JP2002303077A - 車両オートスライドドアの開閉駆動装置 - Google Patents
車両オートスライドドアの開閉駆動装置Info
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Abstract
ンション機構をコンパクトにする。 【構成】 ケーブル駆動輪16の外側に位置固定の案内
滑車19、20を設け、ケーブル駆動輪16と案内滑車
19、20との間にテンションローラー17、18を設
ける。テンションローラー17、18は、ケーブル駆動
輪16の中心と案内滑車19、20の回転中心とを結ぶ
直線よりテンションバネ61の付勢方向の奥側に位置さ
せ、ワイヤーケーブル8をU字状の配設させる。
Description
アの開閉駆動装置に関するものである。
は、図1のように車体の側面に前後方向のガイドレール
a(ガイドレールの断面構造は図3と同じ)を取付け、
該ガイドレールaにオートスライドドアbを取付けたブ
ラケットcを摺動自在に嵌合させ、前記ブラケットc
は、駆動機構dで走行するエンドレスに巻回したワイヤ
ーケーブルeによって前記ガイドレールaを走行して、
オートスライドドアbを開閉するようにしたものについ
て記載されている。また、従来公知の特開平6−257
347号公報には、車両オートスライドドアの開閉駆動
装置について記載され、特開平3−172488号公報
にはウインドレギュレータ用のワイヤーケーブルテンシ
ョン機構について記載されている。
32号公報に記載のものは、ワイヤーケーブルのテンシ
ョン機構について、良好に開示していない。また、前記
特開平6−257347号公報に記載の駆動機構は、ワ
イヤーケーブルを牽引するケーブル駆動輪と、前記ワイ
ヤーケーブルを緊張させる前側テンションローラー及び
後側テンションローラーと、前記ワイヤーケーブルを案
内する位置固定の前側案内滑車及び後側案内滑車とを備
えていて、前記テンションローラーの設置位置について
様々な条件を設けることで(同公報0053欄以下参
照)、ワイヤーケーブルに良好なテンション圧を掛けら
れるように試みてはいるが、その図12及び図14に見
られるように、テンション機構の小型化に失敗している
とともに、合理的なテンション圧が得られていない。つ
まり、案内滑車がケーブル駆動輪から比較的離れて配置
されているから大型になり、案内滑車とケーブル駆動輪
との間のワイヤーケーブル及びテンションローラーが、
いずれもケーブル駆動輪と案内滑車の回転中心とを結ぶ
直線よりテンションバネの付勢方向の手前側に位置して
いるため、テンションローラーの移動により与えられる
テンション圧の変化量が少ない。また、前記特開平3−
172488号公報に記載のテンション機構は、テンシ
ョンローラーの近傍に案内滑車が備わっていないから、
上記公報の機構と同様に、合理的なテンション圧が得ら
れず、テンションローラーの移動により与えられるテン
ション圧の変化量が少ない。
のサイド側の外板4の出入口2の近傍に取付けられる前
後方向のガイドレール1と、前記車体のスライドドア6
に取付けられ前記ガイドレール1に摺動自在に取付けら
れるブラケット7と、前記ガイドレール1の前後両端に
設けた前側案内輪11及び後側案内輪12と、前記ガイ
ドレール1の内側で前記前側案内輪11と前記後側案内
輪12との間に設けられた駆動機構14と、前記ブラケ
ット7に一端が係止され前記ブラケット7から前記ガイ
ドレール1に沿って前方に伸びて前記前側案内輪11の
外周で後方に転換し前記駆動機構14を経由して前記後
側案内輪12に至り該後側案内輪12の外周で再転換し
て前記ガイドレール1に沿って前方に伸びて前記ブラケ
ット7に戻るワイヤーケーブル8とからなる車両オート
スライドドアにおいて、前記駆動機構14は、正逆転モ
ータ15と、前記モータ15の動力で駆動軸53を中心
に回転して前記ワイヤーケーブル8を牽引するケーブル
駆動輪16と、前記モータ15の動力を前記ケーブル駆
動輪16に伝達するクラッチ機構24と、前記駆動軸5
3を中心に揺動自在でテンションバネ61の弾力により
付勢される前側揺動腕59及び後側揺動腕60と、前記
前側揺動腕59及び前記後側揺動腕60の先端に前側ロ
ーラー支持軸17A及び後側ローラー支持軸18Aでそ
れぞれ軸止されて前記ワイヤーケーブル8を緊張させる
前側テンションローラー17及び後側テンションローラ
ー18と、前記ワイヤーケーブル8を案内する位置固定
の前側案内滑車19及び後側案内滑車20とを備え、前
記案内滑車19、20は前記ケーブル駆動輪16を基準
として前記テンションローラー17、18の外側にそれ
ぞれ設け、前記前側テンションローラー17はその前記
前側ローラー支持軸17Aが前記駆動軸53と前記前側
案内滑車19の回転中心とを結ぶ第1直線より前記テン
ションバネ61の付勢方向の奥側に位置することで、前
記ワイヤーケーブル8の、前記前側案内滑車19から前
記ケーブル駆動輪16に至る部分を前記第1直線の手前
側から前記奥側に押圧した後再度前記手前側に戻すよう
に構成し、同様に前記後側テンションローラー18はそ
の前記後側ローラー支持軸18Aが前記駆動軸53と前
記後側案内滑車20の回転中心とを結ぶ第2直線より前
記テンションバネ61の付勢方向の奥側に位置すること
で、前記ワイヤーケーブル8の、前記後側案内滑車20
から前記ケーブル駆動輪16に至る部分を前記第2直線
の手前側から前記奥側に押圧した後再度前記手前側に戻
すように構成した車両オートスライドドアの開閉駆動装
置としたものである。
説明すると、1は車体の外板に取付けられた前後方向の
ガイドレール、2は車体の側面に開口した出入口で、ガ
イドレール1の出入口2側は内側に向けて彎曲させて彎
曲部3としている。前記ガイドレール1のA−A断面は
図3の如くで、4は車体の外板、5はガイドレール溝で
あり、ガイドレール溝5にはスライドドア6の端部に軸
止されたブラケット7(図4参照)が摺動自在に取付け
られる。ブラケット7は、ガイドレール溝5に係合する
コロ9と、ワイヤーケーブル8の端部に係合させる係止
部10、10を有する。
は、図2のように垂直の軸により前側案内輪11と後側
案内輪12を設ける。ガイドレールの両端に案内輪を設
けることは、ウインドレギュレーターの場合では普通に
行なわれていることであるが、スライドドアでは従来か
らは行なわれていない。前側案内輪11と後側案内輪1
2の間の前側案内輪11の近傍には垂直の軸によりテン
ション用の中間案内輪13を設ける。
イヤーケーブル8を巻回させる。ワイヤーケーブル8は
索導管(外皮チューブのこと)は有せず、単なるワイヤ
ーケーブル8のみを用い、ワイヤーケーブル8は、ガイ
ドレール1の外面、前側案内輪11、中間案内輪13を
巻回したあと、ワイヤーケーブル8を前後両方向に牽引
する駆動機構14を経由して後側案内輪12に向って直
線状に伸びる。駆動機構14は、中間案内輪13と後側
案内輪12の間の後側案内輪12寄りに設ける。
に、モータ15と、モータ15で回転するケーブル駆動
輪16と、ケーブル駆動輪16の両側に設けた前後のテ
ンションローラー17、18と、テンションローラー1
7、18の外側に設けた位置固定の前後の案内滑車1
9、20とからなる。
1はモータ室、22は変速室、23はケーブル駆動輪1
6を有する駆動室である。図6はモータ室21のモータ
15から変速室22の中央駆動歯車25までの伝達機構
を示し、26はモータ15の回転軸、27は回転軸26
に固定したウォームギヤ、28はウォームギヤ27に噛
合するウォームホイルであり、中央駆動歯車25はウォ
ームホイル28の軸35(図11)に固定されている。
けられたクラッチ機構を示し、クラッチ機構24は中央
駆動歯車25とケーブル駆動輪16との間に設けられ
る。クラッチ機構24の詳細は図7〜図11に記載され
ている。
揺動体であり、一例として略T(又は逆T)字型を呈
し、その中央は軸30により駆動機構14の固定ケース
31(図11)に軸止される。揺動体29は、一例とし
て、軸30部分より上方に突出す中央上方アーム32
と、軸30部分より右方に突出す右側アーム33と、軸
30部分より左方に突出す左側アーム34とを有する。
前記ウォームホイル28の軸35は駆動機構14の固定
ケース80を貫通して突出し、その突出部に前記中央駆
動歯車25が固定される。図11のように、本実施例で
は中央駆動歯車25の軸35と揺動体29の軸30とは
別軸にしてあるが、連続した1本の軸としてもよい。前
記揺動体29の右側アーム33の先部には右側軸36を
設け、該右側軸36に前記中央駆動歯車25と噛合う右
側歯車37を軸着する。又、前記右側軸36には、前記
右側歯車37と重合させて上下揺動右歯車38を軸着す
る。
せる前記右側歯車37のボス39は軸方向に長く突出形
成し、ボス39の外周に前記上下揺動右歯車38を嵌合
させ、これにより、前記右側歯車37が回転すると前記
上下揺動右歯車38は摩擦回転で共回りするように構成
する。このとき、或る程度摩擦力を持たせるために、上
下揺動右歯車38内には図10のようにバネ40で常に
ボス39に弾着する弾着部41を嵌合させる。実施例
は、弾着部41を摺動容易にするため、上下揺動右歯車
38の一部に筒体42を形成し、筒体42内にバネ40
を弾装し、バネ40で弾着部41を押圧する。
は左側軸43を設け、該左側軸43に前記中央駆動歯車
25に係合する左側歯車44を軸着する。又、前記左側
軸43には前記左側歯車44と重合させて上下揺動左歯
車45を軸着する。前記左側軸43に軸装させる前記左
側歯車44のボス46は軸方向に長く突出形成し、ボス
46の外周に前記上下揺動左歯車45を嵌合させ、これ
により、前記左側歯車44が回転すると前記上下揺動左
歯車45は摩擦回転で共回りするように構成する。な
お、47は上下揺動左歯車45の一部に形成した筒体、
48は筒体47内に設けたバネ、49はボス46に弾着
する弾着部である。
揺動右歯車38が係合するように固定ケース31、80
に固定された、軸30を中心とする円弧の右誘導歯車5
0を設ける。同様に上下揺動左歯車45の側部には上下
揺動左歯車45が係合する、軸30を中心とした円弧の
左誘導歯車51を設ける。52はその下部近傍に設けた
受動歯車、53はその駆動軸で、受動歯車52には右側
歯車37と左側歯車44が交互に係合し、受動歯車52
を正逆転させる。
9の中央上方アーム32に設けたボス55に基部が巻回
され、先端二又部56は中央上方アーム32の上端の突
起57を挟持してから固定ケース31の係合部58を両
側から挟持する。前記モータ15の通電を断つと、前記
中央駆動歯車25及びこれに噛合う歯車は、全部回転し
なくなるから、揺動体29は揺動せず、センター復帰バ
ネ54の弾力で図9に示したセンター位置に復帰し、こ
の位置では左右側歯車37、44のいずれも受動歯車5
2から離脱し、受動歯車52は空回りできる状態にな
り、例えば、自動開閉スライド扉の場合、手動で開閉で
きるようになる。
には前記ケーブル駆動輪16が取付けられ、図13のよ
うに、案内滑車19からテンションローラー17を介し
てケーブル駆動輪16に、又、ケーブル駆動輪16から
テンションローラー18、案内滑車20を介してワイヤ
ーケーブル8が巻回される。なお、ケーブル駆動輪16
には、ワイヤーケーブル8を複数回巻回する。59、6
0は駆動軸53を中心に揺動する前後の揺動腕、17
A、18Aは前後のローラー支持軸、61はテンション
バネである。ローラー支持軸17Aは、駆動軸53と前
側案内滑車19の回転中心とを結ぶ第1直線より前記テ
ンションバネ61の付勢方向の奥側に位置することで、
前記ワイヤーケーブル8の、前記前側案内滑車19から
前記ケーブル駆動輪16に至る部分を前記第1直線の手
前側から前記奥側に押圧した後再度前記手前側に戻すよ
うに構成し、同様に、ローラー支持軸18Aは、駆動軸
53と後側案内滑車20の回転中心とを結ぶ第2直線よ
り前記テンションバネ61の付勢方向の奥側に位置する
ことで、前記ワイヤーケーブル8の、前記後側案内滑車
20から前記ケーブル駆動輪16に至る部分を前記第2
直線の手前側から前記奥側に押圧した後再度前記手前側
に戻すように構成する。
外側にガイドレール1を固定し、ガイドレール1の前端
の内側に前側案内輪11を、ガイドレール1の後端の内
側に後側案内輪12を垂直軸により夫々配置し、前側案
内輪11と中間案内輪13の間で前側案内輪11の近傍
の内側には固定ブラケットを設けて垂直軸により中間案
内輪13を設け、ガイドレール1と前側案内輪11と中
間案内輪13と後側案内輪12には、索導管の無い単な
るワイヤーケーブル8を掛け回し、中間案内輪13と後
側案内輪12の間には駆動機構14を取付ける。前記ガ
イドレール1のガイドレール溝5にはブラケット7のコ
ロ9を摺動のみ自在に係合させ、ブラケット7の係止部
10、10にワイヤーケーブル8の両端部を結合させ、
ブラケット7にはスライドドア6を取付ける。
軸26、ウォームギヤ27を介してウォームホィール2
8を左転させると、ウォームホィール28の軸35に固
定されている中央駆動歯車25も左転する。すると、中
央駆動歯車25に常時噛合している左側歯車44は図9
において右転し、左側歯車44と一体構造のボス46部
も右転する。
49がバネ48の弾力により弾着しているから、弾着部
49とボス46の摩擦力により揺動左歯車45はボス4
6と一緒に右回転する。揺動左歯車45が右回転する
と、揺動左歯車45は固定ケース31、80に固定され
た左誘導歯車51に噛合しているので、揺動左歯車45
はセンター復帰バネ54の弾力に抗して揺動体29を軸
30を中心に左転させ、図7、図8のように左側歯車4
4を下降させ、受動歯車52に噛合させる。左側歯車4
4が受動歯車52に噛み合うと、揺動体29はこれ以上
左転できずに停止し、受動歯車52は、モータ15の回
転が継続している間、右転する左側歯車44との係合に
より左転する。受動歯車52が左転するとその駆動軸5
3は図13において左転し、駆動軸53に固定のケーブ
ル駆動輪16を左転させてワイヤーケーブル8を全体に
右回動させ、テンションローラー17、18によりワイ
ヤーケーブル8を緊張させながらワイヤーケーブル8の
両端が係止しているブラケット7を摺動させ、スライド
ドア6を自動的に閉じる。前記の場合、本発明の実施例
のワイヤーケーブル8は索導管は無く、単なるワイヤー
ケーブル8のみであるが、ガイドレール1は前後方向で
あり前後両側の前側案内輪11と後側案内輪12は垂直
軸で軸止されていることから、水平状態に回動するの
で、回動は円滑である。
軸26、ウォームギヤ27を介してウォームホィール2
8を逆転させ、ウォームホィール28の軸35に固定さ
れている中央駆動歯車25を右転させる。中央駆動歯車
25には右側軸36で軸着されている右側歯車37が係
合しているから右側歯車37は左転し、右側歯車37と
一体構造のボス39部も左転する。
1がバネ40の弾力により弾着しているから、弾着部4
1とボス40の摩擦力により揺動右歯車38はボス39
と一緒に左回転する。揺動右歯車38が左回転すると、
揺動右歯車38は固定ケース31に固定された右誘導歯
車50に噛合しているので、揺動右歯車38はセンター
復帰バネ54の弾力に抗して揺動体29を軸30を中心
に右転させ、右側歯車37を下降させ、受動歯車52に
噛合させる。右側歯車37が受動歯車52に噛み合う
と、揺動体29はこれ以上右転できずに停止し、受動歯
車52は、正逆転モータ15の回転が継続している間、
左転する右側歯車37との係合により右転する。受動歯
車52が右転するとその駆動軸53は右転し、駆動軸5
3に固定のケーブル駆動輪16を右転させてワイヤーケ
ーブル8を全体に左回動させ、テンションローラー1
7、18によりワイヤーケーブル8を緊張させながらワ
イヤーケーブル8の両端が係止しているブラケット7を
摺動させ、スライドドア6を自動的に開く。
入口2の近傍に取付けられる前後方向のガイドレール1
と、前記車体のスライドドア6に取付けられ前記ガイド
レール1に摺動自在に取付けられるブラケット7と、前
記ガイドレール1の前後両端に設けた前側案内輪11及
び後側案内輪12と、前記ガイドレール1の内側で前記
前側案内輪11と前記後側案内輪12との間に設けられ
た駆動機構14と、前記ブラケット7に一端が係止され
前記ブラケット7から前記ガイドレール1に沿って前方
に伸びて前記前側案内輪11の外周で後方に転換し前記
駆動機構14を経由して前記後側案内輪12に至り該後
側案内輪12の外周で再転換して前記ガイドレール1に
沿って前方に伸びて前記ブラケット7に戻るワイヤーケ
ーブル8とからなる車両オートスライドドアにおいて、
前記駆動機構14は、正逆転モータ15と、前記モータ
15の動力で駆動軸53を中心に回転して前記ワイヤー
ケーブル8を牽引するケーブル駆動輪16と、前記モー
タ15の動力を前記ケーブル駆動輪16に伝達するクラ
ッチ機構24と、前記駆動軸53を中心に揺動自在でテ
ンションバネ61の弾力により付勢される前側揺動腕5
9及び後側揺動腕60と、前記前側揺動腕59及び前記
後側揺動腕60の先端に前側ローラー支持軸17A及び
後側ローラー支持軸18Aでそれぞれ軸止されて前記ワ
イヤーケーブル8を緊張させる前側テンションローラー
17及び後側テンションローラー18と、前記ワイヤー
ケーブル8を案内する位置固定の前側案内滑車19及び
後側案内滑車20とを備え、前記案内滑車19、20は
前記ケーブル駆動輪16を基準として前記テンションロ
ーラー17、18の外側にそれぞれ設け、前記前側テン
ションローラー17はその前記前側ローラー支持軸17
Aが前記駆動軸53と前記前側案内滑車19の回転中心
とを結ぶ第1直線より前記テンションバネ61の付勢方
向の奥側に位置することで、前記ワイヤーケーブル8
の、前記前側案内滑車19から前記ケーブル駆動輪16
に至る部分を前記第1直線の手前側から前記奥側に押圧
した後再度前記手前側に戻すように構成し、同様に前記
後側テンションローラー18はその前記後側ローラー支
持軸18Aが前記駆動軸53と前記後側案内滑車20の
回転中心とを結ぶ第2直線より前記テンションバネ61
の付勢方向の奥側に位置することで、前記ワイヤーケー
ブル8の、前記後側案内滑車20から前記ケーブル駆動
輪16に至る部分を前記第2直線の手前側から前記奥側
に押圧した後再度前記手前側に戻すように構成した車両
オートスライドドアの開閉駆動装置としたため、テンシ
ョンローラー17、18の移動で合理的に良好にワイヤ
ーケーブル8にテンションを掛けることができ、また、
全体がコンパクトになる。
のクラッチ機構を示す側面図。
クラッチ機構を示す側面図。
板、5…ガイドレール溝、6…スライドドア、7…ブラ
ケット、8…ワイヤーケーブル、9…コロ、10…係止
部、11…前側案内輪、12…後側案内輪、13…中間
案内輪、14…駆動機構、15…モータ、16…ケーブ
ル駆動輪、17、18…テンションローラー、17A、
18A…ローラー支持軸、19、20…案内滑車、21
…モータ室、22…変速室、23…駆動室、24…クラ
ッチ機構、25…中央駆動歯車、26…回転軸、27…
ウォームギヤ、28…ウォームホィール、29…揺動
体、30…軸、31…固定ケース、32…中央上方アー
ム、33…右側アーム、34…左側アーム、35…軸、
36…右側軸、37…右側歯車、38…上下揺動右歯
車、39…ボス、40…バネ、41…弾着部、42…筒
体、43…左側軸、44…左側歯車、45…上下揺動左
歯車、46…ボス、47…筒体、48…バネ、49…弾
着部、50…右誘導歯車、51…左誘導歯車、52…受
動歯車、53…軸、54…バネ、55…突起、56…二
又部、57…突起、58…突起、59、60…揺動腕、
61…テンションバネ、80…固定ケース。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体のサイド側の外板4の出入口2の近
傍に取付けられる前後方向のガイドレール1と、前記車
体のスライドドア6に取付けられ前記ガイドレール1に
摺動自在に取付けられるブラケット7と、前記ガイドレ
ール1の前後両端に設けた前側案内輪11及び後側案内
輪12と、前記ガイドレール1の内側で前記前側案内輪
11と前記後側案内輪12との間に設けられた駆動機構
14と、前記ブラケット7に一端が係止され前記ブラケ
ット7から前記ガイドレール1に沿って前方に伸びて前
記前側案内輪11の外周で後方に転換し前記駆動機構1
4を経由して前記後側案内輪12に至り該後側案内輪1
2の外周で再転換して前記ガイドレール1に沿って前方
に伸びて前記ブラケット7に戻るワイヤーケーブル8と
からなる車両オートスライドドアにおいて、前記駆動機
構14は、正逆転モータ15と、前記モータ15の動力
で駆動軸53を中心に回転して前記ワイヤーケーブル8
を牽引するケーブル駆動輪16と、前記モータ15の動
力を前記ケーブル駆動輪16に伝達するクラッチ機構2
4と、前記駆動軸53を中心に揺動自在でテンションバ
ネ61の弾力により付勢される前側揺動腕59及び後側
揺動腕60と、前記前側揺動腕59及び前記後側揺動腕
60の先端に前側ローラー支持軸17A及び後側ローラ
ー支持軸18Aでそれぞれ軸止されて前記ワイヤーケー
ブル8を緊張させる前側テンションローラー17及び後
側テンションローラー18と、前記ワイヤーケーブル8
を案内する位置固定の前側案内滑車19及び後側案内滑
車20とを備え、前記案内滑車19、20は前記ケーブ
ル駆動輪16を基準として前記テンションローラー1
7、18の外側にそれぞれ設け、前記前側テンションロ
ーラー17はその前記前側ローラー支持軸17Aが前記
駆動軸53と前記前側案内滑車19の回転中心とを結ぶ
第1直線より前記テンションバネ61の付勢方向の奥側
に位置することで、前記ワイヤーケーブル8の、前記前
側案内滑車19から前記ケーブル駆動輪16に至る部分
を前記第1直線の手前側から前記奥側に押圧した後再度
前記手前側に戻すように構成し、同様に前記後側テンシ
ョンローラー18はその前記後側ローラー支持軸18A
が前記駆動軸53と前記後側案内滑車20の回転中心と
を結ぶ第2直線より前記テンションバネ61の付勢方向
の奥側に位置することで、前記ワイヤーケーブル8の、
前記後側案内滑車20から前記ケーブル駆動輪16に至
る部分を前記第2直線の手前側から前記奥側に押圧した
後再度前記手前側に戻すように構成した車両オートスラ
イドドアの開閉駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002002560A JP3721130B2 (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 車両オートスライドドアの開閉駆動装置 |
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JP2002002560A JP3721130B2 (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 車両オートスライドドアの開閉駆動装置 |
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