JP2002299747A - 光学装置およびその製造方法 - Google Patents

光学装置およびその製造方法

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JP2002299747A
JP2002299747A JP2001100265A JP2001100265A JP2002299747A JP 2002299747 A JP2002299747 A JP 2002299747A JP 2001100265 A JP2001100265 A JP 2001100265A JP 2001100265 A JP2001100265 A JP 2001100265A JP 2002299747 A JP2002299747 A JP 2002299747A
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electrode
substrate
optical device
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JP2001100265A
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Hiroshi Yoshida
浩 吉田
Tadashi Taniguchi
正 谷口
Kiyoshi Yamauchi
淨 山内
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/31Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process
    • H01L2224/32Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of an individual layer connector
    • H01L2224/321Disposition
    • H01L2224/32135Disposition the layer connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/32145Disposition the layer connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being stacked

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気的接続、物理的接続強度を確保しながら、
半導体レーザなどの発光素子からの熱の放熱特性を向上
する光学装置とその製造方法を提供する。 【解決手段】基板10に設けられた最表面層がAuなど
からなる電極と、半導体発光素子20あるいは中間部材
に設けられた最表面層がAuなどからなる電極とが、超
音波振動の印加により接合(J)されている構成とす
る。基板に、最表面層がAu膜などからなる基板電極を
設け、一方、半導体発光素子あるいは中間部材に、最表
面層がAu膜などからなる電極を設け、半導体発光素子
あるいは中間部材の電極と基板電極とを超音波振動を印
加して接合して製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学装置およびそ
の製造方法に関し、特に、CD(コンパクトディス
ク)、MD(ミニディスク)、DVD(デジタル多用途
ディスク)などの光ディスクシステム、バーコードリー
ダおよびレーザディスプレイなどの表示装置、あるい
は、レーザビームプリンタなどの電子機器に適用可能な
光学装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD、MD、DVDなどの光ディ
スクシステムでは、その光源として半導体レーザ、また
は、半導体レーザと光学部品、受光素子とを一体化した
集積光学素子が用いられている。
【0003】CDおよびMDでは780nm帯の半導体
レーザが採用され、一方、DVDでは660nm帯の半
導体レーザが採用されている。さらに、次世代光ディス
クの光源としては、400nm帯で発光するIII族窒
化物半導体レーザの採用が有望視されている。
【0004】複合光学装置では、上記の各波長の半導体
レーザと、ディスクから反射される光(RF光)を受光
するフォトダイオード(PD)、あるいは、さらに演算
機能を持たせたPDIC(フォトダイオードIC)の少
なくとも一つ、そして、光ディスクへの光の光軸、ビー
ム特性を整える光学部品とを兼ね備えていることが一般
的である。
【0005】図15は、上記の従来の複合光学装置の一
例の構成を示す模式図である。例えば樹脂などからなる
パッケージ基板などの基板10に設けられた凹部13内
に、半導体レーザ20がマウントされたサブマウント2
7と、PDIC26が固着されており、不図示の配線な
どによりリード12に電気的に接続されている。上記凹
部13を塞ぐように、回折格子31、ホログラム32、
凸レンズ33および凹レンズ34が設けられたマルチレ
ンズ30が装着されている。マルチレンズ30の上面
に、例えばp偏光とs偏光を分離する偏光分離面や全反
射面などの分光面(41,43,44)および1/2波
長板42などを有するガラス積層体からなるマルチプリ
ズム40が装着されている。
【0006】例えば、上記のサブマウントはシリコンブ
ロックからなり、エッチングなどにより反射面27aが
形成されている。上記の半導体レーザ20から出射され
たレーザ光Lは、反射面27aで反射し、回折格子3
1、凸レンズ33および分光面41を経て複合光学装置
の外部へ取り出され、例えば光磁気ディスクなどの光デ
ィスクDの光学記録膜に照射される。
【0007】光ディスクからの反射光(戻り光)は、分
光面41を経て、その一部が1/2波長板42方向へ進
む。分光面41では、s偏光とp偏光の透過率が異なる
ため、戻り光が分光面41を透過する際、光磁気信号の
エンハンスメントが行われる。例えば、分光面41のp
偏光透過率を100%、s偏光透過率を70%(反射率
30%)と設定した場合、分光面41を透過する前後で
s偏光成分のみが減少することになる。光磁気信号がp
偏光成分となるように設定すると、分光面41を透過す
ることにより、光磁気信号が増強される。さらに、1/
2波長板42の表面に到達した光の一部は反射され、一
部は透過する。例えば、1/2波長板42の表面でs偏
光成分の一部が反射され、ホログラム32により複数個
のスポットに分割され、PDIC26に入射する。一
方、1/2波長板42を透過した成分は、その偏光面が
回転され、分光面(43,44)に進む。例えば、偏光
面を45°回転させ、分光面43において、p偏光成分
が100%透過し、s偏光成分が100%反射するよう
に、また、分光面44においてp偏光成分が100%反
射するように設定する。分光面(43,44)で反射さ
れた光が凸レンズ34を経てPDIC26に入射する。
【0008】PDIC26上では、例えば分光面43で
反射した成分と分光面44で反射した成分の強度差、即
ち、差動増幅を用いた検出を行うことによって、光磁気
信号の検出が達成される。また、PDIC26では、各
入射スポット光が検出され、PDIC26上のマトリク
ス回路により、例えばスポットサイズ検出法によりフォ
ーカス信号が、また、例えば3スポット法や差動プッシ
ュプル法などによりトラッキング信号が検出される。
【0009】図15に示すように、上記の複合光学装置
において、半導体レーザ20は、パッケージ基板などの
基板10に直接取り付けられてはおらず、サブマウント
27と呼ばれる中間部品を仲介させることが広く行われ
ている。サブマウントの役割は、(1)半導体発光素子
が発する熱を、効率良く放熱すること、(2)半導体レ
ーザのハンドリングを容易とすること、の2点が主であ
る。
【0010】特に、前者の放熱特性は、半導体レーザの
安定駆動において重要である。図16(a)は、十分な
熱容量をもったヒートシンクHS上に、パッケージ基板
などの基板10、サブマウント27、および発熱領域R
を有する熱源である半導体レーザ20が備えられている
場合の熱の流れを模式的に示すモデルである。図16
(b)は、サブマウントを用いない場合の熱の流れを模
式的に示すモデルである。図中、熱の流れの様子を矢印
で示しており、熱が伝導されるときの広がりの範囲を破
線で示している。
【0011】図16(a)と図16(b)では、図面x
方向の放熱断面積CSの違いが大きな特徴である。これ
は、電気回路で言う抵抗とのアナロジーで、熱抵抗とし
て理解できる(例えば、伊藤良一著「半導体レーザ」第
10章(培風館)参照)。ここで、熱抵抗は放熱断面積
の逆数に比例する関係がある。
【0012】サブマウントの役割は、半導体レーザから
基板への放熱断面積を広げる役割をしており、これを言
いかえると、半導体レーザから発せられた熱が、効率良
く基板に伝導されるということである。上述の理由によ
り、特に放熱特性の観点から、サブマウントを用いるの
が一般的となっている。
【0013】次に、このサブマウントを用いる構成の上
記の複合光学装置の製造方法を説明する。図17(a)
は、複合光学装置に搭載する半導体レーザの構成を示す
模式断面図である。例えば、AlGaAs系、AlGa
InP系、あるいはAlGaN系の半導体からなり、活
性層の上層および下層にそれぞれn型クラッド層とp型
クラッド層が設けられ、かつその外側を挟み込むよう
に、それぞれコンタクト層および半導体基板が設けられ
ている構成の半導体レーザ20に、さらにコンタクト層
および基板に接続するように電極21が形成されてい
る。
【0014】図17(b1)は複合光学装置に用いるサ
ブマウントの上面図、図17(b2)は模式断面図であ
る。例えばシリコンなどからなるサブマウント27の上
面の所定の箇所にマーカーMが形成されており、また、
例えば、Sn、Au−Sn、Sn−Pb、InまたはI
n−Pbなどのハンダ材層SDが形成されている。ある
いは、シート状に加工されたハンダ材が戴置されてい
る。
【0015】次に、サブマウント27と半導体レーザ2
0の接合(以下、チップマウントと呼ぶことにする)に
ついて説明する。まず、図18(c)に示すように、温
度制御可能なステージST上に保持されたサブマウント
27上に、電極21とハンダ層SDとを位置合わせをし
て、半導体レーザ20を戴置し、さらに、図18(d)
に示すように、適切な環境においてハンダ材の融点以上
に加熱処理(リフロー)することで、ハンダ層SDによ
り、半導体レーザ20の電極21とサブマウント27上
とを接合する。以下、ハンダ層SDによる電極20の接
合部をハンダ接合部SJと呼ぶことにする。
【0016】次に、パッケージ基板などの基板10に半
導体レーザがマウントされたサブマウントの取り付け
(以下、ダイボンドと呼ぶことにする)を行なう。ここ
で、基板は、例えば樹脂などからなるパッケージ基板の
他、アルミナ、窒化アルミニウムなどのセラミックスを
母材とする一般的な基板、Fe、Cuなどで作られた板
状の基板を用いることもできる。これらは、部品を固着
する基台という観点から、共通の役割を果たしている。
【0017】基板10に半導体レーザ20をマウントし
たサブマウント27を取り付けるとき、その接着剤とし
ては一般的に銀ペーストが使用される。まず、図19
(e)に示すように、基板10上に、ディスペンサDP
あるいはその他の塗布手段などにより銀ペーストAGを
供給しておき、サブマウント27と銀ペーストAGとを
位置合わせをして、半導体レーザ20をマウントしたサ
ブマウント27を戴置し、さらに、図19(f)に示す
ように、適切な環境において高温に保持し、銀ペースト
AGを熱硬化させて、銀ペーストAGにより、サブマウ
ント27と基板10とを接合する。以下、銀ペーストA
Gによるサブマウント27の接合部を銀ペースト接合部
AJと呼ぶことにする。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の複合光学装置では、半導体レーザからの熱の放熱
が不十分であるという問題が生じてきている。以下に、
上記の問題について説明する。
【0019】半導体レーザが使用される光ディスクの開
発は、ROMからRAMへの流れと、2倍、4倍との高
速化の流れとにある。これに応じて、半導体レーザの高
出力化が要求されるようになり、これに伴い半導体レー
ザの駆動電流が高くなる傾向にある。さらに、次世代光
ディスクにおいては、その光源としてIII族窒化物半
導体レーザが有望視されており、この場合、その発光波
長が短波長化しているので駆動電圧が従来より高くな
り、これに伴い駆動電力が高くなる。即ち、駆動電力が
高くなることから、半導体レーザの発熱量は今後益々増
大していく。
【0020】一方で、半導体レーザを安定に駆動させる
ためには、駆動時の半導体レーザの温度を低くすること
が望ましい。従って、駆動時の温度を低減させるためた
は、放熱が重要となる。各部材を接着する接着剤の特性
のうち、熱伝導性を高めることは、半導体レーザからの
熱の放熱特性を高めることになり、駆動時の半導体レー
ザ温度を低減することにつながる。
【0021】しかし、半導体レーザの放熱、すなわち、
接着剤の熱伝導性の観点から考えると、従来のダイボン
ドに用いられている銀ペーストは、熱伝導度が0.03
W/cmK程度であり、良好ではない。これは、一般に
銀ペーストなどの導電性ペーストは、その母材に樹脂が
配合されており、これらの樹脂の熱伝導性は一般的に金
属より低いためである。
【0022】今後、光ディスクの倍速化、あるいは高密
度化の要求を実現するためには、半導体レーザの高光出
力、短波長化が要求され、このような半導体レーザを安
定に駆動するためには、駆動時のレーザ温度を極力上昇
させないことが必要であり、そのためには、放熱特性の
向上が必要となる。倍速化、高密度化の要求には、上限
があるわけではなく、可能な限り要求が厳しくなること
は容易に想像できる。
【0023】銀ペーストなどの樹脂をベースとした導電
性ペーストでは、いずれこのような要求に答えられなく
なると言える。これは、言いかえれば、放熱特性を高
め、より短波長、より高光出力の半導体レーザを安定に
駆動できれば、光ディスクのさらなる高速化および高密
度化の実現に大きく寄与できるといっても良い。
【0024】上記は基板にサブマウントを固着する銀ペ
ーストなどの導電性ペーストについて説明したが、半導
体レーザをサブマウントに固着するハンダ材についても
同様のことが言える。
【0025】チップマウントの接着剤として一般に用い
られているハンダ材としては、例えばSn、Au−S
n、Sn−Pb、In、In−Pbが広く用いられてい
る。上記のハンダ材自体は、すべて金属であって熱伝導
性は高いものであるが、半導体レーザチップの電極材料
とハンダ材料の反応がおこり、即ち、電極材料とハンダ
材料の相互拡散が発生する。上記の相互拡散反応が進行
し、すなわち、拡散領域が広く、かつ、領域内の合金比
が高くなると、熱伝導性は低下してしまう。このように
半導体レーザチップの電極材料とハンダ材料の反応が進
むと、放熱断面積は低下してしまう。
【0026】本発明は、上記の状況に鑑みてなされたも
のであり、従って本発明の目的は、電気的接続、物理的
接続強度を確保しながら、半導体レーザなどの発光素子
からの熱の放熱特性を向上し、今後の光ディスクの高速
記録、高密度記録の要求に広く応えることができる光学
装置と、その製造方法を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の光学装置は、少なくとも、基板電極が設け
られた基板と、素子電極が設けられた半導体発光素子と
を有し、上記基板電極と上記素子電極が、超音波振動の
印加により接合されている。
【0028】上記本発明の光学装置は、好適には、上記
基板上に、受光素子をさらに有する。また、好適には、
レンズ、プリズム、および回折光学素子などの光学部材
がさらに固着されている。また、好適には、上記基板電
極と上記素子電極の最表面層が、それぞれ少なくともA
uまたはAlを含有する。
【0029】上記本発明の光学装置は、基板に設けられ
た最表面層がAuなどからなる基板電極と、半導体発光
素子に設けられた最表面層がAuなどからなる素子電極
とが、超音波振動の印加により接合されている。上記の
ような超音波振動の印加による接合は、熱伝導性の低い
銀ペーストによる接合や、電極材料との相互拡散反応が
進んで放熱断面積が低下してしまうハンダによる接合と
は異なり、電極同士が直接電気的かつ機械的に接続され
る。従って、熱伝導性が低い材料を介することなく、あ
るいは接合部の反応が進んで熱伝導性が低くなってしま
うこともなく、電気的接続、物理的接続強度を確保しな
がら、熱伝導性を高めて半導体発光素子からの熱の放熱
特性を向上させることができる。
【0030】また、上記の目的を達成するため、本発明
の光学装置は、少なくとも、基板電極が設けられた基板
と、中間部材電極が設けられた中間部材と、当該中間部
材に接続された半導体発光素子とを有し、上記基板電極
と上記中間部材電極が、超音波振動の印加により接合さ
れている。
【0031】上記本発明の光学装置は、好適には、上記
基板上に、受光素子をさらに有する。また、好適には、
レンズ、プリズム、および回折光学素子などの光学部材
がさらに固着されている。また、好適には、上記基板電
極と上記素子電極の最表面層が、それぞれ少なくともA
uまたはAlを含有する。
【0032】上記本発明の光学装置は、好適には、上記
基板電極と上記中間部材電極が、それぞれ複数の領域に
分割されており、当該分割された領域毎に上記基板電極
と上記中間部材電極が接合されており、さらに好適に
は、上記中間部材の上記基板側の面に凹部が設けられ、
上記基板の上記中間部材側の面に凸部が設けられ、上記
中間部材電極が、上記凹部を除く部分で複数の領域に分
割されて形成されており、上記基板電極が、上記凸部を
除く部分で複数の領域に分割されて形成されており、上
記凸部が上記凹部に嵌込するように配置されて、上記基
板電極と上記中間部材電極が接合されている。またさら
に好適には、上記凸部の高さが、上記凹部の深さ、上記
基板電極の厚さおよび上記中間部材電極の厚さの総和よ
りも低く形成されており、上記凸部と上記凹部の間隙に
熱伝導性の弾性部材が設けられている。
【0033】上記本発明の光学装置は、基板に設けられ
た最表面層がAuなどからなる基板電極と、中間部材に
設けられた最表面層がAuなどからなる中間部材電極と
が、超音波振動の印加により接合されている。従って、
電極同士が直接電気的かつ機械的に接続されており、熱
伝導性が低い材料を介することなく、あるいは接合部の
反応が進んで熱伝導性が低くなってしまうこともなく、
電気的接続、物理的接続強度を確保しながら、熱伝導性
を高めて半導体発光素子からの熱の放熱特性を向上させ
ることができる。
【0034】また、上記の目的を達成するため、本発明
の光学装置の製造方法は、少なくとも基板と半導体発光
素子とを有する光学装置の製造方法であって、基板に基
板電極を設ける工程と、半導体発光素子に素子電極を設
ける工程と、上記基板電極と上記素子電極とを、超音波
振動を印加して接合する工程とを有する。
【0035】上記の本発明の光学装置の製造方法は、好
適には、上記基板に基板電極を設ける工程と、上記半導
体発光素子に素子電極を設ける工程とにおいて、上記基
板電極と上記素子電極の最表面層を、それぞれ少なくと
もAuまたはAlを含有する膜により形成する。
【0036】上記の本発明の光学装置の製造方法は、基
板に、最表面層がAuまたはAlを含有する膜などから
なる基板電極を設け、一方、半導体発光素子に、最表面
層がAuまたはAlを含有する膜などからなる素子電極
を設け、上記基板電極と上記素子電極とを、超音波振動
を印加して接合する。上記の接合方法では、電極同士を
直接電気的かつ機械的に接続することができ、熱伝導性
が低い材料を介することなく、あるいは接合部の反応が
進んで熱伝導性が低くなってしまうこともなく、電気的
接続、物理的接続強度を確保しながら、熱伝導性を高め
て半導体発光素子からの熱の放熱特性を向上させること
ができる。
【0037】また、上記の目的を達成するため、本発明
の光学装置の製造方法は、少なくとも基板と中間部材と
当該中間部材に接続された半導体発光素子とを有する光
学装置の製造方法であって、基板に基板電極を設ける工
程と、中間部材に中間部材電極を設ける工程と、上記基
板電極と上記中間部材電極とを、超音波振動を印加して
接合する工程とを有する。
【0038】上記の本発明の光学装置の製造方法は、好
適には、上記基板に基板電極を設ける工程と、上記中間
部材に中間部材電極を設ける工程とにおいて、上記基板
電極と上記中間部材電極の最表面層を、それぞれ少なく
ともAuまたはAlを含有させて形成する。
【0039】上記の本発明の光学装置の製造方法は、基
板に、最表面層がAuまたはAlを含有する膜などから
なる基板電極を設け、一方、中間部材に、最表面層がA
uまたはAlを含有する膜などからなる中間部材電極を
設け、上記基板電極と上記中間部材電極とを、超音波振
動を印加して接合する。上記の接合方法では、電極同士
を直接電気的かつ機械的に接続することができ、熱伝導
性が低い材料を介することなく、あるいは接合部の反応
が進んで熱伝導性が低くなってしまうこともなく、電気
的接続、物理的接続強度を確保しながら、熱伝導性を高
めて半導体発光素子からの熱の放熱特性を向上させるこ
とができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳しく説明する。
【0041】第1実施形態 図1は、本実施形態に係る複合光学装置の構成を示す模
式図である。例えば樹脂などからなるパッケージ基板な
どの基板10に設けられた凹部13内に、半導体レーザ
20が直接基板10上に超音波振動の印加により電気的
かつ機械的に接続されており、不図示の配線などにより
リード12に電気的に接続されている。凹部13内に
は、さらにプリズム25およびPDIC26も固着され
ている。上記の半導体レーザ20およびPDIC26な
どは、不図示の配線などによりリード12に電気的に接
続されている。
【0042】上記凹部13を塞ぐように、回折格子3
1、ホログラム32、凸レンズ33および凹レンズ34
が設けられたマルチレンズ30が装着されている。マル
チレンズ30の上面に、例えばp偏光とs偏光を分離す
る偏光分離面や全反射面などの分光面(41,43,4
4)および1/2波長板42などを有するガラス積層体
からなるマルチプリズム40が装着されている。
【0043】上記の半導体レーザ20から出射されたレ
ーザ光Lは、プリズム25で反射し、回折格子31、凸
レンズ33および分光面41を経て複合光学装置の外部
へ取り出され、例えば光磁気ディスクなどの光ディスク
Dの光学記録膜に照射される。
【0044】光ディスクからの反射光(戻り光)は、分
光面41を経て、その一部が1/2波長板42方向へ進
む。分光面41では、s偏光とp偏光の透過率が異なる
ため、戻り光が分光面41を透過する際、光磁気信号の
エンハンスメントが行われる。例えば、分光面41のp
偏光透過率を100%、s偏光透過率を70%(反射率
30%)と設定した場合、分光面41を透過する前後で
s偏光成分のみが減少することになる。光磁気信号がp
偏光成分となるように設定すると、分光面41を透過す
ることにより、光磁気信号が増強される。さらに、1/
2波長板42の表面に到達した光の一部は反射され、一
部は透過する。例えば、1/2波長板42の表面でs偏
光成分の一部が反射され、ホログラム32により複数個
のスポットに分割され、PDIC26に入射する。一
方、1/2波長板42を透過した成分は、その偏光面が
回転され、分光面(43,44)に進む。例えば、偏光
面を45°回転させ、分光面43において、p偏光成分
が100%透過し、s偏光成分が100%反射するよう
に、また、分光面44においてp偏光成分が100%反
射するように設定する。分光面(43,44)で反射さ
れた光が凸レンズ34を経てPDIC26に入射する。
【0045】PDIC26上では、例えば分光面43で
反射した成分と分光面44で反射した成分の強度差、即
ち、差動増幅を用いた検出を行うことによって、光磁気
信号の検出が達成される。また、PDIC26では、各
入射スポット光が検出され、PDIC26上のマトリク
ス回路により、例えばスポットサイズ検出法によりフォ
ーカス信号が、また、例えば3スポット法や差動プッシ
ュプル法などによりトラッキング信号が検出される。こ
のように、本実施形態に係る複合光学装置は、光磁気デ
ィスク装置あるいはその他の光ディスク装置における光
学ピックアップ装置を構成するのに好適な光学装置であ
る。
【0046】本実施形態に係る複合光学装置では、半導
体レーザ20は、いわゆるサブマウントとよばれる中間
部材を使用せず、基板10に設けられた不図示の電極に
直接ダイボンドされている。即ち、基板10に設けられ
た不図示の電極と、半導体レーザ20の不図示の電極と
が超音波振動の印加により形成された接合部Jにより、
電気的かつ機械的に接続されている。
【0047】以下に、上記の構成の複合光学装置の放熱
特性を従来の構成と比較して考察する。図2(a)は、
十分な熱容量をもったヒートシンクHS上に、パッケー
ジ基板などの基板10、ハンダ接合部SJ、および発熱
領域Rを有する熱源である半導体レーザ20が備えられ
ている場合の熱の流れを模式的に示すモデルである。一
方、図2(b)は、ハンダ接合部SJではなく、超音波
接合による接合部Jを有する場合の熱の流れを模式的に
示す本実施形態に係るモデルである。図中、熱の流れの
様子を矢印で示しており、熱が伝導されるときの広がり
の範囲を破線で示している。
【0048】図2(a)の従来例では、ハンダ接合部S
Jの熱抵抗が大きいために、図面x方向の放熱断面積C
Sが小さくなってしまったが、図2(b)の本実施形態
では、ハンダ接合部SJなどの熱伝導性が低い層、すな
わち、熱抵抗を高める層が存在しないため、放熱特性の
改善が見られ、図面x方向の放熱断面積CSは、図2
(a)の場合よりも広げられている。さらに、ハンダ材
は、大気中のような水分を含む気体中では、通電中にひ
げ結晶成長することが知られており、この金属製ひげが
半導体レーザにふれるとショートを引き起こすことがあ
るが、本実施形態においては、ハンダ材を用いていない
のでこの劣化モードを防ぐことができる。
【0049】上記のように、本実施形態の光学装置によ
れば、半導体レーザ20の電極と基板の電極が超音波振
動の印加により接合されており、熱伝導性の低い銀ペー
ストによる接合や、電極材料との相互拡散反応が進んで
放熱断面積が低下してしまうハンダによる接合とは異な
り、電極同士が直接電気的かつ機械的に接続されてい
る。従って、熱伝導性が低い材料を介することなく、あ
るいは接合部の反応が進んで熱伝導性が低くなってしま
うこともなく、電気的接続、物理的接続強度を確保しな
がら、熱伝導性を高めて半導体発光素子からの熱の放熱
特性を向上させることができる。
【0050】次に、上記の本実施形態に係る複合光学装
置の製造方法について説明する。半導体レーザ20は、
予め、従来と同様に形成しておく。例えばAlGaAs
系、AlGaInP系、あるいはAlGaN系の半導体
からなり、例えば、第1導電型の半導体基板上に、第1
導電型のクラッド層、第1導電型の光ガイド層、活性
層、第2導電型の光ガイド層、第2導電型のクラッド層
第1導電型のコンタクト層が順に薄膜成長により積層さ
れた構成の半導体レーザ20とし、さらに半導体基板お
よびコンタクト層に電極21が形成されている構成とす
る。
【0051】一方、樹脂などからなる基板10の取り付
け位置には、例えば、基板からW/Ni/Auの積層体
からなる基板電極11を総計の膜厚で2〜10μm程度
となるように形成する。基板10への成膜方法は、例え
ば、印刷法、メッキ法、あるいは、蒸着法で行なうこと
ができる。予めマスキングを施してパターン形成する、
あるいは、成膜後にマスキングを施し、エッチングで不
要部を除去することでパターニングすることも可能であ
る。
【0052】次に、図3(a)に示すように、超音波発
生器100に接続するアーム101の先端に設けられた
コレット102により、半導体レーザ20を吸着して保
持し、CCDなどのカメラ110により位置確認をしな
がら、半導体レーザ20の電極21と基板10の基板電
極11とを位置合わせして戴置する。カメラ110によ
り取り込んだ画像データは、画像処理を行って自動的に
位置調整する機構とすることができる。このとき、半導
体レーザを取り付ける位置を示す、あるいは補助するマ
ーカを基板に設けておくと位置精度が確保でき望まし
い。
【0053】次に、図3(b)に示すように、超音波発
生器100により超音波を発生させ、アーム101およ
びコレット102を介して、半導体レーザ20の電極2
1と基板10の基板電極11との接触界面に超音波を印
加し、電極21と基板電極11とから、超音波接合によ
る接合部Jを形成する。上記の半導体レーザ20の電極
21と基板電極11の最表面の材料は、超音波により共
晶を作りやすい材料として、共にAuとすることが好ま
しい。さらに接続強度を確保するためには、一方をA
u、他方をAlとすることが望ましい。
【0054】上記の半導体レーザ10のマウントに引き
続いて、あるいは、半導体レーザ20のマウントの前
に、プリズム25およびPDIC26を基板に取り付け
る。接着剤にはUV硬化樹脂、熱硬化樹脂を用いること
ができる。また、半導体レーザ20、プリズム25およ
びPDIC26を取り付ける順序は、特に限定はない
が、位置精度の観点から、PDIC26、プリズム2
5、半導体レーザ20の順が望ましい。いずれの順序で
あろうとも、基板に取り付け位置を示すマーカを設けて
おくことが望ましい。
【0055】上記の半導体レーザ20、プリズム25お
よびPDIC26を取り付ける工程の後、例えばパッケ
ージを気密封止しながら、回折格子およびホログラムが
設けられたマルチレンズ30を位置合わせして接着し、
さらにマルチプリズム40を位置合わせして接着する。
接着剤には、UV硬化樹脂、熱硬化樹脂などを用いるこ
とができる。以上で、図1に示す構成の光学装置とする
ことができる。
【0056】上記の本実施形態の光学装置の製造方法に
よれば、熱伝導性の低い銀ペーストによる接合や、電極
材料との相互拡散反応が進んで放熱断面積は低下してし
まうハンダによる接合とは異なり、基板に設けられた電
極と半導体レーザに設けられた電極とを直接電気的かつ
機械的に接続しており、従って、熱伝導性が低い材料を
介することなく、あるいは接合部の反応が進んで熱伝導
性が低くなってしまうこともなく、電気的接続、物理的
接続強度を確保しながら、熱伝導性を高めて半導体発光
素子からの熱の放熱特性を向上させることができる。
【0057】第2実施形態 図4は、本実施形態に係る複合光学装置の構成を示す模
式図である。実質的に第1実施形態の複合光学装置と同
様の構成であるが、基板に直接マウントされた半導体レ
ーザとプリズムの代わりに、半導体レーザ20がマウン
トされたサブマウント27が所定位置に固着されている
ことが異なる。
【0058】上記のサブマウント27は、例えばシリコ
ンあるいはAlNなどの放熱特性の高い材料からなるブ
ロックである、エッチングなどにより反射面27aが形
成されている。サブマウント27上に、例えばハンダ接
合により半導体レーザ20が接続されている。上記の半
導体レーザ20がマウントされたサブマウント27は、
下面に不図示の電極が設けられており、基板10に設け
られた不図示の電極にダイボンドされている。即ち、基
板10に設けられた不図示の電極と、サブマウント27
の不図示の電極とが超音波振動の印加により形成された
接合部Jにより、電気的かつ機械的に接続されている。
【0059】上記の本実施形態の本実施形態の光学装置
によれば、半導体レーザ20がマウントされたサブマウ
ントの電極と基板の電極が超音波振動の印加により接合
されており、熱伝導性の低い銀ペーストによる接合や、
電極材料との相互拡散反応が進んで放熱断面積が低下し
てしまうハンダによる接合とは異なり、電極同士が直接
電気的かつ機械的に接続されている。従って、熱伝導性
が低い材料を介することなく、あるいは接合部の反応が
進んで熱伝導性が低くなってしまうこともなく、電気的
接続、物理的接続強度を確保しながら、熱伝導性を高め
て半導体発光素子からの熱の放熱特性を向上させること
ができる。
【0060】次に、上記の本実施形態に係る複合光学装
置の製造方法について説明する。図5(a)は、複合光
学装置に搭載する半導体レーザの構成を示す模式断面図
である。例えばAlGaAs系、AlGaInP系、あ
るいはAlGaN系の半導体からなり、例えば、第1導
電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層、第1
導電型の光ガイド層、活性層、第2導電型の光ガイド
層、第2導電型のクラッド層第1導電型のコンタクト層
が順に薄膜成長により積層された構成の半導体レーザ2
0とし、さらに半導体基板およびコンタクト層に電極2
1が形成されている構成とする。
【0061】図5(b1)は複合光学装置に用いるサブ
マウントの上面図、図5(b2)は模式断面図である。
例えばシリコンなどからなるサブマウント27の上面
(半導体レーザ側)の所定の箇所にマーカーMが形成さ
れており、また、例えば、蒸着法などにより、Sn、A
u−Sn、Sn−Pb、InまたはIn−Pbなどのハ
ンダ材層SDが4μmの膜厚で形成されている。あるい
は、シート状に加工されたハンダ材が戴置されている。
また、サブマウント27の下面(基板側)には、予め蒸
着法などにより、Ti/Ni/Au層を順に積層させ、
サブマウント電極28を形成しておく。
【0062】次に、半導体レーザ20をサブマウント2
7上にチップマウントする。まず、図6(c)に示すよ
うに、サブマウント27のサブマウント電極28側を温
度制御可能なステージSTに接するように保持する。こ
の際、ステージSTを100℃程度に保っておくと良好
なハンダ付けができるので望ましい。次に、サブマウン
ト27上に、電極21とハンダ層SDとを位置合わせを
して、半導体レーザ20を戴置する。
【0063】次に、図6(d)に示すように、適切な環
境においてハンダ材の融点以上に加熱処理(リフロー)
することで、ハンダ層SDにより、半導体レーザ20の
電極21とサブマウント27上とを接合する。例えば、
Sn系ハンダの場合、280℃にて5秒間加熱する。こ
の間、接合部に窒素と水素の混合ガスを吹きつけてお
く。この後、100℃まで冷却することで、ハンダ層S
Dと電極20とのハンダ接合部SJが形成される。
【0064】次に、パッケージ基板などの基板10に半
導体レーザがマウントされたサブマウントをダイボンド
する。図7(e)に示すように、第1実施形態(図3参
照)と同様に、コレット(不図示)で半導体チップ20
がマウントされたサブマウント27を吸着し、予め基板
電極11が形成された基板10に対し、位置調整をして
戴置する。
【0065】次に、コレット102により超音波を印加
して、サブマウント27のサブマウント電極28と基板
10の基板電極11とを超音波振動の印加により形成さ
れた接合部Jとして電気的かつ機械的に接続し、ダイボ
ンドが完了する。このとき、コレット102は、半導体
レーザ20と触れないように、半導体レーザ20をまた
ぐ構造とすると、半導体レーザを回避して、コレット−
サブマウント−電極に超音波を印加することができ、半
導体レーザにダメージを与えることなく接続が行なえる
ので好ましい。
【0066】上記のサブマウント電極28と基板電極1
1の最表面の材料は、超音波により共晶を作りやすい材
料として、共にAuとすることが好ましい。さらに接続
強度を確保するためには、一方をAu、他方をAlとす
ることが望ましい。
【0067】上記の本実施形態の光学装置の製造方法に
よれば、熱伝導性の低い銀ペーストによる接合や、電極
材料との相互拡散反応が進んで放熱断面積は低下してし
まうハンダによる接合とは異なり、基板に設けられた電
極とサブマウントに設けられた電極とを直接電気的かつ
機械的に接続しており、従って、熱伝導性が低い材料を
介することなく、あるいは接合部の反応が進んで熱伝導
性が低くなってしまうこともなく、電気的接続、物理的
接続強度を確保しながら、熱伝導性を高めて半導体発光
素子からの熱の放熱特性を向上させることができる。
【0068】第3実施形態 図8は、本実施形態に係る複合光学装置の構成を示す模
式図である。実質的に第2実施形態の複合光学装置と同
様の構成であるが、基板電極11とサブマウント電極2
8が、それぞれ複数の領域に分割されており、この分割
された領域毎に基板電極11とサブマウント電極28か
ら超音波振動の印加により形成された接合部Jが形成さ
れていることが異なる。
【0069】上記の本実施形態に係る複合光学装置の製
造方法について説明する。図9(a)は、複合光学装置
に搭載する半導体レーザをマウントしたサブマウントの
構成を示す模式断面図、図9(b)はサブウマウント電
極側からの下面図である。半導体レーザ20が、ハンダ
接合部SJによりサブマウント27に接続さており、サ
ブマウント27の下面にサブマウント電極28が2か所
に分割されて形成されている。
【0070】図10(c)は、基板10の模式断面図、
図10(d)は基板電極側からの上面図である。基板1
0に設けられた凹部13内に、基板電極が11がサブマ
ウント電極28に対応するピッチで2か所に分割されて
形成されている。
【0071】このとき、サブマウント電極、基板電極の
面積は同一とする必要は無く、むしろ、ピッチを同一と
し、面積、すなわち、図の縦方向および横方向の長さを
異ならせることが望ましい。さらに、好適は、基板電極
11側の方を長くすると良い。この理由は、基板とサブ
マウントの位置合わせ精度のマージンが発生することで
あり、サイズを基板側の方を大きくすると、サブマウン
ト電極幅で接着面積が確保される。すなわち、接続強度
が管理できることになるので望ましい。
【0072】次に、図11(e)に示すように、アーム
101を介して超音波発生器100に接続するコレット
102により、半導体チップ20がマウントされたサブ
マウント27を吸着し、予め基板電極11が形成された
基板10に対し、位置調整をして戴置する。
【0073】次に、図11(f)に示すように、コレッ
ト102により超音波を印加して、サブマウント27の
サブマウント電極28と基板10の基板電極11とを超
音波振動の印加により形成された接合部Jとして電気的
かつ機械的に接続し、ダイボンドが完了する。このと
き、コレット102は、半導体レーザ20と触れないよ
うに、半導体レーザ20をまたぐ構造とすると、半導体
レーザを回避して、コレット−サブマウント−電極に超
音波を印加することができ、半導体レーザにダメージを
与えることなく接続が行なえるので好ましい。
【0074】上記の本実施形態の光学装置の製造方法に
よれば、熱伝導性の低い銀ペーストによる接合や、電極
材料との相互拡散反応が進んで放熱断面積は低下してし
まうハンダによる接合とは異なり、基板に設けられた電
極とサブマウントに設けられた電極とを直接電気的かつ
機械的に接続しており、従って、熱伝導性が低い材料を
介することなく、あるいは接合部の反応が進んで熱伝導
性が低くなってしまうこともなく、電気的接続、物理的
接続強度を確保しながら、熱伝導性を高めて半導体発光
素子からの熱の放熱特性を向上させることができる。
【0075】第4実施形態 図12(a)は、本実施形態に係る複合光学装置の構成
を示す模式図であり、図12(b)は要部拡大図であ
る。第3実施形態の複合光学装置と同様の構成である
が、複数の領域に分割された接合部Jの間において、サ
ブマウント27には凹部29が設けられ、一方、基板1
0には凸部14が設けられて、凸部14が凹部29に嵌
込するように配置されている。
【0076】本実施形態の構成においては、第3実施形
態の複合光学装置よりも、さらに放熱特性を向上させる
ことができる。即ち、第3実施形態においては、サブマ
ウントと基板に挟まれた領域に隙間がある、すなわち、
空気層が存在しているが、本実施形態においては、サブ
マウントと基板にそれぞれ凹部と凸部を設けているの
で、サブマウントと基板の間の空気層の面積を小さくで
き、これにより、第3実施形態よりも放熱特性を向上で
きる。
【0077】さらに、本実施形態の複合光学装置におい
ては、凸部14と凹部29の間隙に弾性部材15が設け
られている。弾性部材15の部分では、物理的接着はな
いが、基板10の凸部14とサブマウント27の凹部2
9とを熱的に接続することができる。これにより、熱伝
導性がさらに高められ、半導体レーザから発せられた熱
の放熱特性を向上できる。
【0078】上記の弾性部材15としては、例えば、I
n、Au、SnおよびAlなどの熱伝導性の高い金属を
用いることが好ましい。金属は、空気に比べて著しく熱
伝導性が高いだけでなく、変形性に富むことから、基板
電極11とサブマウント電極28との接続を妨げること
なく、基板10の凸部14とサブマウント27の凹部2
9とに密着して、熱伝導性を高めることが可能である。
【0079】上記においては、各部材の寸法を、(基板
電極11の厚さt1 とサブマウント電極28の厚さt2
の和)<凸部14の高さh<基板10とサブマウント2
7の凹部表面の距離d2 と設定し、接合する前での弾性
部材15の厚さを基板10とサブマウント27の凹部表
面の距離d2 と凸部14の高さhの差よりも厚くしてお
く。この関係においては、基板電極11とサブマウント
電極28を接触させるためにサブマウント27を押さえ
つけると、弾性部材15が基板10凸部14とサブマウ
ント27の凹部29の間で押さえつけられて変形し、押
しつぶされた部分が凸部14と凹部29の間隙に回りこ
む。
【0080】上記の構成により、基板10の凸部14の
図面上の上下方向の寸法精度、サブマウント27の凹部
29の同方向の寸法精度、さらにそれらを挟むように構
成されている電極(11,28)の同方向の寸法精度に
よって、電極(11,28)同士が確実に接着し、かつ
凹部29と凸部14の表面が確実に密着する。以上のよ
うに、基板電極11とサブマウント電極28との接続を
妨げることなく、弾性部材15は基板10の凸部14と
サブマウント27の凹部29とに確実に密着し、熱伝導
性を高めることができる。
【0081】なお、物理的接着強度が不足した場合に
は、サブマウント外周を囲みこむように、熱硬化樹脂、
UV硬化樹脂などの接着剤を塗布、硬化させることも可
能である。
【0082】第5実施形態 図13(a)は、本実施形態に係る複合光学装置の構成
を示す模式図であり、図13(b)は要部拡大図であ
る。第4実施形態の複合光学装置と同様の構成である
が、基板10とサブマウント27の隙間に、例えばSi
製の熱伝導性ペースト16が注入された構成となってい
る。上記の構成においては、サブマウント27と基板1
0の間が熱伝導性ペースト16で埋め込まれ、空気の層
が完全になくなっているので、さらに放熱特性を高める
ことができる。
【0083】本実施形態に係る複合光学装置は、第4実
施形態の複合光学装置に対して熱伝導性ペーストを流し
込むことで可能である。なお、熱伝導性ペーストが広が
ることが好ましくない領域がある場合には、基板上に予
め凸部枠などの堤防を設け、その中に導電性ペーストを
流し込むことにより対応できる。堤防の高さとしては、
図13(b)中の基板10からのサブマウント27の高
さh’よりも低くすることが望ましい。
【0084】また、この構成においても、物理的強度を
補うために、熱伝導性ペースト注入前、あるいは注入後
に、サブマウント外周に、熱硬化樹脂、UV硬化樹脂な
どの接着剤を塗布、硬化させることが可能である。な
お、上記の「熱伝導性」とは、空気よりも高い熱伝導性
を有していることをさしており、熱伝導性材料に接着能
力を持たせた材料を用いることも可能である。
【0085】第6実施形態 図14(a)は本実施形態に係る光学装置の正面図であ
り、図14(b)は側面図である。本実施形態に係る光
学装置は、半導体レーザ20をCANパッケージ化した
形態である。パッケージ基板18に、凸状のステム(基
板)17と、パッケージ基板18を貫通して設けられた
導電性のピン19が設けられている。ステム17を含む
パッケージ基板18は、表面全体に厚さ4μm程度の金
メッキ層が設けられており、ステム17上において、半
導体レーザ20が超音波振動の印加により形成された接
合部Jにより接合されている。半導体レーザ20は不図
示のステム17やワイヤボンディングによりピン19に
電気的に接続され、基板裏面側から電力供給可能となっ
ている。また、半導体レーザ20および凸部18部分を
覆う不図示のウェインドウキャップシールが設けられて
いる。
【0086】上記の本実施形態に係る光学装置は、ステ
ムと半導体レーザが、熱伝導性が低い材料などを介する
ことなく、高い熱伝導性を確保して接合されており、従
来のCANパッケージの半導体レーザよりも放熱特性が
向上している。
【0087】本発明は、上記の実施の形態に限定されな
い。上記の各実施形態では、搭載されるチップとして半
導体レーザとしているが、本発明は、VCEL(Virtic
al Cabity Cell)などの面発光半導体レーザ、LEDな
どの半導体発光素子、さらには、同様に発熱を伴う有機
ELにも応用できる。さらに、発光をしない電子デバイ
スにおいても、放熱特性の向上が安定動作や信頼性向上
につながるという関係は同じであることから、本発明を
適用することができる。その他、本発明の要旨を変更し
ない範囲で種々の変更をすることができる。
【0088】
【発明の効果】1.半導体発光素子などの半導体素子か
らの放熱特性を高めることができ、それに伴って、半導
体発光素子などの安定動作および信頼性の向上が可能で
ある。 2.ハンダ材を用いないことから、封止の制約が緩和さ
れる。 3.半導体発光素子の高消費電力駆動が可能となること
から、それを光源に用いているシステムの高速化、およ
び、高密度化の要求に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1実施形態に係る複合光学装置の構
成を示す模式図である。
【図2】図2は、(a)従来例および(b)本発明の複
合光学装置の熱の流れを模式的に示すモデルである。
【図3】図3は図1に示す複合光学装置の製造方法の製
造工程を示す模式図であり、(a)は半導体レーザを基
板に戴置する工程まで、(b)は超音波を印加して接合
する工程までを示す。
【図4】図4は、第2実施形態に係る複合光学装置の構
成を示す模式図である。
【図5】図5(a)は図4に示す複合光学装置に搭載す
る半導体レーザの構成を示す模式断面図であり、図5
(b1)はサブマウントの上面図、図5(b2)は模式
断面図である。
【図6】図6は図4に示す複合光学装置の製造方法の製
造工程を示す模式図であり、(c)は半導体レーザをサ
ブマウントに戴置する工程まで、(d)はリフローによ
りハンダ接合する工程までを示す。
【図7】図7は図6の続きの工程を示す模式図であり、
(e)はサブマウントを基板に戴置する工程まで、
(f)は超音波を印加して接合する工程までを示す。
【図8】図8は、第3実施形態に係る複合光学装置の構
成を示す模式図である。
【図9】図9(a)は図8に示す複合光学装置に搭載す
る半導体レーザをマウントしたサブマウントの模式断面
図であり、(b)は下面図である。
【図10】図10(c)は図8に示す複合光学装置の基
板の模式断面図であり、(d)は上面図である。
【図11】図11は図8に示す複合光学装置の製造方法
の製造工程を示す模式図であり、(e)は半導体チップ
がマウントされたサブマウントを基板に戴置する工程ま
で、(f)は超音波を印加して接合する工程までを示
す。
【図12】図12は、第4実施形態に係る複合光学装置
の構成を示す(a)模式図および(b)は要部拡大図で
ある。
【図13】図13は、第5実施形態に係る複合光学装置
の構成を示す(a)模式図および(b)は要部拡大図で
ある。
【図14】図14は、第6実施形態に係る光学装置の
(a)正面図および(b)は側面図である。
【図15】図15は、従来例に係る複合光学装置の構成
を示す模式図である。
【図16】図16(a)および(b)は、従来例の複合
光学装置の熱の流れを模式的に示すモデルである。
【図17】図17(a)は図15に示す複合光学装置に
搭載する半導体レーザの構成を示す模式断面図であり、
図17(b1)はサブマウントの上面図、図17(b
2)は模式断面図である。
【図18】図18は図15に示す複合光学装置の製造方
法の製造工程を示す模式図であり、(c)は半導体レー
ザをサブマウントに戴置する工程まで、(d)はリフロ
ーによりハンダ接合する工程までを示す。
【図19】図19は図18の続きの工程を示す模式図で
あり、(e)はサブマウントを基板に戴置する工程ま
で、(f)は銀ペーストにより接合する工程までを示
す。
【符号の説明】
10…基板、11…基板電極、12…リード、13…凹
部、14…凸部、15…弾性部材、16…熱伝導性ペー
スト、17…ステム(基板)、18…パッケージ基板、
19…ピン、20…半導体レーザ、21…電極、25…
プリズム、26…PDIC、27…サブマウント、27
a…反射面、28…サブマウント電極、29…凹部、3
0…マルチレンズ、31…回折格子、32…ホログラ
ム、33…凸レンズ、34…凹レンズ、40…マルチプ
リズム、41,43,44…分光面、42…1/2波長
板、100…超音波発生器、101…アーム、102…
コレット102、110…カメラ、AJ…銀ペースト接
合部、CS…放熱断面積、D…光ディスク、DP…ディ
スペンサ、HS…ヒートシンク、J…超音波振動の印加
により形成された接合部、L…レーザ光、M…マーカ
ー、R…発熱領域、SD…ハンダ層、SJ…ハンダ接合
部、ST…ステージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 淨 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4E067 AA01 BF00 DA17 EA05 EC03 5D119 AA33 FA05 FA31 FA33 FA34 JA07 JA13 LB05 LB07 MA09 NA01 NA04 5F044 LL00 5F073 AB27 BA04 EA13 EA14 FA05 FA06 FA13

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、基板電極が設けられた基板
    と、素子電極が設けられた半導体発光素子とを有し、 上記基板電極と上記素子電極が、超音波振動の印加によ
    り接合されている光学装置。
  2. 【請求項2】上記基板上に、受光素子をさらに有する請
    求項1に記載の光学装置。
  3. 【請求項3】上記基板に、光学部材がさらに固着されて
    いる請求項1に記載の光学装置。
  4. 【請求項4】上記光学部材は、レンズを含む請求項3に
    記載の光学装置。
  5. 【請求項5】上記光学部材は、プリズムを含む請求項3
    に記載の光学装置。
  6. 【請求項6】上記光学部材は、回折光学素子を含む請求
    項3に記載の光学装置。
  7. 【請求項7】上記基板電極と上記素子電極の最表面層
    が、それぞれ少なくともAuまたはAlを含有する請求
    項1に記載の光学装置。
  8. 【請求項8】少なくとも、基板電極が設けられた基板
    と、中間部材電極が設けられた中間部材と、当該中間部
    材に接続された半導体発光素子とを有し、 上記基板電極と上記中間部材電極が、超音波振動の印加
    により接合されている光学装置。
  9. 【請求項9】上記基板上に、受光素子をさらに有する請
    求項8に記載の光学装置。
  10. 【請求項10】上記基板に、光学部材がさらに固着され
    ている請求項8に記載の光学装置。
  11. 【請求項11】上記光学部材は、レンズを含む請求項1
    0に記載の光学装置。
  12. 【請求項12】上記光学部材は、プリズムを含む請求項
    10に記載の光学装置。
  13. 【請求項13】上記光学部材は、回折光学素子を含む請
    求項10に記載の光学装置。
  14. 【請求項14】上記基板電極と上記中間部材電極の最表
    面層が、それぞれ少なくともAuまたはAlを含有する
    請求項8に記載の光学装置。
  15. 【請求項15】上記基板電極と上記中間部材電極が、そ
    れぞれ複数の領域に分割されており、当該分割された領
    域毎に上記基板電極と上記中間部材電極が接合されてい
    る請求項8に記載の光学装置。
  16. 【請求項16】上記中間部材の上記基板側の面に凹部が
    設けられ、 上記基板の上記中間部材側の面に凸部が設けられ、 上記中間部材電極が、上記凹部を除く部分で複数の領域
    に分割されて形成されており、 上記基板電極が、上記凸部を除く部分で複数の領域に分
    割されて形成されており、 上記凸部が上記凹部に嵌込するように配置されて、上記
    基板電極と上記中間部材電極が接合されている請求項1
    5に記載の光学装置。
  17. 【請求項17】上記凸部の高さが、上記凹部の深さ、上
    記基板電極の厚さおよび上記中間部材電極の厚さの総和
    よりも低く形成されており、 上記凸部と上記凹部の間隙に熱伝導性の弾性部材が設け
    られている請求項16に記載の光学装置。
  18. 【請求項18】少なくとも基板と半導体発光素子とを有
    する光学装置の製造方法であって、 基板に基板電極を設ける工程と、 半導体発光素子に素子電極を設ける工程と、 上記基板電極と上記素子電極とを、超音波振動を印加し
    て接合する工程とを有する光学装置の製造方法。
  19. 【請求項19】上記基板に基板電極を設ける工程と、上
    記半導体発光素子に素子電極を設ける工程とにおいて、
    上記基板電極と上記素子電極の最表面層を、それぞれ少
    なくともAuまたはAlを含有する膜により形成する請
    求項18に記載の光学装置の製造方法。
  20. 【請求項20】少なくとも基板と中間部材と当該中間部
    材に接続された半導体発光素子とを有する光学装置の製
    造方法であって、 基板に基板電極を設ける工程と、 中間部材に中間部材電極を設ける工程と、 上記基板電極と上記中間部材電極とを、超音波振動を印
    加して接合する工程とを有する光学装置の製造方法。
  21. 【請求項21】上記基板に基板電極を設ける工程と、上
    記中間部材に中間部材電極を設ける工程とにおいて、上
    記基板電極と上記中間部材電極の最表面層を、それぞれ
    少なくともAuまたはAlを含有する膜により形成する
    請求項20に記載の光学装置の製造方法。
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JPWO2021255862A1 (ja) * 2020-06-17 2021-12-23

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