JP2002298598A - 半導体装置、および半導体装置のテスト方法 - Google Patents

半導体装置、および半導体装置のテスト方法

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JP2002298598A
JP2002298598A JP2001099323A JP2001099323A JP2002298598A JP 2002298598 A JP2002298598 A JP 2002298598A JP 2001099323 A JP2001099323 A JP 2001099323A JP 2001099323 A JP2001099323 A JP 2001099323A JP 2002298598 A JP2002298598 A JP 2002298598A
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test
memory
fail
semiconductor device
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English (en)
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Atsushi Okumura
敦 奥村
Masatoshi Hasegawa
雅俊 長谷川
Toru Kobayashi
徹 小林
Michiaki Nakayama
道明 中山
Hideki Sakakibara
秀樹 榊原
Nobuaki Kitamura
暢章 北村
Yuji Yokoyama
勇治 横山
Shuichi Miyaoka
修一 宮岡
Hideo Sawamoto
英雄 澤本
Takashi Nishiyama
隆 西山
Shoji Kume
正二 久米
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSIの外部の高速なSRAMに高速で冗長
救済情報を出力し、テスト終了後に低速なテスタでSR
AMに蓄えておいた冗長救済情報を低速で読み出すこと
ができる半導体装置のテスト技術を提供する。 【解決手段】 BIST回路と被テスト回路を含むLS
I1と、LSI1の被テスト回路をテストするためのテ
スタと、LSI1の被テスト回路のテスト結果を保持す
るためのSRAM3などから構成される半導体装置のテ
スト装置であって、BIST回路10の内部にパス/フ
ェイル判定信号を保持するパス/フェイル判定信号保持
回路108、フェイルビットマップ情報を高速で出力す
るフェイルビットマップデータ生成回路109を設け、
LSI1の外部の高速なSRAM3に、高速でDRAM
204のフェイルビットマップ情報を出力し、このSR
AM3のフェイルビットマップ情報をテスト終了後に低
速なテスタで読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のテス
ト技術に関し、特に内部にメモリ回路とBIST(Bu
ilt In Self Test)回路を有し、この
BIST回路を用いて高速化が進むメモリ回路のテスト
を行う場合に好適な半導体装置、および半導体装置のテ
スト方法に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、半
導体装置のテスト技術については、たとえば特開平11
−213700号公報、特開平10−241399号公
報に記載される技術などが挙げられる。これら公報に記
載の技術はいずれも、DRAMのテストを行うためのB
IST回路を有している。これらのBIST回路は、テ
スト命令を読み取り、このテスト命令からテストパター
ンを生成し、テスト命令の順序付けを行うためのプロセ
ッサを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、半導体装
置のテスト技術について検討した結果、以下のようなこ
とを明らかとした。たとえば、前記両公報の技術はいず
れも、テストパターンの生成、テスト命令の順序付けは
可能となるものの、高速化が進むDRAMのテストを行
おうとする場合に生ずる課題、すなわち高速化対応の外
部テスタを必要とする課題や、高速なテスト結果の出力
の処理の課題などに応えることが難しいものとなってき
ている。これらの課題に対する対策がDRAMの高速化
が進むにつれて求められている。
【0004】すなわち、近年のように、DRAMの高速
化が進んでくると、それに応じて高速テスタが必要とな
ってくる。しかしながら、DRAMの設計、製造の早さ
との関係から望むべき高速テスタが得られない可能性も
生ずる。望むべき高速テスタを得ることが可能であった
としても、高速テスタは、中速テスタのような通常的な
テスタに比べ、たとえば数十倍もの高価格となってしま
う可能性を持つ。その結果、望むべきテストができなか
ったり、DRAMのテストコストが非常に大きなものと
なってしまう可能性が生ずる。このような背景から、D
RAMにおいても、テストコスト削減のため、安価な低
速テスタで高速テストを可能とするLSI内蔵のBIS
T回路でテストを行う必要が生じている。
【0005】そこで、たとえば、外部クロックを内部で
逓倍することによって、テスタの限界周波数以上の周波
数でテスト動作するようなBIST回路技術が考慮され
る。この技術によれば、LSIにおけるメモリ回路を高
速にテストすることができる。しかし、この場合には、
LSIの動作周波数の方が外部テスタの周波数よりも高
いため、テスト結果をLSIから直接読み出すことがで
きない。そこでさらに、テストのパス/フェイルの情報
などはLSI内の保持回路やメモリ回路に一時記憶さ
せ、テスト終了後に低速のテスタで読み出す方式が考慮
される。LSIが冗長救済回路を持つ場合、それに応じ
て冗長救済情報を取得する必要がある。しかし、冗長救
済情報はパス/フェイル情報とは異なり、データ量が著
しく大きい。そのため、冗長救済情報をLSI内に記憶
させることは適当でない。
【0006】そこで、本発明の1つの目的は、冗長救済
回路を持ち、かつ比較的高速動作のメモリ回路を持つ半
導体装置に好適なテスト技術を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、比較的高速に形成さ
れる冗長救済情報に充分に対応可能な半導体装置のテス
ト技術を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、メモリテスト
タイミングを適切に設定することができる半導体装置の
新規なテスト技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0011】本発明は、前記目的を達成するために、
パス/フェイルの情報を低速で出力するための回路の他
に、フェイルアドレスの冗長救済情報を高速で出力する
ための回路を設ける、LSIとテスタの間に高速なS
RAMを設ける、BIST回路内にメモリ制御信号の
タイミングを設定するレジスタを設ける、BIST回
路内に論理回路の活性/非活性を制御する回路を設ける
ようにしたものである。
【0012】すなわち、本発明による半導体装置は、メ
モリ回路と、このメモリ回路をテストしたテスト結果お
よび選別テスト結果を出力するための回路とを有するこ
とを特徴とするものである。特に、テスト結果は比較的
に高速で出力されるフェイルアドレスの情報、選別テス
ト結果は比較的に低速で出力されるパス/フェイル判定
の情報とし、さらにメモリ回路をテストするテスト制御
信号のタイミングを設定するための回路を有するように
したものである。
【0013】また、本発明による他の半導体装置は、メ
モリ回路と、このメモリ回路をテストするためのBIS
T回路とを含み、このBIST回路が、メモリ回路のテ
ストプログラムを記憶するための第1レジスタと、テス
ト制御信号のタイミングを設定するための第2レジスタ
と、各レジスタに記憶されたテストプログラムおよびテ
スト制御信号のタイミングでメモリ回路をテストし、こ
のテスト結果および選別テスト結果を出力するための回
路とを有することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明によるさらに他の半導体装置
は、メモリ回路と、このメモリ回路の入力/出力に接続
された論理回路と、メモリ回路および論理回路をテスト
するためのBIST回路とを含み、このBIST回路
が、メモリ回路および論理回路のテストプログラムを記
憶するための第1レジスタと、テスト制御信号のタイミ
ングを設定するための第2レジスタと、論理回路の活性
/非活性を制御するための制御回路と、この制御回路に
より論理回路を活性状態にしたときは各レジスタに記憶
されたテストプログラムおよびテスト制御信号のタイミ
ングで論理回路とメモリ回路が接続された通常動作状態
をテストし、論理回路を非活性状態にしたときは各レジ
スタに記憶されたテストプログラムおよびテスト制御信
号のタイミングでメモリ回路のみを直接テストし、この
テスト結果および選別テスト結果を出力するための回路
とを有することを特徴とするものである。
【0015】また、本発明による半導体装置のテスト方
法は、メモリ回路およびこのテスト結果を出力するため
の回路を含む半導体装置と、この半導体装置の外部に接
続され、出力されたメモリ回路のテスト結果を保持する
ためのメモリ装置と、このメモリ装置に保持されたテス
ト結果を判定するためのテスタとを有する構成におい
て、メモリ回路をテストしたテスト結果をテスト結果を
出力するための回路からメモリ装置に出力して、メモリ
装置にメモリ回路のテスト結果を比較的に高速で書き込
み、このメモリ装置に書き込まれたメモリ回路のテスト
結果をテスタにより比較的に低速で読み出し、このテス
タにてメモリ回路のテスト結果を判定することを特徴と
するものである。特に、テスト結果は比較的に高速で出
力されるフェイルアドレスの情報とするものである。
【0016】また、本発明による他の半導体装置のテス
ト方法は、メモリ回路およびこのテスト結果を出力する
ための回路を含む半導体装置と、この半導体装置の外部
に接続され、出力されたメモリ回路のテスト結果を保持
するための複数のメモリ装置と、この複数のメモリ装置
に保持されたテスト結果を判定するためのテスタとを有
する構成において、メモリ回路をテストしたテスト結果
をテスト結果を出力するための回路から複数のメモリ装
置に出力して、メモリ装置のそれぞれにメモリ回路のテ
スト結果を比較的に高速でインターリーブ方式により書
き込み、このメモリ装置のそれぞれに書き込まれたメモ
リ回路のテスト結果をテスタにより比較的に低速でイン
ターリーブ方式により読み出し、このテスタにてメモリ
回路のテスト結果を判定することを特徴とするものであ
る。特に、メモリ回路のテスト結果をインターリーブ方
式により書き込みを行う際に、半導体装置から比較的に
高速なインターリーブ用のクロックをメモリ装置のそれ
ぞれに供給するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一部材には同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
【0018】まず、図1により、本実施の形態の半導体
装置のテスト装置の概略構成の一例を説明する。図1は
本実施の形態の半導体装置のテスト装置を示す概略構成
図である。
【0019】本実施の形態の半導体装置のテスト装置
は、たとえば内部にメモリ回路とBIST回路を有する
半導体装置のテスト装置とされ、BIST回路と被テス
ト回路を含むLSI1と、このLSI1の被テスト回路
をテストするためのテスタ2と、LSI1の被テスト回
路のテスト結果を保持するためのSRAM3などから構
成され、それぞれ以下のような機能を有する。
【0020】LSI1は、たとえばBIST回路10、
被テスト回路20などから構成される半導体装置であ
り、外部からのアクセスによる通常動作と、内部のBI
ST回路10を使用したテストが可能となっている。こ
のLSI1には、通常動作時に、たとえば外部のプロセ
ッサ(図示せず)などからアドレス/メモリ制御信号や
データが入力され、またデータが出力可能となってい
る。また、LSI1には、BIST回路10を使用した
テスト時に、外部のテスタ2から外部クロックclk、
BISTプログラム/タイミング、プログラムストロー
ブ、BIST活性化信号が入力され、テスタ2に対して
パス(Pass)/フェイル(Fail)判定信号が出
力され、またSRAM3に対してシステムクロックCL
K、フェイルビットマップ(Fail Bit Ma
p)情報が出力可能となっている。テスタ2から入力さ
れた、比較的に低い周波数による外部クロックclk、
BISTプログラム/タイミング、プログラムストロー
ブ、BIST活性化信号はBIST回路10に供給さ
れ、このBIST回路10において、比較的に高い周波
数によるシステムクロックCLK、アドレス/メモリ制
御信号、データ、制御信号が生成されて被テスト回路2
0に印加される。また、被テスト回路20からは読み出
し値が出力され、BIST回路10に入力される。この
BIST回路10、被テスト回路20についての詳細は
図2において後述する。
【0021】テスタ2は、LSI1の被テスト回路20
をテストするための外部クロックclk、BISTプロ
グラム/タイミング、プログラムストローブ、BIST
活性化信号を供給するとともに、選別テスト結果のパス
/フェイル判定信号を直接取得し、またSRAM3を介
してテスト結果のフェイルビットマップ情報を取得する
ためのテスト装置である。たとえば、限界周波数が比較
的に低い動作周波数による低速テスタが使用される。こ
のテスタ2から与える低い動作周波数の外部クロックc
lkが、LSI1の内部のクロックジェネレータで逓倍
され、これが比較的に高い周波数で動作するLSI1の
システムクロックCLKとして使用される。また、テス
ト結果について、選別テスト結果のパス/フェイル判定
信号はBIST回路10の内部に保持されて低速で読み
出され、SRAM3に保持されたフェイルビットマップ
情報はテスト終了後に低速で読み出される。
【0022】SRAM3は、LSI1に外付けでLSI
1とテスタ2の間に設けられ、LSI1のBIST回路
10から出力されるシステムクロックCLKに基づき、
比較的に高速で出力されるテスト結果のフェイルビット
情報をインターリーブ方式で書き込むためのメモリ装置
である。このSRAM3に書き込まれたテスト結果は、
テスト終了後にテスタ2で低速で読み出されるようにな
っている。すなわち、低速なテスタ2を使用してLSI
1の高速テストを実施するため、LSI1から高速で出
力されるテスト結果をテスタ2で直接受け取ることがで
きない。そのため、高速で出力されるテスト結果を外付
けのSRAM3に書き込み、テスト終了後に低速のテス
タ2でSRAM3に書き込まれたテスト結果を読み出す
方法が採用されている。
【0023】次に、図2により、LSIを構成するBI
ST回路、被テスト回路の構成の一例を説明する。図2
はBIST回路、被テスト回路を詳細に示す構成図であ
る。
【0024】BIST回路10は、たとえばプログラム
レジスタ101、タイミングレジスタ102、BIST
制御論理回路103、アドレスジェネレータ104、デ
ータジェネレータ105、制御信号ジェネレータ10
6、期待値比較回路107、パス/フェイル判定信号保
持回路108、フェイルビットマップデータ生成回路1
09、クロックジェネレータ110や、複数のセレクタ
111,112などからなり、それぞれ以下のような機
能を有する。なお、セレクタ111,112は、外部か
ら入力されるBIST活性化信号により制御される。
【0025】プログラムレジスタ101は、テスタ2か
らセレクタ111を介して入力されるBISTプログラ
ムを記憶するための回路である。このプログラムレジス
タ111のBISTプログラムに従って、LSI1の被
テスト回路20のテストが行われる。また、このBIS
Tプログラムは、プログラムストローブにより入力が許
可される。
【0026】タイミングレジスタ102は、テスタ2か
らセレクタ111を介して入力されるBISTタイミン
グを記憶するための回路である。このタイミングレジス
タ112のBISTタイミングで、LSI1の被テスト
回路20にテスト制御信号が入力される。
【0027】BIST制御論理回路103は、プログラ
ムレジスタ101からのBISTプログラムに基づい
て、アドレス/メモリ制御信号、データ、制御信号など
を発生させるためのBIST動作を制御するための論理
回路である。
【0028】アドレスジェネレータ104は、BIST
制御論理回路103のBIST動作による情報、タイミ
ングレジスタ102からの情報に基づいて、アドレス/
メモリ制御信号を発生するための回路である。このアド
レスにはロウアドレス、カラムアドレスが含まれ、また
メモリ制御信号には、ロウアドレスストローブ、カラム
アドレスストローブ、ライトイネーブルなどの制御信号
が含まれる。
【0029】データジェネレータ105は、BIST制
御論理回路103のBIST動作による情報に基づい
て、テストパターンのデータを発生するための回路であ
る。
【0030】制御信号ジェネレータ106は、BIST
制御論理回路103のBIST動作による情報に基づい
て、制御信号を発生するための回路である。この制御信
号には、たとえば通常動作とBIST回路10を使用し
たテストとの切り替え信号や、テスト時に被テスト回路
20の論理回路を活性/被活性状態に制御するための制
御信号などが含まれる。
【0031】期待値比較回路107は、被テスト回路2
0から出力されるテスト結果の読み出し値と、データジ
ェネレータ105から発生されたテストパターンによる
データの期待値とを比較するための回路である。この期
待値比較回路107による比較結果は、パス/フェイル
判定信号保持回路108に出力されるとともに、フェイ
ルビットマップデータ生成回路109にも出力される。
【0032】パス/フェイル判定信号保持回路108
は、期待値比較回路107からの比較結果に基づいて、
パス(Pass)/フェイル(Fail)の選別テスト
結果を保持するための回路である。この選別テスト結果
は、セレクタ112を介してテスタ2に出力され、テス
トのパス/フェイル判定信号として使用される。このパ
ス/フェイル判定信号保持回路108には、テスト中に
一度でもフェイルすると、このフェイル値が保持され
る。
【0033】フェイルビットマップ(Fail Bit
Map)データ生成回路109は、期待値比較回路1
07からの比較結果と、アドレスジェネレータ104か
ら発生されたアドレスに基づいて、フェイルビットマッ
プデータを生成し、このフェイルビットマップデータを
LSI1の外部のSRAM3に出力するための回路であ
る。このSRAM3に出力されたフェイルビットマップ
データは、パス/フェイルの判定値、フェイルアドレス
を含む冗長救済情報となる。
【0034】クロックジェネレータ110は、外部クロ
ックclkを入力とし、この外部クロックclkを所定
の倍率に逓倍し、LSI1の各内部回路を動作させるシ
ステムクロックCLKを発生するための回路である。こ
のクロックジェネレータ110で発生したシステムクロ
ックCLKを使用することにより、テスタ2の周波数以
上の高速テストが可能となる。たとえば一例として、4
0MHz程度の外部クロックclkを16逓倍して64
0MHz程度のシステムクロックCLKを発生すること
で、限界周波数が40MHz程度の比較的に低い周波数
で動作するテスタ2でも、640MHz程度の比較的に
高い周波数で動作するLSI1の高速テストを行うこと
が可能となっている。
【0035】被テスト回路20は、たとえば論理回路2
01,202、アドレス制御回路203、DRAM20
4や、複数のセレクタ205〜207などからなり、そ
れぞれ以下のような機能を有する。
【0036】論理回路201,202は、通常動作時に
使用する一般の論理回路であり、論理回路201が入力
側、論理回路202が出力側にそれぞれ接続されてい
る。論理回路201は、外部からセレクタ205を介し
て入力されるアドレス/メモリ制御信号に基づいて、セ
レクタ206を介して入力されるデータをDRAM20
4に書き込む。さらに、DRAM204から読み出され
たデータは論理回路202、セレクタ207を介して外
部に出力されて、DRAM134に対するデータの書き
込み/読み出しが行われる。また、この論理回路20
1,202は、BIST回路10のクロックジェネレー
タ110から発生されるシステムクロックCLKに同期
して動作し、制御信号により制御される。特に、テスト
時には、制御信号により論理回路201,202の活性
/非活性が切り替えられ、論理回路201,202とD
RAM204、またはDRAM204のみのテストが行
われる。これについての詳細は図6において後述する。
【0037】アドレス制御回路203は、入力側の論理
回路201からの情報に基づいて、DRAM204に対
するデータの書き込み/読み出しを行う際のアドレス/
メモリ制御信号を発生するための回路である。このアド
レス制御回路203からのアドレス/メモリ制御信号に
より、DRAM204に対するアクセスが制御される。
【0038】DRAM124は、通常動作時にデータの
書き込み/読み出しが行われるとともに、BIST回路
12を使用したテスト時にテストの対象となるメモリ回
路である。このDRAM124の構成については図3に
おいて後述する。
【0039】セレクタ205〜207は、BIST回路
10の制御信号ジェネレータ106から発生される制御
信号により制御され、論理回路201,202による通
常動作、またはLSI1の内部のBIST回路10を使
用したテストの入力/出力を切り替えるための回路であ
る。通常動作時とテスト時に、セレクタ205によりア
ドレス/メモリ制御信号入力が切り替えられ、セレクタ
206によりデータ入力が切り替えられてデータが印加
され、またセレクタ207によりデータ出力が切り替え
られてデータが出力される。
【0040】次に、図3により、被テスト回路を構成す
るDRAMの構成の一例を説明する。図3はDRAMを
詳細に示す構成図である。
【0041】DRAM204は、複数のメモリセルから
なるメモリマット2041と、このメモリマット204
1の行方向のアドレスを指定するためのロウデコーダ2
042と、列方向のアドレスを指定するためのカラムデ
コーダ2043と、書き込み値の入力/読み出し値の出
力を行うためのメインアンプ2044などから構成され
ている。ロウデコーダ2042には、ロウアドレスRo
w AddressとロウアドレスストローブRASの
制御信号が供給される。カラムデコーダ2043には、
カラムアドレスColumn Addressとカラム
アドレスストローブCASの制御信号が供給される。メ
インアンプ2044には、ライトイネーブルWEの制御
信号が供給され、書き込み値WDが入力されるとともに
読み出し値Output Dataが出力される。
【0042】このDRAM204において、メモリマッ
ト2041内の任意のメモリセルを選択するためには、
ロウデコーダ2042に入力されたロウアドレスRow
Addressにより行方向を指定し、かつカラムデ
コーダ2043に入力されたカラムアドレスColum
n Addressにより列方向を指定して任意のメモ
リセルを選択する。そして、書き込み動作においては、
メインアンプ2044に入力されるライトイネーブルW
Eの制御信号を活性化し、メインアンプ2044に書き
込み値WDを入力して選択されたメモリセルにデータを
書き込む。また、読み出し動作においては、選択された
メモリセルのデータをメインアンプ2044を介して読
み出し値Output Dataとして出力する。
【0043】以上のように構成される半導体装置のテス
ト装置、さらにLSI1のBIST回路10、被テスト
回路20の構成、被テスト回路20のDRAM204の
構成において、通常動作時は、LSI1の外部に接続さ
れる図示しないプロセッサなどの制御により、被テスト
回路20のセレクタ205、論理回路201、アドレス
制御回路203を介してアドレス/メモリ制御信号をD
RAM204に供給する。そして、書き込みの際にはセ
レクタ206、論理回路201を介して書き込み値WD
のデータをDRAM204の各メモリセルに書き込み、
また読み出しの際にはDRAM204の各メモリセルの
値を論理回路202、セレクタ207を介して読み出
す。このようにして、通常動作におけるDRAM204
に対するデータの書き込み/読み出しを行うことができ
る。
【0044】また、LSI1の内部のBIST回路20
を使用したテスト時には、テスタ2からLSI1に対し
て、外部クロックclk、BISTプログラム/タイミ
ング、プログラムストローブ、BIST活性化信号を供
給し、BIST回路10のプログラムレジスタ101、
タイミングレジスタ102、BIST制御論理回路10
3、アドレスジェネレータ104、データジェネレータ
105、制御信号ジェネレータ106を介してアドレス
/メモリ制御信号、データ、制御信号などを発生し、制
御信号により被テスト回路20のセレクタ205〜20
7、論理回路201,202を制御し、セレクタ20
5、論理回路201、アドレス制御回路203を介して
アドレス/メモリ制御信号をDRAM204に供給す
る。そして、書き込みの際にはセレクタ206、論理回
路201を介してデータをDRAM204の各メモリセ
ルに書き込み、また読み出しの際にはDRAM204の
各メモリセルの値を論理回路202、セレクタ207を
介して読み出し、BIST回路10の期待値比較回路1
07を介してパス/フェイル判定信号保持回路108に
パス/フェイル判定信号を保持するとともに、フェイル
ビットマップデータ生成回路109を介してフェイルビ
ットマップ情報を生成して外部のSRAM3に書き込
む。そして、テスタ2でSRAM3に書き込まれたテス
ト結果を読み出し、テスト結果を判定する。この場合に
は、論理回路201,202を非活性にしてスルー状態
でテストを行うことも可能である。詳細については以下
において後述する。
【0045】次に、図4、図5により、本実施の形態の
半導体装置のテスト装置において、LSIからSRAM
にフェイルビットマップ情報をインターリーブ方式によ
り取得する場合の構成の一例を説明する。図4はフェイ
ルビットマップ情報をインターリーブ方式により取得す
る場合を説明するための構成図、図5はインターリーブ
方式を詳細に説明するための構成図である。
【0046】図4に示すように、LSI1からSRAM
3にフェイルビットマップ情報をインターリーブ方式に
より取得する場合には、前述したBIST回路10と被
テスト回路20を含むLSI1、テスタ2、SRAM3
などの構成において、SRAM3がLSI1の動作周波
数(640MHz)とテスタ2の動作周波数(40MH
z)の違いに対応して1個のLSI1に対して16個
(640/40=16)のSRAM〈0〉〜SRAM
〈15〉が並列に接続され、さらにLSI1と複数のS
RAM3との間にインターリーブ用LSI4が設けら
れ、また複数のSRAM3とテスタ2との間に演算器5
が設けられている。
【0047】インターリーブ用LSI4は、LSI1の
BIST回路10から高速で出力されるフェイルビット
マップ(FBM)情報をインターリーブ方式により16
個のSRAM3に振り分けるためのLSIであり、BI
ST回路10からフェイルビットマップ情報とシステム
クロックCLKが入力される。詳細には、図5に示すよ
うに、1個のSRAM3に対して、パス(Pass)/
フェイル(Fail)判定信号の保持回路401,40
2とORゲート403、フェイルアドレス(Fail
Address)の保持回路404とセレクタ405、
ライトイネーブルWE−N(WE−NはWEの反転信
号)のセレクタ406、出力イネーブルOE−N(OE
−NはOEの反転信号)のセレクタ407などが設けら
れている。クロックCLK0〜CLK2はLSI1から
出力されるシステムクロックCLKを使って生成され、
クロックCLK0はSRAM1に供給され、またクロッ
クCLK2に同期して保持回路401,404が動作
し、クロックCLK1に同期して保持回路402が動作
する。ライトイネーブルWE−N、出力イネーブルOE
−NもシステムクロックCLKを使って生成される。ま
た、保持回路401,402にはリセット信号が入力さ
れ、このリセット入力により初期化が可能となってい
る。さらに、ORゲート403は、ラッチ出力イネーブ
ル(ラッチ出力E)により制御されるようになってい
る。
【0048】BIST回路10から取得されたフェイル
ビット情報は、シリアル−パラレル変換され、パス/フ
ェイル判定信号が前段の保持回路401で保持され、さ
らにORゲート403で、後段の保持回路402に保持
されているSRAM3からの読み出し値と論理和され、
SRAM3に対してデータとして書き込まれる。保持回
路401,402にリセット入力があった場合にはデー
タを初期化する。フェイルアドレスは、保持回路404
で保持され、セレクタ405を介してSRAM3に対し
てアドレスとして供給される。ライトイネーブルWE−
Nはセレクタ406を介し、出力イネーブルOE−Nは
セレクタ407を介して、それぞれSRAM3に対して
供給される。また、セレクタ405〜407をテスタ2
から制御する場合には、アドレス、ライトイネーブルW
E−N、出力イネーブルOE−Nをテスタ2から供給す
ることも可能となっている。このフェイルビットマップ
情報を取得する動作は図11〜図15において後述す
る。
【0049】演算器5は、各SRAM3に書き込まれた
データを入力とし、16個のSRAM3に取得されたフ
ェイルビットマップ情報をパラレル−シリアル変換して
取り込み、テスタ2による読み出し時に、LSI1の被
テスト回路20のテスト結果としてテスタ2に対して出
力するための回路である。
【0050】次に、図6により、LSIのテストにおい
て、論理回路を活性/非活性状態に制御する場合の構成
の一例を説明する。図6は論理回路を活性/非活性状態
に制御する場合を説明するための構成図である。
【0051】LSI1のテストにおいて、被テスト回路
20の論理回路201,202を活性/非活性状態に制
御する場合は、論理回路201,202とDRAM20
4の動作状態、またはDRAM204のみの動作状態に
切り替えてテストを行うことができる。たとえば、論理
回路201,202を活性状態にした場合には、論理回
路201,202とDRAM204が接続された通常動
作状態においてLSI1の機能テストが行われる。一
方、論理回路201,202を非活性状態にした場合に
は、論理回路201,202がスルーとなり、DRAM
204にのみの直接的なDRAMテストが行われる。
【0052】次に、図7により、テストを実行する場合
の概略手順の一例を説明する。図7はテストを実行する
場合の概略手順を説明するためのフロー図である。
【0053】テストは、たとえば一例として、書き込み
/読み出し、マーチング、チェッカー、ディスターブ−
リフレッシュなどが行われる。なお、DRAM204の
テストパターンについては、単純なセルスタック不良の
場合、メモリセルに“1”と“0”を書き込み、そのデ
ータを読み出すだけで不良検出ができるが、メモリセル
間の干渉、デコーダの多重選択などの不良の場合、注目
メモリセルと隣接メモリセルとのアクセスデータの組み
合わせ、あるいは注目アドレスと隣接アドレスとのアク
セスデータの組み合わせなどを考慮しなければ不良検出
ができない。このように、不良検出率を向上するため、
様々な不良モードに対応したテストパターンが用いられ
る。書き込み/読み出し、マーチング、チェッカー、デ
ィスターブ−リフレッシュの他に、ギャロッピング、ピ
ンポン、ウォーキング、バタフライなどもある。
【0054】(1)テストの開始に先だって、LSI1
の内部のテストプログラムを記憶するプログラムレジス
タ101のリセットを行う(ステップS101)。
【0055】(2)書き込み/読み出しのテストパター
ンでテストを実行する。この書き込み/読み出しでは、
まずテスタ2からプログラムを入力し、その後、書き込
み/読み出しテストを実行する(ステップS102,S
103)。この書き込み/読み出しテストでは、DRA
M204を初期化した後、アドレスをインクリメントし
ながら“0”書き込み(write)/“0”読み出し
(read)、さらに“1”書き込み/“1”読み出し
を行い、続いてアドレスをデクリメントしながら“0”
書き込み/“0”読み出し、さらに“1”書き込み/
“1”読み出しを行い、終了となる。そして、書き込み
/読み出しテストを終了した後、テスト結果を読み出し
てパス(Pass)/フェイル(Fail)判定を行う
(ステップS104)。この判定の結果、パスの場合
(ステップS105)は次のテストに進み、フェイルの
場合は、フェイル(Fail)値、フェイルビットマッ
プ(Fail Bit Map)を取得し、テスト終了
となる(ステップS106〜S108)。
【0056】(3)チェッカーのテストパターンでテス
トを実行する。このチェッカーでは、まずプログラムレ
ジスタ101を初期化した後に、テスタ2からプログラ
ムを入力し、その後、DRAM204のチェッカーテス
トを実行する(ステップS109〜S111)。そし
て、チェッカーテストを終了した後、テスト結果を読み
出してパス/フェイル判定を行う(ステップS11
2)。この判定の結果、パスの場合(ステップS11
3)は次のテストに進み、フェイルの場合は、フェイル
値、フェイルビットマップを取得し、テスト終了となる
(ステップS114〜S116)。
【0057】(4)ディスターブ−リフレッシュのテス
トパターンでテストを実行する。このディスターブ−リ
フレッシュでは、まずプログラムレジスタ101を初期
化した後に、テスタ2からプログラムを入力し、その
後、DRAM204のディスターブ−リフレッシュテス
トを実行する(ステップS117〜S119)。そし
て、ディスターブ−リフレッシュテストを終了した後、
テスト結果を読み出してパス/フェイル判定を行う(ス
テップS120)。この判定の結果、パスの場合(ステ
ップS121)はテスト終了(ステップS125)とな
り、フェイルの場合は、フェイル値、フェイルビットマ
ップを取得し、テスト終了となる(ステップS122〜
S124)。
【0058】次に、図8により、テストパターンを生成
する場合の一例を説明する。図8はテストパターンを生
成する場合を説明するためのタイミング図である。ここ
では、前述したマーチングテストを実行するときのテス
トパターンを生成する場合を例に示す。
【0059】テストパターンは、前述したBIST回路
10のプログラムレジスタ101で指定する書き込み
値、期待値およびアドレスと、タイミングレジスタ10
2で指定するタイミングをマージして生成される。たと
えば、書き込み値は16ビット、期待値は16ビット、
アドレスは18ビットで指定され、0〜256kの各ア
ドレスにおけるDATA(0)〜DATA(15)の書
き込み値、DATA(0)〜DATA(15)の期待値
の論理に基づいて、ロウアドレスストローブRAS−N
(RAS−NはRASの反転信号)、カラムアドレスス
トローブCAS−N(CAS−NはCASの反転信
号)、ライトイネーブルWE−N(WE−NはWEの反
転信号)などのタイミングが生成される。このタイミン
グにおいては、最初にアドレスインクリメントによる
“0”書き込み/“0”読み出し、“1”書き込み/
“1”読み出しを行い、続いてアドレスデクリメントに
よる“0”書き込み/“0”読み出し、“1”書き込み
/“1”読み出しが行われる。
【0060】次に、図9、図10により、テストのパス
/フェイルのみの判定を行う場合の手順の一例を説明す
る。図9はテストのパス/フェイルのみの判定を行う場
合の手順を説明するためのフロー図、図10はそのタイ
ミング図である。
【0061】(11)LSI1の外部のテスタ2からL
SI1に対して外部クロックclkを入力し、この外部
クロックclkを逓倍してシステムクロックCLKを生
成し、このシステムクロックCLKに同期させてテスト
を実行する(ステップS201)。さらに、テスタ2か
らLSI1に対してBIST活性化信号を入力し、この
BIST活性化信号によってBIST動作を開始する
(ステップS202)。そして、BISTプログラム/
タイミング、プログラムストローブを入力し、各種のテ
ストパターンを生成してテストを行う(ステップS20
3)。ここで、LSI1の外部のテスタ2は待機状態と
なり、LSI1の内部の動作に移行する。
【0062】(12)LSI1の内部のBIST回路1
0において、BISTプログラム/タイミングのプログ
ラムレジスタ101、タイミングレジスタ102への入
力が完了しているので、自動的にテストプログラムの実
行を開始する(ステップS204)。ここでは、BIS
T制御論理回路103でプログラムが実行される。さら
に、制御信号ジェネレータ106から被テスト回路20
に、動作切り替えの制御信号を入力して、被テスト回路
20を通常動作の入出力からBIST回路10を使用し
た入出力に切り替える(ステップS205)。そして、
論理回路201,202の活性/非活性の制御信号を入
力して、論理回路201,202を活性状態にした通常
動作状態における機能テストや、非活性状態にしたDR
AM204のみのDRAMテストを行う(ステップS2
06)。
【0063】(13)アドレスジェネレータ104から
ロウアドレスRow Address、カラムアドレス
Column Addressのアドレス、ロウアドレ
スストローブRAS、カラムアドレスストローブCA
S、ライトイネーブルWEのメモリ制御信号、データジ
ェネレータ105から書き込み値WDをそれぞれ発生
し、被テスト回路20のDRAM204にデータを書き
込む(ステップS207)。さらに、アドレス/メモリ
制御信号を発生し、DRAM204のデータを読み出し
値Output Dataとして読み出す(ステップS
208)。そして、期待値比較回路107において、読
み出し値を書き込み値の期待値と比較する(ステップS
209)。この比較の結果、一致したときのパス(Pa
ss)、一致しないときのフェイル(Fail)のパス
/フェイル判定信号を、パス/フェイル判定信号保持回
路108に保持する(ステップS210)。このパス/
フェイル判定信号は、一度フェイルしたときにロックさ
れるモードを使用する。これを、アドレスをインクリメ
ントまたはデクリメントしながら繰り返す。そして、全
てのアドレスについて実行したらテストプログラムが終
了する(ステップS211)。ここで、LSI1の外部
の動作に移行する。
【0064】(14)テスタ2で、LSI1のパス/フ
ェイル判定信号保持回路108に保持されたパス/フェ
イル判定信号を読み出す(ステップS212)。これに
より、パス/フェイルのみの判定を行う場合のテストが
終了する(ステップS213)。
【0065】次に、図11、図12により、テストのフ
ェイルビットマップ情報を出力する場合の手順の一例を
説明する。図11はテストのフェイルビットマップ情報
を出力する場合の手順を説明するためのフロー図、図1
2はそのタイミング図である。
【0066】テストのフェイルビットマップ情報を出力
する場合の手順は、前述したテストのパス/フェイルの
みの判定を行う場合の手順と、ステップS301〜S3
09については同じなので説明を省略し、ステップ31
0からの手順を説明する。
【0067】(21)被テスト回路20のDRAM20
4からの読み出し値OutputData〔0−15〕
と、DRAM204に書き込んだ書き込み値WD〔0−
15〕の期待値との比較結果から、フェイルビットマッ
プデータ生成回路109においてフェイルビットマップ
(Fail Bit Map)情報を生成し、逐次、外
部のSRAM3にインターリーブ方式により出力する
(ステップS310)。このとき、SRAM3では、逐
次、フェイルビットマップ情報を読み出して保持する
(ステップS311)。このフェイルビットマップ情報
は、パス(Pass)/フェイル(Fail)判定信
号、ロウアドレスRow Address、カラムアド
レスColumn Address、Data
〔0〕〜
Data〔13〕Pass/Fail判定信号を含む冗
長救済情報である。
【0068】(22)LSI1の内部において、テスト
プログラムが終了すると(ステップS312)、LSI
1の外部の動作に移行する。そして、テスタ2で、SR
AM3に保持されたフェイルビットマップ情報を読み出
す(ステップS313)。これにより、フェイルビット
マップ情報を出力する場合のテストが終了する(ステッ
プS314)。
【0069】次に、図13、図14、図15により、テ
スタでフェイルビットマップ情報を取得する場合の手順
の一例を説明する。図13はテスタでフェイルビットマ
ップ情報を取得する場合の手順を説明するためのフロー
図、図14、図15はそのタイミング図である。
【0070】テスタ2でフェイルビットマップ情報を取
得する場合は、SRAM3への書き込み、SRAM3か
らの読み出し、SRAM3の初期化を行う。
【0071】(31)SRAM3への書き込み方法で
は、SRAM3へのアドレス、ライトイネーブルWE−
N、出力イネーブルOE−Nの入力をBIST回路10
の側に切り替える(ステップS401)。そして、図1
4のタイミングに従い、16個のSRAM3に対してイ
ンターリーブ方式により書き込みを行う(ステップS4
02)。すなわち、各SRAM〈0〉〜〈15〉にアド
レス〈0〉〜〈15〉を入力し、最初に読み出しを行
い、次に同じアドレス〈0〉〜〈15〉に読み出し値と
Data
〔0〕〜〔15〕パス(Pass)/フェイル
(Fail)判定信号の論理和を書き込む。このとき、
クロックCLK0〜CLK2に同期させ、ラッチ出力E
(イネーブル)、ライトイネーブルWE−N〈0〉〜
〈15〉、出力イネーブルOE−N〈0〉〜〈15〉を
印加して制御する。
【0072】(32)SRAM3からの読み出し方法で
は、SRAM3へのアドレス、ライトイネーブルWE−
N、出力イネーブルOE−Nの入力をテスタ3の側に切
り替える(ステップS403)。そして、図15のタイ
ミングに従い、16個のSRAM3の読み出しを行う
(ステップS404)。すなわち、各SRAM〈0〉〜
〈15〉にアドレスを入力し、データを読み出す。この
とき、クロックCLK0に同期させ、ライトイネーブル
WE−N、出力イネーブルOE−Nを印加して制御す
る。
【0073】(33)SRAM3の初期化の方法では、
SRAM3へのアドレス、ライトイネーブルWE−N、
出力イネーブルOE−Nの入力をテスタ3の側に切り替
える(ステップS405)。そして、図15のタイミン
グに従い、16個のSRAM3に対してインターリーブ
方式により、各SRAM3に“0”の書き込みを行う
(ステップS406)。すなわち、各SRAM〈0〉〜
〈15〉にアドレスを入力し、リセット入力に“0”を
書き込む。このとき、クロックCLK0に同期させ、ラ
イトイネーブルWE−N、出力イネーブルOE−Nを印
加して制御する。
【0074】以上のようにして、SRAM3への書き込
み、SRAM3からの読み出し、SRAM3の初期化を
行うことで、テスタ2でフェイルビットマップ情報を取
得することができる。
【0075】従って、本実施の形態の半導体装置、この
半導体装置のテスト装置、さらにテスト方法によれば、
LSI1の内部のBIST回路10をプログラムレジス
タ101、タイミングレジスタ102、BIST制御論
理回路103、アドレスジェネレータ104、データジ
ェネレータ105、制御信号ジェネレータ106、期待
値比較回路107、パス/フェイル判定信号保持回路1
08、フェイルビットマップデータ生成回路109、ク
ロックジェネレータ110などから構成し、さらにLS
I1とテスタ2の間にSRAM3を接続した構成とする
ことで、以下のような効果を得ることができる。
【0076】(1)パス/フェイル判定信号を保持する
ためのパス/フェイル判定信号保持回路108、フェイ
ルビットマップ情報を高速で出力するためのフェイルビ
ットマップデータ生成回路109をBIST回路10の
内部に設けることにより、LSI1の外部の高速なSR
AM3に、高速で被テスト回路20のDRAM204の
フェイルビットマップ情報を出力し、テスト終了後に低
速なテスタ2でSRAM3に蓄えておいたフェイルビッ
トマップ情報を低速で読み出すことができる。
【0077】(2)LSI1とテスタ2の間に高速なS
RAM3を設けることにより、テスト実行中に、SRA
M3の動作周波数の数倍の周波数で出力されるフェイル
ビットマップの冗長救済情報を高速でSRAM3にイン
ターリーブ方式により書き込込むことができるので、テ
スト終了後に低速でテスタ2に読み出すことが可能とな
る。
【0078】(3)前記(1),(2)により、フェイ
ルビットマップの冗長救済情報の情報量、外部クロック
clkを逓倍したテスタ2の限界周波数以上の周波数で
テストするBIST回路10、いわゆる高速BISTの
テスト周波数の制限がなくなるため、メモリテストに高
速BISTを用いたときの冗長回路数、テスト周波数を
容易に大きくすることができるため、メモリの歩留ま
り、性能の向上が見込めるようになる。
【0079】(4)BIST回路10の内部にメモリ制
御信号のタイミングを設定するタイミングレジスタ10
2を設けることにより、外部からタイミングレジスタ1
02に値を設定し、メモリテスト時にメモリ制御信号の
タイミングを変えて自由に設定することができるので、
特にマージン不良などの不良検出率を向上することが可
能となる。
【0080】(5)前記(4)により、マージン不良検
出率が飛躍的に向上するため、BIST回路10を使用
したDRAM204の不良スクリーニングを可能とする
ことができる。すなわち、メモリ制御信号のタイミング
が固定された従来のBIST回路では、DRAMなどの
マージン不良が多い回路の十分なスクリーニングは実質
上不可能であったが、本実施の形態のようにタイミング
レジスタ102を設けることでスクリーニングが良好に
可能となる。
【0081】(6)BIST回路10の内部に被テスト
回路20の論理回路201,202の活性/非活性を制
御するための制御信号ジェネレータ106を設けること
により、論理回路201,202を活性状態にしたとき
は論理回路201,202とDRAM204が接続され
た通常動作状態をテストすることができ、また論理回路
201,202を非活性状態にしたときはDRAM20
4のみを直接テストすることができる。
【0082】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0083】たとえば、前記実施の形態においては、内
部にDRAMを有するLSIのテストを行う場合につい
て説明したが、本発明は、特に汎用DRAM、論理混載
DRAMに効果的であり、さらにSRAMなどの各種メ
モリ回路を有する半導体装置などにも広く応用すること
ができる。
【0084】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0085】(1)パス/フェイルの情報を低速で出力
するための回路の他に、フェイルアドレスの冗長救済情
報を高速で出力するための回路を設けることで、LSI
の外部の高速なSRAMに高速で冗長救済情報を出力す
ることができるので、テスト終了後に低速なテスタでS
RAMに蓄えておいた冗長救済情報を低速で読み出すこ
とが可能となる。
【0086】(2)LSIとテスタの間に高速なSRA
Mを設けることで、テスト実行中に、SRAMの動作周
波数の数倍の周波数で出力される冗長救済情報を高速で
SRAMにインターリーブ方式により書き込み、この冗
長救済情報をテスト終了後に低速でテスタに読み出すこ
とができるので、冗長救済情報の情報量、外部クロック
を逓倍したテスタの限界周波数以上の周波数でテストす
る、高速BISTのテスト周波数の制限がなくなるた
め、メモリテストに高速BISTを用いたときの冗長回
路数、テスト周波数を容易に大きくすることができるた
め、メモリの歩留まり、性能の向上を実現することが可
能となる。
【0087】(3)BIST回路内にメモリ制御信号の
タイミングを設定するレジスタを設けることで、メモリ
テスト時にメモリ制御信号のタイミングを自由に設定す
ることができるので、特にマージン不良などの不良検出
率が向上し、この結果、BIST回路を使用したDRA
Mの不良スクリーニングが可能となる。
【0088】(4)BIST回路内に論理回路の活性/
非活性を制御する回路を設けることで、論理回路の活性
/非活性を切り替えることができるので、論理回路を活
性状態にしたときは論理回路とメモリ回路が接続された
通常動作状態をテストすることができ、また論理回路を
非活性状態にしたときはメモリ回路のみを直接テストす
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体装置のテスト装
置を示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態において、LSIを構成
するBIST回路、被テスト回路を詳細に示す構成図で
ある。
【図3】本発明の一実施の形態において、被テスト回路
を構成するDRAMを詳細に示す構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態において、LSIからS
RAMにフェイルビットマップ情報をインターリーブ方
式により取得する場合を説明するための構成図である。
【図5】本発明の一実施の形態において、インターリー
ブ方式を詳細に説明するための構成図である。
【図6】本発明の一実施の形態において、論理回路を活
性/非活性状態に制御する場合を説明するための構成図
である。
【図7】本発明の一実施の形態において、テストを実行
する場合の概略手順を説明するためのフロー図である。
【図8】本発明の一実施の形態において、テストパター
ンを生成する場合を説明するためのタイミング図であ
る。
【図9】本発明の一実施の形態において、テストのパス
/フェイルのみの判定を行う場合の手順を説明するため
のフロー図である。
【図10】本発明の一実施の形態において、テストのパ
ス/フェイルのみの判定を行う場合の手順を説明するた
めのタイミング図である。
【図11】本発明の一実施の形態において、テストのフ
ェイルビットマップ情報を出力する場合の手順を説明す
るためのフロー図である。
【図12】本発明の一実施の形態において、テストのフ
ェイルビットマップ情報を出力する場合の手順を説明す
るためのそのタイミング図である。
【図13】本発明の一実施の形態において、テスタでフ
ェイルビットマップ情報を取得する場合の手順を説明す
るためのフロー図である。
【図14】本発明の一実施の形態において、テスタでフ
ェイルビットマップ情報を取得する場合の手順(SRA
Mへの書き込み)を説明するためのタイミング図であ
る。
【図15】本発明の一実施の形態において、テスタでフ
ェイルビットマップ情報を取得する場合の手順(SRA
Mからの読み出し、SRAMの初期化)を説明するため
のタイミング図である。
【符号の説明】
1 LSI 10 BIST回路 101 プログラムレジスタ 102 タイミングレジスタ 103 BIST制御論理回路 104 アドレスジェネレータ 105 データジェネレータ 106 制御信号ジェネレータ 107 期待値比較回路 108 パス/フェイル判定信号保持回路 109 フェイルビットマップデータ生成回路 110 クロックジェネレータ 111,112 セレクタ 20 被テスト回路 201,202 論理回路 203 アドレス制御回路 204 DRAM 2041 メモリマット 2042 ロウデコーダ 2043 カラムデコーダ 2044 メインアンプ 205〜207 セレクタ 2 テスタ 3 SRAM 4 インターリーブ用LSI 401,402,404 保持回路 403 ORゲート 405〜407 セレクタ 5 演算器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 31/28 Q (72)発明者 長谷川 雅俊 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 小林 徹 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 中山 道明 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 榊原 秀樹 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 北村 暢章 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 横山 勇治 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 宮岡 修一 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 澤本 英雄 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 (72)発明者 西山 隆 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 (72)発明者 久米 正二 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AB01 AB03 AC03 AG01 AK29 5L106 AA01 DD24 EE02 GG03 GG07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ回路と、 前記メモリ回路のテスト結果であるパス/フェイル判定
    の情報と、フェイルアドレス情報とを出力するための回
    路とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記メモリ回路をテストするテスト制御信号のタイミン
    グを設定するためのレジスタをさらに有することを特徴
    とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 メモリ回路と、このメモリ回路をテスト
    するためのBIST回路とを含み、このBIST回路
    は、 前記メモリ回路のテストプログラムを記憶するための第
    1レジスタと、 前記メモリ回路のテスト制御信号のタイミングを設定す
    るための第2レジスタと、 前記第1レジスタに記憶されたテストプログラムおよび
    前記第2レジスタに記憶されたテスト制御信号のタイミ
    ングで前記メモリ回路をテストし、パス/フェイル判定
    情報とフェイルアドレス情報とを出力するための回路と
    を有することを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 メモリ回路と、このメモリ回路の入力/
    出力に接続された論理回路と、前記メモリ回路および前
    記論理回路をテストするためのBIST回路とを含み、
    このBIST回路は、 前記メモリ回路および前記論理回路のテストプログラム
    を記憶するための第1レジスタと、 前記メモリ回路および前記論理回路のテスト制御信号の
    タイミングを設定するための第2レジスタと、 前記第1レジスタの出力に基づいて制御動作を行う制御
    回路と、 前記制御回路により前記論理回路を活性状態にしたとき
    は前記第1レジスタに記憶されたテストプログラムおよ
    び前記第2レジスタに記憶されたテスト制御信号のタイ
    ミングで前記論理回路と前記メモリ回路が接続された通
    常動作状態をテストし、前記論理回路を非活性状態にし
    たときは前記第1レジスタに記憶されたテストプログラ
    ムおよび前記第2レジスタに記憶されたテスト制御信号
    のタイミングで前記メモリ回路のみを直接テストし、パ
    ス/フェイル判定情報およびフェイルアドレス情報を出
    力するための回路とを有することを特徴とする半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 メモリ回路、およびこのメモリ回路のフ
    ェイルアドレス情報を出力するための回路を含む半導体
    装置と、 前記半導体装置の外部に接続され、前記フェイルアドレ
    ス情報を出力するための回路から出力された前記メモリ
    回路のフェイルアドレス情報を保持するためのメモリ装
    置と、 前記メモリ装置に保持された前記メモリ回路のフェイル
    アドレス情報を取得するためのテスタとを有し、 前記メモリ回路のフェイルアドレス情報を出力するため
    の回路から前記メモリ装置に出力して、前記メモリ装置
    に前記メモリ回路のフェイルアドレス情報を書き込み、 前記メモリ装置に書き込まれた前記メモリ回路のフェイ
    ルアドレス情報を前記テスタに読み出し、前記テスタに
    て前記メモリ回路のフェイルアドレス情報を取得するこ
    とを特徴とする半導体装置のテスト方法。
  6. 【請求項6】 メモリ回路、およびこのメモリ回路のフ
    ェイルアドレス情報を出力するための回路を含む半導体
    装置と、 前記半導体装置の外部に接続され、前記フェイルアドレ
    ス情報を出力するための回路から出力された前記メモリ
    回路のフェイルアドレス情報を保持するための複数のメ
    モリ装置と、 前記複数のメモリ装置に保持された前記メモリ回路のフ
    ェイルアドレス情報を取得するためのテスタとを有し、 前記メモリ回路をテストした結果であるフェイルアドレ
    ス情報を出力するための回路から前記複数のメモリ装置
    に出力して、前記メモリ装置のそれぞれに前記メモリ回
    路のフェイルアドレス情報を書き込み、 前記メモリ装置のそれぞれに書き込まれた前記メモリ回
    路のフェイルアドレス情報を前記テスタにより読み出
    し、前記テスタにて前記メモリ回路のフェイルアドレス
    情報を取得することを特徴とする半導体装置のテスト方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置のテスト方法
    において、 前記メモリ装置のそれぞれに前記メモリ回路のフェイル
    アドレス情報の書き込みを行う際に、前記半導体装置か
    らクロックを前記メモリ装置のそれぞれに供給すること
    を特徴とする半導体装置のテスト方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7716549B2 (en) 2006-08-31 2010-05-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor apparatus and testing method
US7930601B2 (en) * 2008-02-22 2011-04-19 International Business Machines Corporation AC ABIST diagnostic method, apparatus and program product
US8081528B2 (en) 2008-01-08 2011-12-20 Fujitsu Semiconductor Limited Integrated circuit and method for testing the circuit

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