用させれば利用料
金を徴収することができる。例えば甲は、A地区の駐車
スペースを所有しているが自家用車を通勤のために使用
しているので、朝8時〜夕方18時の間は、駐車スペー
スが空いているというわけである。しかし、駐車スペー
スの提供者にとって空いている時間帯や駐車可能な車種
等の条件に合致する利用者を探すのは困難である。逆
に、利用者にとっても、所望の条件を満足する空き時間
の駐車スペースを探し出すのは困難である。 (iv) 時間貸営業の有料駐車場は、限られた場所にしか
ないことから、利用する有料駐車場から目的地までが離
れていることが多く、目的地までわざわざ歩いていかな
ければならないといった不便さがある。また、駐車場に
行ってみないと、駐車スペースに空きがあるかどうか分
からず、不便である。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、提供者側には
駐車スペースの空き時間を有効活用させることができ、
利用者側には駐車スペースを安価に利用させることがで
きる駐車スペースの空き時間売買支援技術を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の駐車スペース
の空き時間売買支援システムは、ウェブサイトとしてコ
ンピュータ上で動作しうるシステムであって、駐車スペ
ースに関する駐車スペースデータを格納して管理する駐
車スペースデータベースと、前記駐車スペースデータに
関連付けられ、駐車スペースの空き時間に関する空き時
間データを格納して管理する空き時間データベースと、
利用者端末から駐車スペースの空き時間検索要求がある
と、利用者の検索条件に合致する空き時間データおよび
駐車スペースデータを、前記空き時間データベースおよ
び駐車スペースデータベースから検索し、その検索結果
を利用者端末に表示する検索手段を備え、前記駐車スペ
ースデータのデータ項目として、駐車可能車種がデータ
管理されていることを特徴とする。請求項2の駐車スペ
ースの空き時間売買支援システムは、ウェブサイトとし
てコンピュータ上で動作しうるシステムであって、駐車
スペースに関する駐車スペースデータを格納して管理す
る駐車スペースデータベースと、前記駐車スペースデー
タに関連付けられ、駐車スペースの空き時間に関する空
き時間データを格納して管理する空き時間データベース
と、利用者端末から駐車スペースの空き時間検索要求が
あると、利用者の検索条件に合致する空き時間データお
よび駐車スペースデータを、前記空き時間データベース
および駐車スペースデータベースから検索し、その検索
結果を利用者端末に表示する検索手段を備え、前記空き
時間データのデータ項目として、空き時間帯と、該空き
時間帯における時間単価とがデータ管理されていること
を特徴とする。請求項の駐車スペースの空き時間売買
支援システムは、請求項1または2記載の発明におい
て、利用者端末から利用者の取引要求があると、当該利
用者の利用者データに取引する駐車スペースデータを関
連付けて、取引データを取引データベースに格納する取
引登録手段を備えたことを特徴とする。請求項の駐車
スペースの空き時間売買支援システムは、請求項1、2
または記載の発明において、利用者端末から地図作成
要求があると、その駐車スペースの所在地の地図データ
を駐車スペースデータに関連付けて作成する地図自動作
成手段を備えたことを特徴とする。請求項のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は、請求項1、2、3また
記載の駐車スペースの空き時間売買支援システムが
格納されたことを特徴とする。請求項の駐車スペース
の空き時間売買支援装置は、コンピュータであって、請
求項記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備
えたことを特徴とする。本発明でいうウェブサイトと
は、パソコンからアクセス可能なものだけでなく、例え
ばPHSや携帯電話、IMT-2000といわれる第三世代移動通
信システムに対応した新たな携帯電話など種々の通信端
末から可能なウェブサイトをいう。
【0006】請求項1の発明によれば、利用者端末から
駐車スペース空き時間の検索要求があると、検索手段に
よって、利用者の検索条件に合致する空き時間データお
よび駐車スペースデータが、前記空き時間データベース
および駐車スペースデータベースから検索され、その検
索結果が利用者端末に表示される。このため、提供者は
買い手のつかなかった駐車スペースで利益をあげること
ができ、利用者は時間単位で駐車スペースを使用するこ
とができる。よって、提供者側には駐車スペースの空き
時間を有効活用させることができ、利用者側には駐車ス
ペースを安価に利用させることができる。請求項2の発
明によれば、利用者端末から駐車スペース空き時間の検
索要求があると、検索手段によって、利用者の検索条件
に合致する空き時間データおよび駐車スペースデータ
が、前記空き時間データベースおよび駐車スペースデー
タベースから検索され、その検索結果が利用者端末に表
示される。このため、提供者は買い手のつかなかった駐
車スペースで利益をあげることができ、利用者は時間単
位で駐車スペースを使用することができる。よって、提
供者側には駐車スペースの空き時間を有効活用させるこ
とができ、利用者側には駐車スペースを安価に利用させ
ることができる。請求項の発明によれば、利用者端末
から取引要求がある毎に、取引登録手段によって取引デ
ータベースに取引データとして利用者データ、駐車スペ
ースデータ、空き時間データとして格納される。請求項
の発明によれば、地図自動作成手段によって、駐車ス
ペースの所在地の地図データを駐車スペースデータに関
連付けて作成されることができる。請求項の発明によ
れば、駐車スペースの空き時間売買支援システムをコン
ピュータで動作させることができる。請求項の発明に
よれば、駐車スペースの空き時間売買支援システムを動
作させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本実施形態の駐車スペースの
空き時間売買支援装置1のネットワーク構成図である。
同図に示すように、本実施形態の駐車スペースの空き時
間売買支援装置1は、コンピュータであり、これに内蔵
されたハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体には、駐車スペースの空き時間売買支援システ
ム10が記録されている。この駐車スペースの空き時間
売買支援システム10およびこれが記録されたコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は、いずれも駐車スペース
の空き時間売買支援装置1と同様に本発明の一実施形態
である。
【0008】なお、駐車スペースの空き時間売買支援シ
ステム10を動作させるOSは、UNIXやLINUX 、Window
s Me/2000/98/NT等、特に限定はない。また、駐車スペ
ースの空き時間売買支援システム10を記述するプログ
ラミング言語は、HTML、XML、Perl、C、HDML、JAVA
等、特に限定はない。さらに、インタフェースは、CGI
(Common Gateway Interface)、SSI (Server Side In
clude)、マイクロソフト社製の(商品名)ASP (Activ
e Server Pages)など所望の技術を採用すればよい。
【0009】さて、本発明で特に重要な駐車スペースの
空き時間売買支援システム10を説明する。図2は駐車
スペースの空き時間売買支援システム10のシステム構
成図である。同図に示すように、駐車スペース空き時間
売買支援システム10は、Webサイトとしてコンピュー
タで動作しうるシステムであって、マイクロソフト社製
の(商品名)インターネットエクスプローラやネットス
ケープ社製の(商品名)ネットスケープナビゲーター等
のWWWブラウザを備えたコンピュータや携帯電話、PH
S、ゲーム機等の通信端末からアクセス可能なものであ
る。この駐車スペースの空き時間売買支援システム10
は、データベースとして、提供者DB1、駐車スペースDB
2、空き時間DB3、利用者DB4および取引DB5を備えてい
る。また、駐車スペースの空き時間売買支援システム1
0は、入力や表示のためのウェブページW1〜W8、データ
処理のための処理プログラム11〜15、21〜26を
備えているが、これらについては後述する。
【0010】前記提供者DB1、駐車スペースDB2、空き時
間DB3、利用者DB4および取引DB5は、いずれもデータベ
ースであるから、それぞれのデータベースについて、デ
ータの追加、削除、参照、修正等のデータアクセス手段
が備わっているのは、云うまでもない。
【0011】まず、データベースDB1 〜DB5 を詳細に説
明する。提供者DB1は、主キーが提供者IDであり、提
供者ID毎に提供者データを格納して管理するデータベ
ースである。提供者データとしては、氏名、住所、電
話、メールアドレス、携帯電話、携帯メールアドレス、
銀行名、口座番号等を格納しておけばよい。なお、主キ
ーとは、そのデータベースに格納されるレコードを特定
するためのキーである。また、外部キーとは、他のデー
タベースに格納されるレコードを特定するためのキーで
ある。
【0012】駐車スペースDB2は、主キーが駐車スペー
スIDで、外部キーが提供者IDであり、提供者ID
毎、駐車スペースID毎に、駐車スペースデータを格納
して管理するデータベースである。駐車スペースデータ
としては、駐車スペース所在地、駐車可能車種、地図フ
ァイル名等を格納しておけばよい。この駐車スペースDB
2の提供者IDと提供者DB1の提供者IDとの間には、リ
レーションが張られている。このため、駐車スペースDB
2の提供者IDから提供者DB1の提供者データを検索する
ことができる。
【0013】空き時間DB3は、主キーが空き時間ID
で、外部キーが駐車スペースIDであり、駐車スペース
ID毎、空き時間ID毎に、空き時間データを格納して
管理するデータベースである。空き時間データとして
は、年月日、空き時間帯等を格納しておけばよい。この
空き時間DB3の駐車スペースIDと駐車スペースDB2の駐
車スペースIDとの間には、リレーションが張られてい
る。このため、空き時間DB3の空き時間IDから駐車ス
ペースDB2の駐車スペースデータを検索することができ
る。
【0014】利用者DB4は、主キーが利用者IDであ
り、利用者ID毎に利用者データを格納して管理するデ
ータベースである。利用者データとしては、氏名、住
所、電話、メールアドレス、携帯電話、携帯メールアド
レス等を格納しておけばよい。
【0015】取引DB5は、主キーが取引IDで、外部キ
ーが利用者IDであり、利用者ID毎、取引ID毎に、
取引データを格納して管理するデータベースである。取
引データとしては、契約日時、契約金額等を格納してお
けばよい。この取引DB5の利用者IDと利用者DB4の利用
者IDとの間には、リレーションが張られている。この
ため、取引DB5の取引IDから利用者DB4の利用者データ
を検索することができる
【0016】つぎに、ウェブページW1〜W8を説明す
る。図4に示すように、メニューW1には、提供者用のエ
リアと利用者用のエリアが設けられたウェブページであ
る。提供者用のエリアには、提供者ID及びパスワード
をそれぞれ入力する入力フィールド、並びに、提供者登
録ボタンおよび駐車スペース空き時間登録ボタンが設け
られている。提供者登録ボタンをクリックすると提供者
データ入力W2にジャンプするようになっている。他方、
利用者用のエリアには、利用者ID及びパスワードをそ
れぞれ入力する入力フィールド、並びに、利用者登録ボ
タン及び駐車スペース空き時間検索ボタンが設けられて
いる。利用者登録ボタンをクリックすると、利用者デー
タ入力W3にジャンプするようになっている。
【0017】図5に示すように、提供者データ入力W2
は、提供者が、氏名、住所、電話番号、銀行口座、種
類、銀行名、携帯電話番号、返信先メールアドレス等の
提供者データを入力するためのウェブページである。OK
ボタンをクリックすると、駐車スペースデータ確認W4に
ジャンプするようになっている。
【0018】図6に示すように、利用者データ入力W3
は、利用者通が、氏名、住所、電話番号、携帯電話番
号、返信先メールアドレス等の利用者データを入力する
ためのウェブページである。
【0019】図8に示すように、駐車スペースデータ確
認W4は、提供者が駐車スペースデータおよび空き時間デ
ータを確認するためのウェブページである。提供者名、
住所および駐車可能車種等の駐車スペース情報、空き時
間および時間単価等の空き時間情報が、駐車スペースI
D毎に表示されるようになっている。新規登録ボタンを
クリックすると駐車スペースデータ入力W5にジャンプす
るようになっている。駐車スペースデータ入力W5は、図
9に示す提供者が郵便番号、都道府県、市町村、番地、
ビル名、駐車スペース名、駐車可能車種等の駐車スペー
スデータ、並びに、図10に示すような空き時間および
時間単価等の空き時間データを入力するためのウェブペ
ージである。
【0020】図12に示すように、検索条件入力W6は、
利用者が、都道府県名、市町村名、期間、曜日、日、時
間、駐車可能車種等の検索条件を入力するためのウェブ
ページである。
【0021】図13に示すように、検索結果表示W7は、
前記検索条件に応じた検索結果が表示されるウェブペー
ジである。所定のボタンをクリックすると、駐車スペー
スの地図が表示されるようになっている。
【0022】図15に示すように、取引決定W8は、利用
者が取引を決定するためのウェブページである。駐車ス
ペースを提供する提供者の提供者IDおよび提供者氏
名、駐車スペースの駐車スペースID、駐車スペース住
所、駐車可能車種および地図等が表示されている。取引
決定ボタンをクリックすると、取引処理が実行される。
上記ウェブページW1〜W8には、図2に示すように、日時
入力手段、代金送金手段、地図検索手段、表示手段、口
座確認登録手段、アラーム通知手段など、種々の手段が
備わっている。
【0023】つぎに、プログラム11〜26を説明す
る。図7に示すように、提供者データ登録手段11は、
提供者2からの提供者データ登録要求により、提供者デ
ータを提供者DB1に登録するためのプログラムである。
図11に示すように、駐車スペースデータ登録手段12
は、提供者2からの駐車スペースデータ登録要求によ
り、駐車スペースデータを駐車スペースDB2に登録する
ためのプログラムである。図2に示すように、空き時間
データ登録手段13は、提供者2からの空き時間データ
登録要求により、空き時間データを空き時間DB3に登録
するためのプログラムである。利用者データ登録手段1
4は、利用者通信端末3からの利用者データ登録要求に
より、利用者データを利用者DB4に登録するためのプロ
グラムである。取引データ登録手段15は、利用者通信
端末3からの取引データ登録要求により、取引データを
取引DB5に登録するためのプログラムである。
【0024】図示しないが、提供者ID発行通知手段2
1は、図5において提供者通信端末2が提供者データを
入力する毎に、提供者IDを発行し、これを通知するプ
ログラムである。図示しないが、地図自動作成手段22
は、図9の駐車スペースデータ入力W5において、地図作
成ボタンがクリックされると、入力された駐車スペース
の住所に基づきその住所の地図ファイルを作成するプロ
グラムである。図14に示すように、空き時間検索手段
23は、検索条件入力W6において入力された検索条件に
応じて空き時間DB3から空き時間を検索することができ
るプログラムである。図示しないが、利用者ID発行通
知手段24は、図6において利用者通信端末3が利用者
データを入力する毎に、利用者IDを発行し、これを通
知するプログラムである。図16に示すように、入金確
認手段25は、取引決定W8において取引物件の指定があ
ると、銀行4に入金があるかどうかを問い合わせるプロ
グラムである。取引成立通知手段26は、取引成立した
旨の電子メールを提供者通信端末2および利用者通信端
末3のいずれにも通知するプログラムである。
【0025】つぎに、本実施形態の駐車スペースの空き
時間売買支援装置1の作用効果を説明する。図3〜図4
に示すように、提供者2から提供者データの登録要求が
あると、提供者データ登録手段11によって、提供者デ
ータは提供者DB1に登録される。提供者2から駐車スペ
ースデータの登録要求があると、駐車スペースデータ登
録手段12によって、駐車スペースデータは駐車スペー
スDB2に登録される。提供者2から空き時間データの登
録要求があると、空き時間データ登録手段13によっ
て、空き時間データは空き時間DB3に登録される。
【0026】利用者3から利用者データの登録要求があ
ると、利用者データ登録手段14によって、利用者デー
タは利用者DB4に登録される。
【0027】利用者3から物件検索要求があると、空き
時間検索手段23によって、検索条件に合致した空き時
間データを空き時間DB3から検索し、当該空き時間デー
タに対応する駐車スペースデータを駐車スペースDB2か
ら検索し、当該駐車スペースデータに対応する提供者デ
ータを提供者DB1から検索する。そして、空き時間デー
タ、駐車スペースデータおよび提供者データを利用者3
に表示する。
【0028】利用者3から取引要求があると、入金確認
手段25によって、入金が確認され、取引データ登録手
段15によって、取引データは取引DB5に登録される。
そして、取引成立通知手段26によって、提供者2およ
び利用者3に、電子メールによって取引成立通知が通知
される。
【0029】上記のごとき、本実施形態の駐車スペース
の空き時間売買支援装置1および駐車スペースの空き時
間売買支援システム10によれば以下の効果を奏する。
第1に、利用者端末から駐車スペース空き時間の検索要
求があると、検索手段によって、利用者の検索条件に合
致する空き時間データおよび駐車スペースデータが、前
記空き時間データベースおよび駐車スペースデータベー
スから検索され、その検索結果が利用者端末に表示され
る。このため、提供者は買い手のつかなかった駐車スペ
ースで利益をあげることができ、利用者は時間単位で駐
車スペースを使用することができる。よって、提供者側
には駐車スペースの空き時間を有効活用させることがで
き、利用者側には駐車スペースを安価に利用させること
ができる。
【0030】第2に、利用者端末から取引要求がある毎
に、取引登録手段によって取引データベースに取引デー
タとして利用者データ、駐車スペースデータ、空き時間
データとして格納される。
【0031】第3に、地図自動作成手段によって、駐車
スペースの所在地の地図データを駐車スペースデータに
関連付けて作成されることができる。
【0032】したがって、本実施形態の駐車スペースの
空き時間売買支援装置1および駐車スペースの空き時間
売買支援システム10によれば、提供者側には駐車スペ
ースの空き時間を有効活用させることができ、利用者側
には駐車スペースを安価に利用させることができるとい
う効果を奏する。
【0033】この結果、目的地から近い駐車スペースを
利用することができるから、従来より近くの便利な駐車
スペースを利用することができる。また、都会等での混
み具合のひどいところでは、社会人同士のお互いの時間
の節約、車の渋滞の緩和、利用者の利便などの種々の効
果を奏する。さらに、例えば野球場やサッカーグラウン
ド等の競技場での試合観戦などによる一時的な集中時で
は、利便性を向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、利用者端末か
ら駐車スペース空き時間の検索要求があると、検索手段
によって、利用者の検索条件に合致する空き時間データ
および駐車スペースデータが、前記空き時間データベー
スおよび駐車スペースデータベースから検索され、その
検索結果が利用者端末に表示される。このため、提供者
は買い手のつかなかった駐車スペースで利益をあげるこ
とができ、利用者は時間単位で駐車スペースを使用する
ことができる。よって、提供者側には駐車スペースの空
き時間を有効活用させることができ、利用者側には駐車
スペースを安価に利用させることができる。請求項2の
発明によれば、利用者端末から駐車スペース空き時間の
検索要求があると、検索手段によって、利用者の検索条
件に合致する空き時間データおよび駐車スペースデータ
が、前記空き時間データベースおよび駐車スペースデー
タベースから検索され、その検索結果が利用者端末に表
示される。このため、提供者は買い手のつかなかった駐
車スペースで利益をあげることができ、利用者は時間単
位で駐車スペースを使用することができる。よって、提
供者側には駐車スペースの空き時間を有効活用させるこ
とができ、利用者側には駐車スペースを安価に利用させ
ることができる。請求項の発明によれば、利用者端末
から取引要求がある毎に、取引登録手段によって取引デ
ータベースに取引データとして利用者データ、駐車スペ
ースデータ、空き時間データとして格納される。請求項
の発明によれば、地図自動作成手段によって、駐車ス
ペースの所在地の地図データを駐車スペースデータに関
連付けて作成されることができる。請求項の発明によ
れば、駐車スペースの空き時間売買支援システムをコン
ピュータで動作させることができる。請求項の発明に
よれば、駐車スペースの空き時間売買支援システムを動
作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の駐車スペースの空き時間売買支援
装置1のネットワーク構成図である。
【図2】駐車スペースの空き時間売買支援システム10
のシステム構成図である。
【図3】駐車スペースの空き時間売買支援システムのフ
ローチャートである。
【図4】メニューW1である。
【図5】提供者データ入力W2である。
【図6】利用者データ入力W3である。
【図7】提供者データの登録処理および利用者データの
登録処理の事象トレース図である。
【図8】駐車スペースデータ確認W4である。
【図9】駐車スペースデータ入力W5である。
【図10】駐車スペースデータ入力W5の続きである。
【図11】駐車スペースデータの登録処理の事象トレー
ス図である。
【図12】検索条件入力W6である。
【図13】検索結果表示W7である。
【図14】検索処理の事象トレース図である。
【図15】取引決定W8である。
【図16】取引処理の事象トレース図である。
【符号の説明】 1 駐車スペースの空き時間売買支援装置 10 駐車スペースの空き時間売買支援システム 23 空き時間検索手段 DB1 提供者データベース DB2 駐車スペースデータベース DB3 空き時間データベース DB4 利用者データベース DB5 取引データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/14 G08G 1/14 A G09B 29/00 G09B 29/00 F Z ZEC ZECA Fターム(参考) 2C032 HB06 HB25 HB31 HC11 HC13 5B075 KK02 KK07 KK13 ND20 NK02 PP03 PQ02 UU40 5H180 AA01 BB04 BB05 EE10 KK07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェブサイトとしてコンピュータ上で動作
    しうるシステムであって、駐車スペースに関する駐車ス
    ペースデータを格納して管理する駐車スペースデータベ
    ースと、前記駐車スペースデータに関連付けられ、駐車
    スペースの空き時間に関する空き時間データを格納して
    管理する空き時間データベースと、利用者端末から駐車
    スペースの空き時間検索要求があると、利用者の検索条
    件に合致する空き時間データおよび駐車スペースデータ
    を、前記空き時間データベースおよび駐車スペースデー
    タベースから検索し、その検索結果を利用者端末に表示
    する検索手段を備えたことを特徴とする駐車スペースの
    空き時間売買支援システム。
  2. 【請求項2】利用者端末から利用者の取引要求がある
    と、当該利用者の利用者データに取引する駐車スペース
    データを関連付けて、取引データを取引データベースに
    格納する取引登録手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の駐車スペースの空き時間売買支援システム。
  3. 【請求項3】利用者端末から地図作成要求があると、そ
    の駐車スペースの所在地の地図データを駐車スペースデ
    ータに関連付けて作成する地図自動作成手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の駐車スペースの
    空き時間売買支援システム。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の駐車スペース
    の空き時間売買支援システムが格納されたことを特徴と
    するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】コンピュータであって、請求項4記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えたことを特徴
    とする駐車スペースの空き時間売買支援装置。
JP2001108969A 2001-04-06 2001-04-06 駐車スペースの空き時間売買支援システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および駐車スペースの空き時間売買支援装置 Pending JP2002304483A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108969A JP2002304483A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 駐車スペースの空き時間売買支援システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および駐車スペースの空き時間売買支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108969A JP2002304483A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 駐車スペースの空き時間売買支援システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および駐車スペースの空き時間売買支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002304483A true JP2002304483A (ja) 2002-10-18

Family

ID=18961013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001108969A Pending JP2002304483A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 駐車スペースの空き時間売買支援システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および駐車スペースの空き時間売買支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002304483A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114360286A (zh) * 2022-01-14 2022-04-15 成都宜泊信息科技有限公司 一种停车场出租时段管理方法、系统、存储介质及设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114360286A (zh) * 2022-01-14 2022-04-15 成都宜泊信息科技有限公司 一种停车场出租时段管理方法、系统、存储介质及设备
CN114360286B (zh) * 2022-01-14 2022-10-21 成都宜泊信息科技有限公司 一种停车场出租时段管理方法、系统、存储介质及设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8510031B2 (en) Systems and methods for information transformation and exchange
US6968513B1 (en) On-line localized business referral system and revenue generation system
US7080070B1 (en) System and methods for browsing a database of items and conducting associated transactions
US20020198851A1 (en) Communication apparatus and communication system and method for calculating advertisement rates
JP5220105B2 (ja) 不動産情報管理、維持管理、譲渡システム及びその利用方法
US20030140064A1 (en) Computerized national online parcel-level map data portal
US20030036963A1 (en) Method and system for aggregating real estate information content in an on-line computing environment
WO2004046977A2 (en) Collection and analysis of document traffic in an electronic marketplace
JP2008505410A (ja) 検索結果リストを発生させるコンピュータを操るためのシステムおよび方法
JP2003186981A (ja) 本のリサイクル促進方法
JP2007164554A (ja) 空き駐車場斡旋システム及び斡旋方法
US20020083016A1 (en) System and method for enabling transactions over a network using multiple channels
US20070136179A1 (en) System & method for providing reverse auction services
EP1443436A1 (en) Method for notifying information on commodity
US20070198466A1 (en) By owner MLS business method
JP2002083027A (ja) オンライン不動産情報一括登録システム
KR20000049894A (ko) 전자 부동산 중개시스템 및 그 중개방법
JP2002304483A (ja) 駐車スペースの空き時間売買支援システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および駐車スペースの空き時間売買支援装置
CN1484795A (zh) 房地产交易方法和系统
JP2001084292A (ja) 不動産売買・賃貸借取引システム
JP2001331729A (ja) 不動産の広告及び媒介契約の支援システム
KR20040019538A (ko) 인터넷을 이용한 택배서비스 방법 및 그 방법이 기록된컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
JP2003058776A (ja) 情報処理方法および情報処理システム
JP2002541561A (ja) 資産交換方法
JP2002006857A (ja) 音楽配信方法及び仲介方法