JP2002303268A - 多気筒圧縮装置 - Google Patents

多気筒圧縮装置

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JP2002303268A
JP2002303268A JP2001102225A JP2001102225A JP2002303268A JP 2002303268 A JP2002303268 A JP 2002303268A JP 2001102225 A JP2001102225 A JP 2001102225A JP 2001102225 A JP2001102225 A JP 2001102225A JP 2002303268 A JP2002303268 A JP 2002303268A
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JP2001102225A
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Takashi Harako
貴志 原子
Hiroshi Nishikawa
弘 西川
Takehiro Nishikawa
剛弘 西川
Tetsuya Kato
哲也 加藤
Eiju Fukuda
栄寿 福田
Takayuki Mizuno
隆行 水野
Kazuya Sato
里  和哉
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/12Casings; Cylinders; Cylinder heads; Fluid connections
    • F04B39/123Fluid connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B25/00Multi-stage pumps

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベアリングプレートの吸入口を大きくするこ
となく、ハウジング内へのガス流入量を増大できるよう
にした多気筒圧縮装置を提供する。 【解決手段】 クランク軸9を軸支するベアリングプレ
ート12に複数個の吸入口12aを円周方向に一定の間
隔をあけて設ける。ベアリングプレート12の上部にほ
ぼ逆皿状のカバー材14を取り付け、前記複数個の吸入
口12aを被覆すると共に、ベアリングプレート12と
の間に密閉空間Sを形成し、且つカバー材14の上部中
央に吸入口12aより大きな導入口14aを設ける。こ
の導入口14aにはガス供給管15を取り付けてガス供
給源(図略)と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のガス圧縮部
を備えた多気筒圧縮装置であって、特に吸入ガス量を増
大できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸入ガスを複数のガス圧縮部で圧
縮して高圧ガスを吐出するようにした多気筒圧縮装置が
知られている。例えば図7に示すように4個のガス圧縮
部A、B、C、Dが十字型に対向して配設された4気筒
圧縮装置が知られている。この4気筒圧縮装置において
は、吸入ガスが最初のガス圧縮部Aで圧縮されて次のガ
ス圧縮部Bに送られ、このガス圧縮部Bで圧縮されてか
ら次のガス圧縮部Cに送られ、更にこのガス圧縮部Cで
圧縮されてから次のガス圧縮部Dに送られ、最後にこの
ガス圧縮部Dで圧縮されて吐出される。つまり、最初の
ガス圧縮部Aから最後のガス圧縮部Dまで順に圧縮さ
れ、高圧ガスとなって吐出される。
【0003】この場合、最終的に30MPaの高圧ガス
を吐出するには、通常0〜0.05MPaのガスを各ガ
ス圧縮部A〜Dにて圧縮比3〜5で圧縮することで段階
的に昇圧している。ガス圧縮部A〜Dのシリンダ径は後
段のものほど小径になっており、4気筒4段圧縮装置と
称されている。
【0004】ところで、最初に送り込むガス圧力を高め
て0.5MPaとすれば、1段目ガス圧縮部Aを必要と
せず、即ち2段目ガス圧縮部Bと、3段目ガス圧縮部C
と、4段目ガス圧縮部Dとからなる3気筒3段圧縮装置
にて最終ガス圧力30MPaが得られることが実験によ
り分かった。
【0005】この3気筒3段圧縮装置では、4気筒4段
圧縮装置と同じく図8に示すように装置本体のハウジン
グFの上部に位置するベアリングプレートGに設けられ
た吸入口Hからガスを吸入し、そのガスを2段目ガス圧
縮部Bがシリンダ内に吸入して圧縮するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の3気筒3段圧縮
装置において、ガス供給源(図略)から吸入口Hに供給
する最初のガス圧力を0.5MPaにすると、吸入口H
からのガス流入量が減少する傾向があった。ガス流入量
を増大するには、例えば吸入口Hの口径を大きくすれば
良いが、図8(b)のようにベアリングプレートGは駆
動装置のクランク軸Iを、ベアリングJを介して軸受け
しているため、このベアリングJが障害となって吸入口
Hの口径を大きくすることはできない。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされ、ベアリングプレートGの吸入口Hの口
径を大きくすることなく、ガス流入量の増大が図れるよ
うにした多気筒圧縮装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、本発明は、ピストンとシリンダとから
なる複数のガス圧縮部を備え、各ガス圧縮部のピストン
を作動させるクランク軸がハウジングの上部に設けられ
たベアリングプレートに軸支され、このベアリングプレ
ートに吸入口を設けた多気筒圧縮装置において、前記ベ
アリングプレートの吸入口を複数個設けたことを要旨と
する。又、この多気筒圧縮装置において、前記ベアリン
グプレートの上部に導入口を設けたカバー材を取り付
け、このカバー材で複数の吸入口を覆うと共にベアリン
グプレートとの間に密閉空間を形成したこと、を特徴と
する。更に、前記複数のガス圧縮部は多段圧縮方式であ
ること、又は1段圧縮方式であること、を特徴とするも
のである。
【0009】本発明では、ベアリングプレートに複数個
の吸入口を設けたので、従来の吸入口の口径を大きくす
ることなく、ガス流入量を増大させることができる。
又、導入口を設けたカバー材をベアリングプレートの上
部に取り付けることで、導入口から導入するガスを複数
個の吸入口に流入させることができ、且つガス供給源と
の管接続が容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る多気筒圧縮装
置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は3
気筒3段圧縮装置を示すもので、1段目ガス圧縮部1
と、2段目ガス圧縮部2と、3段目ガス圧縮部3とがT
字型に対向して配設されている。
【0011】1段目ガス圧縮部1は、ピストン1aとシ
リンダ1bとを有し、ピストン1aはこれに対向する3
段目ガス圧縮部3のピストン3aと共にヨーク4Aを介
して同軸上で連結されており、シリンダ1bのヘッド部
には吐出口1cが設けられている。
【0012】2段目ガス圧縮部2は、ピストン2aとシ
リンダ2bとを有し、ピストン2aはこれに対向する安
定用ピストンPと共に、前記ヨーク4Aに対して90度
位相をずらせたヨーク4Bを介して同軸上で連結されて
おり、シリンダ2bのヘッド部には吐出口2cと吸入口
2dとが設けられている。この2段目ガス圧縮部2の吸
入口2dと、前記1段目ガス圧縮部1の吐出口1cとは
第1の連結管5で連結されている。又、安定用ピストン
Pは、シリンダQ内に位置しているがこの部分には圧縮
部が設けられておらず、キャップRにより閉塞されてい
る。
【0013】3段目ガス圧縮部3は、ピストン3aとシ
リンダ3bとを有し、ピストン3aは前記ヨーク4Aに
取り付けられ、シリンダ3bのヘッド部には吐出口3c
と吸入口3dとが設けられている。この3段目ガス圧縮
部3の吸入口3dと、前記2段目ガス圧縮部2の吐出口
2cとは第2の連結管6で連結され、3段目ガス圧縮部
3の吐出口3cには吐出管7が取り付けられている。前
記1段目ガス圧縮部1〜3は、従来の4段圧縮装置にお
ける2段目ガス圧縮部〜4段目ガス圧縮部にそれぞれ相
当するものである。
【0014】これらのガス圧縮部の下方には、図2のよ
うに電動機部が設けられ、この電動機部には電動モータ
8が設置され、ロータ8aが回転するようになってお
り、このロータ8aにはクランク軸9が取り付けられて
いる。クランク軸9の上部にはクランクピン10が偏心
して取り付けられ、且つ前記ヨーク4A、4Bに係合し
ている。又、クランク軸9には上側バランサ9aと下側
バランサ9bとが取り付けられ、これらのバランサに適
宜のバランスウエート(図略)を固定してクランク軸9
の回転を良好に保持するようにしている。
【0015】クランク軸9の上端部は、図3(b)のよ
うにハウジング11の上部に取り付けられたベアリング
プレート12に、ベアリング13を介して軸支されてお
り、ベアリングプレート12には図3(a)のように複
数個(4個)の吸入口12aが円周方向に一定の間隔を
あけて配設されている。
【0016】図4は本発明の他の実施形態を示すもの
で、(b)のように前記ベアリングプレート12の上部
に逆皿状のカバー材14を取り付けたもので、このカバ
ー材14下端の方形フランジ部14bがベアリングプレ
ート12に固定され、前記複数個の吸入口12aを覆っ
ていると共に、ベアリングプレート12とカバー材14
との間に密閉空間Sが形成され、更に(a)のようにカ
バー材14の上部中央には吸入口12aより大きな(直
径25〜30mm程度)導入口14aが設けられてい
る。
【0017】本発明に係る3気筒3段圧縮装置は上記の
ように構成され、前記1段目ガス圧縮部1から順にガス
を圧縮して昇圧し、最終の3段目ガス圧縮部3で30M
Paの高圧ガスを吐出管7から吐出することができる。
その際、最初にベアリングプレート12の複数個の吸入
口12aからハウジング11内に0.5MPaのガスが
供給される。このガスは吸入口12aが4個あるため、
吸入時の圧力損失が低減されて吸入ガス量が増加すると
共に脈動が低減した。
【0018】吸入口12aが4個あるため、ガス供給源
(図略)から各吸入口12aに接続するガス供給管(図
略)が4本必要となるが、図6の実施形態の場合には、
カバー材14の導入口14aに接続するための太いガス
供給管15が1本あれば足りるので好都合である。又、
カバー材14が付いている場合には、導入口14aから
導入されたガスが前記密閉空間Sに広がって消音され
る。つまり、カバー材14が膨張型マフラとして作用
し、ガス吸入時の騒音が低減した。消音されたガスは前
記ベアリングプレート12の4個の吸入口12aからハ
ウジング11内に流入する。更に、カバー材14はベア
リングプレート12を補強するため、ベアリングプレー
ト12の剛性を高める作用もなしている。
【0019】ところで、前記ガス供給源でのガス圧力は
元来0.5MPaを有しており、従来の4段圧縮装置に
対しては途中に減圧装置を設けて0〜0.05MPaに
減圧してから供給していたが、本発明ではガス供給源か
らそのまま0.5MPaのガスを供給できるので、減圧
装置が不要であって好都合である。
【0020】ハウジング11内に流入したガスは、1段
目ガス圧縮部1のシリンダ1b内に吸入されると共に、
2MPaに圧縮されて第1の連結管5を介して2段目ガ
ス圧縮部2に送り込まれる。1段目ガス圧縮部1で、シ
リンダ1bへの吸入口(図略)及び吐出口1cにはそれ
ぞれ逆止弁が取り付けられて、吸入及び吐出工程が円滑
に行えるようにしてある。これは2段目ガス圧縮部2及
び3段目ガス圧縮部3においても同様である。
【0021】2段目ガス圧縮部2に送り込まれた圧縮ガ
スは、ここで10MPaまで昇圧される。更に、2段目
圧縮機2で昇圧された圧縮ガスは、前記第2の連結管6
を介して3段目圧縮機3に送り込まれて30MPaまで
昇圧される。この3段目圧縮機3で昇圧された高圧ガス
は、前記吐出管7から吐出される。この吐出管7から吐
出された高圧ガスはボンベ等に充填される。これによ
り、3気筒3段圧縮装置でありながら、従来の4気筒4
段圧縮装置と同じ最終圧力30MPaの高圧ガスを得る
ことができる。
【0022】前記1段目ガス圧縮部1〜3段目ガス圧縮
部3での各圧縮工程は、いわゆるスコッチヨーク機構に
よりなされる。即ち、前記電動モータ8によるクランク
軸9の回転に伴ってクランクピン10がクランク軸9の
中心軸回りに回転し、このクランクピン10に係合して
いるヨーク4A、4Bを介して回転運動が往復運動に変
換されることで各ピストンを作動させる。ヨーク4A、
4Bは前記のように90度位相をずらせてあるため、各
ガス圧縮部での圧縮工程がずれて1段目ガス圧縮部1か
ら3段目ガス圧縮部3まで順にタイミングを取りながら
圧縮することができる。又、2段目ガス圧縮部2の圧縮
工程は、前記のように対向側に安定用ピストンPとシリ
ンダQとが設けられているため、振動やがたつきを防止
して安定良く行うことができる。
【0023】図5は、本発明を4気筒1段圧縮機に適用
した実施例を示すもので、第1ガス圧縮部21と、第2
ガス圧縮部22と、第3ガス圧縮部23と、第4ガス圧
縮部24が十字型に対向して配設されている。
【0024】第1ガス圧縮部21は、ピストン21aと
シリンダ21bとを有し、ピストン21aはこれに対向
する第3ガス圧縮部23のピストン23aと共にヨーク
25Aを介して同軸上で連結されており、シリンダ21
bのヘッド部には吐出口21cが設けられている。
【0025】第2ガス圧縮部22は、ピストン22aと
シリンダ22bとを有し、ピストン22aはこれに対向
する第4ガス圧縮部24のピストン24aと共に、前記
ヨーク25Aに対して90度位相をずらせたヨーク25
Bを介して同軸上で連結されており、シリンダ22bの
ヘッド部には吐出口22cが設けられている。
【0026】第3ガス圧縮部23は、ピストン23aと
シリンダ23bとを有し、ピストン23aは前記ヨーク
25Aに取り付けられ、シリンダ23bのヘッド部には
吐出口23cが設けられている。
【0027】前記第1ガス圧縮部21と第4ガス圧縮部
24とは第1の送気管26で連結され、この第1の送気
管26は第1ガス圧縮部21の吐出口21cに連通して
いると共に、第4ガス圧縮部24のヘッド部24d内の
通路(図略)に連通している。これにより、第1ガス圧
縮部21で圧縮されたガスは、第1の送気管26を通っ
て第4ガス圧縮部24のヘッド部24内に送り込まれ
る。
【0028】これと同様に、前記第2ガス圧縮部22と
第4ガス圧縮部24とは第2の送気管27で連結され、
前記第3ガス圧縮部23と第4ガス圧縮部24とは第3
の送気管28で連結されることで、第2ガス圧縮部22
で圧縮されたガス及び第3ガス圧縮部23で圧縮された
ガスが、第2の送気管27及び第3の送気管28を介し
てそれぞれ第4ガス圧縮部24のシリンダヘッド部24
内に送り込まれる。
【0029】前記実施形態の場合と同様に、ハウジング
29の上部に取り付けられたベアリングプレート30に
は、図5のように複数の吸入口30aが円周方向に一定
の間隔をあけて設けられている。この場合、4個の吸入
口30aが第1ガス圧縮部21〜第4ガス圧縮部24に
対応する位置に設けられているが、吸入口30aの数又
は位置は図示のものに限定されない。又、図示は省略し
たがガス供給源との管接続を容易にするため、ベアリン
グプレート30の上に前記カバー材14を取り付けるこ
とが好ましい。
【0030】このように構成された4気筒1段圧縮装置
において、駆動方式は前記3気筒3段圧縮装置と同じで
あるが、1段圧縮方式である点で相違している。即ち、
前記吸入口30aからハウジング29内に流入したガス
は、第1ガス圧縮部21〜第4ガス圧縮部24にそれぞ
れ吸入されて圧縮され、各圧縮ガスはすべて第4ガス圧
縮部24のヘッド部24dに送り込まれて合流し、その
ヘッド部24dから吐出される。
【0031】前記のようにスコッチヨーク機構のヨーク
25A、25Bの位相が90度ずれているため、第1ガ
ス圧縮部21〜第4ガス圧縮部24での圧縮工程が同時
に行われるのではなく、第1ガス圧縮部21から第4ガ
ス圧縮部24までこの順で圧縮工程が行われる。第4ガ
ス圧縮部24の圧縮前に、既に圧縮工程を終えた第1ガ
ス圧縮部21〜第3ガス圧縮部からの圧縮ガスが前記第
1の送気管26〜第3の送気管28を介して第4ガス圧
縮部24のヘッド部24dに送り込まれている。そし
て、第4ガス圧縮部24での圧縮工程時に圧縮されたガ
スと既に送り込まれている圧縮ガスとがヘッド部24d
内で合流されて吐出される。
【0032】前記のようにベアリングプレート30には
複数の吸入口30aが設けられているため、吸入時の圧
力損失が低減されて吸入ガス量が増加すると共に脈動が
低減する。これにより、各ガス圧縮部21〜24はそれ
ぞれ十分量のガスを吸入して効率良く圧縮することがで
きる。しかも、この場合は各ガス圧縮部21〜24のシ
リンダ径が同一であるため、同一圧縮比で圧縮された安
定ガスを多量に吐出することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、多気筒
圧縮装置において、ベアリングプレートに複数のガス吸
入口を設けることで、吸入口の口径を大きくすることな
くガス流入量を増大することができる。又、ベアリング
プレートに導入口を有するカバー材を取り付けること
で、ガス供給源との接続が1本の接続管で容易にでき、
且つ流入ガスを消音する膨張型マフラとしての作用及び
ベアリングプレートの剛性アップが図れる等の優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を3気筒3段圧縮装置に適用した実施形
態を示す概略横断面図
【図2】同じく概略縦断面図
【図3】吸入口の状態を示すもので、(a)はベアリン
グプレートの平面図、(b)は概略縦断面図
【図4】吸入口の他の実施形態を示すもので、(a)は
カバー材の半断面斜視図、(b)はカバー材をベアリン
グプレートに取り付けた状態での縦断面図
【図5】本発明を4気筒1段圧縮装置に適用した実施形
態を示す平面図
【図6】同じく概略横断面図
【図7】従来の4気筒4段圧縮装置の概略横断面図
【図8】従来の吸入口の状態を示すもので、(a)はベ
アリングプレートの平面図、(b)は概略縦断面図
【符号の説明】
1…1段目ガス圧縮部 2…2段目ガス圧縮部 3…3段目ガス圧縮部 4A、4B…ヨーク 5…第1の連絡管 6…第2の連結管 7…吐出管 8…電動モータ 9…クランク軸 10…クランクピン 11…ハウジング 12…ベアリングプレート 12a…吸入口 13…ベアリング 14…カバー材 14a…導入口 15…ガス供給管 21…第1ガス圧縮部 22…第2ガス圧縮部 23…第3ガス圧縮部 24…第4ガス圧縮部 25A、25B…ヨーク 26…第1の送気管 27…第2の送気管 28…第3の送気管 29…ハウジング 30…ベアリングプレート 30a…吸入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04B 35/01 (72)発明者 西川 剛弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 加藤 哲也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 福田 栄寿 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 水野 隆行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 里 和哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3H070 AA05 BB02 BB07 BB22 BB23 BB25 CC21 DD96 3H076 AA04 CC25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンとシリンダとからなる複数のガス
    圧縮部を備え、各ガス圧縮部のピストンを作動させるク
    ランク軸がハウジングの上部に設けられたベアリングプ
    レートに軸支され、このベアリングプレートに吸入口を
    設けた多気筒圧縮装置において、前記ベアリングプレー
    トの吸入口を複数個設けたことを特徴とする多気筒圧縮
    装置。
  2. 【請求項2】前記ベアリングプレートの上部に導入口を
    設けたカバー材を取り付け、このカバー材で複数の吸入
    口を覆うと共にベアリングプレートとの間に密閉空間を
    形成した請求項1記載の多気筒圧縮装置。
  3. 【請求項3】前記複数のガス圧縮部は多段圧縮方式であ
    る請求項1又は2記載の多気筒圧縮装置。
  4. 【請求項4】前記複数のガス圧縮部は1段圧縮方式であ
    る請求項1又は2記載の多気筒圧縮装置。
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