JP2002301506A - 超硬合金製複合ロール - Google Patents

超硬合金製複合ロール

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JP2002301506A
JP2002301506A JP2001102798A JP2001102798A JP2002301506A JP 2002301506 A JP2002301506 A JP 2002301506A JP 2001102798 A JP2001102798 A JP 2001102798A JP 2001102798 A JP2001102798 A JP 2001102798A JP 2002301506 A JP2002301506 A JP 2002301506A
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Mitsuyoshi Horiuchi
満喜 堀内
Toshiyuki Hattori
敏幸 服部
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内層材と外層材との境界部の接合強度を向上
させた超硬合金製複合ロールを提供する。 【解決手段】 鉄系材料からなる内層材の外周に、炭化
タングステン粒子を含む超硬合金からなる外層材が金属
接合された超硬合金製複合ロールであって、前記内層材
と前記外層材との間に1層以上の炭化タングステン粒子
を含む超硬合金からなる中間層を有し、前記中間層の炭
化タングステン粒子の含有量を前記外層材より少なくし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄帯板、板材、線
材、棒材などの鋼材の圧延に用いられ、靭性に優れる材
料からなる内層材の外周に、炭化タングステン(WC)
系超硬合金からなる外層材が金属接合された超硬合金製
複合ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】寸法精度の向上、表面疵の減少、表面光
沢度の向上など圧延材に対する高品質化の要求に応える
ために、耐摩耗性、耐肌荒れ性等に優れたWC系超硬合
金が線材、棒鋼、平鋼などの圧延用ロールに適用されて
いる。WC系超硬合金は公知のごとく、炭化タングステ
ン(WC)をCo、Ni、Feなどの金属元素で結合し
た焼結合金であり、WCの他にTi、Ta、Nbなどの
炭化物を含有することもしばしばある。
【0003】例えば、特公昭58−39906号には、
WC−Co−Ni−CrのWC系超硬合金で構成した線
材圧延用ロールが記載されている。この線材圧延用ロー
ルは、超硬合金単体を焼結した小型のスリーブロールで
あり、靭性に優れた鋼製のロール軸材に0.1/100
0程度の焼嵌め率で嵌合し、そのスリーブロールの側面
を固定リング、スぺーサーリングなどにより押圧固定し
て機械的に組立てたものである。この種の超硬合金製ス
リーブロールの寸法は、外径が100〜500mm、回
転軸方向の長さが10〜300mm程度の比較的短尺な
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような超硬合金
製スリーブをロール軸材に嵌合したロールの場合、固定
リング、スぺーサーリングなど多くの部材が必要で組立
て構造が複雑であり、かつ高い組立て精度を要求される
ので組立に係わる工数や費用がかかるという問題があ
る。また、ロール胴部長さに対して、超硬合金の占める
部分つまり圧延に使用できる部分が半分以下であり効率
的でない問題がある。
【0005】さらに、超硬合金は熱伝導率が高いため、
圧延使用時に超硬合金の温度が上昇してその熱が鋼製の
ロール軸材に伝わりやすく、ロール軸材が大きく膨張す
る。そこで、超硬合金の熱膨張係数は鋼より小さいの
で、超硬合金製スリーブには半径方向および軸方向に引
張り応力が付与される。焼嵌め時の締め代が大きい場
合、半径方向の引張り応力が高くなり過ぎると、超硬合
金製スリーブの内面から割れを引き起こすおそれがあ
る。また、逆にこのような割れを懸念するあまり焼嵌め
時の締め代が小さい場合、圧延中に超硬合金製スリーブ
が滑るおそれがある。
【0006】また、超硬合金単体では、焼結時に自重の
影響により成形体に大きな変形が生じやすいため大型長
尺のスリーブロールが製造できない問題がある。
【0007】これらの問題を解決するものとして、例え
ば特開平10−5823号公報に超硬合金製複合ロール
が提案されている。これは鋼材からなる内層材を形成す
るスリーブの外周に、周期律表のIVa〜VIa族元素
の炭化物、窒化物および炭窒化物の硬質粒子の少なくと
も1種または2種以上を60〜90質量%と、残部実質
的にFe、Ni、Co、Cr、Mo及びWの少なくとも
1種または2種以上の金属粉末とからなる混合粉末を焼
結すると同時に拡散接合させた超硬合金製の外層材を有
し、外層材表面に100MPa以上の円周方向の圧縮残
留応力を付与した複合スリーブを、ロール軸材に嵌合固
定したものである。
【0008】このような超硬合金製複合ロールは、内層
材の靭性が高いので、スリーブ全長を焼嵌めによりロー
ル軸材に固定でき簡単な構造となる。また、ロール胴部
長さの全表面を外層材で構成するため圧延に使用できる
部分を拡大できる。そのため、ロール交換の頻度が少な
くなり圧延の停止時間を短くすることができる。
【0009】また、熱膨張係数の異なる内層材と外層材
を金属接合することにより、外層材表面に圧縮残留応力
を付与することができる。その結果、超硬合金単体ロー
ルに比べ圧延時に発生するヒートクラックの進展を抑
え、ロール改削量の軽減を図ることができる。また、圧
延時に例えば1mm程度の大きなクラックが発生した場
合でも、圧縮残留応力によりクラックの内部への進展を
防ぐことができる。
【0010】このように内層材の外周に超硬合金の外層
材を金属接合させた超硬合金製複合ロールは多くの利点
を有するが、外層材に圧縮残留応力を付与するとそれに
概ね比例する大きさの半径方向引張り残留応力が生じる
ため、内層材と超硬合金の外層材との接合信頼性をさら
に高める必要がある。本発明の目的は、内層材と外層材
との境界部の接合強度を向上させた超硬合金製複合ロー
ルを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の超硬合金製複合
ロールは、鉄系材料からなる内層材の外周に、炭化タン
グステン(WC)粒子を含む超硬合金からなる外層材が
金属接合された超硬合金製複合ロールであって、前記内
層材と前記外層材との間に1層以上の炭化タングステン
粒子を含む超硬合金からなる中間層を有し、前記中間層
の炭化タングステン粒子の含有量を前記外層材より少な
くした超硬合金製複合ロールである。さらに本発明にお
いて2層以上の中間層を有する場合には、内層材側の中
間層から外層材側の中間層に向かうにつれて個々の中間
層の炭化タングステン粒子の含有量を高くした超硬合金
製複合ロールである。
【0012】本発明の超硬合金製複合ロールは、中間層
の炭化タングステン粒子の含有量は50質量%以下、外
層材の炭化タングステン粒子の含有量は60質量%以上
であり、さらに外層材および中間層の炭化タングステン
粒子の平均粒径は10μm以下である超硬合金製複合ロ
ールである。
【0013】さらに本発明は、厚さが200μm以上で
ある中間層を少なくとも1層を有し、JIS R160
1に準拠した抗折試験において、境界接合部を含む抗折
試験片の抗折強度が800Pa以上、より好ましくは1
000MPa以上である超硬合金製複合ロールである。
【0014】本発明においては、炭化タングステン系超
硬合金からなる外層材と、鉄系材料あるいは鋼からなる
内層材の間に炭化タングステン(WC)粒子の含有量が
外層材のそれより少ない、炭化タングステン(WC)系
超硬合金の中間層を1層以上設け、さらに外層材から内
層材に向かい傾斜的な炭化タングステン(WC)の組成
とした中間層を形成している。さらに、2層以上の中間
層を設けた場合には、内層材側の中間層から外層材側の
中間層に向かうにつれて個々の中間層の炭化タングステ
ン粒子の含有量を高くしている。つまり、熱膨張率、硬
度、弾性係数の物性値が外層材から内層材に向けて連続
的に変化するようにしている。その効果として、外層材
と内層材との境界接合部の強度が向上し、境界接合部近
傍でのロール円周・軸方向の尖頭残留応力が低減できる
のである。
【0015】超硬合金の外層材と炭素(C)を含有する
鋼製などの内層材とを金属接合する際には、外層材から
内層材へCの拡散が起こる。その結果、外層材と内層材
の接合部近傍の超硬合金の炭化タングステン(WC)が
複炭化物(W、Co)Cに変わる。この複炭化物の相
(η相)は、炭化タングステン(WC)と比べて脆く境
界接合部の強度を下げる要因となる。本発明において
は、外層材から内層材に向かい傾斜的に炭化タングステ
ン(WC)の含有量が低下した中間層を1層以上形成す
ることにより前記のCの拡散を抑えることが可能にな
り、内層材側の中間層における複炭化物の相(η相)の
面積率を10%以下にすることができた。さらに、C
o、Niは超硬合金の外層材にも含まれる元素であるか
ら、中間層と外層材との親和性が良く接合強度を高める
ことができる。その結果、内層材と外層材との境界接合
部の強度(抗折強度)を平均800MPaに向上させる
ことができたのである。
【0016】本発明の超硬合金製複合ロールにおいて、
WC系超硬合金からなる外層材は圧延用途に応じて、W
C粒子の含有量を60〜95質量%、WC粒子の平均粒
径は1〜10μmの範囲で適宜設定する。さらに、本発
明において、外層材のロール軸方向長さ(ロール胴部長
さ)が250mm以上であれば、圧延に使用できる部分
が拡大できるので望ましい。また、内層材は靭性に優れ
る鋼材もしくは鋳鉄材が好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について説明
する。 (実施例1)外径300mm、内径180mm、長さ7
00mmの中空円筒状のSNCM439鋼製の内層材を
準備した。
【0018】また、各々平均粒径が6μmのWC粉末、
1μmのCo粉末、1μmのNi粉末、1μmのCr粉
末を用意し、質量%でWC85%、Co9.3%、Ni
4.7%、Cr1%の割合で配合し、ボールミルで20
時間湿式混合した後、乾燥し、超硬合金の素材となる混
合粉末を準備した。これを外層材用の混合粉末とした。
【0019】また、各々平均粒径が5μmのWC粉末、
1μmのCo粉末を用意し、質量%でWC30%、Co
70%の割合で配合し、ボールミルで20時間湿式混合
した後、乾燥し、超硬合金の素材となる混合粉末を準備
した。これを中間層用の混合粉末とした。
【0020】次いで、前記の鋼製内層材の外周から2m
mほど離れた外側に、中間層形成用の環状仕切り材を設
けた。そして、環状仕切り材の外側に上記の外層材用の
混合粉末を充填し、この環状仕切り材の内側であって、
内層材の外面と環状仕切り材の内面との間に形成された
隙間に上記した中間層用の混合粉末を充填した。続いて
環状仕切り材を取り外し、キャニングして、脱気処理、
封着した後、1320℃、100MPa、2時間の熱間
等方圧(HIP)処理を行った。その後、冷却HIP炉
から取り出した後、機械加工によりHIP処理用カプセ
ルを除去し、所定寸法に仕上げ加工を施して本発明の超
硬合金製複合ロールを得た。このとき、内層材と外層材
との間には、厚さ約2mmの中間層が形成されていた
(試作番号1)。
【0021】上記した試作番号1と同様な手順により、
鋼製内層材の外周と環状仕切り材との隙間の長さ(半径
方向の長さ)Lを種々変えて中間層を形成し、さらにこ
の中間層及び外層材に含まれる炭化タングステン粒子の
含有量も変化させて試作した超硬合金製複合ロールにつ
いて、その境界接合部の強度を測定した。この境界接合
部の強度の測定は、ロール直径方向に、内層材、中間層
および外層材を含む境界接合部の抗折試験片を切り出
し、JIS R1601に準拠した抗折試験を行った。
この結果を表1に示す
【0022】
【表1】
【0023】表1から明らかなように、内層材と外層材
との間に1層の中間層を形成した場合、この中間層に含
有される炭化タングステン粒子の含有量を外層材に含ま
れる炭化タングステン粒子の含有量より少なくし、さら
に、中間層の厚さを0.1mmより大きくした試作番号
1、2、3では、接合部の抗折強度は900MPa以上
の超硬合金製複合ロールが得られた。特に、炭化タング
ステン粒子の含有量を50質量%以下にし、厚さを2m
mにした中間層を有する試作番号1、2においては、接
合部の抗折強度は1260MPa以上の超硬合金製複合
ロールが得られた。
【0024】表1に示す試作番号1、2、3の超硬合金
製複合ロールを超音波探傷法により検査をしたところ、
境界接合部からの反射はほぼ一定で溶着不良がないこと
を確認した。また、試作番号1、2、3の超硬合金製複
合ロールの端部よりリング状のテストピースを切り出し
組識調査を行った。その結果、中間層における複炭化物
(W、Co)3Cは1面積%未満であった。
【0025】(実施例2)次の手順により2層からなる
中間層を有する超硬合金製複合ロールを試作し、実施例
1と同様に境界接合部の抗折強度を測定した。まず、内
層材の外周から長さL1ほど離れた所に環状仕切り材を
設けた。続いて、この環状仕切り材の外面から長さL2
ほど離れたところに、予めスリーブ状に圧粉して成形し
た超硬素材を設置した。そして、内層材と環状仕切り材
とが形成する長さL1の隙間に中間層1(内層材側の中
間層)となる粉末を充填し、環状仕切り材とスリーブ状
超硬素材とが形成する長さL2の隙間には中間層2(外
層材側の中間層)となる粉末を充填した。
【0026】続いて、環状仕切り材を取り外し、キャニ
ングして、脱気処理、封着した後、1320℃、100
MPa、2時間の熱間等方圧(HIP)処理を行った。
その後、冷却HIP炉から取り出した後、機械加工によ
りHIP処理用カプセルを除去し、所定寸法に仕上げ加
工を施して本発明の超硬合金製複合ロールを得た。
【0027】実施例2においては、上記の手順のうち、
隙間L1、L2の長さ、及び中間層1、中間層2、外層
材に含有される炭化タングステンの含有量も変えて超硬
合金製複合ロールを試作した。境界接合部の強度の測定
は、実施例1と同様に、ロール直径方向に、内層材、中
間層および外層材を含む境界接合部の抗折試験片を切り
出し、JIS R1601に準拠した抗折試験を行っ
た。この結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】表2に示すように、2層の中間層1、中間
層2を形成し、かつ、これら2層の中間層に含有される
炭化タングステン粒子の含有量を内層材側の中間層1か
ら外層材側の中間層2に向かうにつれて個々の中間層の
炭化タングステン粒子の含有量を高くし、2層の中間層
のうち少なくとも1層の厚さが200μm以上である
と、抗折強度は1000MPa以上になり、特に中間層
の炭化タングステン粒子の含有量を50質量%以下にす
ると抗折強度は1300MPaを超えることが明らかに
なった。
【0030】(実施例3)表1及び表2に示す試作番号
1、9で試作したと同様の手順により得られた本発明の
超硬合金製複合ロールを、鋼からなるロール軸材の外周
に焼嵌めて固定し、熱間線材圧延中間スタンド用ロール
を作製した。従来から使用されているこの種のロール
は、例えば超硬合金製スリーブ2個をロール軸材に焼嵌
めた組立式ロールであり、圧延できる部分が約200〜
250mmであった。これに対し、本発明のロールは圧
延できる部分が500mmと拡大できた。その結果、ロ
ール替えの頻度が従来の半分になった。また、境界接合
部の強度が高いことから、外層材と内層材の収縮差によ
り発生する半径方向の残留応力、焼嵌め応力に加えて、
圧延時に発生する圧延応力、熱応力にも十分耐えること
ができた。
【0031】以上の実施例では、内層材と外層材との間
に1層及び2層の中間層を形成した超硬合金製複合ロー
ルについて説明したが、炭化タングステン粒子を含む中
間層を3層以上形成し、かつ内層材側の中間層から外層
材側の中間層に向かうにつれて個々の中間層の炭化タン
グステン粒子の含有量を高くすると、前記した実施例
1、2と同様に抗折強度を向上させた超硬合金製複合ロ
ールを得ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、内層材と超硬合金の外
層材との接合信頼性を高めることができ、さらに苛酷な
圧延用途にも適用拡大できる超硬合金製複合ロールを提
供することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄系材料からなる内層材の外周に、炭化
    タングステン粒子を含む超硬合金からなる外層材が金属
    接合された超硬合金製複合ロールであって、前記内層材
    と前記外層材との間に1層以上の炭化タングステン粒子
    を含む超硬合金からなる中間層を有し、前記中間層の炭
    化タングステン粒子の含有量を前記外層材より少なくし
    たことを特徴とする超硬合金製複合ロール。
  2. 【請求項2】 2層以上の中間層を有し、内層材側の前
    記中間層から外層材側の前記中間層に向かうにつれて個
    々の前記中間層の炭化タングステン粒子の含有量を高く
    したことを特徴とする請求項1に記載の超硬合金製複合
    ロール。
  3. 【請求項3】 中間層の炭化タングステン粒子の含有量
    は50質量%以下であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の超硬合金製複合ロール。
  4. 【請求項4】 外層材の炭化タングステン粒子の含有量
    は60質量%以上であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の超硬合金製複合ロール。
  5. 【請求項5】 外層材および中間層の炭化タングステン
    粒子の平均粒径が10μm以下であることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の超硬合金製複合ロー
    ル。
  6. 【請求項6】 厚さが200μm以上の中間層を少なく
    とも1層有することを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項5のいずれかに記載の超硬合金製複合
    ロール。
  7. 【請求項7】 JIS R1601に準拠した抗折試験
    において、境界接合部を含む抗折試験片の抗折強度が8
    00Pa以上であることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の超硬合金製複合ロール。
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