JP2002300087A - マルチユーザ復調装置、受信装置、並びにマルチチャネル復調方法。 - Google Patents

マルチユーザ復調装置、受信装置、並びにマルチチャネル復調方法。

Info

Publication number
JP2002300087A
JP2002300087A JP2001103348A JP2001103348A JP2002300087A JP 2002300087 A JP2002300087 A JP 2002300087A JP 2001103348 A JP2001103348 A JP 2001103348A JP 2001103348 A JP2001103348 A JP 2001103348A JP 2002300087 A JP2002300087 A JP 2002300087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
finger
combining
user
units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001103348A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3468224B2 (ja
Inventor
Yoichi Amada
洋一 天田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2001103348A priority Critical patent/JP3468224B2/ja
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to EP20050012392 priority patent/EP1575182B1/en
Priority to PCT/JP2002/003265 priority patent/WO2002082680A1/ja
Priority to EP20050012393 priority patent/EP1585228B1/en
Priority to US10/473,820 priority patent/US20040121754A1/en
Priority to DE2002615869 priority patent/DE60215869T2/de
Priority to CNA028077903A priority patent/CN1500316A/zh
Priority to EP02707283A priority patent/EP1376887A4/en
Priority to DE2002616528 priority patent/DE60216528T2/de
Publication of JP2002300087A publication Critical patent/JP2002300087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3468224B2 publication Critical patent/JP3468224B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7115Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
    • H04B1/7117Selection, re-selection, allocation or re-allocation of paths to fingers, e.g. timing offset control of allocated fingers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7115Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
    • H04B1/712Weighting of fingers for combining, e.g. amplitude control or phase rotation using an inner loop
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
    • H04B2201/69Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70707Efficiency-related aspects
    • H04B2201/7071Efficiency-related aspects with dynamic control of receiver resources

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られたフィンガ素子を用いて、
受信特性を向上させる。 【解決手段】 複数の端末から送信される複数の
パスの受信信号をそれぞれ復調する複数のフィンガ部12
と、複数のフィンガ部12が復調した復調信号のうち第1
の送信端末に属する複数の復調信号を合成する第1のレ
イク合成部13aと、複数のフィンガ部12が復調した復調
信号のうち第2の送信端末に属する複数の復調信号を合
成する第2のレイク合成部13bと、上記複数のフィンガ
部12-1〜12-16のうちの1つのフィンガ部12-8を上記第
1のレイク合成部13a又は第2のレイク合成部13bのいず
れかに切り替え可能に接続する切替スイッチ16aとを備
え、複数のユーザ間で1つのフィンガ部を切替可能に使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の受信信号
を復調するマルチユーザ復調装置、受信装置、並びに、
マルチチャネル復調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、耐干渉性、耐妨害性に優れた受信
特性を得ることができる通信方式として、スペクトル拡
散された信号を受信するレイク受信方式が知られてい
る。このレイク受信方式の一例として特開平11−86
06号公報に記載されたレイク受信方式がある。このレ
イク受信装置では、1つの受信信号の各パスを復調する
ため複数のフィンガ部を備え、これら複数のフィンガ部
の出力信号をレイク合成部でレイク合成することによ
り、復調信号を得ることができる。
【0003】図13に従来の基地局におけるレイク受信
装置の構成を示す。図において、ユーザユニット(#1)11
0およびユーザユニット(#2)120は同一の構成を有し、そ
れぞれ別個の移動局端末から送信された信号を受信す
る。ここではユーザユニット(#1)110について説明す
る。ユーザユニット(#1)110に入力された受信信号はパ
スサーチ部111に入力され、パス検出が行われる。検出
された1つまたは複数のパスの情報はそれぞれ8個のフ
ィンガ部112-1〜112-8に渡され、フィンガ部112-1〜112
-8では入力端より入力される受信信号から上記のパス情
報を用いて各パスを分離復調する。この復調された信号
はレイク合成部113に入力され、合成される。図13の
例ではフィンガが8個あるため、最大8個のパスを合成
することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のレイ
ク受信方式の復調装置では、レイク合成部とフィンガ部
とが固定的に接続されており、例えば、送信伝送路のパ
ス数が予め用意されたフィンガー数より多い場合には、
フィンガー数よりも多いパスをレイク合成に用いること
はできなかった。また、そのような不具合を防ぐために
は、予め余裕のあるフィンガー数を用意する必要があ
る。しかし、予め多くのフィンガーを用意した場合に
は、通常、伝送路のパス数が少ないときに、レイク合成
に使用されないフィンガーが発生し、フィンガーの使用
効率が悪いという問題があった。この発明は、以上のよ
うな問題を解決するためになされたもので、複数の受信
信号に対してフィンガーのような復調手段を効率よく使
用できるマルチユーザ復調装置、受信装置並びにマルチ
チャネル復調方法を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるマルチ
ユーザ復調装置においては、複数の端末から送信される
複数のパスの受信信号をそれぞれ復調する複数の復調手
段と、上記複数の復調手段が復調した復調信号のうち第
1の送信端末に属する複数の復調信号を合成する第1の
合成手段と、上記複数の復調手段が復調した復調信号の
うち第2の送信端末に属する複数の復調信号を合成する
第2の合成手段と、上記複数の復調手段のうちの1つの
復調手段を上記第1の合成手段又は第2の合成手段のい
ずれかに切り替え可能に接続する切替手段とを備えたも
のである。
【0006】また、上記第2の送信端末に属する複数の
パスを検索するパス検索手段と、上記パス検索手段によ
って検索され上記第2の送信端末の送信信号の復調に必
要なパス数に基づき、上記複数の復調手段のうちの1つ
の復調手段を上記第2の合成手段へ接続するように上記
切替手段を制御する制御手段と、を備えたものである。
【0007】また、上記第2の合成手段の復調信号の強
度を検出し、検出した復調信号の強度に基づき、上記複
数の復調手段のうちの1つの復調手段を上記第2の合成
手段へ接続するように上記切替手段を制御する制御手段
と、を備えたものである。
【0008】また、外部から設定された切替データを記
憶する記憶手段を備え、上記切替手段は、上記切替デー
タに基づいて上記複数の復調手段に対する上記第1の合
成手段及び第2の合成手段の接続関係を変更することを
特徴とするものである。
【0009】また、上記第2の送信端末の優先度情報に
基づき、上記複数の復調手段のうちの1つの復調手段を
上記第2の合成手段へ接続するように上記切替手段を制
御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】この発明による受信装置においては、複数
の受信信号のうちの1つのパスをそれぞれ復調する複数
のフィンガ部と、上記複数のフィンガ部のうち一部又は
全部のフィンガ部それぞれについて、当該フィンガ部が
第1の受信信号のパスを復調するか、第2の受信信号の
パスを復調するかを決定する制御手段と、この制御手段
の決定した割り当てに基づいて、上記複数のフィンガ部
から上記第1の受信信号に属する複数の復調信号をレイ
ク合成する第1のレイク合成手段と、この制御手段の決
定した割り当てに基づいて、上記複数のフィンガ部から
上記第2の受信信号に属する複数の復調信号をレイク合
成する第2のレイク合成手段と、を備えたものである。
【0011】また、上記制御手段は、上記第1又は第2
の受信信号のパス数に基づいて、割り当てを決定するこ
とを特徴とするものである。
【0012】また、上記制御手段は、上記第1又は第2
のレイク合成手段の出力信号強度に基づいて、割り当て
を決定することを特徴とするものである。
【0013】また、上記制御手段は、上記第2の受信信
号に予め定められた優先度が、上記第1の受信信号の優
先度より高い場合には、上記第1の受信信号に割り当て
られた複数のフィンガ部の一部を上記第2の受信信号へ
割り当て直すことを特徴とするものである。
【0014】また、上記制御手段は、上記第1の受信信
号に割り当てられている複数のフィンガ部のうち、受信
レベルが低いフィンガ部を上記第2の受信信号に割り当
て直すことを特徴とするものである。
【0015】また、上記第1のレイク合成手段は、上記
複数のフィンガ部からの復調信号を合成する場合に、加
算のオーバーフローを抑制するオーバーフロー抑制手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0016】また、上記オーバーフロー抑制手段は、上
記制御手段によって割り当てられた上記複数のフィンガ
部の数に応じて動作することを特徴とするものである。
【0017】この発明によるマルチチャネル復調方法に
おいては、複数の復調手段を備え、1つの通信チャネル
上の複数パスの信号を上記複数の復調手段によってそれ
ぞれ復調し、複数の合成手段が復調した信号を合成する
ことにより上記複数のパスの合成信号を複数得る復調装
置の復調方法であって、複数の通信チャネルの通信状態
を検知する検知ステップと、この検知結果に基づき、各
通信チャネルに対する上記複数の復調手段の割り当て
を、上記複数の通信チャネル間をまたいで動的に変更す
る割当変更ステップと、この割当変更ステップの割当て
に基づいて、上記複数の通信チャネルに対応して設けら
れた上記複数の合成手段のそれぞれが、対応する通信チ
ャネルに割り当てられた複数の復調手段の復調信号を合
成するステップと、を備えたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面に基づ
いて本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は
受信装置、特に、2個のユーザユニットが有する復調の
ためのフィンガのうち1個を他方のユーザユニットにて
使用可能とした復調装置を示す構成図である。以下、ユ
ーザユニット(#1)10aについて説明を行うが、ユーザユ
ニット(#2)10bについても構成及び動作は同様である。
【0019】1つのユーザユニット10aは、パスサーチ
部11a、複数のフィンガ部12-1〜12-8、レイク合成部13a
を備える。ここで、ユーザユニット10aに入力された受
信信号はパスサーチ部11aに入力され、パスサーチ部11a
が受信信号に基づいてパス検出を行う。検出された1つ
または複数のパスの情報はそれぞれ8個のフィンガ部12
-1〜12-8に渡され、フィンガ部12-1〜12-8が受信信号か
ら上記のパス情報に基づいて各パスを分離復調する。こ
の復調された信号はレイク合成部13aに入力され、レイ
ク合成部13aがそれぞれの復調信号を合成し、ユーザユ
ニット出力として合成信号を出力する。
【0020】また、複数のユーザユニット10a,10bを制
御する制御ユニット1は切り替えスイッチ14a,15a,16a
に接続され、ユーザユニット(#1)10aが有する8個のフ
ィンガ部12-1〜8のうち、第8個目のフィンガ部12-8を
ユーザユニット(#2)10bにて使用できるよう切り替えス
イッチ14a,15a,16aの切り替えの制御を行う。切り替え
スイッチ14aは制御ユニット1の制御によってフィンガ部
(#8)12-8に入力される受信信号をユーザユニット(#1)10
aへの入力またはユーザユニット(#2)10bへの入力のどち
らかからに切り替える素子である。切り替えスイッチ15
aは制御ユニット1の制御によってフィンガ部(#8)12-8に
入力されるパス情報をユーザユニット(#1)のパスサーチ
部11aまたはユーザユニット(#2)のパスサーチ部11bのど
ちらかからに切り替える素子である。切り替えスイッチ
16aは制御ユニット1の制御によってフィンガ部(#8)12-8
から出力される復調信号をユーザユニット(#1)のレイク
合成部13aまたはユーザユニット(#2)のレイク合成部23
のどちらかへ切り替えて入力する素子である。
【0021】以上のユーザユニット10aの各構成につい
て説明したが、ユーザユニット10bについても同様の構
成になっている。ここで、制御ユニット1は制御手段、
フィンガ部12-1〜12-32は復調手段、レイク合成部13a,1
3bは合成手段の一例を示している。また、フィンガ部12
-1〜12-32は、フィンガ素子として構成することもでき
る。
【0022】次に、フィンガ−部12-8の切替動作につい
て説明する。今、制御ユニット1の指示により切り替え
スイッチ14a,15a,16aが全てユーザユニット(#2)側へ接
続されているとすると、ユーザユニット(#1)のフィンガ
部12-8はユーザユニット(#2)のパスサーチ部11bから切
り替えスイッチ15aを介して渡されたパス情報に基づ
き、切り替えスイッチ14aを介して入力されるユーザユ
ニット(#2)10bの受信信号を復調する。その出力は切り
替えスイッチ16aを介してユーザユニット(#2)のレイク
合成部13bに入力される。そして、このレイク合成部13b
により、他のユーザユニット(#2)のフィンガ部12-9〜16
の出力とともに合成される。すなわち、この場合、ユー
ザユニット10aは8-1=7個のフィンガを使用でき、ユーザ
ユニット10bは8+1=9個のフィンガを使用できるので、ユ
ーザユニット10aが行っている通信では最大7個のパス
を、またユーザユニット10bが行っている通信では最大
9個のパスを復調できる。
【0023】一方、制御ユニット1の指示により切り替
えスイッチ14a,15a,16aが全てユーザユニット10a側へ接
続されたとすると、ユーザユニット(#1)のフィンガ部12
-8はユーザユニット(#1)のパスサーチ部11aから切り替
えスイッチ15aを介して渡されたパス情報に基づき、切
り替えスイッチ14aを介して入力されるユーザユニット
(#1)の受信信号を復調し、その出力は切り替えスイッチ
16aを介してユーザユニット(#1)のレイク合成部13aに入
力される。そして、このレイク合成部13aにより、ユー
ザユニット(#1)の他のフィンガ部12-1〜12-7の出力とと
もに合成される。すなわちこの場合、ユーザユニット10
a及び10bとも8個のフィンガを使用できるので、ユーザ
ユニット10a及び10bの通信ではいずれも最大8個のパス
を復調できる。
【0024】なお本実施の形態ではフィンガ数が8個の
場合を説明したが、各ユーザユニットのフィンガ数は必
要に応じていくつであってもよい。また、ユーザ数も2
に限定されず、必要に応じた数のユーザユニット間で1
つ又は複数のフィンガ部を切替可能に使用することがで
きる。
【0025】また、制御ユニット1の切り換えスイッチ
14a,15a,16aの制御については、各ユーザとの通信に適
した数のフィンガ数を各ユーザユニットに割り当てられ
るものであれば、いかなる制御を行っても良いが、例え
ば、以下の判断基準に基づいて行うことができる。 (1)各ユーザユニット入力から入力される受信信号の
状態に応じ、状態が悪いものに多くのフィンガ部を割り
当てる。例えば、公知の技術によって各受信信号の信号
対雑音比を測定し、この信号対雑音比の悪い受信信号に
多くのフィンガー数を割り当てる。 (2)受信信号が搬送するデータの要求サービス品質に
応じて、要求サービス品質が高いものに多くのフィンガ
部を割り当てる。なお、要求サービス品質については、
データの種類に応じて、許容誤り率、許容遅延時間等に
基づいて決定することができ、例えば、3GPP(The Third
Generation Partnership Project)規格等で規定されて
いるような要求サービス品質を基準に、割当フィンガー
数を決定することができる。 (3)パスサーチ部で発見したパス数の大小に応じて、
割り当てるフィンガ部の数を決定する。例えば、復調に
適したパス数が多いものに多くのフィンガ部を、少ない
ものに少ないフィンガ部を割り当てる。 (4)各ユーザに割り当てられた優先度に基づいて、割
り当てるフィンガ数を決定する。例えば、優先度の高い
ものに多くのフィンガ部を割り当て、少ないものに少な
いフィンガ部を割り当てる。 (5)システム管理者が設定する設定スイッチを設け、
この設定スイッチに設定された条件、例えば、各ユーザ
ユニットのフィンガー数、或いは、比率等に基づいて、
割り当てるフィンガー数を決定する。
【0026】以上、フィンガー数の割当基準について説
明したが、このような判断及び制御は、公知の制御装
置、ソフトウェア技術を用いて実現することができる。
例えば、デジタル化された各判断基準の数値(信号対雑
音比、要求サービス品質、パス数等)が予め定められた
数値以上か、或いは、それらの数値を対応ユーザユニッ
ト間で比較し数値が大きい方のユーザユニットに、切り
換えスイッチが入るように制御信号を出力するように制
御する。また、以下の実施の形態に記載されたように構
成することも可能である。
【0027】実施の形態2.実施の形態1では、ユーザ
ユニット間で切り替え可能なフィンガは1個だけであ
り、また2個のユーザユニット間でのみ切り替え可能で
あったが、次に全てのフィンガが4個のユーザユニット
間で切り替え可能な構成の例を示す。
【0028】図2において図1と同一符号は同一又は相
当の部分を表わしている。なお、実施の形態1に比べて
拡張されたフィンガ部12-17〜12-32、2つのレイク合成
部13d等は、それぞれ対応するフィンガ部12-1、レイク
合成部13a等と同様の構成になっている。制御ユニット1
は切り替えスイッチ14c,15c,16cに接続され、32個の
フィンガ部12-1〜32をいずれのユーザユニットでも使用
できるよう切り替えの制御を行う。切り替えスイッチ14
cは、制御ユニット1の制御によって、ユーザユニット(#
1)〜ユーザユニット(#4)の受信信号のそれぞれを、対応
するフィンガ部12-1〜32へ切り替え可能に接続し、入力
させる素子である。切り替えスイッチ15cは制御ユニッ
ト1の制御によって、パスサーチ部11a〜パスサーチ部11
dからの複数のパス情報を、それぞれ対応するフィンガ
部12-1〜32へ切り換え可能に接続し、入力させる素子で
ある。切り替えスイッチ16cは制御ユニット1の制御によ
って、フィンガ部12-1〜32からそれぞれ出力される復調
信号を、対応するユーザユニットのレイク合成部13a〜1
3dのいずれかへ切り替え可能に接続し、入力させる素子
である。
【0029】今、制御ユニット1の指示により切り替え
スイッチ14c,15c,16cがフィンガ部12-1〜12-12をユーザ
ユニット(#1)へ、フィンガ部12-13〜12-17をユーザユニ
ット(#2)へ、フィンガ部12-18〜12-23をユーザユニット
(#3)へ、フィンガ部12-24〜12-32をユーザユニット(#4)
へ接続したとする。この場合、フィンガ部12-1〜12はユ
ーザユニット(#1)のパスサーチ部11aから切り替えスイ
ッチ15cを介して渡されたパス情報に基づき、切り替え
スイッチ14cを介して入力されるユーザユニット(#1)の
受信信号を復調する。そして、レイク合成部13aは、フ
ィンガ部12-1〜12-12からの12個の出力を切り替えスイ
ッチ16cを介して受け取り、これらの出力を合成する。
【0030】同様に、フィンガ部12-13〜12-17は、ユー
ザユニット(#2)のパスサーチ部11bから切り替えスイッ
チ15cを介して渡されたパス情報により、切り替えスイ
ッチ14cを介して入力されるユーザユニット(#2)の受信
信号を復調し、その5個の出力は切り替えスイッチ16c
を介してユーザユニット(#2)のレイク合成部13bにて合
成される。同様にしてユーザユニット(#3)では6個の出
力が合成され、ユーザユニット(#4)では9個の出力が合
成される。すなわちこの場合、ユーザユニット(#1)が行
っている通信では最大12個のパスを、またユーザユニ
ット(#2)では最大5個を、ユーザユニット(#3)では最大
6個を、ユーザユニット(#4)では最大9個のパスを復調
できる。
【0031】この各ユーザの有するフィンガ数は、制御
ユニット1の制御によって切り替えスイッチ14c,15c,16c
を切り替え、32個のフィンガの各ユーザユニットへの配
分数を変更することにより自由に切り替えることができ
る。なお、本実施の形態例およびこれ以下の実施の形態
ではユーザユニット数を4としているが、この数は一例
でありいずれの数でも良い。また、フィンガを32個と
しているが、必要に応じて数を適宜変更してもかまわな
い。
【0032】実施の形態3.次に、各ユーザユニットへ
のフィンガ割り当て数の決定方法について示す。図3は
各ユーザユニットにおける検出パス数によってフィンガ
割り当て数を変更するための構成の一例である。図3に
おいて図2と同一の符号は、同一又は相当の部分を表わ
している。ユーザユニット(#1)〜(#4)のパスサーチ部11
a〜11dは制御ユニット1に接続され、パスサーチによっ
て検出された検出パス結果を通知する。制御ユニット1
では各ユーザユニットのパスサーチ部11a〜11dから通知
されるパス数およびパス電力から各ユーザユニットに必
要なフィンガ数を判断し、切り替えスイッチ14c,15c,16
cを制御して各ユーザユニットに決定した数のフィンガ
を割り当てる。例えば、受信レベルが許容値以上である
パスの数に比例してフィンガ数を決定し、フィンガ部12
-1〜12-32を割り当てることもでき、また、各パスの受
信レベルが低いユーザに対して、優先的に多くのフィン
ガ部12-1〜12-32を割り当てることもできる。
【0033】この動作の一例をフローチャートを用いて
説明する。図4は図3における制御ユニット1のフィン
ガ割り当て方法の一例を示したフローチャートである。
まず、ユーザユニット(#1)〜(#4)のパスサーチ部11a〜1
1dがそれぞれ検出したパス数及び各パスの電力値を取得
する(ステップS1)。次にこれらのパス情報より、各ユ
ーザごとに最大電力を有するパスを求める(ステップS
2)、これらのパスを求めた最大電力に基づいて、それ
ぞれフィンガ部12-nに割り当てる(ステップS3)。図3
ではユーザ数を4としているため、ここではフィンガ部
12-1にユーザ(#1)の最大電力パス、フィンガ部12-2にユ
ーザ(#2)の最大電力パスと順に割り当てることにより、
フィンガ部12-4までが各ユーザに割り当てられることに
なる。また、パスサーチ部11a〜11d、レイク合成部13a
〜13dも上述と同様に割り当てられる。
【0034】ユーザユニット(#1)について具体的に説明
すると、切換スイッチ14cはフィンガ部12-1とユーザユ
ニット(#1)入力を接続し、切換スイッチ15cはフィンガ
部12-1とパスサーチ部11aを接続し、切換スイッチ16cは
フィンガ部12-1とレイク合成部13aを接続するよう制御
を行う。以上によってフィンガ部12-1は、パスサーチ部
11aが検出したパス情報より最大電力のものを用いてこ
のパスを分離復調する。
【0035】次にステップS3で割り当てられなかった、
残りのフィンガ部を用いてその他のパスの割り当てを行
う。図3ではフィンガ部12-1〜12-32の個数を32として
いるため、ステップS3で各ユーザの最大電力パスを割り
当てた後、残りのフィンガ部個数は28となる。そこで残
りの全ユーザ分のパスを電力の大きい順にソートし(ス
テップS4)、上位から28番目までを電力の大きい順に
優先的に、残りのフィンガ部に割り当てる(ステップS
5)。このようにすることにより、各ユーザユニットに
少なくとも1個のパスは割り当てられる。ここで、パス
サーチ部、レイク合成部等の割り当てについても、ステ
ップS3で説明したと同様に割り当てスイッチ14c,15c,16
cの切替により行われる。
【0036】なお、上記の実施の形態では、各ユーザの
最大電力パス以外はユーザに関係なく電力の大きい順に
割り当てを行ったが、最大電力パスが他のユーザより小
さいユーザに対しては優先的に残りのパスを割り当てる
ようにしてもよい。
【0037】実施の形態4.次に、各ユーザユニットへ
のフィンガ割り当て数を決定する別の方法を示す。図5
は伝送するデータ内に通信の優先度を示すフラグを持
ち、復調時にこのフラグを検出して、フラグが示す優先
度に基づいてフィンガ割り当て数を変更するための構成
の一例である。図5において図2と同一の符号は同一又
は相当の部分を表わしており、17a〜17dは、復調データ
に含まれる優先度を示すフラグを抽出する優先度データ
抽出部である。
【0038】ユーザユニット(#1)〜(#4)のレイク合成部
13a〜13dは優先度データ抽出部17a〜17dを介して制御ユ
ニット1に接続される。そして、制御ユニット1では各
ユーザユニットの優先度データ抽出部17a〜17dより送出
された各ユーザユニットにおける通信の優先度を比較
し、パスサーチ部11a〜11dにより検出されたパス情報よ
りフィンガ割り当て数を決定する際、優先度の高い通信
を行っているユーザユニットに多くのフィンガを割り当
てるよう制御し、切り替えスイッチ14c,15c,16cを制御
して各ユーザユニットに決定した数のフィンガを割り当
てる。
【0039】この動作を図6を用いてより具体的に説明
する。図6は、図5における制御ユニット1のフィンガ
割り当て動作のフローチャートである。まず、優先度デ
ータ抽出部17a〜17dは対応するレイク合成部13a〜13dの
出力より各ユーザの優先度データを抽出し、制御ユニッ
ト1はこれらの優先度データを取得する(ステップS
6)。ここでは、この優先度データは、優先度“高”と
優先度“低”の2種類からなるものと仮定する。次に図
4同様、ユーザ(#1)〜(#4)のパスサーチ部11a〜11dが、
それぞれ検出したパス数及び各パスの電力値を取得する
(ステップS7)。次に制御ユニット1は、これらのパス
情報より各ユーザごとに最大電力を有するパスを求め
(ステップS8)、これらのパスをそれぞれのフィンガに
割り当てる(各ユーザに対し1フィンガずつ使用)(ス
テップS9)。
【0040】次に、残りのフィンガを各ユーザのその他
のパスに割り当てることになるが、まず優先度が“高”
のユーザから割り当てを行うことにより、優先度“高”
のユーザに多くのフィンガが割り当てられるようにして
いる。すなわち、まず優先度データが“高”のユーザに
対して電力順にパスをフィンガに割り当てる。このと
き、各ユーザにおける最大割り当て数をMとし、これを
越える個数のパスは割り当てないようにする(ステップ
S10,11)。このようにして優先度データが“高”のユー
ザのパス割り当てを順次行って完了したら、残ったフィ
ンガ部を用いて優先度データが“低”のユーザのパス割
り当てを行う(ステップS12)。なお、ステップS9,10,1
2の各フィンガへの各パスの割り当て制御は、上述図4
のステップS3と同様に割り当てスイッチ14c,15c,16cの
切替により行われる。
【0041】以上のように、制御ユニット1は、各受信
信号の優先度を考慮してフィンガ部の割り当てを行うた
め、ユーザ側の必要性に応じた品質の通信を行うことが
できる。
【0042】実施の形態5.次に各ユーザユニットへの
フィンガ割り当て数を決定するもうひとつの方法を示
す。図7は各ユーザユニットへのフィンガ割り当て数を
使用者が決定するための構成の一例である。図7におい
て図2と同一の符号は同一又は相当の部分を表わしてい
る。フィンガ数設定スイッチ18は、切り替えデータとし
てフィンガ数を記憶する記憶手段の一例であり、使用者
がフィンガ割り当て数を設定するための設定スイッチで
ある。このフィンガ数設定スイッチ18は制御ユニット1
に接続されており、制御ユニット1はフィンガ数設定ス
イッチ18に設定された割り当て数に基づいて、切り替え
スイッチ14c,15c,16cを制御し、各ユーザユニットにフ
ィンガ部12-1〜12-32を割り当てる。
【0043】以上のような構成にしたことにより、この
フィンガ数設定スイッチ18の設定により同一の構成に
て、パス数の多くなるような地域とパス数が少なくなる
ような地域の両方に対応することができる。すなわち、
パス数が多くなるような地域にてこの装置を使用する場
合には、使用するユーザユニット数を減らして1ユーザ
あたりのフィンガ数を多くし、逆にパス数が少なくなる
ような地域にてこの構成を使用する場合にはユーザユニ
ットをすべて使用するよう設定すればよい。
【0044】この動作を図8を用いてより具体的に説明
する。図8は制御ユニット1によるフィンガ割り当て処
理を説明するフローチャートである。まず、制御ユニッ
ト1はフィンガ数設定スイッチ18によって設定されてい
る1ユーザあたりのフィンガ数情報を取得する(ステッ
プS13)。次にこの値をbとすると、このbをフィンガ数
として内部設定し(ステップS14)、ユーザ(#1)がフィ
ンガ部12-1〜フィンガ部12-b、ユーザ(#2)がフィンガ部
12-b+1〜フィンガ部12-2b、といったように、ユーザ毎
にフィンガ部を固定的に使用できるよう切換スイッチ14
c〜16cを設定する(ステップS15)。なおこの場合、実
際のパス数がbより小さければ一部のフィンガは使用さ
れない。bを大きく設定すれば全てのユーザにフィンガ
が配分できなくなるため一部のユーザは使用できなくな
るが、このようにしてユーザ数を減らして1ユーザあた
りのフィンガ数を増加させることも可能である。
【0045】実施の形態6.次にオーバーフロー問題の
解決方法について説明する。本実施の形態においては例
えば図2において示されるように、各ユーザのレイク合
成部13a〜13dの入力数が切り替えスイッチ16cの設定に
よって変動する。本構成をハードウェアにて実現する場
合は、データが固定ビット長で表現されるため、上述の
ように入力数が変動すると、これに伴い合成後の最適ビ
ット長も変動する。このため、ビット長の設定によって
は合成結果がオーバーフローしてしまう可能性がある。
そこで、この解決策の一例としてビットスケーリングを
行う方法について説明する。
【0046】図9は図2に示した受信装置にビットスケ
ーリングを付加した例である。図9において図2と同一
の符号は同一又は相当の部分を表わしている。19a〜19d
は、それぞれ各フィンガ部から送られてくる復号信号の
大きさを合成するパス数に応じて調整するビットスケー
リング部である。ビットスケーリング部の構成手段とし
て、ここではビットシフトを行う手段を説明するが、合
成時のオーバーフローを防止するために、数値の大きさ
を縮小することができるものであれば、どのようなオー
バーフロー抑制手段を用いてもよい。例えば、所定数を
用いた割り算、一部ビットだけを抽出する演算、減算等
である。
【0047】以下、ユーザユニット(#1)に対して説明を
行う。切り替えスイッチ16cとレイク合成部13aの間に配
置されているビットスケーリング部19aは制御ユニット1
の制御に基づき、レイク合成部13aへの入力数、すなわ
ち合成する信号の数が大きいとき、合成結果がオーバー
フローしないように各入力レベルを小さくするビットシ
フトを行う。すなわち、制御ユニット1より出力される
ビットシフト量をk、ビットスケーリング入力をx(i)と
すると、レイク合成部入力となるビットスケーリング部
19-1出力y(i)は、
【0048】
【数1】 となる。ここでi=1,2,・・・,N(Nはレイク合成部の入力
数)である。
【0049】ここで、ビットスケーリングを行うか否か
の判断は、制御ユニット1によって行われ、例えば、合
成する復調信号の数が予め定められた数を越えた場合
に、対応するビットスケーリング部19a〜19dにビットス
ケーリングを行わせてもよいし(予め定められた数を越
えていない場合はビットスケーリングを行わない)、或
いは、合成する復調信号の数に比例して、シフトするビ
ット数kの値を変化させるようにしてもよい。オーバー
フローが発生した際に、このオーバーフローを検知して
ビットスケーリングを働かせるようにしてもよい。
【0050】このように、各フィンガ部から入力される
復調信号の大きさを調整することにより、レイク合成部
13a〜13dでの合成処理が、適切に行われる。なお、図9
では図2の構成に対してビットスケーリングを付加して
いるが、同様に他の実施の形態の構成に対して適用する
ことも可能である。
【0051】実施の形態7.次に、フィンガ部の再割り
当てについて説明する。制御ユニット1は、通常、各ユ
ーザとの通信条件或いは状態に合わせて、逐次動的にフ
ィンガ部の割り当てを変更できるが、以下に特定条件に
なった場合に、既に割り当て済みのフィンガ部を他のユ
ーザに割り当てる実施の形態について説明する。図10
は、この実施の形態の復調装置を示す機能ブロック図で
あり、図10において、図3と同一の符号は同一又は相
当の部分を表わしている。この実施の形態の制御ユニッ
ト1は、各フィンガ部12-1〜12-32の復調信号の信号レベ
ルを監視しており、通信状態が所定の状態に変化した場
合にフィンガ部の再割り当てを実行する。
【0052】この動作を図11を用いて説明する。図1
1は制御ユニット1のフィンガ割り当て処理を説明する
フローチャートである。まず、上述実施の形態1〜6に
示されたように各ユーザにフィンガ部12-1〜12-32が割
り当てられると、制御ユニット1はフィンガ部12-1〜12-
32の復調信号の監視を開始する。最初に、各フィンガ部
12-1〜12-32の復調信号を検知し(ステップS16)、検知
した復調信号の信号レベルが予め定められた値(既定
値)以下となっているものがないか判定する(ステップ
S17)。信号レベルがあまりに低い場合には、レイク合
成部13a〜13dで他の信号に合成したとしても、あまり有
効でない。そのため、そのようなレベルを既定値として
定め、既定値以外の場合には、現在の割り当てを外し、
再割り当て対象とする。
【0053】ここで、全て既定値以上であると判断され
るとステップS16に戻り、所定間隔後に再び復調信号レ
ベルの検出から処理を開始する。一方、信号レベルが既
定値以下のものがあると判断された場合には、対応する
ユーザに割り当てられたフィンガ部の数が予め定められ
た値(規定数)以上かどうか判定する。ここで、規定数
以上でないと判断されると、上述と同様にステップS16
の処理に戻る。一方、割り当てフィンガ部の数が既定値
以上である場合には、当該フィンガ部を他のユーザへ再
割り当てする(ステップS19)。ここで、再割り当て先
の決定は、上述実施の形態1〜6又は下記実施の形態8
に示す方法によって決定する。
【0054】実施の形態8.次に、レイク合成部13a〜1
3dの出力信号のレベルに応じて、各ユーザに割り当てる
フィンガ部数を変更する実施の形態について説明する。
図12はこの実施の形態8の復調装置を示す機能ブロッ
ク図である。図12において、図3と同一の符号は同一
又は相当の部分を表わしている。ここで、制御ユニット
1は各レイク合成部13a〜13dそれぞれの出力信号を検知
するよう構成されている。
【0055】次に動作について説明する。基本的動作に
ついては、他の実施の形態と同様であるが、割り当ての
判断基準が異なる。すなわち、割り当ての決定の際、制
御ユニット1は各レイク合成部13a〜13dそれぞれの出力
信号を検知し、次に、検知した出力信号の信号レベル
(合成後の信号強度)に基づいて、各ユーザに割り当て
るフィンガ部の数を決定する。例えば、信号強度が弱い
レイク合成部13a〜13dに対して多くのフィンガ部12-1〜
12-32を割り当て、信号強度が強いレイク合成部13a〜13
dに対して(前記信号強度が弱いレイク合成部13a〜13
d)よりも少ないフィンガ部12-1〜12-32を割り当てるよ
うにする。これにより、より弱い信号を適切に復調する
ことができ、より厳しい通信環境に強い復号装置を得る
ことができる。
【0056】なお、通信開始時においては、出力信号の
レベルを検出するため、いずれかの方法で割り当てを決
めて信号を復調しておかなければならないが、これは従
来のように予め定められた個数で固定的に決めてもよい
し、上述実施の形態1〜6のいずれかの方法にて、決定
してもよい。
【0057】以上のように実施の形態1〜8の説明で
は、各ユーザ毎にフィンガ部を動的に割り当てる場合に
ついて説明したが、実施の形態1〜8はユーザ毎に1チ
ャネルが割り当てられている場合に限らず、各ユーザが
複数チャネルの信号を持っている場合にも適用できる。
この際、ユーザ毎に割り当てていたユーザユニットを各
チャネル毎に割り当てることが可能であり、パスサーチ
部11a〜11dが対応するチャネルのパスをサーチすれば、
上述のように動的にフィンガ部を割り当てることができ
る。また、実施の形態1〜8で説明した受信装置は、端
末装置にも適用することが可能であり、複数の基地局や
複数のチャネルを用いて通信するものであれば、それら
のチャネル毎にパスサーチ部11a〜11dが対応するパスを
検索し、動的なフィンガ部の割り当てが可能となる。さ
らに、制御ユニット1は、通信の途中であっても通信条
件の変化に伴って、割り当て数を動的に変化させられる
ことはいうまでもない。この際、実施の形態1〜8で説
明した制御装置1は、通信条件の変化を監視し、一度1
つのチャネル(又はユーザ)に割り当てたフィンガ部を
他のチャネルに動的に割り当て直すことができる。従っ
て、通信環境等の通信条件の変化に追従してフィンガ部
の割り当てをすることができ、より良質な通信を行うこ
とができる。しかし、各チャネルの通信の途中で、割り
当てを変更しないようにしても動的な割り当てを実現で
きることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。この発明にかかるマルチユーザ復調装置において
は、複数の端末から送信される複数のパスの受信信号を
それぞれ復調する複数の復調手段と、上記複数の復調手
段が復調した復調信号のうち第1の送信端末に属する複
数の復調信号を合成する第1の合成手段と、上記複数の
復調手段が復調した復調信号のうち第2の送信端末に属
する複数の復調信号を合成する第2の合成手段と、上記
複数の復調手段のうちの1つの復調手段を上記第1の合
成手段又は第2の合成手段のいずれかに切り替え可能に
接続する切替手段とを備えたため、復調手段を効率よく
使用することができる。
【0059】また、上記第2の送信端末に属する複数の
パスを検索するパス検索手段と、上記パス検索手段によ
って検索され上記第2の送信端末の送信信号の復調に必
要なパス数に基づき、上記複数の復調手段のうちの1つ
の復調手段を上記第2の合成手段へ接続するように上記
切替手段を制御する制御手段と、を備えたため、復調手
段を効率よく使用することができる。
【0060】また、上記第2の合成手段の復調信号の強
度を検出し、検出した復調信号の強度に基づき、上記複
数の復調手段のうちの1つの復調手段を上記第2の合成
手段へ接続するように上記切替手段を制御する制御手段
と、を備えたため、受信特性を向上させることができ
る。
【0061】また、外部から設定された切替データを記
憶する記憶手段を備え、上記切替手段は、上記切替デー
タに基づいて上記複数の復調手段に対する上記第1の合
成手段及び第2の合成手段の接続関係を変更するため、
ハードウェアの大きな変更をせずに適切なフィンガ数を
設定することができる。
【0062】また、上記第2の送信端末の優先度情報に
基づき、上記複数の復調手段のうちの1つの復調手段を
上記第2の合成手段へ接続するように上記切替手段を制
御する制御手段を備えたため、復調手段を効率よく使用
することができる。
【0063】この発明による受信装置においては、複数
の受信信号のうちの1つのパスをそれぞれ復調する複数
のフィンガ部と、上記複数のフィンガ部のうち一部又は
全部のフィンガ部それぞれについて、当該フィンガ部が
第1の受信信号のパスを復調するか、第2の受信信号の
パスを復調するかを決定する制御手段と、この制御手段
の決定した割り当てに基づいて、上記複数のフィンガ部
から上記第1の受信信号に属する複数の復調信号をレイ
ク合成する第1のレイク合成手段と、この制御手段の決
定した割り当てに基づいて、上記複数のフィンガ部から
上記第2の受信信号に属する複数の復調信号をレイク合
成する第2のレイク合成手段と、を備えたため、フィン
ガ部を効率よく使用することができる。
【0064】また、上記制御手段は、上記第1又は第2
の受信信号のパス数に基づいて、割り当てを決定するた
め、限られたフィンガ部でよりよい受信特性を得ること
ができる。
【0065】また、上記制御手段は、上記第1又は第2
のレイク合成手段の出力信号強度に基づいて、割り当て
を決定するため、受信特性を向上することができる。
【0066】また、上記制御手段は、上記第2の受信信
号に予め定められた優先度が、上記第1の受信信号の優
先度より高い場合には、上記第1の受信信号に割り当て
られた複数のフィンガ部の一部を上記第2の受信信号へ
割り当て直すため、信号に応じた適切な通信品質を得る
ことができる。
【0067】また、上記制御手段は、上記第1の受信信
号に割り当てられている複数のフィンガ部のうち、受信
レベルが低いフィンガ部を上記第2の受信信号に割り当
て直すため、総合的な受信特性を向上することができ
る。
【0068】また、上記第1のレイク合成手段は、上記
複数のフィンガ部からの復調信号を合成する場合に、加
算のオーバーフローを抑制するオーバーフロー抑制手段
を備えたため、エラーを抑制することができる。
【0069】また、上記オーバーフロー抑制手段は、上
記制御手段によって割り当てられた上記複数のフィンガ
部の数に応じて動作することを特徴とするため、エラー
を抑制することができる。
【0070】この発明によるマルチチャネル復調方法に
おいては、複数の復調手段を備え、1つの通信チャネル
上の複数パスの信号を上記複数の復調手段によってそれ
ぞれ復調し、複数の合成手段が復調した信号を合成する
ことにより上記複数のパスの合成信号を複数得る復調装
置の復調方法であって、複数の通信チャネルの通信状態
を検知する検知ステップと、この検知結果に基づき、各
通信チャネルに対する上記複数の復調手段の割り当て
を、上記複数の通信チャネル間をまたいで動的に変更す
る割当変更ステップと、この割当変更ステップの割当て
に基づいて、上記複数の通信チャネルに対応して設けら
れた上記複数の合成手段のそれぞれが、対応する通信チ
ャネルに割り当てられた複数の復調手段の復調信号を合
成するステップと、を備えたため、限られた復調手段で
よりよい通信特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の受信装置を示す構
成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の受信装置を示す構
成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の受信装置を示す構
成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の割当動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態4の受信装置を示す構
成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4の割当動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態5の受信装置を示す構
成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5の割当動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態6の受信装置を示す構
成図である。
【図10】 この発明の実施の形態7の受信装置を示す
構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態7の再割当動作を示
すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態8の受信装置を示す
構成図である。
【図13】 従来の受信装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 制御ユニット、 10a〜b ユーザユニット、
11a〜d パスサーチ部、 12−1〜32 フィン
ガ部、 14a〜c 切り替えスイッチ、 15a〜c
切り替えスイッチ、 16a〜c 切り替えスイッチ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末から送信される複数のパスの
    受信信号をそれぞれ復調する複数の復調手段と、上記複
    数の復調手段が復調した復調信号のうち第1の送信端末
    に属する複数の復調信号を合成する第1の合成手段と、
    上記複数の復調手段が復調した復調信号のうち第2の送
    信端末に属する複数の復調信号を合成する第2の合成手
    段と、上記複数の復調手段のうちの1つの復調手段を上
    記第1の合成手段又は第2の合成手段のいずれかに切り
    替え可能に接続する切替手段とを備えたマルチユーザ復
    調装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の送信端末に属する複数のパス
    を検索するパス検索手段と、上記パス検索手段によって
    検索され上記第2の送信端末の送信信号の復調に必要な
    パス数に基づき、上記複数の復調手段のうちの1つの復
    調手段を上記第2の合成手段へ接続するように上記切替
    手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のマルチユーザ復調装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の合成手段の復調信号の強度を
    検出し、検出した復調信号の強度に基づき、上記複数の
    復調手段のうちの1つの復調手段を上記第2の合成手段
    へ接続するように上記切替手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のマルチユー
    ザ復調装置。
  4. 【請求項4】 外部から設定された切替データを記憶す
    る記憶手段を備え、上記切替手段は、上記切替データに
    基づいて上記複数の復調手段に対する上記第1の合成手
    段及び第2の合成手段の接続関係を変更することを特徴
    とする請求項1に記載のマルチユーザ復調装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の送信端末の優先度情報に基づ
    き、上記複数の復調手段のうちの1つの復調手段を上記
    第2の合成手段へ接続するように上記切替手段を制御す
    る制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    マルチユーザ復調装置。
  6. 【請求項6】 複数の受信信号のうちの1つのパスをそ
    れぞれ復調する複数のフィンガ部と、上記複数のフィン
    ガ部のうち一部又は全部のフィンガ部それぞれについ
    て、当該フィンガ部が第1の受信信号のパスを復調する
    か、第2の受信信号のパスを復調するかを決定する制御
    手段と、この制御手段の決定した割り当てに基づいて、
    上記複数のフィンガ部から上記第1の受信信号に属する
    複数の復調信号をレイク合成する第1のレイク合成手段
    と、この制御手段の決定した割り当てに基づいて、上記
    複数のフィンガ部から上記第2の受信信号に属する複数
    の復調信号をレイク合成する第2のレイク合成手段と、
    を備えた受信装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記第1又は第2の受
    信信号のパス数に基づいて、割り当てを決定することを
    特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記第1又は第2のレ
    イク合成手段の出力信号強度に基づいて、割り当てを決
    定することを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段は、上記第2の受信信号に
    予め定められた優先度が、上記第1の受信信号の優先度
    より高い場合には、上記第1の受信信号に割り当てられ
    た複数のフィンガ部の一部を上記第2の受信信号へ割り
    当て直すことを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、上記第1の受信信号
    に割り当てられている複数のフィンガ部のうち、受信レ
    ベルが低いフィンガ部を上記第2の受信信号に割り当て
    直すことを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の
    受信装置。
  11. 【請求項11】 上記第1のレイク合成手段は、上記複
    数のフィンガ部からの復調信号を合成する場合に、加算
    のオーバーフローを抑制するオーバーフロー抑制手段を
    備えたことを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記
    載の受信装置。
  12. 【請求項12】 上記オーバーフロー抑制手段は、上記
    制御手段によって割り当てられた上記複数のフィンガ部
    の数に応じて動作することを特徴とする請求項11に記
    載の受信装置。
  13. 【請求項13】 複数の復調手段を備え、1つの通信チ
    ャネル上の複数パスの信号を上記複数の復調手段によっ
    てそれぞれ復調し、複数の合成手段が復調した信号を合
    成することにより上記複数のパスの合成信号を複数得る
    復調装置の復調方法であって、複数の通信チャネルの通
    信状態を検知する検知ステップと、この検知結果に基づ
    き、各通信チャネルに対する上記複数の復調手段の割り
    当てを、上記複数の通信チャネル間をまたいで動的に変
    更する割当変更ステップと、この割当変更ステップの割
    当てに基づいて、上記複数の通信チャネルに対応して設
    けられた上記複数の合成手段のそれぞれが、対応する通
    信チャネルに割り当てられた複数の復調手段の復調信号
    を合成するステップと、を備えたことを特徴とするマル
    チチャネル復調方法。
JP2001103348A 2001-04-02 2001-04-02 マルチユーザ復調装置、受信装置、並びにマルチチャネル復調方法。 Expired - Fee Related JP3468224B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001103348A JP3468224B2 (ja) 2001-04-02 2001-04-02 マルチユーザ復調装置、受信装置、並びにマルチチャネル復調方法。
PCT/JP2002/003265 WO2002082680A1 (fr) 2001-04-02 2002-04-01 Dispositif de demodulation multi-utilisateurs, dispositif de reception, et procede de demodulation multi-canaux
EP20050012393 EP1585228B1 (en) 2001-04-02 2002-04-01 Multi-user demodulating apparatus, receiving apparatus and multi-channel demodulating method
US10/473,820 US20040121754A1 (en) 2001-04-02 2002-04-01 Multi-user demodulation apparatus, reception apparatus, and multi-channel demodulation method
EP20050012392 EP1575182B1 (en) 2001-04-02 2002-04-01 Multi-user demodulating apparatus, receiving apparatus and multi-channel demodulating method
DE2002615869 DE60215869T2 (de) 2001-04-02 2002-04-01 Mehrbenutzer-Demodulationsvorrichtung, Empfangsvorrichtung und Mehrkanal-Demodulationsverfahren
CNA028077903A CN1500316A (zh) 2001-04-02 2002-04-01 多用户解调装置、接收装置、以及多信道解调方法
EP02707283A EP1376887A4 (en) 2001-04-02 2002-04-01 MULTI-USER DEMODULATION DEVICE, RECEIVER DEVICE AND MULTI-CHANNEL DEMODULATION METHOD
DE2002616528 DE60216528T2 (de) 2001-04-02 2002-04-01 Mehrbenutzer-demodulationsvorrichtung, empfangsvorrichtung und mehrkanal-demodulationsverfahren

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001103348A JP3468224B2 (ja) 2001-04-02 2001-04-02 マルチユーザ復調装置、受信装置、並びにマルチチャネル復調方法。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002300087A true JP2002300087A (ja) 2002-10-11
JP3468224B2 JP3468224B2 (ja) 2003-11-17

Family

ID=18956419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001103348A Expired - Fee Related JP3468224B2 (ja) 2001-04-02 2001-04-02 マルチユーザ復調装置、受信装置、並びにマルチチャネル復調方法。

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20040121754A1 (ja)
EP (3) EP1376887A4 (ja)
JP (1) JP3468224B2 (ja)
CN (1) CN1500316A (ja)
DE (2) DE60216528T2 (ja)
WO (1) WO2002082680A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005076492A1 (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Rake受信装置およびrake受信方法
JP2012504899A (ja) * 2008-10-02 2012-02-23 クゥアルコム・インコーポレイテッド 改善されたマルチキャリア・スループットのために最適化されたフィンガ割当

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7675963B2 (en) * 2002-07-29 2010-03-09 Infineon Technologies Ag Method and device for passing parameters to rake receiver
US7221665B1 (en) * 2003-06-09 2007-05-22 Mower Vaughn L System and method for PN encoded signal prioritization and collision mitigation
US7586974B2 (en) 2004-10-19 2009-09-08 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and apparatus for rake finger allocation in a DS-CDMA receiver
US7372895B2 (en) 2004-12-08 2008-05-13 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method of and system for delay estimation with minimized finger allocation
US7480356B2 (en) 2004-12-08 2009-01-20 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method of and system for path selection in rich multipath conditions

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ZA938324B (en) * 1992-11-24 1994-06-07 Qualcomm Inc Pilot carrier dot product circuit
FI932605A (fi) * 1993-06-07 1994-12-08 Nokia Telecommunications Oy Tukiasemavastaanotinlaitteisto
US5608722A (en) * 1995-04-03 1997-03-04 Qualcomm Incorporated Multi-user communication system architecture with distributed receivers
FI105430B (fi) * 1995-05-24 2000-08-15 Nokia Networks Oy Tukiasemalaitteisto sekä menetelmä antennikeilan suuntaamiseksi
US5764687A (en) * 1995-06-20 1998-06-09 Qualcomm Incorporated Mobile demodulator architecture for a spread spectrum multiple access communication system
JP3286189B2 (ja) * 1996-11-14 2002-05-27 松下電器産業株式会社 アルゴリズムダイバーシチを用いた受信装置
US6055230A (en) * 1997-09-05 2000-04-25 Metawave Communications Corporation Embedded digital beam switching
JP2002524909A (ja) * 1998-08-28 2002-08-06 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 無線信号からデータを回復する受信機および方法
JP2000232430A (ja) * 1999-02-08 2000-08-22 Nec Corp Rake(熊手)受信機
JP2000252871A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Sony Corp 受信方法及び受信装置
JP2001189680A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Hitachi Kokusai Electric Inc 逆拡散装置
EP1158688A1 (en) * 2000-05-25 2001-11-28 Lucent Technologies Inc. Dynamic finger allocation for rake receiver
JP2002009663A (ja) * 2000-06-21 2002-01-11 Nec Corp スペクトラム拡散通信用受信機
US7031373B1 (en) * 2000-08-15 2006-04-18 Motorola, Inc. Apparatus for controlling a plurality of receiver fingers in a CDMA receiver

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005076492A1 (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Rake受信装置およびrake受信方法
JP2012504899A (ja) * 2008-10-02 2012-02-23 クゥアルコム・インコーポレイテッド 改善されたマルチキャリア・スループットのために最適化されたフィンガ割当
JP2013255241A (ja) * 2008-10-02 2013-12-19 Qualcomm Inc 改善されたマルチキャリア・スループットのために最適化されたフィンガ割当
US9031166B2 (en) 2008-10-02 2015-05-12 Qualcomm Incorporated Optimized finger assignment for improved multicarrier throughput
JP2015159556A (ja) * 2008-10-02 2015-09-03 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 改善されたマルチキャリア・スループットのために最適化されたフィンガ割当

Also Published As

Publication number Publication date
EP1585228B1 (en) 2006-11-29
EP1575182A3 (en) 2005-10-05
EP1585228A1 (en) 2005-10-12
DE60216528D1 (de) 2007-01-11
JP3468224B2 (ja) 2003-11-17
EP1376887A1 (en) 2004-01-02
US20040121754A1 (en) 2004-06-24
CN1500316A (zh) 2004-05-26
EP1376887A4 (en) 2004-11-17
WO2002082680A1 (fr) 2002-10-17
DE60216528T2 (de) 2007-09-27
DE60215869T2 (de) 2007-05-31
EP1575182A2 (en) 2005-09-14
EP1575182B1 (en) 2006-11-02
DE60215869D1 (de) 2006-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100795263B1 (ko) 다중 확산 스펙트럼 신호를 동시에 복조할 수 있는 수신기에 대한 복조 소자 할당
KR100347655B1 (ko) 다중신호를수신할수있는시스템에서의복조엘리먼트할당방법
EP0818901A2 (en) Multi-code code division multiple access receiver
JP4921511B2 (ja) レイク受信機のフィンガにマルチパスを割当てる無線通信方法およびシステム
US7177345B2 (en) Demodulating device and method for W-CDMA base station
JP3468224B2 (ja) マルチユーザ復調装置、受信装置、並びにマルチチャネル復調方法。
JP2000232430A (ja) Rake(熊手)受信機
US20030069044A1 (en) CDMA wireless base station
WO2005076492A1 (ja) Rake受信装置およびrake受信方法
JP2000308120A (ja) チャネル割当制御方法
MXPA05000471A (es) Metodo y aparato para la busqueda de diversidad y asignacion de desmodulador en un sistema de comunicacion inalambrico.
JP2001518737A (ja) 偏波により改善されたcdma通信システム
JP2000083010A (ja) レイク受信機および速度検出回路
JPH11313357A (ja) ハンドオーバー方法及び送受信装置
JP2002050982A (ja) Cdma受信装置及びその方法
JP3680736B2 (ja) Cdma受信装置及びそのパス割当て方法
EP1182793B1 (en) System and method for assigning combiner channels in spread spectrum communications
JP3899277B2 (ja) 復調装置及び復調方法
CN1533645A (zh) 无线移动机
JP2003319465A (ja) 無線基地局装置及びそのユニット資源管理方法
CN1396740A (zh) Cdma接收机、cdma接收方法及其程序
JP3600225B2 (ja) 無線受信装置およびrakeフィンガ割り当て方法
JP2001168744A (ja) 統合受信装置
KR100249151B1 (ko) 코인시던스 검파기를 이용한 레이크 수신기의 복조기 할당 시스템
JPH10303855A (ja) データ受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030805

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees