JP2002302142A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2002302142A
JP2002302142A JP2001107687A JP2001107687A JP2002302142A JP 2002302142 A JP2002302142 A JP 2002302142A JP 2001107687 A JP2001107687 A JP 2001107687A JP 2001107687 A JP2001107687 A JP 2001107687A JP 2002302142 A JP2002302142 A JP 2002302142A
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container
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Hidetoshi Shigefuji
秀俊 重藤
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Johshuya Co Ltd
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Johshuya Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体の長手方向の端面をなす側面にいわ
ゆるパッチン錠を設けずに該本体に蓋体を密着させるこ
とができ、該本体上方から見て密着、又は開放の状態を
容易に判断できる容器の提供。 【解決手段】 容器本体10の長手方向の端面をなす短
側壁11は、短側壁11のハンドル収納部11B内に収
納可能なハンドル30を有する。引出された状態のハン
ドル30が略鉛直下方へ移動され、ハンドル30に設け
られた突起31Fがガイド溝16bに案内された後に、
突起31Fは係合溝16dに案内されハンドル30が鉛
直上下方向に移動不能となる。ハンドル30に設けられ
た係合凸部31Dは、対向する蓋体20の係合凹部の相
対凸部に係合し、蓋体20を押下げ、蓋体20が容器本
体10に密着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器に関し、特に大型
の魚釣用クーラーボックスの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般の魚釣用のクーラーボックス
は、上面全体を開口して対向する一対の長側壁と対向す
る一対の短側壁及び底部により形成された略直方函状の
容器本体の一方の長側壁上部に蓋体を蝶着して前記容器
本体の上面開口を蓋体にて開閉可能に設けられ、前記容
器本体の他方の長側壁上部と前記蓋体との間に設けられ
たパッチン錠にて前記蓋体を上面開口閉鎖状態にて施錠
可能とすると共に、前記容器本体の短側壁に取り付けら
れたハンドルを把持することによって運搬可能に構成さ
れている。
【0003】しかし、大型の魚釣用クーラーボックスに
おいては、容量の増大に伴なって可及的に長側壁並びに
短側壁の長さが長くなるために、容器本体の長側壁上部
と蓋体との間に設けられるパッチン錠の数を増やしても
短側壁と蓋体との間の閉鎖力が不足して、搬送中の車の
ゆれや急ブレーキ等によって容器本体内の海水等が車内
に漏れてしまう等の問題がありました。
【0004】この問題を解決するために近年において、
短側壁上部と蓋体との間にパッチン錠を設けたものも有
りますが、短側壁には、パッチン錠と共にハンドルが取
り付けられるために、パッチン錠の取り付け位置は、可
及的にハンドルの陰に隠れる位置になって施錠状態を視
認できないのみならず、パッチン錠の操作時にハンドル
が邪魔になって円滑な施錠・解錠操作ができない問題が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、略直方函状
の容器においてハンドルが取りつけられる短側壁側にパ
ッチン錠を設けることなく施錠機能を付与できるのみな
らず、施錠・解錠状態が容易に視認できて操作性の良い
容器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による容器1は、上面全体を開口して対向す
る一対の長側壁13、14と対向する一対の短側壁1
1、12及び底部15により形成された略直方函状の容
器本体10と、該容器本体10の少なくとも一方の長側
壁13上部に蝶着されて前記開口を開閉可能に設けられ
た蓋体20と、前記容器本体10の短側壁11に上下方
向に摺動可能に両端が取り付けられて中央屈曲部を把持
部31とした略コ字状のハンドルと30を備えた容器に
おいて、前記ハンドル30の把持部両端31A、31B
と前記短側壁11との間に前記ハンドル30を下方向に
摺動時に係脱可能に係合部16a、17a、31F、3
1Gを形成し、前記ハンドル30と前記閉鎖状態にある
蓋体20との対向部21、31Cの一方に係合凹部21
aを他方に係合凸部31Dをそれぞれ形成し、前記ハン
ドル30の下方向への摺動時に前記係合凹部21aと係
合凸部31Dとを係合させると共にハンドル30と短側
壁11とを係合させて容器本体10に対して蓋体20を
施錠可能とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態による容器1
について図1乃至図4に基づき説明する。先ず、容器1
の構成について説明する。
【0008】容器1は大型クーラーボックスであり、図
1に示されるように、容器本体10と、蓋体20とによ
り構成されている。容器本体10は樹脂成型品であり、
大型の略直方函状をしており、上面の略全体が開口部を
なす上面開口型になっている。即ち、容器本体10は、
容器本体10の長手方向の両端面をなす対向した短側壁
11、12と、容器本体10の長手方向に平行に対向し
た長側壁13、14と、底部15とにより構成されてお
り、それぞれ所定の厚さを有する。開口部は、容器本体
10の上面の略全体をなすため長方形状をしている。
【0009】底部15の、一方の短側壁12と底部15
とが接続されている辺の両端には、略円弧の一部をなす
形状をした凹部15aがそれぞれ形成されており、凹部
15aには、円柱形状のキャスター2が地面に当接可能
にそれぞれ設けられている。他方の短側壁11に設けら
れた後述のハンドル30を釣人が把持し、容器本体10
の他方の短側壁11の側を持上げることにより、キャス
ター2が地面に当接し、容器1を移動することができる
ように構成されている。
【0010】蓋体20は、略直方体形状をしており、蓋
体底面25は、容器本体10の開口部よりも若干大きめ
の相似形状の長方形をしている。即ち、蓋体20は、蓋
体20の長手方向の両端面をなす蓋体の短側面21、2
2と、蓋体20の長手方向に平行な図示せぬ蓋体の長側
面及び蓋体の長側面24と、蓋体底面25と、蓋体上面
26とにより構成されている。蓋体20は、長側壁13
の上部と図示せぬ蓋体の長側面とに羽根板を取付けた図
示せぬ蝶番による回動により、蓋体20が容器本体10
の開口部上に乗り、開口部の周囲の部分に蓋体20の蓋
体底面25の周囲のパッキン25aが密着することによ
って蓋体底面25が容器本体1の開口部を塞ぎ、容器本
体10の開口部が閉鎖された状態になるように構成され
ている。
【0011】容器本体10の他の長側壁14の上部に
は、容器本体10の長手方向に所定の間隔を隔てて2つ
のパッチン錠14A、14Bが設けられている。又、蓋
体の長側面24上であって蓋体20によって容器本体1
0の開口部が閉じられたときにパッチン錠14A、14
Bに対向する位置には、図示せぬ係合凹部がそれぞれ形
成されており、係合凹部にはパッチン錠14A、14B
を構成する掛止金具の掛止部14C、14Dが係止可能
に構成されている。このパッチン錠14A、14Bによ
り蓋体20のパッキン25aを、容器本体10の開口部
を画成する側壁11、12、13、14の上端部へ密着
させ、この部分から容器1内部の水や冷気が漏出ないよ
うに構成されている。
【0012】容器本体10は、図2に示されるように、
それぞれ所定の厚さを有する外筐10Aと内筐10Bと
からなる二重構造になって、外筐10Aと内筐10B間
の中空内部には断熱材10Cが設けられており容器1内
部と外部とを断熱するように構成されている。容器本体
10の短側壁11を形成する外筐10Aの外側には外側
板11Aが取付けられ、外側板11A内の、長側壁1
3、14を結ぶ方向の略中央の位置には、この方向に所
定の幅を有する空間が容器本体10の上下方向に亘って
形成されている。この空間は、後述する略コの字状のハ
ンドル30の両端に形成した支持部32、33を収納可
能に構成されたハンドル収納部11Bをなす。
【0013】外側板11Aの上部には、容器本体10の
長手方向から見た場合に、下方に向かって切欠いた状態
で凹部11bが形成されている。凹部11bが形成され
ているため、外側板11Aの上部であって長側壁13、
14を結ぶ方向の両端は、それぞれ、容器本体10の底
部15から上面へと向かう方向に相対的に突出する2つ
の本体突出部16、17をなす。本体突出部16、17
の突出高さは、容器本体10の開口部上に乗せられる蓋
体20の蓋体底面25と蓋体上面26との間の距離に一
致しており、本体突出部16、17の容器本体10の長
手方向の側面11Eは、蓋体20が容器本体10の開口
部を塞いでいるときに、蓋体の短側面21に対向するよ
うに構成されている。
【0014】短側壁11側には、容器1を運搬する際
に、釣人が把持するためのハンドル30が設けられてい
る。ハンドル30は、容器本体10の長側壁13、14
を結ぶ方向に平行な略棒状の把持部31と、把持部31
の両端より少し把持部31の中央寄りの位置から容器本
体10の上面から底部15へ向かう方向に延出する棒状
の2本の平行な支持部32、33とにより略コの字状に
構成されている。即ち、ハンドル30は、2本の平行な
支持部32、33を両側壁部とし把持部31を両側壁部
の間に位置する中間部とする略コの字に屈曲した形状を
なし、把持部31は中間屈曲部をなす。2本の支持部3
2、33は、短側壁11のハンドル収納部11Bに挿入
可能であり、ハンドル収納部11Bを画成する外側板1
1Aに対して摺動することによりハンドル収納部11B
へ収納され、また、ハンドル収納部11Bから引出され
るように構成されている。
【0015】把持部31の長手方向に垂直な面で切った
把持部31の断面形状は、本体突出部16、17と略同
一形状の正方形をしており、支持部32、33がハンド
ル収納部11Bに収納された状態のときには、把持部3
1の長さ方向の端面31A、31Bが本体突出部16、
17の長側壁13、14結ぶ方向の対向面11C、11
Dに対向する。このとき、把持部31は2つの本体突出
部16、17の対向面11C、11D間に位置してお
り、ハンドル30が短側壁11に収納されるように構成
されている。更に、蓋体20が容器本体10の開口部を
塞ぎ、開口部が閉じられた状態になっているときには、
前述のように、上記側面11Eは、蓋体の短側面21に
対向する位置関係になり、また、蓋体の短側面21が、
把持部31の、容器本体10の長手方向内側の側面31
Cに対向するように構成されている。
【0016】内側の側面31Cの下部には、対向する蓋
体20へ向かって突出する係合凸部31Dが、2つの支
持部32、33間に亘って設けられている。一方、ハン
ドル30が短側壁11に収納されている状態のときに、
係合凸部31Dに対向する蓋体の短側面21の位置に
は、図3及び図4に示されるように、蓋体の短側面21
を蓋体上面26から蓋体底面25の方向へ所定の位置ま
で所定の深さで削り取った状態で、蓋体20の内方へ向
かって係合凹部21aが形成されている。係合凹部21
aは、蓋体20の長手方向から見たときには長方形状に
窪んでおり、蓋体の短側面21と蓋体底面25とが接続
されている部分は、係合凹部21aに対して蓋体20の
長手方向に相対的に突出する相対凸部21Aをなす。相
対凸部21Aの上面21Bは係合凸部31Dの下面31
Eに係合可能である。
【0017】2本の支持部32、33の一端であって把
持部31が設けられている側とは反対の側には、図示せ
ぬ突起が設けられている。また、ハンドル収納部11B
内であってハンドル30の支持部32、33が摺動する
部分の所定の位置には、支持部32、33の図示せぬ突
起と当接可能に構成された図示せぬガイド長溝が設けら
れており、支持部32、33がハンドル収納部11Bか
ら所定量引出されたときに、それ以上支持部32、33
がハンドル収納部11Bから引出されないように構成さ
れている。支持部32、33がハンドル収納部11Bか
ら引出し可能な最大量引出されたときには、支持部3
2、33は把持部31と一体にハンドル30全体で、支
持部32、33に設けられている突起と図示せぬガイド
長溝の上端との係合位置を軸心として回動可能に構成さ
れている。この際、支持部32、33はハンドル収納部
11Bから十分引出されているのため、回動する際に支
持部32、33が短側壁11やこれに取付けられた外側
板11Aには当接せず、支持部32、33の回動の障害
にはならない。また、ハンドル収納部11Bの、容器本
体10の長手方向の幅は、支持部32、33の同方向の
幅よりも幅広に形成されているため、ハンドル30がハ
ンドル収納部11Bに収納されているときであっても、
突起の設けられている位置を軸心として若干揺動可能に
構成されている。
【0018】ハンドル30収納時に把持部31の両端面
31A、31Bと対向する前記本体突出部16、17の
側面11C、11Dのうち側面11Cには、図1又は図
3に示されるように、略逆Y字形状のガイド溝部16a
が形成されている。ガイド溝部16aは、本体突出部1
6の上面に開放されて、底部15の方向へ向かって下降
形成されたガイド溝16bと、該ガイド溝16bの下端
から蓋体の短側面21側に向けて緩やかに傾斜させて下
降させ、先端を水平係止部16cとした係合溝16dと
ガイド溝16bの下端から前記係合溝16dとは反対の
外側板側にした逃げ溝16fとから形成されている。本
体突出部17の側面11Dにも、前記ガイド溝部16a
と同様の図示せぬガイド溝17aが対称に形成されてい
る。
【0019】把持部31の両端面31A、31Bの中心
位置には、把持部31の長手方向に延出する円柱状の突
起31F、31Gがそれぞれ設けられている。突起31
F、31Gの直径は、ガイド溝部16a、17aの溝幅
と略同一である。突起31G、31Fがガイド溝部16
a、17aにそれぞれ同時に係合し、且つ、把持部31
の長手方向が容器本体10の長側壁13、14を結ぶ方
向に平行である状態を保ちながら、突起31F、31G
がガイド溝部16a、17a内をそれぞれ移動可能に構
成されている。ガイド溝部16a、17aの水平係止部
16c(17c)と突起31F、31Gとは係合部を形
成する。容器本体10の短側壁12にも、短側壁11と
同様にしたハンドル40が取付けられている。
【0020】次に、ハンドル30を操作して蓋体20が
容器本体10に施錠される動作について説明する。先
ず、ハンドル収納部11Bに収納されておらず上方へ飛
出した状態のハンドル30を図示せぬ突起と図示せぬガ
イド長溝にて略鉛直下方へ移動し、突起31F、31G
をそれぞれガイド溝16b、17bに係合させ侵入させ
て、突起31F、31Gを係合溝16dと逃げ溝16f
との分岐点へ移動させる。このときには、ハンドル30
は上方に移動可能であり、蓋体底面25のパッキン25
aは容器本体10の上面に密着固定されていない。
【0021】次に、ハンドル30を容器本体10の長手
方向内方に移動させて突起31F、31Gを係合溝16
dに沿って水平係止部16cへ移動させると、ハンドル
30が上方に移動不能になり、図4に示されるように、
係合凸部31Dと係合凹部21aの相対凸部21Aとが
係合すると共に下方へと押圧して、蓋体底面25のパッ
キン25aが容器本体10の上面に密着され施錠され
る。このとき、ハンドル30の把持部31の、容器本体
10の長手方向外方の側面31Hは、外側板11Aの容
器本体10の長手方向外方の側面11Fと面一になって
おり、また、ハンドル30の把持部31の上側の側面3
1Iは、蓋体上面26及び本体突出部16、17の上面
と面一になっており、ハンドル30が短側壁11の側面
に完全に収納された状態になる。
【0022】次に、ハンドル30を容器本体10の長手
方向外方に移動させることによって突起31F、31G
を係合溝16dから逃げ溝16fへ移動させると、係合
凸部31Dと係合凹部21aの相対凸部21Aとの係合
が解除され、蓋体20の容器本体10への施錠が解除さ
れ、ハンドル30をハンドル収納部11Bに収納した状
態で蓋体20を開けることが可能な状態になる。
【0023】蓋体20を容器本体10に密着固定させる
ためのハンドル30、40が、容器本体10の短側壁1
1、12の側面上部に設けられているので、釣人がかが
みこまずに施・解錠することができ、蓋体20が容器本
体10に施錠されているか否かの確認をハンドル30、
40の位置により容易に行うことができる。また、簡素
な構成なので、容器本体の側面にパッチン錠を設ける場
合と比較して、製造コストを低く抑えることができる。
【0024】釣人が、短側壁11に収納された状態にな
っているハンドル30を取出し収納されていない状態に
して、ハンドル30を把持して容器1を引き、キャスタ
ー2を回転させて容器1を移動させるときには、ハンド
ル30が引出された状態になっているため、ハンドル3
0の突起31F、31Gを係合溝16dに位置させるこ
とができず、蓋体底面25のパッキン25aと短側壁1
1の上面とを密着施錠させることはできない。しかし、
このときには、容器1内の水は、反対側の短側壁12へ
寄った状態になる。従って、予め反対側の短側壁12の
側のハンドル40を容器本体10の長手方向内方に移動
させて図示せぬ突起を係合溝16d内に移動させてお
き、蓋体20のパッキン25aを短側壁12の上端に密
着させておけば、容器1を移動させる際の水漏れを防止
することができる。
【0025】本発明による容器は上述した実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変
形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、蓋
体20に係合凹部21aを形成し、ハンドル30に係合
凸部31Dを設けたが、凹凸を逆にして、蓋体に係合凸
部を設け、ハンドルに係合凹部を形成して、両者を係合
可能としてもよい。
【0026】また、本実施の形態では、図示せぬ蝶番に
より蓋体の長側面を容器本体10に対して回転可能かつ
着脱不能に接続し、蓋体をいわゆる片開きの状態にした
が、このような構成にせずに、公知のいわゆる両開きの
蓋体として、蓋体を何れの側からでも開閉でき、必要時
は蓋体を容器本体から着脱可能にしてもよい。
【0027】又、本実施の形態においては、短側壁1
1、12の両端にハンドルによる施錠装置を設けたが、
一方のみに設けるようにしてもよい。
【0028】又、本実施の形態においては、クーラーボ
ックスにて説明したが、保温容器や工具箱等の一般の容
器であってもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の容器によれば、ハンドル
と閉鎖状態にある蓋体との対向部の一方に係合凹部を他
方に係合凸部をそれぞれ形成し、ハンドルの下方向への
摺動時に係合凹部と係合凸部とを係合させると共にハン
ドルと短側壁とを係合させて容器本体に対して蓋体を施
錠可能としたため、係合凹部の位置及び係合凸部の位置
については、金型寸法が正確であれば、成形条件を一定
とすることによって寸法が安定し、蓋体を容器本体へ密
着させる加圧力を一定にすることができ、安定した品質
で漏水防止効果を得ることができる。
【0030】また、従来行われていた、2つのハンドル
の下方へそれぞれ設けられたパッチン錠をかがみこんで
施錠・解錠することに比較し、容器の上方から両手で同
時に施錠・解錠の操作を容易に行うことができるため、
短時間で蓋体の容器本体への密着、開放を行うことがで
きる。また、容器本体上方からハンドルの位置を確認す
ることによって、蓋体が容器本体に密着しているか否か
を容易に判断することができるため、蓋体が密着してい
ない状態で水の入った容器を運搬してしまい自動車のト
ランク内が水浸しになるといったトラブルも防止するこ
とができる。
【0031】また、短側壁の略中央部にて蓋体を施錠で
きるので安定した密着が得られる。
【0032】また、短側壁にいわゆるパッチン錠を取付
ける必要がないため、省資源、省エネルギー効果を得る
ことができる。更に、コストダウン、及び、容器の軽量
化の効果も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による容器を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態による容器の、一部を断面
図で示した正面図。
【図3】本発明の実施の形態による容器の、本体突出部
を示す要部断面図。
【図4】本発明の実施の形態による容器の、蓋体がハン
ドルによって容器本体に密着された状態を示す要部断面
図。
【符号の説明】
1 容器 10 容器本体 11、12 短側壁 13、14 長側壁 15 底部 16a、17a ガイド溝部 20 蓋体 21 蓋体の短側面 21a 係合凹部 30 ハンドル 31 把持部 31A、31B 端面 31C 側面 31D 係合凸部 31F、31G 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA11 AB02 BA05 BB11 BB14 BB17 BC06 CA18 EA17 EA22 FA02 FC01 GA01 GA14 3E084 AA05 AA14 BA02 CA03 FA01 FD01 GA06 GB06 GB21 KA20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面全体を開口して対向する一対の長側
    壁と対向する一対の短側壁及び底部により形成された略
    直方函状の容器本体と、 該容器本体の少なくとも一方の長側壁上部に蝶着されて
    前記開口を開閉可能に設けられた蓋体と、 前記容器本体の短側壁に上下方向に摺動可能に両端が取
    り付けられて中央屈曲部を把持部とした略コ字状のハン
    ドルとを備えた容器において、 前記ハンドルの把持部両端と前記短側壁との間に前記ハ
    ンドルを下方向に摺動時に係脱可能に係合部を形成し、 前記ハンドルと前記閉鎖状態にある蓋体との対向部の一
    方に係合凹部を他方に係合凸部をそれぞれ形成し、 前記ハンドルの下方向への摺動時に前記係合凹部と係合
    凸部とを係合させると共にハンドルと短側壁とを係合さ
    せて容器本体に対して蓋体を施錠可能としたことを特徴
    とする容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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