JP2002298130A - 指紋照合装置 - Google Patents
指紋照合装置Info
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指紋照合装置を小型化しても、静電破壊が抑
制されて実用的に指紋の認証が行えるようにする。 【解決手段】 センサチップ100を、腕時計200の
カバーガラス201上に配置し、腕時計200に指紋認
証装置を設ける。
制されて実用的に指紋の認証が行えるようにする。 【解決手段】 センサチップ100を、腕時計200の
カバーガラス201上に配置し、腕時計200に指紋認
証装置を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計の時刻を表
示する部分に指紋センサを備えた指紋照合装置に関す
る。
示する部分に指紋センサを備えた指紋照合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】情報化社会の進展と現代社会の環境にお
いて、セキュリティ技術への関心が高まっており、不正
使用防止のための認証方式に関する多くの技術が報告さ
れている。不正使用防御策のための認証方式には、指紋
や声紋などを利用したものがあるが、中でも、指紋認証
技術については、これまで多くの技術開発がなされてい
る。
いて、セキュリティ技術への関心が高まっており、不正
使用防止のための認証方式に関する多くの技術が報告さ
れている。不正使用防御策のための認証方式には、指紋
や声紋などを利用したものがあるが、中でも、指紋認証
技術については、これまで多くの技術開発がなされてい
る。
【0003】指紋の認証においては、指紋を読み取り照
合する指紋照合装置を用いる。指紋照合装置では、光学
的に指紋の凹凸状態を読み取る指紋センサを用いるもの
や、人間の電気特性を利用して指紋の凹凸を検出する静
電容量型の指紋センサを用いるもの、また指紋の凹凸を
圧力として検出する圧力型の指紋センサを用いるものが
ある。
合する指紋照合装置を用いる。指紋照合装置では、光学
的に指紋の凹凸状態を読み取る指紋センサを用いるもの
や、人間の電気特性を利用して指紋の凹凸を検出する静
電容量型の指紋センサを用いるもの、また指紋の凹凸を
圧力として検出する圧力型の指紋センサを用いるものが
ある。
【0004】これら指紋センサを用いた指紋照合装置
は、指紋センサを次に示すような集積回路(LSI)チ
ップ上に同時に搭載することで、小型化を図るようにし
ている。例えば、照合のための指紋データが格納された
記憶部と、記憶部に用意されている指紋データと、読み
取られた指紋とを比較照合する認識処理部とが集積され
たLSIチップに、上述の上記指紋センサを同時に搭載
し、小型化を図るようにしている。このように、指紋照
合装置を1つの集積回路チップ上に構成することで、各
ユニット間のデータ転送における情報の改竄などが困難
になり、機密保持性能を向上させることができる。
は、指紋センサを次に示すような集積回路(LSI)チ
ップ上に同時に搭載することで、小型化を図るようにし
ている。例えば、照合のための指紋データが格納された
記憶部と、記憶部に用意されている指紋データと、読み
取られた指紋とを比較照合する認識処理部とが集積され
たLSIチップに、上述の上記指紋センサを同時に搭載
し、小型化を図るようにしている。このように、指紋照
合装置を1つの集積回路チップ上に構成することで、各
ユニット間のデータ転送における情報の改竄などが困難
になり、機密保持性能を向上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、小型化を図るようにした指紋照合装置では、
接触時に生じた静電気や人体に帯電している静電気によ
り、同時に搭載されているLSIが静電破壊されやすい
という問題があった。また、より小型化を進めようとす
ると、同時に搭載する人気処理部の処理能力をあまり高
性能なものとできなくなる。一般に、認証作業が数秒以
内に行えるものとなっていなければ、指紋照合装置とし
て実用とはならないが、小型化を進めると、上述のこと
により指紋の照合に時間がかかるようになり、実用的で
なくなる場合がある。
たように、小型化を図るようにした指紋照合装置では、
接触時に生じた静電気や人体に帯電している静電気によ
り、同時に搭載されているLSIが静電破壊されやすい
という問題があった。また、より小型化を進めようとす
ると、同時に搭載する人気処理部の処理能力をあまり高
性能なものとできなくなる。一般に、認証作業が数秒以
内に行えるものとなっていなければ、指紋照合装置とし
て実用とはならないが、小型化を進めると、上述のこと
により指紋の照合に時間がかかるようになり、実用的で
なくなる場合がある。
【0006】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、指紋照合装置を小型化して
も、静電破壊が抑制されて実用的に指紋の認証が行える
ようにすることを目的とする。
ためになされたものであり、指紋照合装置を小型化して
も、静電破壊が抑制されて実用的に指紋の認証が行える
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の指紋照合装置
は、時刻を表示する時刻表示部と、指紋の紋様を画像デ
ータとして読み取る指紋センサ、指紋の紋様データが格
納されている記憶部、この記憶部に格納されている指紋
の紋様データと指紋センサが読み取った画像データとを
比較照合して照合結果を出力する比較照合部からなるセ
ンサチップと、照合結果を送信する送信部と、時刻表示
部および送信部が収容されかつ指紋センサが露出した状
態でセンサチップが収容された導電性部材からなる腕時
計ケースとを備えたものである。この発明によれば、人
体の腕に取り付けられた状態で、指紋の照合を行うこと
ができる。
は、時刻を表示する時刻表示部と、指紋の紋様を画像デ
ータとして読み取る指紋センサ、指紋の紋様データが格
納されている記憶部、この記憶部に格納されている指紋
の紋様データと指紋センサが読み取った画像データとを
比較照合して照合結果を出力する比較照合部からなるセ
ンサチップと、照合結果を送信する送信部と、時刻表示
部および送信部が収容されかつ指紋センサが露出した状
態でセンサチップが収容された導電性部材からなる腕時
計ケースとを備えたものである。この発明によれば、人
体の腕に取り付けられた状態で、指紋の照合を行うこと
ができる。
【0008】上記発明において、時刻表示部上を覆って
腕時計ケースに蓋をするカバーガラスを備え、センサチ
ップは、このカバーガラス上に配置されている。また、
指紋センサは、基板上の層間絶縁膜上に配置されかつ各
々が絶縁分離されている複数のセンサ電極と、層間絶縁
膜上に各々のセンサ電極の上面および側面を各々覆って
配置されかつ誘電体からなるパシベーション膜と、認識
対象の一部がパシベーション膜表面に接触したときにセ
ンサ電極とこれに対向する認識対象表面との間に形成さ
れた容量を検出する基板上の層間絶縁膜下に形成された
集積回路からなる容量検出手段とを有し、認識対象がパ
シベーション膜表面に接触したときに容量検出手段が検
出した各々のセンサ電極に対応する容量の変化により認
識対象の表面形状を認識するものである。
腕時計ケースに蓋をするカバーガラスを備え、センサチ
ップは、このカバーガラス上に配置されている。また、
指紋センサは、基板上の層間絶縁膜上に配置されかつ各
々が絶縁分離されている複数のセンサ電極と、層間絶縁
膜上に各々のセンサ電極の上面および側面を各々覆って
配置されかつ誘電体からなるパシベーション膜と、認識
対象の一部がパシベーション膜表面に接触したときにセ
ンサ電極とこれに対向する認識対象表面との間に形成さ
れた容量を検出する基板上の層間絶縁膜下に形成された
集積回路からなる容量検出手段とを有し、認識対象がパ
シベーション膜表面に接触したときに容量検出手段が検
出した各々のセンサ電極に対応する容量の変化により認
識対象の表面形状を認識するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態
における指紋認証装置の構成を示す構成図である。セン
サチップ100は、SOI(Silicon On Insulator)構
造からなる基板101から構成され、基板101上に複
数のセンサセル111を備えている。基板101上に
は、下層絶縁膜102上と層間絶縁膜104とが形成さ
れ、層間絶縁膜104上に、例えば80μm角の複数の
センサ電極105がマトリクス状に配置されている(図
1(c))。センサセル111は、認識対象により複数
のセンサ電極105が覆われる大きさに形成され、マト
リクス状に配置された複数のセンサセル111により指
紋センサが構成されている。
て図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態
における指紋認証装置の構成を示す構成図である。セン
サチップ100は、SOI(Silicon On Insulator)構
造からなる基板101から構成され、基板101上に複
数のセンサセル111を備えている。基板101上に
は、下層絶縁膜102上と層間絶縁膜104とが形成さ
れ、層間絶縁膜104上に、例えば80μm角の複数の
センサ電極105がマトリクス状に配置されている(図
1(c))。センサセル111は、認識対象により複数
のセンサ電極105が覆われる大きさに形成され、マト
リクス状に配置された複数のセンサセル111により指
紋センサが構成されている。
【0010】また、下層絶縁膜102上には、センサ電
極105にスルーホールを介して接続する配線103が
形成され、基板101上には、センサ電極105に形成
される容量を検出する容量検出回路107が備えられて
いる。これらセンサ電極105と容量検出回路107と
により、1つのセンサセル111が構成されている。容
量検出回路107は、前述した配線103などによりセ
ンサ電極105に接続し、センサ電極105毎に用意さ
れ、センサ電極105と認識対象の一部との間に形成さ
れる容量を検出する。
極105にスルーホールを介して接続する配線103が
形成され、基板101上には、センサ電極105に形成
される容量を検出する容量検出回路107が備えられて
いる。これらセンサ電極105と容量検出回路107と
により、1つのセンサセル111が構成されている。容
量検出回路107は、前述した配線103などによりセ
ンサ電極105に接続し、センサ電極105毎に用意さ
れ、センサ電極105と認識対象の一部との間に形成さ
れる容量を検出する。
【0011】センサセル111を構成するセンサ電極1
05は、層間絶縁膜104上に形成されたパシベーショ
ン膜106で覆われ、150μm間隔で配置されてい
る。センサ電極105は、例えばAuから構成され、膜
厚1μm程度とされている。パシベーション膜106の
膜厚は3μm程度としたので、センサ電極105上に
は、パシベーション膜106が約2(=3−1)μm存
在している。このパシベーション膜106は、例えばポ
リイミドなどの比誘電率が4.0程度の絶縁物から構成
されている。
05は、層間絶縁膜104上に形成されたパシベーショ
ン膜106で覆われ、150μm間隔で配置されてい
る。センサ電極105は、例えばAuから構成され、膜
厚1μm程度とされている。パシベーション膜106の
膜厚は3μm程度としたので、センサ電極105上に
は、パシベーション膜106が約2(=3−1)μm存
在している。このパシベーション膜106は、例えばポ
リイミドなどの比誘電率が4.0程度の絶縁物から構成
されている。
【0012】各容量検出回路107の出力は、指紋画像
処理回路112により処理され、各センサ電極105に
形成された容量を濃淡に変換した画像データとされる。
この画像データは、指紋照合回路113により記憶部1
14に記憶されている登録画像データと照合される。上
記画像データが指紋照合回路113により照合され、登
録画像データと所定の許容量範囲で一致することで認証
されると、認証信号送信部115が、認証信号を出力す
る。容量検出回路107,指紋画像処理回路112,指
紋照合回路113,および記憶部114は、例えば、セ
ンサ電極105下の基板101上に配置されている。な
お、これら各回路は、必ずしも基板101上にモノリシ
ックに集積する必要はない。
処理回路112により処理され、各センサ電極105に
形成された容量を濃淡に変換した画像データとされる。
この画像データは、指紋照合回路113により記憶部1
14に記憶されている登録画像データと照合される。上
記画像データが指紋照合回路113により照合され、登
録画像データと所定の許容量範囲で一致することで認証
されると、認証信号送信部115が、認証信号を出力す
る。容量検出回路107,指紋画像処理回路112,指
紋照合回路113,および記憶部114は、例えば、セ
ンサ電極105下の基板101上に配置されている。な
お、これら各回路は、必ずしも基板101上にモノリシ
ックに集積する必要はない。
【0013】加えて、本実施の形態では、図1(b)に
示すように、センサチップ100を、腕時計200のカ
バーガラス201上に配置し、腕時計200に指紋認証
装置を設けるようにした。腕時計200は、例えば金属
製などの導電性部材からなるケース202内に図示して
いないムーブメントを収容し、文字盤203上で、時針
204,分針205,秒針206を連動させている。ま
た、時針204,分針205は、竜頭207の操作によ
り、時刻の指示位置を変更させることができる。カバー
ガラス201は、カバー縁208によりケース202に
固定されている。センサチップ100は、図示していな
い透明電極などによる配線で、カバーガラス201の縁
よりケース202内に配置されている認証信号送信部1
15に接続している。
示すように、センサチップ100を、腕時計200のカ
バーガラス201上に配置し、腕時計200に指紋認証
装置を設けるようにした。腕時計200は、例えば金属
製などの導電性部材からなるケース202内に図示して
いないムーブメントを収容し、文字盤203上で、時針
204,分針205,秒針206を連動させている。ま
た、時針204,分針205は、竜頭207の操作によ
り、時刻の指示位置を変更させることができる。カバー
ガラス201は、カバー縁208によりケース202に
固定されている。センサチップ100は、図示していな
い透明電極などによる配線で、カバーガラス201の縁
よりケース202内に配置されている認証信号送信部1
15に接続している。
【0014】利用者が、腕時計200を腕に取り付け、
腕時計200を付けていない方の手の指先をセンサチッ
プ100上に載置することで、前述した認証動作が行わ
れる。認証動作により本人であることが認証されると、
腕時計200のケース202内に配置された認証信号送
信部115より、認証信号が無線送信される。一方、認
証が必要な場所では、上記認証信号を受信するようにし
ておけば、腕時計200を装着している人間の認証が行
える。
腕時計200を付けていない方の手の指先をセンサチッ
プ100上に載置することで、前述した認証動作が行わ
れる。認証動作により本人であることが認証されると、
腕時計200のケース202内に配置された認証信号送
信部115より、認証信号が無線送信される。一方、認
証が必要な場所では、上記認証信号を受信するようにし
ておけば、腕時計200を装着している人間の認証が行
える。
【0015】したがって、認証が必要な場所で、新たに
照合を行う必要がなく、前もって照合を行っておけるの
で、短時間に照合が終了する必要がない。言い換える
と、例えば、指紋画像処理回路112を、高速に照合処
理を行える多くの素子を有した集積回路とする必要が無
く、センサチップ100の小型化を容易にする。また、
ケース202は導電性部材から構成しているので、接触
時に生じた静電気がケース202より腕に流れていき、
センサチップ100を構成している他の集積回路が、静
電破壊より保護されるようになる。
照合を行う必要がなく、前もって照合を行っておけるの
で、短時間に照合が終了する必要がない。言い換える
と、例えば、指紋画像処理回路112を、高速に照合処
理を行える多くの素子を有した集積回路とする必要が無
く、センサチップ100の小型化を容易にする。また、
ケース202は導電性部材から構成しているので、接触
時に生じた静電気がケース202より腕に流れていき、
センサチップ100を構成している他の集積回路が、静
電破壊より保護されるようになる。
【0016】ところで、センサチップ100は、10μ
mと薄くすることも可能であり、この場合パッケージな
どに収容せずに、カバーガラス201上にフリップチッ
プ実装すれば、図2に示すように、ほぼ透明な状態とす
ることができる。また、図3に示すように、時刻の表示
がデジタル式の腕時計300に、指紋認証装置を組み込
むようにしても良い。この場合、腕時計300のケース
301上面の表示領域302下に、センサチップ100
を配置する。
mと薄くすることも可能であり、この場合パッケージな
どに収容せずに、カバーガラス201上にフリップチッ
プ実装すれば、図2に示すように、ほぼ透明な状態とす
ることができる。また、図3に示すように、時刻の表示
がデジタル式の腕時計300に、指紋認証装置を組み込
むようにしても良い。この場合、腕時計300のケース
301上面の表示領域302下に、センサチップ100
を配置する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
腕時計に指紋照合装置を組み込むようにしたので、指紋
照合装置を小型化しても、静電破壊が抑制されて実用的
に指紋の認証が行えるようになるというすぐれた効果が
得られる。
腕時計に指紋照合装置を組み込むようにしたので、指紋
照合装置を小型化しても、静電破壊が抑制されて実用的
に指紋の認証が行えるようになるというすぐれた効果が
得られる。
【図1】 本発明の実施の形態における指紋照合装置の
構成を示す構成図および平面図である。
構成を示す構成図および平面図である。
【図2】 本発明の他の形態における指紋照合装置の構
成を示す構成図である。
成を示す構成図である。
【図3】 本発明の他の形態における指紋照合装置の構
成を示す構成図である。
成を示す構成図である。
【符号の説明】 100…センサチップ、101…基板、102…下層絶
縁膜、103…配線、104…層間絶縁膜、105…セ
ンサ電極、106…パシベーション膜、107…容量検
出回路、111…センサセル、112…指紋画像処理回
路、113…指紋照合回路、114…記憶部、115…
認証信号送信部、200…腕時計、201…カバーガラ
ス、202…ケース、203…文字盤、204…時針、
205…分針、206…秒針、207…竜頭、208…
カバー縁。
縁膜、103…配線、104…層間絶縁膜、105…セ
ンサ電極、106…パシベーション膜、107…容量検
出回路、111…センサセル、112…指紋画像処理回
路、113…指紋照合回路、114…記憶部、115…
認証信号送信部、200…腕時計、201…カバーガラ
ス、202…ケース、203…文字盤、204…時針、
205…分針、206…秒針、207…竜頭、208…
カバー縁。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C038 FF00 FF05 FG00 5B047 AA25
Claims (3)
- 【請求項1】 時刻を表示する時刻表示部と、 指紋の紋様を画像データとして読み取る指紋センサ、指
紋の紋様データが格納されている記憶部、この記憶部に
格納されている指紋の紋様データと前記指紋センサが読
み取った画像データとを比較照合して照合結果を出力す
る比較照合部からなるセンサチップと、 前記照合結果を送信する送信部と、 前記時刻表示部および前記送信部が収容されかつ前記指
紋センサが露出した状態で前記センサチップが収容され
た導電性部材からなる腕時計ケースとを備えたことを特
徴とする指紋照合装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の指紋照合装置において、 前記時刻表示部上を覆って前記腕時計ケースに蓋をする
カバーガラスを備え、前記センサチップは、前記カバー
ガラス上に配置されたことを特徴とする指紋照合装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の指紋照合装置に
おいて、 前記指紋センサは、 基板上の層間絶縁膜上に配置されかつ各々が絶縁分離さ
れている複数のセンサ電極と、 前記層間絶縁膜上に前記各々のセンサ電極の上面および
側面を各々覆って配置されかつ誘電体からなるパシベー
ション膜と、 認識対象の一部が前記パシベーション膜表面に接触した
ときに前記センサ電極とこれに対向する前記認識対象表
面との間に形成された容量を検出する前記基板上の前記
層間絶縁膜下に形成された集積回路からなる容量検出手
段とを有し、 前記認識対象が前記パシベーション膜表面に接触したと
きに前記容量検出手段が検出した各々の前記センサ電極
に対応する容量の変化により前記認識対象の表面形状を
認識するものであることを特徴とする指紋照合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104348A JP2002298130A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 指紋照合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001104348A JP2002298130A (ja) | 2001-04-03 | 2001-04-03 | 指紋照合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002298130A true JP2002298130A (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=18957219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-04-03 JP JP2001104348A patent/JP2002298130A/ja active Pending
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