JP2002300059A - デジタルラジオ放送受信装置 - Google Patents

デジタルラジオ放送受信装置

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JP2002300059A
JP2002300059A JP2001102434A JP2001102434A JP2002300059A JP 2002300059 A JP2002300059 A JP 2002300059A JP 2001102434 A JP2001102434 A JP 2001102434A JP 2001102434 A JP2001102434 A JP 2001102434A JP 2002300059 A JP2002300059 A JP 2002300059A
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radio program
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radio
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JP2001102434A
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Keizo Ochi
圭三 越智
Masaaki Nakai
政昭 中井
Katsuhiko Asai
克彦 浅井
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のチューナを省電力化を図るように制御
し、また、複数のチューナをデータのダウンロードの中
断を確実に防止するように制御可能なデジタルラジオ放
送受信装置を得る。 【解決手段】 音声とコンテンツデータを放送するデジ
タルラジオ放送を受信するための複数のチューナ51
a,51b、51cを備え、データ放送をダウンロード
可能な受信装置。同一チャンネルに多重されたラジオ番
組とデータ放送とを受信する場合、第1モードでは同一
のチューナで受信し、第2モードでは異なるチューナで
受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルラジオ放
送受信装置、特に、多チャンネルで音声とコンテンツデ
ータとを発信するデジタルラジオ放送を受信する受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】近年、テレビ放送では文字多重放
送が実用化されており、ラジオ放送の分野でも、デジタ
ルラジオ放送が本格的な実現に向けて開発されている。
デジタルラジオ放送は未だ本格的には稼働していない
が、ラジオ番組の聴取(音声の受信)とコンテンツデー
タ(写真、イラスト、テキスト等)をダウンロードする
ことが可能である。
【0003】ところで、デジタルラジオ放送受信装置は
小型で携帯用の端末機器として利用される場合が多いと
想定され、このような受信装置では省電力化が大きな課
題となる。即ち、複数のチューナを備えている場合、稼
働チューナの数を減らしてできるだけ省電力でラジオ番
組の受信やデータのダウンロードを実行できることが好
ましい。
【0004】一方、データの確実なダウンロードを保障
することも重要である。例えば、ラジオ番組のチャンネ
ルを変更したため、データのダウンロードが中断されて
しまうといった不具合を防止することが必要となる。
【0005】従来では、特開平9−214375号公報
に、文字多重放送を受信する複数のチューナを設け、同
じチューナから音声放送番組と文字情報番組を受信する
経路と、文字情報番組を異なるチューナから受信する経
路とを切り換えるスイッチを設けた受信機が開示されて
いる。しかし、この受信機には、複数のチューナを省電
力化やダウンロードの中断防止の観点から有機的に制御
する技術的思想は見られない。
【0006】そこで、本発明の目的は、複数のチューナ
を省電力化を図るように制御可能なデジタルラジオ放送
受信装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、複数のチューナをデ
ータのダウンロードの中断を確実に防止するように制御
可能なデジタルラジオ放送受信装置を提供することにあ
る。
【0008】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、第1の発明に係るデジタルラジオ放送受信装置は、
ラジオ番組に多重されたデータ放送を受信可能な複数の
チューナと、各チューナで受信したデータをダウンロー
ドするためのダウンロード手段と、このダウンロード手
段によるダウンロードの開始を指示する指示手段と、こ
の指示手段からダウンロードの指示があった時点でラジ
オ番組の受信を行っているチューナを検出し、該チュー
ナが受信しているラジオ番組のチャンネルがデータダウ
ンロードのソースチャンネルに一致する場合、該チュー
ナからラジオ番組の受信とダウンロードとを併せて行う
ように前記ダウンロード手段を制御する制御手段とを備
えている。
【0009】第1の発明に係るデジタルラジオ放送受信
装置にあっては、データのダウンロードを開始する際、
聴取しているラジオ番組のチャンネルとデータダウンロ
ードのソースチャンネルとが一致する場合、ラジオ番組
の受信チューナを使用してダウンロードが併せて実行さ
れる。即ち、稼働チューナを一つにまとめるため、省電
力化を図ることができる。
【0010】第1の発明に係るデジタルラジオ放送受信
装置においては、ラジオ番組の受信を行うチューナは特
定の一つのチューナに設定してもよい。ラジオ音声の出
力を一つのチューナに集約することで、シンプルな回路
構成を採用することができる。
【0011】第2の発明に係るデジタルラジオ放送受信
装置は、ラジオ番組に多重されたデータ放送を受信可能
な複数のチューナと、各チューナで受信したデータをダ
ウンロードするためのダウンロード手段と、ラジオ番組
の聴取の開始を指示する指示手段と、この指示手段から
ラジオ番組聴取の指示があった時点でダウンロードを行
っているチューナを検出し、該チューナが受信している
データダウンロードのソースチャンネルがラジオ番組の
受信チャンネルに一致する場合、該チューナからダウン
ロードとラジオ番組の受信を併せて行うように制御する
制御手段とを備えている。
【0012】第2の発明に係るデジタルラジオ放送受信
装置にあっては、ラジオ番組の聴取を開始する際、ダウ
ンロードのソースチャンネルと聴取を開始するラジオ番
組の受信チャンネルとが一致する場合、ダウンロードを
実行しているチューナを使用してラジオ番組の聴取が併
せて実行される。即ち、稼働チューナを一つにまとめる
ため、省電力化を図ることができる。
【0013】第3の発明に係るデジタルラジオ放送受信
装置は、ラジオ番組に多重されたデータ放送を受信可能
な複数のチューナと、各チューナで受信したデータをダ
ウンロードするためのダウンロード手段と、ラジオ番組
の聴取の開始を指示する指示手段と、この指示手段から
ラジオ番組聴取の指示があった時点でダウンロードを行
っているチューナを検出し、該チューナが受信している
データダウンロードのソースチャンネルがラジオ番組の
受信チャンネルに一致する場合、特定の一つのチューナ
からダウンロードとラジオ番組の受信を併せて行うよう
に制御する制御手段とを備えている。
【0014】第3の発明に係るデジタルラジオ放送受信
装置にあっては、ラジオ番組の聴取を開始する際、ダウ
ンロードのソースチャンネルと聴取を開始するラジオ番
組の受信チャンネルとが一致する場合、特定の一つのチ
ューナを使用してダウンロードとラジオ番組の聴取が併
せて実行される。即ち、稼働チューナを一つにまとめる
ため、省電力化を図ることができる。
【0015】第4の発明に係るデジタルラジオ放送受信
装置は、ラジオ番組に多重されたデータ放送を受信可能
な複数のチューナと、同一チャンネルに多重されたラジ
オ番組とデータ放送とを同一のチューナで受信する第1
モードと、同一チャンネルに多重されたラジオ番組とデ
ータ放送とを異なるチューナで受信する第2モードとを
選択するための選択手段と、前記第1モードが選択され
た場合は、現在ラジオ番組の受信を行っているチューナ
を検出し、該チューナにデータダウンロードのソースチ
ャンネルを設定する制御手段とを備えている。
【0016】第4の発明に係るデジタルラジオ放送受信
装置にあっては、第1モードが選択されると、同一チャ
ンネルに多重されたラジオ番組とデータ放送とは同一の
チューナで受信するため、チューナの共用が図られ、省
電力化を達成することができる。また、第2モードが選
択されると、同一チャンネルに多重されたラジオ番組と
データ放送とは異なるチューナで受信するため、途中で
ラジオ番組のチャンネルを変更してもデータのダウンロ
ードは継続され、ダウンロードが中断される不具合を防
止することができる。
【0017】前記第1、第2、第3又は第4の発明に係
るデジタルラジオ放送受信装置においては、複数の各チ
ューナを独立してオン、オフするためのオンオフ手段を
備えていることが好ましい。この場合、オンオフ手段
は、ラジオ番組及びデータ放送のいずれも受信していな
いチューナをオフすることになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデジタルラジ
オ放送受信装置の実施形態について、添付図面を参照し
て説明する。
【0019】(デジタルラジオ放送システムの全体構
成、図1,2参照)図1はデジタルラジオ放送システム
の構成例1を示す。この構成例1はラジオ放送の受信機
能を主としたシステムであり、放送局から発信される音
声及びデータを受信装置10で受信する。放送番組はコ
ンテンツプロデュース会社が提供することになる。
【0020】図2はデジタルラジオ放送システムの構成
例2を示す。この構成例2は受信装置に携帯電話機能を
持たせたシステムで、この受信装置10’の使用者は放
送局からの音声及びデータを受信できると共に、受信し
たデータに基づいて電話回線を介してコンテンツプロデ
ュース会社にアクセス可能である。さらに、使用者は受
信装置10’によってインターネットに接続することも
できる。
【0021】構成例1では、データの配信が一方通行で
あるが、不特定多数の受信者に対してデータ配信の同時
性があり、データ配信コストが安価である利点を有して
いる。構成例2では、構成例1の利点に加えて、電話回
線を使用したインターラクティブなネットワークが構築
されており、一方通行の不備を補っている。
【0022】なお、デジタルラジオ放送によるデータ配
信の仕組みは、放送局からのラジオ音声データの隙間
に、写真、イラスト、テキスト等からなるコンテンツデ
ータを埋め込んで発信し、音声とコンテンツとを分離し
て受信し、音声はスピーカを通じて再生し、コンテンツ
はメモリにダウンロードした後に液晶等からなる表示手
段に表示する。
【0023】(受信装置の外観構成、図3,4参照)図
3は前記構成例1で用いられる受信装置10の外観構成
を示し、表示ユニット11とラジオ用内蔵アンテナ15
と表示画像用ポインタ16と選局キー17とクイックダ
ウンロードボタン18とスピーカ19と、ラジオ聴取開
始ボタン26(電源スイッチを兼ねてもよい)とを備え
ている。図4は前記構成例2で用いられている受信装置
10’の外観構成を示し、さらに、電話用アンテナ20
と電話用イヤホンマイク21とが追加されている。
【0024】いずれの受信装置10,10’において
も、表示ユニット11は液晶を含む表示パネルとその駆
動回路で構成され、表示パネルの表面にはタッチパネル
が設けられている。表示されるコンテンツが階層構造を
持ち、階層が表示画面上のシンボル等にリンクしている
場合は、タッチパネルが有力な入力手段となる。画面上
にカーソルを表示してポインタ16で操作するようにし
てもよい。
【0025】選局キー17は受信チャンネルを選択する
ためのもので、チャンネル数をアップするキーとダウン
するキーとが設けられている。クイックダウンロードボ
タン18は使用者によって任意のタイミングでダウンロ
ードの実行を開始するために操作されるものである。
【0026】イヤホンマイク21は、本体部にマイクを
備えていない受信装置10’にあっては必要であり、ス
ピーカ19と用途を区別する仕様となっている。本体を
受話器的に使う場合は、スピーカとマイクの位置関係に
配慮する必要がある。電話用スピーカを音声再生用のス
ピーカ19と兼用する場合には切換え機構が必要とな
る。
【0027】表示ユニット11を構成する表示パネルと
しては、コレステリック液晶、カイラルネマチック液
晶、強誘電性液晶などのメモリ性を有する表示素子から
なるものが好ましい。メモリ性を有する表示素子であれ
ば、電力の供給を停止しても表示が維持されるため、画
面の更新が必要な場合にのみ通電を行い、それ以外は通
電をオフしておけばよく、省電力化を図ることができ
る。特に、コレステリック液晶やカイラルネマチック液
晶を用いれば、RGBの3色をそれぞれ選択反射する三
つの液晶層を積層することにより、高精細なフルカラー
表示が可能となる。また、表示ユニット11には静止画
のみならず動画を表示することもできる。
【0028】(受信装置の回路構成、図5,6参照)図
5は、前記受信装置10’の回路構成を示す。この回路
は、CPU31を中心として構成され、ROM32、R
AM33、画面バッファメモリ34、画像ストア用メモ
リ37、携帯電話/PHS通信ユニット38、Blue
tooth通信ユニット39、デジタルラジオ受信ユニ
ット40、画像処理ユニット41、時計/タイマ42、
電源43が設けられている。さらに、前記表示ユニット
11(表示パネル12及びその駆動回路13)、タッチ
パネル14、表示画面用ポインタ16、選局キー17及
びクイックダウンロードボタン18が接続されている。
【0029】図6は、受信ユニット40の詳細構成を示
す。通信ユニット40は、チューナ51a,51b,5
1cを備え、それぞれデコーダ52a,52b,52c
を備えている。各チューナはRFユニット53を介して
アンテナ15に接続されている。デジタルラジオ放送の
受信波は何らかのデジタル変調がかけられているのでデ
コーダ52a,52b,52cで復調する。また、これ
らのデコーダは音声とコンテンツデータとの分離機能を
有する。
【0030】チューナ51aはラジオ番組受信専用に設
けられており、チューナ51aで受信された音声はD/
Aコンバータ54及び増幅器55を介してスピーカ19
で再生される。コンテンツデータは各デコーダ52a,
52b,52cからデジタル情報のままで画像ストア用
メモリ37に記憶される。メモリ37は各デコーダ52
a,52b,52cから転送されるデータを並行処理し
て記憶することができる。
【0031】また、電源スイッチ群44はCPU31か
らコントロールされることにより、各チューナ51a,
51b,51cを独立してオン、オフすることができ、
放送の受信に使用されていないチューナはオフされる。
【0032】なお、図6に示す受信ユニット40では一
のチューナ51aからのみ音声を再生するように構成し
たが、全てのチューナが音声を再生可能なようにD/A
コンバータ54との切換えスイッチを設けてもよい。
【0033】(モードの設定、図7参照)ここで、受信
装置10,10’によるチューナ動作のモード設定につ
いて説明する。チューナの動作はモード1及びモード2
が選択的に設定可能である。即ち、同一チャンネルに多
重されたラジオ番組の聴取とデータのダウンロードを実
行する場合、該ラジオ番組とデータ放送とを同一のチュ
ーナで受信することを第1モード、該ラジオ番組とデー
タ放送とを異なるチューナで受信することを第2モード
と称する。
【0034】動作モードの設定は表示パネル12を図7
に示す画面に切り換えた状態で、使用者がいずれかのモ
ードを選択的に入力する。第1モードにあっては、同一
のチューナが使用されるために省電力化を図ることがで
きる。また、第2モードにあっては、ラジオ番組の聴取
とデータのダウンロードとが別のチューナが使用される
ため、ラジオ番組のチャンネルを変更したとしても、デ
ータのダウンロードが中断されてしまう不具合を回避で
きる。
【0035】なお、受信装置においては、モード設定以
外にも、ダウンロードの予約設定、ラジオ録音の予約設
定、ダウンロードを優先的に実行するか否かの設定等が
可能であり、それぞれ図示しない画面が表示され、表示
された画面を使用して必要な設定が入力される。
【0036】(制御手順、図8,9参照)次に、前記受
信装置10,10’のCPU31によるチューナの選択
に関する制御手順について説明する。
【0037】図8はメインシーケンスを示し、使用者が
モードの設定(変更を含む)を入力すると(図7の予約
画面が呼び出されると)、ステップS1でYESと判定
され、ステップS2で使用者の入力に基づいてモード設
定(変更)を行う。
【0038】次に、ステップS3でクイックダウンロー
ドボタン18が操作されてダウンロードの開始が指示さ
れたか否かを判定し、ステップS4で現在時刻がダウン
ロードの予約時刻か否かを判定する。ステップS3,S
4のいずれかでYESであれば、ステップS5でチュー
ナ設定のサブシーケンス(以下に説明する)を実行し、
ステップS6でダウンロードを実行する。
【0039】ステップS3,S4でいずれもNOであれ
ば、ステップS7でラジオ選局キー17の操作の有無を
判定し、操作がなければステップS1へ戻り、操作され
ればステップS8でチューナ51aを選局されたチャン
ネルに切り換えた後ステップS1へ戻る。
【0040】図9は前記ステップS5で実行されるチュ
ーナ設定のサブシーケンスを示す。まず、ステップS1
1で空きチューナを検出する。ここで、空きチューナと
は現在の時点で音声の受信もデータのダウンロードも行
っていないチューナを意味する。ステップS12で空き
チューナの検出が確認されると、ステップS19で第2
モードが設定されているか否かを判定する。第2モード
が設定されていれば、ステップS21で空きチューナを
ダウンロード用に設定し、ステップS23でダウンロー
ドすべきチャンネルに設定する(図10の第2モード参
照、ここでは空きチューナ51bでデータ放送を受信す
る)。
【0041】第2モードでなければ(ステップS19で
NO)、即ち、第1モードが設定されていれば、ステッ
プS20でラジオ番組を受信中か否かを判定する。ラジ
オ番組を受信中でなければ、ステップS21で空きチュ
ーナをダウンロード用に設定し、ステップS23でダウ
ンロードすべきチャンネルに設定する。
【0042】第1モードが設定されており、かつ、ラジ
オ番組を受信中であれば(ステップS20でYES)、
ステップS14でラジオ番組を受信しているチャンネル
とダウンロードを行おうとしているチャンネルとが同じ
か否かを判定し、同じであればステップS22で番組受
信中のチューナをダウンロード併用に設定し、ステップ
S23でダウンロードすべきチャンネルに設定する(図
10の第1モード参照)。
【0043】一方、ラジオ番組を受信しているチャンネ
ルとダウンロードを行おうとしているチャンネルとが同
じでなければ(ステップS14でNO)、ステップS1
5でダウンロード優先が入力されているか否かを判定
し、ダウンロード優先でなければ、ステップS18でダ
ウンロード不可を通知し、図8のステップS7へ戻る。
ダウンロード不可の通知はスピーカ19による音声で、
あるいは表示パネル12上への文字表示にて行われる。
【0044】また、ダウンロード優先が入力されていれ
ば(ステップS15でYES)、ステップS16でラジ
オチャンネルを切り換える旨を警告する。この警告はス
ピーカ19による音声で、あるいは表示パネル12上へ
の文字表示にて行われる。次に、ステップS17で番組
受信中のチューナをダウンロード用に設定し、ステップ
S23でダウンロードすべきチャンネルに設定する。こ
の場合は、ラジオ番組のチャンネルもダウンロードのソ
ースチャンネルに切り換わってしまう。
【0045】前記ステップS11で空きチューナが検出
されずにステップS12でNOと判定されると、ステッ
プS13でラジオ番組を受信中か否かを判定し、受信中
でなければ、即ち、全てのチューナがダウンロードを実
行中であれば、前述したステップS18でダウンロード
不可を通知し、図8のステップS7へ戻る。
【0046】前記ステップS13で番組受信中であると
判定されると、前記ステップS14〜S18,S22,
S23を実行し、複数のチューナを選択的に動作させ
る。
【0047】(チューナ動作の諸態様、図10〜13参
照)次に、前記第1モード及び第2モードでチューナが
選択される諸態様について例示する。
【0048】図10に示す動作態様は、ダウンロードの
予約時刻前にチューナ51aを使用してラジオチャンネ
ル1でラジオ番組を聴取していた場合、データチャンネ
ル1でダウンロードの予約していた時刻以降では、第1
モードが設定されていると、ラジオ番組を受信している
チューナ51aからデータチャンネル1のダウンロード
を併せて行う。第2モードが設定されていると、ラジオ
番組を受信しているチューナ51aとは別のチューナ5
1b(51cでもよい)からデータチャンネル1のダウ
ンロードを行う。
【0049】図11に示す動作態様は、ダウンロードを
実行中にラジオ番組を聴取する場合を示す。即ち、チュ
ーナ51cを使用してデータチャンネル1のダウンロー
ドを実行しているとき、ラジオチャンネル1でラジオ聴
取を開始すると、第1モードが設定されていると、ラジ
オチャンネル1とデータチャンネル1をチューナ51a
に設定し、チューナ51aでラジオ番組の聴取とデータ
のダウンロードを併用する。第2モードが設定されてい
ると、データのダウンロードはチューナ51cにて継続
し、ラジオ番組はチューナ51aにて受信する。
【0050】図12に示す動作態様は、図11に示した
態様と同様に、チューナ51cを使用してデータチャン
ネル1でダウンロードを実行中にラジオチャンネル1で
ラジオ番組の聴取が開始された場合の例であり、ここで
は、第1モードが設定されていると、チューナ51cを
ラジオ番組が聴取可能に切り換え、チューナ51cにて
ラジオ番組の受信とダウンロードを併せて行うようにし
ている。第2モードが設定されている場合は、前記11
に示した態様の第2モードと同様である。
【0051】図13に示す動作態様は、第2モードが設
定されている場合、予約ダウンロードを実行し、予約ダ
ウンロードが終了した時点でのチューナの選択例を示し
ている。即ち、チューナ51aでラジオチャンネル1の
聴取とデータのダウンロードを実行しており、かつ、チ
ューナ51bでデータチャンネル2からデータの予約ダ
ウンロードを実行している場合、データチャンネル2か
らの予約ダウンロードが終了したときには、データチャ
ンネル1をチューナ51aからチューナ51bに切り換
えてデータチャンネル1のダウンロードを継続する。な
お、データチャンネル1をチューナ51cに切り換えて
ダウンロードを継続してもよい。
【0052】図14に示す動作態様は、ラジオ番組の受
信及びデータのダウンロードを実行中にモードが切り換
えられた場合を示す。矢印Aに示すように、第1モード
から第2モードに切り換えられた場合は、受信先をチュ
ーナ51aとチューナ51bに分散させる。矢印Bに示
すように、第2モードから第1モードに切り換えられた
場合は、受信先をチューナ51aに集める。
【0053】(他の実施形態)なお、本発明に係るデジ
タルラジオ放送受信装置は前記実施形態に限定するもの
ではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することがで
きる。
【0054】特に、受信装置の外観的構成や、表示ユニ
ットの構成、さらに回路構成は任意である。また、チュ
ーナの切換えは、図9、図10〜14のチャートで示し
た以外にも種々の態様で制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルラジオ放送システムの構成例1を示す
説明図。
【図2】デジタルラジオ放送システムの構成例2を示す
説明図。
【図3】前記構成例1で使用される受信装置を示す斜視
図。
【図4】前記構成例2で使用される受信装置を示す斜視
図。
【図5】図4に示した受信装置の制御回路を示すブロッ
ク図。
【図6】前記制御回路を構成する受信ユニットを示すブ
ロック図。
【図7】前記受信装置の表示画面の一例を示す説明図。
【図8】前記受信装置のメインシーケンスを示すフロー
チャート図。
【図9】チューナ設定を実行するサブシーケンスを示す
フローチャート図。
【図10】チューナ設定の態様例を示す説明図。
【図11】チューナ設定の他の態様例を示す説明図。
【図12】チューナ設定のさらに他の態様例を示す説明
図。
【図13】チューナ設定のさらに他の態様例を示す説明
図。
【図14】チューナ設定のさらに他の態様例を示す説明
図。
【符号の説明】
10,10’…デジタルラジオ放送受信装置 11…表示ユニット 18…クイックダウンロードボタン 31…CPU 37…画像ストア用メモリ 51a,51b,51c…チューナ 52a,52b,52c…デコーダ
フロントページの続き (72)発明者 浅井 克彦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5K061 AA02 AA09 BB06 BB17 CC18 CC45 FF00 JJ06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジオ番組に多重されたデータ放送を受
    信可能な複数のチューナと、 前記各チューナで受信したデータをダウンロードするた
    めのダウンロード手段と、 前記ダウンロード手段によるダウンロードの開始を指示
    する指示手段と、 前記指示手段からダウンロードの指示があった時点でラ
    ジオ番組の受信を行っているチューナを検出し、該チュ
    ーナが受信しているラジオ番組のチャンネルがデータダ
    ウンロードのソースチャンネルに一致する場合、該チュ
    ーナからラジオ番組の受信とダウンロードとを併せて行
    うように前記ダウンロード手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルラジオ放送受信装
    置。
  2. 【請求項2】 ラジオ番組の受信を行うチューナは特定
    の一つのチューナであることを特徴とする請求項1記載
    のデジタルラジオ放送受信装置。
  3. 【請求項3】 ラジオ番組に多重されたデータ放送を受
    信可能な複数のチューナと、 前記各チューナで受信したデータをダウンロードするた
    めのダウンロード手段と、 ラジオ番組の聴取の開始を指示する指示手段と、 前記指示手段からラジオ番組聴取の指示があった時点で
    ダウンロードを行っているチューナを検出し、該チュー
    ナが受信しているデータダウンロードのソースチャンネ
    ルがラジオ番組の受信チャンネルに一致する場合、該チ
    ューナからダウンロードとラジオ番組の受信を併せて行
    うように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルラジオ放送受信装
    置。
  4. 【請求項4】 ラジオ番組に多重されたデータ放送を受
    信可能な複数のチューナと、 前記各チューナで受信したデータをダウンロードするた
    めのダウンロード手段と、 ラジオ番組の聴取の開始を指示する指示手段と、 前記指示手段からラジオ番組聴取の指示があった時点で
    ダウンロードを行っているチューナを検出し、該チュー
    ナが受信しているデータダウンロードのソースチャンネ
    ルがラジオ番組の受信チャンネルに一致する場合、特定
    の一つのチューナからダウンロードとラジオ番組の受信
    を併せて行うように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルラジオ放送受信装
    置。
  5. 【請求項5】 ラジオ番組に多重されたデータ放送を受
    信可能な複数のチューナと、 同一チャンネルに多重されたラジオ番組とデータ放送と
    を同一のチューナで受信する第1モードと、同一チャン
    ネルに多重されたラジオ番組とデータ放送とを異なるチ
    ューナで受信する第2モードとを選択するための選択手
    段と、 前記第1モードが選択された場合は、現在ラジオ番組の
    受信を行っているチューナを検出し、該チューナにデー
    タダウンロードのソースチャンネルを設定する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするデジタルラジオ放送受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記複数の各チューナを独立してオン、
    オフするためのオンオフ手段を備えたことを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5
    記載のデジタルラジオ放送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記オンオフ手段は、ラジオ番組及びデ
    ータ放送のいずれも受信していないチューナをオフする
    ことを特徴とする請求項6記載のデジタルラジオ放送受
    信装置。
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