JP2002297810A - 設備保全計画支援システム - Google Patents

設備保全計画支援システム

Info

Publication number
JP2002297810A
JP2002297810A JP2001100697A JP2001100697A JP2002297810A JP 2002297810 A JP2002297810 A JP 2002297810A JP 2001100697 A JP2001100697 A JP 2001100697A JP 2001100697 A JP2001100697 A JP 2001100697A JP 2002297810 A JP2002297810 A JP 2002297810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection cycle
current inspection
support system
years
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001100697A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihisa Takaoka
幸久 高岡
Yoshinori Sekoshi
義則 瀬越
Toyohiro Masui
豊広 増井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP2001100697A priority Critical patent/JP2002297810A/ja
Publication of JP2002297810A publication Critical patent/JP2002297810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備保全計画を効率よく策定することができ
るように支援するシステムを提供する。 【解決手段】 設備保全計画支援システムは過去の工事
記録を保存したデータベースを有し、過去の工事記録に
基づき、保全対象機器ごとに回帰分析を行い、回帰分析
の結果に応じて次期点検周期を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、定期検査を義務
付けられた発電所のように定期的に保守・点検工事(以
下、保全工事という)を実施する必要のある設備につい
て保全計画の策定作業を効率化するための設備保全計画
支援システムに関する。
【0002】この発明は、発電所に限らず、定期的に保
全工事を行う種々の設備に適用できるが、以下では発電
所の場合を例にとって説明をする。
【0003】
【従来の技術】発電所におけるさまざまな設備の保全工
事は、法令もしくは電力会社が策定する自主基準に基づ
く点検内容について別途設定された点検周期に沿って定
期的に行っている。もちろん、設備ごとの重要性や安全
性によって保全間隔は長短さまざまである。
【0004】従来は、保全工事を担当する工事会社が設
備の点検を行い、必要に応じて補修をする。その工事記
録は工事会社から定期点検の結果として所定の書類に記
載の上、電力会社に対して書面で報告するようになって
いた(図6参照)。より詳しくは次のような手順であ
る。 前回記録のチェックと記録採取準備:工事会社の事務
所で前回報告書から人が探しチェック、コピーをとる。 記録採取:前回記録のコピーを参照しながら現地用新
規記録用紙に今回データを記入する。 採取データのチェック、整理:採取したデータを事務
所へ持ち帰り、データチェック、誤差評価等を実施の
上、今回の報告書に転記する。 工事記録の提出:定期点検報告書の工事記録として帳
票ベースで電力会社に提出する。
【0005】電力会社ではその提出された記録を確認
し、承認後は資料室に保管する。そして、次期保全計画
を策定するにあたっては、資料室から過去の工事記録を
取り出してきてデータの加工を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】書面で保存された工事
記録は、後日所望のデータを検索・抽出するためには複
数の確認作業を必要とし、非効率な業務を強いられてい
た。加えて、機器数は発電所当たり数万機器あることか
ら、設備の信頼性評価に用いるデータの検索・抽出を容
易に実施することができず、経年劣化傾向を把握するに
もその基礎となるデータを揃えるのに多大な労力を必要
としている。このように、工事記録データを有効に活用
する仕組みがないことから、次期保全計画の立案に多大
の手間がかかり、業務が非効率となっている。
【0007】その他、工事記録が膨大になって保管場所
の確保が困難となる、工事記録の取り出しに手間がかか
る、情報が分散しているため所望の情報を収集するのに
時間がかかる、収集したデータの加工に手間がかかる、
多面的な分析がし難く過剰品質につながる等々の不具合
があった。
【0008】近年では、工事会社からの工事記録が電子
化され、検索閲覧が容易になったものの、次期工事計画
の策定のために、既存のデータを有効に活用する仕組み
がなかった。ちなみに、特開平5−27078号公報に
は、設備の状態情報や検査作業情報とを一元管理し、複
数の保全者が交替管理しても作業状況の引継ぎが円滑に
なるようにした提案が開示されている。また、特開平1
0−207900号公報では、さらに検査による更新デ
ータが反映され、データの表示方法に、対象となる設備
の内部の状況や機器系統に従って三次元表示し、利用者
が認識しやすくした提案が開示されている。しかし、い
ずれにしても、工事を実施する側を支援するものであっ
て、取得したデータを次期工事計画の効率化に利用する
ための工夫にはなっていなかった。
【0009】この発明の目的は、この種の設備保全計画
を効率よく策定することができるように支援するシステ
ムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、次のような
設備保全計画支援システムを提供することによって課題
を解決したものである。すなわち、設備の定期点検の結
果である工事記録を電子データ化して保存・蓄積し、次
期保全計画の策定に際し、設備ごとに信頼性評価が可能
なデータを過去の複数次にわたる工事記録から抽出し、
回帰分析によってその経年劣化傾向を把握するととも
に、所定の管理基準値と比較評価することで、信頼性を
維持することが可能な範囲で設備ごとの最適な点検周期
を算定させることにより、次期保全計画の策定に係る検
討を効率化させる。
【0011】請求項1の発明は、過去の工事記録と保全
対象機器の管理基準値を、データ項目と関連させて蓄積
しておき、蓄積されたデータに基づき、保全対象機器ご
とに回帰分析を行い、回帰分析の結果に応じて次期点検
周期を変更することを特徴とする設備保全計画支援シス
テムである。
【0012】設備の保全計画を策定するに当たり、工事
記録内の点検結果を基にして最適な点検周期を算定する
ことによって、信頼性を維持しつつ過剰な点検を避ける
ことができる。算定に当たり、過去の工事記録を用いて
経年劣化傾向を把握するために、このシステムでは工事
記録を電子化し、データ項目ごとに分類・整理されたデ
ータベース構造を持たせて蓄積する。さらに、設備の信
頼性を維持するための管理基準値を、データ項目と関連
させて登録しておく。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の設備保全計
画支援システムにおいて、工事記録を入力するための入
力装置と、工事記録ならびに各保全対象機器の管理基準
値および現在の点検周期を記憶するためのデータベース
と、入力装置からの入力値とデータベースに記憶された
データに基づいて回帰分析を行うための中央処理装置
と、中央処理装置による回帰分析結果を表示するための
表示装置を具備したことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項2の設備保全計
画支援システムにおいて、中央処理装置が通信ネットワ
ークを通じて接続されていることを特徴とする。これに
より、工事会社が現場から直接、端末装置を使用して設
備保全計画支援システムにアクセスし、過去の工事記録
のダウンロードや今回の工事記録のアップロードを行う
ことができるため、報告の迅速化、レスペーパ化が図
れ、保全作業のみならず次期保全計画の効率化が達成さ
れる。工事記録にとどまらず工事記録フォーマット、設
備仕様等その他の工事記録関連情報のダウンロード、ア
ップロードを可能とするのが好ましい。
【0015】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかの設備保全計画支援システムにおいて、中央処理
装置が、データベースに記憶された工事記録に基づい
て、各保全対象機器に関する記録項目値の回帰式を求め
る演算手段と、各保全対象機器の管理項目値が管理基準
値に到達するのに要する予想年数を求める演算手段を具
備していることを特徴とする。
【0016】請求項5の発明は、請求項4の設備保全計
画支援システムにおいて、中央処理装置が、予想年数X
を現在の点検周期Yと比較する手段と、予想年数Xが現
在の点検周期YのM倍より長い(X>MY)ときは現在
の点検周期Yの延長をすべきと判断して表示装置にその
旨を表示させる手段を具備していることを特徴とする。
表示装置の当該表示を確認した保全計画者は、現在の点
検周期を延長することを決定する。これにより、所定の
品質を維持しつつ、次回の点検周期を延長することがで
きるため、従来に比べて過剰品質を排除することができ
る。ここで、Mは安全率を表し、たとえばM=3とした
場合、現在の点検周期Yを2倍に延長しても設備保全の
面では支障ないことが理解できる。
【0017】請求項6の発明は、請求項4の設備保全計
画支援システムにおいて、中央処理装置が、予想年数X
を現在の点検周期Yと比較する手段と、予想年数Xが現
在の点検周期YのN倍以上で、かつ、M倍未満(MY>
X≧NY)のときは現在の点検周期Yを維持すべきと判
断し、表示装置にその旨を表示させる手段を具備してい
ることを特徴とする。ここで、Nはもう一つの安全率を
表し、通常、予想年数Xが現在の点検周期の2倍程度あ
れば次期点検周期まで所定の品質を維持し得ることか
ら、たとえばN=2、M=3と設定する。表示装置の当
該表示を確認した保全計画者は、現在の点検周期にて次
期保全計画を策定する。
【0018】請求項7の発明は、請求項4の設備保全計
画支援システムにおいて、中央処理装置が、予想年数X
を現在の点検周期Yと比較する手段と、予想年数Xが現
在の点検周期Yの2倍未満のときは当該機器の補修をす
べきと判断してその旨を表示装置に表示させる手段を具
備していることを特徴とする。表示装置の当該表示を確
認した保全計画者は、次期保全作業において当該機器の
補修をすべきことを決定する。これにより、所定の品質
を維持して設備保全の所期の目的を達成することができ
る。しかも、従来のように過去の工事記録に関する書類
を持ち出してくることなく、即座に上記決定に至ること
ができるため、保全計画の効率が格段に向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に従ってこの発明の実
施の形態を説明する。
【0020】図1に設備保全計画支援システムのハード
ウエア構成を示し、図2に同システムによる次期保全計
画の策定フローを示す。
【0021】設備保全計画支援システムは、図1に一点
鎖線で示すように、中央処理装置1と、入力装置2と、
表示装置3と、データベース4を主要な構成要素として
いる。
【0022】中央処理装置1はたとえばパーソナルコン
ピュータあるいはそのCPUが該当し、インターネット
等の通信ネットワーク(有線または無線)5を介して他
の一以上の端末6と接続できるようになっている。入力
装置2は中央処理装置1と接続した例えばキーボードで
ある。工事記録は入力装置2から入力することもできる
が、通信ネットワーク5を介して接続した端末6を利用
して工事会社が現場で直接入力するようにすれば効率ア
ップを図る上で有利である。端末6としてはパーソナル
コンピュータのほか携帯電話やPHS等の通信端末であ
ってもよい。なお、入力装置2は工事記録や管理基準
値、現在の点検周期その他の項目を新たに入力する場合
のほか、既に記憶されている項目を変更する場合にも使
用する。
【0023】表示装置3はCRTや液晶スクリーン等で
あって、中央処理装置1による回帰分析結果を表示す
る。図3(B)および図4は回帰分析結果を表した表示
装置3のモニター画面を模式的に例示したものである。
【0024】データベース4は、工事記録を記憶して蓄
積するための一種の記憶手段であって、過去の工事記録
(An-1)や管理基準値は予め入力しておくものである
(図2のステップS1、ステップS2参照)。次回以降
の工事記録も逐次入力されることは言うまでもない。こ
こで、符号nは点検回を表している。データベース4に
記憶させる工事記録の内容を例示するならば表1のとお
りである。
【0025】
【表1】
【0026】すなわち、保全対象機器ごとに、記録項
目、管理基準値、現在の点検周期を互いに関連づけて記
憶させる。ここでは保全対象機器の例としてデジタル式
計器と横型ポンプを挙げてある。デジタル式計器につい
ては、記録項目は入力に対する出力誤差すなわちドリフ
ト量であって、管理基準値を±0.26%(フルスケー
ル)とし、現在の点検周期が1年の場合を示してある。
横型ポンプについては、記録項目はインペラとケーシン
グの間のウェアリング隙間(図3(A)参照)であっ
て、管理基準値を1.8mmとし、現在の点検周期が3
年の場合を示してある。
【0027】図2のフローチャートに従って設備保全計
画の策定作業を説明する。
【0028】まず、今回の点検記録を工事記録Anとし
て入力装置2または端末6から入力する(ステップS
3)。既述のように、通信ネットワーク5を介して接続
した端末6を利用して工事会社が現場から直接、設備保
全計画支援システムにアクセスして、過去の工事記録の
ダウンロードや今回の工事記録のアップロードを行うこ
とができる。この場合の工事記録の取扱要領を図6に示
した従来の工事記録の取扱要領と対比して示すならば図
5のようになる。すなわち、 前回記録のチェックと記録採取準備:工事業会社の事
務所または現地で設備保全計画支援システムからパソコ
ンへ前回記録、フォーマットをダウンロードする。 記録採取:現地で採取データを直接パソコンへ入力す
る。 採取データのチェック、整理:現地でデータチェッ
ク、誤差評価(システムで自動評価実施後結果を表示)
後、システムへアップロードする(データの転記不
要)。 工事記録の提出:設備保全計画支援システムを通して
電子データとして電力会社に提出する。
【0029】電力会社では、入力装置2によって表示装
置3の画面から保全対象機器の記録項目を選択すること
により、データベース4に記憶された記録から目的のデ
ータが検索・抽出される。そして、中央処理装置1は、
入力装置2または端末6から入力されたデータとデータ
ベース4に記憶されている工事記録その他のデータに基
づいて回帰式を求める(ステップS4)。周知のとおり
中央処理装置1は演算手段と比較手段を含んでいる。演
算手段は工事記録Anから回帰式を求め、続いて、回帰
式から記録Anを測定した後、その回帰式を用いて、記
録項目の値が管理基準値に到達するまでに要する予想年
数Xを算出する(ステップS5)。
【0030】次に、比較手段は予想年数Xと現在の点検
周期Yを比較し(ステップS6)、比較結果に応じて以
下の三つの場合に分類して点検周期に関する判断を行い
(S7〜S9)、次期保全計画の策定に向けた提示を表
示装置3に表示させる(S10〜S12)。
【0031】予想年数Xが現在の点検周期Yの3倍以上
ある場合(X≧3Y)、現在の点検周期Yの延長を表示
する。そこで、保全計画者は点検周期をたとえば2倍に
延長して次期保全を計画する。
【0032】予想年数Xが現在の点検周期Yの2倍以
上、かつ、3倍未満の場合(3Y>X≧2Y)、現在の
点検周期Yを継続すべきことを表示装置3に表示させ
る。この場合、保全計画者は現在の点検周期Yにて次期
保全を計画する。
【0033】予想年数Xが現在の点検周期Yの2倍未満
の場合(2Y>X)、現在の点検周期Yを継続するとと
もに当該保全対象機器を取替えるべきことを表示装置3
に表示させる。この場合、保全計画者は、当該保全対象
機器の取替えを含めて現在の点検周期にて次期保全を計
画する。
【0034】上記策定フローを図3(A)に示すような
横型ポンプに適用した点検周期算定例を図3(B)に示
す。表1に例示したとおり、横型ポンプの信頼性(健全
性)を評価するパラメータとしてウェアリング隙間を記
録項目とし、その管理基準値と点検周期を関連付けてデ
ータベース4に記憶させてある(図2のステップS1お
よびステップS2参照)。
【0035】図3の場合、現在の点検周期(Y=3年)
に対して、ウェアリング隙間が管理基準値1.8mmに
到達する予想年数Xは、データベース4に蓄積された過
去の工事記録に基づく回帰分析によって求められた劣化
傾向から約14年となるため、X≧3Yである。したが
って、次期保全は現在の点検周期Yの2倍である6年後
に計画することとなる。
【0036】図4は、保全対象機器が計装デジタル式計
器の場合の回帰分析の結果を例示するもので、ここで
も、現在の点検周期(Y=1年)に対して、ドリフト量
が管理基準値0.26%に到達する予想年数Xは現在の
点検周期Yの3倍以上であることから、現在の点検周期
Yを延長することが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、設備
の次期保全計画を策定するにあたり、工事記録内の点検
結果を基にして最適な点検周期を算定することができる
ため、信頼性を維持しつつ過剰な点検を避けることがで
きるほか、情報が集約されるため情報収集が容易、収集
データの加工および多面的な分析が容易、点検時期の精
度がアップ、現地での点検結果の入力および誤差評価が
可能で効率的、レスペーパ化、保管場所の問題が解消す
る等々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】設備保全計画支援システムのハードウエア構成
を示すブロック図である。
【図2】設備保全計画支援システムのフロー図である。
【図3】(A)は横型ポンプの模式的断面図、(B)は
横型ポンプのウェアリング隙間に関する回帰分析結果を
示す表示装置のモニター画面略図である。
【図4】計装デジタル式計器に関する回帰分析結果を示
す表示装置のモニター画面略図である。
【図5】設備保全計画支援システムを使用した工事記録
の取扱要領を示す模式図である。
【図6】従来の工事記録の取扱要領を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 入力装置 3 表示装置 4 データベース 5 通信ネットワーク 6 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増井 豊広 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 Fターム(参考) 2G075 AA01 CA02 EA09 EA10 FB07 FB16 FC06 FC20 GA09 GA35

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過去の工事記録と保全対象機器の管理基
    準値を、データ項目と関連させて蓄積しておき、蓄積さ
    れたデータに基づき、保全対象機器ごとに回帰分析を行
    い、回帰分析の結果に応じて次期点検周期を変更するこ
    とを特徴とする設備保全計画支援システム。
  2. 【請求項2】 工事記録を入力するための入力装置と、
    工事記録ならびに各保全対象機器の管理基準値および現
    在の点検周期を記憶するためのデータベースと、入力装
    置からの入力値とデータベースに記憶されたデータに基
    づいて回帰分析を行うための中央処理装置と、中央処理
    装置による回帰分析結果を表示するための表示装置を具
    備したことを特徴とする請求項1の設備保全計画支援シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 中央処理装置が通信ネットワークを通じ
    て接続されていることを特徴とする請求項2の設備保全
    計画支援システム。
  4. 【請求項4】 中央処理装置が、データベースに記憶さ
    れた工事記録に基づいて、各保全対象機器に関する記録
    項目値の回帰式を求める演算手段と、各保全対象機器の
    管理項目値が管理基準値に到達するのに要する予想年数
    を求める演算手段を具備していることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかの設備保全計画システム。
  5. 【請求項5】 中央処理装置が、予想年数Xを現在の点
    検周期Yと比較する手段と、予想年数Xが現在の点検周
    期YのM倍より長い(X>MY)ときは現在の点検周期
    Yの延長をすべきと判断して表示装置にその旨を表示さ
    せる手段を具備していることを特徴とする請求項4の設
    備保全計画支援システム。
  6. 【請求項6】 中央処理装置が、予想年数Xを現在の点
    検周期Yと比較する手段と、予想年数Xが現在の点検周
    期YのN倍以上で、かつ、M倍未満(MY>X≧NY)
    のときは現在の点検周期Yを維持すべきと判断し、表示
    装置にその旨を表示させる手段を具備していることを特
    徴とする請求項4の設備保全計画支援システム。
  7. 【請求項7】 中央処理装置が、予想年数Xを現在の点
    検周期Yと比較する手段と、予想年数Xが現在の点検周
    期Yの2倍未満のときは当該機器の補修をすべきと判断
    してその旨を表示装置に表示させる手段を具備している
    ことを特徴とする請求項4の設備保全計画支援システ
    ム。
JP2001100697A 2001-03-30 2001-03-30 設備保全計画支援システム Pending JP2002297810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001100697A JP2002297810A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 設備保全計画支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001100697A JP2002297810A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 設備保全計画支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002297810A true JP2002297810A (ja) 2002-10-11

Family

ID=18954117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001100697A Pending JP2002297810A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 設備保全計画支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002297810A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004170225A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Toshiba Corp プラントのライフサイクル保全計画立案システム
JP2005214631A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Kansai Electric Power Co Inc:The 状態監視保全装置及び状態監視保全方法
KR100633427B1 (ko) * 2001-10-12 2006-10-16 미치히로 사토 원자력발전소의 사고발생원인 해명후에 책임의 소재를 명확하게 하는 시스템
JP2010220896A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 放射線治療装置
JP2013125369A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発変電機器修繕計画支援システム及びその修繕計画支援方法
JP2014235674A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 株式会社日立製作所 保守管理システム及び保守管理システムの保守管理方法
WO2022190748A1 (ja) * 2021-03-10 2022-09-15 株式会社日立製作所 診断装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06257412A (ja) * 1993-03-08 1994-09-13 Toshiba Syst Technol Kk 部品管理装置
JPH08221480A (ja) * 1995-02-17 1996-08-30 Fuji Xerox Co Ltd 保守管理装置
JPH0997285A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Toshiba Corp 機器及び部品の保守周期調整システムと調整方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06257412A (ja) * 1993-03-08 1994-09-13 Toshiba Syst Technol Kk 部品管理装置
JPH08221480A (ja) * 1995-02-17 1996-08-30 Fuji Xerox Co Ltd 保守管理装置
JPH0997285A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Toshiba Corp 機器及び部品の保守周期調整システムと調整方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100633427B1 (ko) * 2001-10-12 2006-10-16 미치히로 사토 원자력발전소의 사고발생원인 해명후에 책임의 소재를 명확하게 하는 시스템
JP2004170225A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Toshiba Corp プラントのライフサイクル保全計画立案システム
JP2005214631A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Kansai Electric Power Co Inc:The 状態監視保全装置及び状態監視保全方法
JP2010220896A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 放射線治療装置
JP2013125369A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発変電機器修繕計画支援システム及びその修繕計画支援方法
JP2014235674A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 株式会社日立製作所 保守管理システム及び保守管理システムの保守管理方法
WO2022190748A1 (ja) * 2021-03-10 2022-09-15 株式会社日立製作所 診断装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7818342B2 (en) Tracking usage of data elements in electronic business communications
US6078890A (en) Method and system for automated health care rate renewal and quality assessment
US20020133441A1 (en) Methods and systems for identifying attributable errors in financial processes
US20040225676A1 (en) Site epuipment survey tool
US8595047B2 (en) Automatically-generated workflow report diagrams
US20150254791A1 (en) Quality control calculator for document review
CN108717577A (zh) 基于历史维修记录大数据的维修预测装置以及方法
JP4488656B2 (ja) データサーバ、情報処理システムと方法、記憶媒体、設備関連サービス提供方法、および設備データ管理方法
US10846369B2 (en) System and method for visual analysis of healthcare claims
CN112734171A (zh) 技术服务综合管理系统
CN114971693A (zh) 一种基于bim的工程造价咨询管理系统
JP2002297810A (ja) 設備保全計画支援システム
JP2002050555A (ja) 半導体製造システム
CN115188688A (zh) 异常检测方法及装置、电子设备和存储介质
JP2000330627A (ja) 機器カルテ管理評価装置および同装置を用いた機器カルテ管理評価方法
JP2002297669A (ja) 点検支援システム
CN111428139A (zh) 一种安全监督检查方法及系统
CN115330216A (zh) 一种监理数据管理系统、方法、设备及介质
JPH08287154A (ja) 製造不良解析システム、方法およびこれに関連したデータベースの生成方法
JP5292182B2 (ja) 水処理設備管理システム
EP4182944A1 (en) System and method for optimized and personalized service check list
JP2003140735A (ja) ポンプ場点検システム
Cohen et al. Computerized maintenance management systems
JP7325360B2 (ja) ビル設備の遠隔監視システムおよび方法
CN113722571B (zh) 一种基于互联网+的补充定额测定方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071228

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100409

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100728