JP2002299937A - 飛行体用レドームの構成材料 - Google Patents
飛行体用レドームの構成材料Info
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Abstract
た性能の飛行体用レドームを得ることのできる構成材料
を提供する。 【解決手段】 ポリエーテルイミド発泡材のコアと、こ
のコアの両面を挾むシアネート樹脂のFRP製面板が、
一体化されてサンドイッチ構造体となっていることを特
徴とする飛行体用レドームの構成材料。
Description
の飛行体に使用するレドームの構成材料に関する。
や情報交換のための地上や衛星との電波のやり取りや対
物走査のためのレーダー等の電波の送受信システムを必
要とする。一般的に図7に示すようにそれらの電波送受
信システム10は、外部との電波11の送受信を行うた
めに機体の表面に設置されることから、電波送受信シス
テム10を厳しい飛行環境から保護するレドーム12が
必要となる。図8に一般的な航空機に設置されるレドー
ムの代表的な位置を示す。レドームは主に電波の送受信
方向により、鼻部13、背部14、腹部15および尾部
16等に設置される。また、設置場所の制約や機体の影
響を受け難くするために、できる限り離れた端部に設置
したいとの要求から、主翼、尾翼等の翼端17に設置さ
れることもあり、その場合には翼端17内に電波送受信
システムが埋め込まれ、翼端17の壁面自身がレドーム
として使用される場合もある。いずれの場合のレドーム
にしても、航空機の部品であることから軽量であること
の要求のほかに、電波送受信システムを厳しい飛行環境
から保護するために、電波特性としては電波透過率に優
れること、機械的な特性としては空力的な荷重や異物の
衝突荷重に耐える強度特性、温度変化や湿潤環境に対す
る耐候性や雨滴や塵等との高速衝突に耐えるエロージョ
ン特性が求められる。
量かつ高強度であるために、ハニカムコアと繊維強化プ
ラスチック(FRP)製面板からなるサンドイッチ構造
体が多用されている。特にレドームでは、主に電波特性
の要求から図9に示すようにガラス繊維FRP製のハニ
カムコア18と、エポキシ樹脂とガラス繊維のFRP製
面板19からなるサンドイッチ構造体20が一般的に採
用されている。また、適用場所や形状により雨滴等によ
る表面損傷が起こると予想される鼻部等のレドームに対
しては、数100μmといった非常に厚い主にウレタン
製の耐エロージョン用塗装21が施されている。
ームには、地上と成層圏を往復する間に大きな環境変化
(1気圧、プラス40℃から1/10気圧、マイナス5
4℃)を伴う長期運用により、下記の問題があることが
判ってきた。 運用中の吸湿によりエポキシ樹脂とガラス繊維のF
RP面板19の強度が劣化する。 耐エロージョン用塗装21やFRP製面板19での
微細な割れの発生により、ハニカムコア18内に湿気を
含む空気が侵入し、その水分の結露→凝固→結露の悪循
環により、ハニカムコア18内が徐々に浸水する。の
問題点については、予めこの強度劣化を見込んだ上で設
計する必要があるため、バージン強度を確保する場合、
厚板構造とする必要があり、重量とコストの点で不利で
ある。また、の問題は、特に航空機性能を劣化させる
重量増加やレーダー特性を劣化させる電波透過性の劣化
等を引き起こし、最終的には浸水の凍結によるハニカム
コア18とFRP製面板19の剥離を生じ、飛行安全性
が損なわれることから、航空機を運航するユーザーにと
っても大きな問題となっている。従って、定期点検に
て検出されるハニカムコア18内の浸水はセル毎に、F
RP製面板19の穴明け→水抜き→穴ふさぎといった非
常に手間のかかる補修を必要とするとともに、補修個
所は板厚や重量増となるために補修によりレドームとし
ての本来の特性を取り戻すことは原理的に不可能であ
る。
カムコア18を用いたサンドイッチ構造体20では、下
記の問題点があり、理想的なレドームを製作することは
不可能であった。 膜厚大(数100μm)のウレタン製の耐エロージ
ョン用塗装21の電波透過性は極めて悪く、電波送受信
システム全体の感度を低下させる大きな原因となってい
る。 ガラス繊維FRP製のハニカムコア18について、
厚み方向の機械加工が困難であることと、ハニカムコア
18のセル壁の影響により電波特性に異方性があること
から、レドーム壁面全体の電波透過率を一定にすること
ができなかった。 特に数GHzから40GHzといった高周波領域を
含む広帯域用のレドームの場合には、図10に示すよう
にハニカムコア18とFRP製面板19を複数層化する
ことが原理的に有効であること(=各層間の電波の透過
・反射を利用して適した周波数帯を広げること)が知ら
れているが、ハニカムコア18の場合には、異層に配置
されるハニカムのセル(=ガラス繊維FRP壁面)の位
置が規則性無くずれることから、複数層からなるレドー
ムを実現することは不可能であった。 航空機の背部や腹部や尾部に設置するレドームの場
合、できるだけ電波透過性を稼ぐためにハニカムのセル
壁に電波が通らないようにするには、図11に示すよう
にレドーム22の壁面を機体23に対して大きい迎え角
度にて装着する必要があり、レドーム22は機体23の
飛行方向から気流24を受け、空気抵抗による運行性能
の低下(最高速度や燃費の低下)を引き起こす。 ガラス繊維FRP製のハニカムコア18は元々成形
が難しく、翼端形状のような三次元の形状で曲率が小さ
な部品形状の成形加工が不可能であり、このような形状
品にはソリッドのFRP構造体が使用されているが、重
量的にハンディがあるとともに、電波透過特性も悪くな
る。
の構成材料では実現不可能であった優れた性能の飛行体
用レドームを得ることのできる構成材料を提供しようと
するものである。
の本発明による飛行体用レドームの構成材料の1つは、
ポリエーテルイミド発泡材のコアと、このコアの両面を
挾むシアネート樹脂のFRP製面板が、一体化されてサ
ンドイッチ構造体となっていることを特徴とするもので
ある。
の他の1つは、ポリエーテルイミド発泡材のコアと、こ
のコアの両面を挾むシアネート樹脂のFRP製面板が、
交互に配され一体化されて複数層のサンドイッチ構造体
となっていることを特徴とするものである。
いて、サンドイッチ構造体のコアのポリエーテルイミド
発泡材は、密度50kg/m3〜80kg/m3であるこ
とが好ましく、シアネート樹脂のFRP製面板は、シア
ネート樹脂を重量比で30%〜60%含有したプリプレ
グで製造したFRP製面板であることが好ましい。
いて、サンドイッチ構造体のシアネート樹脂のFRP製
面板における強化繊維は、ガラス繊維又は石英繊維であ
ることが好ましい。
構成材料の1つの実施形態を図1によって説明すると、
1はポリエーテルイミド発泡材コアで、このコア1の両
面にシアネート樹脂のFRP製面板2,2′が一体化さ
れてサンドイッチ構造体3となっている。このサンドイ
ッチ構造体3は、ポリエーテルイミド発泡材コア1の気
泡が独立気泡であることから、化学的のみならず物理的
にも内部に水が進入することがなく、従来のハニカムコ
アのサンドイッチ構造体で大問題となっている浸水を防
ぐことができる。また、ポリエーテルイミド発泡材コア
1は、任意の板厚の平板の状態で成形型に高温で押し付
け、加圧成形できるので、三次元の曲面成形用型治具を
用いて三次元の曲面板に成形することが容易で、しかも
加工性に優れる(カッターにて切断可能、研摩紙にて仕
上げ可能等)ことから、翼端等の曲率小の複雑形状の飛
行体用レドームを実現する上で好適なサンドイッチ構造
体3といえる。さらに、ポリエーテルイミド発泡材コア
1は、従来のガラス繊維製のハニカムコアと比較して、
下記の表1に示すように航空機のレーダーシステムとし
てよく使われている10GHzの電波に対して比誘電率
が数割低く、誘電損は数分の1であり、電波特性に優れ
ていることが判る。
下記の表2に示すように5GHzから40GHzといっ
た広帯域の電波に対しても安定な比誘電率と誘電損の値
を持ち、高分解能が要求される高周波数領域を含む広帯
域用の素材として好適な特性を有する。
の1つの実施形態を図2によって説明すると、この構成
材料はポリエーテルイミド発泡材コア1と、このコア1
の両面を挾むシアネート樹脂のFRP製面板2が交互に
配され一体化されて複数層のサンドイッチ構造体3′と
なっているものである。この複数層のサンドイッチ構造
体3′も前述のようにポリエーテルイミド発泡材コア1
が5GHzから40GHzといった高周波数領域を含む
広帯域の電波に対して安定な比誘電率と誘電損の値を持
ち、電波特性に優れているので、高性能の飛行体用レド
ームを実現する上で好適な構成材料といえる。
料において、サンドイッチ構造体3のコア1のポリエー
テルイミド発泡材は、密度50kg/m3〜80kg/
m3であることが好ましい。この限定理由について説明
すると、下限の密度50kg/m3は、図3のポリエー
テルイミド発泡材の密度と高温圧縮強度(200℃)と
の関係を示すグラフで判るように、コアの成形時の温度
(200℃)にて成形圧力(約1kgf/cm2)に耐
えるには、50kg/m3以上の密度のコアが必要であ
ることから決定した。上限の密度80kg/m3は、従
来レドームに使用されているガラスFRP製のハニカム
コアの密度が、72kg/m3〜80kg/m3であるこ
とから、この上限の80kg/m3を超える密度のポリ
エーテルイミド発泡材を使用することは、従来材に対し
て重量的なメリットがなくなることから決定した。
成材料において、サンドイッチ構造体3のFRP製面板
2,2′のシアネート樹脂の含有量は、重量比で30%
〜60%であることが好ましい。この限定理由について
説明すると、下限の重量比30%は、図4のシアネート
樹脂プリプレグの樹脂含有率とFRPの繊維体積率との
関係を示すグラフで判るように、航空機用に使われるF
RPの繊維体積率が通常60vol%前後であることか
らすると、シアネート樹脂のプリプレグにおいては、3
0wt%程度の樹脂含有率が必要となることから決定し
た。しかも実際にはコア1の表面の気泡をシアネート樹
脂で埋める必要があり、かつ所定の接着強度を得るため
には、この30wt%が下限の値となる。上限の重量比
60%について詳述すると、図5のaに示すようにポリ
エーテルイミド発泡材コア1の表面に露出している発泡
穴4を、FRP製面板2,2′(図1参照)となるプリ
プレグ5中のシアネート樹脂6で図5のbに示すように
埋める必要がある。この埋めるべきコア1の表面の穴体
積は、コア1の密度によって異なるが、気泡の直径は約
200μmであり、樹脂含有率の上限として考えるなら
ば、1枚のプリプレグ5に下記の2点を満足する樹脂を
含有する必要がある。 約100μmの樹脂膜を形成できる(=ランダムに
存在する約200μmの直径の気泡を必ず埋めることが
できる)。 繊維体積率55%以上のFRP製面板を形成でき
る。そして、100μmの膜厚の樹脂膜を形成するに
は、図6のシアネート樹脂プリプレグの樹脂含有率と形
成可能な樹脂膜厚との関係を示すグラフで判るようにプ
リプレグ5中には約60wt%の樹脂含有率のシアネー
ト樹脂が必要である。
構成材料において、サンドイッチ構造体3のシアネート
樹脂のFRP製面板2,2′における強化繊維は、ガラ
ス繊維又は石英繊維であることが好ましい。シアネート
樹脂を使用したFRP製面板2,2′は、下記の表3で
判るように従来材料であるガラス繊維強化エポキシ樹脂
製面板に比べ室温(RTD)の強度に優れる。特に、設
計時の強度標定となる吸湿後の高温強度特性(HTW)
は非常に優れており、室温強度に対して約8割の強度を
保持する。また、シアネート樹脂を使用したFRP製面
板2,2′は、ガラス繊維強化エポキシ樹脂製面板に比
べ比誘電率が低く、誘電損は1/2以下であり、電波特
性に優れる。そして同じシアネート樹脂を使用したFR
P製面板2,2′でも強化繊維が石英繊維とガラス繊維
によって特性が異なり、石英繊維の方がガラス繊維より
も全般的に特性に優れる。しかし、コストが高いため
に、必要とされる特性とコストを吟味した上で、強化繊
維を石英繊維とガラス繊維の中から選定するとよい。
用レドームの構成材料は、強度特性に優れかつ電波特性
に優れたシアネート樹脂のFRP製面板と、これに両面
が挾まれた電波特性に優れたポリエーテルイミド発泡材
コアとのサンドイッチ構造体から成るので、この構成材
料を用いれば数GHzから40GHzの高周波領域を含
む広帯域で使用できる高性能の飛行体用レドームを容易
に実現することができる。
示す図である。
つを示す図である。
度(200℃)との関係を示すグラフである。
Pの繊維体積率との関係を示すグラフである。
ート樹脂のFRP面板となるプリプレグとのサンドイッ
チ化前の状態を示す図、bはサンドイッチ化後の状態を
示す図である。
可能な樹脂膜厚との関係を示すグラフである。
を示す図である。
な位置を示す図である。
強化エポキシ樹脂製面板からなる従来レドームのサンド
イッチ構造体を示す図である。
維強化エポキシ樹脂製面板による複数層のサンドイッチ
構造体を示す図である。
機体装着例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリエーテルイミド発泡材のコアと、こ
のコアの両面を挾むシアネート樹脂のFRP製面板が、
一体化されてサンドイッチ構造体となっていることを特
徴とする飛行体用レドームの構成材料。 - 【請求項2】 ポリエーテルイミド発泡材のコアと、こ
のコアの両面を挾むシアネート樹脂のFRP製面板が、
交互に配され一体化されて複数層のサンドイッチ構造体
となっていることを特徴とする飛行体用レドームの構成
材料。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の飛行体用レドーム
の構成材料において、サンドイッチ構造体のコアのポリ
エーテルイミド発泡材が、密度50kg/m 3〜80k
g/m3であり、シアネート樹脂のFRP製面板が、シ
アネート樹脂を重量比で30%〜60%含有したプリプ
レグで製造したFRP製面板であることを特徴とする飛
行体用レドームの構成材料。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の飛行体
用レドームの構成材料において、サンドイッチ構造体の
シアネート樹脂のFRP製面板における強化繊維が、ガ
ラス繊維又は石英繊維であることを特徴とする飛行体用
レドームの構成材料。
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JP2001097275A JP3548957B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 飛行体用レドームの構成材料 |
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