JP2002302222A - カーブベルトコンベヤ - Google Patents

カーブベルトコンベヤ

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JP2002302222A
JP2002302222A JP2001101149A JP2001101149A JP2002302222A JP 2002302222 A JP2002302222 A JP 2002302222A JP 2001101149 A JP2001101149 A JP 2001101149A JP 2001101149 A JP2001101149 A JP 2001101149A JP 2002302222 A JP2002302222 A JP 2002302222A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で扇形ベルトを取り外すことがで
きるカーブベルトコンベヤを提供する。 【解決手段】 扇形ベルト6の大径側において、中間ロ
ーラ8とピンチローラ9によりベルト往き側を挟み、中
間ローラ8と駆動ローラ7によりベルト帰り側を挟み付
けて、ほぼ扇形をなす上部フレーム1上にベルトを走行
させる。上部フレーム1は下部フレームの前板41に設
けたヒンジ47により上方に開閉自在に取付けられてい
る。ピンチローラユニット30は下部フレーム4の取付
33との間に設けたキャッチクリップ34によりベル
ト外周側に係止し、上部フレームの内周側は内側ベルト
ガイド44により下部フレーム1の後板42に係止す
る。ベルト洗浄や交換のときには、キャッチクリップ3
4の係合を解除してピンチローラユニット30を取外し
たのち、内側ベルトガイド44を取外すことで上部フレ
ーム1を上方へ開かせて扇形ベルト6の取外しを容易に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送物の搬送方向
を変更するために使用されるカーブベルトコンベヤに関
し、特に、コンベヤに備えられる扇形ベルトを本体に対
して容易に着脱できるようにしたカーブベルトコンベヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、搬送物を搬送するベルトコンベヤ
において、搬送方向を変更する場合には、カーブベルト
コンベヤが使用されている。このカーブベルトコンベヤ
は、中心角が90度又は180度の扇形をなす上部フレ
ームに、扇形状の無端ベルト(以下、扇形ベルトとい
う)を掛け渡し、この扇形ベルトを走行駆動させること
により、コンベヤライン上の搬送物の搬送方向を変更さ
せるようになっている。このようなコンベヤを用いて食
品や薬品等の物品を搬送するときには、コンベヤライン
全体を清浄に保っなど衛生面において十分注意すること
が必要とされ、特に、扇形ベルトは定期的に取り外して
洗浄することが行われている。
【0003】このため、分解掃除ないし洗浄が可能なカ
ーブベルトコンベヤが種々開発されており、例えば、特
開平1−59837号公報に記載されたカーブベルトコ
ンベヤが知られている。このカーブベルトコンベヤは、
扇形状をなす基板に、扇形ベルトが取り付けられ、さら
に、該ベルトの外周部適所に駆動ローラ、及び2個のピ
ンチローラからなる駆動手段を備えている。扇形状基板
の内周側近傍に設けた装着ボルトを取り外し、また、扇
形ベルトを挟み付けている3つのローラを固定するため
のスプリングを外すことにより、ベルトを基板から取り
外して洗浄できるようになっている。
【0004】しかしながら、前記特開公報に記載された
カーブベルトコンベヤは、装着ボルトを緩め、かつスプ
リングを外すことにより、扇形ベルトを取り外すことが
できるようにした構成となっており、従って、装着ボル
トの取り付け及び取り外しには工具が必要であり、ま
た、装着ボルトを取り外すことにより、他の部品も分解
されることとなり、洗浄後に扇形ベルトを再度装着する
際に、多くの時間と労力が必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなコンベヤ
において、駆動ローラを板ばねで常時上方へ押上げ付勢
させておく方式とすることも可能であるが、部品点数も
多く、組立てや一部分解によるベルト外しの際にも多く
の時間を必要とする。また、従来のカーブベルトコンベ
ヤにおいては、ベルトが内周側に引き込まれないように
ベルトの外周側にガイド桟あるいはガイドローラを設け
ていた。そのため、ベルトが高価になると同時にベルト
交換が容易に行えなかった。また、扇形ベルトを洗浄す
る際に、多くの時間と労力を要するということ、及びそ
のための余計な手段を設けなければならない等の問題を
有している。本発明は、従来の課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、カーブベルト
コンベヤの扇形ベルトを容易に着脱できるようにしたカ
ーブベルトコンベヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、コンベヤフレームに扇形ベルトを掛け渡
し、扇形ベルトの外周側において中間ローラとピンチロ
ーラによりベルト往き側を挟む一方、中間ローラと駆動
ローラによりベルト帰り側を挟み付けて、フレーム上に
扇形ベルトを走行させるようにしたカーブベルトコンベ
ヤにおいて、上部フレームを下部フレームに対し上方に
開くようにしたものである。すなわち、前記上部フレー
ムの扇形外周縁における中央部分と下部フレーム前部と
の間にヒンジを設けて、下部フレームに対し上部フレー
ムを開閉自在に取付け;扇形外周縁の中央部分に相当す
る下部フレームの前部にキャッチクリップを設けて、往
き側ベルトの外周近くに圧接するピンチローラユニット
を着脱自在に係止すると共に、前記上部フレームの内周
側に内側ベルトガイドを設けて下部フレームの後部に着
脱自在に係止し;前記キャッチクリップの係合を解除し
てピンチローラユニットを取り外し、内側ベルトガイド
の係合を解除して上部フレームを下部フレームに対し上
方へ開かせたのち、扇形ベルトを上部フレームの内周側
に向け移動させることでベルト取外しを可能とした。ま
た、ピンチローラユニットは、上部カバーと、上部カバ
ーの側板と、上部カバー内に軸支されて上部フレームに
おける扇形外周縁近くの中央に組み付けられるピンチロ
ーラと、前記側板の外面に設けたフック付きのスライド
ガイドとから構成させ、下部フレームの外周端に一対の
取付板を立設し、該取付板には前記側板外面のスライド
ガイドを挿合させる溝と、前記フックに係合するキャッ
チクリップハンドルを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明カーブベルトコンベ
ヤの側面図、図2は平面図を示す。このコンベヤは、上
部フレーム1に扇形ベルト6を掛け渡し、扇形ベルトの
外周側において中間ローラ8とピンチローラ9によりベ
ルト往き側6aを挟む一方、中間ローラ8と駆動ローラ
7によりベルト帰り側6bを挟み付けて、フレーム上に
扇形ベルト6を走行させるようにすると共に、上部フレ
ーム1を下部フレーム2に対し上方に開くようにしたも
のである。なお、図中、3は脚ユニット、4aはT形架
台、4bは脚、10は駆動ローラユニット、20は中間
ローラユニット(図8)、30はピンチローラユニッ
ト、Oは扇形ベルト6の回動中心、68はコントロー
ラ、70はベルト走行方向である。
【0008】上部フレーム1は、往き側ベルト6aの走
行面、すなわちスライドベッドとなるもので、平面より
見てほぼ扇形ではあるが、その外周側(大径側)中央に
適宜長さの直線縁部5を有し、上部フレーム1の両端に
は先端ガイド受け52、53を設けてベルトを案内する
先端ガイド50、50を支持している。また、直線縁部
5の左右に形成させた折曲げ翼辺5a、5aと上部フレ
ーム1の後端(扇形ベルトの内側)の尾部軸受板13と
の間にリターンローラ54、54を設ける。折曲げ翼辺
5a、5aには往き側ベルト6aの外周部を覆う上部カ
バー16、16を開閉自在に取付ける(図2、5)一
方、上部フレーム1の後端にフレーム受けの折曲げ上縁
48に向けボルト45を螺合して内側ベルトガイド44
を取外し自在に組付ける(図1、2、4)。下部フレー
ム2は、扇形ベルトの外周側に前板41、内周側にフレ
ーム受け42を起立させており、前板41の上縁と、上
部フレームの直線縁部5との間にヒンジ47を設けて下
部フレームに対し上部フレーム1を上開き自在に枢着し
ている(図5)。
【0009】扇形外周縁の中央部分に相当する下部フレ
ーム1の前部にキャッチクリップ34を設けて、往き側
ベルトの外周近くに圧接するピンチローラユニット30
を着脱自在に係止する。すなわち、キャッチクリップ3
4は、図1ないし3に示すように、下部フレーム1の前
板41に突出させた左右の取付板33、33と、各取付
板33に固着したスプリング34c付きのクリップハン
ドル34bと、ピンチローラユニット30における上部
カバー31の左右の側板32に設けたフック34aとか
ら構成される。また、側板32、32の中央縦方向にビ
ス36、36を用いてスライドガイド35、35を設
け、その下端に前記フック34aをそれぞれ固着する。
これに対応して、左右の取付板33の中央上半部にはフ
ック側のスライドガイド35、35を挿合する溝46、
46を形成させている。
【0010】上部フレーム1における直線縁部5の下に
上部フレームの傾斜保持手段60を設ける。傾斜保持手
段は、図4、5に示すように、直線縁部5の下方に垂下
させたアーム61、架台4aの回動支点65に支持した
リンク63とからなり、リンク63は先端側方にピン6
4を突出させている。通常、リンク63は架台4aの回
動支点65によって垂れ下がっている(図4)が、上部
フレーム1の上開き時にはリンク63を上方に回動して
先端ピン64をアーム61にあけた孔62に係合して上
部フレーム1の傾斜状態を保持する。傾斜保持手段とし
ては、図示例のものに限らずガスシリンダ、ダンパなど
を採用することができる。
【0011】図1、2及び3はクリップハンドル34b
を起立させスプリング34cの弾力によりフック34a
に掛け止めた状態を示している。また、図5について
後述するように、キャッチクリップ34の係合を解除し
てピンチローラユニット30を取り外したのち、ボルト
45を緩め内側ベルトガイド44を取外し、保持手段6
0を作動させ上部フレーム1を上方へ開かせた状態で、
扇形ベルト6を上部フレーム1の内周側に向け移動させ
ることによってベルト6の取り外し可能とする。
【0012】(駆動ローラユニット) 図6に示すよう
に、下部フレーム2にほぼ中央に、モータブラケット1
1と、ギヤドモータ12と、モータの出力軸17に軸支
される駆動ローラ7とより構成される駆動ユニット10
が配置される。モータブラケット11は、下部フレーム
2の上面で、かつ下部フレーム中央と扇形ベルトの回動
中心Oとを結ぶ線に対し平面から見てベルト走行方向
に所定角(例えばθ=5〜7.5゜又はそれ以上)傾け
て組付ける。このため、モータブラケット11のセンタ
に対し所定の角度位置ズレした位置に複数のボルト孔1
4をあけている。図6は、4つのボルト孔14にそれぞ
れボルト15(図1、5)を通して扇形ベルト6の回動
中心Oとを結ぶ線に対し逆方向に傾け(−θ)た状態
で固着した場合を示す。
【0013】(中間ローラユニット) 中間ローラユニ
ット20は、上部フレーム1の外周近くに形成した矩形
状の開口部21と、開口部21近くの上部フレーム下面
にボルト18、ナット19を用いて取付けたL字形ブラ
ケット22、22と、ブラケット22、22のフランジ
部に形成された縦長孔23、23に回り止めされて横架
されたスペーサ24付きのローラ軸28と、ローラ軸2
8に回転自在に支持された中間ローラ8とからなる。中
間ローラ8の上面は、開口部21から僅かに突出して上
部フレーム1の上側に走行するベルト6aの裏面に接す
るようにに配置される(図8及び9)。
【0014】(ピンチローラユニット) ピンチローラ
ユニット30は、図1ないし3及び図5に示すように、
上部フレーム1における扇形外周縁中央に組付ける上部
カバー31と、該上部カバー内に設けた支持ブラケット
37、支持ブラケット37に軸支されたピンチローラ9
と、上部フレームの外周側に当たる上部カバー31の一
方に設けた一対の延長片32、32と、各延長片に設け
たフック付きのスライドガイド35、35とから構成さ
れる。このピンチローラユニット30は、前述のよう
に、上部フレーム1の側板32に形成したスライドガイ
ド35を、上部フレーム側の取付板33の溝46に挿合
したうえ、キャッチクリップ34を係合させることで組
付ける。ピンチローラの支持ブラケット37は、図7に
示すように、中央にローラ軸39を通してピンチローラ
10を支持し、両端のフランジ部にはローラ軸を中心に
して角度θのズレをもたしてビス孔25、25を開け、
ビス26、26を用いてカバー31に固着させている
(図1、2)。
【0015】上部フレーム1の外周部近くに、前述のよ
うに、中間ローラ8を軸支した中間ローラユニット20
を取付け、その下方には、駆動ローラ7を有する駆動ロ
ーラユニット10が配置され、さらに、中間ローラユニ
ット20の上方には、ピンチローラ(又は補助ローラ)
9を有するピンチローラユニット30が配置されてい
る。Oはベルトを挟んで各ローラ相互の接点を結ぶ基
準線である。図9は扇形ベルトを挟んで駆動ローラ、中
間ローラ及びピンチローラを組付けた状態の拡大断面図
である。
【0016】図9は駆動ローラ7、中間ローラ8及びピ
ンチローラ9の取り付け傾斜角度の関係を示す斜視図で
ある。図9に示すように、扇形ベルト6の中心線と同軸
上に配置された中間ローラの回転軸18を基準とし、往
き側ベルト6aを挟んで中間ローラ8の上部に配置され
るピンチローラの軸19の投影軸線を平面から見てベル
ト走行方向に+θ°傾け、また、帰り側ベルト6bを挟
んで中間ローラの下部に配置される駆動ローラ軸17を
−θ°傾けて配置する。O1は扇形ベルトの回動中心で
ある基準点であり、O2は3つのローラ7、8、9がベ
ルト6に接する位置の投影基準点である。図示のよう
に、駆動ローラ7の軸17、ピンチローラ9、及び駆動
ローラ7の各々の回転軸17は、中間ローラ8の回転軸
方向に対し、平面から見て所定角(例えばθ=5〜7.
5゜)傾斜して配置されている。すなわち、中間ローラ
軸28は、扇形状をなす上部フレームの中心方向を向い
ており、これに対し、ピンチローラ軸39は、ベルト6
の往き側を扇形の外方向へ移動させるように中間ローラ
8の軸28に対して所定の角度を有して傾斜している。
このように、中間ローラを挟んで上下のローラ7、9を
傾けて組むことによりベルト6に張りを持たせて扇形ベ
ルトの内側に寄りやすい走行傾向を矯正するものであ
る。
【0017】(動作)次に、前述のように構成されたコ
ンベヤの動作について説明する。ピンチローラ9の作用
により、扇形ベルトの往き側6aがピンチローラ9と中
間ローラ8との間に一定の圧力で挟み付けられ、同時
に、ピンチローラ9の作用により、中間ローラ8が下側
に押しつけられるので、扇形ベルトの帰り側6bが、中
間ローラ8と駆動ローラ7との間に一定の圧力で挟み付
けられる。中間ローラ8の軸28は、ブラケットの長孔
23に軸支されているので、中間ローラ8が上下方向に
微調整されて、ベルト6の往き側を挟み付ける力と、帰
り側を挟み付ける力とが略同一となるよう設定される。
この状態で駆動ローラ7が駆動されると、扇形ベルトの
帰り側6bが摩擦駆動せしめられ、さらに、中間ローラ
8に動力が伝達されて、中間ローラ8とピンチローラ9
との間に挟み付けられたベルトの往き側6aが摩擦駆動
される。
【0018】図9に示したように、ピンチローラ9は、
中間ローラ8に対して若干の角度を有して傾斜してお
り、同様に、駆動ローラ7は、中間ローラ8に対して若
干の角度を有して傾斜しているので、ベルト6の往き側
及び帰り側をそれぞれ扇形形状の外方向に向けて駆動す
ることができる。これにより、安定して上部フレーム1
の上に扇形ベルト6を走行させることができる。
【0019】(ベルト外し) ベルト6が汚れた場合な
ど、ベルト6を取外す必要がある場合には、まず、キャ
ッチクリップ34の係合を解除し、スライドガイド35
を溝46から引き抜いて、ピンチローラユニット30を
取付板45より上方に取り外す。それにより、3つのロ
ーラ7、8,9による扇形ベルト6の挟み付けが解除さ
れ、上部フレーム1に対してベルト6が緩められる。な
お、ピンチローラユニト30に上部カバー31を有して
いるため、運転中は勿論、取外した後も内部が露出せ
ず、また内部への物や手指のかみ込みを防止している。
上記のように、上部フレーム1の内周側に当たる内側ベ
ルトガイド44を取外すと、上部フレーム5は前板41
のヒンジ47を回転軸として所定角度上方へ開かせるの
で、ベルト6を上部フレーム1から内周側に向かって引
き出すことにより取り外すことができる。
【0020】(再組立) 分解洗浄が終了し、再度組み
立てる際には、前述と逆の操作、すなわち、開き状態の
上部フレーム1に、ベルト6をその外周側の方から挿合
したうえ、上部ベルトカバー16をベルトの外周側に接
近させる一方、上部フレーム1の後端のボルト45を用
いて内側ベルトガイド44を固定する。次いで、ピンチ
ローラユニット30における上部カバー31のスライド
ガイド35、35を、取付板33、33の溝46、46
に挿合して組付けて、キャッチクリップ34のフックハ
ンドル34bを上向きに回動して先端をフック34aに
係合させたのち、上部フレーム1の扇形内周側のボルト
45で内側ベルトガイド44を固定することにより、再
組立を終える。組立により、ベルト6は中間ローラ8、
ピンチローラ9および駆動ローラ7とにより一定の圧力
で挟み付けられるので、駆動モータ12の駆動により、
ベルト6を走行させることができる。
【0021】本実施例では、扇形ベルト6の中心線と同
軸上に配置された中間ローラの回転軸28を基準とし、
往き側ベルト6aを挟んで中間ローラ8の上部に配置さ
れるピンチローラ軸39の投影軸線を平面から見てベル
ト走行方向に+θ°傾け、また、帰り側ベルト6bを挟
んで中間ローラの下部に配置される駆動ローラ軸17を
走行方向に対しθ°傾けて矢印70の方向にベルトを走
行させる場合を示したが、ピンチローラ軸を−θ°、駆
動ローラ軸を+θ°傾けた位置に設定できる孔(図示省
略)をあけてビス止めし、かつモータ12を逆転させる
ことによりベルト6を逆方向に走行させることが可能で
ある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカーブベ
ルトコンベヤでは、ほぼ扇形をなす上部フレームで扇形
ベルトを支持し、扇形ベルトの外周縁近くで、中間ロー
ラとピンチローラによりベルト往き側を挟むと共に、中
間ローラと駆動ローラによりベルト帰り側を挟み付けて
いるので、ベルトがたるむことなくスムーズに走行させ
ることができる。また、上部フレームは下部フレームの
前板に設けたヒンジにより上方に開閉自在に取付けら
れ、ピンチローラユニットは下部フレームの側板との間
に設けたキャッチクリップによりベルト外周側に係止さ
れ、上部フレームの内周側は内側ベルトガイドにより下
部フレームに係止されているので、ベルトの点検や洗浄
・交換時には、キャッチクリップの係合を解除してピン
チローラユニットを取り外したのち、内側ベルトガイド
の係合を解除することで上部フレームを上方へ開かせて
扇形ベルト外しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカーブベルトコンベ
ヤの側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図1の右側面図である。
【図5】ピンチローラユニットを取付けた上部カバーと
内側ベルトカバーを取外して上部フレームを上方に開か
せた状態の拡大側面図である。
【図6】図5のA−A線より矢印方向に見た平面図であ
る。
【図7】ピンチローラ支持ブラケットの底面図である。
【図8】駆動ローラ、中間ローラ及びピンチローラの組
付部分の拡大断面図である。
【図9】駆動ローラ、中間ローラ及びピンチローラの取
り付け傾斜角度とベルト走行の関係を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 上部フレーム 2 下部フレーム 3 脚ユニット 4a T形架台
4b 脚 5 直線縁部 5a 折曲げ翼辺
5b 後板 6 扇形ベルト 7 駆動ローラ 8 中間ローラ 9 ピンチローラ 10 駆動ローラユニット 11 モータブラケッ
ト 12 ギヤードモータ 13尾部軸受板 14 ボルト孔 16 上部ベルトカバ
ー 15 ボルト 17 駆動ローラ軸 20 中間ローラユニット 21 開口部 22 L形ブラケット 23 長孔 24 スペーサ 25 ビス孔 26 ビス 28 中間ローラ軸 30 ピンチローラユニット 31 上部カバー 32 側板 33 取付板 34 キャッチクリップ 34a フック 34b クリップハンドル 34c スプリング 35 スライドガイド 36 ビス 37、51 ブラケット 39 ピンチローラ軸 41 フレームの前板 42 フレーム受け 44 内側ベルトガイド 45 ボルト 46 溝 47 ヒンジ 48 フレーム受けの折曲げ上縁 50 先端ガイド 52、53 先端ガイド受け 54 リターンローラ 55 軸受け用ブラケット 56 軸受け 60 傾斜保持手段 61 傾斜保持用アー
ム 62 孔 63 リンク 64 ピン 65 回動支点 68 コントローラ 70 ベルト走行方向
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月27日(2001.11.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】上部フレーム1は、往き側ベルト6aの走
行面、すなわちスライドベッドとなるもので、平面より
見てほぼ扇形ではあるが、その外周側(大径側)中央に
適宜長さの直線縁部5を有し、上部フレーム1の両端に
は先端ガイド受け52、53を設けてベルトを案内する
先端ガイド50、50を支持している。また、直線縁部
5の左右に形成させた折曲げ翼辺5a、5aと上部フレ
ーム1の後端(扇形ベルトの内側)の尾部軸受板13と
の間にリターンローラ54、54を設ける。折曲げ翼辺
5a、5aには往き側ベルト6aの外周部を覆う上部
ルトカバー16、16を開閉自在に取付ける(図2、
5)一方、上部フレーム1の後端にフレーム受けの折曲
げ上縁48に向けボルト45を螺合して内側ベルトガイ
ド44を取外し自在に組付ける(図1、2、4)。下部
フレーム2は、扇形ベルトの外周側に前板41、内周側
にフレーム受け42を起立させており、前板41の上縁
と、上部フレームの直線縁部5との間にヒンジ47を設
けて下部フレームに対し上部フレーム1を上開き自在に
枢着している(図5)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図1、2及び3はクリップハンドル34b
を起立させスプリング34cの弾力によりフック34a
に掛け止めた状態を示している。また、図5について
後述するように、キャッチクリップ34の係合を解除し
てピンチローラユニット30を取り外したのち、ボルト
45を緩め内側ベルトガイド44を取外し、保持手段6
0を作動させ上部フレーム1を上方へ開かせた状態で、
扇形ベルト6を上部フレーム1の内周側に向け移動させ
ることによってベルト6の取り外しが可能となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】(駆動ローラユニット) 図6に示すよう
に、下部フレーム2にほぼ中央に、モータブラケット1
1と、ギヤドモータ12と、モータの出力軸(ローラ
軸)17に軸支される駆動ローラ7とより構成される駆
動ユニット10が配置される。モータブラケット11
は、下部フレーム2の上面で、かつ下部フレーム中央と
扇形ベルトの回動中心Oとを結ぶ線に対し平面から見
てベルト走行方向に所定角(例えばθ=5〜7.5゜又
はそれ以上)傾けて組付ける。このため、モータブラケ
ット11のセンタに対し所定の角度位置ズレした位置に
複数のボルト孔14をあけている。図6は、4つのボル
ト孔14にそれぞれボルト15(図1、5)を通して扇
形ベルト6の回動中心Oとを結ぶ線に対し逆方向に傾
け(−θ)た状態で固着した場合を示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】(ピンチローラユニット) ピンチローラ
ユニット30は、図1ないし3及び図5に示すように、
上部フレーム1における扇形外周縁中央に組付ける上部
カバー31と、該上部カバー内に設けた支持ブラケット
37、支持ブラケット37に軸支されたピンチローラ9
と、上部フレームの外周側に当たる上部カバー31の一
方に設けた一対の側板32、32と、各延長片に設けた
フック付きのスライドガイド35、35とから構成され
る。このピンチローラユニット30は、前述のように、
上部フレーム1の側板32に形成したスライドガイド3
5を、上部フレーム側の取付板33の溝46に挿合した
うえ、キャッチクリップ34を係合させることで組付け
る。ピンチローラの支持ブラケット37は、図7に示す
ように、中央にローラ軸39を通してピンチローラ10
を支持し、両端のフランジ部にはローラ軸を中心にして
角度θのズレをもたしてビス孔25、25を開け、ビス
26、26を用いてカバー31に固着されている(図
1、2)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図9は駆動ローラ7、中間ローラ8及びピ
ンチローラ9の取り付け傾斜角度の関係を示す斜視図で
ある。図9に示すように、扇形ベルト6の中心線と同軸
上に配置された中間ローラの回転軸18を基準とし、往
き側ベルト6aを挟んで中間ローラ8の上部に配置され
るピンチローラの軸19の投影軸線を平面から見てベル
ト走行方向に+θ°傾け、また、帰り側ベルト6bを挟
んで中間ローラの下部に配置される駆動ローラ軸17を
−θ°傾けて配置する。O1は扇形ベルトの回動中心で
ある基準点であり、O2は3つのローラ7、8、9がベ
ルト6に接する位置の投影基準点である。図示のよう
に、駆動ローラ7の軸17、ピンチローラ9、及び駆動
ローラ7の各々の回転軸(駆動ローラ軸)17は、中間
ローラ8の回転軸方向に対し、平面から見て所定角(例
えばθ=5〜7.5゜)傾斜して配置されている。すな
わち、中間ローラ軸28は、扇形状をなす上部フレーム
の中心方向を向いており、これに対し、ピンチローラ軸
39は、ベルト6の往き側を扇形の外方向へ移動させる
ように中間ローラ8の軸28に対して所定の角度を有し
て傾斜している。このように、中間ローラを挟んで上下
のローラ7、9を傾けて組むことによりベルト6に張り
を持たせて扇形ベルトの内側に寄りやすい走行傾向を矯
正するものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】(ベルト外し) ベルト6が汚れた場合な
ど、ベルト6を取外す必要がある場合には、まず、キャ
ッチクリップ34の係合を解除し、スライドガイド35
を溝46から引き抜いて、ピンチローラユニット30を
取付板33より上方に取り外す。それにより、3つのロ
ーラ7、8,9による扇形ベルト6の挟み付けが解除さ
れ、上部フレーム1に対してベルト6が緩められる。な
お、ピンチローラユニト30に上部カバー31を有して
いるため、運転中は勿論、取外した後も内部が露出せ
ず、また内部への物や手指のかみ込みを防止している。
上記のように、上部フレーム1の内周側に当たる内側ベ
ルトガイド44を取外すと、上部フレーム5は前板41
のヒンジ47を回転軸として所定角度上方へ開かせるの
で、ベルト6を上部フレーム1から内周側に向かって引
き出すことにより取り外すことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤの上部フレームに扇形ベルトを
    掛け渡し、扇形ベルトの外周側において、中間ローラと
    ピンチローラによりベルト往き側を挟む一方、中間ロー
    ラと駆動ローラによりベルト帰り側を挟み付けて、フレ
    ーム上に扇形ベルトを走行させるようにしたカーブベル
    トコンベヤにおいて、 上部フレームの扇形外周縁における中央部分と下部フレ
    ーム前部との間にヒンジを設けて、下部フレームに対し
    上部フレームを開閉自在に取付け、 下部フレームの前部にキャッチクリップを設けて、往き
    側ベルトの外周近くに圧接するピンチローラユニットを
    着脱自在に係止すると共に、前記上部フレームの内周側
    に内側ベルトガイドを設けて下部フレームの後部に着脱
    自在に係止し、 前記キャッチクリップの係合を解除してピンチローラユ
    ニットを取外すと共に、内側ベルトガイドをとり外して
    上部フレームを上方へ開かせたのち、扇形ベルトを上部
    フレームの内周側に向け移動させることでベルト取外し
    を可能としたことを特徴とするカーブベルトコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記ピンチローラユニットは、上部カバ
    ーと、上部カバーの側板と、上部カバー内に軸支されて
    上部フレームにおける扇形外周縁近くの中央に組み付け
    られるピンチローラと、前記側板の外面に設けたフック
    付きのスライドガイドとからなり、 前記下部フレームの外周端に一対の取付板を立設し、該
    取付板には前記側板外面のスライドガイドを挿合させる
    溝と、前記フックに係合するキャッチクリップハンドル
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカーブベル
    トコンベヤ。
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