JPH10303855A - データ受信装置 - Google Patents
データ受信装置Info
- Publication number
- JPH10303855A JPH10303855A JP9121486A JP12148697A JPH10303855A JP H10303855 A JPH10303855 A JP H10303855A JP 9121486 A JP9121486 A JP 9121486A JP 12148697 A JP12148697 A JP 12148697A JP H10303855 A JPH10303855 A JP H10303855A
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- Japan
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 個別物理チャネル処理とランダムアクセスチ
ャネル処理とを同一の受信機構成かつ同規模のハードウ
ェアで実現する。 【解決手段】 通常は個別の物理チャネルを受信するた
めの複数の相関器1111〜1Nと同期検波手段1112〜11N2と
の組み合わせ（フィンガ）からなるＲＡＫＥ受信機の各
フィンガを、ランダムアクセスチャネル受信時には、ラ
ンダムアクセスチャネル上の複数のバースト信号を受信
するために使用にする。
ャネル処理とを同一の受信機構成かつ同規模のハードウ
ェアで実現する。 【解決手段】 通常は個別の物理チャネルを受信するた
めの複数の相関器1111〜1Nと同期検波手段1112〜11N2と
の組み合わせ（フィンガ）からなるＲＡＫＥ受信機の各
フィンガを、ランダムアクセスチャネル受信時には、ラ
ンダムアクセスチャネル上の複数のバースト信号を受信
するために使用にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話や携帯
電話などの移動通信システムにおいてＣＤＭＡ方式によ
る通信を行なう基地局装置の受信機に関し、特に、回路
規模の拡大を抑制したものである。
電話などの移動通信システムにおいてＣＤＭＡ方式によ
る通信を行なう基地局装置の受信機に関し、特に、回路
規模の拡大を抑制したものである。
【０００２】
【従来の技術】移動通信システムの移動局と無線基地局
装置とは、無線回線を経由して、制御データやユーザデ
ータなどを送受信する。特に、移動局が、無線基地局装
置を含む網側へ発信要求を含む制御データを送信する場
合には、複数のユーザが共通に使用する共通物理チャネ
ルを用いて行なうのが一般的である。
装置とは、無線回線を経由して、制御データやユーザデ
ータなどを送受信する。特に、移動局が、無線基地局装
置を含む網側へ発信要求を含む制御データを送信する場
合には、複数のユーザが共通に使用する共通物理チャネ
ルを用いて行なうのが一般的である。
【０００３】このようなチャネルは、複数ユーザによる
ランダムアクセスチャネルとなるため、無線基地局装置
では１つの共通物理チャネル（ランダムアクセスチャネ
ル）上で、複数ユーザからのランダムアクセスによるバ
ースト信号を個別に受信処理する必要がある。
ランダムアクセスチャネルとなるため、無線基地局装置
では１つの共通物理チャネル（ランダムアクセスチャネ
ル）上で、複数ユーザからのランダムアクセスによるバ
ースト信号を個別に受信処理する必要がある。
【０００４】拡散コードによって無線回線上のチャネル
を識別するＣＤＭＡ方式では、無線基地局において、あ
る移動局が送信した無線信号を複数の伝搬パスにより受
信し、その結果を合成するＲＡＫＥ受信が一般的に行な
われている。
を識別するＣＤＭＡ方式では、無線基地局において、あ
る移動局が送信した無線信号を複数の伝搬パスにより受
信し、その結果を合成するＲＡＫＥ受信が一般的に行な
われている。
【０００５】ＲＡＫＥ受信を行なう従来のデータ受信装
置は、図４に示すように、相関器5111、5121、‥、51N1
と同期検波手段5112、5122、‥、51N2との組み合わせか
ら成る、各パスの受信データを復号する複数のフィンガ
511、512、‥、51Nと、各フィンガによる受信出力を合
成する合成手段52と、指定された拡散コードに対して相
関が得られる受信タイミングを検索する同期手段53とを
備えている。
置は、図４に示すように、相関器5111、5121、‥、51N1
と同期検波手段5112、5122、‥、51N2との組み合わせか
ら成る、各パスの受信データを復号する複数のフィンガ
511、512、‥、51Nと、各フィンガによる受信出力を合
成する合成手段52と、指定された拡散コードに対して相
関が得られる受信タイミングを検索する同期手段53とを
備えている。
【０００６】このデータ受信装置では、同期手段53が、
指定された拡散コードに対して大きな相関が得られる受
信タイミングを検索し、大きな相関値を得ることができ
た複数の受信タイミングのそれぞれを各フィンガ511、5
12、‥、51Nへ割当てる。
指定された拡散コードに対して大きな相関が得られる受
信タイミングを検索し、大きな相関値を得ることができ
た複数の受信タイミングのそれぞれを各フィンガ511、5
12、‥、51Nへ割当てる。
【０００７】フィンガ511では、同期手段53から指定さ
れた受信タイミングで相関器5111が逆拡散を行ない、相
関器5111の出力を同期検波手段5112が復調して、受信デ
ータを出力する。その他のフィンガ512、‥、51Nについ
ても同様である。
れた受信タイミングで相関器5111が逆拡散を行ない、相
関器5111の出力を同期検波手段5112が復調して、受信デ
ータを出力する。その他のフィンガ512、‥、51Nについ
ても同様である。
【０００８】合成手段52は、各フィンガ511、512、‥、
51Nからの出力を同位相となるように合成して出力する
ことにより、ＲＡＫＥ受信を実行する。
51Nからの出力を同位相となるように合成して出力する
ことにより、ＲＡＫＥ受信を実行する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このデータ受
信装置によりランダムアクセスチャネルを処理するため
には、ランダムアクセスチャネルにおいて同時に受信処
理を実行しようとする移動局の数の分だけ受信装置を用
意しなければならない。したがって、同時にＭ個の移動
局からのランダムアクセスによるバースト信号を処理す
るためには、１つのランダムアクセスチャネルに対し
て、Ｍ個の受信装置が必要となるため、ハードウェア規
模が大きくなってしまうという問題点があった。
信装置によりランダムアクセスチャネルを処理するため
には、ランダムアクセスチャネルにおいて同時に受信処
理を実行しようとする移動局の数の分だけ受信装置を用
意しなければならない。したがって、同時にＭ個の移動
局からのランダムアクセスによるバースト信号を処理す
るためには、１つのランダムアクセスチャネルに対し
て、Ｍ個の受信装置が必要となるため、ハードウェア規
模が大きくなってしまうという問題点があった。
【００１０】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、１つの個別物理チャネルのＲＡＫＥ受信
を処理するためのハードウェア規模により、ランダムア
クセスチャネルにアクセスする複数の移動局の受信デー
タを処理することができるデータ受信装置を提供するこ
とを目的としている。
るものであり、１つの個別物理チャネルのＲＡＫＥ受信
を処理するためのハードウェア規模により、ランダムア
クセスチャネルにアクセスする複数の移動局の受信デー
タを処理することができるデータ受信装置を提供するこ
とを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のデータ
受信装置では、個別の物理チャネルのＲＡＫＥ受信に使
用する相関器及び同期検波手段の組み合わせから成る複
数のフィンガを、ランダムアクセスチャネル受信時に
は、ランダムアクセスチャネル上のバースト信号の受信
に使用している。
受信装置では、個別の物理チャネルのＲＡＫＥ受信に使
用する相関器及び同期検波手段の組み合わせから成る複
数のフィンガを、ランダムアクセスチャネル受信時に
は、ランダムアクセスチャネル上のバースト信号の受信
に使用している。
【００１２】そのため、同一のハードウエアを用いて、
個別物理チャネルを処理する場合には、通常のＲＡＫＥ
受信を実行し、ランダムアクセスチャネルを処理する場
合には、各フィンガを、異なるバースト信号を受信する
ための受信機として利用することにより、１つの個別物
理チャネルを処理するためのハードウェア規模でＮ個分
の移動局からのバースト信号を同時に処理することがで
きる。
個別物理チャネルを処理する場合には、通常のＲＡＫＥ
受信を実行し、ランダムアクセスチャネルを処理する場
合には、各フィンガを、異なるバースト信号を受信する
ための受信機として利用することにより、１つの個別物
理チャネルを処理するためのハードウェア規模でＮ個分
の移動局からのバースト信号を同時に処理することがで
きる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、ＣＤＭＡ方式によりデータの送受信を行なう移動通
信システムの移動局からバースト信号を受信するデータ
受信装置において、個別の物理チャネルのＲＡＫＥ受信
に使用する相関器及び同期検波手段の組み合わせから成
る複数のフィンガと、各フィンガに対して受信タイミン
グを設定する同期手段と、各フィンガの出力を合成する
合成手段とを備え、ランダムアクセスチャネル受信時に
は、各フィンガをランダムアクセスチャネル上のバース
ト信号の受信に使用するようにしたものであり、個別の
物理チャネル及びランダムアクセスチャネルにより送ら
れてくるデータを同一のハードウエアを用いて受信する
ことができる。
は、ＣＤＭＡ方式によりデータの送受信を行なう移動通
信システムの移動局からバースト信号を受信するデータ
受信装置において、個別の物理チャネルのＲＡＫＥ受信
に使用する相関器及び同期検波手段の組み合わせから成
る複数のフィンガと、各フィンガに対して受信タイミン
グを設定する同期手段と、各フィンガの出力を合成する
合成手段とを備え、ランダムアクセスチャネル受信時に
は、各フィンガをランダムアクセスチャネル上のバース
ト信号の受信に使用するようにしたものであり、個別の
物理チャネル及びランダムアクセスチャネルにより送ら
れてくるデータを同一のハードウエアを用いて受信する
ことができる。
【００１４】請求項２に記載の発明は、ランダムアクセ
スチャネル上のバースト信号の受信品質が単一のパスに
より十分得られる場合には、各フィンガを用いて単一の
パスの各バースト信号をそれぞれ受信して受信結果を出
力し、バースト信号の受信品質が単一のパスによっては
十分得られない場合には、フィンガの複数を用いてバー
スト信号を複数のパスから受信し、その受信結果を合成
するようにしたものであり、単一パスでは所望の受信品
質が得られない場合にのみ複数パスの合成を行ない、単
一パスで所望の受信品質が得られる場合は、異なるユー
ザからの受信信号を誤って合成しないように、複数パス
の合成は行なわない。
スチャネル上のバースト信号の受信品質が単一のパスに
より十分得られる場合には、各フィンガを用いて単一の
パスの各バースト信号をそれぞれ受信して受信結果を出
力し、バースト信号の受信品質が単一のパスによっては
十分得られない場合には、フィンガの複数を用いてバー
スト信号を複数のパスから受信し、その受信結果を合成
するようにしたものであり、単一パスでは所望の受信品
質が得られない場合にのみ複数パスの合成を行ない、単
一パスで所望の受信品質が得られる場合は、異なるユー
ザからの受信信号を誤って合成しないように、複数パス
の合成は行なわない。
【００１５】請求項３に記載の発明は、同期手段が、新
たにランダムアクセスするバースト信号を受信したと
き、受信タイミングを設定しようとするフィンガが前フ
レームタイミングで受信したデータを処理中であれば、
ランダムアクセスチャネル上で衝突が発生したと判断し
て、新たなバースト信号に対する受信処理を中止するよ
うにしたものであり、こうした処理により、ランダムア
クセスチャネル上で衝突したデータの双方を失うことを
避けることができる。
たにランダムアクセスするバースト信号を受信したと
き、受信タイミングを設定しようとするフィンガが前フ
レームタイミングで受信したデータを処理中であれば、
ランダムアクセスチャネル上で衝突が発生したと判断し
て、新たなバースト信号に対する受信処理を中止するよ
うにしたものであり、こうした処理により、ランダムア
クセスチャネル上で衝突したデータの双方を失うことを
避けることができる。
【００１６】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００１７】（第１の実施の形態）第１の実施形態のデ
ータ受信装置は、図１に示すように、相関器と同期検波
手段とから構成される複数のフィンガ111、112、‥、11
Nと、各フィンガに対して受信タイミングを設定する同
期手段14と、各フィンガの出力を合成する合成手段13
と、各フィンガからの出力を、個別物理チャネル処理時
には合成手段13へ出力し、ランダムアクセスチャネル処
理時には、それぞれを個別に出力するように切り換える
受信出力切り替え手段12とを備えている。
ータ受信装置は、図１に示すように、相関器と同期検波
手段とから構成される複数のフィンガ111、112、‥、11
Nと、各フィンガに対して受信タイミングを設定する同
期手段14と、各フィンガの出力を合成する合成手段13
と、各フィンガからの出力を、個別物理チャネル処理時
には合成手段13へ出力し、ランダムアクセスチャネル処
理時には、それぞれを個別に出力するように切り換える
受信出力切り替え手段12とを備えている。
【００１８】このデータ受信装置では、個別物理チャネ
ルを処理するときに、受信出力切り替え手段12は、各フ
ィンガ111、112、‥、11Nからの出力を合成手段13へ出
力する。このときの各フィンガ、同期手段14及び合成手
段13の動作は、従来のデータ受信装置で説明したＲＡＫ
Ｅ受信の動作と同様である。
ルを処理するときに、受信出力切り替え手段12は、各フ
ィンガ111、112、‥、11Nからの出力を合成手段13へ出
力する。このときの各フィンガ、同期手段14及び合成手
段13の動作は、従来のデータ受信装置で説明したＲＡＫ
Ｅ受信の動作と同様である。
【００１９】一方、ランダムアクセスチャネルを処理す
るときには、受信出力切り替え手段12は、各フィンガ11
1、112、‥、11Nからの出力を、合成手段13へは出力せ
ずに、個別の受信データ出力が得られるように切り替え
る。
るときには、受信出力切り替え手段12は、各フィンガ11
1、112、‥、11Nからの出力を、合成手段13へは出力せ
ずに、個別の受信データ出力が得られるように切り替え
る。
【００２０】同期手段14は、ランダムアクセスチャネル
上で大きな相関が得られた受信タイミングを各フィンガ
111、112、‥、11Nへ割り当てるが、選択すべき受信タ
イミングは、無線回線上で規定されるランダムアクセス
タイミングに基づいて、サーチ範囲を設定しておき、こ
の範囲内で選択することになる。
上で大きな相関が得られた受信タイミングを各フィンガ
111、112、‥、11Nへ割り当てるが、選択すべき受信タ
イミングは、無線回線上で規定されるランダムアクセス
タイミングに基づいて、サーチ範囲を設定しておき、こ
の範囲内で選択することになる。
【００２１】このように、第１の実施形態のデータ受信
装置では、ＲＡＫＥ受信機を構成する各フィンガを、異
なる移動局からのランダムアクセスによるバースト信号
を受信するために利用することによって、個別物理チャ
ネル処理のための受信装置とランダムアクセスチャネル
処理のための受信装置とを同一の構成かつ同規模のハー
ドウェアで実現することができる。
装置では、ＲＡＫＥ受信機を構成する各フィンガを、異
なる移動局からのランダムアクセスによるバースト信号
を受信するために利用することによって、個別物理チャ
ネル処理のための受信装置とランダムアクセスチャネル
処理のための受信装置とを同一の構成かつ同規模のハー
ドウェアで実現することができる。
【００２２】（第２の実施の形態）第２の実施形態のデ
ータ受信装置は、第１の実施形態において、ランダムア
クセスチャネル処理時に単独のパスでは十分な受信品質
が得られない場合に、複数のパスの受信データを合成す
るＲＡＫＥ受信を行なうようにしたものであり、図２に
示すように、第１の実施形態で説明した構成に加えて、
複数のパスを選択してその受信データを合成する適応合
成手段25を備えている。
ータ受信装置は、第１の実施形態において、ランダムア
クセスチャネル処理時に単独のパスでは十分な受信品質
が得られない場合に、複数のパスの受信データを合成す
るＲＡＫＥ受信を行なうようにしたものであり、図２に
示すように、第１の実施形態で説明した構成に加えて、
複数のパスを選択してその受信データを合成する適応合
成手段25を備えている。
【００２３】この装置において、個別物理チャネル処理
時の動作は第１の実施形態で説明したものと同様であ
る。
時の動作は第１の実施形態で説明したものと同様であ
る。
【００２４】ランダムアクセスチャネル処理時には、同
期手段24が、ある受信タイミングのバースト信号に対し
て、単独のパスでは十分な受信品質が得られないと判断
すると、該当バースト信号の受信タイミングの近傍のパ
スをこのパスの遅延波であると仮定して、フィンガ21
1、212、‥、21Nのうちのいずれかに、その受信タイミ
ングを割り当てるとともに、適応合成手段25へこれらの
パスを合成するように指示する。
期手段24が、ある受信タイミングのバースト信号に対し
て、単独のパスでは十分な受信品質が得られないと判断
すると、該当バースト信号の受信タイミングの近傍のパ
スをこのパスの遅延波であると仮定して、フィンガ21
1、212、‥、21Nのうちのいずれかに、その受信タイミ
ングを割り当てるとともに、適応合成手段25へこれらの
パスを合成するように指示する。
【００２５】このように、第２の実施形態のデータ受信
装置では、単独のパスでは十分な受信品質が得られない
場合に、ＲＡＫＥ受信を行なうことによって受信品質の
向上を図ることができる。
装置では、単独のパスでは十分な受信品質が得られない
場合に、ＲＡＫＥ受信を行なうことによって受信品質の
向上を図ることができる。
【００２６】また、単独のパスにより十分な受信品質が
得られている場合には、ＲＡＫＥ受信を行なわない。そ
うすることによって、異なるユーザからのバースト信号
を同一ユーザからのバースト信号であると誤判定して合
成する誤りを極力回避することができる。
得られている場合には、ＲＡＫＥ受信を行なわない。そ
うすることによって、異なるユーザからのバースト信号
を同一ユーザからのバースト信号であると誤判定して合
成する誤りを極力回避することができる。
【００２７】（第３の実施の形態）第３の実施形態のデ
ータ受信装置は、図３に示すように、第１の実施形態で
説明した構成に加えて、各フィンガ311、312、‥、31N
の受信状態を管理する受信処理制御手段35を備えてい
る。
ータ受信装置は、図３に示すように、第１の実施形態で
説明した構成に加えて、各フィンガ311、312、‥、31N
の受信状態を管理する受信処理制御手段35を備えてい
る。
【００２８】このデータ受信装置における個別物理チャ
ネル処理時の動作は、第１の実施形態で説明したものと
同様である。
ネル処理時の動作は、第１の実施形態で説明したものと
同様である。
【００２９】一方、ランダムアクセスチャネル処理時に
は、受信処理制御手段35が、各フィンガ311、312、‥、
31Nの受信状態について、受信待ち状態であるのか、受
信処理中であるのかを管理する。
は、受信処理制御手段35が、各フィンガ311、312、‥、
31Nの受信状態について、受信待ち状態であるのか、受
信処理中であるのかを管理する。
【００３０】同期手段34は、新たにバースト信号の受信
を検出したときには、受信タイミングをフィンガに割り
当てる前に、受信処理制御手段35に対して、割り当てよ
うとするフィンガの受信状態を問い合わせる。そして、
問合わせ結果が受信待ち状態であれば、同期手段34は、
そのフィンガに対する受信タイミングの設定を実行す
る。しかし、割り当てようとするフィンガが前フレーム
タイミングで受信したデータを処理している最中であれ
ば、同期手段34は、割り当てようとした受信タイミング
でランダムアクセスチャネル上で衝突が発生したと判断
して、受信タイミングの割り当てを中止する。
を検出したときには、受信タイミングをフィンガに割り
当てる前に、受信処理制御手段35に対して、割り当てよ
うとするフィンガの受信状態を問い合わせる。そして、
問合わせ結果が受信待ち状態であれば、同期手段34は、
そのフィンガに対する受信タイミングの設定を実行す
る。しかし、割り当てようとするフィンガが前フレーム
タイミングで受信したデータを処理している最中であれ
ば、同期手段34は、割り当てようとした受信タイミング
でランダムアクセスチャネル上で衝突が発生したと判断
して、受信タイミングの割り当てを中止する。
【００３１】このように、第３の実施形態のデータ受信
装置では、同期手段がフィンガに対して受信タイミング
の割り当てを実行する際に、受信処理中のフィンガへの
受信タイミング割り当てを回避することによって、ラン
ダムアクセスチャネル上でデータの衝突が発生した場合
に、双方のデータを損失することを回避することができ
る。
装置では、同期手段がフィンガに対して受信タイミング
の割り当てを実行する際に、受信処理中のフィンガへの
受信タイミング割り当てを回避することによって、ラン
ダムアクセスチャネル上でデータの衝突が発生した場合
に、双方のデータを損失することを回避することができ
る。
【００３２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のデータ受信装置は、ＣＤＭＡ方式の通信において、個
別の物理チャネルのＲＡＫＥ受信を処理するためのハー
ドウェアを、ランダムアクセスチャネルにアクセスする
複数の移動局のバースト信号の処理に共用することがで
き、回路規模の拡大を抑えることができる。
のデータ受信装置は、ＣＤＭＡ方式の通信において、個
別の物理チャネルのＲＡＫＥ受信を処理するためのハー
ドウェアを、ランダムアクセスチャネルにアクセスする
複数の移動局のバースト信号の処理に共用することがで
き、回路規模の拡大を抑えることができる。
【図１】本発明の第１の実施形態におけるデータ受信装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図２】本発明の第２の実施形態におけるデータ受信装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図３】本発明の第３の実施形態におけるデータ受信装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図４】従来のデータ受信装置の構成を示すブロック図
である。
である。
111〜11N、211〜21N、311〜31N、511〜51N フィンガ 1111〜11N1、2111〜21N1、3111〜31N1、5111〜51N1 相
関器 1112〜11N2、2112〜21N2、3112〜31N2、5112〜51N2 同
期検波手段 12、22、32 受信切り替え手段 13、23、33、52 合成手段 14、24、34、53 同期手段 25、35 適応合成手段
関器 1112〜11N2、2112〜21N2、3112〜31N2、5112〜51N2 同
期検波手段 12、22、32 受信切り替え手段 13、23、33、52 合成手段 14、24、34、53 同期手段 25、35 適応合成手段
Claims (3)
- 【請求項１】 ＣＤＭＡ方式によりデータの送受信を行
なう移動通信システムの移動局からバースト信号を受信
するデータ受信装置において、 個別の物理チャネルのＲＡＫＥ受信に使用する相関器及
び同期検波手段の組み合わせから成る複数のフィンガ
と、 前記各フィンガに対して受信タイミングを設定する同期
手段と、 前記各フィンガの出力を合成する合成手段とを備え、ラ
ンダムアクセスチャネル受信時には、前記各フィンガを
ランダムアクセスチャネル上のバースト信号の受信に使
用することを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項２】 前記ランダムアクセスチャネル上のバー
スト信号の受信品質が単一のパスにより十分得られる場
合には、前記各フィンガを用いて単一のパスの各バース
ト信号をそれぞれ受信して受信結果を出力し、バースト
信号の受信品質が単一のパスによっては十分得られない
場合には、前記フィンガの複数を用いて前記バースト信
号を複数のパスから受信し、その受信結果を合成するこ
とを特徴とする請求項１に記載のデータ受信装置。 - 【請求項３】 前記同期手段が、新たにランダムアクセ
スするバースト信号を受信したとき、受信タイミングを
設定しようとするフィンガが前フレームタイミングで受
信したデータを処理中であれば、ランダムアクセスチャ
ネル上で衝突が発生したと判断して、新たなバースト信
号に対する受信処理を中止することを特徴とする請求項
１または２に記載のデータ受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9121486A JPH10303855A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | データ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9121486A JPH10303855A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | データ受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10303855A true JPH10303855A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14812361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9121486A Pending JPH10303855A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | データ受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10303855A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000052862A1 (fr) * | 1999-02-26 | 2000-09-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Appareil et procede pour demodulation cdma et systeme de communication pour mobiles cdma |
| JP2001223614A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-08-17 | Nokia Mobile Phones Ltd | コンバイナ |
| US6831910B1 (en) | 1998-03-23 | 2004-12-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Power control device and method for controlling a reverse link common channel in a CDMA communication system |
| US7346096B2 (en) | 2001-05-03 | 2008-03-18 | Lg Electronics Inc. | Receiver for mobile communication system |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP9121486A patent/JPH10303855A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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