JP2002300023A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JP2002300023A
JP2002300023A JP2001102987A JP2001102987A JP2002300023A JP 2002300023 A JP2002300023 A JP 2002300023A JP 2001102987 A JP2001102987 A JP 2001102987A JP 2001102987 A JP2001102987 A JP 2001102987A JP 2002300023 A JP2002300023 A JP 2002300023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
current
semiconductor integrated
integrated circuit
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001102987A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Shimizu
禎之 清水
Hirotoshi Sato
広利 佐藤
Masaki Tsukide
正樹 築出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001102987A priority Critical patent/JP2002300023A/ja
Priority to US09/972,242 priority patent/US6556485B2/en
Publication of JP2002300023A publication Critical patent/JP2002300023A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作安定性を確保しつつ、電流駆動能力を容
易に調整することが可能な出力バッファを備える半導体
集積回路装置を提供する。 【解決手段】 出力バッファ50は、電源電圧Vccと
出力ノードとの間に並列に接続される電流駆動ユニット
Q1a〜Q3aと、接地電圧Vssと出力ノードとの間
に並列に接続される電流駆動ユニットQ1b〜Q3b
と、それぞれの電流駆動ユニットを動作状態/非動作状
態のいずれかに不揮発的に設定するための動作選択回路
80と、電流駆動ユニットQ1a〜Q3aに対応してそ
れぞれ配置され、各々が同様の第1の伝播時間で出力デ
ータDrのレベルを伝達するための第1の信号伝達回路
と、電流駆動ユニットQ1b〜Q3bに対応してそれぞ
れ配置され、各々が同様の第2の伝播時間で出力データ
Drのレベを伝達するための第2の信号伝達回路とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、より特定的には、データ出力を実行するた
めの出力バッファを有する半導体集積回路装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】さまざまな電子機器に適用される半導体
集積回路装置は、指示に応じた動作を実行して、その結
果得られたデータ信号を出力する。この場合において、
半導体集積回路装置から出力されるデータ信号は、この
データ信号を受ける後段の回路等による出力負荷を考慮
して、出力バッファを用いて駆動される。
【0003】図16は、出力バッファを備える従来の半
導体集積回路装置1の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0004】図16を参照して、半導体集積回路装置1
は、内部回路2と、出力バッファ3および4とを備え
る。半導体集積回路装置は、動作指示に応答した内部回
路2からの出力データDrに基づいて、出力ノード5お
よび6のそれぞれからデータ信号D1およびD2を出力
する。
【0005】データ信号D1およびD2の供給先は異な
るので、出力ノード5および6のそれぞれにおける出力
負荷LD1およびLD2も異なったものとなる。出力負
荷LD1およびLD2は、データ信号D1およびD2の
供給先となる後段の回路との間における配線容量や、当
該後段の回路における入力容量等に相当する。
【0006】内部回路2は、動作指示に応答した出力デ
ータDrのレベルを示すための、データレベル制御信号
DhおよびDlを生成する。データレベル制御信号Dh
は、出力データDrがハイレベル(以下、単にHレベル
と称する)である場合に、ローレベル(以下、単にLレ
ベルと称する)に活性化される。これに対して、データ
レベル制御信号Dlは、出力データDrがLレベルであ
る場合に、Hレベルに活性化される。
【0007】出力バッファ3および4は、内部回路2か
ら出力されたデータレベル制御信号DhおよびDlに応
じて、データ信号D1およびD2を出力ノード5および
6にそれぞれ駆動する。
【0008】出力バッファ3は、Pチャネルトランジス
タ7aと、Nチャネルトランジスタ7bとを含む。Pチ
ャネルトランジスタ7aは、データレベル制御信号Dh
の活性化(Lレベル)に応答してオンして、出力ノード
5と電源電圧Vccとの間に電流経路を形成する。Nチ
ャネルトランジスタ7bは、データレベル制御信号Dl
の活性化(Hレベル)に応答してオンして、出力ノード
5と接地電圧Vssとの間に電流経路を形成する。
【0009】出力バッファ4も、出力バッファ3と同様
の構成を有し、Nチャネルトランジスタ8aおよびPチ
ャネルトランジス8bを有する。Pチャネルトランジス
タ8aは、データレベル制御信号Dhの活性化(Lレベ
ル)に応答してオンして、出力ノード6と電源電圧Vc
cとの間に電流経路を形成する。Nチャネルトランジス
タ8bは、データレベル制御信号Dlの活性化(Hレベ
ル)に応答してオンして、出力ノード6と接地電圧Vs
sとの間に電流経路を形成する。
【0010】出力バッファ3および4の各々において、
出力データDrのレベルに応じた電圧と、出力ノード5
もしくは6との間でそれぞれ形成される電流経路の電流
量、すなわち出力バッファの電流駆動能力は、各出力バ
ッファを構成するトランジスタのトランジスタサイズに
対応する。
【0011】図17は、出力バッファの電流駆動能力と
データ信号の電圧変化の関係を示す概念図である。
【0012】図17においては、一例として、出力バッ
ファ3からHレベルのデータ信号D1を出力する場合に
おける、出力ノード5の電圧変化を示している。
【0013】図17(a)には、出力バッファの電流駆
動能力が、出力負荷に対して小さい場合の波形が示され
る。図17(a)を参照して、時刻taにおいて、デー
タ信号D1をHレベルに設定するために、データレベル
制御信号DhがLレベルに活性化される。これに応答し
て、出力バッファ3中のPチャネルトランジスタ7a
は、そのトランジスタサイズに応じた電流駆動能力で、
電源電圧Vccと出力ノード5との間に電流経路を形成
する。
【0014】しかし、Pチャネルトランジスタ7aのト
ランジスタサイズが小さく、出力バッファの電流駆動能
力が、出力負荷LD1に対して小さい場合においては、
出力ノード5における電圧上昇は緩やかなものとなり、
時刻tbにおいて出力ノード5の電圧がHレベルデータ
に対応する所定電圧Vrを超えるまでの所要時間Δt1
は比較的長くなってしまう。
【0015】このように、出力バッファの電流駆動能力
が過小であると、出力ノード5の電圧変化を迅速に行な
えず、データ出力が低速化してアクセスタイム等のスペ
ックを満たすことができなくなるおそれがある。
【0016】一方、図17(b)には、出力バッファの
電流駆動能力が、出力負荷に対して過大である場合の波
形が示される。図17(b)を参照して、時刻taにお
いて、データレベル制御信号DhがLレベルに活性化さ
れる。これに応答して、出力バッファ3中のPチャネル
トランジスタ7bは、そのトランジスタサイズに応じた
電流駆動能力で、接地電圧Vssと出力ノード5との間
に電流経路を形成する。
【0017】しかし、Pチャネルトランジスタ7bのト
ランジスタサイズが大きく、出力バッファの電流駆動能
力が、出力負荷LD1に対して過大である場合において
は、出力ノード5における電圧上昇は急激なものとなっ
てしまう。したがって、時刻tcにおいて出力ノード5
にが所定電圧Vrを超えるまでの所要時間Δt2は短縮
されて、データ出力を高速化できる一方で、オーバーシ
ュートやアンダーシュートを伴う急激な電圧変化が、ノ
イズとして後段の回路の動作に悪影響を及ぼすおそれが
生じる。
【0018】したがって、各出力バッファの電流駆動能
力は、図17(a)および図17(b)に示すような挙
動が発生しないように、対応する出力負荷に応じて適切
な値に設計することが必要である。
【0019】再び図16を参照して、従来の半導体集積
回路装置1においては、出力バッファ3および4の電流
駆動能力を変更するには、設計変更およびデバイス製造
時におけるマスク改定で対応する必要がある、出力バッ
ファを構成するトランジスタ7a、7b、8aおよび8
bのトランジスタサイズの変更が必要となる。このた
め、出力バッファの電流駆動能力の調整に多大な費用と
時間を要してしまう。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】一方、このような問題
点を解決して、出力バッファの電流駆動能力を容易に調
整可能するために、特開平7−38408号公報(以
下、文献1とも称する)の図2および図3には、並列に
接続された複数のトランジスタを用いた出力バッファの
構成が開示されている。
【0021】文献1の図2に示される出力バッファは、
出力端子に電流を供給するための、互いに並列に配置さ
れる複数のトランジスタと、これらのトランジスタのゲ
ートと入力端子との間にそれぞれ接続された複数のヒュ
ーズ部とを備える。このような構成とすることにより、
ヒューズ部の切断によって、作動するトランジスタの個
数を調整して出力バッファの駆動電流量を調整すること
ができる。
【0022】しかしながら、文献1の図2に示される出
力バッファの構成においては、ヒューズ部の配置個所が
問題となる。すなわち、ヒューズ部を出力バッファを構
成するトランジスタ素子と近接した領域に配置すれば、
レイアウト設計上の制約が大きくなる。さらに、ヒュー
ズ部を確実に切断するためにブロー入力のレベルを上げ
ると、出力バッファの回路部分に悪影響が生じるおそれ
もある。
【0023】一方、ヒューズ部を特定の領域に集中配置
して、確実なヒューズ部の切断と他の回路部分に対する
悪影響の排除との両立を図る構成とすれば、出力バッフ
ァにおける動作所要時間が増大してしまう。出力バッフ
ァを構成するトランジスタのゲートに対する信号伝播
は、ヒューズ部を通過して実行されるからである。
【0024】また、文献1の図3に示される出力バッフ
ァは、出力端子に電流を供給するための、互いに並列に
配置される複数のトランジスタと、これらのトランジス
タのそれぞれと直列に接続されたヒューズ部とを備え
る。しかしながら、このような構成としても、ヒューズ
素子の配置個所について同様の問題が生じるとともに、
ヒューズ部の切断状態が、出力端子に供給される電流量
の変動要因となり、安定的な動作を阻害するおそれがあ
る。
【0025】また、特開平8−125519号公報(以
下、文献2とも称する)の図2には、ヒューズを含む制
御回路によって出力バッファの電流駆動能力を調整する
半導体装置の構成が開示されている。
【0026】文献2の図2に示される半導体装置におい
ては、出力バッファ回路と並列に、複数の出力電流調整
ユニットが配置される。各出力電流調整ユニットは、対
応する制御回路に含まれるヒューズを切断することによ
って動作状態に設定される。
【0027】しかしながら、文献2に示される半導体装
置において、IC回路部からの出力データは、出力バッ
ファ回路を構成するトランジスタのゲートへは1段のイ
ンバータを介して伝達されるのに対し、出力電流調整ユ
ニットを構成するトランジスタのゲートへはNANDゲ
ートを介して伝達される。この結果、出力電流調整ユニ
ットおよび出力バッファ回路を構成するトランジスタの
ゲートに対するIC回路部からのデータ伝播時間は、そ
れぞれ異なってしまう。
【0028】したがって、このような半導体装置におい
ては、出力バッファ回路および出力電流調整ユニットの
それぞれによって、出力端子との間で電流経路が形成さ
れるタイミングが異なるので、出力端子におけるデータ
出力タイミングの調整が困難化して、動作の不安定化を
招くおそれがある。
【0029】また、最近では、複数のチップを同一のパ
ッケージに内蔵させて、これらの組合せで新たな機能を
発揮する半導体集積回路装置の開発が進んでいる。
【0030】たとえば、ダイナミックランダムアクセス
メモリ(DRAM)2チップを1つのパッケージ内に収
めて、容量を倍にした半導体集積回路装置や、2チップ
ないしは4チップを1つのパッケージに搭載してバス幅
を拡大した半導体集積回路装置、スタティックランダム
アクセスメモリ(SRAM)とフラッシュメモリとを1
つのパッケージに積層実装することによって、SRAM
へのアクセスによってフラッシュメモリを駆動可能とし
た半導体集積回路装置などがその例として挙げられる。
特に、複数のチップを積層させたものは、マルチ・チッ
プ・パッケージ(MCP)とも称されている。
【0031】このようなMCPの半導体集積回路装置に
おいては、出力されたデータ信号によるノイズが他のチ
ップに搭載された回路に及ぼす影響が大きくなる。した
がって、出力バッファの電流駆動能力に代表される回路
の動作条件の調整を十分に行ない、かつ実動作時におい
て調整された動作条件を効率的に設定する必要がある。
【0032】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、この発明の目的は、動作
安定性を確保しつつ、電流駆動能力を容易に調整するこ
とが可能な出力バッファを備える半導体集積回路装置の
構成を提供することである。
【0033】この発明の他の目的は、複数のチップを備
えたマルチチップパッケージ構成の半導体集積回路装置
において、回路の動作条件を効率的に設定することであ
る。
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路装置は、第1および第2のレベルを有するデータ
を出力する半導体集積回路装置であって、データを出力
する内部回路と、内部回路から内部ノードに読出された
データを出力ノードに出力するための出力バッファとを
備える。出力バッファは、各々が、第1のレベルに対応
する電圧と出力ノードとの間に互いに並列に結合され
て、制御ノードを有する複数の第1電流駆動部を含み、
各第1電流駆動部は、対応する制御ノードの電圧に応じ
て、第1のレベルに対応する電圧と出力ノードとの間に
電流経路を形成する。出力バッファは、各々が、第2の
レベルに対応する電圧と出力ノードとの間に互いに並列
に結合されて、制御ノードを有する複数の第2電流駆動
部をさらに含み、各第2電流駆動部は、対応する制御ノ
ードの電圧に応じて、第2のレベルに対応する電圧と出
力ノードとの間に電流経路を形成する。出力バッファ
は、複数の第1および第2電流駆動部に対応してそれぞ
れ設けられ、各々が、複数の第1および第2電流駆動部
のうちの対応する1つを、少なくともウェハ製造プロセ
スの完了後において、動作状態および非動作状態の一方
に不揮発的に設定するための複数の動作選択部と、複数
の第1電流駆動部にそれぞれ対応して設けられ、各々
が、対応する第1電流駆動部が動作状態である場合にお
いて、読出されたデータのレベルを内部ノードから対応
する第1電流駆動部の制御ノードへ、第1の伝播時間で
伝達するための複数の第1信号伝達部と、複数の第2電
流駆動部にそれぞれ対応して設けられ、各々が、対応す
る第2電流駆動部が動作状態である場合において、読出
されたデータのレベルを内部ノードから対応する第2電
流駆動部の制御ノードへ、第2の伝播時間で伝達するた
めの複数の第2信号伝達部とをさらに含む。
【0035】請求項2記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置であって、複数の第1
および第2の電流駆動部は、同数ずつ配置され、複数の
第1および第2電流駆動部のうちの1つずつは、出力バ
ッファユニットを構成し、複数の動作選択部のうちの同
一の出力バッファユニットに対応する1つずつは共通化
して配置される。
【0036】請求項3記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置であって、第1信号伝
達部の各々は、複数の第1電流駆動部のうちの対応する
1つが、対応する動作選択回路によって非動作状態に設
定されている場合には、対応する1つの第1電流駆動部
において電流経路が非形成とされるように、対応する制
御ノードの電圧を設定し、第2信号伝達部の各々は、複
数の第2電流駆動部のうちの対応する1つが、対応する
動作選択回路によって非動作状態に設定されている場合
には、対応する1つの第2電流駆動部において電流経路
が非形成とされるように、対応する制御ノードの電圧を
設定する。
【0037】請求項4記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置であって、各動作選択
回路は、外部からのプログラム入力に応じて、第1の状
態から第2の状態に不揮発的に遷移するプログラム部を
有し、各動作選択回路は、複数の第1および第2電流駆
動部のうちの対応する1つを動作状態および非動作状態
のいずれかに設定するための選択信号を、プログラム部
の状態に応じて生成し、各第1信号伝達部は、複数の動
作選択回路のうちの対応する1つからの選択信号および
読出されたデータのレベルに応じて、対応する第1電流
駆動部の制御ノードの電圧を設定する第1の論理回路を
有し、各第2信号伝達部は、複数の動作選択回路のうち
の対応する1つからの選択信号および読出されたデータ
のレベルに応じて、対応する第2電流駆動部の制御ノー
ドの電圧を設定する第2の論理回路を有する。
【0038】請求項5記載の半導体集積回路装置は、請
求項4記載の半導体集積回路装置であって、各動作選択
回路は、テストモード時において、プログラム部の状態
にかかわらず、外部から入力されるテストデータに基づ
いて選択信号のレベルを設定するためのテスト選択回路
をさらに有する。
【0039】請求項6記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置であって、各動作選択
回路は、複数の電圧のうちの1つと電気的に結合される
パッドを有し、各動作選択回路は、複数の第1および第
2電流駆動部のうちの対応する1つを動作状態および非
動作状態のいずれかに設定するための選択信号を、パッ
ドの電圧に応じて生成し、各第1信号伝達部は、複数の
動作選択回路のうちの対応する1つからの選択信号およ
び読出されたデータのレベルに応じて、対応する第1電
流駆動部の制御ノードの電圧を設定する第1の論理回路
を有し、各第2信号伝達部は、複数の動作選択回路のう
ちの対応する1つからの選択信号および読出されたデー
タのレベルに応じて、対応する第2電流駆動部の制御ノ
ードの電圧を設定する第2の論理回路を有する。
【0040】請求項7記載の半導体集積回路装置は、請
求項6記載の半導体集積回路装置であって、複数の電圧
のうちの1つとパッドとは、ワイヤボンディングによっ
て結合される。
【0041】請求項8記載の半導体集積回路装置は、請
求項6記載の半導体集積回路装置であって、各動作選択
回路は、テストモード時において、パッドの電圧にかか
わらず、外部から入力されるテストデータに基づいて選
択信号のレベルを設定するためのテスト選択回路をさら
に有する。
【0042】請求項9記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置であって、少なくとも
記憶データの読出が可能な不揮発性メモリ回路をさらに
備える。各動作選択回路は、第1および第2の電流駆動
部のうちの対応する1つを動作状態および非動作状態の
いずれかに設定するための選択信号を、メモリ回路から
の読出データに応じて生成する。各第1信号伝達部は、
複数の動作選択回路のうちの対応する1つからの選択信
号および読出されたデータのレベルに応じて、対応する
第1電流駆動部の制御ノードの電圧を設定する第1の論
理回路を有する。各第2信号伝達部は、複数の動作選択
回路のうちの対応する1つからの選択信号および読出さ
れたデータのレベルに応じて、対応する第2電流駆動部
の制御ノードの電圧を設定する第2の論理回路を有す
る。
【0043】請求項10記載の半導体集積回路装置は、
請求項9記載の半導体集積回路装置であって、各動作選
択回路は、テストモード時において、メモリ回路から読
出された記憶データにかかわらず、外部から入力される
テストデータに基づいて選択信号のレベルを設定するた
めのテスト選択回路をさらに有する。
【0044】請求項11記載の半導体集積回路装置は、
請求項9記載の半導体集積回路装置であって、メモリ回
路において、記憶データは書換可能である。
【0045】請求項12記載の半導体集積回路装置は、
同一パッケージ内に封入された複数のチップを備える半
導体集積回路装置であって、複数のチップのうちの1つ
に形成される内部回路と、複数のチップのうちの他の1
つのチップに形成される、少なくとも記憶データの読出
が可能なメモリ回路と、内部回路およびメモリ回路の間
を電気的に結合するための結合部とを備える。内部回路
は、メモリ回路から読出された記憶データに基づいて設
定される動作条件に従って動作する。
【0046】請求項13記載の半導体集積回路装置は、
請求項12記載の半導体集積回路装置であって、内部回
路と同一チップに形成されて、データを出力ノードに出
力するための出力バッファをさらに備える。内部回路
は、第1および第2のレベルを有するデータを出力す
る。出力バッファは、第1のレベルに対応する電圧およ
び第2のレベルに対応する電圧のうちのデータのレベル
に応じた一方と出力ノードとの間に電流経路を形成し、
動作条件は、電流経路の電流量を設定する。
【0047】請求項14記載の半導体集積回路装置は、
請求項13記載の半導体集積回路装置であって、出力バ
ッファは、各々が、第1のレベルに対応する電圧と出力
ノードとの間に互いに並列に結合されて、動作状態にお
いて、読出されたデータが第1のレベルである場合に、
第1のレベルに対応する電圧と出力ノードとの間に電流
経路を形成するための複数の第1電流駆動部と、各々
が、第2のレベルに対応する電圧と出力ノードとの間に
互いに並列に結合されて、動作状態において、読出され
たデータが第2のレベルである場合に、第2のレベルに
対応する電圧と出力ノードとの間に電流経路を形成する
ための複数の第2電流駆動部と、複数の第1および第2
電流駆動部に対応してそれぞれ設けられ、各々が、複数
の第1および第2電流駆動部のうちの対応する1つを、
第2のメモリ部から読出された記憶データに基づいて、
動作状態および非動作状態の一方に設定するための複数
の動作選択部とを含む。
【0048】請求項15記載の半導体集積回路装置は、
請求項12、13または14記載の半導体集積回路装置
であって、メモリ回路は、記憶データの書換が可能な不
揮発性メモリである。
【0049】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中
における同一符号は同一または相当部分を示すものとす
る。
【0050】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に従う半導体集積回路装置10の全体構成を示す
概略ブロック図である。
【0051】図1を参照して、半導体集積回路装置10
は、内部回路20と、出力バッファ50とを備える。内
部回路20は、動作指示を示すための制御信号およびデ
ータに基づいて、内部ノードNrに出力データDrを出
力する。出力データDrは、デジタルデータでありHレ
ベルおよびLレベルのいずれか一方に設定される。
【0052】出力バッファ50は、内部回路20からの
出力データDrに応じて、出力ノードNoにデータ信号
Doutを生成する。出力バッファ50の電流駆動能力
は、、製造プロセスの後工程において、少なくともウェ
ハ製造プロセスの完了後において、外部からのプログラ
ム入力に応じて不揮発的に設定される。出力ノードNo
には、出力負荷12が存在する。したがって、出力バッ
ファ50の電流駆動能力を、出力負荷12に応じて適切
に設定する必要がある。
【0053】図2は、図1に示される出力バッファ50
の構成を示す回路図である。図2を参照して、内部回路
20は、出力データDrのレベルを示すためのデータレ
ベル制御信号DrhおよびDrlを、内部ノードNrに
出力する。データレベル制御信号DrhおよびDrl
は、出力データDrがHレベルおよびLレベルである場
合にそれぞれ対応して、Hレベルに活性化される。
【0054】出力バッファ50は、データ信号Dout
のHレベルに相当する電源電圧Vccと出力ノードNo
との間に互いに並列に接続される電流駆動ユニットQ1
a、Q2aおよびQ3aを含む。電流駆動ユニットQ1
a〜Q3aは、ノードN1a〜N3aの電圧にそれぞれ
応じて、電源電圧Vccと出力ノードNoとの間に電流
経路を形成する。電流駆動ユニットQ1a〜Q3aの各
々は、たとえばPチャネル型の電界効果トランジスタで
構成される。したがって、以下においては、電流駆動ユ
ニットQ1a〜Q3aのそれぞれを、単にPチャネルト
ランジスタQ1a〜Q3aとも称する。
【0055】出力バッファ50は、さらに、データ信号
DoutのLレベルに相当する接地電圧Vssと出力ノ
ードNoとの間に互いに並列に接続される電流駆動ユニ
ットQ1b、Q2bおよびQ3bを含む。電流駆動ユニ
ットQ1b〜Q3bは、ノードN1b〜N3bの電圧に
それぞれ応じて、接地電圧Vssと出力ノードNoとの
間に電流経路を形成する。電流駆動ユニットQ1b〜Q
3bの各々は、たとえばNチャネル型の電界効果トラン
ジスタで構成される。したがって、以下においては、電
流駆動ユニットQ1b〜Q3bのそれぞれを、単にNチ
ャネルトランジスタQ1b〜Q3bとも称する。また、
PチャネルトランジスタQ1a〜Q3aおよびNチャネ
ルトランジスタQ1b〜Q3bを総称して、単にトラン
ジスタQ1a〜Q3a,Q1b〜Q3bとも称する。
【0056】なお、本発明の実施の形態においては、並
列に配置される電流駆動ユニットの個数、すなわちPチ
ャネルトランジスタおよびNチャネルトランジスタの個
数を3個ずつとする構成を例示しているが、本願発明の
適用はこのような構成に限定されるものではなく、電流
駆動ユニットの配置数は、任意に定めることが可能であ
る。
【0057】また、Pチャネルトランジスタの各々を共
通の電源電圧Vccと結合させる必要はなく、レベルの
異なる複数の電源電圧をPチャネルトランジスタのそれ
ぞれと結合させる構成とすることも可能である。これに
より、出力バッファの電流駆動能力の調整の自由度を高
めることができる。また、1チップで動作電源電圧が異
なる複数製品に対応する場合の切替えにも対応して使用
できる。
【0058】出力バッファ50は、さらに、トランジス
タQ1a〜Q3a,Q1b〜Q3bにそれぞれ対応して
設けられる、動作選択回路60−1a〜60−3a,6
0−1b〜60−3bを含む。
【0059】図3は、動作選択回路の構成を示す回路図
である。図2に示された動作選択回路の各々の構成は同
一であるので、図3においては、これらの動作選択回路
60−1a〜60−3a,60−1b〜60−3bを動
作選択回路60と総称して、その構成について説明す
る。
【0060】図3を参照して、動作選択回路60は、電
源電圧VccとノードN5の間に直列に接続されるPチ
ャネルトランジスタ61およびプログラム部62と、ノ
ードN5と接地電圧Vssとの間に並列に接続されるN
チャネルトランジスタ63および64と、ノードN5の
電圧レベルを反転して出力するインバータ65と、イン
バータ65の出力をさらに反転して選択信号SLを生成
するインバータ66とを有する。
【0061】Pチャネルトランジスタ61のゲートは接
地電圧Vssと結合される。Nチャネルトランジスタ6
3のゲートは電源電圧Vccと結合される。Nチャネル
トランジスタ64のゲートは、インバータ65の出力と
結合される。したがって、インバータ65の出力がHレ
ベルである場合には、Nチャネルトランジスタ64およ
びインバータ65によって、ノードN5におけるLレベ
ル電圧(接地電圧Vss)、すなわち選択信号SLのL
レベルが保持されることになる。
【0062】プログラム部62は、プログラム入力の有
/無に応じて、不揮発的に導通状態もしくは非導通状態
のいずれか一方に設定される。たとえば、プログラム部
62をヒューズ素子で構成すれば、プログラム入力すな
わちレーザーブロー入力が与えられないには、プログラ
ム部62は導通状態であり、プログラムが与えられた場
合には、それ以降において、プログラム部62は不揮発
的に非導通状態に設定される。
【0063】Pチャネルトランジスタ61の電流駆動能
力は、Nチャネルトランジスタ63の電流駆動能力より
も大きく設計される。したがって、プログラム部62が
導通状態である場合においては、ノードN5の電圧、す
なわち選択信号SLのレベルは、Hレベル(電源電圧V
cc)に設定される。一方、プログラム部62が非導通
状態に設定される場合においては、選択信号SLは、L
レベルに設定される。
【0064】このように、動作選択回路60は、プログ
ラム部62が導通状態および非導通状態のいずれである
かに対応したレベルを有する選択信号SLを生成する。
言換えれば、外部からのプログラム入力に応じて、動作
選択回路60が出力する選択信号SLの信号レベルを、
不揮発的に設定することが可能である。
【0065】なお、プログラム部62には、プログラム
入力と導通状態/非導通状態との関係がヒューズ素子と
逆である、いわゆるアンチヒューズ素子を用いることも
できる。
【0066】再び図2を参照して、動作選択回路60−
1a〜60−3aは、PチャネルトランジスタQ1a〜
Q3aのそれぞれを動作状態および非動作状態のいずれ
かに設定するための選択信号SL1a〜SL3aを出力
する。同様に、動作選択回路60−1b〜60−3b
は、NチャネルトランジスタQ1b〜Q3bのそれぞれ
を動作状態および非動作状態のいずれかに設定するため
の選択信号SL−1b〜SL3bを出力する。図2の構
成においては、対応する選択信号がHレベルに活性化さ
れるトランジスタは動作状態に設定され、対応する選択
信号がLレベルに非活性化されるトランジスタは非動作
状態に設定される。
【0067】出力バッファ50は、さらに、Pチャネル
トランジスタQ1a〜Q3aにそれぞれ対応して設けら
れる信号伝達回路65−1a〜65−3aを有する。信
号伝達回路65−1a〜65−3aの各々は、NAND
ゲートで構成される。
【0068】信号伝達回路65−1aは、選択信号SL
1aとデータレベル制御信号DrhとのNAND演算結
果を、ノードN1aすなわちPチャネルトランジスタQ
1aのゲートに伝達する。信号伝達回路65−2aは、
選択信号SL2aとデータレベル制御信号DrhとのN
AND演算結果を、ノードN2aすなわちPチャネルト
ランジスタQ2aのゲートに伝達する。信号伝達回路6
5−3aは、選択信号SL3aとデータレベル制御信号
DrhとのNAND演算結果を、ノードN3aすなわち
トランジスタQ3aのゲートに伝達する。
【0069】このような構成とすることにより、Pチャ
ネルトランジスタQ1a〜Q3aの各々は、対応する選
択信号がHレベルに設定された場合、すなわち動作状態
に設定されている場合において、データレベル制御信号
DrhのHレベルへの活性化に応答して、電源電圧Vc
cと出力ノードNoとの間に、それぞれのトランジスタ
サイズに対応する電流経路を形成する。図2において
は、PチャネルトランジスタQ1a〜Q3aの電流駆動
能力をI1h〜I3hとそれぞれ表記している。
【0070】電流駆動能力I1h〜I3hのそれぞれ
は、同様に設定されても、異なる値に設定されてもよ
い。特に、I2h=2・I1h、I3h=2・I2hの
ように、電流駆動能力を累乗的に設定することによっ
て、量子化単位で出力バッファの電流駆動能力を段階的
に設定することができる。
【0071】したがって、動作選択回路60−1a〜6
0−3aに対するプログラム入力の有/無に応じて、デ
ータ信号DoutをHレベル(電源電圧Vcc)に駆動
するための電流駆動能力を段階的に調整することができ
る。
【0072】たとえば、動作選択回路60−1aおよび
60−2aに対してプログラム入力を与えた場合には、
トランジスタQ1aおよびQ2aが動作状態に設定され
る。したがって、Hレベルデータの出力時における電流
駆動能力は、I1h+I2hで示される。
【0073】また、信号伝達回路65−1a〜65−3
aの各々を、同様の論理回路(図2においてはNAND
ゲート)で構成することにより、これらの信号伝達回路
における信号伝播時間を揃えることができる。この結
果、Hレベルデータ出力時において、内部ノードNrか
らノードN1a〜N3aのそれぞれへの信号伝播時間は
同様となるので、電流を駆動する複数のPチャネルトラ
ンジスタの動作タイミングを同様に設定することができ
る。したがって、所望のタイミングでHレベルを有する
データ信号Doutを出力ノードNoに駆動して、動作
の安定化を図ることができる。
【0074】出力バッファ50は、さらに、Nチャネル
トランジスタQ1b〜Q3bにそれぞれ対応して設けら
れる信号伝達回路67−1b〜67−3bを有する。信
号伝達回路67−1b〜67−3bの各々は、NAND
ゲートおよびインバータで構成される。
【0075】信号伝達回路67−1bは、選択信号SL
1bとデータレベル制御信号DrlとのAND演算結果
を、ノードN1bすなわちNチャネルトランジスタQ1
bのゲートに伝達する。信号伝達回路67−2bは、選
択信号SL2bとデータレベル制御信号DrlとのAN
D演算結果を、ノードN2bすなわちNチャネルトラン
ジスタQ2bのゲートに伝達する。信号伝達回路67−
3bは、選択信号SL3bとデータレベル制御信号Dr
lとのAND演算結果を、ノードN3bすなわちNチャ
ネルトランジスタQ3bのゲートに伝達する。
【0076】このような構成とすることにより、Nチャ
ネルトランジスタQ1b〜Q3bの各々は、対応する選
択信号がHレベルに設定された場合、すなわち動作状態
に設定されている場合において、データレベル制御信号
DrlのHレベルへの活性化に応答して、接地電圧Vs
sと出力ノードNoとの間に、それぞれのトランジスタ
サイズに対応する電流経路を形成する。図2において
は、NチャネルトランジスタQ1b〜Q3bの電流駆動
能力をI1l〜I3lとそれぞれ表記している。電流駆
動能力I1l〜I3lの設定は、I1h〜I3hと同様
に行なえばよい。
【0077】したがって、動作選択回路60−1b〜6
0−3bに対するプログラム入力有/無に応じて、デー
タ信号DoutをLレベル(接地電圧Vss)に駆動す
るための電流駆動能力を段階的に調整することができ
る。
【0078】たとえば、動作選択回路60−3bに対し
てプログラム入力を与えた場合には、トランジスタQ3
aのみが動作状態に設定される。したがって、Hレベル
データの出力時における電流駆動能力はI3lで示され
る。
【0079】また、信号伝達回路67−1b〜67−3
bの各々を、同様の論理回路(図2においてはANDゲ
ートおよびインバータ)で構成することにより、これら
の信号伝達回路における信号伝播時間を揃えることがで
きる。この結果、Lレベルデータ出力時において、内部
ノードNrからノードN1b〜N3bのそれぞれへの信
号伝播時間は同様となるので、電流を駆動する複数のN
チャネルトランジスタの動作タイミングを同様に設定す
ることができる。したがって、所望のタイミングでLレ
ベルを有するデータ信号Doutを出力ノードNoに駆
動して、動作の安定化を図ることができる。
【0080】電源電圧Vccと接地電圧Vssとの間に
直列に結合される2個のトランジスタは、1つの出力バ
ッファユニットを構成する。たとえば、図2の構成にお
いては、トランジスタQ1aおよびQ1bは、出力バッ
ファユニット71を構成し、トランジスタQ2aおよび
Q2bは、出力バッファユニット72を構成し、トラン
ジスタQ3aおよびQ3bは、出力バッファユニット7
3を構成する。
【0081】信号伝達回路65−1a〜65−3aの各
々と、信号伝達回路67−1b〜67−3bの各々とに
おける信号伝播時間は、異なる値に設定される。これに
より、同一の出力バッファユニットを構成する、Pチャ
ネルトランジスタおよびNチャネルトランジスタに生じ
る貫通電流を防止することができる。
【0082】図4は、図2に示される出力バッファ50
の動作を説明するタイミングチャートである。
【0083】図4を参照して、出力負荷12を考慮し
て、図2に示される複数の動作選択回路のうち動作選択
回路60−1aおよび60−1bに対して、プログラム
入力が与えられる。これに応答して、選択信号SL1a
およびSL1bは、不揮発的にHレベルに設定される。
その他の動作選択回路に対応する選択信号SL2a、S
L2b、SL3aおよびSL3bは、Lレベルに不揮発
的に設定される。
【0084】時刻t0において、出力データDrのHレ
ベルへの変化に応じて、データレベル制御信号Drhお
よびDrlは、HレベルおよびLレベルにそれぞれ設定
される。これに応答して、図2におけるノードN1aの
レベルは、Lレベルに設定されるので、トランジスタQ
1aがオンして、電源電圧Vccと出力ノードNoとの
間に電流I1hが流される。一方、他のトランジスタQ
2a、Q3aおよびQ1b〜Q3bはオンしない。
【0085】電流駆動能力I1hは、出力負荷12に応
じて予め適切に設定された値であるため、出力ノードN
oの電圧すなわちデータ信号Doutは、ノイズの原因
となるオーバーシュートやアンダーシュートを生じるこ
となく、かつ規定のアクセスタイムを満足する速度で、
時刻t1において完全にHレベルに立上がる。
【0086】次に、時刻t2において、出力データDr
のLレベルへの変化に応じて、データレベル制御信号D
rhおよびDrlは、LレベルおよびHレベルにそれぞ
れ設定される。これに応答して、図2におけるノードN
1bのレベルは、Hレベルに設定されるので、トランジ
スタQ1bがオンして、接地電圧Vssと出力ノードN
oとの間に電流I1lが流される。一方、他のトランジ
スタQ2b、Q3bおよびQ1a〜Q3aはオンしな
い。
【0087】電流駆動能力I1lは、出力負荷12に応
じて予め適切に設定された値であるため、出力ノードN
oの電圧すなわちデータ信号Doutは、ノイズの原因
となるオーバーシュートやアンダーシュートを生じるこ
となく、かつ規定のアクセスタイムを満足する速度で、
時刻t3において完全にLレベルに立上がる。
【0088】このように、半導体集積回路装置の製造プ
ロセスの後工程において、選択的にプログラム入力を与
えることによって、設計変更やマスク改定を伴うことな
く、出力バッファの電流駆動能力を容易に調整すること
ができる。したがって、他の回路に与えるノイズ影響や
製造時のばらつき等を反映した微細な調整を行なうこと
が可能となる。さらに、汎用化された設計によって広範
囲の出力負荷に対応することができるので、設計負荷の
軽減や在庫削減等を図ることも可能である。
【0089】[実施の形態1の変形例]図5は、実施の
形態1の変形例に従う出力バッファ51の構成を示す回
路図である。
【0090】図5を参照して、実施の形態1の変形例に
従う出力バッファ51は、図2に示される実施の形態1
に従う出力バッファ50と比較して、動作選択回路が出
力バッファユニットごとに配置される点が異なる。すな
わち、出力バッファユニット71、72および73にそ
れぞれ対応して、動作選択回路60−1、60−2およ
び60−3が配置される。その他の部分の構成は、図2
に示される実施の形態1に従う出力バッファ50と同様
であるので、詳細な説明は繰り返さない。
【0091】動作選択回路60−1〜60−3の各々
は、対応する出力バッファユニットを構成する電流駆動
ユニット、すなわちトランジスタ間で共有される。たと
えば、動作選択回路60−1は、出力バッファユニット
71を構成するPチャネルトランジスタQ1aおよびN
チャネルトランジスタQ1bによって共有される。した
がって、信号伝達回路65−1aおよび67−1bは、
動作選択回路60−1が出力する選択信号SL1を受け
て動作する。その他の出力バッファユニット71および
72に対する構成についても同様である。
【0092】このような構成とすることにより、動作選
択回路の個数、すなわちプログラム部の個数を実施の形
態1に比較して低減することができる。一方で、電流量
の設定は、出力バッファユニットごとしか実行できない
ので、Hレベルデータ出力時およびLレベルデータ出力
時の電流駆動能力のそれぞれを独立に選択可能である実
施の形態1に従う構成と比較して、電流駆動能力の調整
の自由度は低下する。
【0093】[実施の形態2]図6は、実施の形態2に
従う出力バッファ52の構成を示す回路図である。
【0094】図6を参照して、実施の形態2に従う出力
バッファ52は、図2に示される実施の形態1に従う出
力バッファ50と比較して、動作選択回路60−a〜6
0−3aおよび60−1b〜60−3bに代えて、動作
選択回路80−1a〜80−3aおよび80−1b〜8
0−3bを含む点で異なる。その他の部分の構成は、図
2に示される実施の形態1に従う出力バッファ50と同
様であるので、詳細な説明は繰り返さない。
【0095】図7は、図6に示される動作選択回路の構
成を示す回路図である。図6に示される動作選択回路の
各々の構成は同一であるので、図7においては動作選択
回路80−1a〜80−3aおよび80−1b〜80−
3bを動作選択回路80と総称して、その構成について
説明する。
【0096】図7を参照して、動作選択回路80は、P
チャネルトランジスタ61、プログラム部62、Nチャ
ネルトランジスタ63および64、およびインバータ6
5,66で構成される図3に示される動作選択回路60
の構成に加えて、ノードN6およびノードN7の間に配
置されるテスト用選択回路81をさらに含む点で異な
る。
【0097】インバータ65の出力側はN6に結合さ
れ、インバータ66の入力側は、ノードN7と結合され
る。
【0098】テスト用選択回路81は、インバータ83
および84と、トランスファーゲート85および86と
を有する。
【0099】インバータ83は、テストモード時に入力
されるテストデータTDを反転してノードN9に出力す
る。インバータ84は、テストモード信号TMを反転し
てノードN8に出力する。テストモード信号TMは、テ
ストモード時においてHレベルに活性化され、通常動作
モード時においては、Lレベルに非活性化される。トラ
ンスファーゲート85および86は、テストモード信号
TMのレベルに応じて、相補的にオンおよびオフする。
【0100】テストデータは、テストモード時において
外部から直接入力する構成、あるいは予め入力されたデ
ータをレジスタ等に蓄えておいてテストモード時に読出
す構成とすることができる。
【0101】図8は、実施の形態2に従う出力バッファ
の動作を説明するタイミングチャートである。
【0102】図8を参照して、プログラム部62に対し
てプログラム入力は与えられておらず、プログラム部6
2は導通状態である。したがって、ノードN6の信号レ
ベルは、Lレベルに不揮発的に設定されている。
【0103】時刻t5において、テストモード信号TM
は、Hレベルに活性化されて、テストモードに移行す
る。時刻t5からt6の間に設定されたテストモード中
において、テストデータTDは、Lレベルに設定される
期間およびHレベルに設定される期間をそれぞれ有す
る。ノードN8およびN9には、テストデータTDおよ
びテストモード信号TMのそれぞれの反転信号が現れ
る。
【0104】テストモード時においては、テストモード
信号TMがHレベルに設定されることに応じて、トラン
スファーゲート85および86は、それぞれオンおよび
オフする。したがって、インバータ66の入力側には、
ノードN6ではなくノードN9の電圧が伝達される。し
たがって、テストモード時においては、選択信号SL
は、テストデータTDの信号レベルに応じて設定され
る。
【0105】一方、時刻t6において、テストモード信
号TMがHレベルに非活性化されて、テストモードから
通常動作モードに移行すると、トランスファーゲート8
6がオンされる一方で、トランスファーゲート85はオ
フされる。したがって、通常動作モードにおいては、選
択信号SLは、ノードN6の電圧、すなわちプログラム
部62が導通状態であることに対応して、Hレベルに不
揮発的に設定される。
【0106】このように、動作選択回路80において
は、通常動作モード時においては、図3に示した動作選
択回路60と同様に、プログラム部62が導通状態およ
び非導通状態のいずれであるかに対応して、選択信号S
Lのレベルは設定される。一方、テストモード時におい
ては、選択信号SLのレベルは、テストデータTDに応
じて設定される。
【0107】このような構成とすることにより、テスト
モード時において、プログラム部62に対して実際にプ
ログラム入力を与えて導通状態もしくは非導通状態を不
揮発的に設定することなく、プログラム部62の導通状
態/非導通状態を、テストデータTDに応じて擬似的に
設定することができる。
【0108】したがって、それぞれの動作選択回路にお
いて、擬似的にプログラム部を導通状態/非導通状態に
設定して、出力バッファの電流駆動能力の調整を可逆的
かつ高い自由度で実行することができる。さらに、動作
テストの結果に基づいて、出力負荷に対応した最適な電
流駆動能力を設定するためのプログラム入力を与えるこ
とによって、ウェハ製造プロセス完了後に実行される動
作テスト結果を反映して、出力バッファの電流駆動能力
を調整することが可能となる。
【0109】また、実施の形態2に従う構成の動作選択
回路を、実施の形態1の変形例と同様に出力バッファユ
ニットごとに配置することによって、配置個数の削減を
図ることも可能である[実施の形態3]実施の形態3に
おいては、動作選択回路のバリエーションがさらに示さ
れる。
【0110】図9は、実施の形態3に従う動作選択回路
の構成を示す回路図である。図9に示される動作選択回
路90は、実施の形態2に示した動作選択回路と同様
に、図2に示される出力バッファ50中の動作選択回路
60−a〜60−3aおよび60−1b〜60−3bの
各々に代えて用いることができる。
【0111】図9を参照して、動作選択回路90は、パ
ッド91と、インバータ92および93とを有する。パ
ッド91は、電源電圧Vccを供給する電圧パッド94
cおよび接地電圧Vssを供給する電圧パッド94sの
いずれか一方と選択的に電気的に結合される。パッド9
1と電圧パッド94cもしくは94sとの間の電気的な
結合は、たとえばアセンブリ工程で実行されるワイヤボ
ンディングによって実行することができる。
【0112】インバータ92は、パッド91に伝達され
た電圧レベルを反転して出力し、インバータ93は、イ
ンバータ92の出力をさらに反転して選択信号SLを生
成する。動作選択回路90は、パッド91の電圧に応じ
て選択信号SLのレベルを設定する。したがって、パッ
ド91を電圧パッド94cおよび94sの一方とワイヤ
ボンディングを用いて選択的に結合することによって、
選択信号SLの信号レベルを不揮発的に設定することが
できる。
【0113】このように構成された動作選択回路90
を、実施の形態1およびその変形例に示した出力バッフ
ァ中に適用しても、同様の効果を得ることができる。
【0114】[実施の形態3の変形例]図10は、実施
の形態3の変形例に従う動作選択回路95の構成を示す
回路図である。
【0115】図10を参照して、動作選択回路95は、
図8に示される動作選択回路90の構成に加えて、イン
バータ92および93の間に配置される、図6と同様の
テスト用選択回路81をさらに含む点で異なる。
【0116】テスト用選択回路81の構成および動作
は、図7および図8で説明したとおりであるのでその説
明は繰返さない。
【0117】このような構成とすることにより、動作選
択回路95は、通常動作モード時においては、図9に示
した動作選択回路90と同様に、パッド91の電圧に応
じて選択信号SLのレベルは設定される。一方、テスト
モード時においては、選択信号SLのレベルは、テスト
データTDに応じて設定される。したがって、テストモ
ード時においては、ワイヤボンディングを伴うことなく
可逆的かつ高い自由度で出力バッファの電流駆動能力を
変更することができる。
【0118】したがって、実施の形態3の変形例に従う
動作選択回路95を、実施の形態2に従う出力バッファ
において用いても、同様の効果を得ることが可能であ
る。また、実施の形態1の変形例と同様に出力バッファ
ユニットごとに配置することによって、その個数を削減
することも可能である。
【0119】[実施の形態4]実施の形態4において
は、MCPで構成される半導体集積回路装置において、
回路の動作条件を効率的に設定するための構成について
説明する。
【0120】図11は、実施の形態4に従う半導体集積
回路装置100の構成を示す概念図である。
【0121】図11を参照して、半導体集積回路装置1
00は、同一のパッケージ101内に封入される複数の
チップによって構成される。図11においては、積層さ
れた3つのチップ110、120および130によっ
て、半導体集積回路装置100が構成される例を示して
いる。
【0122】半導体集積回路装置100は、さらに、外
部との間で信号の授受を行なうための外部端子140
と、リードフレーム150を介して、外部端子140と
各チップとの間を電気的に結合するための結合部として
配置されるインナーリード160とを備える。このよう
な構成とすることにより、チップ110、120および
130の各々と外部との間で外部端子140を介した信
号の授受が可能である。
【0123】また、リードフレーム150およびインナ
ーリード160を介して、チップ110、120および
130の各々同士の間においても、信号の授受が可能と
なる。また、チップ同士の間における信号の授受は、パ
ッケージ101内に設けられた、電気的な信号伝達が可
能なワイヤフレーム等の他の部材を用いて、あるいは、
同一パッケージ内のワイヤで直接結合しても実行でき
る。
【0124】図12は、実施の形態4に従う半導体集積
回路装置100における動作条件の設定を説明する概略
ブロック図である。
【0125】図12を参照して、半導体集積回路装置1
00は、チップ110に搭載されたメモリ回路115
と、チップ120に搭載された集積回路122とを備え
る。集積回路122は、内部回路20および出力バッフ
ァ125を含む。集積回路122に対しては、外部端子
のうちの1つ140aによって、外部からの動作指示に
相当する制御信号やデータが与えられる。集積回路12
2は、動作指示に応答した出力データを、他のチップに
対して、あるいは外部端子のうちの1つ140bを介し
て外部に出力する。
【0126】一方、メモリ回路115の一部領域には、
他のチップに搭載された回路の動作条件を指定するため
の情報が予め記憶されている。たとえば、図12の構成
においては、メモリ回路115には、チップ120に搭
載された集積回路122の動作条件に関する情報が記憶
されている。メモリ回路115からの情報は、リードフ
レーム150およびインナーリード160で構成される
結合部を介して、集積回路122に伝達される。メモリ
回路115からの情報には、出力バッファ125におけ
る電流駆動能力を設定するための読出情報RDが含まれ
る。
【0127】図13は、出力バッファ125の構成を示
す回路図である。図13を参照して、出力バッファ12
5は、図6に示される出力バッファ52と比較して、動
作選択回路80−1a〜80−3aおよび80−1b〜
80−3bに代えて、動作選択回路170−1a〜17
0−3aおよび170−1b〜170−3bを含む点で
異なる。その他の構成および動作については、出力バッ
ファ52と同様であるので詳細な説明は繰返さない。
【0128】動作選択回路170−1a〜170−3a
および170−1b〜170−3bに対して、メモリ回
路115からの読出情報RD1a〜RD3aおよびRD
1b〜RD3bがそれぞれ与えられる。なお、読出情報
RD1a〜RD3aおよびRD1b〜RD3bを総称す
る場合には、単に読出情報RDと称する。
【0129】図14は、図13に示される動作選択回路
の構成を示す回路図である。図14を参照して、動作選
択回路170は、チップ110に搭載されたメモリ回路
115からの読出情報RDを反転してノードN10に出
力するインバータ172と、ノードN11の信号レベル
を反転して選択信号SLを出力するインバータ174と
を備える。メモリ回路115は、たとえば不揮発的なデ
ータ記憶を実行するROM(Read Only Memory)で構成
される。
【0130】ノードN10およびN11の間には、図1
0と同様に、テスト用選択回路81が配置される。テス
ト用選択回路81の構成は、図7で説明したとおりであ
るので詳細な説明は繰返さない。
【0131】このような構成とすることにより、通常動
作モード時においては、選択信号SLは、他のチップ1
10に搭載されたメモリ回路115からの読出情報に応
じて設定される。一方、テストモード時においては、外
部から入力されるテストデータTDに応じて選択信号S
Lを設定することができる。
【0132】このように、複数のチップから構成される
半導体集積回路装置において、集積回路122から出力
されるデータ信号を駆動するための出力バッファ125
の電流供給能力を、効率的に設定することができる。す
なわち、プログラム入力動作を実行することなく、たと
えばヒューズブロー工程を経ることなく、出力バッファ
の動作条件を調整することが可能になる。
【0133】図15は、他の構成例に従う動作選択回路
180の回路図である。図15を参照して、他のチップ
110には、記憶データの書換が可能な不揮発性メモ
リ、たとえばフラッシュメモリであるメモリ回路116
が配置される。動作選択回路180は、メモリ回路11
6からの読出情報RDに応じて選択信号SLを生成する
ためのインバータ172および174を有する。
【0134】このように、出力バッファの動作条件を設
定するための読出情報RDを、フラッシュメモリ等の書
換え可能な不揮発性メモリに記憶させれば、図14に示
したテスト用選択回路81の配置を省略して、同様の効
果を得ることができる。これにより、回路構成を簡易化
して低コスト化を図ることができる。
【0135】なお、図14および図15に示した動作選
択回路について、実施の形態1の変形例と同様に出力バ
ッファユニットごとに配置することによって、その個数
を削減することも可能である。
【0136】また、実施の形態4においては、複数のチ
ップによって構成されるマルチチップパッケージ構成の
半導体集積回路装置において、1つのチップに搭載され
た回路の出力バッファの動作条件を、他のチップに搭載
されたメモリ回路に記憶された情報に応じて設定する構
成について示したが、実施の形態4に示した構成の適用
はこのような場合に限定されるものではない。すなわ
ち、出力バッファの動作条件に限定されず、あるチップ
に搭載された内部回路の任意の動作条件について、同一
パッケージ内に封入された他のチップに搭載されたメモ
リ回路からの読出情報に基づいて設定する構成とするこ
とが可能である。
【0137】あるいは、内部回路と、当該内部回路の動
作条件に関する情報を記憶するメモリ回路とを同一チッ
プ上に搭載する構成とすることもできる。
【0138】また、実施の形態1〜4においては出力バ
ッファ中の電流駆動ユニットQ1a〜Q3aをPチャネ
ルトランジスタで構成する回路例を示したが、これらを
Nチャネルトランジスタで構成することも可能である。
この場合には、信号伝達回路65−1a〜65−3aの
構成を適切に変更して、動作状態に選択されたトランジ
スタにおいて、出力データDrがHレベルに設定された
ときに電流経路が形成されるように設計すればよい。
【0139】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0140】
【発明の効果】請求項1および3に記載の半導体集積回
路装置は、出力バッファに含まれる第1および第2の電
流駆動ユニットを、製造プロセスの後工程において選択
的に動作状態もしくは非動作状態に設定できる。したが
って、設計変更やマスク改定を伴うことなく、他の回路
に与えるノイズ影響や製造時のばらつき等を反映した出
力バッファの電流駆動能力の調整を容易に実行すること
ができる。さらに、汎用化された設計によって広範囲の
出力負荷に対応することができるので、設計負荷の軽減
や在庫削減等を図ることも可能である。また、動作状態
に設定された第1および第2電流駆動ユニットのそれぞ
れにおいて、内部ノードから制御ノードへの信号伝播時
間は同様に設定される。したがって、出力ノードに電流
を駆動する少なくとも1個の第1もしくは第2の電流駆
動ユニットの動作タイミングを同様に設定して、動作の
安定化を図ることができる。
【0141】請求項2記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置が奏する効果に加え
て、動作選択回路の配置数を抑制することができる。
【0142】請求項4記載の半導体集積回路装置は、ヒ
ューズ素子等で構成されるプログラム部を用いて、動作
選択回路における動作状態/非動作状態の不揮発的な選
択を実行することができる。
【0143】請求項6および7記載の半導体集積回路装
置は、ワイヤボンディング等による所定パッドの電圧設
定に応じて、動作選択回路における動作状態/非動作状
態の不揮発的な選択を実行することができる。
【0144】請求項9記載の半導体集積回路装置は、不
揮発性メモリから読出された記憶データに基づいて、動
作選択回路における動作状態/非動作状態の不揮発的な
選択を実行することができる。
【0145】請求項5、8および10に記載の半導体集
積回路装置は、請求項4、6および9に記載の半導体集
積回路装置のぞれぞれが奏する効果に加えて、テストモ
ード時において、各電流駆動ユニットをテストデータに
応じて動作状態および非動作状態のいずれかに擬似的に
設定することができる。したがって、テストモード時に
おいて、出力バッファの電流駆動能力の調整を可逆的か
つ高い自由度で実行することができる。
【0146】請求項11記載の半導体集積回路装置は、
請求項10記載の半導体集積回路装置が奏する効果に加
えて、出力バッファの電流駆動能力の調整を可逆的かつ
高い自由度で実行することができる。
【0147】請求項12記載の半導体集積回路装置は、
内蔵する複数のチップのうちの1つに搭載される内部回
路の動作条件を、不揮発的なプログラム入力動作を実行
することなく、たとえばヒューズブロー工程を経ること
なく効率的に設定することができる。
【0148】請求項13および14に記載の半導体集積
回路装置は、請求項10記載の半導体集積回路装置が奏
する効果に加えて、内部回路からの出力データを駆動す
るための出力バッファの電流駆動能力を、出力負荷、他
の回路に与えるノイズ影響、製造時のばらつき等を反映
して容易に調整することができる。
【0149】請求項15記載の半導体集積回路装置は、
請求項12から14に記載の半導体集積回路装置が奏す
る効果に加えて、内部回路の動作条件および内部回路か
らの出力データを駆動するための出力バッファの電流駆
動能力の調整を、可逆的かつ高い自由度で実行すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に従う半導体集積回路
装置の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示される出力バッファの構成を示す回
路図である。
【図3】 図2に示される動作選択回路の構成を示す回
路図である。
【図4】 図2に示される出力バッファの動作を説明す
るタイミングチャートである。
【図5】 実施の形態1の変形例に従う出力バッファの
構成を示す回路図である。
【図6】 実施の形態2に従う出力バッファの構成を示
す回路図である。
【図7】 図6に示される動作選択回路の構成を示す回
路図である。
【図8】 図7に示される動作選択回路の動作を説明す
るタイミングチャートである。
【図9】 実施の形態3に従う動作選択回路の構成を示
す回路図である。
【図10】 実施の形態3の変形例に従う動作選択回路
の構成を示す回路図である。
【図11】 実施の形態4に従う半導体集積回路装置の
構成を示す概念図である。
【図12】 実施の形態4に従う半導体集積回路装置に
おける動作条件の設定を説明する概略ブロック図であ
る。
【図13】 図12に示される出力バッファの構成を示
す回路図である。
【図14】 図13に示される動作選択回路の構成を示
す回路図である。
【図15】 動作選択回路の他の構成例を示す回路図で
ある。
【図16】 出力バッファを備える従来の半導体集積回
路装置の構成を示す概略ブロック図である。
【図17】 出力バッファの電流駆動能力とデータ信号
の電圧変化の関係を示す概念図である。
【符号の説明】
12 出力負荷、20 内部回路、50,51,52,
125 出力バッファ、60,80,90,95,17
0,180 動作選択回路、62 プログラム部、6
5,67 信号伝達回路、71,72,73 出力バッ
ファユニット、81 テスト用選択回路、101 パッ
ケージ、110,120,130 チップ、115,1
16 メモリ回路、122 集積回路、140 外部端
子、150リードフレーム、160 インナーリード、
Dr 出力データ、Drh,Drl データレベル制御
信号、Dout データ信号、No 出力ノード、Nr
内部ノード、Q1a〜Q3a,Q1b〜Q3b 電流駆
動ユニット、TD テストデータ、TM テストモード
信号。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月26日(2001.9.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路装置は、第1および第2のレベルを有するデータ
を出力する半導体集積回路装置であって、データを出力
する内部回路と、内部回路から内部ノードに読出された
データを出力ノードに出力するための出力バッファとを
備える。出力バッファは、各々が、第1のレベルに対応
する電圧と出力ノードとの間に互いに並列に結合され
て、制御ノードを有する複数の第1電流駆動部を含み、
各第1電流駆動部は、対応する制御ノードの電圧に応じ
て、第1のレベルに対応する電圧と出力ノードとの間に
電流経路を形成する。出力バッファは、各々が、第2の
レベルに対応する電圧と出力ノードとの間に互いに並列
に結合されて、制御ノードを有する複数の第2電流駆動
部をさらに含み、各第2電流駆動部は、対応する制御ノ
ードの電圧に応じて、第2のレベルに対応する電圧と出
力ノードとの間に電流経路を形成する。出力バッファ
は、複数の電流駆動部に対応して設けられ、各々が、少
なくともウェハ製造プロセスの完了後において、不揮発
なレベルの選択信号を発生する複数の動作選択回路
と、複数の第1および第2電流駆動部にそれぞれ対応し
て設けられ、各々が、読出されたデータおよび対応する
選択信号のレベルを入力し、第1および第2電流駆動部
のうちの対応する一つの制御ノードの電圧を設定する
数の第1および第2信号伝達部とをさらに含む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】請求項2記載の半導体集積回路装置は、請
求項1記載の半導体集積回路装置であって、複数の第1
および第2の電流駆動部は、同数ずつ配置され、複数の
第1および第2電流駆動部のうちの1つずつは、出力バ
ッファユニットを構成し、複数の動作選択回路のうちの
同一の出力バッファユニットに対応する1つずつは共通
化して配置される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】請求項15記載の半導体集積回路装置は、
請求項12、13または14記載の半導体集積回路装置
であって、メモリ回路は、記憶データの書換が可能な不
揮発性メモリである。請求項16記載の半導体集積回路
装置は、請求項1に記載の半導体集積回路装置であっ
て、各第1信号伝達部において、読出されたデータおよ
び対応する選択信号が入力されてから、対応する一つの
制御ノードの電圧が設定されるまでに要する第1の信号
伝播時間と、各第2信号伝達部において、読出されたデ
ータおよび対応する選択信号が入力されてから、対応す
る一つの制御ノードの電圧が設定されるまでに要する第
2の信号伝播時間とは異なる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0140
【補正方法】変更
【補正内容】
【0140】
【発明の効果】請求項1および3に記載の半導体集積回
路装置は、出力バッファに含まれる第1および第2電
駆動部の動作を、製造プロセスの後工程において選択的
に設定できる。したがって、設計変更やマスク改定を伴
うことなく、他の回路に与えるノイズ影響や製造時のば
らつき等を反映した出力バッファの電流駆動能力の調整
を容易に実行することができる。さらに、汎用化された
設計によって広範囲の出力負荷に対応することができる
ので、設計負荷の軽減や在庫削減等を図ることも可能で
ある
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0149
【補正方法】変更
【補正内容】
【0149】請求項15記載の半導体集積回路装置は、
請求項12から14に記載の半導体集積回路装置が奏す
る効果に加えて、内部回路の動作条件および内部回路か
らの出力データを駆動するための出力バッファの電流駆
動能力の調整を、可逆的かつ高い自由度で実行すること
ができる。請求項16記載の半導体集積回路装置は、請
求項1に記載の半導体集積回路装置が奏する効果に加え
て、動作状態の第1および第2電流駆動部のそれぞれに
おいて、内部ノードから制御ノードへの信号伝播時間は
同様に設定される。したがって、出力ノードに電流を駆
動する少なくとも1個の第1もしくは第2の電流駆動部
の動作タイミングを同様に設定して、動作の安定化を図
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 16/06 G11C 11/34 305 5L106 29/00 671 354Q 5M024 H03K 17/16 17/00 636B 17/687 H03K 17/687 F (72)発明者 築出 正樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AA14 AK15 AK22 AL00 5B015 HH01 JJ11 KB33 KB91 MM07 PP06 QQ01 QQ16 5B025 AD00 AE00 AE08 AE09 5J055 AX09 AX40 AX47 AX64 AX65 BX16 CX00 DX22 EX07 EY21 EZ29 FX12 GX01 GX04 5J056 AA05 BB13 BB60 DD29 EE15 FF07 FF08 GG05 5L106 AA01 AA02 AA10 DD11 EE03 GG07 5M024 AA40 AA74 AA91 BB04 BB33 DD52 DD90 GG20 HH01 HH16 MM10 PP01 PP02 PP03 PP07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のレベルを有するデータ
    を出力する半導体集積回路装置であって、 前記データを出力する内部回路と、 前記内部回路から内部ノードに読出された前記データを
    出力ノードに出力するための出力バッファとを備え、 前記出力バッファは、 各々が、前記第1のレベルに対応する電圧と前記出力ノ
    ードとの間に互いに並列に結合されて、制御ノードを有
    する複数の第1電流駆動部を含み、 各前記第1電流駆動部は、対応する制御ノードの電圧に
    応じて、前記第1のレベルに対応する電圧と前記出力ノ
    ードとの間に電流経路を形成し、 前記出力バッファは、 各々が、前記第2のレベルに対応する電圧と前記出力ノ
    ードとの間に互いに並列に結合されて、制御ノードを有
    する複数の第2電流駆動部をさらに含み、 各前記第2電流駆動部は、対応する制御ノードの電圧に
    応じて、前記第2のレベルに対応する電圧と前記出力ノ
    ードとの間に電流経路を形成し、 前記出力バッファは、 前記複数の第1および第2電流駆動部に対応してそれぞ
    れ設けられ、各々が、前記複数の第1および第2電流駆
    動部のうちの対応する1つを、少なくともウェハ製造プ
    ロセスの完了後において、動作状態および非動作状態の
    一方に不揮発的に設定するための複数の動作選択部と、 前記複数の第1電流駆動部にそれぞれ対応して設けら
    れ、各々が、対応する第1電流駆動部が前記動作状態で
    ある場合において、前記読出されたデータのレベルを前
    記内部ノードから対応する第1電流駆動部の制御ノード
    へ、第1の伝播時間で伝達するための複数の第1信号伝
    達部と、 前記複数の第2電流駆動部にそれぞれ対応して設けら
    れ、各々が、対応する第2電流駆動部が前記動作状態で
    ある場合において、前記読出されたデータのレベルを前
    記内部ノードから対応する第2電流駆動部の制御ノード
    へ、第2の伝播時間で伝達するための複数の第2信号伝
    達部とをさらに含む、半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の第1および第2の電流駆動部
    は、同数ずつ配置され、 前記複数の第1および第2電流駆動部のうちの1つずつ
    は、出力バッファユニットを構成し、 前記複数の動作選択部のうちの同一の前記出力バッファ
    ユニットに対応する1つずつは共通化して配置される、
    請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第1信号伝達部の各々は、前記複数
    の第1電流駆動部のうちの対応する1つが、対応する動
    作選択回路によって前記非動作状態に設定されている場
    合には、前記対応する1つの第1電流駆動部において前
    記電流経路が非形成とされるように、対応する制御ノー
    ドの電圧を設定し、 前記第2信号伝達部の各々は、前記複数の第2電流駆動
    部のうちの対応する1つが、対応する動作選択回路によ
    って前記非動作状態に設定されている場合には、前記対
    応する1つの第2電流駆動部において前記電流経路が非
    形成とされるように、対応する制御ノードの電圧を設定
    する、請求項1記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 各前記動作選択回路は、 外部からのプログラム入力に応じて、第1の状態から第
    2の状態に不揮発的に遷移するプログラム部を有し、 各前記動作選択回路は、前記複数の第1および第2電流
    駆動部のうちの対応する1つを前記動作状態および前記
    非動作状態のいずれかに設定するための選択信号を、前
    記プログラム部の状態に応じて生成し、 各前記第1信号伝達部は、 前記複数の動作選択回路のうちの対応する1つからの前
    記選択信号および前記読出されたデータのレベルに応じ
    て、前記対応する第1電流駆動部の制御ノードの電圧を
    設定する第1の論理回路を有し、 各前記第2信号伝達部は、 前記複数の動作選択回路のうちの対応する1つからの前
    記選択信号および前記読出されたデータのレベルに応じ
    て、前記対応する第2電流駆動部の制御ノードの電圧を
    設定する第2の論理回路を有する、請求項1記載の半導
    体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 各前記動作選択回路は、 テストモード時において、前記プログラム部の状態にか
    かわらず、外部から入力されるテストデータに基づいて
    前記選択信号のレベルを設定するためのテスト選択回路
    をさらに有する、請求項4記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 各前記動作選択回路は、 複数の電圧のうちの1つと電気的に結合されるパッドを
    有し、 各前記動作選択回路は、前記複数の第1および第2電流
    駆動部のうちの対応する1つを前記動作状態および前記
    非動作状態のいずれかに設定するための選択信号を、前
    記パッドの電圧に応じて生成し、 各前記第1信号伝達部は、 前記複数の動作選択回路のうちの対応する1つからの前
    記選択信号および前記読出されたデータのレベルに応じ
    て、前記対応する第1電流駆動部の制御ノードの電圧を
    設定する第1の論理回路を有し、 各前記第2信号伝達部は、 前記複数の動作選択回路のうちの対応する1つからの前
    記選択信号および前記読出されたデータのレベルに応じ
    て、前記対応する第2電流駆動部の制御ノードの電圧を
    設定する第2の論理回路を有する、請求項1記載の半導
    体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の電圧のうちの前記1つと前記
    パッドとは、ワイヤボンディングによって結合される、
    請求項6記載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 各前記動作選択回路は、 テストモード時において、前記パッドの電圧にかかわら
    ず、外部から入力されるテストデータに基づいて前記選
    択信号のレベルを設定するためのテスト選択回路をさら
    に有する、請求項6記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体集積回路装置は、 少なくとも記憶データの読出が可能な不揮発性メモリ回
    路をさらに備え、 各前記動作選択回路は、前記第1および第2の電流駆動
    部のうちの対応する1つを前記動作状態および前記非動
    作状態のいずれかに設定するための選択信号を、前記メ
    モリ回路からの読出データに応じて生成し、 各前記第1信号伝達部は、 前記複数の動作選択回路のうちの対応する1つからの前
    記選択信号および前記読出されたデータのレベルに応じ
    て、対応する第1電流駆動部の制御ノードの電圧を設定
    する第1の論理回路を有し、 各前記第2信号伝達部は、 前記複数の動作選択回路のうちの対応する1つからの前
    記選択信号および前記読出されたデータのレベルに応じ
    て、対応する第2電流駆動部の制御ノードの電圧を設定
    する第2の論理回路を有する、請求項1記載の半導体集
    積回路装置。
  10. 【請求項10】 各前記動作選択回路は、 テストモード時において、前記メモリ回路から読出され
    た前記記憶データにかかわらず、外部から入力されるテ
    ストデータに基づいて前記選択信号のレベルを設定する
    ためのテスト選択回路をさらに有する、請求項9記載の
    半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 前記メモリ回路において、前記記憶デ
    ータは書換可能である、請求項9記載の半導体集積回路
    装置。
  12. 【請求項12】 同一パッケージ内に封入された複数の
    チップを備える半導体集積回路装置であって、 前記複数のチップのうちの1つに形成される内部回路
    と、 前記複数のチップのうちの他の1つのチップに形成され
    る、少なくとも記憶データの読出が可能なメモリ回路
    と、 前記内部回路および前記メモリ回路の間を電気的に結合
    するための結合部とを備え、 前記内部回路は、前記メモリ回路から読出された記憶デ
    ータに基づいて設定される動作条件に従って動作する、
    半導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 前記内部回路は、第1および第2のレ
    ベルを有するデータを出力し、 前記半導体集積回路装置は、 前記内部回路と同一チップに形成されて、前記データを
    出力ノードに出力するための出力バッファをさらに備
    え、 前記出力バッファは、前記第1のレベルに対応する電圧
    および前記第2のレベルに対応する電圧のうちの前記デ
    ータのレベルに応じた一方と前記出力ノードとの間に電
    流経路を形成し、 前記動作条件は、前記電流経路の電流量を設定する、請
    求項12記載の半導体集積回路装置。
  14. 【請求項14】 前記出力バッファは、 各々が、前記第1のレベルに対応する電圧と前記出力ノ
    ードとの間に互いに並列に結合されて、動作状態におい
    て、前記読出されたデータが前記第1のレベルである場
    合に、前記第1のレベルに対応する電圧と前記出力ノー
    ドとの間に電流経路を形成するための複数の第1電流駆
    動部と、 各々が、前記第2のレベルに対応する電圧と前記出力ノ
    ードとの間に互いに並列に結合されて、動作状態におい
    て、前記読出されたデータが前記第2のレベルである場
    合に、前記第2のレベルに対応する電圧と前記出力ノー
    ドとの間に電流経路を形成するための複数の第2電流駆
    動部と、 前記複数の第1および第2電流駆動部に対応してそれぞ
    れ設けられ、各々が、前記複数の第1および第2電流駆
    動部のうちの対応する1つを、前記第2のメモリ部から
    読出された記憶データに基づいて、前記動作状態および
    非動作状態の一方に設定するための複数の動作選択部と
    を含む、請求項13記載の半導体集積回路装置。
  15. 【請求項15】 前記メモリ回路は、前記記憶データの
    書換が可能な不揮発性メモリである、請求項12、13
    または14記載の半導体集積回路装置。
JP2001102987A 2001-04-02 2001-04-02 半導体集積回路装置 Withdrawn JP2002300023A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001102987A JP2002300023A (ja) 2001-04-02 2001-04-02 半導体集積回路装置
US09/972,242 US6556485B2 (en) 2001-04-02 2001-10-09 Output buffer capable of adjusting current drivability and semiconductor integrated circuit device having the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001102987A JP2002300023A (ja) 2001-04-02 2001-04-02 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002300023A true JP2002300023A (ja) 2002-10-11

Family

ID=18956111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001102987A Withdrawn JP2002300023A (ja) 2001-04-02 2001-04-02 半導体集積回路装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6556485B2 (ja)
JP (1) JP2002300023A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004265523A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2006228972A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Fujitsu Ltd 半導体装置
JP2007293982A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Toshiba Corp 半導体装置及びメモリ回路システム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITRM20030029A1 (it) * 2003-01-27 2004-07-28 Micron Technology Inc Regolazione di "robustezza" per buffer di uscita di circuiti elettronici.
DE102004004026A1 (de) * 2004-01-27 2005-08-18 Infineon Technologies Ag Schaltungsanordnung zur Datenspeicherung
US7596039B2 (en) 2007-02-14 2009-09-29 Micron Technology, Inc. Input-output line sense amplifier having adjustable output drive capability
US8320167B2 (en) 2010-07-16 2012-11-27 Qualcomm Incorporated Programmable write driver for STT-MRAM

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738408A (ja) 1993-07-19 1995-02-07 Sharp Corp バッファ回路
JP3237420B2 (ja) 1994-10-24 2001-12-10 ソニー株式会社 半導体装置
US5594694A (en) * 1995-07-28 1997-01-14 Micron Quantum Devices, Inc. Memory circuit with switch for selectively connecting an input/output pad directly to a nonvolatile memory cell
JP4144913B2 (ja) * 1997-01-20 2008-09-03 富士通株式会社 半導体装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004265523A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2006228972A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Fujitsu Ltd 半導体装置
US7369443B2 (en) 2005-02-17 2008-05-06 Fujitsu Limited Semiconductor device with adjustable signal drive power
JP2007293982A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Toshiba Corp 半導体装置及びメモリ回路システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20020141246A1 (en) 2002-10-03
US6556485B2 (en) 2003-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6496033B2 (en) Universal logic chip
KR100485547B1 (ko) 다양한 패키지에 대응할 수 있는 반도체 기억 장치
KR100564586B1 (ko) 비트 구성에 따라 출력신호의 슬루율을 조절하는 데이터출력 드라이버
JP4999569B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2002300023A (ja) 半導体集積回路装置
JP3089247B2 (ja) I/o装置を構成する方法及び回路
KR20030032842A (ko) 반도체장치
CN112420091B (zh) 半导体装置以及包括其的半导体系统
KR102029594B1 (ko) 반도체 기억 장치, 그 제조 방법 및 데이터 스트로브 신호의 출력 방법
US7139847B2 (en) Semiconductor memory device having externally controllable data input and output mode
JP4446505B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2017183382A (ja) 半導体装置
JP2011135436A (ja) 半導体装置
US6665217B2 (en) Semiconductor memory device including internal power circuit having tuning function
US6798236B2 (en) Output buffer circuit with power supply voltages different from a power supply voltage applied to an internal circuit
US7362649B2 (en) Memory control device and memory control method
US10255954B1 (en) Memory device
JPH11328991A (ja) メモリ素子用アンチヒューズ安定化装置
JP4649939B2 (ja) 半導体記憶装置の入出力回路、入出力方法、組立方法、及び半導体記憶装置
KR20010004550A (ko) 데이타 출력 버퍼
JP2006140466A (ja) 半導体記憶装置
KR100457746B1 (ko) 출력 버퍼
US20120051153A1 (en) Block control command generation circuit
JP2002042474A (ja) 半導体集積回路装置
KR19990060843A (ko) 출력 버퍼 회로

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603